JP2530481B2 - 電気錠の制御装置 - Google Patents

電気錠の制御装置

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JP2530481B2
JP2530481B2 JP63131183A JP13118388A JP2530481B2 JP 2530481 B2 JP2530481 B2 JP 2530481B2 JP 63131183 A JP63131183 A JP 63131183A JP 13118388 A JP13118388 A JP 13118388A JP 2530481 B2 JP2530481 B2 JP 2530481B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電気錠の制御装置に関するもので、特に必要
に応じて、防犯上あるいは管理上の目的から一時的にテ
ンキーやカードリーダー等からの信号による電気的制御
機能を停止させることができるようにしたものである。
〔従来の技術および問題点〕
従来、防犯上の目的からテンキーやカードリーダー等
からの暗証コードの入力を一時的に停止させるようにし
たものには、例えば特開昭58−176373号公報の如き発明
のものが提案されている。
ところで、上記従来のものにあっては、一時的に解錠
不可能とする為に設定した時刻を記憶するRAMやタイマ
ー回路を使用していた。従って、その制御回路は高価な
ものとなり、全体として極めて高価なものとなった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本考案は、RAM等の記憶装置やタイマー等を設けるこ
となく、電気錠本体内に単にスイッチ値を設け、このス
イッチを操作することによって、電気錠を一時的に解錠
不能状態とすることができるようにしたものである。従
って、制御回路は極めて安価なものとなり、全体として
極めて安価なものを提供することができる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、テンキーやカードリーダー等に正当な暗号
や符号が入力された時に、信号を発して電気錠を制御し
て施錠あるいは解錠するようにした電気錠であって、シ
リンダーやサムターン等の手動操作部材によって回動し
て、錠杆あるいは施錠部材を作動させ、施錠あるいは解
錠するように錠ケース内に設けたハブの近辺にスイッチ
を設け、施錠状態あるいは解錠状態において、上記ハブ
を施錠方向に更に回動させて上記スイッチ操作すること
によって、一時的に電気錠を電気的に制御できなくなる
ようにしたものである。
〔実施例〕
第1図は本発明に係わる電気錠の基本システムを示す
もので、テンキーやカードリーダー(1)に暗号や符号
が入力された時、制御回路(2)においてそれが正当な
ものであるか否かを判別し、正当なものである場合は信
号を送って、電気錠(3)を施錠あるいは解錠するよう
にしてある。
第2図ないし第3図は本願発明の第一の実施例を示す
もので、電気錠(3)は錠杆(5)の後退を施錠部材
(6)によって制御して、施,解錠する公知の形式のも
ので、施錠部材(6)は中間部材(7)を介して、ソレ
ノイド(9)によって電気的に作動される。また、シリ
ンダーやサムターン等の手動操作部材(図示せず)の操
作軸(12)によってハブ(8)を回動することによって
も作動される。
第2図は解錠,開扉状態を示し、閉扉するとトリガー
(13)の作用によって錠杆(5)は第二図二点鎖線状態
にまで突出する。この状態でシリンダーやサムターン等
の手動操作部材の操作軸(12)によってハブ(8)を反
時計方向に回わすと、ハブ(8)の一端に固定したピン
(8a)によって中間部材(7)は軸(7a)を支点に時計
方向に回動される。
中間部材(7)の一端には係合孔(7b)が設けられてお
り、そこには施錠部材(6)の後端部に固定した係合ピ
ン(6b)が係合しており、前記のように中間部材(7)
が時計方向に回動されると、上記係合孔(7b)が、施錠
部材(6)の係合ピン(6b)を押し上げるので、施錠部
材(6)は軸(6a)を支点に反時計方向に回動され、第
3図の施錠状態となる。即ち施錠部材(6)の先端が錠
杆(5)の段部(5a)に係合し錠杆(5)の後退を阻止
している。
次ぎに解錠するには、ハブ(8)を前記とは逆の方向
に回動すれば、施錠部材(6)の先端部と錠杆(5)と
の係合が解除されるので、錠杆(5)はハンドル等の回
動によって後退される。
尚、(9)はソレノイドでプランジャー(9a)の先端
部に操作部材(9b)が固定されており、該操作部材(9
b)に固定されたピン(9c)が、中間部材(7)の後端
部に設けた係合孔(7c)に係合しており、プランジャー
(9a)の出没作動によって、中間部材(7)を回動させ
て施錠部材(6)を回動させ、前記の如く施錠あるいは
解錠するようにしてある。
そして電気的に施錠するには、第2図の解錠・開扉状
態から閉扉すると、錠杆(5)は第2図二点鎖点状態に
まで突出する。この状態でソレノイド(9)に通電する
と、プランジャー(9a)が突出し中間部材(7)を時計
方向に回動させ、次に施錠部材(6)を反時計方向に回
動させ第3図の施錠状態となる。
次に電気的に解錠するには、第3図の施錠状態におい
て、ソレノイド(9)に通電すると、プランジャー(9
a)はソレノイド内に吸引されて後退し、中間部材
(7)および施錠部材(6)を前記と逆方向に回動し、
施錠部材(6)の先端部と錠杆(5)との係合が解錠さ
れるので、錠杆(5)はハンドル等の回動によって後退
される。
尚、上記の説明では、ソレノイド(9)は通電の都
度、プランジャーが突出、後退作動を繰り返す双安定型
