JP2585931B2 - ロッカーの施錠装置 - Google Patents

ロッカーの施錠装置

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JP2585931B2
JP2585931B2 JP4281426A JP28142692A JP2585931B2 JP 2585931 B2 JP2585931 B2 JP 2585931B2 JP 4281426 A JP4281426 A JP 4281426A JP 28142692 A JP28142692 A JP 28142692A JP 2585931 B2 JP2585931 B2 JP 2585931B2
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進 上木
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ROTSUKU MAN KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロッカーに関し、特に暗
唱番号を利用して施錠、開錠できるロッカーに関するも
のである。
【0002】
【従来技術】近年、ゴルフ場、ホテル、病院等で客ある
いは入院患者が貴重品を収納できる小型ロッカーが普及
しはじめている。図3は該ロッカーの従来例概念図であ
り、制御系はCPUでの作業を機能ブロック化して現わ
している。
【0003】ロッカー本体1の扉2の裏面にストップバ
ー12の後端が挿入されたソレノイド11が配置され、
該ストップバー12の先端12aはバネ13によって押
されて該扉2より外側に突出し、その突出部が本体1側
のストップ穴に嵌り込んで施錠した状態となる。また、
ソレノイド11が作動したとき、バネ13に抗してスト
ップバー12が内側に後退し、開錠するようになってい
る点は従来と同じである。更に、該ストップバー12に
レバー受け突起14が手前(ロッカー裏側)に突出さ
れ、該レバー受け突起14に対して開錠レバー21が軽
く当接している。該開錠レバー21は錠30の軸心32
によって回動され、キー80によって錠30の軸心32
が回動したときにストップバー12を開錠方向Aに後退
させて開錠する点も従来と同じである。
【0004】扉2には外部から操作ができる操作ボード
110が備られ、該操作ボード110より暗唱番号を入
力することによって制御手段100が作動して、暗唱番
号の記憶部130への設定登録及び扉の開閉を制御する
ようになっている。
【0005】すなわち、操作ボード110より設定登録
を指示する(図1の場合開始キーを押して、確認キーを
所定時間押す)と、スイッチ150が作動して暗唱番号
設定登録部120が選択されて作動する。この状態で該
操作ボード110より暗唱番号を入力した後、確認キー
を押すと暗唱番号が記憶部130に登録される。
【0006】次いで、操作ボード110より「開」が指
示されると、スイッチ部150が作動して開錠操作部1
40が選択され、操作ボード110より暗唱番号が入力
されるとともに記憶部130より設定登録された暗唱番
号が入力される。これによって両方の暗唱番号が一致し
たとき、スイッチ手段70をONにしてソレノイド11
を駆動し、ストップバー12を後退させて開錠するよう
になっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成に係
るロッカーは、通常管理者側(ゴルフ場、ホテル、病院
側)がマスターキー80を保有し、使用者である客ある
いは入院患者は暗唱番号のみでロッカーの開閉をするよ
うになっている。
【0008】従って、ロッカー使用者が気が付かない間
にマスターキー保有者が勝手に開錠してもロッカー使用
者には分からないことになり、不都合である。そこで、
タイマーを開錠操作部140と連動し、使用を開始した
とき(暗唱番号を設定したとき、あるいは暗唱番号を用
いて開錠したとき)から所定時間(例えば24時間)以
内は暗唱番号でしか開錠できないようにし、該所定時間
が経過すると自動的に開錠状態となる構成のロッカー装
置が実開平3−5870号公報に開示されている。しか
しながら、この装置によると、上記所定の設定時間が経
過すると開錠状態となるので、何等かの都合で該所定時
間内に使用しなかったときに不用心となる。
【0009】従って、ロッカー使用者が気が付かない間
にマスターキー保有者が勝手に開錠してもロッカー使用
者には分からないことになり、不都合である。そこで、
タイマーを開錠操作部140と連動し、使用を開始した
とき(暗唱番号を設定したとき、あるいは暗唱番号を用
いて開錠したとき)から所定時間(例えば24時間)以
内は暗唱番号でしか開錠できないようにし、該所定時間
が経過すると自動的に開錠状態となる構成のロッカー装
置が実開平3−5870号公報に開示されている。しか
しながら、この装置によると、上記所定の設定時間が経
過すると開錠状態となるので、何等かの都合で該所定時
間内に使用しなかったときに不用心となる。更に、特開
昭64−90371号公報には、メモリコントロール用
の制御用スイッチを設け、該制御用スイッチの状態に応
じて、外部電源を切ったときにメモリの内容が消去され
るようにしたり、あるいはされなかったりする構成が開
示されている。この構成によると、上記スイッチ23の
操作を顧客にまかせると、誤って操作した場合に盗難に
会う等の危険な状態を発生し、係員による厳重な管理を
必要として維持コストが高くなる欠点がある。また、上
記制御用スイッチをロッカーのどこに設置するかの記載
はないが、ロッカーの内側に設けるとすると利用者ある
いは係員は、わざわざドアを開いた状態で、該制御用の
スイッチを操作する必要があり、また、ロッカーの外側
に設けるとすると当事者以外の者が自由に操作できる危
険性がある。更に、この構成によると暗唱番号を忘れた
ときの対応がとれない難点がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は以下の手段を採用している。すなわち、例え
ば第1図に示すようにロッカー外側より操作が可能な操
作ボード110と操作ボード110よりのキー操作によ
って暗唱番号を記憶部130に登録する暗唱番号設定登
録部120と、操作ボード110よりのキー操作によっ
て入力された暗唱番号と上記暗唱番号設定登録部120
に設定された暗唱番号に基づいて開錠する開錠制御手段
40とを備えたロッカーの施錠装置において、マスター
キー80の回動と連動して上記記憶部130に収納され
た暗唱番号をリセットするリセットスイッチ40を備え
たものである。
【0011】
【作用】マスターキー80をキー穴に差し込んで回動す
ると、ストップバー12が開錠方向Aに後退して開錠さ
れるが、このときリセットスイッチ40が作動し、記憶
部130に登録されている暗唱番号をリセットする。こ
れによって以後の暗唱番号の使用が不可能となり、これ
によってロッカー使用者は不正にマスターキー80が使
用されたことが判る。
【0012】また、通常は数字キーをONすることによ
って作動する音響素子60が上記暗唱番号のリセットと
ともに作動しなくなることによって、使用者は第三者が
不正にマスターキー80を使用したことが聴覚的に確認
できる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の実施例の概要を示すものであ
る。ロッカー本体1の扉2の裏面にストップバー12の
後端が挿入されたソレノイド11が配置され、該ストッ
プバー12の先端12aはバネ13によって押されて該
扉2より外側に突出し、その突出部が本体1側のストッ
プ穴に嵌り込んで施錠した状態となる。また、ソレノイ
ド11が作動したとき、バネ13に抗してストップバー
12が内側に後退し、開錠するようになっている。
【0014】該ストップバー12にレバー受け突起14
が手前(ロッカー裏側)に突出され、該レバー受け突起
14に対して開錠レバー21が軽く当接している。該開
錠レバー21は錠30の軸心32によって回動され、キ
ー80によって錠30の軸心32が回動したときにスト
ップバー12を開錠方向Aに後退させて開錠する。
【0015】本発明では上記開錠レバー21にはリセッ
トスイッチ40のスイッチレバー41も当接されてお
り、開錠レバー21が開錠方向に回動されると、該リセ
ットスイッチ40が作動するようになっている。このリ
セットスイッチ40が作動すると後述するように設定登
録部130が作動して暗唱番号の登録をリセットするよ
うになっている。
【0016】図2は本発明の制御手段100の一実施例
を示すものである。まず、この制御手段100の暗唱番
号設定登録部120を用いて暗唱番号が設定される。そ
の手順は本発明とは関係ないのでここでは説明を省略す
る。
【0017】暗唱番号が登録され、かつ扉2が施錠され
ている状態(図1の状態)でマスターキー80が錠30
のキー穴31に差し込まれて開錠方向(矢印方向)に回
動されると、上記のようにストップバー12が開錠方向
Aに後退して開錠するとともに、リセットスイッチ40
を作動させる。これによって上記記憶部130に登録さ
れている暗唱番号はリセットされることになる。これに
よってそれ以降、上記暗唱番号は使用できなくなり、暗
唱番号を入力しても扉が開かないので、使用者は不正に
マスターキー80が使用されたことが判ることになる。
【0018】また、正常な状態では暗唱番号入力の為に
数字キーをONすると、音響素子60がピッと鳴るが、
上記のように暗唱番号がリセットされた状態では上記音
響素子60が作動しない状態とした。これによって使用
者は聴覚的にも不正にマスターキー80が使用されたこ
とが確認できることになる。
【0019】以上説明したように本発明は、マスタキー
を使用してロッカーを開錠すると、それ以降暗唱番号が
使用できなくなるので、不正にマスターキーが使用され
ることを防止でき、また、暗唱番号を忘れてもマスター
キーを使用することによってすぐに元の状態に復するこ
とができる効果がある。更に、ロッカー返却時、あるい
は貸出時に係員はマスタキー一本でッカーの外から操作
するだけで、前の状態をクリアできるので、操作が極め
て簡単となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機械系構成図である。
【図2】本発明の電気系ブロック図である。
【図3】従来例ブロック図である。
【符号の説明】
40 リセットスイッチ 60 音響素子 80 マスターキー 110 操作ボード 120 暗唱番号設定登録部 130 記憶部 140 開錠操作部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロッカー外側より操作が可能な操作ボー
    ド(110) と操作ボード(110) よりのキー操作によって暗
    唱番号を記憶部(130) に登録する暗唱番号設定登録部(1
    20) と、操作ボード(110) よりのキー操作によって入力
    された暗唱番号と上記暗唱番号設定登録部(120) に設定
    された暗唱番号に基づいて開錠する開錠操作部(140) と
    を備えたロッカーの施錠装置において、 マスターキー(80)の回動と連動して上記記憶部(130) に
    収納された暗唱番号をリセットするリセットスイッチ(4
    0)を備えたことを特徴とするロッカーの施錠装置。
JP4281426A 1992-10-20 1992-10-20 ロッカーの施錠装置 Expired - Lifetime JP2585931B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4281426A JP2585931B2 (ja) 1992-10-20 1992-10-20 ロッカーの施錠装置

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JPH06129144A JPH06129144A (ja) 1994-05-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH086516B2 (ja) * 1987-09-29 1996-01-24 株式会社アルファ 貸しロッカー用記憶装置
JPH02236374A (ja) * 1989-03-09 1990-09-19 G S K Hanbai Kk ロッカーにおける自動施錠装置

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JPH06129144A (ja) 1994-05-10

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