JP2525433Y2 - ラジオ付cdプレーヤ - Google Patents

ラジオ付cdプレーヤ

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JP2525433Y2
JP2525433Y2 JP7237688U JP7237688U JP2525433Y2 JP 2525433 Y2 JP2525433 Y2 JP 2525433Y2 JP 7237688 U JP7237688 U JP 7237688U JP 7237688 U JP7237688 U JP 7237688U JP 2525433 Y2 JP2525433 Y2 JP 2525433Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は交通情報受信機能付ラジオとCDプレーヤが
一体化された複合カーオーディオシステムなどのラジオ
付CDプレーヤに係り、とくに操作部及び表示部をCDとラ
ジオで共用させるようにしたラジオ付CDプレーヤに関す
る。
〔従来の技術〕
従来、西ドイツなどで用いられている交通情報受信機
能付ラジオとCDプレーヤが一体化された複合カーオーデ
ィオシステムでは、通常はユーザによるCDとラジオの切
り換え操作に従い択一的にCD再生部またはラジオ受信部
を稼働してCD再生音声信号またはラジオ受信音声信号を
出力する。
また、CD再生部稼働中に所定のスイッチ操作がなされ
るとラジオ受信部も稼働して交通情報放送局のシークを
行い、交通情報受信時には自動的にCD再生音声信号に代
えてラジオ受信音声信号を出力することで、ユーザが確
実に交通情報を入手できるようになっている。
このように交通情報受信機能付CDプレーヤではCD再生
部とラジオ受信部を両方同時に稼働させる場合があり、
各々の動作状態を可変したり動作状態を表示したりする
ため、従来は操作部と表示部をCDとラジオの別々に設け
ていた。
例えば従来の複合カーオーディオシステムの表示パネ
ルを第15図に示す。この例では表紙パネルの上半部がCD
用で現在トラックナンバ5に係る曲の1分2秒経過した
所を再生中であることを示す。
一方下半部はラジオ用であり第7チャンネルの90.1MH
zの局に係るCエリアの交通情報放送局をキャッチして
いることを示す。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上記した従来の技術ではシステムのパネルに
CD用とラジオ用に全く別個の操作スイッチや表示器を備
えなければならず、スイッチ類が多くなり過ぎて必要な
スイッチを探すのに手間取ったり、限られたスペースに
収めるためにはスイッチの大きさを小さくせざるを得ず
操作しずらいという問題があった。
これを解決するためスイッチ数を減らしてしまうと必
要な機能の操作ができなくなってしまう。
また、受信周波数,BKエリアなどラジオに関する表示
や、タイム,トラックナンバなどCDに関する表示も小さ
くなるためユーザが見ずらいという問題があった。
この考案はかかる従来技術の欠点に鑑みなされたもの
で、操作性が向上し、かつ、表示も見易いラジオ付CDプ
レーヤを得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案では、CDの再生を行うCD再生部と、交通情報
を受信可能なラジオ受信部と、CD及びラジオに関する操
作を行うための操作部と、CD及びラジオに関する表示を
行うための表示部と、操作部での操作に従いCD再生部,
ラジオ受信部,表示部の制御を行う制御部とを備え、こ
の制御部は通常、ユーザによるCDとラジオの切り換え操
作に従いCD再生部またはラジオ受信部のいずれか一方を
稼働させてCD再生音声信号またはラジオ受信音声信号を
出力させ、CD再生部稼働中にユーザが所定のスイッチ操
作をしたとき、ラジオ受信部も稼働させて交通情報放送
局のシークを行わせるとともに、交通情報受信時には自
動的にCD再生音声信号に代えてラジオ受信音声信号を出
力させるようにしたラジオ付CDプレーヤにおいて、 操作部及び表示部をCDとラジオの共用とするととも
に、 操作部に、CD再生部稼働中にユーザが所定のスイッチ
操作を行い交通情報放送局のシークを行わせたとき、操
作部及び表示部をCDとラジオのいずれのモードで使用す
るかを指定するモード切り換えスイッチを設け、 制御部は、通常、ユーザによるCDとラジオの切り換え
操作に従い操作部と表示部の使用モードを自動切り換え
し、操作部の操作に従い、CDまたはラジオの内稼働側の
動作状態及び表示内容を可変し、一方、CD再生部稼働中
にユーザが所定のスイッチ操作を行い交通情報放送局の
シークを行わせたときは、モード切り換えスイッチの操
作に従い操作部と表示部の使用モード切り換えを行うと
ともに、操作部が操作された場合、その時点の使用モー
ドに係るCDまたはラジオの動作状態及び表示内容を可変
すること、 を特徴としている。
またこの考案に係る他のラジオ付CDプレーヤでは、CD
再生部稼働中にユーザが所定のスイッチ操作を行いラジ
オ受信部も稼働させて交通情報放送局のシークを行わせ
たあと、交通情報を受信したときには操作部及び表示部
の使用モードを自動的にラジオに切り換えること、 を特徴としている。
