JP5067686B2 - 電動錠前システム - Google Patents

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美和ロック株式会社
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この発明は、蝶番で開閉する扉錠で、電動するものに関する。

従来の蝶番で開閉する電気扉錠は、扉外部の複数あるいは単数の扉の開閉を管理する場所から電力を供給して、遠隔の、施開錠しなければならない扉をモータによる電動で動作させている。いっぽう、扉のある場所で扉を施開錠するときは、サムターンを手動で回転させて、それに直結する施開錠のためのリンク部品などを動作させて、施開錠の動作をさせている。このときは、電動という動作での施開錠の動作でなく、すべて手動力である。このように従来の電気扉錠では、手動、電動の2系統の動作が並存する構造になっている。
特開平7−197708

従来の電気扉錠は、上述のように手動、電動の2系統の動作系統を持ち、操作上は並存させねばならないため、構造が複雑になり、必要部品数も多く、製品単価の上昇や故障の原因になっている。また、手動部分では、サムターン部分への手動力だけで施開錠の動作をおこなうため、錠前内部の施開錠動作をおこなうためのリンク部品なども、その手動力で作動させる必要があり、しばしば、操作の感触が円滑でない、重いなどの欠点があった。このことは、手動力の弱い使用者である高齢者、幼児、障害者、なんらかの疾患の患者などにとっては、使用上の大きな問題点で、施開錠の操作が不可能であったり、操作に苦痛をともなうものになっている。

本発明は、電気扉錠の、手動力での操作のときにも、操作感触が円滑良好で、操作力量の小さく軽い扉錠を提供することを目的としている。

従来の電気扉錠では、上述のように、手動と電動の2系当の動作系列を並存させていた。これを、本発明では、常に電動のみでの施開錠駆動とし、従来の慣れ親しんだサムターンを回転して施開錠をおこなうという操作方法は残して、サムターンを1種の電気スイッチとして構成し、手動での施開錠は、施開錠動作のきっかけのオンオフだけの機構として、実際の施開錠の動作運動は電動での動作とする。
この発明によれば、サムターンが、微小な力量で動作する、単なる電気スイッチとなるため、サムターンでの手動操作の操作感触が良好になり、操作力量も軽快とできる。また、幼児や、知的障害者の、不測の、安全上問題となる操作に対しても、サムターン部の回転力量を遮断できる機構を付加して安全対策ともできる。また、従来の手動力、電動力の並存構造でないため、構造が単純になり、部品数も少なく構成できて、製品単価が安価で、故障の少ない電気扉錠を提供できる。
本発明を以下の実施例に基づいて説明する。
実施例を図1に示す。錠前のサムターン1は手動で回動させる。サムターンを抓む手を離すと、内部に配置されたバネでもとの位置へ回動して戻るように構成する。サムターン1は、サムターン回動検知スイッチ2と直結している。サムターン回動検知スイッチ2は、その内部にサムターン1の、回動の終端位置に電気スイッチが配置されていて、終端位置でオンとなる。また、サムターン回動検知スイッチに連結して、安全対策のためのロックスイッチ11が設置されていて、サムターンの不用意な操作を遮断する。また、サムターン回動検知スイッチ2、あるいはその近傍には施錠状態で点燈する表示灯12も設置される。開錠状態では点燈しないか、その点燈の色彩を変えて、開錠状態を示す点燈とすることもできる。施錠開錠の2つの状態を示すため、2灯としてもよい。
マイコン3は、外部電源/コントローラ4から電源を供給されていて、サムターン1に直結するサムターン回動検知スイッチ2のオン信号を受ける。その信号によってマイコンはモータ5に電力を供給する。電力は通常、扉の外の外部電源/コントローラ4が供給する。外部電源/コントローラ4自体の不調、あるいは停電によって外部電源/コントローラ4からの電源が遮断されたときは、補助電池10がモータ5へ電力を供給する。補助電池10は、非常用で、通常は、マイコン3の判断によって、必要に応じて外部電源/コントローラ4から電力の供給を受け、必要電力を充電、貯蔵する。
モータ5は、デッドボルト駆動機構6を駆動してデッドボルト駆動レバー9を図の矢印、左右方向に移動させ、それに連結されたデッドボルト7も、錠前ボディに固着されたデッドボルトスライドガイド8を案内として左右に移動し、開錠状態あるいは施錠状態となる。
モータ5は、サムターン1に直結したサムターン回動検知スイッチ2のオンによって、正転あるいは、逆転し、施錠のとき開錠、開錠のとき施錠の状態となるように回転する。
閉扉センサ11は、扉が閉まった状態、つまり扉が扉枠に収まって施錠できる状態か、扉が開いた位置にあるかを監視し、マイコン3に伝達する。
自動施錠モードスイッチ14は、オンのとき、扉が閉まって、施錠できる状態になったときに、手動でのサムターンの施錠しょうとする回動によらないで、自動的に施錠をおこなわせるスイッチである。
次に、この扉錠の動作について説明する。
デッドボルトが施錠位置のとき、サムターン1が、回動終端位置へ回動されて、サムターン回動検知スイッチ2がオンになると、マイコン3は外部電源/コントローラ4から電力供給を受け、モータ5を開錠方向へ回転させる。モータ5は直結したデッドボルト駆動機構6を駆動し、デッドボルト7を開錠位置とする。停電によって、あるいは、なんらかの不調によって、外部電源/コントローラ4から電力が供給されないときは、マイコンによって常時管理、充電されて適正状態にある補助電池10が、代替して電力をモータ5に供給する。
手動での開錠状態から施錠状態へは、上記の逆の動作となる。
安全対策のためのロックスイッチ12は、オンのとき、手動でサムターンは回動できるが、サムターンに直結されたサムターン回動検知スイッチ2をオフに保持するため、施開錠の動作はおこなわれないで、扉の管理者が予期しない幼児などの不用意なサムターン操作を無効とできる。
自動施錠モードスイッチ14は、オンであれば開錠動作をして、扉を開けて、閉めると、閉扉センサ11が扉が施錠可能位置であることを検知して、自動的に扉を施錠する。オフであれば、サムターンを回動して、開錠動作をし、扉を開けて、さらにもう一度サムターンを回動して、施錠動作となる。
サムターン1の操作ではなくて、扉の状態を監視管理する場所からの動作は、その場所からの、開錠あるいは施錠の指示をマイコン3が受けてモータ5を開錠あるいは施錠の方向に回転させて、錠前を開錠あるいは施錠の状態とする。そのときマイコン3は表示灯13を点燈あるいは消燈させて、開錠あるいは施錠の状態であることをサムターン1部に表示する。
電動錠前システムの全体の概念図
符号の説明

1 サムターン
2 サムターン回動検知スイッチ
3 マイコン
4 外部電源/コントローラ
5 モータ
6 デッドボルト駆動機構
7 デッドボルト
8 デッドボルトスライドガイド
9 デッドボルト駆動レバー
10 補助電池
11 閉扉センサ
12 ロックスイッチ
13 表示灯
14 自動施錠モードスイッチ

Claims (1)

  1. サムターンに電気スイッチを直結して、そのオン動作で、電動でデッドボルトを駆動する電気扉錠において、サムターンに直結した電気スイッチのオンオフ動作を無効にできる、もうひとつのスイッチを設けた電気扉錠
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