JP2519441B2 - コ−ラス効果装置 - Google Patents

コ−ラス効果装置

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JP2519441B2 JP62006870A JP687087A JP2519441B2 JP 2519441 B2 JP2519441 B2 JP 2519441B2 JP 62006870 A JP62006870 A JP 62006870A JP 687087 A JP687087 A JP 687087A JP 2519441 B2 JP2519441 B2 JP 2519441B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、入力された可聴周波数信号のピッチを変
更する装置を用いて、コーラス効果を付加するコーラス
効果装置に関する。
<従来技術> 従来、上記のピッチを変更する装置としては、例えば
特開昭60−184298号に開示されているようなものがあ
る。これは、第4図に示すように、入力信号として可聴
周波数信号、例えば音声信号をローパスフィルタ2を介
してアナログ・デイジタル変換器4に供給して、ディジ
タル信号に変換し、このディジタル信号を書込みクロッ
ク信号foに同期してディジタルメモリ6に書込み、書込
みクロック信号foとは異なる周波数の読出しクロック信
号fvに同期して、ディジタルメモリ6から順次ディジタ
ル信号を読出し、ディジタル・アナログ変換器8及びロ
ーパスフィルタ10を通すことによって出力音声信号に再
変換して出力するものである。この出力音声信号のピッ
チf1は、入力信号のピッチをf2とすると、 となる。従って、このピッチ変更装置によれば、ピッチ
変更量P(=fv/fo)に応じて、入力した可聴周波数信
号のピッチを変更できる。
<発明の概要> この発明は、上述したピッチ変更装置を利用した新規
なコーラス効果装置を提供しようとするもので、可聴周
波数信号のピッチを検出するピッチ検出手段と、複数の
それぞれ異なる音階信号を入力する手段と、上記ピッチ
検出手段で検出されたピッチと上記入力された複数の音
階信号のそれぞれに対応する複数のピッチとに基づいて
複数のピッチ変換量を決定する制御手段と、上記複数の
ピッチ変換量に応じて上記可聴周波数信号のピッチを変
換する複数のピッチ変換手段とを、具備するものであ
る。上記複数のそれぞれ異なる音階信号は、演奏操作を
行う鍵盤より入力することができ、またシーケンサより
入力することができる。また、複数のピッチ変換手段
は、1台のピッチ変換装置を時分割で動作させることに
よって実現できる。
<作用> 入力する可聴周波数信号のピッチをf2、音階信号が表
わすピッチをf1とすると、制御手段はピッチ変換量Pを
f1/f2と決定し、ピッチ変換手段に供給する。ピッチ変
換手段は、ピッチ変換量f1/f2に応じて、その出力信号
のピッチf3を、 f3=Pf2 =(f1/f2)*f2 =f1 とする。即ち、入力された可聴周波数信号のピッチは、
音階信号によって指定されたピッチf1に変更されたこと
になる。そして、このようなピッチ変換を行うピッチ変
換装置を複数設け、それらを複数の音階信号で制御する
ようになされたものである。
<効果> 以上のように、この発明によれば、入力された可聴周
波数信号のピッチを、複数の音階信号によってそれぞれ
指定されたピッチをもつ複数の信号に変更することがで
きる。従って、例えば入力可聴周波数信号として、人の
歌声を入力し、鍵盤等の入力手段により複数の音階信号
を発生させて、鍵盤を演奏すると、鍵盤により指定され
る複数の音高の可聴周波数信号が得られ、コーラスと同
様な音響効果が得られ、元の人の歌声とコーラスさせる
こともできる。
<実施例> 第1図は本発明を構成する基本ブロックの動作説明を
行うためのブロック図である。同図において、12はマイ
クロホンで、音声をピックアップして可聴周波数信号を
出力する。この可聴周波数信号はピッチ変換装置14に供
給される。このピッチ変換装置14は、第4図を参照して
上述したピッチ変換装置と同一の構成のもので、ピッチ
変換量Pに応じて、書込みクロック信号fo、読出しクロ
ック信号fvを決定して、入力された可聴周波数信号のピ
ッチを変更するものである。この実施例では、音声に基
づく可聴周波数信号を入力しているので、その上限周波
数は10KHz程度である。よって、書込みクロック信号fo
は、サンプリング定理により20KHz以上とすることが望
ましい。読出しクロック信号fvと書込みクロック信号fo
との間には、上述したように fv=Pfo の関係があるので、ピッチ変換量Pによって分周比を変
更できるプログラマブル分周器でマスタクロック信号を
分周して、読出しクロック信号fvを得ている。
マイクロホン12からの可聴周波数信号は、ピッチ検出
回路16にも供給され、ピッチf2が検出され、その検出さ
れたピッチを表すピッチデータが出力される。このピッ
チ検出回路16としては、例えば特開昭60−175099号に開
示されているようなものを使用することができる。
このピッチ検出回路16で検出されたピッチデータは、
制御回路18に供給される。制御回路18には音階信号源20
から音階信号も供給されている。音階信号源20として
は、演奏操作によって音階信号を出力することができる
鍵盤、または自動演奏データとして音階信号を出力する
ことができるシーケンサーを用いることができる。ま
