JP2000346390A - 温水暖房装置 - Google Patents

温水暖房装置

Info

Publication number
JP2000346390A
JP2000346390A JP11152758A JP15275899A JP2000346390A JP 2000346390 A JP2000346390 A JP 2000346390A JP 11152758 A JP11152758 A JP 11152758A JP 15275899 A JP15275899 A JP 15275899A JP 2000346390 A JP2000346390 A JP 2000346390A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
heating device
hot water
device main
support plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11152758A
Other languages
English (en)
Inventor
Itaru Yamamoto
格 山本
Masaji Doi
正次 土井
Yukikazu Hashimoto
幸和 橋本
Yoshikazu Kato
嘉一 加藤
Shunsuke Nihei
俊介 二瓶
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noritz Corp filed Critical Noritz Corp
Priority to JP11152758A priority Critical patent/JP2000346390A/ja
Publication of JP2000346390A publication Critical patent/JP2000346390A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Central Heating Systems (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 支持プレートを壁面に固定した後、支持プレ
ートに暖房装置本体を取り付ける温水暖房装置の施工を
容易にする。 【解決手段】 支持プレート22の上部に設けた爪部2
6に暖房装置本体23の差込口29を引っ掛けて暖房装
置本体23を支持させた後、暖房装置本体23の下部を
支持プレート22の下部にねじ止めする。暖房装置本体
23の裏面下部と支持プレート22の間に配管スペース
33を形成し、支持プレート22には配管スペース33
の温水配管24を支持するための配管支持部27を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室等において用
いられる温水暖房装置に関し、特に、壁掛け型の温水暖
房装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1(a)(b)は従来の温水暖房装置
に用いられている金属製の支持プレート1を示す側面図
及び正面図であって、この支持プレート1は、通孔2か
ら壁に打ったねじによって壁面に固定されるようになっ
ている。支持プレート1の上部には2つの爪部3が設け
られており、支持プレート1の下部の水平に屈曲された
部分4には2ヶ所の貫通孔5が開口されている。
【0003】しかして、支持プレート1を壁面に取り付
けた後、暖房装置本体6を支持プレート1に取り付ける
際には、図2に示すように、支持プレート1の上縁から
突出した爪部3を暖房装置本体6の背面に設けられた差
込口7(係止部)に下方から差し入れ、同時に、暖房装
置本体6の凹部8の天井面に突出した突起9を支持プレ
ート1の水平に屈曲された部分4に開口された貫通孔5
に上方から差込むようになっていた。
【0004】また、暖房装置本体6の背面には、ダクト
設備用孔10があいており、当該ダクト設備用孔10に
装着されたダクト11を浴室の壁面にあけた壁開口に挿
入し、屋外に設置された給湯器等から導かれた温水配管
を壁開口内のダクト11外周に通して暖房装置本体6内
へ導入して内部の熱交換器に接続していた。また、ダク
ト11の内周部分は換気扇の換気通路12となってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の温水暖房装置に
あっては、上記のように支持プレート1の上部2ヶ所に
設けられた爪部3を暖房装置本体6の差込口7に合わせ
て差し込むと同時に、暖房装置本体6の下部2ヶ所に設
けられた突起9を支持プレート1の貫通孔5に合わせて
挿入しなければならないので、暖房装置本体6を支持プ
レート1に取り付けるのに手間が掛かっていた。特に、
熱交換器や送風機等を内蔵していて重量のある暖房装置
本体6を壁面の高い位置で支持プレート1に取り付ける
ことを考えると、暖房装置本体6の上下を同時に支持プ
レート1に合わせるのは非常に難しかった。
【0006】また、従来の温水暖房装置にあっては、温
水暖房装置の背面で壁面に開口した壁開口から温水配管
を導くようにしていたので、温水暖房装置の設置位置が
