JP2533897Y2 - 再生装置の防振機構 - Google Patents

再生装置の防振機構

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JP2533897Y2
JP2533897Y2 JP1991090943U JP9094391U JP2533897Y2 JP 2533897 Y2 JP2533897 Y2 JP 2533897Y2 JP 1991090943 U JP1991090943 U JP 1991090943U JP 9094391 U JP9094391 U JP 9094391U JP 2533897 Y2 JP2533897 Y2 JP 2533897Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、CDプレーヤ等の再生
装置に係り、特に再生装置の取付姿勢に対応して最適な
防振性能が得られる防振機構に関する。
【0002】
【従来の技術】図12及び図13は従来の車載用CDプ
レーヤを示す概略側面図である。一般的にCDプレーヤ
30等のような再生装置、特に車載用の再生装置におい
ては、設置場所のスペースの問題から、図12に示すよ
うに水平面Hに対して略平行な状態で取り付けられる、
いわゆる横置きの場合と、図13に示すように水平面H
に対して略垂直な状態で取り付けられる、いわゆる縦置
きの場合との2つの取付姿勢が採られるようになってい
る。
【0003】この種の車載用CDプレーヤ30では、C
Dの情報を読み取るための光学ヘッド(図示せず)に車
両の振動が直接伝わることを防ぐために、光学ヘッドを
備えた再生ユニット31と、外部ケース32との両側面
間(片側のみ図示)に防振ばね33がそれぞれ張設され
ている。この防振ばね33は、主に車両の垂直方向の振
動が外部ケース32を介して再生ユニット31に伝達さ
れることを防止するためのものであり、その付勢方向が
水平面Hに対して垂直方向となっていることが望まし
い。
【0004】従って、例えば図12に示す横置きの状態
から図13に示す縦置きの状態にCDプレーヤ30の取
付姿勢を変更する場合は、まず再生ユニット31の掛止
部31aと外部ケース32の掛止部32aとの間に張設
されている防振ばね33を一旦取り外し、再度再生ユニ
ット31の掛止部31bと外部ケース32の掛止部32
bとの間に防振ばね33を掛け渡すことによって、防振
ばね33を水平面Hに対して垂直方向に伸びる姿勢とす
る必要がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような防振ばね33を一旦取り外して再度掛け渡すと
いう掛け換え作業は煩雑であり、特に防振ばね33を掛
け渡す際には付勢力に抗してばねを伸ばしながら再生ユ
ニット31または外部ケース32の掛止部に防振ばね3
3の一端を掛止させなければならず、その掛止部と防振
ばね33の一端との位置合わせが大変面倒である。
【0006】また、図12及び図13に示すような再生
装置の構造においては、水平面Hに対して横置きと縦置
きの中間の傾斜角度で取り付けられた場合、防振ばね3
3が水平面Hに対して垂直方向に伸びる姿勢を採ること
ができず、車両の垂直方向の振動を充分に吸収できなく
なる。よってCDプレーヤであれば音飛び等の障害の要
因となり、さらに大振幅の振動が加わった際には再生ユ
ニット31と外部ケース32とが衝突して装置の損傷を
招く恐れがあった。
【0007】本考案は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、再生ユニットと外部ケースとの間に張設される防
振ばねの姿勢を簡単な作業で変更できるようにするとと
もに、再生装置を縦置きまたは横置きだけでなくその中
間の複数の傾斜角度においても取付可能とすることを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本考案は、内部ユニットを弾性支持する筐体が水平及
び垂直のいずれの状態にも取り上げられる再生装置の防
振機構を、前記筐体の側面部に設けられた長溝と、この
長溝周辺の筐体を挟み、長溝を摺動可能に設けられた移
動部材と、この移動部材と前記内部ユニットのばね掛け
部との間に張設され、移動部材の移動に伴って前記ばね
掛け部を中心に回動自在に設けられた防振ばねとから形
成し、前記長溝内に、前記筐体が水平状態の時に移動部
材を係止する第1の係止部と、前記筐体が垂直状態の時
に移動部材を係止する第2の係止部とを設け、これら第
1の係止部と第2の係止部の間に第3の係止部を設ける
と共に、各係止部を前記防振ばねの付勢方向に凹状に形
成し、これら係止部に前記移動部材が前記防振ばねの付
勢力によって係止されるものである。
【0009】
【作用】上記手段によれば、防振ばねの一端を内部ユニ
ットに連結し、他端を筐体の側面に形成された長溝周辺
の筐体を挟むようになっているので、移動部材を長溝に
沿って移動させて防振ばねの付勢方向に凹状に形成され
た各係止部に係止させるだけで防振ばねの作用する姿勢
を容易に変更することができると共に、変更したいずれ
の姿勢に対しても防振ばねの付勢力によって保持するこ
とができる。また、長溝には第3の係止部を設けたの
で、内部ユニットを縦置きまたは横置きだけでなくその
中間の傾斜角度で取り付けた場合でも、防振ばねの姿勢
を振動が効率よく吸収できる位置に保つことができる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1乃至図9は本考案の一実施例であるマ
ガジン式の車載用CDプレーヤを示し、図1は全体斜視
図、図2は上部ケース及び前面パネルを取り除いた状態
で示す斜視図、図3は要部断面図、図4乃至図8は防振
機構の動作を説明するための概略側面図、図9は要部の
部分斜視図である。
【0011】図中符号1は、金属板が断面コ字状に折曲
形成されてなる上部ケース2と、同じく金属板からなる
下部ケース3とから箱形に形成された外部ケース(外部
筐体)を示す。この外部ケース1の前面にはスライドド
ア4aを有する合成樹脂製の前面パネルが固着されてい
る。また、スライドドア4aには部分的に透明な合成樹
脂が嵌着されて窓部4bが形成されている。
【0012】上部ケース2の相対向する両側面2a,2
aには、一端が上部ケース2の上部側に位置し他端が一
端よりも前方下側に位置するような円弧状の長孔2b
と、この長孔2bの後方側に位置する係止孔2cと、長
孔2bの前方側に位置するフック孔2d,2dとがそれ
ぞれ打ち抜き形成されている。この上部ケース2の両側
面2a,2aの内面には、金属製のダンパーブラケット
5が各々ねじ止め等によって固着されている。このダン
パーブラケット5の適宜箇所には、エアーまたはオイル
が封入されたダンパー6,6,‥が装着されており、こ
のダンパー6,6,‥によって後述する再生ユニット7
が外部ケース1内に弾性的に支持されるようになってい
る。
【0013】ダンパーブラケット5の、前述した上部ケ
ース2の長孔2bと対応する位置には、長孔2bよりも
一回り小さい円弧状の長溝5aが設けられている。この
長溝5aの内周側縁部には、略半円形の第1〜第5の係
止溝(係止部)5b〜5fが所定ピッチで形成されてい
る。また、長溝5a内には、段差を有する円柱状のスタ
ド8が長溝5a内を摺動可能に取り付けられている。
このスタッド8の先端には、図3に示すように断面略J
字状の保持金具9がかしめられて固定され、これらのス
タッド8及び保持金具9によって移動部材が形成されて
いる。そして、保持金具9とスタッド8の基端部にてダ
ンパーブラケット5が狭持され、移動部材が長溝から脱
抜しないようになっている。
【0014】図中符号7は、ディスク再生機構10が金
属製のシャーシ11によって覆われてなる再生ユニット
を示す。ディスク再生機構10は、複数のディスクDを
収納したマガジン12が装着されるマガジン装着部13
と、装着されたマガジン12から所望のディスクDを引
出す引出しローラ14と、引出しローラ14によって引
出されたディスクDを回転自在にクランプするクランパ
15と、ディスクDに記録されている情報を読み取る図
示しない光学ヘッド等からなっている。
【0015】マガジン12の装着方向手前側には透明な
