JP2519416Y2 - ロッドレスシリンダ - Google Patents

ロッドレスシリンダ

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JP2519416Y2 JP6091192U JP6091192U JP2519416Y2 JP 2519416 Y2 JP2519416 Y2 JP 2519416Y2 JP 6091192 U JP6091192 U JP 6091192U JP 6091192 U JP6091192 U JP 6091192U JP 2519416 Y2 JP2519416 Y2 JP 2519416Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ロッドレスシリンダに
関し、一層詳細には、前記ロッドレスシリンダに近接し
て設けられたガイド部材を介してワークを搬送する際、
前記ガイド部材の略鉛直方向に対する変位等を許容する
ためのフローティング機構を有するロッドレスシリンダ
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ロッドレスシリンダが工場内等で
ワークの搬送装置として種々採用されるに至っている。
このロッドレスシリンダは、ロッドのあるシリンダに比
べ、そのシリンダ長を短くすることができるため、占有
面積が小さく、取り扱いが簡便であるという利点があ
る。
【0003】ところで、従来のロッドレスシリンダ1で
は、図10に示すように、シリンダの長手方向に沿って
摺動変位するスライドテーブル2が設けられ、前記スラ
イドテーブル2に上下方向に移動自在な載置台3を介し
てワーク4が搭載される。すなわち、ロッドレスシリン
ダ1の両側部で、その長手方向と略平行に一組のガイド
部材5a、5bが配設され、前記ガイド部材5a、5b
および載置台3に搭載されるワーク支持プレート6上に
ワーク4が配置される。この載置台3は、前記ガイド部
材5a、5bに案内されてワーク4を搬送する際、前記
ワーク4の重量等による負荷により、例えば、ガイド部
材5a、5bの略中央部に撓みが発生しても、前記ガイ
ド部材5a、5bの撓みによる略鉛直方向に対する変位
(矢印A参照)を許容することにより、前記変位がロッ
ドレスシリンダ1に伝達されないように構成されてい
る。さらに、前記載置台3を介してロッドレスシリンダ
1とガイド部材5a、5bとをワーク支持プレート6の
下面部に取り付ける際、前記夫々のガイド部材5a、5
bの取り付け面とロッドレスシリンダ1の取り付け面と
の間に略鉛直方向に対する誤差が発生する場合があり、
前記載置台3は矢印A方向に移動自在にスライドテーブ
ル2に取着されることにより、前記取り付け面による誤
差を許容することができる。前記載置台3は、スライド
テーブル2の上面に固定されるブラケット(図示せず)
と、前記ブラケットに画成された孔部に嵌挿され、スラ
イドテーブルの変位方向と直交する方向に指向して前記
ブラケットにより固定されるピン部材(図示せず)と、
端部に画成された凹部に前記ピン部材が係合する連結部
材(図示せず)とから構成される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ロッドレスシリンダ1の載置台3では、例えば、製造さ
れたブラケットの寸法精度が劣悪であるために、前記ブ
ラケットに孔部を介して固定されるピン部材と該ブラケ
ットの側部との間に間隙が発生する場合がある。このた
め、ガイド部材5a、5bを介してワーク4を搬送する
際、前記間隙によりピン部材にガタが発生し、前記載置
台3はガイド部材5a、5bの略鉛直方向に発生する変
位を好適に許容することができないという不都合があ
る。また、前記ピン部材のガタによりブラケット、連結
部材等の耐久性が劣化する不都合がある。
【0005】本考案は、これらの不都合を解消するため
になされたものであって、ブラケットに保持され、スラ
イドテーブルの側面部に装着されるピン部材と、該ブラ
ケットとの間に間隙が発生することのないフローティン
