JP2520859Y2 - 自動車のサンルーフ構造 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自動車のサンルーフ構造、とりわけ、サンル
ーフリッドを作動するリンク機構に関する。

従来の技術 自動車のサンルーフリッドは、その閉蓋位置とルーフ
後方の格納位置とに前後方向に摺動自在となっている。
これは具体的には、例えば特公昭58−32046号公報に示
されているように、ガイドレール上に摺動自在に係合配
置したフロントガイドに斜め上下方向のスライドスリッ
トを形成し、このスライドスリットにサンルーフリッド
の前部背面に固着したブラケット端のガイドピンを係合
し、サンルーフリッドの後退，格納の際には、このフロ
ントガイドを後退移動することにより、サンルーフリッ
ドを閉蓋位置で一旦下降させ、爾後、該フロントガイド
の後退に連動してサンルーフリッドを後退，格納し得る
ようにしたものである。

考案が解決しようとする課題 フロントガイドとブラケットとが、ガイドピンを介し
て上下位置関係で連結配置されているため、これらフロ
ントガイドとブラケットとの組み付け高さが嵩張ってし
まい、延いてはサンルーフリッドからガイドレールに亘
る所謂ユニット高さが大きくなって、その分、乗員のヘ
ッドクリアランスが狭められてしまう。

そこで、実開昭58−85518号公報に記載されている考
案のように、サンルーフリッドの下面に固着した前後の
ブラケットと、ガイドレール上を摺動する前後の駆動体
を前後方向にオフセット配置して、サンルーフリッドと
ガイドレール間の高さを低くするものも提供されてい
る。

しかし、この従来例は、前記各ブラケットと各駆動体
間に連結された前後リンクが他端側つまり駆動体側では
基本的に一点支持状態になっている。このため、該各リ
ンクの作動が不安定となり、ひいてはサンルーフリッド
の開閉作動の不安定化を招き、ガタ付きが発生する惧れ
がある。

課題を解決するための手段 本考案は、前記各従来の問題点に鑑みて案出されたも
ので、ルーフ開口部の両側縁部に沿ってガイドレールを
配設すると共に、前記ルーフ開口部を開閉するサンルー
フリッドを、前記ガイドレールにリンク機構を介して駆
動機構により摺動自在に配設したサンルーフ構造におい
て、 前記リンク機構は、前記サンルーフリッドの前側並び
に後側に固着した前後のリンクブラケットと、該各リン
クブラケットと前後方向にオフセットしてガイドレール
に摺動自在に係合配置された前後のガイドと、前記各リ
ンクブラケットと各ガイドとに連結されて該各ガンドの
スライド移動に伴い起伏作動される前後のリンクとによ
ってサンルーフリッドの前側並びに後側に支持するよう
に構成され、前記ガイドのうち少なくとも前側のガイド
は、第１ガイド部と、該第１ガイド部の後方に配置され
た第２ガイド部とから構成され、前記リンクのうち少な
くとも前側のリンクは、一端が前側のリンクブラケット
にピンを介して連結された第１支持部と、略中間部が前
記第１ガイド部にピンを介して支持された第２支持部
と、他端側が前記第２ガイド部にピンを介して連結され
た第３支持部とを有して、起伏回動可能に形成されてい
る一方、前記第２ガイド部は、前記リンクの第３支持部
をピンを介して略水平方向にスライド可能とするスリッ
トが形成されていると共に、前記第１ガイド部は、スラ
イド方向係合手段を介して前記第２ガイド部がサンルー
フリッド閉蓋状態から後方移動時の所定距離移動される
間に、前記第２支持部の前記カイドレールに対する水平
方向位置を保持するように形成され、さらに、前記第２
ガイド部が前記駆動機構によりガイドレールに沿ってス
ライド移動した際には、前記スリットの傾斜部により第
２支持部と第３支持部の上下位置関係を相対的に入れ替
えるように構成し、前記第２ガイド部は、後側のガイド
と同期してスライドするように形成したことを特徴とし
ている。

作用 ガイドのスライド移動によりリンクが倒伏されて、サ
ンルーフリッドが閉蓋位置で一旦下降するが、ガイドと
リンクブラケットとが前後方向にオフセットして非干渉
状態にあるため、これらガイドとリンクブラケットに制
約されずにサンルーフリッドの上下動ストロークが確保
される。

しかも、リンクは、両端ばかりか略中間部もピンを介
して第１ガイド部に支持されているため、起伏作動の安
定化が図れ、ひいてはサンルーフリッドの開閉作動の安
定化が図れる。

また、サンルーフリッドの前後がほぼ同期してチルト
ダウンするため、ルーフ内にスライド格納する際に、高
さ方向の寸法が十分に小さくなり、サンルーフユニット
の薄肉化が図れる。

実施例 以下、本考案の一実施例を図面と共に詳述する。

第１〜８図において、１はルーフ開口部２に形成した
ルーフパネルを示し、このルーフ開口部２の両側縁部に
は、第６図に示すように下縁に後述するガイドレール６
を結合する複数個のブラケット４を有するレインフォー
ス３を接合して補強してある。本実施例では、このブラ
ケット４を内側に曲折成形して、ルーフパネル１をルー
フサイドレール５上に落とし込んで接合する際に、ブラ
ケット４がルーフサイドレール５と干渉しないようにし
てある。以て、ルーフ開口部２の車幅方向寸法の拡大
化、および、これに伴ってガイドレール６を極力ルーフ
サイドレール５側に近接配置して、乗員のヘッドクリア
ランスの拡大化を図っている。

ガイドレール６は、その外側縁に取付シート部７を形
成してあると共に、この取付シート部７に続いて立上り
壁８を有段成形してあり、この立上り壁８をレインフォ
ース３の外側に配置し、取付シート部７を前記ブラケッ
ト４下面にビス10を固定することによって、前記レイン
フォース３の外側で外部から露見されることのない部位
に前記立上り壁８との間にドリップチャンネル９を構成
して外観の向上を図っている。

立上り壁８の下側部には、ブラケット11を突設してあ
り、このブラケット11にボルト・ナット12結合したボデ
ィ側ブラケット13を介してルーフサイドレール５にボル
ト・ナット14結合して、該ガイドレール６を実質的に直
接ルーフサイドレール５に支持し、後述するサンルーフ
リッド15,リンク機構20等を含むサンルーフユニットの
荷重を該ルーフサイドレール５に負担させて、取付剛性
を高められるようにしている。

サンルーフリッド15は、本実施例にあっては透明又は
半透明の中央パネル16と、金属プレート等の金属薄板か
らなる周縁パネル17とで構成している。周縁パネル17
は、その裏面にガイドレール６と対応する部位に該ガイ
ドレール６と平行な水平部18aを有し、かつ、周縁パネ
ル17の内周縁よりも内側に延出したオーバーハング部18
bを形成したインナパネル18を接合してあり、周縁パネ
ル17の内周縁を中央パネル16の外周縁に固着したリテー
ナ19に上方から嵌着すると共に、インナパネル18のオー
バーハング部18bの端縁を中央パネル16の裏面に弾接さ
せ、これら中央パネル16と周縁パネル17とを一体的に連
結してある。そして、前記周縁パネル18両側部の背部に
形成された空間部を有効利用して、この空間部にリンク
機構20を装着して、サンルーフリッド15からガイドレー
ル６に亘る上下方向寸法を極力狭められるようにしてあ
る。

リンク機構20は、前記周縁パネル17両側部で、インナ
パネル18の水平部18aにボルト・ナット21に固定した
前，後リンクブラケット22,23と、これら前，後リンク
ブラケット22,23と前後方向にオフセット配置され、ガ
イドレール６に係合したリヤガイドシュー25上に固設し
たリヤガイド26と、第２ガイド部たるフロントサブガイ
ド27,ガイドレール６に係合したフロントガイドシュー2
8上に固設した第１ガイド部たるフロントガイド29と、
フロントリンク30,リヤリンク31等で大略構成してあ
る。

前記前，後のリンクブラケット22,23は、第４図に示
すように、本実施例ではブリッジ部24により一体に形成
してある。フロントリンク30は、第２支持部であるその
中間部をフロントガイド29にピン32を介して連結し、第
３支持部である後端に設けたガイドピン33を、フロント
サブガイド27に形成したスライドスリット27aに係合す
ると共に、第１支持部である前端を前部リンクブラケッ
ト22にピン34によって連結してある。

リヤリンク31は、その前端を後部リンクブラケット23
にピン35によって連結してある。このリヤリンク31は、
第１ガイドピン36,第２ガイドピン37,第３ガイドピン38
を備え、第２ガイドピン37をリヤガイド26に形成したス
ライドスリット26aに係合すると共に、第１ガイドピン3
6,第３ガイドピン38を、該リヤガイド26に形成したカム
溝26b,カム面26cに摺接，係合してある。また、前部リ
ンクブラケット22の前端には、アーム部39を延設してあ
り、このアーム部39端に設けたガイドピン40を、ガイド
レール６の一方のレール溝6aに係合してある。このレー
ル溝6aの前端にはガイドピン40と共働してスライド方向
係合手段を構成する立上り溝6a₁を形成してあり、この
立上り溝6a₁の上止端部とガイドピン40との係合点がサ
ンルーフリッド15のチルト作動支点となるようにしてあ
る。

また、駆動機構は、以下のように構成されており、前
記リヤガイドシュー25には、図外のモータ，減速機によ
り駆動されるゴルデワイヤ41を連結してあって、該ゴル
デワイヤ41の押動，牽引により、リヤガイド26,フロン
トサブガイド27が一体に前後方向に摺動するようになっ
ている。また、フロントガイド29のフロントガイドシュ
ー28と、リヤドレーン42に結合したドレーンシュー43と
は、リヤガイドシュー25の両側部内に挿通したロッド44
で連結して、フロントガイド29とリヤドレーン42とが一
体的に前後方向に摺動するようになっている。

第４図中45,46は左右のガイドレール６の前後端部に
コーナーピース47を介して接続された前，後トラバー
サ、48は後部トラバーサ46寄りで左右のガイドレール６
間に跨設した補強用トラバーサ、49は下縁をヒンジ部材
50により前部トラバーサ45に連結し、かつ、両側端縁を
左右ガイドレール６の前端部上に固設したリンク機構51
により支持したデフレクタで、サンルーフリッド15の前
縁でリンク51aが押圧，押圧解除されることにより、該
サンルーフリッド15の開，閉動に伴ってルーフ開口部２
より出没するようになっている。52はサンルーフリッド
15の下方で左右のガイドレール６に沿って前後方向に摺
動するシェードを示す。

以上の実施例構造によれば、サンルーフリッド15を第
１図に示すように閉じている状態から、ゴルデワイヤ41
によりリヤガイドシュー25を前方に押動すると、フロン
トリンク30のガイドピン33がフロントサブガイド27のス
ライドスリット27aの後止端部側に移動する一方、リヤ
リンク31の第1,第2,第３ガイドピン36,37、38がリヤガ
イド26のカム溝26b,スライドスリット26a,カム面26cの
後方に移動し、第１ガイドピン36がカム溝26bから離脱
すると共に、第３ガイドピン38がカム面26cの後縁段部
に落ち込み係合し、サンルーフリッド15は第２図に示す
ように前部リンクブラケット22前端のアーム部39のガイ
ドピン40を支点としてチルトアップする。

前述とは逆に、第１図に示すサンルーフリッド15の閉
蓋状態から、ゴルデワイヤ41を牽引すると、リヤガイド
シュー25の後退移動により、フロントリンク30のガイド
ピン33がフロントサブガイド27のスライドスリット27a
の前止端側に移動する一方、リヤリンク31の第1,第2,第
３ガイドピン36,37,38がそれぞれカム溝26b,スライドス
リット26a,カム面26cの前側に移動し、これらスライド
スリット27a,カム溝26b,スライドスリット26aおよびカ
ム面26cのガイド作用により第３図に示すようにサンル
ーフリッド15の前後端部を含む全体が前記閉蓋位置から
一旦下降する。

このサンルーフリッド15全体の下降によりアーム部39
のガイドピン40が立上り溝6a₁の底部に移動すると共
に、周縁パネル17の後縁フランジがリヤドレーン42内に
入り込んでラップし（第７図参照）、ウェザーストリッ
プ53,54で前，後方向に２重にシールする。そして、こ
のようなサンルーフリッド15の下降作動を経由した後、
リヤガイドシュー25と一体的にサンルーフリッド15,フ
ロントガイド29,リヤドレーン42がガイドレール６に沿
って格納部55内に後退移動し、ルーフ開口部２が開放さ
れる。

ここで、前部リンクブラケット22とフロントガイド2
9,フロントサブガイド27、および後部リンクブラケット
23とリヤガイド26は、それぞれ前後方向にオフセット配
置してフロントリンク30,リヤリンク31で連結してある
ため、サンルーフリッド15の閉蓋位置からの下降時に、
前，後リンクブラケット22,23がこれらガイド28,27,26
配設位置近傍にまで前後方向にオフセットして入り込ん
でサンルーフリッド15の下降ストロークを確保でき、従
って、その分サンルーフリッド15からガイドレール６に
亘るユニット高さを可及的に狭めることができる。特
に、本実施例のようにサンルーフリッド15の周縁パネル
17下側の空間部を有効利用して、この空間部にリンク機
構20を配設すれば、このリンク機構20が前記空間部に入
り込んだ分高さ寸法を狭められるので、前記ユニット高
さを低められることと併せて、より一層乗員のヘッドク
リアランスを拡大することができる。

しかも、フロントリンク30は、他端がガイドピン33を
介してスライドスリット27aに支持されていると共に、
中間部もフロントガイド29にピン32によって回転自在に
連結支持されて、他端側が常時２点支持されている。し
たがって、前述のようにサンルーフリッド15の閉蓋状態
から後退移動して格納される間でも、フロントリンク30
の常に安定した回動作用が得られ、ひいてはサンルーフ
リンド15の開閉作動時のガタ付きが防止されて、円滑か
つ安定した作動が得られる。