制限されており、設置位置に融通が利かなかった。
【0007】本発明は叙上の従来例の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは温水暖房装置
の取り付け施工を容易にすることにある。さらに、本発
明の別な目的は、温水暖房装置の施工位置の自由度を高
くすることにある。
【0008】
【発明の開示】請求項1に記載の温水暖房装置は、温水
の熱を利用して温風を吹き出す暖房装置本体と、該暖房
装置本体を取り付けるための支持プレートとを備えた温
水暖房装置において、前記暖房装置本体の上部に設けら
れた係止部を前記支持プレートの上部に設けられた爪部
に引っ掛け、暖房装置本体の下部をねじのような止め具
で支持プレートの下部に固定することを特徴としてい
る。
【0009】請求項1に記載した温水暖房装置にあって
は、支持プレートの上部に設けられた爪部に暖房装置本
体の係止部を引っ掛けることによって暖房装置本体を支
持させることができるので、暖房装置本体を容易に支持
プレートに取り付けることができ、施工性が向上する。
特に、壁面の高い場所においても容易に支持プレートに
取り付けることができるようになる。さらに、暖房装置
本体を支持プレートに引っ掛けた後、暖房装置本体の下
部をねじのような止め具で支持プレートの下部に固定す
るので、暖房装置本体が支持プレートから外れて脱落す
るおそれがなくなり、本体プレートを確実に固定でき
る。また、暖房装置本体の上部を支持プレートに引っ掛
けた後、暖房装置本体の下部を支持プレートに止め具で
固定する事により、暖房装置本体が支持プレートから浮
き上がるのを防止し、暖房装置本体と壁面との隙間を一
定にする事ができる。
【0010】請求項2に記載の温水暖房装置は、請求項
1に記載した温水暖房装置において、前記支持プレート
の前面と前記暖房装置本体の背面との間に配管スペース
を形成し、該配管スペースと暖房装置本体内部とを連通
させる配管用孔を暖房装置本体の背面に開口したことを
特徴としている。
【0011】請求項2に記載の温水暖房装置にあって
は、暖房装置本体の背面に配管スペースを設けているの
で、壁開口から導入された温水配管を配管スペースを通
して暖房装置本体内へ導くことができ、温水暖房装置の
設置位置が壁開口の位置に制約されにくくなる。よっ
て、温水暖房装置の設置工事を容易にする事ができ、設
置場所の自由度も高くなる。また、配管スペースと暖房
装置本体内部とを連通させる配管用孔を暖房装置本体の
背面に開口しているので、温水配管を外部に露出させる
ことなく配管でき、温水暖房装置を外観よく設置する事
ができる。
【0012】請求項3に記載の温水暖房装置は、請求項
2に記載した温水暖房装置における前記支持プレートの
前面に溝状をした配管支持部を設けたことを特徴として
いる。
【0013】請求項3に記載の温水暖房装置にあって
は、支持プレートに暖房装置本体を取り付けて温水配管
を暖房装置本体と支持プレートの間の配管スペースに納
める際、温水配管を配管支持部に支持させておくことが
できるので、温水配管が下方へ垂れ下がったりせず、施
工を容易にすることができる。
【0014】請求項4に記載の温水暖房装置は、請求項
2又は3に記載した温水暖房装置における前記暖房装置
本体の側面を、該暖房装置本体が取り付けられている壁
面と直角をなす壁面に近接させて配置したことを特徴と
している。
【0015】請求項4に記載の温水暖房装置にあって
は、配管スペースを利用して側面から温水暖房装置内に
温水配管を導くことができるので、温水暖房装置の設置
位置の制約が少なく、暖房装置本体の側面が温水配管の
出ている壁面と近接しているような場合でも設置するこ
とができる。そして、暖房装置本体の側面をその取付壁
面と直角をなす壁面に近接させることにより、温水配管
を側面から導入する場合でも温水配管が露出しないよう
外観よく設置することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図3は本発明の一実施形態による
温水暖房装置21を示す正面図、図4(a)(b)はそ
の左右側面図、図5は一部破断した内部構造図、図6は
その断面図である。また、図7(a)(b)は支持プレ
ート22の側面図及び正面図である。温水暖房装置21
は、浴室等の壁面に支持プレート22を取り付けた後、
支持プレート22に暖房装置本体23を取り付ける構造
となっており、ここで説明する温水暖房装置21では、
向かって右側側面から温水配管24を導かれている。
【0017】支持プレート22の構造を説明する。図8
(a)(b)に示すように、支持プレート22には、複
数の取付用孔25があけられており、支持プレート22
の上縁には2つの爪部26が突出し、下縁に沿って溝状
をした配管支持部27が設けられている。また、配管支
持部27の前面には、雌ねじ孔28が設けられている。
【0018】まず、支持プレート22は、取付用孔25
から壁に打ち込んだビスによって室内壁面の所定位置に
固定される。いま、支持プレート22が取り付けられて
いる壁面と直交する壁面Aから、室内の温水暖房装置設
置位置へ温水配管24が導かれているとすると、支持プ
