JP2525676B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2525676B2 JP1255190A JP25519089A JP2525676B2 JP 2525676 B2 JP2525676 B2 JP 2525676B2 JP 1255190 A JP1255190 A JP 1255190A JP 25519089 A JP25519089 A JP 25519089A JP 2525676 B2 JP2525676 B2 JP 2525676B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、画像読取位置(以下プラテンと記す)に原
稿を複数枚給送して、該原稿の画像を同一記録媒体の同
一面に形成するようにした複写機、印刷機、レーザービ
ームプリンターあるいはイメージリーダ(読取装置)等
の画像形成装置に関するものである。
<従来の技術> 複写機等の画像形成装置に原稿給送装置を装備して、
原稿をプラテンに自動的に連続給送して複写を行う際
に、例えば二枚の原稿の画像を一枚の記録媒体(コピー
用紙)片面に並べて複写することが知られている。
第7図(a)は上述の複写を行う画像形成装置の一例
を示している。
同図において、100は複写機本体で、画像読取部であ
るプラテン101上に原稿送り装置200が装備されている。
この原稿送り装置200には、原稿束Sを積載する積載
トレイ201と、この積載トレイ201上の原稿束Sから原稿
S′を一枚ずつ分離する分離部202と、この分離部202よ
り分離された原稿S′をプラテン101に搬送する搬送ロ
ーラ303と、この搬送ローラ203と分離部202との間に配
置されて原稿S′を検知するセンサ204と、搬送ローラ2
03から搬送された原稿S′をプラテン101上にセットす
る全面ベルト205と、プラテン101上の原稿S′を排紙ト
レイ206上に排紙する排下ローラ206等が装備されてい
る。
上記画像形成装置では、まず原稿束Sを画像面を上向
きにしてセットする(第7図a参照)。
次いで、複写処理の開始信号により分離部202が回転
し、原稿束Sの最下部の原稿S′を一枚分離して、該原
稿S′の先端を搬送ローラ203に突き当てる(同図b参
照)。
次いで、搬送ローラ203、全面ベルト205を正転して原
稿S′をプラテン101方向に搬送し、原稿S′の後端が
搬送ローラ203を抜けたところで一旦搬送ローラ203、全
面ベルト205を停止する(同c参照)。
次いで、全面ベルト205を逆転させて原稿S′の後端
が搬送ローラ203に突き当たったところで停止する(同
図d参照)。
次いで、分離部202を回転して二枚目の原稿S′を分
離し、該原稿S′の先端を搬送ローラ203に突き当てる
(同図e参照)。
次いで、搬送ローラ203、全面ベルト205を再び正転し
て二枚目の原稿S′がプラテン101の所定位置に到達し
たら、全面ベルト205を停止する(同図f参照)。
これにより、プラテン101上に原稿S′が二枚並列状
態で載置される。この後、原稿S′の画像の読取りを行
うと(同図g参照)、一枚のコピー紙の片面に二枚の原
稿S′の画像が複写される。
読取り終了後、全面ベルト205、排紙ローラ207を正転
してプラテン101上の原稿S′を排紙トレイ206上に排紙
する(同図h参照)。
<発明が解決しようとする課題> しかし、第8図に示す搬送ローラ203のニップ部の拡
大図から明らかなように、一枚目の原稿S′の後端と二
枚目の原稿S′の前端とを突き当てることは難しく、ニ
ップ部の幅Xに相当する隙間が生じてしまう。
また、部品精度上、搬送ローラ203の搬送速度と全面
ベルト205の搬送速度を同一にすることが困難で、この
ため下流側である全面ベルト205の搬送速度を上流側で
ある搬送ローラ203の搬送速度よりも若干速く設定して
いる。これによってプラテン101上にセットされた原稿
