JP2532276Y2 - 壁掛形室内機 - Google Patents

壁掛形室内機

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JP2532276Y2
JP2532276Y2 JP1991036705U JP3670591U JP2532276Y2 JP 2532276 Y2 JP2532276 Y2 JP 2532276Y2 JP 1991036705 U JP1991036705 U JP 1991036705U JP 3670591 U JP3670591 U JP 3670591U JP 2532276 Y2 JP2532276 Y2 JP 2532276Y2
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JP
Japan
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indoor unit
wall
opening
drain
drain hose
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Application number
JP1991036705U
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JPH04132326U (ja
Inventor
敏夫 前川
道一 小林
Original Assignee
松下精工株式会社
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はルームエアコンの壁掛形
室内機の据え付方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ルームエアコンを新築住宅に据え
付ける場合には、据え付後の美観を重視するため、冷媒
配管やドレン配管などを住宅の壁内に収めてしまう隠蔽
工芸が多くなっており、分離形であってルームエアコン
の壁掛形の室内機は隠蔽工芸に適したものが求められて
いる。
【0003】従来この種の室内機の構成について図4を
参照しながら説明する。すなわち、室内機101を据え
付ける場合には内壁102と外壁103の間にドレン水
排出用塩ビ管104および冷媒配管(図示せず)を所定
の位置に固定しておき、内壁102を取り付ける時に、
内壁102の開口部105から冷媒配管(図示せず)を
部屋内に通しておく。
【0004】しかる後に据付板106を内壁102に取
り付け、据付板106の上端のフック107に室内機1
01を引掛けて室内機101の下端を前方に浮かせて室
内機101と内壁102の下方のスペース108で冷媒
配管(図示せず)を室内機101側の配管接続口(図示
せず)と接続する。
【0005】上記のように冷媒配管(図示せず)の接続
後にドレンホース109の先端を塩ビ管104に差し込
んでおいて、室内機101の下端を内壁102の方向に
押しつけるようにしながらドレンホース109を塩ビ管
104に差し込んでゆき、据付板106の下端のフック
110に室内機101の背面下部に設けたフック111
を引掛けるようにして室内機101を据え付けるように
していた。
【0006】なお、ドレンホース109はドレンパン1
12に接続されていて熱交換器113で発生するドレン
水を排出するものである。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】このような従来の室内
機の構成では、矢印113に示すドレンホース109の
差し込み方向と室内機の下端の矢印114に示す移動方
向は、ほぼ直角となるので、ドレンホース109は塩ビ
管104にスムーズに入ってゆかず、破線で示すような
トラップ115を構成してしまう。
【0008】このトラップ115の先端116がドレン
パン112位置よりも高い位置になればドレン水は排出
されずに、やがてはドレンパン112よりあふれてしま
うこととなり重大なクレームとなるという課題を有して
いた。
【0009】本考案は上記課題を解決するもので、ドレ
ンホースの接続工事を容易におこなえる壁掛形室内機を
提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するために、室内機の内部にドレンホースと端に前記
ドレンホースとの接続口を配したドレンパンとを設け、
室内機の外郭の側面には、前記開口部に対応する蓋を設
け、前記蓋を前記開口部に対して脱着可能として壁掛形
室内機を構成したものである。
【0011】
【作用】本考案は上記した構成により、室内機外郭の側
面より蓋を取り除いて開口部を露出させ、前記開口部よ
り手指を入れてドレンパンの接続口にドレンホースを接
続した後、前記開口部を前記蓋でもとどおりにふさぐこ
とができるものである。
【0012】
【実施例】以下、本考案の一実施例について図1〜図3
