JP3191173B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3191173B2
JP3191173B2 JP11010892A JP11010892A JP3191173B2 JP 3191173 B2 JP3191173 B2 JP 3191173B2 JP 11010892 A JP11010892 A JP 11010892A JP 11010892 A JP11010892 A JP 11010892A JP 3191173 B2 JP3191173 B2 JP 3191173B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子写真複写機等の
画像形成装置に搭載される自動原稿搬送装置の改良に関
し、特にサイズの異なる原稿を混載して予備給紙する自
動原稿搬送装置に関するものである。
【0002】
【発明の背景】自動原稿搬送装置(ADF)は、一般に
複写機等の画像露光部の原稿台ガラス(プラテンガラ
ス)上に装着して使用する。この自動原稿搬送装置を装
着した光学系移動型複写機においては、シート状原稿
(以後単に原稿と称す)を載置した原稿載置台(スタッ
ク部)から自動原稿搬送装置によって1枚ずつ繰出され
た原稿は、搬送ベルトによって原稿台ガラス上に給送さ
れ、ここで複写機本体内の露光部ランプにより露光され
た後、更に原稿排紙台上に搬出される。
【0003】このような自動原稿搬送装置による原稿台
ガラス上の原稿交換動作は、従来、原稿台上の原稿が排
紙されたことを排紙センサによる検知後に、スタック部
から次原稿を送り出して原稿台ガラス上に搬送させ所定
位置に停止させていた。このため原稿交換時間が多くな
り、従ってコピー処理時間を多く要し、コピー生産性が
低下していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】自動原稿搬送装置を使
用して、原稿を原稿台上に自動給紙・排出する原稿交換
動作時に、複写機本体の走査光学系の戻り時間内に原稿
交換を行うようにすれば、コピー生産性は100%となり
時間は要しない。そのためには、スタック部の原稿重送
防止位置から原稿台ガラス面の原稿台停止位置に至る原
稿搬送速度を高速化する必要がある。しかしながら、原
稿搬送速度を高速にすると、モータの大型化、消費電力
の増加、騒音の発生、搬送ベルトの摩耗、原稿破損度の
増大、原稿分離性能の低下等の種々の問題が生じる。
【0005】上記問題を除去して、原稿搬送速度を増加
させないで、原稿の交換時間を短縮する原稿搬送装置の
従来技術として特開平1-236136号公報が開示されてい
る。
【0006】この原稿搬送装置は、1枚目の原稿を所定
位置に搬送停止するのに引き続き、2枚目の原稿を所定
位置に隣接する上流のプラテンガラス上でない位置に搬
送停止し、次に画像読取処理済みの1枚目の原稿を搬送
手段により搬送が可能な位置であって且つ所定位置に隣
接するプラテンガラス上の下流の位置に搬送すると同時
に2枚目の原稿を所定位置に搬送停止し、3枚目以降の
原稿はこの手順を繰り返して順次搬送停止の動作をさせ
ることを特徴とする(フライング原稿搬送方式)。
【0007】また、特開昭60-140364号公報に開示され
た複写機の原稿送り方法は、3枚原稿同時送り方法であ
り、複写可能サイズより小さいサイズの原稿を連続複写
する場合に、複写速度を高め得るようにしたものであ
る。
【0008】上述のような複写機によれば、原稿自動送
りに関連して原稿サイズを検知し、このサイズ検知に応
じた複写用紙を給紙している。もし、原稿がすべて同一
サイズであれば、最初の原稿サイズ検知により、次の複
写用紙の給紙は、次の原稿の送りに関係なく前もって行
なうことができる。しかし、多種サイズの原稿がランダ
ムに混載されている場合には、原稿の分離給紙の都度、
原稿サイズを検知して、そのサイズに応じた複写用紙の
選択給紙を行なう必要があり、複写用紙の先行予備給紙
が不可能となり、複写スピードが低下する。
【0009】また、上記自動原稿搬送装置を備えた複写
機において、複写機本体の側面から給紙カセットを装着
するサイドローディング形式の給紙手段では、給紙カセ