さらに、サンルーフリッド15は、閉蓋位置からの下降
時には前述のように全体が下降移動するため、サンルー
フユニットの高さを十分に小さくできる。この結果、サ
ンルーフユニット全体をさらに薄肉化することが可能に
なる。

考案の効果 以上のように本考案によれば、リンクブラケットとガ
イドとを前後方向にオフセット配置してリンクで連結し
てあって、サンルーフリッドの下降ストロークをこれら
リンクブラケットとガイドとが前後方向にオフセットし
た状態でラップすることにより確保できるようにしてあ
るため、サンルーフリッドからガイドレールに亘るユニ
ットの高さ寸法を可及的に狭めることができ、この結
果、乗員のヘッドクリアランスを拡大することができる
という実用上多大な効果を有する。

しかも、リンクは、他端側がピンを介して第２ガイド
部のスリットに支持されていると共に、中間部も第１ガ
イド部にピンを介して支持されて、常時２点支持されて
いるため、該リンクの常に安定した回動作用が得られ、
ひいてはサンルーフリッドの開閉作動の安定化が図れ
る。

また、本願考案にあっては、サンルーフリッドをルー
フ内に格納する際におけるサンルーフユニットの高さを
十分に小さくすることができるため、該サンルーフユニ
ット全体をさらに薄肉化することが可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例を示す第８図Ｉ−Ｉ線に沿う
断面図、第2,3図は同実施例の作動説明図、第４図は同
実施例の分解斜視図、第５図は駆動リンク機構とガイド
レールの分解斜視図、第6,7図は第８図のVI−VI線,VII
−VII線に沿う断面図、第８図はサンルーフリッドの配
置状態を示す自動車の平面図である。 １……ルーフパネル、２……ルーフ開口部、６……ガイ
ドレール、6a1……立上り溝（スライド方向係合手
段）、15……サンルーフリッド、20……駆動リンク機
構、22,23……リンクブラケット、26……リアガイド、2
6a……スライドスリット、26b……カム溝、27……フロ
ントサブガイド（第２ガイド）、27a……スライドスリ
ット、29……フロントガイド（前側ガイド）、30……フ
ロントリンク、31……リアリンク、32,34……ピン、33
……ガイドピン、35……ピン、36,37……第1,第２ガイ
ドピン、40……ガイドピン（スライド方向係合手段）。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 佐藤 剛 東京都大田区大森南２―15―６ 株式会 社城南製作所東京事務所内 (72)考案者 今井 弘 東京都大田区大森南２―15―６ 株式会 社城南製作所東京事務所内 (56)参考文献 特開 昭62−210125（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−208122（ＪＰ，Ａ) 実開 昭58−85518（ＪＰ，Ｕ)

Claims (1)

(57)【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】ルーフ開口部の両側縁部に沿ってガイドレ
   ールを配設すると共に、前記ルーフ開口部を開閉するサ
   ンルーフリッドを、前記ガイドレールにリンク機構を介
   して駆動機構により摺動自在に配設したサンルーフ構造
   において、 前記リンク機構は、 前記サンルーフリッドの前側並びに後側に固着した前後
   のリンクブラケットと、 該各リンクブラケットと前後方向にオフセットしてガイ
   ドレールに摺動自在に係合配置された前後のガイドと、 前記各リンクブラケットと各ガイドとに連結されて該各
   ガイドのスライド移動に伴い起伏作動される前後のリン
   クと、 によってサンルーフリッドの前側並びに後側を支持する
   ように構成され、 前記ガイドのうち少なくとも前側のガイドは、第１ガイ
   ド部と、該第１ガイド部の後方に配置された第２ガイド
   部とから構成され、 前記リンクのうち少なくとも前側のリンクは、一端が前
   側のリンクブラケットにピンを介して連結された第１支
   持部と、略中間部が前記第１ガイド部にピンを介して支
   持された第２支持部と、他端側が前記第２ガイド部にピ
   ンを介して連結された第３支持部とを有して、起伏回動
   可能に形成されている一方、 前記第２ガイド部は、前記リンクの第３支持部をピンを
   介して略水平方向にスライド可能とするスリットが形成
   されていると共に、 前記第１ガイド部は、スライド方向係合手段を介して前
   記第２ガイド部がサンルーフリッド閉蓋状態から後方移
   動時の所定距離移動される間に、前記第２支持部の前記
   ガイドレールに対する水平方向位置を保持するように形
   成され、 さらに、前記第２ガイド部が前記駆動機構によりガイド
   レールに沿ってスライド移動した際には、前記スリット
   の傾斜部により第２支持部と第３支持部の上下位置関係
   を相対的に入れ替えるように構成し、前記第２ガイド部
   は、後側のガイドと同期してスライドするように形成し
   たことを特徴とする自動車のサンルーフ構造。