JP2519997Y2 - 注出キャップ - Google Patents
注出キャップInfo
- Publication number
- JP2519997Y2 JP2519997Y2 JP1990063059U JP6305990U JP2519997Y2 JP 2519997 Y2 JP2519997 Y2 JP 2519997Y2 JP 1990063059 U JP1990063059 U JP 1990063059U JP 6305990 U JP6305990 U JP 6305990U JP 2519997 Y2 JP2519997 Y2 JP 2519997Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- lid
- opening
- cap
- spout
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は注出キャップに関する。
「従来の技術及び考案が解決しようとする課題」 注出キャップとして、周壁上端縁より頂壁を延設する
とともに、該頂壁に注出口を穿設してなるキャップ本体
と、該本体後部にその後部を回動可能に連結して注出口
上面を開閉自在に被覆する蓋体とからなるものが知られ
ている。これ等注出キャップは容器体口頚部に嵌着させ
て使用するが、内容物の未使用を表現するために、注出
キャップを被覆して、或いは注出キャップを含む容器全
体を被覆して合成樹脂フィルム等よりシュリンクパック
することが一般に行われている。しかしながら、シュリ
ンクパックは原料コストも掛かり、又、その為の設備も
必要である。
とともに、該頂壁に注出口を穿設してなるキャップ本体
と、該本体後部にその後部を回動可能に連結して注出口
上面を開閉自在に被覆する蓋体とからなるものが知られ
ている。これ等注出キャップは容器体口頚部に嵌着させ
て使用するが、内容物の未使用を表現するために、注出
キャップを被覆して、或いは注出キャップを含む容器全
体を被覆して合成樹脂フィルム等よりシュリンクパック
することが一般に行われている。しかしながら、シュリ
ンクパックは原料コストも掛かり、又、その為の設備も
必要である。
本考案は、この様な特殊包装をしなくても内容物の未
使用を表現できるとともに、各部に強制的な変形等の無
理を生じさせることなくシールでき、しかも一旦シール
するとシール板を取り除かない限り開封できず、良好な
シール性を発揮する優れたキャップを提案するものであ
る。
使用を表現できるとともに、各部に強制的な変形等の無
理を生じさせることなくシールでき、しかも一旦シール
するとシール板を取り除かない限り開封できず、良好な
シール性を発揮する優れたキャップを提案するものであ
る。
「課題を解決するための手段」 本考案注出キャップは上記課題を解決するため、周壁
５上端縁より延設した頂壁６を貫通する注出口７を穿設
するとともに、頂壁６上面周縁部に枠壁８を立設してそ
の前後に各々開口部13,13aを設けてなるキャップ本体２
と、上記枠壁８及び後方の開口部13a内に嵌合収納させ
るとともに、後部下端をキャップ本体周壁後部上端に回
動可能に連結させ、且つ、裏面より上記注出口７に嵌合
係止する棒栓12を垂設してなる蓋体３とを備え、上記前
方の開口部13に突出する指掛け突起14を蓋体前面より突
設するとともに、前方の開口部13内先端部に指掛け突起
14の指掛けを妨害するシール板４を切り取り可能に設け
てなることを特徴とする注出キャップとして構成した。
５上端縁より延設した頂壁６を貫通する注出口７を穿設
するとともに、頂壁６上面周縁部に枠壁８を立設してそ
の前後に各々開口部13,13aを設けてなるキャップ本体２
と、上記枠壁８及び後方の開口部13a内に嵌合収納させ
るとともに、後部下端をキャップ本体周壁後部上端に回
動可能に連結させ、且つ、裏面より上記注出口７に嵌合
係止する棒栓12を垂設してなる蓋体３とを備え、上記前
方の開口部13に突出する指掛け突起14を蓋体前面より突
設するとともに、前方の開口部13内先端部に指掛け突起
14の指掛けを妨害するシール板４を切り取り可能に設け
てなることを特徴とする注出キャップとして構成した。
「作用」 従来品の如く容器体15の口頚部16に嵌着させて使用す
る。シール板４が存在する場合には開蓋が出来ない為内
容物が未使用であることが判る。又、内容物を注出する
に当たっては、シール板４を剥ぎ取れば指掛け突起14に
指掛けが可能となる為開蓋が可能となる。
る。シール板４が存在する場合には開蓋が出来ない為内
容物が未使用であることが判る。又、内容物を注出する
に当たっては、シール板４を剥ぎ取れば指掛け突起14に
指掛けが可能となる為開蓋が可能となる。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第１図〜第３図は本考案の一実施例を示し、図中１は