ットの給紙下流側先端部から複写機本体の給紙装置のレ
ジストローラまでの距離が比較的接近しているので、自
動原稿搬送装置における積載台上の原稿のサイズ検知信
号発生から、対応する給紙カセットから記録紙を取り出
して前記レジストローラに至るまでの時間は、前記原稿
がプラテンガラス上の停止位置に至るまでの時間と近似
し、複数のサイズの原稿が混載されているとき、特に原
稿交換時間を短縮する必要は少ない。
【0010】しかし、給紙カセットによる給送開始位置
(記録紙先端部)からレジストローラまでの距離の大き
い給紙装置、例えば前面給紙カセット方式(図1に示す
フロントローディング方式)の給紙装置、または大容量
給紙トレイ方式(LCT)の給紙においては、給紙カセ
ット(または給紙トレイ)から送り出された記録紙がレ
ジストローラに到達するまでの記録紙給紙時間が大きく
なる。このため、次の原稿が、プラテンガラス上の所定
位置に到達しても、これに対応する記録紙が画像形成部
の所定位置に到達せずコピー生産性={毎分当りの原稿
処理枚数(OPM)}が低下する。特に、画像形成処理
速度や原稿搬送速度を向上した高速処理可能で高性能な
複写機においては、上述の記録紙給送遅延が問題とな
る。
【0011】特開昭64-34821号公報に開示された原稿自
動送り装置を備えた複写機においては、給紙手段により
一時待機位置は予備給紙された1枚の原稿のサイズを検
知するサイズ検知手段の検知信号に応じて用紙を選択給
紙するものである。
【0012】しかし、この原稿自動送り装置では、露光
処理部に送られる一枚手前の原稿サイズしか検知できな
い。従って給送路内に小サイズの原稿を多数枚予備給紙
(フライング給紙)可能にする原稿自動送り装置では、
サイズ検知が遅延して原稿交換時間の短縮は不可能であ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、自動原稿搬
送装置を備えた画像形成装置における上記の原稿搬送時
の問題を解決し、原稿搬送信頼性を確保しつつ、原稿交
換時間の短縮と記録紙給送タイミングの向上を計ること
を目的とするものである。
【0014】すなわち、先行原稿露光中に、複数枚の原
稿を前もって一時停止位置まで送り出すフライング給紙
時に、次原稿さらに次次原稿のサイズを検知すること
で、画像形成装置の記録紙給送タイミングを向上させる
ことで、コピー生産性の向上を計ることを目的とするも
のである。
【0015】上記目的を達成する本発明の目的は、サイ
ズの異なる複数の原稿を積載する原稿積載部と、該原稿
積載部上の原稿を送り出し1枚ずつ分離して給送する給
紙部と、該給紙部から露光位置に原稿を搬送する搬送手
段と、前記露光位置から原稿を排出トレイに排出する排
紙ロ−ラとを有する自動原稿搬送装置を備え、前記原稿
画像に対する潜像を画像形成部の感光体上に形成し、該
潜像を現像処理して顕像を形成し、複数の給紙カセット
から選択されて給送される記録紙上に前記顕像を転写す
る構成の画像形成装置において、予備給紙される原稿を
待機せしめる待機位置が前記給紙部から前記露光位置に
至る間に設けられ、前記待機位置に給紙する予備給紙時
に各原稿のサイズを順次検知記憶する原稿サイズ検知手
段及び記憶手段と、前記原稿サイズ検知手段及び記憶手
段によるサイズ検知信号に応じて画像形成部に記録紙を
給送する給紙手段と、前記記憶手段に記憶された各原稿
のサイズに応じた記録紙を選択して予備給紙するように
制御する制御部を備えたことを特徴とする画像形成装置
によって達成される。
【0016】
【0017】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て詳細に説明する。
【0018】図1はこの発明による自動原稿搬送装置を
搭載した画像形成装置(複写機)の全体構成図である。
図において、1は複写機本体、2は走査露光光学系、3
は感光体ドラム31廻りの画像形成手段、4A,4B,4
C,4Dは記録紙供給手段(給紙手段)、5は記録紙搬
送手段、6は定着器、7は反転排紙切替手段、8は反転
搬送手段、9は両面記録用紙搬送手段(ADU)、10は
自動原稿搬送装置(ADF)である。図中、一点鎖線は
記録紙の給搬送経路を示す。
【0019】図2はこの発明による自動原稿搬送装置1