〔実施例〕
この考案の1つの実施例を第2図に基づいて説明す
る。
第2図はこの考案に係る複合カーオーディオシステム
のブロック図である。
アンテナ10にラジオ受信部12が接続されており、この
ラジオ受信部12が稼働されるとアンテナ10でキャッチさ
れた電波のうち所定の同調周波数に係る受信音声信号の
復調がなされる。
ラジオ受信部12は通常のAM,FM放送を受信できるほ
か、西ドイツなどで実施されている交通情報の受信機能
も有しており、受信信号中に含まれるSK,BK,DK信号を検
出する。
ラジオ受信部12の出力側は信号切換SW14を介してオー
ディオ部16と接続されており、このオーディオ部16で音
量・音質調整と増幅がなされたあとスピーカ(図示せ
ず)へ出力される。
信号切換SW14の他方の入力側にはCD再生部18が接続さ
れている。
このCD再生部18はユーザがCDをセットすると稼働され
てCDの再生を行い再生音声信号を出力する。
そしてユーザのイジェクト操作に従い再生を止める。
ラジオ受信部12、信号切換SW14、オーディオ部16、CD
再生部18はマイクロコンピュータ20と接続されており、
マイクロコンピュータ20からの制御信号入力に基づき各
種所定の動作を行ったり、マイクロコンピュータ20へS
K,BK,DK信号の検出信号を出力したり、サブコードを出
力したりする。
このマイクロコンピュータ20には操作部22、表示部2
4、CD挿入検出部26も接続されており、ユーザによる操
作部22での操作やCD挿入操作に従い、ラジオ受信部12に
対する稼働及び同調制御(交通情報放送局のシークを含
む)、信号切換SW14に対する切り換え制御、オーディオ
部16に対する音量・音質調整制御、CD再生部18に対する
動作制御、表示部24に対するCD動作状態またはラジオ受
信状態の表示制御がなされる。
操作部22は第3図に示す如くパネル28に複数のキース
イッチが設けられており、キースイッチ30〜36、41〜50
はCDとラジオ共用であり、CD使用モード時にはキースイ
ッチ30がトラックダウン、32がトラックアップ、キース
イッチ34が早戻し、36が早送り、41〜50がトラックナン
バ1〜10のダイレクト選曲に用いる。
逆にラジオ使用モード時にはキースイッチ30がシーク
ダウン、32がシークアップ、キースイッチ34がマニュア
ルダウン、36がマニュアルアップ、41〜50がプリセット
チャンネル1〜10の指定に用いる。また、キースイッチ
41〜46は「A」〜「F」のBK指定にも用いる。
なおキースイッチ38はSDKモード(BKモード)のオン
・オフを行うSDKキー、キースイッチ40は操作部22と表
示部24をCDとラジオのいずれのモードで使用するかを切
り換えるファンクションキーである。
パネル28には操作部22を成すスイッチ類として上記各
キースイッチのほか図示しないが音量・音質調整キーや
AM/FM切換キースイッチ、イジェクトキースイッチなど
も設けられており、更にCD挿入口52も形成されている。
一方表示部24も第1図に示す如くCDとラジオ共用の第
1表示領域54,第2表示領域56と、ラジオ専用のチャン
ネル番号表示領域58、〈CD〉と〈SDK〉の固定文字表示
器57,59が設けられている。
第1表示領域54は5桁の桁表示器60と〈FREQ〉,〈TI
ME〉の固定文字表示器62,64からなり、CD使用モード時
はタイム表示(第1図の(1)参照)、ラジオ使用モー
ド時は周波数表示を行う(第1図の(2)参照)。
第2表示領域56は2桁の桁表示器66と〈TRNO.〉,〈B
K〉の固定文字表示器68,70からなり、CD使用モード時は
トラックナンバ表示(第1図の(1)参照)、ラジオ使
用モード時はBKエリア表示を行う(第1図の(2)参
照)。
チャンネル番号表示領域58は1桁の桁表示器72と〈C
H〉の固定文字表示器74からなる。
SDKキー38は、FMラジオ聴取時にオンされるとSDKモー
ドに移ってSKシーク(交通情報放送局シーク)が行わ
れ、再度オンされるとBKモードに移りキースイッチ41〜
46でエリアを指定することでBKシークが可能となる。
そして更にSDKキー38がオンされるとSDKモードが解除
され、元の通常のFM受信状態に戻るようになっている。
また、CD聴取時にSDKキー38がオンされるとラジオ受
信部12も稼働されて交通情報放送局のシークが行われ、
SK局が見つかるとDKスタンバイ状態となる。
そしてDK信号が検出されると、CDの再生が一時停止さ
れ交通情報放送がスピーカ出力される。
ここで、CD再生部18が稼働されている状態でDKスタン
バイさせるためSDKキー38をオンしたとき、所望のSK局
をキャッチするため操作部22の操作でスタンバイ局を変
えたりBKシークを行わせたい場合がある。
また交通情報が始まるまではCD聴取中であり、操作部
22の操作で曲を変えたりしたい場合がある。
このためCD聴取中にSDKキー38がオンされたとき、そ
の後ファンクションキー40が1回オンされる毎に操作部
22と表示部24の使用モードがCDとラジオ間で切り換わる
ようになっている。
なお、CD再生部18が稼働している間は〈CD〉の固定文
字表示器57が点灯され、ラジオ受信部12が稼働されてSD