注出キャップを示す。該キャップ１は、キャップ本体２
と、蓋体３と、シール板４とから構成している。
注出キャップを示す。該キャップ１は、キャップ本体２
と、蓋体３と、シール板４とから構成している。
キャップ本体２は円筒状の周壁５上端縁より頂壁６を
延設するとともに、頂壁６中央を貫通させて注出口７を
穿設している。又、頂壁６上面の外周縁に沿って筒状の
枠壁８を立設している。この枠壁８の前後に各々開口部
13,13aを設け、後方の開口部13a後端部分に蓋体３の後
部下端を薄肉ヒンジ９を介して回動可能に連結してい
る。
延設するとともに、頂壁６中央を貫通させて注出口７を
穿設している。又、頂壁６上面の外周縁に沿って筒状の
枠壁８を立設している。この枠壁８の前後に各々開口部
13,13aを設け、後方の開口部13a後端部分に蓋体３の後
部下端を薄肉ヒンジ９を介して回動可能に連結してい
る。
蓋体３は円筒状の周壁10上端縁よりフラットな頂壁11
を延設するととも、周壁10後部に後部の開口部13a内に
嵌合する連結部を延設し、また、該頂壁11裏面中央より
上記注出口７を閉塞する棒栓12を垂設して構成してい
る。又、その高さは上記枠壁８の高さと略等しく構成
し、第１図示の如く、蓋体３を閉じた際、開蓋出来ない
様に枠壁８及び後部の開口部13a内に嵌合させている。
を延設するととも、周壁10後部に後部の開口部13a内に
嵌合する連結部を延設し、また、該頂壁11裏面中央より
上記注出口７を閉塞する棒栓12を垂設して構成してい
る。又、その高さは上記枠壁８の高さと略等しく構成
し、第１図示の如く、蓋体３を閉じた際、開蓋出来ない
様に枠壁８及び後部の開口部13a内に嵌合させている。
又、前方の開口部13内へ蓋体３の周壁10前部上端より
指掛け突起14を突設させ、該突起14を押し上げることに
より枠壁８内に嵌合させた蓋体３を開蓋可能に構成して
いる。
指掛け突起14を突設させ、該突起14を押し上げることに
より枠壁８内に嵌合させた蓋体３を開蓋可能に構成して
いる。
シール板４は、上記突起14前方に、前方の開口部13前
面を閉塞させて設けている。このシール板４は、その両
側及び下面を開口部13の両側壁前部及び底壁前部に押圧
破断可能に一部を連結して装着させており、該シール板
４を設けることにより指掛け突起14への指掛けを不可能
にさせている。
面を閉塞させて設けている。このシール板４は、その両
側及び下面を開口部13の両側壁前部及び底壁前部に押圧
破断可能に一部を連結して装着させており、該シール板
４を設けることにより指掛け突起14への指掛けを不可能
にさせている。
「考案の効果」 以上説明した如く、本考案注出キャップは、周壁上端
縁より延設した頂壁を貫通する注出口を穿設するととも
に、頂壁上面周縁部に枠壁を立設してその前後に各々開
口部を設けてなるキャップ本体と、上記枠壁及び後方の
開口部内に嵌合収納させるとともに、後部下端をキャッ
プ本体周壁後部上端に回動可能に連結させ、且つ、裏面
より注出口に嵌合係止する棒栓を垂設してなる蓋体とを
備え、上記前方の開口部に突出する指掛け突起を蓋体前
面より突設するとともに、前方の開口部内先端部に指掛
け突起の指掛けを妨害するシール板を切り取り可能に設
けたので、蓋体は枠壁及び後方の開口部内に突出せずに
収納嵌合させることができ、シールする場合は蓋体を閉
じることによる棒栓の注出口内への嵌合係止により行え
るため、全く無理のないシールが行えるとともに、一旦
シールするとシール板を剥ぎ取らない限り開蓋できず、
良好なシール性を得られる。
縁より延設した頂壁を貫通する注出口を穿設するととも
に、頂壁上面周縁部に枠壁を立設してその前後に各々開
口部を設けてなるキャップ本体と、上記枠壁及び後方の
開口部内に嵌合収納させるとともに、後部下端をキャッ
プ本体周壁後部上端に回動可能に連結させ、且つ、裏面
より注出口に嵌合係止する棒栓を垂設してなる蓋体とを
備え、上記前方の開口部に突出する指掛け突起を蓋体前
面より突設するとともに、前方の開口部内先端部に指掛
け突起の指掛けを妨害するシール板を切り取り可能に設
けたので、蓋体は枠壁及び後方の開口部内に突出せずに
収納嵌合させることができ、シールする場合は蓋体を閉
じることによる棒栓の注出口内への嵌合係止により行え
るため、全く無理のないシールが行えるとともに、一旦
シールするとシール板を剥ぎ取らない限り開蓋できず、
良好なシール性を得られる。
また、上記した如く、蓋体を突出させずに収納できる
とともに、シール板も前方の開口部内に略収納させるこ
とがてきるため、特に、キャップ本体周壁外方へのシー
ル板の突出を防止できるため、外力により不都合なシー
ル板の切断が起こる虞は極めて少ない。
とともに、シール板も前方の開口部内に略収納させるこ
とがてきるため、特に、キャップ本体周壁外方へのシー
ル板の突出を防止できるため、外力により不都合なシー
ル板の切断が起こる虞は極めて少ない。