0の断面図、図3は該自動原稿搬送装置の駆動系(動力
伝達系)を示す構成図である。上記自動原稿搬送装置1
0は図1に示すように複写機本体1の上に設置されてお
り、原稿束を積載する原稿載置部11と、原稿束から1
枚の原稿Dを分離して送り出す給紙部12と、該給紙部
12から給送された原稿Dをプラテンガラス21上の所
定位置へ搬送する中間搬送部13および搬送手段14
と、画像露光終了後に該搬送手段14から送り出された
原稿Dを排紙トレイ158または後処理装置に排出する
とともに、画像露光部の原稿を反転させて再びプラテン
ガラス21上に給送する排紙反転部15とから構成され
ている。
【0020】原稿載置部11には、原稿束を積載するスタ
ックトレイ(原稿載置台)110が固設され、該スタック
トレイ110上には、原稿の横幅を規制するための横幅規
制板111が移動可能に設けてある。
【0021】原稿束Dをスタックトレイ110上に載置す
ると、スタックトレイ110上の原稿の有無が、原稿有無
検知手段(原稿ゼロ枚センサ)PS1によって検知さ
れ、複写機本体1のコントロールパネルにADFモード
が表示される。また、原稿束Dの各原稿サイズが同一で
ある場合には、原稿サイズ(例えばB5〜A3)が原稿
横幅検知のセンサPS2によって検出され、複写機本体
1の制御部に入力される。
【0022】前記スタックトレイ110の原稿給送下流先
端側には、可動押圧板112が、揺動軸114を中心にして揺
動可能である。該揺動軸114には、駆動板118がねじ固定
されていて、一体となって揺動可能である。また、揺動
軸114には弾性変形部材(例えばトーションばね)119が
巻回され、その両端部は前記駆動板118を、中央部は前
記可動押圧板112をそれぞれ圧接可能になっている。前
記駆動板118には2箇所のアクチュエータ部が設けら
れ、一方のアクチュエータ部は、前記可動押圧板112に
固設した押圧センサ(例えばフォトインタラプタ)PS
3の光路をオンオフさせる。他方のアクチュエータ部
は、固定底板116に固設した押圧ホームポジションセン
サPS4の光路をオンオフさせ、駆動板118のホームポ
ジションを検知する。
【0023】前記可動押圧板112の原稿給送下流側には
給送部12が設けられている。該給紙部12は、原稿先端ス
トッパ120、駆動ローラ121、従動ローラ122、これら両
ローラを巻回し回動するフィードベルト123、その下方
に位置する重送防止用リバースローラ124とから構成さ
れている。前記駆動ローラ121には、駆動モータM2の
駆動力が電磁クラッチCL1を介して動力伝達される。
【0024】前記フィールドベルト123とリバースロ
ーラ124とが接触する重送防止ニップ位置の下流側に
は、混載原稿モード用の原稿サイズセンサPS8が設置
されている。前記スタックトレイ110上に積載された
原稿束Dから前記給紙部12により一枚原稿が送り出さ
れると、該原稿のサイズ(B5〜A3)が原稿サイズセ
ンサPS8によって検出され、複写機本体1の制御部に
入力される。以下、混載モード原稿について説明する。
【0025】図4はスタックトレイ110上に混載可能な
各種サイズの原稿の載置位置と原稿サイズセンサPS8
の設置を示す平面図である。各種サイズ(B5〜A3)
の原稿束は、スタックトレイ110上で給紙方向Aと直交
する原稿先端基準面Bと該基準面Bと直交する原稿幅方
向基準面Cとに突き当てて片側基準で位置決めされる。
【0026】前記原稿サイズセンサPS2は、上記原稿
先端基準面Bに平行して設けられ、非接触センサ(例え
ば光センサ)S1,S2,S3,S4,S5,S6が一
列配置されている。センサS1はB5判横置き原稿(B
5R)が給紙されたとき、光路を遮って該原稿の通過を
検知することにより、B5R原稿のサイズを検知する。
同様にして前記センサS1とB5RとA4Rの幅方向の
中間に位置するS2とはA4R原稿のサイズを、センサ
S1,S2,S3はB5原稿サイズを、センサS1,S
2,S3,S4はA4原稿サイズを、センサS1,S
2,S3,S4,S5はB4原稿サイズを、センサS
1,S2,S3,S4,S5,S6はA3原稿サイズそ
れぞれ識別する。図5は上述の原稿サイズ検知動作を示
すフローチャートである。
