JP2555612Y2 - 錠剤容器 - Google Patents

錠剤容器

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JP2555612Y2
JP2555612Y2 JP442792U JP442792U JP2555612Y2 JP 2555612 Y2 JP2555612 Y2 JP 2555612Y2 JP 442792 U JP442792 U JP 442792U JP 442792 U JP442792 U JP 442792U JP 2555612 Y2 JP2555612 Y2 JP 2555612Y2
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JP
Japan
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wall
peripheral wall
container
inner peripheral
cap
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JP442792U
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夏夫 篠崎
伸夫 山中
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は錠剤容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
【考案が解決しようとする課題】錠剤容器として、胴部
より口頸部を起立させた容器体と、口頸部に着脱自在に
嵌合させたキャップとからなるものが一般に知られてい
る。
【0003】しかしながら錠剤は硬度を有する反面脆い
為、一部を使用して容器体内に空隙が出来ると、錠剤相
互或いは錠剤と容器体周壁とが衝突して破損する不都合
をしばしば生じる。
【0004】本考案は上記した現状に鑑み、内容物の破
損を極力防止することが出来、又、取り扱いも便利な錠
剤容器を提案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案容器は上記課題を
解決する為、筒状の外周壁2a下端縁より内向きフラン
ジ状の底壁2bを延設するとともに、該底壁2b内周縁
より上方へ二重筒状に内周壁2cを立設させて各周壁間
を収納部2eとして構成してなる容器体2と、上記収納
部2e上面を閉塞するとともに、中央に穿設した取り出
し口3cを上記内周壁2c外周上端に嵌脱自在に嵌合さ
せた頂壁3b周縁より周壁3aを垂設させ、且つ該周壁
3a内周面を容器体の上記外周壁2a外周に所定幅の上
下動が可能に嵌合させたキャップ3と、該キャップ3の
頂壁3b後端部に薄肉ヒンジ4aを介して後端部を一体
に連結するとともに、上記キャップ頂壁3b上面を被覆
する蓋板4と、上記容器体収納部2e内に圧縮充填した
弾性充填材とから構成した。
【0006】
【作用】図1の状態からキャップ3を所定位置まで螺動
上昇させると、それに伴って圧縮充填された弾性充填材
5が膨張してその上部に収納した錠剤6を上方へ押し上
げる。同時にキャップ頂壁3bの取り出し口3cと容器
体内周壁2cとの嵌合が外れて取り出し口が開口する。
次いで、蓋板4を開いた後容器体を傾ける等して取り出
し口3cから錠剤6を取り出して使用する。
【0007】使用後は蓋板4を閉じた後キャップ3を螺
動下降させれば弾性充填材5が収縮して元の状態に戻
る。
【0008】又、錠剤6の減少に伴い弾性充填材5が膨
張するため、錠剤6は常時収納部2e内に安定的に収納さ
れる。
【0009】
【実施例】以下本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
【0010】図1〜図3は本考案の一実施例を示し、図
中1は錠剤容器を示す。該容器1は、容器体2と、キャ
ップ3と、蓋板4と、弾性充填材5とを主要部材として
構成している。
【0011】容器体2は、円筒形の外周壁2a下端縁より
内向きフランジ状の底壁2bを延設するとともに、該底壁
2b内周縁より上方へ、二重筒状に内周壁2cを立設させ、
且つ内周壁2c上端縁より頂壁2dを延設して構成してい
る。又、上記内外周壁2c, 2a間の空間を錠剤の収納部2e
として構成している。又、外周壁2a外面下端部より断面
逆L字形のフランジ2fを周設し、その外面に滑り止め用
のローレットを刻設している。
【0012】キャップ3は、円筒形の周壁3a上端縁より
フラットな頂壁3bを延設するとともに、頂壁3b中央部に
円形の取り出し口3cを穿設して構成している。この取り
出し口3cは容器体の上記内周壁2c外周上端にピッタリ嵌
合する大きさで、且つその内面形状を内周壁2c上端部の
テーパー部分とフィットする様な傾斜面として構成して
いる。又、周壁3a内周下端部には突条3dを周設するとと
もに、周壁3a内周上部には所定幅の螺条を周設させてい
る。
【0013】そして、周壁3a内周を外周壁2a外周に螺着
させるとともに、頂壁3bにより収納部2e上面を閉塞さ
せ、且つ取り出し口3cを内周壁2c上端に嵌合させて閉塞
することにより容器体2に装着させている。このキャッ
プ3は周壁3aを螺動上昇させた際、その突条3dが外周壁
2a外面の所定位置に周設した突条2gに係止されるまで上
昇する様構成している。
【0014】蓋板4は、キャップ3と一体に成形され、
キャップ頂壁3bの後端部に後端部を薄肉ヒンジ4aを介し
て回動可能に連結した円板形をなし、容器体頂壁3b上面
の周縁に沿って立設した円弧状の嵌合壁3e内に嵌合する
如く構成している。又、その前端部より突設した矩形状
の指掛け突起4bを嵌合壁3e前部に設けた切り欠き部3fよ
り突設させる様構成している。
【0015】弾性充填材5は、容器体収納部2e内に充填
してその上部に収納した錠剤6を上方へ押し上げる働き
を有すもので、スポンジ等で形成され、その形状は収納
部の形状に相似したドーナツ状であっても、或いは多数
のチップ状のものを所定量充填したものであっても良
い。又、その充填量は収納部2eを略満す量が好ましい。
【0016】尚、上記各部材は特に断の無い限り全て合
成樹脂にて形成する。
【0017】
【考案の効果】以上説明した如く本考案容器は、既述構
成としたことにより、収納される錠剤が弾性充填材によ
り常時上方に押し付けられているため、容器の持ち運び
の際等に錠剤相互が衝突して破損する等の不都合を生じ
ることはない。
【0018】又、錠剤の取り出しに際しても、キャップ
を螺動上昇させた後蓋板を開くという極めて簡単な操作
で行えるため取り扱いが便利である。
【0019】更に、収納した錠剤が減った場合でも、そ
れに伴って弾性充填材が順次膨張してその空隙部を埋め
るため、錠剤の破損を生じる虞はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案容器の一実施例を示す半断面図である。
【図2】同実施例の斜視図である。
【図3】同実施例の使用状態の斜視図である。
【符号の説明】
2 容器体 3 キャップ 4 蓋板 5 弾性充填材 6 錠剤

