JP2525871Y2 - 蓋の開閉装置 - Google Patents

蓋の開閉装置

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JP2525871Y2
JP2525871Y2 JP1205691U JP1205691U JP2525871Y2 JP 2525871 Y2 JP2525871 Y2 JP 2525871Y2 JP 1205691 U JP1205691 U JP 1205691U JP 1205691 U JP1205691 U JP 1205691U JP 2525871 Y2 JP2525871 Y2 JP 2525871Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車コンソールボッ
クスの蓋をはじめ、その他ボックス本体の開口部に回動
可能に設けられる各種蓋(扉類も含む)を、二方向から
開閉することのできる開閉装置の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動車コンソールボックスの蓋を二方向
から開閉する装置としては、例えば、実開昭60−90
042号公報に示すものが存する。該従来の開閉装置
は、具体的には図示しないが、ボックス本体の開口周縁
両端部に断面円形状の支持軸を横設する一方、蓋の対向
する周縁に該各支持軸に着脱可能に外嵌する断面C字状
の軸受部を一体に設けて、上記各支持軸に対応する軸受
部を夫々回転可能に外嵌すれば、蓋でボックス本体の開
口部を完全に閉塞でき、ボックス本体の開口部を開放す
る場合には、一方の軸受部を支持軸から外して、蓋を他
方の支持軸を支点として回動するか、或いは、逆に、他
方の軸受部を支持軸から外して、今度は、一方の支持軸
を支点として回動すれば、ボックス本体の開口部を二方
向から適宜開放できる構成となっている。従って、この
従来の開閉装置の下では、ボックス本体側に断面円形状
の支持軸を設け、蓋側に断面C字状の軸受部を設ける極
めて簡単な構造を採用するだけで、ボックス本体に設け
られる蓋を二方向から開閉することが可能となる。
【0003】然し乍ら、斯る従来の開閉装置は、蓋の開
閉操作側では、軸受部を支持軸に強制的に外嵌したり、
逆に、この外嵌状態を強制的に解除しなければならず、
又、蓋の回動支点側では、これらの操作に応じて、その
都度、C字状軸受部を支持軸上で無理に回転させなけれ
ばならないので、頻繁に開閉操作を繰り返すと、軸受部
のC字形状が拡径したり変形したりして、円滑な開閉動
作や確実な開閉状態が得られなくなると言う構造上の問
題点を有していた。
【0004】そこで、本出願人は、斯る従来装置の問題
点に鑑み、特願平2−411051号(特開平4−21
6791号)に係る開閉装置を既に提供している。この
開閉装置は、今までにない新しい発想の下で開発された
もので、蓋の両端部に操作部材を夫々移動可能に支承す
ると共に、蓋の内側にばね手段のばね圧を受けて進退動
できる一対の回転軸を配し、該各回転軸を上記操作部材
に個々に連結して、各操作部材を上記ばね手段のばね圧
で互いに外方向に付勢する一方、ボックス本体の開口周
縁両端部に上記回転軸を着脱可能に係止するロック部材
を設けて、操作部材の押圧操作で、該操作部材に連結さ
れた各回転軸を、対応するロック部材から個々に外せる
ように構成したものである。
【0005】依って、当該開閉装置の下では、蓋側に操
作部材と回転軸とばね手段等を組み付けて、該蓋をボッ
クス本体の開口部に被嵌すると、各操作部材に連結され
ている回転軸が、対応する本体側のロック部材にばね手
段のばね圧を伴って自動的に係止するので、蓋のボック
ス本体に対する閉塞状態が得られることとなる。
【0006】そして、蓋を一方向側から開放する場合に
は、同側の操作部材をばね圧に抗して内方向に押圧する
と、該操作部材に連結されている回転軸がロック部材か