小窓12aが設けられており、この小窓12aから内部
のディスクDの有無が目視できるようになっている。ま
たマガジン装着部13の下部には、マガジン装着部13
からマガジン12を排出するためのイジェクト釦13a
が設けられている。このイジェクト釦13aは照光式と
なっており、暗所でも容易に認識できるようになってい
る。このイジェクト釦13aとマガジン装着部13に装
着された状態のマガジン12の小窓12aとは、前面パ
ネル4のスライドドア4aが閉じた状態でもスライドド
ア4aの窓部4bから確認できる位置関係となってい
る。
【0016】上記再生ユニット7は前述したように外部
ケース1に対してダンパー6,6,‥によって弾性支持
されているので、車両の振動のうち特に振幅の小さい振
動が外部ケース1から直接再生ユニット7に伝達されな
いようになっている。
【0017】また、再生ユニット7のシャーシ11の両
側面11a,11a(片側のみ図示)には、図2及び図
3に示すようにばね掛け用の掛止突起11bが形成され
ている。この掛止突起11bには、比較的大きな振幅の
垂直方向の振動を吸収するための防振ばね16の一端が
掛止されている。この防振ばね16の他端は、前述した
スタッド8に固定された保持金具9に掛けられており、
スタッド8をダンパーブラケット5の長溝5aに沿って
移動させると、防振ばね16は掛止突起11bに掛止さ
れた一端を中心として回動し、その姿勢、即ち付勢方向
が変化するようになっている。そして、車両から外部ケ
ース1に伝わった大きな振幅の振動はこの防振ばね16
によって吸収され、再生ユニット7に直接伝達されるこ
とがなく、音飛び等の障害の発生が防止されるようにな
っている。
【0018】尚、上記ばね掛け用の掛止突起11bは、
特に限定はされないが再生ユニット7の重心を通る直線
上に位置することが望ましい。また、本実施例では上述
のごとくスタッド8の先端に保持金具9を固着し、この
保持金具9に防振ばね16の他端を連結するようにして
いるが、スタッド8自体を長溝5aから脱抜しない形状
とし、スタッド8に直接防振ばね16の他端を連結する
ようにしてもよい。
【0019】また本実施例では、上記構成からなるC
Dプレーヤ20を図4に示すように水平面Hに対して平
行に設置した状態において、ダンパープラケット5に形
成された長溝5aの第1の係止溝5bが再生ユニット7
の掛止突起11bの垂直方向に、第5の係止溝5fが掛
止突起11bの水平前方に位置するようにしており、即
止突起11bを中心として90゜の広角をもって第
1と第5の係止溝5bと5fが配設され、この間に第2
〜第4の係止溝5c〜5eが等間隔で設けられているも
のである。
【0020】次に、上記CDプレーヤ20の防振機構に
ついて図4乃至図8を用いて説明する。まず、図4に示
すようにCDプレーヤ20が水平面Hに対して略平行な
状態で取り付けられた場合は、外部ケース1の両側のス
タッド8をダンパーブラケット5の長溝5aに形成され
た第1の係止溝5bに係止させることによって、防振ば
ね16は水平面Hに対して略垂直方向に伸びる姿勢とな
り、車両の垂直方向の振動を効率よく吸収することがで
きる。
【0021】次に、図5に示すようにCDプレーヤ20
が水平面Hに対して20゜〜30゜傾斜した状態で取り
付けられた場合は、スタッド8の係止位置を第1の係止
溝5bから第2の係止溝5cに移動させることによっ
て、防振ばね16が再生ユニット7の掛止突起11bに
掛止された一端を支点として回動し、上記と同様に水平
面Hに対して略垂直方向に伸びる姿勢となり、効率よく
垂直方向の振動を吸収することができる。
【0022】第1の係止溝5bから第2の係止溝5cへ
のスタッド8の移動作業としては、第1の係止溝5bに
係止されたスタッド8を、防振ばね16の付勢力に抗し
てまず図4における図示上方にややスタッド8を移動さ
せ、第1の係止溝5bとの係合状態を解く。そして、ス
タッド8の長溝5aの内周側縁部に摺接させながら図示
左方へ移動させれば、第2の係止溝5cに到達した時点
で防振ばね16の付勢力によってスタッド8が第2の係
止溝5cに落ち込み、再びその移動が規制される。この
ように、ばねを一取り外すといった面倒な作業を必要
とせず、簡単な操作で防振ばね16の姿勢を変更するこ
とができ、作業性は極めて良好である。
【0023】以下同様にして、図6に示すようにCDプ
レーヤ20が水平面Hに対して40゜〜50゜傾斜した
状態で取り付けられた場合は、スタッド8を第3の係止
溝5dに係止させ、また、図7に示すようにCDプレー
ヤ20が水平面Hに対して60゜〜70゜傾斜した状態
で取り付けられた場合は、スタッド8を第4の係止溝5
eに係止させ、さらに、図8に示すようにCDプレーヤ
20が水平面Hに対して略垂直状態で取り付けられた場
合は、スタッド8を第5の係止溝5fに係止させること
により、各々の取付状態で防振ばね16は水平面Hに対
して常に略垂直方向に伸びる姿勢を採ることができ、車
両の垂直方向の振動を効果的に吸収することが可能であ
る。
【0024】尚、本実施例では、上部ケース2の側面2
aの内側に固着されたダンパーブラケット5に、スタッ
ド8を摺動可能に支持する長溝5aを設けるようにした
が、上部ケース2の側面2aに長溝を直接形成してスタ
ッド8を支持させるようにしてもよい。また、本実施例
では、長溝5aの内周側縁部に5つの係止溝5b〜5f
を所定ピッチで設けるようにしたが、さらに細かいピッ
チで多くの係止溝を長溝5aに設けることにより、CD
プレーヤ20が水平面Hに対していかなる傾斜角度で取
り付けられた場合でも、防振ばね16を常に水平面Hに
対して略垂直方向に伸びる姿勢とすることができる。さ
らに、上記実施例では、スタッド8を支持する長溝5a
の形状を連続した円弧状に形成したが、例えば図10に
示すように直線状の長溝18としてもよく、また、図1
1に示すような輪郭を多角形状とした略円弧状の長溝1
9であってもよい。
【0025】図9中の符号17は、合成樹脂によって一
体成形された保護カバーを示す。この保護カバー17
は、上部ケース2の長孔2b及びダンパーブラケット5
の長溝5aから塵埃や異物が再生ユニット7内へ侵入す
ることを防止するために上部ケース2の側面2aに取り
付けられるものである。上部ケース2の側面2aと対向
する保護カバー17の内側面17aには、側面2aに形
成されたフック孔2d,2dに係止されるフック部17
b,17b及び同じく上部ケース2の側面2aに形成さ
れた係止孔2cに係合する係止爪17cが形成されてい
る。係止爪17cは、U字状の弾性部17dの先端に一
体に設けられており、図9における右方向に弾性的に変
位可能となっている。そして、フック部17b,17b
を上部ケース2のフック孔2d,2dに係止させた状態
で、係止爪17cを弾性変位させて上部ケース2の係止
孔2cの縁部に係合させることにより、保護カバー17
が上部ケース2の側面2aに装着されるようになってい
る。
【0026】また、保護カバー17の内側面17aに
は、一対の保持突起17e,17eが円弧線上に所定ピ
ッチで設けられている(図9には2箇所のみ図示)。こ
の一対の保持突起17e,17eは、保護カバー17が
上部ケース2に取り付けられた際に、ダンパーブラケッ
ト5の長溝5aの各係止溝5b〜5fに係止された状態
のスタッド8の基端部を挟むように位置しており、車両
の振動等によって万一スタッド8が長溝5aの係止溝5
b〜5fから外れた場合でも、この保持突起17e,1
7eによってスタッド8の移動が規制され、スタッド8
は長溝5a内を移動することなく元の係止溝5b〜5f
に再度係止されるようになっている。
【0027】さらに、各一対の保持突起17e,17e
の間にはそれぞれ貫通孔17fが設けられており、保護
カバー17を上部ケース2に装着した状態でも、上部ケ
ース2の側方から貫通孔17fを介してスタッド8がど
の位置にあるかを確認することが可能であり、防振ばね
16の付勢方向を認識できるようになっている。
【0028】以上、本考案の一実施例である車載用CD
プレーヤ20について説明したが、本考案はこれに限定
されず、車載用のカセットテーププレーヤあるいはビデ
オテーププレーヤ等に応用しても優れた防振効果を奏す
ることは言うまでもない。
【0029】
【考案の効果】以上説明したように、本考案による再生