レート22の配管支持部27内に温水配管24が納めら
れ、温水配管24が下方へ垂れ下がらないよう支持され
る。
【0019】図6に示すように、暖房装置本体23(本
体ケース31)の背面上部には、支持プレート22の爪
部26に対応させて差込口29が設けられており、暖房
装置本体23(本体ケース31)の下部には、支持プレ
ート22の配管支持部27に設けられた雌ねじ孔28に
対応させてねじ止部30が設けられている。しかして、
この暖房装置本体23は、支持プレート22の爪部26
を差込口29に引っ掛けるようにして支持プレート22
に取り付けられる。暖房装置本体23(本体ケース3
1)背面下端部には、向って左端部分を除いて凹部32
が形成されており、暖房装置本体23を支持プレート2
2に取り付けると、この凹部32によって暖房装置本体
23の背面と支持プレート22との間に配管スペース3
3が形成される。しかも、この配管スペース33の下面
には配管支持部27が位置しているので、配管支持部2
7で支持されている温水配管24は、配管スペース33
に納まることになる。
【0020】なお、暖房装置本体23(本体ケース3
1)の向って右側面には、図4(b)に示すように、凹
部32の端に対応させてノックアウト部34が設けられ
ている。ノックアウト部34は、周囲を薄肉部35によ
って形成された部分であって、薄肉部35を鋸等で切断
することによって容易に開口することができる。従っ
て、向って右側から温水配管24が導かれている場合に
は、暖房装置本体23を支持プレート22に取り付ける
前に、向って右側のノックアウト部34は除去される。
【0021】また、凹部32の内側の端には、図7に示
すように、配管スペース33と暖房装置本体23内部を
連通させるための開口36があけられている。暖房装置
本体23が支持プレート22の爪部26に引っ掛けられ
ているだけの状態では、暖房装置本体23の下部を手前
に引くことによって配管スペース33に手を入れること
ができるので、暖房装置本体23の正面カバー45を本
体ケース31から外しておき、配管スペース33内で配
管支持部27に支持されている温水配管24を掴み、温
水配管24を開口36から本体ケース31内へ導入す
る。
【0022】ついで、本体ケース31の下部を配管支持
部27の前面に当て、本体ケース31のねじ止部30か
ら配管支持部27の雌ねじ孔28にねじ37を打って本
体ケース31を支持プレート22に固定する。こうして
下部をねじ止めした状態では、爪部26が差込口29か
ら抜ける恐れがなく、暖房装置本体23を確実に固定で
きる。また、暖房装置本体23が支持プレート22から
浮き上がったりすることがなく、壁面からの距離を一定
にすることができる。
【0023】本体ケース31の内部には、図5に示すよ
うに、向かって中央部から右側にかけて、配管(コイ
ル)内を循環する温水と空気を熱交換させて空気を加熱
するための熱交換器38が配設されている。本体ケース
31内部の、熱交換器38の背後空間の上部には、温風
吹出用ファン39が納められている。温風吹出用ファン
39は、例えば、モータ40によってクロスフローファ
ン41を回転させることにより、熱交換器38で加熱さ
れた空気を下方から吸引し、上方から温風として浴室内
へ吹き出すものである。また、温風吹出用ファン39の
上部前方には、温風吹出用ファン39による温風吹出し
位置に対応させて温風吹出口42を取り付けてあり、温
風吹出口42には上下の風向調整を行なうためのルーバ
ー翼43と、左右の風向調整を行なうための複数枚のル
ーバー羽根44が設けられている。
【0024】上記のようにして配管スペース33を経て
本体ケース31内に導かれた温水配管24は、本体ケー
ス31内において熱交換器38と接続される。
【0025】本体ケース31の前面に着脱自在に取り付
けられている正面カバー45の、熱交換器38と対向す
る部分には、図3及び図6に示すように、ルーバー状の
空気吸込口46が設けられており、空気吸込口46の背
面には下方から防塵用のフィルタ47を着脱自在に差し
込めるようになっている。また、正面カバー45の上部
には、温風吹出口42を外部に露出させるための開口4
8が設けられている。
【0026】図5に示すように、本体ケース31内部の
向かって左側には、換気扇49が取り付けられている。
図4(a)に示すように、換気扇49の吸込み側に対向
させて、本体ケース31の側面には換気用吸気孔50が
あけられている。換気用吸気孔50を暖房装置本体23
の側面に設けているのは、換気扇49による騒音を低減
するためである。換気扇49の取付位置において、本体
ケース31の背面には、比較的大きな主施工孔51が開
口されており、主施工孔51にはダクト52が装着さ
れ、当該ダクト52が暖房装置本体23の背面に突出し
ている。ダクト52内は大小2つの通路に分離されてお
り、換気扇49は断面の小さな通路を塞がないようにし
て断面の大きな通路に接続されている。このように換気
扇49が設けられている場合には、支持プレート22や
暖房装置本体23を壁に取り付ける前に、予め壁にダク
ト52を挿通させるための壁開口をあけておく必要があ
る。しかして、換気扇49により換気用吸気孔50から