ら外れるので、後は、他方向側のロック部材に弾性的に
係止している回転軸を回動支点として、蓋をそのまま上
方に回動すれば、蓋を一方向側から開放することが可能
となり、逆に、蓋を他方向側から開放する場合には、今
度も、同側の操作部材をばね圧に抗して内方向に押圧す
ると、該操作部材に連結されている回転軸がロック部材
から外れるので、やはり、一方向側のロック部材に係止
している回転軸を回動支点として、蓋をそのまま上方に
回動すれば、蓋を他方向側からでも開放することが可能
となる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】然し乍ら、この開閉装
置にあっては、いずれの方向から蓋を開放する場合であ
っても、その逆の回動支点側では、ロック部材に対して
回動支点となる回転軸が単にばね圧を伴って係止してい
るだけであるから、蓋の開放時に、この回動支点となる
回転軸が不用意に動いてガタついたり、或いは、回動支
点側の操作部材に不測の外力等が加わると、今度は、回
転軸がロック部材から簡単に外れて、蓋とボックス本体
とが分解してしまう恐れがある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案の開閉装置は、斯
る先に提供した開閉装置の利点を生かしつつ、その課題
を有効に解決するために再開発されたもので、ボックス
本体の開口部に回動可能に設けられる蓋を二方向から開
閉する開閉装置を前提として、蓋の両端部に操作部材を
夫々移動可能に支承すると共に、蓋の内側にばね手段の
ばね圧を受けて進退動できる一対の回転軸を配し、該各
回転軸を上記操作部材に個々に連結して、各操作部材を
上記ばね手段のばね圧で互いに外方向に付勢し、且つ、
蓋の内面両側適所に上記各回転軸の軸端を遊嵌する長孔
を所定方向に形成したリング体を一体に設け、他方、ボ
ックス本体の開口周縁両端部に上記回転軸を着脱可能に
係止するロック部材を設けると共に、該各ロック部材に
上記対応するリング体を位置決めするストッパー部を設
けて、操作部材の押圧操作で、該操作部材に連結された
各回転軸を、対応するロック部材から個々に外せる構成
を採用した。
【0009】
【作用】依って、本考案にあっても、蓋側に操作部材と
回転軸とばね手段等を組み付けて、該蓋をボックス本体
の開口部に被嵌すれば、各操作部材に連結されている回
転軸が、対応する本体側のロック部材にばね手段のばね
圧を伴って自動的に係止するので、これにより、蓋のボ
ックス本体に対する閉塞状態が得られる。又、蓋を二方
向から開放する場合には、開放側の操作部材をばね圧に
抗して内方向に押圧すれば、該操作部材に連結されてい
る回転軸がロック部材から容易に外れるので、後は、蓋
をそのまま上方に回動すれば、蓋を二方向から開放する
ことが可能となる。
【0010】しかし、本考案にあっては、上記の構成に
加えて、蓋側に対しては、回転軸の軸端を遊嵌する長孔
を形成したリング体を一体に設け、ボックス体のロック
部材側に対しては、該リング体を位置決めするストッパ
ー部を設ける構成となしているので、いずれの方向から
蓋を開放する場合であっても、その逆の回動支点側で
は、ロック部材にばね圧を伴って係止している回転軸の
みを回動支点としなくとも、回動支点側のリング体が蓋
の開放と一緒に、ストッパー部との位置関係を変化させ
ながら回動して、蓋を開放方向に安定して回動させるこ
とが可能となるので、蓋の開放時に、回動支点となる回
転軸が不用意に動いてガタついたりする心配がないばか
りか、例え回動支点側の操作部材に不測の外力等が加わ
っても、リング体に形成されている長孔の規制作用で、
回動支点となる回転軸がロック部材から簡単に外れて、
蓋とボックス本体とが分解してしまう心配も全く解消で
きることとなる。
【0011】
【実施例】以下、本考案を、図示する一実施例に基づい
て詳述すれば、該実施例に係る開閉装置も、自動車コン