グ機構を有するロッドレスシリンダを提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本考案は、シリンダとスライドテーブルとからな
るロッドレスシリンダにおいて、前記スライドテーブル
の移動方向と略鉛直方向の変位を許容するフローティン
グ機構を有するロッドレスシリンダであって、前記フロ
ーティング機構は、前記スライドテーブルの側面部に装
着されるピン部材と、前記スライドテーブルの上面部に
ねじ止めされ、側部が前記ピン部材を保持するブラケッ
トと、前記ピン部材に対して略鉛直方向に変位自在に係
合し、ワーク搬送台を支持する連結部材とを備え、前記
ブラケットには、スライドテーブルの両側部にあって該
スライドテーブルの上面との間に間隙を画成する段差部
が設けられ、前記ブラケットは前記段差部を介して前記
スライドテーブルにねじ止めされることを特徴とする。
【0007】
【作用】上記の本考案に係るロッドレスシリンダでは、
ブラケットをスライドテーブルに固定するねじ部材が緊
締されることにより、フローティング機構のブラケット
に画成された段差部が弾性変形するとともに、ブラケッ
トの側部が弾性変形してピン部材をスライドテーブル側
に押圧する。従って、製造されたブラケットの寸法精度
が劣り、たとえ、ブラケットの側部とピン部材との間に
間隙が生じている場合であっても、前記ブラケットの側
部がピン部材を押圧することにより前記間隙をなくして
ピン部材に発生するガタを防止することができる。
【0008】
【実施例】次に、本考案に係るロッドレスシリンダにつ
いて好適な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以
下詳細に説明する。
【0009】このロッドレスシリンダ10は、シリンダ
チューブ12とスライドテーブル14とを有する。シリ
ンダチューブ12の内部に長手方向に延在するボア16
を有し(図1、図4参照)、このボア16は、端面部に
画成されたスリット18を介して外部と連通状態にあ
る。シリンダチューブ12の両側面部には、図2および
図4に示すように、長手方向に延在してセンサ取付用長
溝20a、20bとリード線収納用長溝20c、20d
が画成され、さらに集中配管用の流体バイパス通路22
a並びに22bが同様に長手方向に延在するよう画成さ
れている。
【0010】図3および図4において、シリンダチュー
ブ12の上部には、後述するピストン70の両側に位置
し且つ該ピストン70の半径外方向に向かってスライド
テーブル14側に傾斜する第1摺動面24a、24bが
設けられる。前記第1摺動面24aと第1摺動面24b
との間にはスリット18が画成され、該スリット18
は、前記のようにボア16と外部とを連通するように形
成されている。
【0011】このように構成されるシリンダチューブ1
2の両端部は、ポート38a、38bが画成されたエン
ドキャップ40a、40bによって気密に閉塞されてい
る(図3参照)。シリンダチューブ12の側面に設けら
れた長溝20aまたは20bには、スライドテーブル1
4の位置を検出するための磁気センサ(図示せず)が装
着される。
【0012】次に、ピストン70と一体成形されたスラ
イドテーブル14について説明する。このスライドテー
ブル14は、図3、図4並びに図7に示すように、テー
ブル部44を含み、テーブル部44の上部には後述する
第2シール部材を案内する溝部42が開口し、前記溝部
42を閉塞するカバー部材45が設けられている。この
カバー部材45は、該カバー部材45の端縁の長手方向
に沿って爪部43a、43bが設けられ、該爪部43
a、43bの形状に対応してテーブル部44の内壁に凹
部47a、47bが画成されている。前記カバー部材4
5は、例えば、合成樹脂等の材料で成形され、該カバー
部材45の端縁が弾性変位し、カバー部材45の端縁に
形成された爪部43a、43bがテーブル部44の凹部
47a、47bに当接することにより簡便に装着するこ
とができる。一方、カバー部材45を上方に指向して引
き上げることにより、凹部47a、47bに当接してい
た爪部43a、43bが該凹部47a、47bからはず
れ、前記カバー部材45をテーブル部44から簡便に脱
挿することができる。