S′間には、最小限ニップ部の幅に相当する隙間か、あ
るいはそれ以上の隙間Xよりも大きな間隙が生じてしま
い、複写時に不具合が生じる欠点があった。
例えば、第9図に示すように、原稿S′のサイズをl1
とし、また隙間をl2とした場合、原稿S′の二倍サイズ
のコピー紙に複写すると、一枚目の原稿S′がl2分シフ
トして画像読取領域からはみ出してしまい、一枚目の原
稿S′の斜線部分の区域(l2)がコピー画像から欠落す
るのに対し、二枚目の原稿S′は全域読み取られ、一枚
目と二枚目の原稿S′の欠落が不均一になる欠点があっ
た。
換言すれば、原稿上の画像情報は一般的にその周囲か
ら中心に向かって密度が高くなっているため、欠落幅が
大きければ大きいほど情報欠落が発生し易くなるもので
あり、上述の如く一枚目の原稿側に欠落が偏って生じる
場合、該欠落幅は大きく、一枚目の原稿の情報欠落が発
生し易い危険があった。
本発明は上記従来技術の課題を解決するためになされ
たもので、その目的とするところは、複数枚の原稿の画
像を同一記録媒体の同一面に形成する際、最上流と最下
流の原稿画像の記録媒体からの欠落が等しくなるように
して、情報穴落の危険を可及的に少なくすることが出来
る画像形成装置を提供することである。
<課題を解決するための手段> 上記課題を解決し以下に述べる実施例に適用される手
段は、原稿の画像情報を読み取る画像情報読取手段と、
該画像情報読取手段の読取位置に原稿を給送する原稿給
送手段とを装備して、複数枚の原稿の画像を同一記録媒
体の同一面に形成する画像形成装置において、前記読取
位置に給送する複数枚の原稿間に間隔を空け、且つ前記
読取位置に給送された複数枚の原稿による画像形成時に
前記複数枚の原稿の最下流と最上流の欠落幅を等しくさ
せる画像形成装置制御手段を装備したことを特徴とす
る。
ここで、前記画像形成装置制御手段としては、例えば
前記読取位置に対する原稿停止位置を制御する前記原稿
給送手段の制御手段や、原稿位置に対して前記画像情報
読取手段の読取開始のタイミングを制御する画像情報読
取手段の制御手段や、前記記録媒体の搬送開始タイミン
グを制御する搬送手段の制御手段等がある。
<作用> 上記手段によれば、例えば読取位置において所定間隔
が空けられた二枚の原稿の画像情報を該原稿の二倍のサ
イズの記録媒体の同一面に記録する際、読取位置に対す
る原稿停止位置、画像情報読取手段の読取開始のタイミ
ング、記録媒体の搬送開始タイミング等を制御すること
によって前記二枚の原稿の最上流と最下流の画像欠落幅
を等しくし、これにより一枚目と二枚目の原稿画像の記
録媒体からの欠落幅を小さくし、各原稿の画像情報の欠
落の危険性を少なくしている。
<実施例> 以下、本発明の画像形成装置の一実施例について図面
を参照して説明する。
〔第一実施例〕
第1図乃至第5図は本発明の第一実施例を示してお
り、第1図は本発明を適用した複写機の概略を示す断面
図、第2図(a)乃至(g)は同複写機の原稿送り装置
部分の動作説明図、第3図は同複写機の制御部のブロッ
ク図、第4図は制御部の制御内容を示すフローチャー
ト、第5図は原稿の画像情報の複写状態を示す説明図で
ある。
同図において、10は複写機本体で、画像読取部である
プラテン11上に原稿給送手段としての原稿送り装置12が
装備されている。
この原稿送り装置12には、原稿束Sを積載する積載ト
レイ13と、この積載トレイ13上の原稿束Sから原稿S′
を一枚ずつ分離する分離部14(搬送ベルト14a、分離ベ
ルト14b)と、分離された原稿S′をプラテン11に案内
するほぼU字状のガイド15と、このガイド15の適宜位置
に配置されて原稿S′をプラテン11に搬送する搬送ロー
ラ16と、原稿S′をプラテン11の所定位置にセットする
全面ベルト17等が装備されている。
ここで積載トレイ13の下流側には半円状の給紙ローラ
18と、原稿S′の先端を検知するセンサ19が配置されて
いる。
また分離部14の搬送ベルト14aは第1図において反時
計方向に回転し、また分離ベルト14bは搬送ベルト14aに
近接して同様に反時計方向に回転する。
またガイド15の適宜箇所には原稿S′の通過を検知す
るセンサ20が配置されている。
また全面ベルト17は、プラテン11の一端側(第1図左
側)に配置された駆動ローラ17aと、プラテン11の他端
側(同図右側)に配置された従動ローラ17bと、これら
駆動ローラ17aと従動ローラ17b側に巻き掛けられた搬送
ベルト17cとから構成されている。そして駆動ローラ17a
の駆動軸17a′には駆動モーター21の駆動軸21aの一端が
接続されており、該駆動モーター21により搬送ベルト17
cが第1図に示す実線の矢印方向と点線の矢印方向に走
行するようになっている。なお駆動軸21aの他端にはク
ロック板22が接続され、またこのクロック板22に接近し
てフォトインタラプタ23が配置されている。このフォト
インタラプタ23はクロック板22に設けられたスリット数
をカウントして搬送ベルト17cの移動量を制御するもの
である。
またプラテン11の他端側にはほぼU字状のガイド23と
排紙ローラ24が装備されていて、プラテン11上の原稿
S′を搬送ベルト17a上に配置された排紙トレイ25上に
排紙する。ガイド23の適宜位置には原稿S′を検知する
センサ26が配置されている。
前記複写機本体10内には、プラテン11上の原稿S′の
画像を読取る画像情報読取手段としての読取光学系27が
配置されている。この読取光学系27は、露光ランプ27a
と走査ミラー27bとレンズ27c等から構成されていて、光
学スキャンモータ27d(第3図参照)により走査しつつ
露光ランプ27aで原稿を照明し、原稿からの反射光を走
査ミラー27b、レンズ27cにより図示しない感光体ドラム
上に照射するものである。
次に前記原稿送り装置12による原稿S′の給送制御に
ついて第2図(a)乃至(g)を参照して説明する。
二枚の原稿S′の画像を一枚の記録媒体(コピー用
紙)の片面に並べて複写するとき(ワンスキャンモード
時)には、先ず給送ローラ18と分離部14を回転させて、
原稿束Sの最下部から一枚目の原稿S′を分離して、該
原稿S′の先端を搬送ローラ16に突き当てて所定のルー
プを作る(第2図(a)参照)。そして搬送ローラ16、
全面ベルト17を正転して原稿S′をプラテン11方向に搬
送し、原稿S′の後端が搬送ローラ16を抜けたところで
一旦搬送ローラ16、全面ベルト17を停止する(第2図
(b)参照)。この後全面ベルト17を逆転させて原稿
S′の後端が搬送ローラ16に突き当たったところで停止
する(第2図(c)参照)。
次いで、給送ローラ18と分離部14を回転させて、原稿
束Sから二枚目の原稿S′を分離し、該原稿S′の先端
を搬送ローラ16に突き当てて所定のループを作る(第2
図(d)参照)。そして搬送ローラ16、全面ベルト17を
再び正転して二枚目の原稿S′がプラテン11の所定位置
に到達したら、全面ベルト17を停止する(第2図(e)
参照)。
ここで、全面ベルト17の停止位置、すなわち二枚目の
原稿S′の後端停止位置は通常のモード時の停止位置と
変更される。
通常のモード時では、第2図(e)に示す位置R1(読
取光学系27により読取りが開始される位置)に停止する
ように原稿S′後端がセンサ20を抜けてから所定クロッ
ク進んだところで全面ベルト17が停止する。これに対
し、ワンスキャンモード時では、一枚目の原稿S′と二
枚目の原稿S′との間の隙間をl2とすると、通常モード
時に於ける停止の位置R1よりも上流側にl2/2移動した位
置R2に二枚目の原稿S′の後端が位置するように停止位
置を制御する(第2図(e)参照)。これにより、一枚
目の原稿S′の前端は画像読取領域からl2/2だけはみ出
すことになる。従って、読取光学系27により位置R1から
読取りを行うと、第5図に示すように一枚目の原稿S′
と二枚目の原稿S′の欠落幅がそれぞれl2/2になる。
このように原稿停止位置を制御すると、第5図に示す
ように一枚目と二枚目の原稿S′の欠落幅がそれぞれl2
/2になるが、この欠落は画像情報の密度が低い原稿S′
の側縁部での欠落があり、従来の如く一枚目の原稿に欠
落が集中して幅l2の欠落が生じる場合に比して原稿の情
報欠落の危険が少なくなる。
次いで、原稿S′の読取りを行い(第2図(f)参
照)、この読取り終了後、全面ベルト17、排紙ローラ24
を正転してプラテン11上の原稿S′を排紙トレイ25上に
排紙する(第2図(g)参照)。
次に前記の如く給送制御するための画像形成装置制御
手段である制御部について説明すると、この制御部30は
第3図に示すように、ROM、RAMを内蔵したワンチップマ
イクロコンピュータから構成されており、ROM部分に第
4図に示す制御内容が記憶されていて、該制御内容に従
って前記原稿送り装置12を制御するものである。
前記制御部30の一方の入力端子には前記センサ20、26
とフォトインタラプタ23が接続されていて、これらセン
サ20、26とフォトイタラプタ23からの信号を入力してプ
ラテン11上の原稿S′のサイズ、枚数及び全面ベルト17
の移動量を算出するようになっている。また制御部30の
他方の入力端子には、複写機本体10の操作パネル(図示
せず)に配置した複写モードを設定するモードスイッチ
31と、記録媒体としてのコピー紙のサイズを設定するコ
ピーサイズスイッチ32とが接続されている。
モードスイッチ31によりワンスキャンモード(複数枚
の原稿S′の画像を一枚のコピー紙の片面に複写するモ
ード)を設定する共に、コピーサイズスイッチ32により
コピー紙のサイズを設定すると、ワンスキャンモード時
の原稿停止位置のシフト量を算出する。
すなわち、制御部30では、上記入力信号に基づいて以
下の演算処理を行って原稿停止位置のシフト量を算出す
る。
[(Σl1+Σl2)−l3]÷2 ここで、 Σl1は原稿長さ合計 Σl2は原稿間の間隔の合計 l3は記録紙の長さ である。
前記制御係30の出力端子には前記原稿送り装置12の駆
動モーター21が接続されていて、算出した前記シフト量
に基づいて該駆動モーター21を制御する。
例えば、サイズがA4(長さ210mm)の原稿が二枚の場
合、原稿間の間隔が5mm(搬送ローラ16のニップ部の間
隔で決まる値)であるため、原稿長さ合計Σl1+原稿間
隔長さ合計Σl2は、210×2+5=425mmとなる。このと
き、コピー紙のサイズをA3(長さ420mm)、倍率100%に
指定すると、シフト量は [425−(420/1.00)]÷2=2.5mm となる。従って、このモードで複写を行うと、一枚目、
二枚目の原稿S′にそれぞれ2.5mmの欠落がある複写が
得られる。
またコピー紙がA4縦で、倍率50%で複写を行う場合に
は、 [425−(210/0.50)]÷2=2.5mm となり、原稿停止位置は同じく2.5mmシフトする。
次に前記制御部30による原稿給送手段を第4図のフロ
ーチャートを参照して説明する。
まず、ステップS1でA4サイズの原稿束Sを画像面を上
向きにして積載トレイ13上にセットする。
次いで、ステップS2で例えばモードスイッチ31により
ワンスキャンモードを設定すると共に、コピーサイズス
イッチ32によりA3サイズを設定することとする。
次いで、ステップS3で複写処理の開始信号の有無を判
断し、複写開始要求がある場合には(YESの場合)には
ステップS4に移行してワンスキャンモードか通常モード
かを判断する。通常モードの場合にはステップS5に移行
して通常コピーモードでコピーを行う。
ワンスキャンモードの場合にはステップS6に移行して
一枚目の原稿S′を給送し、ステップS7で一枚目の原稿
S′の給送が完了したか否かを判断し、完了した場合に
は(YESの場合)、ステップS8で二枚目の原稿S′を給
送する。このとき、二枚目の原稿S′の後端停止位置が
