JPH033218Y2 - - Google Patents

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JPH033218Y2
JPH033218Y2 JP16516286U JP16516286U JPH033218Y2 JP H033218 Y2 JPH033218 Y2 JP H033218Y2 JP 16516286 U JP16516286 U JP 16516286U JP 16516286 U JP16516286 U JP 16516286U JP H033218 Y2 JPH033218 Y2 JP H033218Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、キヤビネツト内等に内装する抽斗、
棚等を懸架するためのサスペンシヨン、棚受等の
受体の取付装置に関し、更に詳しくは取付けが簡
単でガタツキもなく確実に取り付けうる取付装置
に関する。
〔従来の技術〕
従来、キヤビネツト等に抽斗のサスペンシヨン
等を取付けるには、例えば実公昭42−5334号公報
に記載されているように、キヤビネツトに設けた
支柱に穿設した窓孔や前記支柱に突設したチヤン
ネル状突部へ抽斗レールに突設した係止片や取付
片を嵌入係着し、他の取付片を支柱の取付孔にネ
ジ等で固定することによりキヤビネツトに抽斗レ
ールを取り付けていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上記のような従来の取付装置において
は単に係止片や取付片を窓孔やチヤンネル状突部
に嵌入係着し、ネジで固定しているのみであり、
係止片や取付片と窓孔やチヤンネル部材との係着
は必ずしも密でなく遊びがあり、抽斗レールの支
柱への固定はネジの締付けのみに依存しているた
めネジのゆるみ等により抽斗レールがガタツキや
すく、また固定強度にも問題があり、これらを解
決しようとすれば、ネジでの取り付けの数を増や
す等する必要があり取付作業が煩雑になるという
問題があつた。
本考案は上記のような問題点に鑑み、キヤビネ
ツト内等に内装する抽斗、棚等を懸架するための
サスペンシヨン、棚受等の受体の取付を取り付け
るに際し、取付けが簡単で取付位置の変更も容易
でありまたガタツキもなく確実に取り付けうる取
付装置を提供せんとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記の目的を達成するために、垂直片
の上下側縁から同一方向へ水平片を突設した断面
視略コ字形の取付部の上側水平片の前後適所に連
結部を介して垂直上方向へ略L字形に屈曲した上
フツクを突設し、下側水平片における前記上フツ
クに対応する位置には垂下方向へ下方取付片を延
設し該取付片には水平方向へ略L字形に屈曲した
下フツクを突設するとともに下方取付片における
前記フツク係合方向対向側でフツク係合時に係止
孔上隅角部と対面する位置に透孔を穿設してなる
取付具を、その上下フツクを用いてキヤビネツト
側板または支柱の上下方向に複数設けた係止孔に
係止して取り付け、下方取付片の透孔に杆状係止
軸を係止孔上隅角部と当接させて装着することに
よつて取付具をキヤビネツトに固定することを特
徴とするサスペンシヨン、棚受等の受体の取付装
置を提供せんとするものである。
〔作用〕
本考案に係る受体の取付装置は上記の構成であ
り、サスペンシヨン、棚受等の受体を取り付けた
取付具の上フツクをキヤビネツト側板または支柱
の上下方向に設けた係止孔のうち上位の係止孔に
斜下方から挿入し、取付具下部を支柱方向に回動
して下フツクを下位の係止孔に挿入した後フツク
の係止方向へ摺動してフツクを支柱に係合させる
ことにより取付具を支柱に取り付け、さらに下方
取付片の透孔に杆状係止軸を係止孔縁上隅角部と
当接させて装着することにより受体をキヤビネツ
トに固定するものである。
〔実施例〕
以下、図面に示した実施例で本考案を更に詳細
に説明する。
図例のサスペンシヨン、棚受等の取付装置は、
取付具1として第1図、第2図に示す如く、金属
板の折り曲げ等で作成してキヤビネツト2の奥行
より短い長さとした板状の垂直片3の上下両側縁
から同一方向へ水平片4,4を突設した取付部と
しての断面視略コ字形の取付部材5の前(第2図
おける右側)後(同左側)に、前記取付部材5と
同様に金属板の折り曲げ等により作成し前記取付
部材5の内部に密嵌しうる形状の断面視略コ字形
の嵌合部6を有し該嵌合部6の下側端縁から垂下
