JP2535436Y2 - キャビネットの横框取付構造 - Google Patents

キャビネットの横框取付構造

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JP2535436Y2
JP2535436Y2 JP4200491U JP4200491U JP2535436Y2 JP 2535436 Y2 JP2535436 Y2 JP 2535436Y2 JP 4200491 U JP4200491 U JP 4200491U JP 4200491 U JP4200491 U JP 4200491U JP 2535436 Y2 JP2535436 Y2 JP 2535436Y2
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frame
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雄三 重谷
尚之 三宅
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、流し台や流し台等の
キャビネットの横框取付構造に係り、特に、横框をキャ
ビネットの手前側から取り付けることができるキヤビネ
ットの横框取付構造に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】従来の横框の取り付け例を、図
11と図12に基づき説明すると、一側に抽斗Hを収納
するスペースを形成し、かつ、他側に扉(図示せず)な
どで閉塞するスペースを形成してなるキャビネットKを
組み立てる場合、先ず、左側板1と背板2および底板3
を連結し、次に、左側板1の手前側上下方向に所定間隔
ごとに開設された係止孔4に、横框5の両端部に突設さ
れた係止突起6の一方を圧入した後、上記中仕切り板7
の手前側上下方向に所定間隔ごとに開設されてなる係止
孔(図示せず)に前記横框5の他方の係合突起6を圧入
して組み立てているのが一般的である。
【0003】しかしながら、上記従来の横框の取り付け
構造にあっては、上記手順に従って横框5を取り付けな
がら左側板1,背板2,底板3および中仕切り板7を順
に組み立てなければならないため、組み立て工程が非常
に複雑、かつ、煩雑であり、ライン生産における組み立
て効率が非常に悪い、という問題を有していた。
【0004】さらに、組立工程の都合上、左側板1およ
び中仕切り板7の対向面部に、抽斗Hを引き出し自在に
保持するレール(図示せず)が予め配設してある場合が
多いので、該レールが邪魔となって、横框の組み付け作
業性がさらに悪くなる、という問題も有していた。
【0005】この考案は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、横框の取り付
けをキャビネットの手前側から挿入して行なうことがで
き、しかも、キャビネットの相対向する部材間に抽斗レ
ールが取り付けられていたとしても、該抽斗レールに邪
魔されることなく、上記横框をきわめて簡易に着脱する
ことができ、生産効率を大幅に向上させることができる
キャビネツトの横框取付構造を提供しようとするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この考案に係るキャビネットの横框取付構造にあっ
ては、キャビネットの相対向する部材間に取り付けられ
た抽斗レールと、この抽斗レールの下部に近接して固着
される框係止部材と、この框係止部材に係止保持される
横框と、を有して構成されてなり、上記横框は、断面が
略コ字状に形成された前板部と、この前板部の上端部か
ら奥行方向に延設された載置片部と、この載置片部の後
端部に形成された係止片部と、を有して構成されている
と共に、上記框係止部材は、上記横框の前板部に嵌合す
るブロック部と、このブロック部の下面から奥行方向に
延設された底板部と、を有して構成され、上記横框は、
框係止部材の前面側から挿入されて上記横框の前板部が
框係止部材のブロック部と嵌合し、かつ、上記係止片部
が框係止部材の底板部後端と係合されて固着されること
を特徴とするものである。
【0007】
【作用】それ故、この考案に係るキャビネットの横框取
付構造にあっては、横框を框係止部材に取り付ける場
合、横框の載置片部の後端部に形成された係止片部を框
係止部材の上面と抽斗レールの下面との間にキャビネッ
ト手前側から差し込み、次いで、横框を奥行方向へ押し
込むと、該横框の係止片部か框係止部材の底板部後端と
係合し、横框は框係止部材にがたつきなく装着保持され
る。
【0008】
【実施例】以下、添付図面に示す一実施例に基づき、こ
の考案を詳細に説明する。
【0009】図1と図2に示すように、この実施例に係
るキャビネットKは、左側板1,背板2,底板3,中仕
切り板7および右側板8がビス止め或は接着剤などで予
め組み立て固定されており、かつ、上框9は、上記左側
板1と中仕切り板7の対向面部に開設されたダボ穴(図
示せず)に圧入固着されている。
【0010】そして、上記左側板1と中仕切り板7の対
向面部には、抽斗(図示せず)を引き出し自在に保持す
るレール10が必要段数分固着されていると共に、これ
ら各レール10の前端部下方には、横框20を保持する
框係止部材30の突起31が圧入される係止孔11が夫
々開設されている。
【0011】横框20が取り付けられる框係止部材30
は、図3乃至図5に示すように、左側板1或は中仕切り
板7と対面する面部32に突設された一対の突起31
と、上記横框20の前板部21に嵌合する大きさに形成