通常モード時の停止位置R1よりもl2/2だけ上流にシフト
した停止位置R2に位置するように給送する。
次いで、ステップS9で二枚目の原稿S′の給送が完了
したか否かを判断し、完了した場合には(YESの場
合)、ステップS10で原稿S′の読取りを行う。このと
きA3のコピー紙の片面に二枚の原稿S′の画像が同一の
欠落幅で複写される(第5図参照)。
読取り終了後、ステップS11で原稿S′を排紙トレイ2
5上に排紙し、ステップS12で積載トレイ13上に原稿S′
が残っているか否かが判断され、残っている場合(YES
の場合)にはステップS6に戻り、原稿S′が無くなるま
で同様の操作を繰り返す。
〔第二実施例〕
前記第一実施例では、読取位置R1に対して原稿停止位
置R2をl2/2だけ上流にシフトさせて一枚目の原稿S′と
二枚目の原稿S′の欠落幅が等しくなるようにしたが
(一枚目の原稿S′にだけ欠落が偏らないようにした
が)、この第二実施例では原稿停止位置を通常のモード
時と同じにするが、読取光学系27の読取開始位置を第2
図(e)に示すようにl2/2だけ下流にシフトさせてい
る。
すなわち、二枚目の原稿S′後端がプラテン11の所定
位置に到達したら全面ベルト17を停止する。この所定位
置は通常のモード時の停止位置と同様にR1位置である。
そして読取光学系27が走査を開始して原稿の読取りを行
うが、このとき光学スキャンモーター27d(第3図参
照)を制御部30によって制御して、読取開始位置を通常
のモード時やブック(Book)モード時での読取開始位置
R1よりも下流にl2/dだけシフトした位置R3に変更する。
これにより、前記第一実施例の場合と同様に一枚目の
原稿S′と二枚目の原稿S′の欠落幅が等しくなる。
〔第三実施例〕
前記第一実施例では読取位置R1に対して原稿停止位置
R2をl2/2だけ上流にシフトさせ、また前記第二実施例で
は読取開始位置を通常モード時の読取位置R1よりも下流
にl2/2だけシフトさせて一枚目の原稿S′と二枚目の原
稿S′の欠落幅が等しくなるようにしたが、原稿停止位
置、読取開始位置は通常のモード時と同じに位置R1のま
まにして、記録紙搬送系のレジストクラッチ33を駆動さ
せるタイミングを制御部30によってl2/2だけ遅くしても
同様の効果がある。
すなわち、第6図に示すように、感光体ドラム34の一
枚目画像情報34a1,二枚目画像情報34a2と記録紙35の転
写タイミングを、制御部30でレジストクラッチ33を制御
して距離l2/2だけ遅くすることによって(記録紙35を遅
く搬送開始することによって)、一枚目の原稿S′と二
枚目の原稿S′の欠落幅を等しくすることが出来るよう
になる。
尚、感光体ドラム34上の一枚目画像情報34a1,二枚目
画像情報34a2と記録紙35のシフト量は、等倍コピーのと
きはl2/2であるが、変倍コピーのときは(l2/2)×倍率
になる。これは感光体ドラム34上の画像情報34aはすで
に変倍された画像であるため、記録紙35のシフト量にも
倍率をかける必要があるためである。
〔他の実施例〕
前記実施例では、原稿送り装置12として積載トレイ13
と排紙トレイ25が別々に設けられたタイプの装置を示し
たが、給送された原稿S′を再び積載トレイ13に戻すタ
イプの装置でもよい。
また、プラテン11上に二枚の原稿S′を給送して複写
した場合を示したが、三枚、四枚等の原稿S′をプラテ
ン11に給送して複写してもよい。
また複数枚の原稿S′の画像を同一記録媒体の同一面
に形成する際、記録媒体の片面(表面)のみに形成する
場合(片面コピーの場合)を示したが、記録媒体をプリ
ンタ内部で表裏反転し、裏面にも複数枚の原稿S′の画
像を形成する両面コピーの場合にも適用することが出来
る。
また、本実施例を複写機に適用した場合を示したが、
レーザービームプリンタ、あるいはイメージリーダ(読
取装置)等にも適応出来ることは、勿論である。
<発明の効果> 以上説明したように、本発明によれば、読取位置にお