Kモード(BKモードを含む)にセットされたときは〈SD
K〉の固定文字表示器59が点灯される。
次に上記実施例の作用を第4図乃至第14図のフローチ
ャートを参照して説明する。
電源SWがオンされるとマイクロコンピュータ20は第4
図のステップ100でYESと判断し、まずオーディオ部16と
ともにラジオ受信部12側を稼働させ、信号切換SW14はラ
ジオ側に切り換えさせる。
この際、ラジオ受信部12を制御して前回最後にラジオ
で聴取していた周波数に同調させるとともに、オーディ
オ部16を制御して音量・音質も前回最後に聴取していた
状態とする。
これによりラジオ受信部12は前回と同じ局の放送を受
信して受信音声信号を信号切換SW14を介してオーディオ
部16へ出力することになり、このオーディオ部16で音量
・音質調整し、更に所定レベルに増幅されたあとスピー
カへ出力されて音響出力される。
また操作部22と表示部24の使用モードはラジオモード
とされる(ステップ102)。
これによりユーザは前回と同じ放送を楽しむことがで
きる。
例えばチャンネル3に係るAM放送が受信されたとする
と、マイクロコンピュータ20の表示制御で第1表示領域
54の桁表示器60に周波数が表示され、〈FREQ〉の固定文
字表示器62も点灯される。またチャンネル番号表示領域
58の桁表示器72には「3」が表示され、〈CH〉の固定文
字表示器74も点灯される。但し第2表示領域66は消灯状
態とされる。
ここでマニュアルにより受信周波数を連続的に変更し
たい場合、例えばキースイッチ36を押し続ければその間
マイクロコンピュータ20の制御で受信周波数が連続的に
上昇変化し、所望局を受信したところでキースイッチ36
を離せばその時点の周波数に固定されて、この局の放送
を聴取できる。
この際周波数表示も変更されるが、チャンネル番号表
示は消灯される(ステップ104,106の繰り返し)。
また音量可変キースイッチや音質可変キースイッチを
操作すると、マイクロコンピュータ20は操作に応じてオ
ーディオ部16を制御し、音量や音質を変更させる(ステ
ップ104)。
またプリセット受信を行うためキースイッチ47をオン
すればマイクロコンピュータ20の制御でチャンネル5に
係る局の受信状態に変わり、この際、周波数表示もこの
局に係る周波数に変更され、かつ、チャンネル番号表示
は「5」となる(ステップ104、106)。
チャンネル5もAM局であるとき、その後ユーザが交通
情報を聴取したい場合、まず操作部22のAM/FM切換キー
スイッチ(図示せず)によりFMモードに切り換える。
するとマイクロコンピュータ20は前回FMモードで最後
に聴取していた局を同調受信する(ステップ104、10
6)。
例えば1チャンネルに係る局の受信状態となる。
次にユーザがSDKキー38を1回オンするとマイクロコ
ンピュータ20はラジオ受信部12に対しSKシーク制御を行
い、SK信号が検出されたか否かを監視しながら同調周波
数を連続的に上昇変化させていく(ステップ108でYESの
判断、第5図のステップ112へ移行、114〜122の繰り返
し)。
この際周波数表示も連続的に変化されるがチャンネル
番号表示は消灯され、〈SDK〉の固定文字表示器59が点
灯される(ステップ114)。
そしてラジオ受信部12がSK信号を検出したところでマ
イクロコンピュータ20は同調周波数を固定する(ステッ
プ116でYESの判断)。
この際、例えば同調周波数が90.1MHz、BK信号が
「C」であれば第1図の(2)とほぼ同様な表示状態と
させる(ステップ126)。
即ち第2表示領域56の桁表示器66に「C」を表示し、
かつ、〈BK〉の固定文字表示器70を点灯させる。但し第
1図の(1)と異なり、〈CD〉は消灯状態である。
この際、もし既に交通情報を放送中であればユーザは
これを聴取できる。
ユーザが他局の交通情報を聴きたい場合、例えばキー
スイッチ30を1回オンするとマイクロコンピュータ20は
ラジオ受信部12に対しSKシーク制御を行い、SK信号が検
出されたか否かを監視しながら同調周波数を連続的に減
少変化させていく。
このとき周波数表示も連続的に変化されるが、BK表示
は消灯される(ステップ124、126、128でYESの判断、11
4〜122の繰り返し)。
そしてラジオ受信部12がSK信号を検出したところでマ
イクロコンピュータ20は同調周波数を固定する(ステッ
プ116でYESの判断)。
これによりそれまで聴取していたSK局に対し周波数が
低い側で最初にキャッチできたSK局の受信状態に変わ
る。
周波数表示もこの局に係る周波数に変わり、そのとき
BK信号が示すエリアが第2表示領域56に表示される(ス
テップ126)。
このSK局もまだ希望局でなく、ユーザが今度はキース
イッチ34をオンし続けると、マイクロコンピュータ20は
その間受信周波数を連続的に減少変化させ(ステップ12
4,126の繰り返し)、局を受信したところでユーザがキ
ースイッチ34を離せばその時点でSK信号が検出されたか
否か判定し、検出された場合はこの周波数に固定する
(ステップ128でNOの判断)。
勿論、この際周波数表示とBK表示も変更される(ステ
ップ126)。
また、これと逆にキースイッチ34を離した時点でSK信