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の外周壁2a下端縁より内向きフラ
    ンジ状の底壁2bを延設するとともに、該底壁2b内周
    縁より上方へ二重筒状に内周壁2cを立設させて各周壁
    間を収納部2eとして構成してなる容器体2と、上記収
    納部2e上面を閉塞するとともに、中央に穿設した取り
    出し口3cを上記内周壁2c外周上端に嵌脱自在に嵌合
    させた頂壁3b周縁より周壁3aを垂設させ、且つ該周
    壁3a内周面を容器体の上記外周壁2a外周に所定幅の
    上下動が可能に嵌合させたキャップ3と、該キャップ3
    の頂壁3b後端部に薄肉ヒンジ4aを介して後端部を一
    体に連結するとともに、上記キャップ頂壁3b上面を被
    覆する蓋板4と、上記容器体収納部2e内に圧縮充填し
    た弾性充填材とからなることを特徴とする錠剤容器。
JP442792U 1992-01-10 1992-01-10 錠剤容器 Expired - Fee Related JP2555612Y2 (ja)

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JPH0558677U JPH0558677U (ja) 1993-08-03
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JP2002315812A (ja) * 2001-04-23 2002-10-29 Takazono Sangyo Co Ltd 薬剤収容容器
JP4860463B2 (ja) * 2006-12-28 2012-01-25 エーザイマシナリー株式会社 錠剤収容容器
JP6866032B2 (ja) * 2017-04-28 2021-04-28 株式会社吉野工業所 錠剤定量取出容器

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