ソールボックスに回動可能に設けられる蓋を二方向から
開閉できるように構成したもので、基本的には、本出願
人が先に提出した開閉装置の構成を略そのまま前提とし
ている。
【0012】即ち、本実施例にあっても、図1に示す如
く、蓋1側に対しては、その内側に凹部3を画成して、
該凹部3を画成する両端壁に対向する2個の貫通孔4を
穿設して、該各貫通孔4に連結孔部6を有する操作ボタ
ン5を夫々移動可能に支承する一方、上記凹部3内に一
対の回転軸部8と一対の弾性部9とを一体に有する矩形
状の線材製ばね手段7を撓ませながら配して、該矩形状
ばね手段7のカラー10を嵌装した一対の回転軸部8
を、上記各操作ボタン5の連結孔部6内に遊嵌して連結
することにより、ばね手段7の弾性部9の撓みから得ら
れるばね圧で、各操作ボタン5を互いに貫通孔4内にお
いて外方向に付勢する構成となしている。尚、この場合
において、必要があれば、各操作ボタン5の外方付勢位
置を規制するための手段を、操作ボタン5等に付設する
ものとする。
【0013】又、ボックス本体2側に対しては、その対
向する開口周縁両端部に、テーパーガイド部12とL字
状のロック孔13を有する4個の金属製ロック部材11
を対の関係をもって夫々立設して、該両端側のロック部
材11のロック孔13に上記ばね手段7の各回転軸部8
を、回転軸として着脱可能に係止する構成となしてい
る。
【0014】そして、本実施例は、斯る構成に加えて、
図示する如く、蓋1の凹部3内面両側の両端側に、上記
一対の回転軸部8の軸端8aを遊嵌する長孔15を形成
した4個の円形状のリング体14を一体に突設する一
方、ボックス本体2側の各ロック部材11の外面に、対
応するリング体14を個々に位置決めするストッパー部
16を一体に斜設する構成を採用している。尚、上記各
リング体14に形成される長孔15は、蓋1自体の長手
方向及び操作ボタン5の移動方向と平行すると同時に、
上記ロック部材11のL字状ロック孔13の水平孔部1
3aと平行し、且つ、該水平孔部13aと略等しい寸法
に設定されるものとする。
【0015】依って、斯る構成の開閉装置の下では、蓋
1の各貫通孔4内に操作ボタン5を移動可能に支承し
て、該各操作ボタン5の連結孔部6内にばね手段7の回
転軸部8を遊嵌すれば、凹部3内でばね手段7の弾性部
9が内方に撓みながら、そのばね圧で、各操作ボタン5
を貫通孔4から外方向に付勢する。従って、斯る状態を
得た後は、そのままの状態で、蓋1をボックス本体2の
開口部に被嵌すると、矩形状のばね手段7の各回転軸部
8が、対応するロック部材11のテーパーガイド部12
に案内されて後退しながら、各ロック部材11のL字状
ロック孔13の垂直孔部13bから水平孔部13aに至
ってその端縁に自動的に係止するので、これにより、図
2に示す如く、蓋1のボックス本体2に対する確実な閉
塞状態が得られることとなる。
【0016】尚、斯る蓋1の閉塞状態にあっては、図3
にも示す如く、回転軸となるばね手段7の各回転軸部8
が、一対の弾性部9の撓みにより得られるばね圧を伴っ
て、対応するロック部材11のロック孔13に確実に係
止していると共に、上記の各リング体14がストッパー
部16の規制を受けながら、対応するロック部材11の
外側に位置決めされて、その長孔15とロック孔13の
水平孔部13aとが一致する状態に置かれている。
【0017】そして、蓋1を開放する場合において、今
仮に、図中左側から蓋1を開放する場合には、図4・図
5に示す如く、その連結孔部6に遊嵌されているばね手
段7の回転軸部8を伴って、左側の操作ボタン5をばね
圧に抗して内方向に押圧すると、該ばね手段7の回転軸
部8がロック部材11のロック孔13の水平孔部13a
内を移動した後、図6に示す如く、該ロック孔13の垂
直孔部13b内を上方に移動して、ロック部材11のロ
ック孔13から簡単に外れるので、後は、右側のロック