【0027】図6は原稿載置モードの制御回路構成の一
例を示すブロック図である。マイクロコンピュータ(C
PU)100は、ROM101に予め記憶されている制御用プ
ログラムに従って制御を行なう。RAM102はバッファ
用メモリやフラグその他の演算用領域として使用され
る。103は原稿混載モードを設定する入力装置である。1
04は複写変倍設定入力手段および変倍出力制御手段であ
る。これらの検知手段、入出力手段および制御手段によ
り原稿フライング給紙手段105、および記録紙給紙手段1
06が制御作動される。
【0028】上記給紙部12の原稿搬送下流側には、中間
搬送部13が設けてある。該中間搬送部13は、正回転駆動
される第1中間搬送ローラ対130、原稿通過検知センサ
PS5、湾曲状のガイド板131、正逆回転駆動される第
2中間搬送ローラ対132から成り、給送部12から送り出
された原稿Dをプラテンガラス21の一端に搬送する搬送
経路を形成している。
【0029】前記プラテンガラス21の面上には、搬送ベ
ルト141が駆動ローラ142と従動ローラ143と3個の原稿
押さえローラ144とテンションローラ145の間に回動可能
に張架されている。前記駆動ローラ142の軸上にはクラ
ッチCL2とブレーキBRKが軸支されていて、前記駆
動モータM2の駆動力により作動する。
【0030】排紙反転部15は、排紙ローラ150、切換爪1
51、複数の搬送ローラ152,153,154およびガイド板15
5,156,157等から構成されている。排紙ローラ150、搬
送ローラ152〜154は排紙モータM3によって駆動され
る。前記排紙ローラ150と搬送ローラ152は正回転駆動さ
れ、搬送ローラ153,154は正逆回転駆動される。また切
換爪151は、ソレノイドSOLで駆動される。
【0031】前記可動押圧板112の所定位置には、原稿
有無検知手段(原稿ゼロ枚センサ)PS1が、前記給紙
部12の重送防止用リバースローラ124近傍に固設されて
いる。該センサPS1の設置位置は、原稿積載台上の原
稿が後述のフライング原稿給紙動作時に、原稿後端が該
センサPS1を通過して待機する位置に設定した。
【0032】図7および図8に示す(A)〜(H)は、
複数の小サイズ原稿D1〜D5を給紙・搬送・排紙する
動作過程を説明する模式図であり、図中の破線は原稿D
の搬送経路を示す。また、図9は自動原稿搬送装置(A
DF)の原稿給搬送動作過程と複写機本体の記録紙給紙
過程のタイムチャートである。
【0033】以下、サイズの異なる混載原稿(A3判〜
B5判等)の原稿給送動作について説明する。
【0034】(A)図7(A)は上記原稿束を載置して
給送準備状態にある自動原稿搬送装置の原稿搬送経路を
示す模式図である。図において、原稿束(図示5枚の原
稿D1〜D5)画像記録面は、何れも上向きにしてスタ
ックトレイ110および可動押圧板112上の所定位置に載置
されることにより、自動原稿搬送装置10が起動し、AD
Fモードに設定される。
【0035】(B)次に、複写機本体1のコントロール
パネルのコピーボタンをオンにすることにより、押圧用
モータM1が起動し、前記可動押圧板112が上昇し、原
稿束の最上面をフィードベルト123に圧接し、ほぼ同時
に駆動モータ(メインモータ)M2がオンとなり、同時
に電磁クラッチCL1、CL2もオンとなり、原稿給紙
が開始される。すなわち、駆動モータM2の駆動力によ
って回動を始めたフィードベルト123によって上層の原
稿は送り出され、更にリバースローラ124により出され
た上記複数枚の原稿のうち最上位にある原稿D1一枚の
みが分離されて給送される。
【0036】上記分離されて給送された一枚の原稿D1
は、リバースローラ124の下流側に設けた原稿サイズセ
ンサPS8により幅方向の検知をすることにより原稿サ
イズが識別される(図7(B)参照)。すなわち、原稿
サイズセンサPS8のユニット内に設けた非接触センサ
(例えばフォトセンサ)S1,S2,S3,S4,S
5,S6が、分離給送される一枚の原稿の先端通過を検
知することにより、原稿サイズを検出して、その検出信
号を被写機本体1内の制御部に入力する。例えばB5R
原稿が原稿サイズセンサPS8を通過すると、センサS
1が光路を遮って検知信号を発生する。A4R原稿通過