吸込まれた室内の空気(浴室の湿気を含んだ空気など)
は、ダクト52を通じて屋外へ排出される。
【0027】また、本体ケース31内の換気扇49の上
方には、受光部53とコントローラ54が設置されてい
る。受光部53は、リモートコントローラ(図示せず)
からの赤外線信号を受信する(運転中や受信確認等の表
示を行なう表示機能も備えている)ものであり、受光部
53は正面カバー45の窓55から露出している。56
は室内温度を検知するための温度センサ(サーミス
タ)、57は熱交換器38の温度を検出するための温度
センサ(サーミスタ)である。
【0028】上記実施形態では、向って右側から温水配
管24を接続する場合を説明したが、この場合暖房装置
本体23へ直接に温水配管24を導入すれば、暖房装置
本体23の側面から暖房装置本体23内に温水配管24
をつないだ状態で暖房装置を支持プレート22に取り付
けなければならず、施工が困難になるが、暖房装置本体
23と支持プレート22の間に配管スペース33を設け
ることによって施工を容易にすることができる。また、
温水配管24は支持プレート22の配管支持部27で支
持されているので、人手によって温水配管24を支えて
いる必要がなく、この点でも施工が容易になる。
【0029】また、暖房装置本体23を支持プレート2
2に取り付ける際にも、上の差込口29だけを支持プレ
ート22の爪部26に引っ掛けるだけでよいので、簡単
に暖房装置本体23を支持させることができる。しか
も、その後、暖房装置本体23の下部を支持プレート2
2にねじ止めすることで暖房装置本体23を支持プレー
ト22に確実に固定できる。
【0030】なお、上記説明では、向って右側から温水
配管24を導入する場合について説明したが、この温水
暖房装置21では、これ以外の方向からも温水配管24
を導入することができる。本体ケース31の向って左側
の側面にも、図4(a)に示すように、周囲を薄肉部5
8で囲まれたノックアウト部59を設けているので、例
えば、向って左側から温水配管24が出ている場合に
は、このノックアウト部59を開口することによって直
接暖房装置本体23内へ温水配管24を導くことができ
る。
【0031】あるいは、図9に示すように、前記ダクト
52の断面の小さな側の通路60を通じて屋外から暖房
装置本体23内に温水配管24を導いて熱交換器38に
接続することもできる。また、本体ケース31の背面に
は、上記主施工孔51よりも小さな副施工孔61も開口
されており、換気扇49が設けられていない場合には、
副施工孔61に合わせて壁に壁開口をあけ、ここから温
水配管24を導入することもできるようになっている。
【0032】なお、図10に示すものは、温水暖房装置
21を壁面に施工するための型紙62を示す図である。
この型紙62には、支持プレートの図22Bと、支持プ
レート22に取り付けたときの暖房装置本体の外形23
Bと、主副2つの施工用孔の図51B、61Bが原寸で
描かれている。ここで、主施工孔51B及び副施工孔6
1Bの中心には、中心マーク63、64が描かれてお
り、さらに主施工孔51及び副施工孔61の外周にはミ
シン目65、66を入れてあり、ミシン目65、66に
沿って主施工孔51又は副施工孔61の位置を開口でき
るようにしている。
【0033】しかして、温水暖房装置21を施工する際
には、壁面の設置しようとする箇所に型紙62を当てて
温水暖房装置21の設置位置を決める。そして、型紙6
2の上から主施工孔51B(あるいは、副施工孔61
B)の中心に例えばポンチ等を打って壁面に印を付け
る。型紙62を除いた後、ポンチ等で壁に付けた印を中
心として治具によって壁に丸く壁開口を貫通させる。壁
開口を開け終えると、再び温水暖房装置21Bの設置位
置に型紙62を当てる。この時、型紙62をミシン目6
5(66)で切って主施工孔51B(あるいは、副施工
孔61B)を開口しておく。主施工孔51B(あるい
は、副施工孔61B)を開口することによって壁開口の
位置が分かるので、主施工孔51B(あるいは、副施工
孔61B)と壁開口とを一致させるようにして再度型紙
62の位置を決める。こうして型紙62の位置が決まっ
たら、型紙62に描かれている支持プレート22Bに合
わせて型紙62の上から壁面に支持プレート22を当て
て位置決めする。このままで、取付用孔25から壁面に
ビス等を打って支持プレート22を固定する。従って、
この型紙62を使用することによって支持プレート22
や暖房装置本体23を正確に取り付けることができ、後
で壁開口とダクト52の位置が合わなくなったりする恐
れが無くなる。
【0034】
【発明の効果】請求項1に記載した温水暖房装置にあっ
ては、上述のように支持プレートの上部に設けられた爪
部に暖房装置本体の係止部を引っ掛けることによって暖
房装置本体を支持させることができるので、暖房装置本
体を容易に支持プレートに取り付けることができ、施工
性が向上する。特に、壁面の高い場所においても容易に
支持プレートに取り付けることができるようになる。さ
らに、暖房装置本体を支持プレートに引っ掛けた後、暖
房装置本体の下部をねじのような止め具で支持プレート
の下部に固定するので、暖房装置本体が支持プレートか