部材11のロック孔13に係止している回転軸部8を回
動支点として、蓋1をそのまま上方に回動すれば、図7
に示す如く、蓋1を左側から確実に開放することが可能
となる。尚、斯る開放操作に際しては、蓋1の回動と一
緒に、開放側のリング体14もストッパー部16から離
れて移動する訳であるが、この時には、当該リング体1
4の各長孔15内でその軸端8aの移動を許容して、回
転軸部8がロック部材11のロック孔13から外れるこ
とを補助することとなるので、開放側では、リング体1
4の存在が邪魔になることは絶対にない。
【0018】しかし、回動支点側にあっては、ロック部
材11にばね圧を伴って係止している回転軸部8のみを
回動支点としなくとも、図8に示す如く、リング体14
自体がストッパー部16との位置関係を変化させながら
同位置で回動して、蓋1を開放方向に安定して回動させ
ることが可能となるので、蓋1の開放時に、回転軸とな
る回転軸部8が不用意に動いてガタついたりする心配が
全くなくなる。その上、回動支点側で、蓋1の回動に伴
ってリング体14が一緒に回動すると、該リング体14
の長孔15の方向も徐々に変化して、図示する如く、ロ
ック部材11のロック孔13の水平孔部13aと不一致
状態となるので、斯る不一致状態において、例え操作ボ
タン5に不測の外力等が加わっても、このリング体14
の長孔15の規制作用で、回動支点側の回転軸部8がロ
ック部材11のロック孔13から簡単に外れて、蓋1と
ボックス本体2とが分解してしまう心配も完全に解消で
きることとなる。
【0019】尚、この左側から開放された蓋1を閉塞す
る場合には、蓋1を下方に回動すると、左側のばね手段
7の回転軸部8がロック部材11のテーパーガイド部1
2に当接して、該ガイド部12の案内作用で、再び、ロ
ック部材11のロック孔13に自動的に係止するので、
これにより、上記と同様な蓋1の確実な閉塞状態が得ら
れることとなる。
【0020】又、逆に、図中右側から蓋1を開放する場
合には、同じく、連結孔部6に遊嵌されているばね手段
7の回転軸部8を伴って、今度は、右側の操作ボタン5
をばね圧に抗して内方向に押圧すると、前記と同様に、
該ばね手段7の回転軸部8がロック部材11のロック孔
13から容易に外れるので、後は、左側のロック部材1
1のロック孔13に係止している回転軸部8を回動支点
として、蓋1をそのまま上方に回動すれば、図9に示す
如く、蓋1を右側からでも開放することが可能となる。
尚、この場合においても、回動支点側では、リング体1
4がストッパー部16の位置関係を変化させながら蓋1
と一緒に回動することとなるので、蓋1を開放方向に安
定して回動させることが可能となるばかりか、リング体
14の長孔15とロック部材11のロック孔13の水平
孔部13aとの不一致により、例え操作ボタン5に不測
の外力等が加わっても、リング体14の長孔15の規制
作用で、回動支点側の回転軸部8がロック部材11から
簡単に外れて、蓋1とボックス本体2とが分解してしま
う心配も全くない。
【0021】又、本実施例にあって、蓋1自体をボック
ス本体2から取り外す必要が生じた場合には、両側の操
作ボタン5を同時に内方向に押圧して、ばね手段7の両
方の回転軸部8を一緒にロック部材11のロック孔13
から外せば、蓋1をボックス本体2から簡単に取り外す
ことも可能となる。
【0022】尚、上記の実施例にあっては、構造の簡素
化を図る上で、蓋1の回動支点ともなる回転軸部8を、
矩形状のばね手段7の両側部に一体に設けたものである
が、この回転軸部8とばね手段7とを夫々別体に成形す
ることも十分に可能である。更に、実施例は、自動車コ
ンソールボックスの蓋に応用したものであるが、本考案
はこれに限定されるものではなく、本考案の精神に反し
ない限り、その名称の如何に拘らず、二方向からの開閉
が可能な冷蔵庫の扉等を含め、その他種々の蓋や扉類に
対しても、容易に実施応用できることは言うまでもな
い。
【0023】