いて所定間隔が空けられた複数枚の原稿の画像を同一記
録媒体の同一面上に形成する際、前記複数枚の原稿の最
上流と最下流の画像欠落幅を等しくする画像形成装置制
御手段を装備しているので、前記各原稿画像の記録媒体
からの欠落が小さくなり、情報欠落の危険を可及的に少
なくすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の一実施例を示しており、第
1図は複写機の概略を示す断面図、第2図(a)乃至
(g)は同複写機の原稿送り装置部分の動作説明図、第
3図は同複写機の制御部のブロック図、第4図は制御部
の制御内容を示すフローチャートであり、また第5図は
複写状態を示す説明図であり、また第6図は他の実施例
(第三実施例)を示す説明図であり、また第7図(a)
乃至(h)、第8図及び第9図は従来技術を示してお
り、第7図(a)は略解断面図、第7図(b)乃至
(h)は動作説明図、第8図は搬送ローラのニップ部の
拡大断面図、第9図は画像情報が記録媒体から欠落した
状態を示す説明図である。 10は複写機本、11はプラテン(画像読取位置)、12は原
稿給送手段(原稿送り装置)、13は積載トレイ、14は分
離部、16は搬送ローラ、17は全面ベルト、18は給紙ロー
ラ、19、20はセンサ、21は駆動モーター、22はクロック
板、23はフォトインタラプタ、27は画像情報読取手段
(読取光学系)、27dは光学スキャンモーター、30は画
像形成装置制御手段(制御部)、33はレジストクラッ
チ、S′は原稿である。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿の画像情報を読み取る画像情報読取手
    段と、該画像情報読取手段の読取位置に原稿を給送する
    原稿給送手段とを装備して、複数枚の原稿の画像を同一
    記録媒体の同一面に形成する画像形成装置において、 前記読取位置に給送する複数枚の原稿間に間隔を空け、 且つ前記読取位置に給送された複数枚の原稿による画像
    形成時に前記複数枚と原稿の最下流と最上流の欠落幅を
    等しくさせる画像形成装置制御手段を装備したことを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記画像形成装置制御手段は、前記読取位
    置に対する原稿停止位置を制御する前記原稿給送手段の
    制御手段であることを特徴とする請求項(1)記載の画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】前記読取位置に対する原稿停止位置を、原
    稿間隔の半分だけ上流側にする請求項(2)記載の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】前記画像形成装置制御手段は、原稿位置に
    対して前記画像情報読取手段の読取開始のタイミングを
    制御する画像情報読取手段の制御手段であることを特徴
    とする請求項(1)記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記画像情報読取制御手段の読取開始位置
    を、原稿間隔の半分だけ下流側にする請求項(4)記載
    の画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記画像形成装置制御手段は、前記記録媒
    体の転写タイミングを制御する制御手段であることを特
    徴とする請求項(1)記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】前記記録媒体の転写タイミングを、原稿間
    隔の半分だけ遅くする請求項(6)記載の画像形成装
    置。
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