方向へ前記嵌合部6を延設して形成した下方取付
片7の下端から水平方向に略L字形に屈曲して係
止部9′、首部9″を形成してなる下フツク9を突
設し、前記嵌合部6上側端縁から連結部8aを介
し垂直上方向に前記下方取付片7に突設した下フ
ツク9の屈曲方向と同方向に略L字形に屈曲して
係止部8′、首部8″を形成してなる上フツク8を
突設した固定部材10,10を嵌合し、該固定部
材10,10と前記取付部材5とをスポツト溶接
またはネジ止め等により一体に固着してなるもの
である。また上記固定部材10の下方取付片7に
はフツク9の係合方向(屈曲方向)対向側で取付
具1を後述のキヤビネツト2の支柱11に取り付
けた際、係止孔12の上隅角部に対面する位置に
内部を螺孔とした透孔14を穿設している。本実
施例においては、上述の如く取付具1として別部
材にて作成した取付部材5と固定部材10とを一
体に固着したものを用いているが、これを金属板
の折り曲げ等により一部材として作成してもよ
い。
また、キヤビネツト側板15内側の前後または
図示した実施例のようにキヤビネツト側板15内
側の前後に立設した金属板の折り曲げ等により作
成してなる支柱11,11′の上下方向には前記
取付具1の上フツク8、下フツク9を挿入しうる
形状の開口で、上下フツク8,9の位置に対応
し、かつ上位の開口の上縁と下位の開口の下縁間
の距離が取付具1の上下水平片4,4の上下面の
距離と略同一となるような間隔とした開口を複数
穿設して係止孔12としている。更に、本実施例
においては、前側支柱11(第1図における左
側)を、キヤビネツト前柱16の側面16aと同
一線上に側面17aが位置するように立設した枠
部材17と一体に形成し、かつ前述の取付具1を
支柱11に取り付けた状態において前記枠部材1
7の側面17aと取付具1の垂直片側壁面3′が
略面一となり、かつ取付具1の前端縁1aが枠部
材背面17bに略当接するような構造としてい
る。
上記のような取付装置によりサスペンシヨン、
棚受等の受体をキヤビネツトに取り付けるには、
サスペンシヨン、棚受等の受体、図示した実施例
においては側壁の前後に設けたチヤンネル状係合
突部18,18に抽斗側面19aに設けたフツク
20,20を係止して抽斗19を懸架するための
抽斗サスペンシヨン21を取付具1の取付部材5
の垂直片3にネジ止め、スポツト溶接等の適宜手
段を用いて一体に取り付け、前記取付具1の両上
フツク8,8を前後支柱11,11′の係止孔1
2a,12aに斜下方から連結部8aが係止孔1
2aの上縁に当接するまで挿入し、取付具1下部
を支柱方向に回動して下フツク9,9を下位の係
止孔12b,12bに挿入したのち取付具1をフ
ツクの係合方向、本実施例においては前方向(第
1図における左方向)へ取付具1の上フツク8の
連結部8aと下フツク9の首部9″がそれぞれ係
止孔12a,12b前側縁と当接するまで摺動し
て支柱に係着する。この状態(第4図参照)にお
いては、取付具1の下フツク9の首部9″が係止
孔12bの下縁に当接して取付具31の下方向へ
の動きが規制されるとともに、上位の係止孔12
aの上縁と下位の係止孔12bの下縁との距離は
取付具1の上下水平片4,4の上下面の距離と略
同一であるので、該水平片4から突設した上フツ
ク8の連結部8aと係止孔12aの上縁は略当接
した状態となり取付具1の上方への動きが略規制
され、また上フツク8と下フツク9とがその係止
部8′,9′により係止孔12a,12bの前側縁
へ係合して取付具1の前方向への動きが規制さ
れ、かつ取付具1の上部においては上フツク8の
連結部8aの長さと支柱板厚とを略同一とするこ
とによりフツク8の係止部8′側面が支柱内側面
とが密着した状態となり取付具1の上部が支柱1
1に固定され、また取付具1の下部においても下
フツク9の首部9″の長さを支柱板厚と略同一と
することにより下方取付片7が支柱12aの外側
面と密着状態となり取付具1の下部が支柱11に
固定されて取付具1が支柱に取り付けられた状態
となる。更にこの状態において下方取付片7に穿
設した透孔14よりボルト、ネジまたはピン等の
杆状係止軸として本実施例においてはネジ13を
螺入し、そのネジ部13aを支柱11の係止孔1
2b上隅角部に当接させてネジ止めすることによ
り取付具1の上方向および後方向への動きを完全
に規制し、取付具1が支柱12に対しガタツキな
く強固に固定され、該取付具1に一体に取り付け
たサスペンシヨン、棚受等の受体をキヤビネツト
2に確実に取り付けうるのである。尚、前記杆状
係止軸13は抽斗サスペンシヨンにて抽斗等を取
り付けた際に主に荷重のかかる取付具1前側の下
方取付片7のみに取り付ければその目的は充分達
成しうるが、前後両方に取り付ければ支柱12と
取付具1との取付状態をより確実なものとしうる
のである。
以上のように、本考案に係る受体の取付装置に
よれば、キヤビネツト2の抽斗サスペンシヨン2
1等の受体をキヤビネツト2に取り付ける際に
は、該受体を一体に取り付けた取付具1の上下フ
ツク8,9を支柱11a,11bの係止孔12
a,12bに係着し杆状係止軸13によつて固定
するだけで取り付けることができ取付作業が簡単
で、サスペンシヨン21等の受体の取付位置の変
更も容易であるばかりでなく、受体をガタツキも
なく確実にキヤビネツト2に取り付けうるのであ
る。また、上記実施例においては、取付具1の形
状をキヤビネツト内側の枠部材背面17bに前端
縁1aが当接しかつ取付具1の垂直片3の壁面と
枠部材側面17aとが面一となるように設定して
いるので取付状態をより強固で確実なものとして
いる。
〔考案の効果〕
上述の如く、本考案に係る受体の取付装置は、
垂直片の上下側縁から同一方向へ水平片を突設し
た断面視略コ字形の取付部の上側水平片の前後適
所に連結部を介して垂直上方向へ略L字形に屈曲
した上フツクを突設し、下側水平片における前記
上フツクに対応する位置には垂下方向へ下方取付
片を延設し該取付片には水平方向へ略L字形に屈
曲した下フツクを突設するとともに下方取付片に
おける前記フツク係合方向対向側でフツク係合時
に係止孔上隅角部と対面する位置に透孔を穿設し
てなる取付具を、その上下フツクを用いてキヤビ
ネツト側板または支柱の上下方向に複数設けた係
止孔に係止して取り付け、下方取付片の透孔に杆
状係止軸を係止孔上隅角部と当接させて装着する
ことによつて取付具をキヤビネツトに固定するこ
とを特徴とし、取付けが簡単で取付位置の変更も
容易でありまたガタツキもなく確実に取り付けう
るサスペンシヨン、棚受等の受体の取付装置を提
供しうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る受体の取付装置の取付片
状態を示す斜視図、第2図はその取付具の斜視
図、第3図は取付装置の側面図、第4図は前記取
付具の支柱への取付状態を示す要部部分断面図、
である。 1:取付具、2:キヤビネツト、3:垂直片、
4:水平片、5:取付部材、6:嵌合部、7:下
方取付片、8:上フツク、9:下フツク、10:
固定部材、11:支柱、12:係止孔、13:ネ
ジ、14:透孔、15:側板、16:前柱、1
7:枠部材、18:係合突部、19:抽斗、2
0:フツク、21:サスペンシヨン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 垂直片の上下側縁から同一方向へ水平片を突設
    した断面視略コ字形の取付部の上側水平片の前後
    適所に連結部を介して垂直上方向へ略L字形に屈
    曲した上フツクを突設し、下側水平片における前
    記上フツクに対応する位置には垂下方向へ下方取
    付片を延設し該取付片には水平方向へ略L字形に
    屈曲した下フツクを突設するとともに下方取付片
    における前記フツク係合方向対向側でフツク係合
    時に係止孔上隅角部と対面する位置に透孔を穿設
    してなる取付具を、その上下フツクを用いてキヤ
    ビネツト側板または支柱の上下方向に複数設けた
    係止孔に係止して取り付け、下方取付片の透孔に
    杆状係止軸を係止孔上隅角部と当接させて装着す
    ることによつて取付具をキヤビネツトに固定する
    ことを特徴とするサスペンシヨン、棚受等の受体
    の取付装置。
JP16516286U 1986-10-27 1986-10-27 Expired JPH033218Y2 (ja)

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JPS6371752U JPS6371752U (ja) 1988-05-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2534456Y2 (ja) * 1990-09-17 1997-04-30 日本アキュライド株式会社 スライドレールの取付装置

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