号が検出されなかったとき、マイクロコンピュータ20は
更にSK局のダウンシークを続け、SK信号が検出されたと
ころで同調周波数を固定する(ステップ124,126の繰り
返し、128でYESの判断、114〜122の繰り返し、116でYES
の判断)。
周波数表示も同調周波数の変化に応じて変化され、周
波数の変化中BK表示は消灯される(ステップ126、11
4)。そして同調周波数が固定したところで表示周波数
も固定し、かつ、BK信号が示すエリアが表示される(ス
テップ116でYESの判断、126)。
なお簡単のためステップ124ではキースイッチ41〜50
のオン操作やAM/FM切換キースイッチの操作は無視され
るものとする。
SKシーク中若しくは或るSK局を受信中にBKエリアを指
定したBKシークを行わせたい場合、SDKキー38を再度オ
ンし、キースイッチ41〜46の中から希望のエリアに係る
キースイッチ、例えば44をオンする。
するとマイクロコンピュータ20はステップ120,132の
いずれかでYESの判断をし、134でYESの判断をしたあ
と、ラジオ受信部12に対しBKシーク制御を行い、Dエリ
アに係るBK信号が検出されたか否かを監視しながら同調
周波数を連続的に上昇変化させていく(第6図のステッ
プ138へ移行、140〜150の繰り返し)。
この際、周波数表示も連続的に変化され、BK表示は消
灯される(ステップ140)。
そしてラジオ受信部12がDエリアに係るBK信号を検出
したところでマイクロコンピュータ20は同調周波数を固
定する(ステップ142でYESの判断)。
このときマイクロコンピュータ20はそのときの同調周
波数を固定表示するとともに「D」エリアの表示も行う
(ステップ154)。
これによりユーザは所望エリアの交通情報を入手でき
る。
勿論、音量や音質可変キースイッチが操作されるとマ
イクロコンピュータ20は音量・音質を可変制御する(ス
テップ152)。
但し、簡単のためステップ152では、キースイッチ30,
32、34,36、41〜50のオン操作やAM/FM切換キースイッチ
の切り換え操作は無視されるものとする。
なお、BKシーク中やシーク後にキースイッチ41〜46を
オンすることで他のエリアに係る交通情報を入手するこ
ともできる(ステップ148、162のいずれかでYESの判
断、138)。
SKシーク、BKシークを行っても局を検出できなかった
り、または検出できてもまだ交通情報の放送時間でなか
ったり、或いは必要な交通情報を入手し終わり元の受信
状態に戻したいときなど、始めから数えて(ステップ10
8でYESと判断させたときから数えて)、合計3回SDKキ
ー38をオンするとマイクロコンピュータ20はSDKモード
を解除し、ステップ108でYESと判断する直前のFM受信状
態に戻す(ステップ136、146、160のいずれかでYESの判
断、第4図のステップ164)。
この際、〈SDK〉は消灯される。
ユーザがオーディオソースをラジオからCDへ変えたい
場合、パネル28のCD挿入口52にCDを挿入する。
するとCD挿入検出部26がCDの挿入を検出し、検出信号
をマイクロコンピュータ20へ出力する。
マイクロコンピュータ20はこのCD挿入検出信号入力に
付勢されてステップ110、118、130、144、158のいずれ
かでYESと判断し、またローディングメカ(図示せず)
を働かせてCDのローディングを行わせたのちラジオ受信
部12の稼働を止め、CD再生部18を稼働してCDの再生を開
始させ、信号切換SW14をCD側に切り換えさせる。
これによりスピーカからはラジオ放送に代えてCD再生
音が出力される。
この際マイクロコンピュータ20は操作部22と表示部24
の使用モードをCDモードに自動設定する(ステップ16
6)。
そして、マイクロコンピュータ20はステップ170の処
理を繰り返すことでCD再生部18から入力するサブコード
に基づき、表示部24の表示制御を行い、第1表示領域54
の桁表示器60にはプログラムタイム(またはアブソリュ
ートタイム)を表示させ、かつ、〈TIME〉の固定文字表
示器64も点灯させる。
また第2表示領域56の桁表示器66にはトラックナンバ
を表示させ、かつ、〈TR NO.〉の固定文字表示器68を点
灯させる。
チャンネル番号表示領域58は消灯させ、〈CD〉の固定
文字表示器57は点灯させる。
参考として第1図の(1)の内、第1表示領域54、第
2表示領域56はCDの再生が進行中にトラックナンバ5の
曲の1分2秒経過した時点の表示状態を示す。
ユーザが例えば現在再生中の曲より1曲先の曲を聴き
たい場合、キースイッチ32を1回オンするとマイクロコ
ンピュータ20がCD再生部18に対しトラックアップ制御を
行い、1曲先の曲をサーチしてその先頭位置から再生を
開始する。
この際タイム表示とトラックナンバ表示も変更される
(ステップ168〜174の繰り返し)。
また早戻しをするためユーザがキースイッチ34をオン
し続けると、その間ピックアップが早戻しされ、キース
イッチ34を離した時点のピックアップ位置から再生が開
始される。
勿論、タイム表示とトラックナンバ表示も早戻しに伴
い変更される(ステップ168〜174の繰り返し)。
更にトラックナンバ8の曲の再生を行いたい場合、キ