ら外れて脱落するおそれがなくなり、本体プレートを確
実に固定できる。また、暖房装置本体の上部を支持プレ
ートに引っ掛けた後、暖房装置本体の下部を支持プレー
トに止め具で固定する事により、暖房装置本体が支持プ
レートから浮き上がるのを防止し、暖房装置本体と壁面
との隙間を一定にする事ができる。
【0035】請求項2に記載の温水暖房装置にあって
は、暖房装置本体の背面に配管スペースを設けているの
で、壁開口から導入された温水配管を配管スペース33
を通して暖房装置本体内へ導くことができ、温水暖房装
置の設置位置が壁開口の位置に制約されにくくなる。よ
って、温水暖房装置の設置工事を容易にする事ができ、
設置場所の自由度も高くなる。また、配管スペースと暖
房装置本体内部とを連通させる配管用孔を暖房装置本体
の背面に開口しているので、温水配管を外部に露出させ
ることなく配管でき、温水暖房装置を外観よく設置する
事ができる。
【0036】請求項3に記載の温水暖房装置にあって
は、支持プレートに暖房装置本体を取り付けて温水配管
を暖房装置本体と支持プレートの間の配管スペースに納
める際、温水配管を配管支持部に支持させておくことが
できるので、温水配管が下方へ垂れ下がったりせず、施
工を容易にすることができる。
【0037】請求項4に記載の温水暖房装置にあって
は、配管スペースを利用して側面から温水暖房装置内に
温水配管を導くことができるので、温水暖房装置の設置
位置の制約が少なく、暖房装置本体の側面が温水配管の
出ている壁面と近接しているような場合でも設置するこ
とができる。さらに、暖房装置本体の側面をその取付壁
面と直角をなす壁面に近接させることにより、温水配管
を側面から導入する場合でも温水配管が露出しないよう
外観よく設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)は従来例の温水暖房装置に用いら
れていた支持プレートを示す側面図及び正面図である。
【図2】従来の温水暖房装置において、上記支持プレー
トに取り付けられた暖房装置本体を示す背面図である。
【図3】本発明の一実施形態による浴室暖房乾燥装置の
正面図である。
【図4】(a)(b)は同上の浴室暖房乾燥装置の側面
図である。
【図5】同上の浴室暖房乾燥装置の内部を示す一部破断
した正面図である。
【図6】同上の浴室暖房乾燥装置の断面図である。
【図7】本体ケースの背面に設けられた凹部と配線スペ
ースを暖房装置本体に連通させるための開口を示す一部
破断した斜視図である。
【図8】(a)(b)は支持プレートの側面図及び正面
図である。
【図9】上記温水暖房装置における別な配管状態を示す
図である。
【図10】温水暖房装置を壁面に施工するための型紙を
示す図である。
【符号の説明】
22 支持プレート 23 暖房装置本体 24 温水配管 26 爪部 27 配管支持部 28 雌ねじ孔 29 差込口 30 ねじ止部 32 凹部 33 配管スペース 36 開口 38 熱交換器 39 温風吹出用ファン 62 型紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 幸和 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 加藤 嘉一 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 二瓶 俊介 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 Fターム(参考) 3L050 BB07 3L071 AA01 3L072 AA06 AB06 3L073 BC02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温水の熱を利用して温風を吹き出す暖房
    装置本体と、該暖房装置本体を取り付けるための支持プ
    レートとを備えた温水暖房装置において、 前記暖房装置本体の上部に設けられた係止部を前記支持
    プレートの上部に設けられた爪部に引っ掛け、暖房装置
    本体の下部をねじのような止め具で支持プレートの下部
    に固定することを特徴とする温水暖房装置。
  2. 【請求項2】 前記支持プレートの前面と前記暖房装置
    本体の背面との間に配管スペースを形成し、該配管スペ
    ースと暖房装置本体内部とを連通させる配管用孔を暖房
    装置本体の背面に開口したことを特徴とする、請求項1
    に記載の温水暖房装置。
  3. 【請求項3】 前記支持プレートの前面に溝状をした配
    管支持部を設けたことを特徴とする、請求項2に記載の
    温水暖房装置。
  4. 【請求項4】 前記暖房装置本体の側面を、該暖房装置
    本体が取り付けられている壁面と直角をなす壁面に近接
    させて配置したことを特徴とする、請求項2又は3に記
    載の温水暖房装置。