時には、センサS1,S2がサイズ検知信号を発生す
る。同様にしてB5,A4,B4,A3の各サイズがセ
ンサS1〜S6通過によって検知される(図4参照)。
この原稿サイズ検知信号は複写機本体1の制御部に送ら
れ、対応する記録紙を予備給送する。このとき自動倍率
選択機能(AMS)が設定されていると、原稿サイズと
設定記録紙サイズに応じて変倍率が自動選択される。ま
た、自動給紙選択機能(APS)が設定されていると、
原稿サイズに対応した記録紙サイズが選択されて給紙準
備される(図5参照)。
【0037】(C)上記原稿サイズセンサPS8を通過
してしフィードベルト123により引続き給送された一枚
の原稿D1は、第1中間搬送ローラ対130にニップ搬送
され、その先端が原稿通過検知センサPS5を横切る
と、駆動ローラ121を駆動していたクラッチCL1がオ
フとなり、フィードベルト123は、原稿D1の後端がセ
ンサPS5を抜け切るまでの従動回転してそののち停止
するが、引続き前記第1中間ローラ対130によって、原
稿D1は搬送される。
【0038】給紙部12によって送り出され、第1中間
搬送ローラ対130により搬送された第1の原稿D1
は、原稿を通知検知センサPS5によって原稿先端の通
過が検知され、ガイド板131の間を通ってその下流の
第2中間搬送ローラ対132によって給送され、さらに
その下流のガイド板133の間を通って給送される。
【0039】次いで搬送手段14において、回動する搬送
ベルト141およびプラテンガラス21の間に挾圧されて搬
送され、タイマーにより制御され駆動モータM2が駆動
停止され、原稿D1はプラテンガラス21上の所定位置で
停止する(図7(C)参照)。
【0040】(D)次にタイマー制御により、駆動モー
タM2が駆動回転されて、フィールドベルト123が回
動して、後続の原稿D2が送り出され、前記原稿サイズ
センサPS8によりサイズ検知され、その検知信号を複
写機本体1の制御部に送り、記憶手段(RAM)108
に一時記憶し次の記録紙給送のための準備を行う。第1
中間搬送ローラ対130にニップされたのち一時停止す
る。この間、搬送ベルト151は停止していて、先行の
原稿D1はプラテンガラス21上の中間位置に停止状態
に保たれている。そしてこの停止状態で先行原稿D1の
後端と後続原稿D2の先端との間隔は所定距離(例えば
40mm)になるように設定されている(図7(D)参
照)。
【0041】(E)引続きタイマーのカウントアップに
より駆動モータM2が回転を開始し、第1中間ローラ対
130、第2中間ローラ対132および搬送ベルト141が等速
度で回動して、先行の原稿D1と後続の原稿D2を挾持
してプラテンガラス21上を滑走させて搬送し、図示しな
いソレノイドの作動によりプラテンガラス21の図示左端
上面より突出状態になった原稿ストッパ22に原稿D1の
先端部が突き当る位置で停止し待機する。この停止状態
では、原稿D1の後端と原稿D2の先端との間隔Lは依
然所定の距離に保たれている(図7(E)参照)。
【0042】(F)原稿D1はプラテンガラス21上の停
止位置において、走査露光光学系2の露光ランプ23によ
って露光され、レンズ、ミラー等を介して原稿画像が感
光体ドラム31上に形成される。そして設定されたコピー
枚数だけ同様の露光が繰り返され、原稿D1に対する一
連のコピープロセスが行われる。
【0043】上記露光動作中に、タイマー制御により、
駆動モータM2およびクラッチCL1が作動されて、フ
ィードベルト123および第1中間搬送ローラ対130が回動
を開始し、次原稿D3を送り出し、該原稿D3のサイズ
を原稿サイズセンサPS8により検知・記憶して記録紙
の給紙準備を行ない、更にタイマーの制御により、原稿
D3の先端が先行する原稿D2の後端から所定の距離間
隔L1を保つ位置まで進行し停止する(図8(F)参
照)。
【0044】(G)原稿D1の露光動作終了後、駆動モ
ータM2の回転駆動により搬送ベルト141が回動し、露
光済みの原稿D1を排紙反転部15を通過して機外の排紙
トレイ158上に排紙する。同時に途中待機する次原稿D
2をプラテンガラス21上を滑走させ原稿ストッパ22の停
止位置で停止させ、さらに、後続する原稿D3を前述と
同時の動作により途中待機位置に搬送停止させる(図8