【0013】前記テーブル部44の底部には長手方向に
延在して長溝46a、46bが設けられ、この長溝46
a、46bに、支持部材48a、48bが嵌合固着され
ている。前記支持部材48a、48bには、シリンダチ
ューブ12の第1摺動面24a、24bに係合してピス
トン70の往復動作時にスライドテーブル14を案内し
且つ前記スライドテーブル14に対して作用する負荷を
支持してボア16の内径の変化を阻止可能な第2摺動面
50a、50bが設けられる。支持部材48a、48b
は、耐摩耗性に優れ且つ摩擦抵抗の小さな、例えば合成
樹脂材料で形成される。
【0014】スライドテーブル14とシリンダチューブ
12との間には、前記支持部材48a、48bと略平行
に配設され一対の対向する摺接部材54a、54bが介
装されている(図2、図3、図4参照)。この摺接部材
54a、54bの上部は、スライドテーブル14に画成
された長孔に固着され、一方、該摺接部材54a、54
bの下部は外部側面部と内部側面部とに分岐し、前記分
岐した先端部がともにシリンダチューブ12の上面に摺
接して形成される。従って、前記摺接部材54a、54
bの外部側面部により外部からの塵埃の侵入を阻止する
ことができるとともに、内部側面部により支持部材48
a、48bに付着した潤滑油が流出することを防止する
ことができる。
【0015】図7に前記スライドテーブル14と一体化
して成形されたピストン70を示す。このピストン70
は、第1受圧面72とその反対側の第2受圧面74とを
有し、その内部にクッションシール76a、76bが設
けられている(図5参照)。図5および図7に示すよう
に、円筒状のピストン70の上部にはベルトセパレータ
78a、78bがピストンヨーク80に固着されてお
り、このピストンヨーク80の上方に配設されたローラ
84がスライドテーブル14の内部に配設されている。
このローラ84はピストン70の往復変位途上におい
て、後述する第2シール部材に摺接してその移送を容易
ならしめるためのものである。また、スライドテーブル
14の内部には、後述する第1シール部材の上面に付着
した塵埃を除去するためのスクレーパ85a、85bが
設けられている(図5参照)。なお、図5中、参照符号
86は後述する第1シール部材がピストン内に侵入する
ための通路を示し、また、参照符号87はクッションリ
ングを示す。
【0016】段部36a、36b(図4参照)に嵌合す
るシール部材を図8に示す。第1シール部材90は舌片
92a、92bを有し、この舌片92a、92bの上方
にさらに膨出部94a、94bを備えている。この膨出
部94a、94bから上方へと指向して若干拡開するよ
うに係合片96a、96bが延在している。前記膨出部
94a、94bは、内圧がピストン70内にかかったと
きに前記段部36a、36bに係合するためのものであ
り、さらに係合片96a、96bは、スリット18を画
成するための内面98a、98bに係合する。この第1
シール部材90は、全体として可撓性の合成樹脂体で一
体的に構成されている。一方、第2シール部材97は、
スリット18を閉塞するためのものであり、シリンダチ
ューブ12の上端面に画成されたスリット18の上方か
ら長手方向へと延在する溝99に嵌合する。なお、第1
シール部材90は、ピストン70の通路86内に侵入
し、その両端部は第2シール部材97とともにエンドキ
ャップ40a、40bに固着されている。
【0017】前記スライドテーブル14にワーク支持プ
レート100が装着される。そこで、前記ワーク支持プ
レート100を介してワーク(図示せず)を搬送する場
合に用いられるフローティング機構102について説明
する。
【0018】図1、図2に示すように、このフローティ
ング機構102は、スライドテーブル14の側部に着脱
自在に装着されるピン部材104と、断面略コの字状を
呈し、前記ピン部材104を挿通するための孔部106
を有するブラケット108と、断面略L字状を呈し、一
方の側面がねじ部材110を介してワーク支持プレート
100に連結され、他方の側面が凹部112を介して前
記ピン部材104に係合する連結部材114とから構成
される。なお、図10に示すように、ロッドレスシリン