装置の防振機構によれば、防振ばねの一端を内部ユニッ
トのばね掛け部に連結し、他端を筐体の側面部に形成さ
れた長溝内を摺動可能な移動部材に連結するようにした
ので、移動部材を長溝に沿って移動させるだけで防振ば
ねの姿勢を容易に変更することができる。また、長溝に
は防振ばねの付勢方向に凹状の係止部が設けられている
ので、変更した姿勢を防振ばねの付勢力によって確実に
保持することができる。従って、防振ばねを一旦取り外
して再度掛け渡すといった煩雑な作業及び変更した姿勢
を保持するためにねじ等を使用したときのようなねじ締
め作業を必要とせず、作業性を大幅に向上させられるも
のである。また、長溝には第1の係止部と第2の係止部
の間に第3の係止部を設け、この第3の係止部に対して
も第1の係止部及び第2の係止部と同様に移動部材が防
振ばねの付勢力によって保持されるので、内部ユニット
を縦置きまたは横置きだけでなくその中間の傾斜角度で
取り付けた場合でも、容易に防振ばねの姿勢を振動が効
率よく吸収できる位置に保つことができるので、従来で
適さなかった設置場所への取付が可能となり、設置場
所の自由度が大幅に向上するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例であるマガジン式の車載用C
Dプレーヤを示す全体斜視図である。
【図2】本考案の一実施例であるマガジン式の車載用C
Dプレーヤを上部ケース及び前面パネルを取り除いた状
態で示す斜視図である。
【図3】本考案の一実施例であるマガジン式の車載用C
Dプレーヤを示す要部断面図である。
【図4】本考案の一実施例であるマガジン式の車載用C
Dプレーヤの防振機構の動作を説明するための概略側面
図である。
【図5】本考案の一実施例であるマガジン式の車載用C
Dプレーヤの防振機構の動作を説明するための概略側面
図である。
【図6】本考案の一実施例であるマガジン式の車載用C
Dプレーヤの防振機構の動作を説明するための概略側面
図である。
【図7】本考案の一実施例であるマガジン式の車載用C
Dプレーヤの防振機構の動作を説明するための概略側面
図である。
【図8】本考案の一実施例であるマガジン式の車載用C
Dプレーヤの防振機構の動作を説明するための概略側面
図である。
【図9】本考案の一実施例であるマガジン式の車載用C
Dプレーヤの要部を示す部分斜視図である。
【図10】本考案の他の実施例であるマガジン式の車載
用CDプレーヤを示す概略側面図である。
【図11】本考案の他の実施例であるマガジン式の車載
用CDプレーヤを示す概略側面図である。
【図12】従来の車載用CDプレーヤを示す概略側面図
である。
【図13】従来の車載用CDプレーヤを示す概略側面図
である。
【符号の説明】
D ディスク 1 外部ケース 2 上部ケース 2a 側面 3 下部ケース 5 ダンパーブラケット 5a 長溝 5b〜5f 係止溝 7 再生ユニット 8 スタッド 9 保持部材 16 防振ばね 18, 19 長溝

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部ユニットを弾性支持する筐体が水平及
    び垂直のいずれの状態にも取り付けられる再生装置の防
    振機構を、前記筐体の側面部に設けられた長溝と、この
    長溝周辺の筐体を挟み、長溝を摺り動可能に設けられた
    移動部材と、この移動部材と前記内部ユニットのばね掛
    け部との間に張設され、移動部材の移動に伴って前記ば
    ね掛け部を中心に回動自在に設けられた防振ばねとから
    形成し、前記長溝内に、前記筐体が水平状態の時に移動
    部材を係止する第1の係止部と、前記筐体が垂直状態の
    時に移動部材を係止する第2の係止部とを設け、これら
    第1の係止部と第2の係止部の間に第3の係止部を設け
    ると共に、各係止部を前記防振ばねの付勢方向に凹状に
    形成し、これら係止部に前記移動部材が前記防振ばねの
    付勢力によって係止されることを特徴とする再生装置の
    防振機構。
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