JPH10295508A - 板材取付け用額縁 - Google Patents
板材取付け用額縁Info
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- JPH10295508A JPH10295508A JP12299297A JP12299297A JPH10295508A JP H10295508 A JPH10295508 A JP H10295508A JP 12299297 A JP12299297 A JP 12299297A JP 12299297 A JP12299297 A JP 12299297A JP H10295508 A JPH10295508 A JP H10295508A
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Abstract
板材との隙間を無くしてガタつきを無くすことが可能な
板材取付け用額縁を提供する。 【解決手段】 前後対となる額縁部材16〜19を備
え、多角形に枠組まれた框11、12に取付けられて、
多角形の框11、12に隙間を有して装着された鏡板や
ガラス板等からなる板材を固定するための板材取付け用
額縁10であって、対となる額縁部材16〜19には框
11、12の装着凹部21に掛止する掛止突起22、2
3をそれぞれ備えると共に、対となる額縁部材16〜1
9の一方には雄形掛止部26を、他方には雄形掛止部2
6と掛合する雌形掛止部27を備える。
Description
鏡板やガラス板等からなる板材を多角形に組まれた框に
固定するための板材取付け用額縁に関する。
は、図4に示すように、框51で四方枠組みしてその中
央に鏡板やガラス板からなる板材52を入れて額縁5
3、54によって両面から接着固定している。
3、54の取付けには、接着剤を用いているので、その
養生に時間を要するという問題がある。また、框に予め
額縁を接着しておき、額縁間に鏡板やガラス板を差し込
んで固定する方法もあるが、鏡板やガラス板等に厚さム
ラや反り等がある場合、一定の隙間を有する額縁の装着
溝との間に隙間が生じてガタつきが発生するという問題
があった。特に、ガラス板の場合には、扉の開閉のため
になるガタつき音が気になるという問題があった。本発
明はかかる事情に鑑みてなされたもので、施工が簡単
で、装着するガラス板や鏡板等の板材との隙間を無くし
てガタつきを無くすことが可能な板材取付け用額縁を提
供することを目的とする。
記載の板材取付け用額縁は、前後対となる額縁部材を備
え、多角形に枠組まれた框に取付けられて、前記多角形
の框に隙間を有して装着された鏡板やガラス板等からな
る板材を固定するための板材取付け用額縁であって、前
記対となる額縁部材には前記框の装着凹部に掛止する掛
止突起をそれぞれ備えると共に、前記対となる額縁部材
の一方には雄形掛止部を、他方には該雄形掛止部と掛合
する雌形掛止部を備えている。また、請求項2記載の板
材取付け用額縁は、請求項1記載の板材取付け用額縁に
おいて、前記対となる額縁部材の内側には、取付け時に
前記板材を押圧する軟質突起がそれぞれ設けられてい
る。なお、以上において多角形とは3角形以上の多角形
をいう。
いては、対となる額縁部材には框の装着凹部に掛止する
掛止突起をそれぞれ備えているので、額縁部材の框の所
定部分に取付けた後、押圧することによって、掛止突起
が装着凹部に嵌入して框に接着剤無しで固定できる。そ
して、対となる額縁部材の一方には雄形掛止部を、他方
には該雄形掛止部と掛合する雌形掛止部を備えているの
で、前後対となる額縁部材を連結して板材取付け用額縁
とすることができる。特に、請求項2記載の板材取付け
用額縁においては、対となる額縁部材の内側には、取付
け時に板材を押圧する軟質突起がそれぞれ設けられてい
るので、装着された板材が軟質突起によって押圧保持さ
れて、振動やガタつきが生じない。
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の一実施の形
態に係る板材取付け用額縁の断面図、図2は同板材取付
け用額縁を分解した場合の断面図、図3は同板材取付け
用額縁を取付けた状態のドアの扉の正面図である。
の形態に係る板材取付け用額縁10は、四方枠組された
框11、12の内側に装着される鏡板又はガラス板等の
板材15を固定するためのものであって、左右及び上下
に配置されるそれぞれ直線状の前後対となる額縁部材1
6〜19を有している。以下、これらについて詳しく説
明する。
様)は、それぞれ塩化ビニール、ポリプロピレン等のよ
うに中軟質の合成樹脂素材からなって、図2に示すよう
に、框11の前後に装着する部分には、框11に形成さ
れた溝状の装着凹部20、21に嵌入して掛止する線状
の掛止突起22、23をそれぞれ備えている。また、框
11に装着されて框11の内側となる部分には、前後の
額縁部材16、17が当接し、更には取付ける板材15
の外枠となる内枠形成部24、25をそれぞれ備え、内
枠形成部25の先部には線状の雄形掛止部26を、内枠
形成部24の先部には雄形掛止部26が嵌入して掛止す
る線状の雌形掛止部27を備えている。
って、差し込み方向には先部がある程度曲がってその幅
が小さくなるが、一旦框11の装着凹部20、21に差
し込んだ後は、装着凹部20、21の内側にに掛止して
容易に抜けないようになっている。なお、装着凹部2
0、21に鋸状突起を形成することもできる。また、框
11(12も同様)には予め前記した内形状の装着凹部
20、21が加工されている。また、雄形掛止部26の
片側にも鋸状突起が設けられ、雌形掛止部27の内側に
もこれに掛合する鋸状突起が設けられているので、雄形
掛止部26を雌形掛止部27に装着した後は、容易に外
れないようになっている。