(G)参照)。
【0045】(H)原稿D2の露光動作中に次原稿D4
を給送しサイズ検知後、先行原稿D3の後端から間隔L
の位置に停止させる(図8(H)参照)。
【0046】(I)原稿D2の露光終了後、この露光済
み原稿D2を排紙すると同時に、プラテンガラス21上に
途中待機する原稿D3を露光位置に搬送するとともに、
後続の原稿D4を間隔Lを保って途中待機位置に搬送待
機させる。
【0047】以上の原稿給紙過程は、異なるサイズの原
稿をスタックトレイ111上に片側基準で縦置き載置した
ものであるが、原稿を横置き載置する形式の自動原稿搬
送装置にも同様に適用可能である。
【0048】次に本発明による自動原稿搬送装置を備え
た画像形成装置の第2の実施例について以下に説明す
る。
【0049】前記第1の実施例では、6個のセンサを有
する原稿サイズセンサPS8を用い、かつ原稿送り出し
によって原稿サイズを検知するものであるが、センサを
多数有することによる製造コストアップや、給紙動作開
始後でなければサイズ検知ができず、タイミング遅れが
生ずるという問題がある。
【0050】一方、一般に原稿はJIS規格A系列とB
系列を混在してコピーすることは極めて稀である。ま
た、ファイリングの都合上、A3判とA4R判との混
載、B4判とB5R判との混載が多い。そこで、A3判
とA4R判の識別、あるいはB4判とB5R判の識別を
速やかに検知することを可能にしたのが本発明の第2実
施例である。
【0051】図10(I)はJIS規格A系列のA3判と
A4R判をスタックトレイ110上に混載して整列した状
態を示す模式平面図である。また、図10(II)はJIS
規格B系列のB4判とB5R判とをスタックトレイ上に
混載した状態を示す模式平面図である。
【0052】上記A系列の混載原稿束はスタックトレイ
110上で原稿先端基準面Bおよび原稿幅方向基準面Cに
突き当てられ、横幅規制板111第1の原稿サイズ検知手
段によって、最大幅の原稿(A3)が押圧されて紙揃え
される。同様にして、B系列の混載原稿束がスタックト
レイ110上に整列配置される場合も、基準面B,Cおよ
び横幅規制板111によって紙揃えされる。
【0053】上記横幅規制板111の下部には、横幅検知
センサ(第1の原稿サイズ検知手段)PS2が設けら
れ、横幅規制板111の移動距離によって混載原稿束の最
大幅を検知する。
【0054】前記リバースローラ124の下流側には、
1個の第2の原稿サイズ検知手段としての原稿サイズセ
ンサPS9が固設してある。前記第2の原稿サイズ検知
手段としての原稿サイズセンサPS9の幅方向設置位置
は、A系列の場合には基準面Bから210mm以上42
0mm以下の位置でよいが、B系列原稿載置も併せ考
え、基準面Bから210mm(A4R幅)以上、364
mm(B4幅)以下に定めた。
【0055】このように第1および第2の原稿サイズ検
知手段を設けることにより、先ず、横幅規制板111の移
動により、横幅検知センサPS2がA系列またはB系列
の最大幅検知を行ない、A3,B4の何れかが識別さ
れ、更に原稿給紙開始により、原稿サイズセンサPS9
通過により、幅広のA3判か、半載の幅狭のA4Rかが
識別される。また同様にB4判とB5R判とが原稿サイ
ズセンサPS9により識別される。このようにして、少
ない原稿サイズ検知手段により混載原稿のサイズ識別が
迅速かつローコストで実現できる。
【0056】図11はUSA企画サイズの原稿位置と原
稿サイズ検知手段の配置を説明する模式平面図である。
図において基準面B、Cに、レターサイズ(11″×
8.5″)とリーガルサイズ(14″×8.5″)の両
サイズの原稿が混載されている。この場合も前述と同様
に第1の原稿サイズ検知手段としての横幅検知センサP
S2と、第2の原稿サイズ検知手段としての原稿サイズ
センサPS9とを併用して両サイズの識別が可能であ
る。このとき前記第2の原稿サイズ検知手段としての原
稿サイズセンサPS9の幅方向の設置位置は、297m
m(11″)以上で356mm(14″)以下の位置で
ある。
【0057】以上が片面原稿の搬送過程であるが、両面
原稿のコピーモード(RADF)でも同様の動作により
原稿搬送特性を向上させることが可能である。また、排