た、音階信号としては、ピッチf1を有した可聴周波数信
号を使用するのではなく、ある鍵が押鍵されたとき、そ
の鍵に対応する番号と、鍵を押鍵した速度とをディジタ
ル信号にて送信されるMIDI信号の押鍵された鍵に対応す
る番号を表わすディジタル信号のような音階を表す信号
を用いることができる。制御回路18は、音階信号と、ピ
ッチ検出回路16で検出されたピッチとに基づいてピッチ
変換量Pを決定する。例えば、ピッチ検出回路16で検出
されたピッチf2が330Hzで、音階信号源20より出力され
た音階信号が表すピッチf1が440Hzであると、ピッチ変
換量は440/330となる。上述のようにMIDI信号により音
階信号を供給すると、MIDI信号の鍵番号を、これに対応
する周波数に変換する必要がある。この変換には、図示
しないルックアップテーブルを用いる。
このピッチ変換量Pは、ピッチ変換装置14に供給され
る。ピッチ変換装置14では、マスタクロックを分周する
などの方法により、周波数がf0*P(=f0*440/330)
の読出しクロック信号fvを生成する。これによって、ピ
ッチ変換装置14から出力される可聴周波数信号のピッチ
は、 となり、音階信号によって指定されたピッチに変更され
ている。このピッチが変更された可聴周波数信号は増幅
器22で増幅され、スピーカ(図示せず)に供給される。
本発明の1実施例を第2図に示す。この実施例は、ピ
ッチ変換装置をn台設けたものである。そして、制御回
路18は、音階信号源20から複数の音階信号を受けたと
き、ピッチ検出回路16で検出したピッチと各音階信号と
に基づいて、各ピッチ変換量P1乃至Pnを決定し、各ピッ
チ変換装置14−1乃至14−nにそれぞれ供給する。従っ
て、1つの可聴周波数信号を同時にそれぞれ異なるピッ
チの可聴周波数信号に変換して、出力することができ、
音階信号源20から適当な複数の音階信号を生成すれば、
コーラスと同様な音響効果を得られる。
本発明の他の実施例を第3図に示す。このピッチ変換
装置も1つの可聴周波数信号を同時にそれぞれ異なるピ
ッチの可聴周波数信号に変換して出力するものである
が、第2図の実施例と比較して回路構成を簡略化したも
のである。すなわち、第2の実施例では複数のピッチ変
換装置14−1乃至14−nが必要で、回路構成が複雑とな
る。そこで第3図のピッチ変換装置では、ピッチ変換装
置14を1台だけ設け、読出しクロック信号をfv1乃至fvn
のように複数発生し、メモリ6からディジタル信号を時
分割で読出すようにして、1台のピッチ変換装置14を複
数のピッチ変換手段として機能させるものである。無
論、読出しクロック信号fv1乃至fvnは、制御回路18から
各ピッチ変換量P1乃至P1nに基づいて発生させたもので
ある。なお、読出されたディジタル信号は、n個のラッ
チ回路のうち対応するものにラッチされた後、各ラッチ
回路にそれぞれ接続されているディジタル・アナログ変
換器及びローパスフィルタを介して可聴周波数信号に変
換されて、出力される。
上記の各実施例では、マイクロホン12によって音声を
可聴周波数信号に変換して、ピッチ変換装置とピッチ検
出回路とに供給したが、自然楽器の胴部にいわゆるピッ
クアップを設け、これによって可聴周波数信号を発生さ
せて、ピッチ変換装置とピッチ検出回路とに供給しても
よい。また、上記の各実施例では、ピッチ変換装置のメ
モリには、ディジタルメモリを用いたが、アナログメモ
リを用いてもよい。さらに、上記の各実施例では、ピッ
チ変換を書込み時のクロックと、読出し時のクロックと
の周波数比を変える方式(可変サンプリング方式)で行
なったが、クロックの周波数は一定とし、歩進アドレス
を変える方式(固定サンプリング方式)を用いることも
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を構成する基本ブロックの動作説明を行
うためのブロック図、第2図は本発明の1実施例のブロ
ック図、第3図はピッチ変換装置の他の実施例を示すブ
ロック図、第4図は本発明の実施例に用いるピッチ変換
装置の一例を示すブロック図である。 14、14−1乃至14−n……ピッチ変換装置、16……ピッ
チ検出回路、18……制御回路、20……音階信号源。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可聴周波数信号のピッチを検出するピッチ
    検出手段と、 複数のそれぞれ異なる音階信号を入力する手段と、 上記ピッチ検出手段で検出されたピッチと上記入力され
    た複数の音階信号のそれぞれに対応する複数のピッチと
    に基づいて複数のピッチ変換量を決定する制御手段と、 上記複数のピッチ変換量に応じて上記可聴周波数信号の
    ピッチを変換する複数のピッチ変換手段とを、 具備するコーラス効果装置。
  2. 【請求項2】上記複数のそれぞれ異なる音階信号は、演
    奏操作を行う鍵盤より入力するものである特許請求の範
    囲第1項記載のコーラス効果装置。
  3. 【請求項3】上記複数のそれぞれ異なる音階信号は、シ
    ーケンサより入力するものである特許請求の範囲第1項
    記載のコーラス効果装置。
  4. 【請求項4】上記複数のピッチ変換手段は、1台のピッ
    チ変換装置を時分割で動作させることによって実現した
    特許請求の範囲第1項記載のコーラス装置。
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