【考案の効果】以上の如く、本考案は、上記構成の採用
により、ばね手段のばね圧を利用して、ボックス本体の
開口部に回動可能に設けられた蓋を、二方向から開閉す
ることが可能となるので、常に節度感のある確実な開閉
動作及び開閉状態が保障されて、例え頻繁に開閉操作を
繰り返したとしても、従来の如く、円滑な開閉動作や確
実な開閉状態が期待できなくなると言う心配が全くなく
なった。
【0024】その上、本考案にあっては、蓋側に対して
は、回転軸の軸端を遊嵌する長孔を形成したリング体を
一体に設け、ボックス体のロック部材側に対しては、該
リング体を位置決めするストッパー部を設ける構成とな
しているので、いずれの方向から蓋を開放する場合であ
っても、その逆の回動支点側では、ロック部材にばね圧
を伴って係止している回転軸のみを回動支点としなくと
も、リング体とストッパー部の位置関係の変化を得て、
蓋を開放方向に安定して回動させることが可能となるの
で、蓋の開放時に、回動支点となる回転軸が不用意に動
いてガタついたりする心配がなくなるばかりか、例え回
動支点側の操作部材に不測の外力等が加わっても、蓋と
一緒に回動するリング体に形成されている長孔の規制作
用で、回動支点となる回転軸がロック部材から簡単に外
れて、蓋とボックス本体とが分解してしまう心配も全く
解消できることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る開閉装置を示す分解斜視
図である。
【図2】蓋をボックス本体に対して閉塞した状態を示す
断面図である。
【図3】同閉塞状態の要部を示す説明図である。
【図4】ばね手段の回転軸部をロック部材のロック孔の
水平孔部内で移動させた状態を示す要部拡大断面図であ
る。
【図5】同移動状態の要部を示す説明図である。
【図6】ばね手段の回転軸部がロック部材のロック孔の
垂直孔部から外れる要部を示す説明図である。
【図7】蓋を左側(一方向側)から開放した状態を示す
断面図である。
【図8】同開放状態における回動支点側の要部を示す説
明図である。
【図9】蓋を右側(他方向側)から開放した状態を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 蓋 2 ボックス本体 4 貫通孔 5 操作ボタン(操作部材) 7 ばね手段 8 ばね手段の回転軸部(回転軸) 8a 回転軸部の軸端 9 ばね手段の弾性部 11 ロック部材 12 テーパーガイド部 13 ロック孔 14 リング体 15 リング体の長孔 16 ストッパー部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボックス本体の開口部に回動可能に設け
    られる蓋を二方向から開閉する開閉装置において、蓋の
    両端部に操作部材を夫々移動可能に支承すると共に、蓋
    の内側にばね手段のばね圧を受けて進退動できる一対の
    回転軸を配し、該各回転軸を上記操作部材に個々に連結
    して、各操作部材を上記ばね手段のばね圧で互いに外方
    向に付勢し、且つ、蓋の内面両側適所に上記各回転軸の
    軸端を遊嵌する長孔を所定方向に形成したリング体を一
    体に設け、他方、ボックス本体の開口周縁両端部に上記
    回転軸を着脱可能に係止するロック部材を設けると共
    に、該各ロック部材に上記対応するリング体を位置決め
    するストッパー部を設けて、操作部材の押圧操作で、該
    操作部材に連結された各回転軸を、対応するロック部材
    から個々に外せるように構成したことを特徴とする蓋の
    開閉装置。
JP1205691U 1991-02-14 1991-02-14 蓋の開閉装置 Expired - Lifetime JP2525871Y2 (ja)

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