紙側にUターン反転路を有するRADFや循環式原稿搬
送装置(RDH)等でも同様な動作が行なえることは明
白である。
【0058】
【発明の効果】本発明の自動原稿搬送装置を備えた画像
形成装置によれば、自動原稿搬送装置原稿載置台上にサ
イズの異なる複数種の原稿を混載して分離給紙する際
に、原稿サイズを早期に検知することができるから、原
稿サイズに対応した記録用紙を予備給紙可能である。特
に、原稿交換時間を短縮するフライング給紙形式におい
て、露光処理中に次原稿、次次原稿のサイズ検知が可能
であるから、自動原稿搬送装置の機能をフルに発揮する
とともに、記録紙給送タイミングを迅速にして、給紙時
間を短縮してコピー生産性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による自動原稿搬送装置を搭載した画
像記録装置の全体構成図。
【図2】この発明による自動原稿搬送装置の断面図。
【図3】上記自動原稿搬送装置の駆動系(動力伝達系)
を示す構成図。
【図4】各種サイズ原稿の混載位置と、原稿サイズセン
サの配置を示す平面図。
【図5】混載原稿のサイズ検知動作を示すフローチャー
ト。
【図6】原稿混載モードの制御回路構成の一例を示すブ
ロック図。
【図7】複数の原稿を給紙・搬送・排紙する動作過程の
説明をする模式図。
【図8】上記原稿搬送動作過程の模式図。
【図9】原稿の給搬送過程のタイムチャート。
【図10】JIS規格A列,B列サイズの原稿位置と原
稿サイズ検知手段の配置を説明する模式平面図。
【図11】USA規格サイズの原稿位置と原稿サイズ検
知手段の配置を説明する模式平面図。
【符号の説明】
1 複写機本体 2 走査露光光学系 21 プラテンガラス 23 露光ランプ 3 画像形成手段 10 自動原稿搬送装置 11 原稿載置部 100 マイクロコンピュータ(CPU) 110 スタックトレイ(原稿積載台) 111 横幅規制板 112 可動押圧板 12 給紙部(給紙手段) 13 中間搬送部 130 第1中間搬送ローラ対 132 第2中間搬送ローラ対 14 搬送手段 141 搬送ベルト 15 排紙反転部 A 給紙方向 B 原稿先端基準面 C 原稿幅方向基準面 D,D1〜D5 原稿 L 原稿間隔 M2 駆動モータ(メインモータ) PS1 原稿有無検知手段(原稿ゼロ枚センサ) PS2 原稿横幅検知センサ(第1の原稿サイズ検知手
段) PS5 原稿通過検知センサ PS8 原稿サイズセンサ(混在サイズ原稿モード) PS9 原稿サイズセンサ(第2の原稿サイズ検知手
段) S1,S2,S3,S4,S5,S6 センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 370 - 540 G03G 15/00 107 G03G 15/00 510 - 534 B65H 3/44 342

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サイズの異なる複数の原稿を積載する原稿
    積載部と、該原稿積載部上の原稿を送り出し1枚ずつ分
    離して給送する給紙部と、該給紙部から露光位置に原稿
    を搬送する搬送手段と、前記露光位置から原稿を排出ト
    レイに排出する排紙ロ−ラとを有する自動原稿搬送装置
    を備え、前記原稿画像に対する潜像を画像形成部の感光
    体上に形成し、該潜像を現像処理して顕像を形成し、複
    数の給紙カセットから選択されて給送される記録紙上に
    前記顕像を転写する構成の画像形成装置において、 予備給紙される原稿を待機せしめる待機位置が前記給紙
    部から前記露光位置に至る間に設けられ、前記待機位置
    に給紙する予備給紙時に各原稿のサイズを順次検知記憶
    する原稿サイズ検知手段及び記憶手段と、前記原稿サイ
    ズ検知手段及び記憶手段によるサイズ検知信号に応じて
    画像形成部に記録紙を給送する給紙手段と、前記記憶手
    段に記憶された各原稿のサイズに応じた記録紙を選択し
    て予備給紙するように制御する制御部を備えたことを特
    徴とする画像形成装置。
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