ースイッチ48をオンするとマイクロコンピュータ20がCD
再生部18をサーチ制御して8曲目の先頭位置より再生を
開始させ、これに伴いタイム表示、トラックナンバ表示
も変更される(ステップ168〜174の繰り返し)。
また操作部22で音量可変操作や音質可変操作を行う
と、マイクロコンピュータ20は操作に応じてオーディオ
部16を制御し、CD再生音の音量や音質を可変させる(ス
テップ168)。
CDの聴取を止めるためユーザがイジェクトキースイッ
チをオンすると、マイクロコンピュータ20はCD再生部18
を制御して稼働を止め、ローディングメカを稼働してCD
をイジェクトさせる(ステップ174でYESの判断、176、1
78)。
そしてステップ102へ移り、元のラジオ受信状態へ戻
る。
これと異なり、CDの再生中にユーザがラジオ受信部12
をDKスタンバイ状態とさせ、交通情報が始まった時自動
的にCDの聴取からラジオ放送の聴取に切り換えたい場
合、CD再生部18は稼働させたままSDKキー38をオンす
る。
するとマイクロコンピュータ20はCDの再生を継続した
ままラジオ受信部12を稼働し、FMモードに自動切り換え
したあと、SK信号の検出の有無をチェックしながらラジ
オ受信部12に対しSKシーク制御を行い、前回FMで受信し
ていた周波数を基点に同調周波数を連続的に上昇させる
(ステップ172でYESの判断、第7図のステップ180へ移
行、182、184〜196の繰り返し)。
この際操作部22と表示部24はCDモードのままであり、
表示部24にはCDに関する情報が表示され続ける(ステッ
プ184)。但し〈CD〉に加えて〈SDK〉が点灯される(第
1図の(1)参照)。
SKシークを行いSK信号が検出されるとマイクロコンピ
ュータ20はステップ186でYESと判断し、その時点の同調
周波数に固定してシークを終える。
そしてDK信号が検出されるまで待機する(ステップ19
8〜210の繰り返し)。
SKシーク中やDKスタンバイ中はCDの再生が継続され、
スピーカからはCD音が出力される。
また表示部24にはCDに関する情報が表示され続ける
(ステップ202)。
もしSKシーク中やDKスタンバイしているときにユーザ
がCDの再生状態を変更したい場合、操作部22と表示部24
がCDモードであることから、キースイッチ30,32をオン
してトラックダウン,トラックアップを行ったり、キー
スイッチ34,36をオンして早戻し,早送りを行ったり、
キースイッチ41〜50をオンしてワンタッチ選曲を行った
りすることができ、各々の操作に従い表示部24での表示
内容も変更される(ステップ192,184、または、200,20
2)。
勿論、CD再生音の音量や音質も可変できる。若しSKシ
ーク中やDKスタンバイ中にラジオに関する表示をさせた
い場合、ファンクションキー40を1回オンする。
するとマイクロコンピュータ20は、操作部22と表示部
24の使用モードをラジオモードに切り換えてラジオに関
する表示を行う(ステップ190または208)。
具体的には第1表示領域54に周波数表示を行い、DKス
タンバイ中のときはBK信号が示すエリアを第2表示領域
56に表示する(第1図の(2)参照)。
これによりユーザは受信周波数やBKエリアの確認を行
うことができる。
DKスタンバイ状態となったあと他のSK局に変更したい
とき、ユーザが例えば操作部22のキースイッチ30または
32を操作するとマイクロコンピュータ20はラジオ受信部
12に対するSKシーク制御を行いSK局のダウンシークやア
ップシークを行わせる(ステップ200、202、204でYESの
判断、184〜196の繰り返し)。
このとき周波数表示は同調周波数の変化に従い変更さ
れ、BK表示は消灯する(ステップ202、184)。
そして他のSK局をキャッチしたところでマイクロコン
ピュータ20は同調周波数を固定し新たなDKスタンバイ状
態とするとともに、周波数表示も固定し、かつ、BK信号
が示すエリアの表示を行わせる(ステップ186でYESの判
断、202)。
キースイッチ34または36の操作でも前述と同様にして
SK局の変更がなされる(ステップ200)。
なお操作部22と表示部24がラジオモードに設定されて
も、ステップ192、200での音量・音質の可変操作はオー
ディオ部16を対象としており、今の場合スピーカから出
力されているCD音の音量・音質が変わることになる。
またラジオモードの場合、ステップ192では音量・音
質の可変操作だけが可能であり、ステップ200ではキー
スイッチ41〜50のオン操作やAM/FM切換キースイッチの
切り換え操作は無視される。
一旦ラジオモードとした操作部22と表示部24の使用モ
ードを、元のCDモードに戻したい場合、ファンクション
キー40を再度オンすればよい。
このときマイクロコンピュータ20はステップ190、208
のいずれかで使用モードをCDモードに戻し、表示部24に
そのときのCDに関する表示を行う(ステップ184または2
02)。
DKスタンバイしている間、マイクロコンピュータ20は
CD再生音のスピーカ出力を継続しており、ユーザはCDを
楽しむことができる。
その後、交通情報放送が始まりDK信号が検出されると
マイクロコンピュータ20はステップ198でYESと判断した