されたブロック部33と、このブロック部33の下面か
ら奥行方向に延設された底板部34と、上記面部32の
上端奥行部に突設された段部35と、から構成されてい
る。勿論、この框係止部材30は、上記左側板1に装着
されるものと中仕切り板7に装着されるものとでは、左
右対称に形成されている。
【0012】このように構成されてなる框係止部材30
は、予め左側板1および中仕切り板7に取り付けられて
おり、框係止部材30の面部32に突設された一対の突
起31は、上記左側板1或は中仕切り板7に開設された
係止孔11に圧入され、かつ、ビス12が上記面部32
に開設されたビス孔36に装着緊締されて框係止部材3
0は上記左側板1或は中仕切り板7の所定位置に固着さ
れている。
【0013】このように框係止部材30は、上記左側板
1或は中仕切り板7に取り付けられた各レール10の下
部に近接した状態、例えば、レール10との間隔が5m
m程度の近接した状態で取り付けられている。
【0014】一方、横框20は、図6と図7に示すよう
に、断面が略コ字状に形成された前板部21と、この前
板部21の上端部から奥行方向に延設された略平板状の
載置片部22と、この載置片部22の後端部に形成され
た横倒略J字状の係止片部23と、上記載置片部22の
両側端部に形成された平面形状が略L字状となるように
切欠形成された切欠部24と、から構成されている。
【0015】このように構成された横框20の長さ寸法
は、上記左側板1と中仕切り板7との間隔寸法と略同寸
法に形成されている。尚、図中符号25は、上記前板部
21の垂直面部に一体形成された、抽斗の鏡板と弾接す
るクッション材である。
【0016】框係止部材30は、上記左側板1及び中仕
切り板7に予め取り付けられているので、横框20を框
係止部材30に取り付ける場合には、図8に示すよう
に、先ず、載置片部22の後端部に形成された横倒略J
字状の係止片部23を框係止部材30のブロック部33
の上面とレール10の下面との間にキャビネット手前側
から差し込む。
【0017】次に、横框20を、図9に示すように、時
計方向へ回動させながら、上記横框20の切欠部24が
框係止部材30の上記段部35と衝合する位置まで押し
込むと、図10に示すように、横框20の係止片部23
が框係止部材30の底板部後端34aと係合するので、
横框20を框係止部材30に密に装着することができ
る。
【0018】尚、上記実施例では、横框20を左側板1
と中仕切り板7との間に装着する場合を例にとり説明し
たが、この考案にあってはこれに限定されるものではな
く、例えば、左右側板間に横框を装着するキャビネット
にも適用できること勿論である。
【0019】
【考案の効果】以上説明したように、この考案に係るキ
ャビネットの横框取付構造によれば、横框を框係止部材
に取り付ける場合には、横框に形成された係止片部を、
框係止部材の上面とレールの下面との間にキャビネット
手前側から差し込むことで、横框を框係止部材に容易に
取り付けることができ、しかも、キャビネットの相対向
する部材間に抽斗レールが取り付けられていたとして
も、この抽斗レールによって横框の装着作業が煩雑とな
ることもなくきわめて簡易に着脱することができるの
で、生産効率および現場作業性が大幅に向上する等、幾
多の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係るキャビネットの横框
取付構造における抽斗および扉を取り除いた状態の斜視
図である。
【図2】同キャビネットの横框取付構造における要部を
一部切欠拡大して示す斜視図である。
【図3】框係止部材の右側面図である。
【図4】同框係止部材框の平面図である。
【図5】同框係止部材の正面図である。
【図6】横框の右側面図である。
【図7】同横框の平面図である。
【図8】横框の取り付け状態を示す最初の段階の説明図
である。
【図9】同横框の取り付け状態を示す途中の段階の説明
図である。
【図10】同横框と框係止部材框の係合状態を示す説明
図である。
【図11】従来のキャビネットの横框取付構造における
抽斗および扉を取り除いた状態の斜視図である。
【図12】従来の同キャビネットの縦断面図である。
【符号の説明】
K キャビネット 1 左側板 7 中仕切り板 10 (抽斗)レール 20 横框 21 前板部 22 載置片部 23 係止片部 30 框係止部材 33 ブロック部 34 底板部 34a 底板部後端

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネットの相対向する部材間に取り
    付けられた抽斗レールと、この抽斗レールの下部に近接
    して固着される框係止部材と、この框係止部材に係止保
    持される横框と、を有して構成されてなり、上記横框
    は、断面が略コ字状に形成された前板部と、この前板部
    の上端部から奥行方向に延設された載置片部と、この載
    置片部の後端部に形成された係止片部と、を有して構成
    されていると共に、上記框係止部材は、上記横框の前板
    部に嵌合するブロック部と、このブロック部の下面から
    奥行方向に延設された底板部と、を有して構成され、上
    記横框は、框係止部材の前面側から挿入されて上記横框
    の前板部が框係止部材のブロック部と嵌合し、かつ、上
    記係止片部が框係止部材の底板部後端と係合されて固着
    されることを特徴とするキャビネットの横框取付構造。
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