JPH04118050U - キヤビネツトの横框取付構造 - Google Patents

キヤビネツトの横框取付構造

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JPH04118050U
JPH04118050U JP4200491U JP4200491U JPH04118050U JP H04118050 U JPH04118050 U JP H04118050U JP 4200491 U JP4200491 U JP 4200491U JP 4200491 U JP4200491 U JP 4200491U JP H04118050 U JPH04118050 U JP H04118050U
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locking
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雄三 重谷
尚之 三宅
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サンウエーブ工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 横框の取り付けをキャビネットの手前側から
行なう。 【構成】 キャビネットKの相対向する部材1,7間に
取り付けられた抽斗レール10の下部に近接して固着さ
れた框係止部材30に、キャビネットKの手前側から横
框20を装着して取り付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、流し台や流し台等のキャビネットの横框取付構造に係り、特に、 横框をキャビネットの手前側から取り付けることができるキヤビネットの横框取 付構造に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】
従来の横框の取り付け例を、図11と図12に基づき説明すると、一側に抽斗 Hを収納するスペースを形成し、かつ、他側に扉(図示せず)などで閉塞するス ペースを形成してなるキャビネットKを組み立てる場合、先ず、左側板1と背板 2および底板3を連結し、次に、左側板1の手前側上下方向に所定間隔ごとに開 設された係止孔4に、横框5の両端部に突設された係止突起6の一方を圧入した 後、上記中仕切り板7の手前側上下方向に所定間隔ごとに開設されてなる係止孔 (図示せず)に前記横框5の他方の係合突起6を圧入して組み立てているのが一 般的である。
【0003】 しかしながら、上記従来の横框の取り付け構造にあっては、上記手順に従って 横框5を取り付けながら左側板1,背板2,底板3および中仕切り板7を順に組 み立てなければならないため、組み立て工程が非常に複雑、かつ、煩雑であり、 ライン生産における組み立て効率が非常に悪い、という問題を有していた。
【0004】 さらに、組立工程の都合上、左側板1および中仕切り板7の対向面部に、抽斗 Hを引き出し自在に保持するレール(図示せず)が予め配設してある場合が多い ので、該レールが邪魔となって、横框の組み付け作業性がさらに悪くなる、とい う問題も有していた。
【0005】 この考案は、かかる現状に鑑み創案されたものであって、その目的とするとこ ろは、横框の取り付けをキャビネットの手前側から挿入して行なうことができ、 しかも、キャビネットの相対向する部材間に抽斗レールが取り付けられていたと しても、該抽斗レールに邪魔されることなく、上記横框をきわめて簡易に着脱す ることができ、生産効率を大幅に向上させることができるキャビネツトの横框取 付構造を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この考案に係るキャビネットの横框取付構造にあっ ては、キャビネットの相対向する部材間に取り付けられた抽斗レールと、この抽 斗レールの下部に近接して固着される框係止部材と、この框係止部材に係止保持 される横框と、を有して構成されてなり、上記横框は、断面が略コ字状に形成さ れた前板部と、この前板部の上端部から奥行方向に延設された載置片部と、この 載置片部の後端部に形成された係止片部と、を有して構成されていると共に、上 記框係止部材は、上記横框の前板部に嵌合するブロック部と、このブロック部の 下面から奥行方向に延設された底板部と、を有して構成され、上記横框は、框係 止部材の前面側から挿入されて上記横框の前板部が框係止部材のブロック部と嵌 合し、かつ、上記係止片部が框係止部材の底板部後端と係合されて固着されるこ とを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
それ故、この考案に係るキャビネットの横框取付構造にあっては、横框を框係 止部材に取り付ける場合、横框の載置片部の後端部に形成された係止片部を框係 止部材の上面と抽斗レールの下面との間にキャビネット手前側から差し込み、次 いで、横框を奥行方向へ押し込むと、該横框の係止片部か框係止部材の底板部後 端と係合し、横框は框係止部材にがたつきなく装着保持される。
【0008】
【実施例】
以下、添付図面に示す一実施例に基づき、この考案を詳細に説明する。
【0009】 図1と図2に示すように、この実施例に係るキャビネットKは、左側板1,背 板2,底板3,中仕切り板7および右側板8がビス止め或は接着剤などで予め組 み立て固定されており、かつ、上框9は、上記左側板1と中仕切り板7の対向面 部に開設されたダボ穴(図示せず)に圧入固着されている。
【0010】 そして、上記左側板1と中仕切り板7の対向面部には、抽斗(図示せず)を引 き出し自在に保持するレール10が必要段数分固着されていると共に、これら各 レール10の前端部下方には、横框20を保持する框係止部材30の突起31が 圧入される係止孔11が夫々開設されている。