あと、まずCD再生部18を制御してCDの再生を一時停止さ
せる(第8図のステップ218)。
次に信号切換SW14をラジオ側へ切り換えてラジオ受信
部12が受信している交通情報放送をスピーカより出力さ
せ、かつ、操作部22と表示部24の使用モードをラジオモ
ードとする(ステップ220)。但し〈CD〉は点灯され続
ける。
これにより表示部24にはラジオに関する表示がなさ
れ、ユーザは必要な交通情報を自動的に聴取できるとと
もに局の周波数やエリアなどを確認できる。
その後、交通情報が終わってDK信号が検出されなくな
るとマイクロコンピュータはステップ228でNOと判断
し、CD再生部18を制御して一時停止を解除し再生を再開
させる(ステップ232)。
次に信号切換SW14をCD側へ切り換えてCD再生音をスピ
ーカより出力させ、かつ、操作部22と表示部24の使用モ
ードをCDモードに戻す(ステップ234)。そしてステッ
プ200へ戻り再びDKスタンバイ状態となる。
これにより表示部24にはCDに関する表示がなされ、ユ
ーザはCDの続きを自動的に聴取できる。
ところで交通情報を聴取している間、ユーザが音量・
音質可変操作を行えばマイクロコンピュータ20はオーデ
ィオ部16を制御して受信音声の音量・音質を変える(ス
テップ222)。
一方キースイッチ30,32、34,36をオンしたときは局変
更操作なので、マイクロコンピュータ20は前述と同様に
各操作に応じて受信周波数の可変制御を行う(キースイ
ッチ34,36の場合、オン中、ステップ222〜230の繰り返
し。キースイッチ30,32の場合、ステップ222、224、226
でYESの判断、236〜242の繰り返し)。
同調周波数が変化中は表示周波数も変化し、BK表示は
消灯する(ステップ224、236)。
そしてユーザによるキー操作後、新たなSK局が検出さ
れたところでマイクロコンピュータ20は同調周波数を固
定し(キースイッチ34,36の場合、オフ時点でSK局が受
信されればステップ226でNOと判断。逆にオフ時点でSK
局が受信されなければステップ226でYESの判断、236〜2
42の繰り返し、238でYESの判断。キースイッチ30,32の
場合、ステップ238でYESの判断)、DK信号が検出されて
いれば交通情報をスピーカ出力する(ステップ228でYES
の判断。この際、周波数表示も固定されBK信号に基づき
エリア表示がなされる(ステップ224)。
なおステップ222でもキースイッチ41〜50、AM/FM切換
キースイッチの操作は無視される。
SKシーク中またはDKスタンバイ中で、かつ、CDの再生
が行われているときにユーザがエリアを指定したBKシー
クを行わせたい場合、SDKキー38を再度オンし、続いて
例えばキースイッチ45をオンし「Ε」エリアを指定す
る。
するとマイクロコンピュータ20は第7図のステップ19
4、210のいずれかでYESと判断したあと、212でYESと判
断し、ラジオ受信部12に対しBKシーク制御を行い、
「Ε」エリアに係るBK信号が検出されたか否かを監視し
ながら同調周波数を連続的に上昇変化させていく(第9
図のステップ248へ移行、250〜264の繰り返し)。
この際、使用モードがラジオモードであれば周波数表
示も連続的に変化される(ステップ250)。
そしてラジオ受信部12が「Ε」エリアに係るBK信号を
検出したところでマイクロコンピュータ20は同調周波数
を固定する(ステップ252でYESの判断)。
そして使用モードがラジオモードであればそのときの
同調周波数を固定表示するとともに「Ε」エリアの表示
も行う(ステップ270)。
これによりBK指定されたDKスタンバイ状態となる。
ここでマイクロコンピュータ20はステップ212(あと
で述べるステップ262、280も同じ)に於いて、使用モー
ドがラジオモードのときSDKキー38のオンに続くキース
イッチ41〜46のオン操作をエリア指定操作と判断するよ
うになっている。
BKシーク中やその後のDKスタンバイ中でもファンクシ
ョンキー40をオンするなどして使用モードをCDモードと
すれば(ステップ256、または、276)、キースイッチ3
0,32をオンしてトラックダウン,トラックアップを行っ
たり、キースイッチ34,36をオンして早戻し,早送りを
行ったり、キースイッチ41〜50をオンしてワンタッチ選
曲を行ったりすることができ、各々の操作に従い表示部
24での表示内容も変更される(ステップ258、250、また
は268、270)。
勿論、CD再生音の音量や音質も可変できる。この後、
ラジオに関する表示をさせたい場合、ファンクションキ
ー40をオンすればよい。
するとマイクロコンピュータ20は、操作部22と表示部
24の使用モードをラジオモードに切り換えてラジオに関
する表示を行う(ステップ256または276)。
また一旦開始したBKシーク中やその後のDKスタンバイ
状態においてBK指定を変更したい場合、ラジオモード下
でキースイッチ41〜46をオンするとマイクロコンピュー
タ20は、再び新たなエリアに対するBKシークを行う(ス
テップ262または280でYESの判断,248)。
但し、ラジオモードのときステップ258、268ではキー
スイッチ30,32、34,36、41〜50のオン操作やAM/FM切換