JP11152758A 1999-05-31 1999-05-31 温水暖房装置 Pending JP2000346390A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11152758A JP2000346390A (ja) 1999-05-31 1999-05-31 温水暖房装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11152758A JP2000346390A (ja) 1999-05-31 1999-05-31 温水暖房装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000346390A true JP2000346390A (ja) 2000-12-15

Family

ID=15547522

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11152758A Pending JP2000346390A (ja) 1999-05-31 1999-05-31 温水暖房装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000346390A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003050024A (ja) * 2001-08-06 2003-02-21 Rinnai Corp 浴室空調装置とその設置方法
JP2008190750A (ja) * 2007-02-02 2008-08-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 分離形空気調和機の据付装置
JP2016085022A (ja) * 2014-10-29 2016-05-19 富士工業株式会社 レンジフード設置用位置決め部材
WO2017158774A1 (ja) * 2016-03-16 2017-09-21 三菱電機株式会社 位置決め装置および位置決め装置付き梱包装置
JP2018035956A (ja) * 2016-08-29 2018-03-08 株式会社トヨトミ 空気調和機の設置構造

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003050024A (ja) * 2001-08-06 2003-02-21 Rinnai Corp 浴室空調装置とその設置方法
JP2008190750A (ja) * 2007-02-02 2008-08-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 分離形空気調和機の据付装置
JP2016085022A (ja) * 2014-10-29 2016-05-19 富士工業株式会社 レンジフード設置用位置決め部材
WO2017158774A1 (ja) * 2016-03-16 2017-09-21 三菱電機株式会社 位置決め装置および位置決め装置付き梱包装置
JPWO2017158774A1 (ja) * 2016-03-16 2018-06-21 三菱電機株式会社 位置決め装置および位置決め装置付き梱包装置
JP2018035956A (ja) * 2016-08-29 2018-03-08 株式会社トヨトミ 空気調和機の設置構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2592546A1 (en) Ventilation exhaust fan
JP2009115360A (ja) 天井埋込形空気調和機
JP2000346390A (ja) 温水暖房装置
JP3615366B2 (ja) 天吊型空気調和装置
JP2004150717A (ja) 空調装置およびフロントパネル
KR100755301B1 (ko) 천정형 공기조화기의 분할식 인쇄회로기판의 장착구조
JP4417101B2 (ja) 天吊型空気調和装置
JP2004085000A (ja) 空気調和機の室内機
JP2000065385A (ja) 天井埋込型空気調和機
JP6264264B2 (ja) 天井埋込型空気調和機
JP3059887B2 (ja) 空気調和機の据付構造及びそれに用いる取付枠
JP3349467B2 (ja) 空調装置
JP3688472B2 (ja) 浴室暖房乾燥機
JP2919709B2 (ja) 空気調和機の吸込みパネル
JPH1137491A (ja) 浴室暖房乾燥装置
JP2004278982A (ja) 空気調和機
JP2895852B2 (ja) 天吊型空気調和ユニット
JPH09273768A (ja) 空気調和機
JP3398577B2 (ja) 浴室暖房乾燥装置
JP2000055552A (ja) 浴室暖房乾燥機
JPH03110328A (ja) 一体形空気調和機
JP2532276Y2 (ja) 壁掛形室内機
JP3913365B2 (ja) 浴室暖房乾燥機
JP2000055551A (ja) 浴室暖房乾燥機
JP3544164B2 (ja) 浴室空調装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040601

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041026