部分の先部29、30は板材15方向に屈曲し、更にそ
の内側には、内側に装着された板材15を押圧する軟質
突起31、32がそれぞれ形成されている。この実施の
形態においては、軟質突起31、32は半円形となって
閉じている。この実施の形態においては、軟質突起3
1、32を額縁部材本体より軟質の材料で構成する場合
には、別に軟質突起31、32のみを別に製造して接合
することも可能であるが、一体成形で行うこともでき
る。また、軟質突起31、32は点状であってもよい
し、額縁部材本体に沿って線状に形成してもよい。
等を組み立てる場合は、予め所定の溝状の装着凹部2
0、21が加工された框11、12を用意して4方枠組
し、一方の側に、額縁部材16、18を取付ける。この
場合、それぞれの額縁部材16、18の線状の掛止突起
22を溝状の装着凹部20に押し込むことによって行
う。次に、ガラス板又は鏡板等からなる板材15を装着
して、その上から、額縁部材17、19を装着する。こ
の場合、線状の掛止突起23を溝状の装着凹部21に装
着することは当然として、額縁部材16、18にそれぞ
れ形成された線状の雌形掛止部27に額縁部材17、1
9に形成された雄形掛止部26を押圧嵌入する。これに
よって、額縁部材16〜19の組立が完了するが、装着
した板材15の両面を軟質突起31、32が常に押圧し
ているので、板材15の取付けガタを解消することがで
きる。
21、掛止突起22、23は線状(溝状)に形成した
が、点状に形成する場合も本発明は適用される。また、
前記実施の形態は、扉に本発明を適用したが、窓枠等で
あっても本発明は適用可能である。
においては、その施工に接着剤等を必要とせず、簡便に
施工が可能である。特に、請求項2記載の板材取付け用
額縁においては、装着した板材が軟質突起によって押圧
保持されているので、振動やガタつきが生じない。
の断面図である。
ある。
の正面図である。
である。
部 26 雄形掛止部 27 雌形掛止
部 29 先部 30 先部 31 軟質突起 32 軟質突起
Claims (2)
- 【請求項1】 前後対となる額縁部材を備え、多角形に
枠組まれた框に取付けられて、前記多角形の框に隙間を
有して装着された鏡板やガラス板等からなる板材を固定
するための板材取付け用額縁であって、 前記対となる額縁部材には前記框の装着凹部に掛止する
掛止突起をそれぞれ備えると共に、前記対となる額縁部
材の一方には雄形掛止部を、他方には該雄形掛止部と掛
合する雌形掛止部を備えることを特徴とする板材取付け
用額縁。 - 【請求項2】 前記対となる額縁部材の内側には、取付
け時に前記板材を押圧する軟質突起がそれぞれ設けられ
ていることを特徴とする請求項1記載の板材取付け用額
縁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12299297A JP3897396B2 (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | 板材取付け用額縁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12299297A JP3897396B2 (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | 板材取付け用額縁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10295508A true JPH10295508A (ja) | 1998-11-10 |
JP3897396B2 JP3897396B2 (ja) | 2007-03-22 |
Family
ID=14849613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12299297A Expired - Lifetime JP3897396B2 (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | 板材取付け用額縁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3897396B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012117320A (ja) * | 2010-12-02 | 2012-06-21 | Ykk Ap株式会社 | 建具 |
KR101349341B1 (ko) * | 2011-06-16 | 2014-01-10 | (주)캡스톤엔지니어링 | 도어용 지지 클립 어셈블리 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101769051B1 (ko) * | 2015-08-19 | 2017-08-18 | (주)늘푸른광고산업 | 몰드형 안내판 |
-
1997
- 1997-04-25 JP JP12299297A patent/JP3897396B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012117320A (ja) * | 2010-12-02 | 2012-06-21 | Ykk Ap株式会社 | 建具 |
KR101349341B1 (ko) * | 2011-06-16 | 2014-01-10 | (주)캡스톤엔지니어링 | 도어용 지지 클립 어셈블리 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3897396B2 (ja) | 2007-03-22 |
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