キースイッチの切り換え操作は無視される。
その後、交通情報放送が始まりDK信号が検出されると
マイクロコンピュータ20はステップ266でYESと判断した
あと、まずCD再生部18を制御してCDの再生を一時停止さ
せる(第10図のステップ282)。
次に信号切換SW14をラジオ側へ切り換えてラジオ受信
部12が受信している交通情報放送をスピーカより出力さ
せ、かつ、操作部22と表示部24の使用モードをラジオモ
ードとする(ステップ284)。但し〈CD〉は点灯され続
ける。
これにより表示部24にはラジオに関する表示がなさ
れ、ユーザは所望エリアに係る必要な交通情報を自動的
に聴取できるとともに局の周波数やエリアなどを確認で
きる。
DK信号が検出されている限り、交通情報の受信及び音
声出力とラジオ表示が継続される(ステップ286〜294の
繰り返し)。
その後、交通情報が終わってDK信号が検出されなくな
るとマイクロコンピュータはステップ290でNOと判断
し、CD再生部18を制御して一時停止を解除し再生を再開
させる(ステップ296)。
次に信号切換SW14をCD側へ切り換えてCD再生音をスピ
ーカより出力させ、かつ、操作部22と表示部24の使用モ
ードをCDモードに戻す(ステップ298)。そしてステッ
プ268へ戻り再びDKスタンバイ状態となる。
これにより表示部24にはCDに関する表示がなされ、ユ
ーザはCDの続きを自動的に聴取できる。
ところで交通情報を聴取している間、ユーザが音量・
音質可変操作を行えばマイクロコンピュータ20はオーデ
ィオ部16を制御して受信音声の音量・音質を変える(ス
テップ286)。
但しステップ286ではキースイッチ30,32、34,36、41
〜50のオン操作やAM/FM切換キースイッチの切り換え操
作は無視される。
交通情報の聴取中にエリアを変更するためユーザがキ
ースイッチ41〜46をオン操作すると、マイクロコンピュ
ータ20はステップ294でYESと判断したあと、BKシーク制
御を再開し、指定エリアに係るBK信号が検出されたか否
かを監視しながら同調周波数を連続的に上昇変化させて
いく(ステップ300、302〜310の繰り返し)。
この際、周波数表示も連続的に変化される(ステップ
302)。
そしてラジオ受信部12が所定エリアに係るBK信号を検
出し、かつDK信号を検出したところでマイクロコンピュ
ータ20は同調周波数を固定して交通情報放送を音声出力
するとともに、そのときの同調周波数を固定表示しかつ
エリアの表示も行う(ステップ304と290でYESの判断、2
88)。
なお、エリアを指定しないまま交通情報の聴取中とな
った場合、エリアを指定したいときはユーザがSDKキー3
8をオンしたあとキースイッチ41〜46でエリアを指定す
ればよい。このときマイクロコンピュータ20は第8図の
ステップ230(または240)でYESと判断したあと、更に
ステップ244でYESと判断し、続いて第10図のステップ30
0へ移行して前述と同様にBKシークを開始し、所望エリ
アのSK局が見つかれば交通情報の受信状態を続ける(ス
テップ302〜310の繰り返し、304と290でYESの判断)。
また必要な交通情報が聴取できた場合など、最早交通
情報を入手する必要がなくなったとき、最初にSDKキー3
8をオンしステップ172でYESと判断したのを含めて3回S
DKキー38をオンすればよい。
このときマイクロコンピュータ20はDKスタンバイ中や
シーク中、或いは交通情報聴取中においてステップ21
4、246、260、278、292のいずれかでYESと判断し、ステ
ップ246と292以外はそのまま第7図のステップ216へ移
行し、ステップ246と292はCDの一時停止を解除しかつ信
号切換SW14をCD側に切り換えたあとステップ216へ移行
し(ステップ245、247、または312、314)、ラジオ受信
部12の稼働を止めるとともに操作部22と表示部24の使用
モードをCDモードに設定したあと第4図のステップ168
へ戻る。
この際、〈SDK〉は消灯させる。
逆にDKスタンバイ中やシーク中にCDをイジェクトした
い場合、イジェクトキースイッチをオンすればよい。
マイクロコンピュータ20は、エリア指定されていない
ときステップ188または206のいずれかでYESと判断した
あと、第11図または第12図のステップ316または322へ移
行し、CD再生部18による再生動作を停止させたあと、ロ
ーディングメカを稼働してCDをイジェクトさせる(ステ
ップ318または324)。
そして信号切換SW14をラジオ側に切り換え、操作部2
2,表示部24をラジオモードに切替えるとともに〈CD〉を
消灯したあと(ステップ320または326)、第5図のステ
ップ114または124へ移る。
また、エリア指定されていたときマイクロコンピュー
タ20は、ステップ254または274のいずれかでYESと判断
したあと、第13図または第14図のステップ328または334
へ移行し、CD再生部18による再生動作を停止させたあ
と、ローディングメカを稼働してCDをイジェクトさせる
(ステップ330または336)。
そして信号切換SW14をラジオ側に切り換え、操作部2
2,表示部24をラジオモードに切り換えるとともに〈CD〉