を参照しながら説明する。
【0013】図1において、ルームエアコンの壁掛形の
室内機1の内部にドレンパン2を設け、前記ドレンパン
2の端に設けた接続口3にはドレンホース4を差し込み
接続するようになっている。また、室内機1の外郭の側
面5には前記接続口3の位置に対応して、開口部6が設
けられ、この開口部6を隠蔽したり、開口したりするた
めの蓋7を設けている。前記蓋7の片側には、複数の長
い爪8と、爪8の対辺側には小さな丸みを有した突起9
を設けるとともに、離脱するときの引掛けとなる端部1
1を設けている。
【0014】図2の断面図において蓋7と側面5に設け
た開口部6の周辺の構成について詳述する。すなわち、
蓋7を開口部6に取り付けた状態では、爪8は開口部6
の後方側6aの内壁10にあたるようになっていて、開
口部6の前方側6bの端面13は蓋7の突起9と端部1
1にはさまれるようにして、蓋7が開口部6に固定され
るようになっている。蓋7を取りはずすときには端部1
1を手指の爪などで引っ掛けて矢印12の方向に引け
ば、蓋7が用意に外れるように、突起9と端部13との
嵌合寸法を小さくしてある。
【0015】図3において、本考案の一実施例の室内機
の据付工事の構成を説明する。すなわち、室内機1を据
え付ける前に、内壁15と外壁15の間にドレン水排出
用の塩ビ管16および冷媒配管(図示せず)を所定の位
置に固定しておき、内壁14を取り付けるときに、内壁
14の開口部17から冷媒配管(図示せず)を部屋内に
通しておく。
【0016】冷媒配管(図示せず)を室内機1側の配管
接続口(図示せず)と接続した後、室内機1内部のドレ
ンパン2のドレンホースの接続口3から一旦ドレンホー
ス4を引き抜いて、ドレンホース4を塩ビ管16に十分
差し込んで、ドレンホース4の接続口側の端部4aを開
口部17から室内側へ引き込んでおく。
【0017】この後、室内機1の外郭の側面5から蓋7
を図2の説明の要領ではずし、開口部6を露出させた状
態で、室内機1を内壁14に固定する。
【0018】この時、ドレンホース4の接続口側の端部
4aとドレンパン2の接続口3は開口部6の正面に位置
するようになっている。
【0019】なお18は熱交換器で、室内機1の内部に
あってドレンパン2で露受けするように、ドレンパン2
の上側に設けられている。
【0020】上記構成において、室内機1の据付工事
で、ドレンホース4を塩ビ管16に接続する際には、ド
レンホース4をあらかじめ塩ビ管16に十分挿入してお
いて、室内機1の側面5に設けた開口部6より指を入れ
て、ドレンホース4の接続口側の端部4aをドレンパン
2の接続口3に挿入するようにして取り付ける。
【0021】この時ドレンホース4は塩ビ管16より引
き抜くような方向に移動するので、トラップが形成され
ず、最短距離でドレンパン2の接続口3と塩ビ管15を
結ぶこととなり、熱交換器16で発生したドレン水は、
ドレンパンからドレンホースを通じて、滞留することな
く塩ビ管16に排出される。
【0022】ドレンホース4を接続した後は、蓋7を開
口部6に取りつけて、開口部を隠蔽することになるので
ある。
【0023】
【考案の効果】以上の実施例から明らかなように、本考
案によれば、室内機の据付工事で、ドレンホースを塩ビ
管に接続する際に、室内機の側面下方に開口部と、その
開口部に対応した蓋を設けたから、開口部から用意に、
ドレンホースをトラップなしで塩ビ管に接続できるた
め、ドレン水をドレンパンからあふれ出るようなことが
ないという効果を有する壁掛形室内機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の壁掛形室内機の斜視図
【図2】本考案の一実施例の壁掛形室内機の部分断面図
【図3】同壁掛形室内機の工事方法の断面図
【図4】従来の壁掛形室内機の工事方法の断面図
【符号の説明】
1 室内機 2 ドレンパン 3 接続口 4 ドレンホース 6 開口部 7 蓋

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内機の内部にドレンホースと、端に前
    記ドレンホースとの接続口を配したドレンパンとを設
    け、室内機の外郭の側面には、前記接続口の位置に対応
    した位置に開口部を設け、前記開口部に対応する蓋を設
    け、前記蓋を前記開口部に対して脱着可能とした壁掛形
    室内機。
JP1991036705U 1991-05-23 1991-05-23 壁掛形室内機 Expired - Lifetime JP2532276Y2 (ja)

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JPH04132326U JPH04132326U (ja) 1992-12-08
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