ダ10の両側部に近接してレール状のガイド部材5a、
5bが配設され、このガイド部材5a、5bは前記ワー
ク支持プレート100の下面に装着されているものとす
る。前記フローティング機構102は、スライドテーブ
ル14に装着されるワーク搬送台(本実施例ではワーク
支持プレート100を指す)に発生する変位をロッドレ
スシリンダ10自体に及ぼすことなく、前記変位を好適
に許容する働きをなすものである。前記ブラケット10
8にはスライドテーブル14の変位方向に延在して該ス
ライドテーブル14の上面との間に狭小な間隙116を
有する段差部118が設けられ(図9参照)、該ブラケ
ット108はねじ部材120を介してスライドテーブル
14の上面に固設される。前記連結部材114の一側部
は、凹部112を介してピン部材104に係合して取着
されることから、前記連結部材114はワーク支持プレ
ート100の用途に応じて種々の形状の連結部材と交換
可能に形成される。
【0019】前記段差部118は、ブラケット108を
スライドテーブル14に固定するねじ部材120が図9
(A)の状態から図9(B)の状態に緊締されることに
より該スライドテーブル14の上面側に変形する。一
方、ブラケット108の側部は、上面部の変形にともな
って矢印Y方向に弾性変形してピン部材104をスライ
ドテーブル14側に押圧する。従って、製造されたブラ
ケット108の寸法精度が劣悪で、ブラケット108の
側部とピン部材104との間に狭小な間隙ΔXが生じた
場合であっても、前記ブラケット108の側部がピン部
材104を押圧することにより前記間隙ΔXをなくして
ピン部材104に発生するガタを防止することができ
る。なお、本実施例においては、ピン部材104をブラ
ケット108の孔部106に挿通し、該ブラケット10
8から着脱自在に形成しているが、ピン部材104を前
記ブラケット108の孔部106にねじ止めしてもよい
ことは勿論である。この場合、ブラケット108の側部
にピン部材104が固定されるとともに、ブラケット1
08の側部が該ブラケット108の上面部の変形に伴っ
て矢印Y方向に弾性変形してピン部材104をスライド
テーブル14側に押圧することにより、ブラケット10
8にねじ止めされたピン部材104が緩むことを防止す
ることができる。
【0020】次に、このように構成されるロッドレスシ
リンダ10の動作について説明する。
【0021】先ず、図2に示すように、ロッドレスシリ
ンダ10のスライドテーブル14の上面側に連結部材1
14を介してワーク支持プレート100が固定される。
前記ワーク支持プレート100に図示しないワークが載
置される(図10参照)。そして、ポート38aから圧
縮空気が導入されると、その圧縮空気はクッションリン
グ87の内部に画成された通路を経て第1受圧面72を
押圧する。それによってピストン70は、図5において
矢印X方向へ変位する。その際、ピストン70はピスト
ンヨーク80を介してスライドテーブル14と一体成形
されているため、当該ピストン70に伴ってスライドテ
ーブル14を変位させ、同様に矢印X方向へ移送する。
このとき、ベルトセパレータ78a、78bは、第1シ
ール部材90と第2シール部材97とをそのスライドテ
ーブル14、ピストン70の間で離間させる作用を営
む。従って、ロッドレスシリンダ10のスライドテーブ
ル14が変位することにより、ワーク支持プレート10
0に載置されたワークをガイド部材5a、5bに沿って
移送することができる。ポート38bに圧縮空気を導入
した場合には、前記と逆の作用が営まれることになる。
【0022】ところで、以上のようにしてワークが搬送
される際、ワークの重量等によりガイド部材5a、5b
に負荷がかかり、例えば、ガイド部材5a、5bの中央
部等に撓みが発生する場合がある。しかしながら、ガイ
ド部材5a、5bのこのような撓みによる略鉛直方向に
対する変位があっても、ピン部材104に係合する連結
部材114の凹部112により、フローティング機構1
02が前記変位を好適に許容することができる。さら
に、前記フローティング機構102のピン部材104
は、ブラケット108の側面部の押圧力によりスライド