を消灯したあと(ステップ332または338)、第6図のス
テップ140または152へ移る。
この実施例によれば操作部22と表示部24をCDとラジオ
の共用とできるので、スイッチ類の数が減って所要のス
イッチを簡単に探すことができ、また、限られたスペー
スなかでも各スイッチを大きくすることで操作し易くす
ることもできる。
更にCDやラジオに関する情報も大きく表示できるので
見易くなる。
また操作部22と表示部24の構成を簡単化できる。
〔考案の効果〕
この考案に係るラジオ付CDプレーヤでは、操作部及び
表示部をCDとラジオの共用とするとともに、操作部に、
CD再生部稼働中にユーザが所定のスイッチ操作を行い交
通情報放送局のシークを行わせたとき、操作部及び表示
部をCDとラジオのいずれのモードで使用するかを指定す
るモード切り換えスイッチを設け、制御部は、通常、ユ
ーザによるCDとラジオの切り換え操作に従い操作部と表
示部の使用モードを自動切り換えし、操作部の操作に従
い、CDまたはラジオの内稼働側の動作状態及び表示内容
を可変し、一方、CD再生部稼働中にユーザが所定のスイ
ッチ操作を行い交通情報放送局のシークを行わせたとき
は、モード切り換えスイッチの操作に従い操作部と表示
部の使用モード切り換えを行うとともに、操作部が操作
された場合、その時点の使用モードに係るCDまたはラジ
オの動作状態及び表示内容を可変するようにしたことに
より、操作部と表示部をCDとラジオの共用とできるの
で、スイッチ類の数が減って所要のスイッチを簡単に探
すことができ、また、限られたスペースなかでも各スイ
ッチを大きくすることで操作し易くすることもできる。
更にCDやラジオに関する情報も大きく表示できるので見
易くなる。
またCD再生部稼働中にユーザが所定のスイッチ操作を
行いラジオ受信部も稼働させて交通情報放送局のシーク
を行わせたあと、交通情報を受信したときには操作部及
び表示部の使用モードを自動的にラジオに切り換えるよ
うにしたことにより、交通情報受信時にユーザがラジオ
に関する表示情報を得たい時操作の手間が省けるという
優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図の中の表示部の動作説明図、第2図はこ
の考案の1つの実施例に係る複合カーオーディオシステ
ムのブロック図、第3図は第2図の中の操作部が設けら
れたパネルの一部省略した外観図、第4図乃至第14図は
第2図中のマイクロコンピュータの動作を説明するフロ
ーチャート、第15図は従来の複合カーオーディオシステ
ムの表示パネルの説明図である。 12:ラジオ受信部、18:CD再生部、20:マイクロコンピュ
ータ、22:操作部、24:表示部、38:SDKキー、40:ファン
クションキー。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】CDの再生を行うCD再生部と、交通情報を受
    信可能なラジオ受信部と、CD及びラジオに関する操作を
    行うための操作部と、CD及びラジオに関する表示を行う
    ための表示部と、操作部での操作に従いCD再生部,ラジ
    オ受信部,表示部の制御を行う制御部とを備え、この制
    御部は通常、ユーザによるCDとラジオの切り換え操作に
    従いCD再生部またはラジオ受信部のいずれか一方を稼働
    させてCD再生音声信号またはラジオ受信音声信号を出力
    させ、CD再生部稼働中にユーザが所定のスイッチ操作を
    したとき、ラジオ受信部も稼働させて交通情報放送局の
    シークを行わせるとともに、交通情報受信時には自動的
    にCD再生音声信号に代えてラジオ受信音声信号を出力さ
    せるようにしたラジオ付CDプレーヤにおいて、 操作部及び表示部をCDとラジオの共用とするとともに、 操作部に、CD再生部稼働中にユーザが所定のスイッチ操
    作を行い交通情報放送局のシークを行わせたとき、操作
    部及び表示部をCDとラジオのいずれのモードで使用する
    かを指定するモード切り換えスイッチを設け、 制御部は、通常、ユーザによるCDとラジオの切り換え操
    作に従い操作部と表示部の使用モードを自動切り換え
    し、操作部の操作に従い、CDまたはラジオの内稼働側の
    動作状態及び表示内容を可変し、一方、CD再生部稼働中
    にユーザが所定のスイッチ操作を行い交通情報放送局の
    シークを行わせたときは、モード切り換えスイッチの操
    作に従い操作部と表示部の使用モード切り換えを行うと
    ともに、操作部が操作された場合、その時点の使用モー
    ドに係るCDまたはラジオの動作状態及び表示内容を可変
    すること、 を特徴とするラジオ付CDプレーヤ。
  2. 【請求項2】CD再生部稼働中にユーザが所定のスイッチ
    操作を行いラジオ受信部も稼働させて交通情報放送局の
    シークを行わせたあと、交通情報を受信したときには操
    作部及び表示部の使用モードを自動的にラジオに切り換
    えること、 を特徴とする請求項1記載のラジオ付CDプレーヤ。
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