【0011】 横框20が取り付けられる框係止部材30は、図3乃至図5に示すように、左 側板1或は中仕切り板7と対面する面部32に突設された一対の突起31と、上 記横框20の前板部21に嵌合する大きさに形成されたブロック部33と、この ブロック部33の下面から奥行方向に延設された底板部34と、上記面部32の 上端奥行部に突設された段部35と、から構成されている。勿論、この框係止部 材30は、上記左側板1に装着されるものと中仕切り板7に装着されるものとで は、左右対称に形成されている。
【0012】 このように構成されてなる框係止部材30は、予め左側板1および中仕切り板 7に取り付けられており、框係止部材30の面部32に突設された一対の突起3 1は、上記左側板1或は中仕切り板7に開設された係止孔11に圧入され、かつ 、ビス12が上記面部32に開設されたビス孔36に装着緊締されて框係止部材 30は上記左側板1或は中仕切り板7の所定位置に固着されている。
【0013】 このように框係止部材30は、上記左側板1或は中仕切り板7に取り付けられ た各レール10の下部に近接した状態、例えば、レール10との間隔が5mm程 度の近接した状態で取り付けられている。
【0014】 一方、横框20は、図6と図7に示すように、断面が略コ字状に形成された前 板部21と、この前板部21の上端部から奥行方向に延設された略平板状の載置 片部22と、この載置片部22の後端部に形成された横倒略J字状の係止片部2 3と、上記載置片部22の両側端部に形成された平面形状が略L字状となるよう に切欠形成された切欠部24と、から構成されている。
【0015】 このように構成された横框20の長さ寸法は、上記左側板1と中仕切り板7と の間隔寸法と略同寸法に形成されている。尚、図中符号25は、上記前板部21 の垂直面部に一体形成された、抽斗の鏡板と弾接するクッション材である。
【0016】 框係止部材30は、上記左側板1及び中仕切り板7に予め取り付けられている ので、横框20を框係止部材30に取り付ける場合には、図8に示すように、先 ず、載置片部22の後端部に形成された横倒略J字状の係止片部23を框係止部 材30のブロック部33の上面とレール10の下面との間にキャビネット手前側 から差し込む。
【0017】 次に、横框20を、図9に示すように、時計方向へ回動させながら、上記横框 20の切欠部24が框係止部材30の上記段部35と衝合する位置まで押し込む と、図10に示すように、横框20の係止片部23が框係止部材30の底板部後 端34aと係合するので、横框20を框係止部材30に密に装着することができ る。
【0018】 尚、上記実施例では、横框20を左側板1と中仕切り板7との間に装着する場 合を例にとり説明したが、この考案にあってはこれに限定されるものではなく、 例えば、左右側板間に横框を装着するキャビネットにも適用できること勿論であ る。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案に係るキャビネットの横框取付構造によれば、 横框を框係止部材に取り付ける場合には、横框に形成された係止片部を、框係止 部材の上面とレールの下面との間にキャビネット手前側から差し込むことで、横 框を框係止部材に容易に取り付けることができ、しかも、キャビネットの相対向 する部材間に抽斗レールが取り付けられていたとしても、この抽斗レールによっ て横框の装着作業が煩雑となることもなくきわめて簡易に着脱することができる ので、生産効率および現場作業性が大幅に向上する等、幾多の優れた効果を奏す る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係るキャビネットの横框
取付構造における抽斗および扉を取り除いた状態の斜視
図である。
【図2】同キャビネットの横框取付構造における要部を
一部切欠拡大して示す斜視図である。
【図3】框係止部材の右側面図である。
【図4】同框係止部材框の平面図である。
【図5】同框係止部材の正面図である。
【図6】横框の右側面図である。
【図7】同横框の平面図である。
【図8】横框の取り付け状態を示す最初の段階の説明図
である。
【図9】同横框の取り付け状態を示す途中の段階の説明
図である。
【図10】同横框と框係止部材框の係合状態を示す説明
図である。
【図11】従来のキャビネットの横框取付構造における
抽斗および扉を取り除いた状態の斜視図である。
【図12】従来の同キャビネットの縦断面図である。
【符号の説明】
K キャビネット 1 左側板 7 中仕切り板 10 (抽斗)レール 20 横框 21 前板部 22 載置片部 23 係止片部 30 框係止部材 33 ブロック部 34 底板部 34a 底板部後端

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネットの相対向する部材間に取り
    付けられた抽斗レールと、この抽斗レールの下部に近接
    して固着される框係止部材と、この框係止部材に係止保
    持される横框と、を有して構成されてなり、上記横框
    は、断面が略コ字状に形成された前板部と、この前板部
    の上端部から奥行方向に延設された載置片部と、この載
    置片部の後端部に形成された係止片部と、を有して構成
    されていると共に、上記框係止部材は、上記横框の前板
    部に嵌合するブロック部と、このブロック部の下面から
    奥行方向に延設された底板部と、を有して構成され、上
    記横框は、框係止部材の前面側から挿入されて上記横框
    の前板部が框係止部材のブロック部と嵌合し、かつ、上
    記係止片部が框係止部材の底板部後端と係合されて固着
    されることを特徴とするキャビネットの横框取付構造。
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