テーブル14側に固定されることから、前記ピン部材1
04にガタが生ずることもない。
【0023】
【考案の効果】本考案に係るロッドレスシリンダによれ
ば、以下の効果が得られる。
【0024】すなわち、ブラケットをスライドテーブル
に固定するねじ部材が緊締されることにより、フローテ
ィング機構のブラケットに画成された段差部が該スライ
ドテーブルの上面側に弾性変形し、一方、ブラケットの
側部が弾性変形してピン部材をスライドテーブル側に押
圧する。
【0025】従って、製造されたブラケットの寸法精度
が劣り、ブラケットの側部とピン部材との間に間隙が生
ずる場合であっても、前記ブラケットの側部がピン部材
を押圧することにより前記間隙をなくしてピン部材に発
生するガタを防止することができる。このように、前記
ピン部材に対して略鉛直方向に係合する連結部材を介し
て、ワーク搬送台の撓み等により発生する略鉛直方向の
変位をフローティング機構によって好適に許容すること
ができる。
【0026】また、前記ピン部材のガタを防止すること
ができることから、フローティング機構の寿命を延ばす
ことができる。さらに、前記段差部が設けられたブラケ
ットの製造において、前記ブラケットの両側部に対する
プレス精度が要求されないため、容易にブラケットを製
造することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るロッドレスシリンダの分
解斜視図である。
【図2】図1に示すロッドレスシリンダの断面図であ
る。
【図3】フローティング機構を外した状態におけるロッ
ドレスシリンダの斜視図である。
【図4】図3に示すロッドレスシリンダの断面図であ
る。
【図5】図3に示すロッドレスシリンダの断面図であ
る。
【図6】図1に示すロッドレスシリンダを構成するシリ
ンダチューブの斜視図である。
【図7】図1に示すロッドレスシリンダを構成するピス
トンとスライドテーブルとの斜視図である。
【図8】図1に示すロッドレスシリンダの第1シール部
材とスリットとの係合状態を示す一部省略縦断面図であ
る。
【図9】図1に示すフローティング機構のブラケットが
弾性変形する状態を示す一部省略断面図である。
【図10】従来例にかかるフローティング機構を有する
ロッドレスシリンダの説明図である。
【符号の説明】
1、10…ロッドレスシリンダ 5a、5b…ガイド部材 12…シリンダチューブ 14…スライドテーブル 16…ボア 18…スリット 70…ピストン 90…第1シール部材 97…第2シール部材 100…ワーク支持プレート 102…フローティング機構 104…ピン部材 108…ブラケット 110、120…ねじ部材 114…連結部材 116…間隙 118…段差部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 星 直樹 茨城県筑波郡谷和原村絹の台4−2−2 エスエムシー株式会社 筑波技術セン ター内 (56)参考文献 実開 平3−93610(JP,U) 実開 平4−107502(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダとスライドテーブルとからなるロ
    ッドレスシリンダにおいて、前記スライドテーブルの移
    動方向と略鉛直方向の変位を許容するフローティング機
    構を有するロッドレスシリンダであって、前記フローテ
    ィング機構は、 前記スライドテーブルの側面部に装着されるピン部材
    と、 前記スライドテーブルの上面部にねじ止めされ、側部が
    前記ピン部材を保持するブラケットと、 前記ピン部材に対して略鉛直方向に変位自在に係合し、
    ワーク搬送台を支持する連結部材とを備え、 前記ブラケットには、スライドテーブルの両側部にあっ
    て該スライドテーブルの上面との間に間隙を画成する段
    差部が設けられ、前記ブラケットは前記段差部を介して
    前記スライドテーブルにねじ止めされることを特徴とす
    るロッドレスシリンダ。
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