のソレノイドであり、電気錠は通電の都度施錠・解錠を
繰り返すタイプのものである。
ところで、(10)は電気錠(3)の錠ケース(4)内
に設けたスイッチで、第3図の施錠状態から、更にハブ
(8)を施錠方向に回動すると(二点鎖線状態)、ハブ
(8)の先端部の側部がスイッチを押してスイッチ(1
0)はONとなる。該スイッチ(10)がONとなると、例え
ば制御回路(2)の回路の一部が切れるようにし、テン
キーやカードリーダー(1)に正当な暗号や符号が入力
されても、電気錠(3)へは解錠用信号が入力されな
い、即ち電気的に解錠されないようになっている。また
はテンキーやカードリーダー(1)と制御回路(2)と
を結ぶ回路を切って、テンキーやカードリーダー(1)
から制御回路(2)へ信号が行かないようにして電気錠
を電気的に解錠できないようにすることもできる。
尚、第3図において(11)はクリックモーションバネ
でハブ(8)を施錠状態(第3図実線状態)と、ハブ
(8)を更に時計方向に回動して(第3図二点鎖線状
態)電気錠(3)が電気的に作動されないようにした状
態とで、ハブ(8)を安定させるための作動をする。
ところで、ソレノイド(9)や電気錠(3)は前記の
実施例のタイプに限られることなく、ソレノイドは通電
中にのみプランジャーを吸着するタイプのものでもよ
く、電気錠(3)も通電時に施錠あるいは解錠するタイ
プのものでもよい。また電気錠の構造も任意である。
〔第二の実施例〕
第4図は第2の実施例を示すもので、モーター(14)
の作動によって中間部材(5)を介して錠杆(5)を出
没させて施錠・解錠するようにしたもので、シリンダー
やサムターン等の手動操作部材によってもハブ(8)を
回動し、連動部材(16)および錠杆(5)を出没作動で
きる。
(10)はハブ(8)に接近して設けたスイッチで、第
4図の施錠状態からハブ(8)を更に時計方向に回動さ
せ(二点鎖線状態)、上記スイッチ(10)を作動させる
ことによって、前記の実施例と同様に、テンキーやカー
ドリーダー等に正当な暗号や符号が入力されてもモータ
ー(14)へは通電されない、即ち解錠されない状態にす
ることが出来る。
〔その他の実施例〕
前記第一および第二の実施例では、スイッチ(10)を
ONすることによって、電気錠(3)が電気的に解錠され
ないようにしたものを示したが、例えば電気的に施錠さ
れないようにすることもできる。
この場合は、前記の実施例とは逆に、解錠状態におい
て、ハブ(8)を更に解錠方向に回動させることによっ
て、スイッチ(10)をONとするよう構成すればよい。
尚、上記の実施例では、スイッチ(10)をシリンダー
やサムターンとは別個に錠ケース内に設けたが、シリン
ダーやサムターン内にスイッチ(10)を一体的に設けた
もの、いわゆるキースイッチの如きものでもよいことは
勿論である。
〔発明の効果〕 本発明の電気錠制御装置は、上記のように電気錠の錠
ケース内にスイッチを設け、電気錠を施錠あるいは解錠
操作するをシリンダーやサムターン等の手動操作部材に
よって直接あるいはハブを介して間接的に上記スイッチ
を操作することによって、一時的に電気錠を電気的に解
錠あるいは施錠できないようにすることができるもので
あるから、従来の如く、RAM等の記憶回路やターマー回
路等を用いることなく、極めて安価に提供できる。
しかも、その操作は例えば一時的に施錠不可能にする
為には、手動操作部材によって電気錠を施錠操作した
後、そのまま更に手動操作部材を操作することによって
スイッチを操作することができるので、従来の如くある
特定の煩しい操作も必要とせず、操作が簡単である。
尚、電気錠を一時的に電気的制御が不可能にする目的
は、就寝する時や長期不在にする場合に防犯上有効であ
る。
また、一時的に電気的に施錠不可能とする目的は、例え
ば寮等の管理をする場合、使用されていない部屋を使用
される迄の間、施錠不可能とする必要がある場合等に便
利である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の実施例を示し、第1図は
ブロック図、第2図は第一実施例の、電気錠の解錠状態
を示す内部構造図、第3図は第一実施例の電気錠の、施
錠状態を示す内部構造図、第4図は第二実施例の電気錠
の内部構造図である。 1:テンキーやカードリーダー、3:電気錠、4.:錠ケー
ス、5:錠杆、6:中間部材、8:ハブ、9:ソレノイド、10:
スイッチ、12:手動操作部材(図示せず)の操作軸

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テンキーやカードリーダー等からの信号に
    よって電気的に制御されて、施錠あるいは解錠されるよ
    うにした電気錠であって、シリンダーやサムターン等の
    手動操作部材によって回動して、錠杆あるいは施錠部材
    を作動させ、施錠あるは解錠するように錠ケース内に設
    けたハブの近辺にスイッチを設け、施錠状態あるいは解
    錠状態において、上記ハブを施錠方向あるいは解錠方向
    に更に回動させて上記スイッチを操作することによっ
    て、一時的に電気錠を電気的に制御できなくなるように
    したことを特徴とする、電気錠の制御装置。
  2. 【請求項2】シリンダーやサムターン等の手動操作部材
    にスイッチを一体的に設け、施錠あるいは解錠操作時、
    該シリンダーあるいはサムターンを更に施錠方向にある
    いは解錠方向に回動させることにより前記スイッチを操
    作させるようにしたことを特徴とする前記特許請求範囲
    第1項記載の電気錠の制御装置。
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