また、シュリンクパック等の特殊包装をせずに未使用
を表現できるとともに、構造が簡単で合成樹脂の一体成
形等により製造できるため廉価に得られる。
を表現できるとともに、構造が簡単で合成樹脂の一体成
形等により製造できるため廉価に得られる。
また、使用に際してもシール板を剥ぎ取るだけの簡単
な操作で開蓋が可能となるため、使勝手が極めて宜し
い。
な操作で開蓋が可能となるため、使勝手が極めて宜し
い。
図面は本考案の実施例を示し、第１図は斜視図、第２図
は要部断面図、第３図は分解斜視図である。 ２…キャップ本体,3…蓋体,4…シール板
は要部断面図、第３図は分解斜視図である。 ２…キャップ本体,3…蓋体,4…シール板
Claims (1)
- 【請求項１】周壁５上端縁より延設した頂壁６を貫通す
る注出口７を穿設するとともに、頂壁６上面周縁部に枠
壁８を立設してその前後に各々開口部13,13aを設けてな
るキャップ本体２と、上記枠壁８及び後方の開口部13a
内に嵌合収納させるとともに、後部下端をキャップ本体
周壁後部上端に回動可能に連結させ、且つ、裏面より上
記注出口７に嵌合係止する棒栓12を垂設してなる蓋体３
とを備え、上記前方の開口部13に突出する指掛け突起14
を蓋体前面より突設するとともに、前方の開口部13内先
端部に指掛け突起14の指掛けを妨害するシール板４を切
り取り可能に設けてなることを特徴とする注出キャッ
プ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990063059U JP2519997Y2 (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | 注出キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990063059U JP2519997Y2 (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | 注出キャップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0421460U JPH0421460U (ja) | 1992-02-24 |
| JP2519997Y2 true JP2519997Y2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=31592775
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990063059U Expired - Fee Related JP2519997Y2 (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | 注出キャップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2519997Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001315824A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-13 | Yoshida Industry Co Ltd | バージン機構付きヒンジキャップ |
| KR200457587Y1 (ko) * | 2011-07-18 | 2011-12-26 | 차재경 | 스트로우 투입구의 개폐가 가능한 병뚜껑 |
| JP5808657B2 (ja) * | 2011-11-30 | 2015-11-10 | 株式会社吉野工業所 | ヒンジキャップ |
| CH707697A2 (de) * | 2013-03-12 | 2014-09-15 | Fostag Formenbau Ag | Kunststoffverschluss mit einem Unversehrtheitsgarantieelement. |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB8625169D0 (en) * | 1986-10-21 | 1986-11-26 | Duma Packaging As | Closure assembly |
| JP2532075Y2 (ja) * | 1988-11-02 | 1997-04-09 | 株式会社吉野工業所 | 合成樹脂製注出栓 |
-
1990
- 1990-06-13 JP JP1990063059U patent/JP2519997Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0421460U (ja) | 1992-02-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |