JP2517305Y2 - 組合せ秤の優先計量部設定装置 - Google Patents

組合せ秤の優先計量部設定装置

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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、計量する物品を手段により供給する手動
式組合せ秤に関し、例えば組合せられて選択される物品
の組に所定の物品を優先的に含ませることができる組合
せ秤の優先計量部設定装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の上記組合せ秤の優先計量部設定装置には、第4
図に示す10枚の普通用計量皿1bとこの普通用計量皿1bよ
りも少し大きい2枚の優先用計量皿1aとを有するものが
あり、各計量皿1b,1bは夫々着脱自在に組合せ秤の各12
台の計量部(図示せず)に取付られている。この計量部
は優先用又は普通用計量皿1a,1bに載せられた物品の重
量を計量するものである。今、第4図では、作業者が2
枚の優先用計量皿1aを左端の2台の計量部に取付けて、
操作キー2を操作することによりこの左端の2台の計量
部を優先計量部として設定している。優先計量部とは、
組合せ演算の結果、選択される物品中に強制的に含ませ
ようとする物品を計量させる計量部である。ただし、操
作キー2を操作することにより任意の計量部を優先計量
部に設定することができる。そして、物品を供給する作
業者がいずれの計量部が優先計量部であるか分かるよう
に、設定した優先計量部に少し大きく形成された優先用
計量部皿1aを取り付けることとしている。
このようにして優先計量部が設定された組合せ秤は、
少なくともこの2枚の優先用計量皿1aに物品が載せられ
ると、物品の重量を計量して組合せ演算を行い、予め設
定された範囲内にある合計重量の物品の組であり、かつ
2枚の優先用計量皿1aに載せられている物品を含む組を
選択し、この選択された物品を計量した計量部に対に設
けられている表示灯5を点灯させる。これによって、作
業者は上記条件を満足する物品の組合せを取り出すこと
ができる。
なお、優先計量部を設けたのは、例えば魚の頭に近い
部分、腹部及び尾に近い部分を含む切身を組合せ秤で計
量する場合、1つの組に頭や尾に近い部分がかたまって
選択されて、包装機により1つにパックされる場合があ
り、このようなことを防止する為である。また、任意の
計量部を優先計量部に設定できるようにしてあるのは、
優先用計量皿1aに所定の物品を載せ易くするために作業
者のきき腕に合わせるときや、作業場のレイアウトの都
合に合わせるときに、優先計量部の位置を変更できるよ
うにするためである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、従来の組合せ秤の優先計量部設定装置により
優先計量部を設定又は変更する場合は、設定等しようと
する計量部に所定の優先用計量皿1aを取り付けると共に
操作キー2を操作することにより設定等しなければなら
ず、その為に手間がかかるという問題がある。そして、
作業者が優先用計量皿1a及び普通用計量皿1bを取り外し
て洗浄した後に所定の優先計量部に取り付ける際に、優
先用計量皿1aを誤って優先計量部以外の計量部に取り付
けることがあり、このような場合優先用計量皿1aに載せ
た物品を強制的に選択される組に入れることができない
という問題がある。
本考案の目的とするところは、上記問題点を解決する
組合せ秤の優先計量部設定装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案の組合せ秤の優先
計量部設定装置は、被計量物品を支持する支持部が着脱
自在に取付られておりこの支持部に載置された物品の重
量を計量する複数の計量部と、組合せに選択される物品
に必ず含ませる物品を計量させるための優先計量部を上
記計量部のうちから設定する設定部と、上記計量部によ
り計量された物品重量を種々に組合せこれらの中から予
め定めた目標重量に等しいか近い合計重量の組であり、
かつ組を構成する物品に上記優先計量部が計量した物品
を含む組を選択する選択部とを具備する組合せ秤におい
て、 上記支持部が優先用支持部と普通用支持部の2種類か
らなり、上記設定部が上記優先用支持部を上記任意の計
量部に取り付けることにより上記優先用支持部が取り付
けられた上記計量部を上記優先計量部に設定することを
特徴とするものである。
〔作用〕
この考案の組合せ秤の優先計量部設定装置により優先
計量部を設定する場合は、設定しようとする計量部に所
定の優先用支持部を取り付け、これ以外の計量部に普通
用支持部を取り付ける。優先計量部を変更する場合は、
変更しようとする所望の計量部の普通用支持部を取り外
してその計量部に優先用支持部を取付け、優先用支持部
を取り外した計量部に普通用支持部を取り付ける。
このように優先用支持部及び普通用支持部を各計量部
に取り付けることにより、選択部は各計量部により計量
された物品重量を種々に組合せ、これらの中から予め定
めた目標重量に等しいか近い合計重量の組であり、かつ
組を構成する物品に優先計量部が計量した物品を含む組
を選択することができる。
〔実施例〕
この実施例は、手動式組合せ秤に、本考案を実施した
ものであり、手動式組合せ秤の外観は第4図に示す従来
例と略同等であるので、同図を使用して説明する。つま
り、この実施例の手動式組合せ秤と従来の手動式組合せ
秤は、優先計量部設定装置が相違しているが、優先計量
部が設定された状態で行う組合せ演算の内容は両者共同
じである。つまり、実施例の組合せ秤も各計量部により
計量された物品重量を種々に組合せ、これらの中から予
め定めた目標重量に等しいか近い合計重量の組であり、
かつ組を構成する物品に優先計量部が計量した物品を含
む組を選択することができる。なお、この実施例の組合
せ秤の優先計量部設定装置により優先計量部を設定する
ときは、優先計量部に設定したい計量部に優先用計量皿
1aを取付け、他の計量部に普通用計量皿1bを取り付け
る。
この実施例の優先用計量皿1a及び普通用計量皿1b(請
求項1に記載の優先用支持部及び普通用支持部)は、第
1図(b)、(c)に示すように例えばロードセル6
(計量部31)に取付けられており、ロードセル6は本体
フレームの内部にブラケット9を介してベース10に固定
されている。そして、この計量部31が発生する計量信号
は第3図に示す制御演算部33によって演算される。この
制御演算部33は、CPU20と入出力制御部22,32を含んでい
る。このCPU20には、各計量部31からアナログ信号をA/D
変換器24によってディジタル化したディジタル計量信号
が入出力制御部22を介して供給される。更に目標重量を
設定したり組合せ秤の始動を指示する操作キー2からの
信号及び計量部31が優先計量部に設定された旨を指示す
る計量皿識別部25からの信号も入出力制御部32を介して
供給される。また、CPU20は、表示部3に操作キー2に
より設定された許容重量の範囲及び組合せ演算の結果選
択した物品の合計重量を表示させる信号を入出力制御部
32を介して夫々供給すると共に、夫々の計量部31ごとに
設けられている表示灯5に組合せ演算により選択された
計量部31を表示させる表示信号を入出力制御部32を介し
て供給する。そして、CPU20には、記憶部21も接続され
ており、この記憶部21はRAM、ROMを備えている。
優先用計量皿1aは、第1図(a)に示すように矩形の
皿34の下面に下側に開口するボス36が突設されており、
このボス36の外周に金属製リング7が設けられている。
この優先用計量皿1aを計量部31に取り付けるときは、同
図(b)に示すように本体フレーム内に収容されている
ロードセル6の上面に突設された皿受棒5をボス36の内
側に挿入して、ロードセル6の上に装着する。この優先
用計量皿1aは、第4図に示すように左端の2台の計量部
31に夫々取付けられている。
普通用計量皿1bは、第1図(c)に示すように矩形の
皿35が優先用計量皿1aの皿34よりも小さく形成されてお
り、下面にボス36が突設されているが、このボス36には
金属製リング7が設けられていない。この普通用計量皿
1bは、第4図に示すように優先用計量皿1aが取付けられ
ていない他の10台の計量部31に夫々取付けられている。
計量皿識別部25は例えば近接スイッチである。この計
量皿識別部25は、スイッチ取付け金具11を介してベース
10に固定されており、12台の各ロードセル6に夫々設け
られている。計量皿識別部25は、第1図(b)に示すよ
うに優先用計量皿1aをロードセル6に取り付けた状態
で、ボス36に設けた金属製リング7と近接し、金属製リ
ング7を検出する。これによって、このロードセル6の
計量部31に優先用計量皿1aが取付けられた旨の認識信号
をCPU20に供給する。ただし、普通用計量皿1bをロード
セル6に取り付けた状態では、普通用計量皿1bのボス36
には金属製リング7が設けられていないので、計量皿識
別部25は上記認識信号をCPU20に供給せず、従ってCPU20
はその計量部31には優先用計量皿1aが取付けられていな
いと判断する。
次に、優先計量部の設定手順及び優先組合せの動作を
第2図にに示すフローチャートを参照して説明する。ま
ず、優先させたい計量部31に優先用計量皿1aを作業者が
取り付ける(ステップ100)。今、第4図では左端の2
台の計量部31が優先計量部に設定されているが、優先計
量部を例えば右端の2台の計量部31に設定する場合は、
その右端の2台の計量部31に取付けられている普通用計
量皿1bを取り外し、そこに優先用計量皿1aを取り付け
る。そして、優先用計量皿1aを取り外した計量部31にそ
の取り外した普通用計量皿1bを取り付ける。次に、作業
者によって物品が各優先用及び普通用計量皿1a,1bに順
に載せられて(ステップ102)、少なくとも右端の2枚
の優先用計量皿1aに物品が載せられると(ステップ10
4)、CPU20が計量済み物品の重量を種々に組合せ、これ
らの中から予め設定した重量範囲内の目標重量に近い合
計重量の組であり、かつ組を構成する物品に優先計量部
(右端の2台の計量部31)が計量した物品を含む組があ
るか否かを判断し(ステップ106)、その組合せがあれ
ば、その組の構成する物品を計量した計量部31の表示灯
5を点灯させる(ステップ108)。そして、作業者がそ
の表示灯5が点灯した計量部31の物品を取り出す(ステ
ップ110)。これによって、優先計量部によって計量さ
れた物品を含む組合せ計量を行うことができる。
ただし、優先用計量皿1aを2枚使用したが、1枚又は
3枚以上使用することができる。
そして、優先用計量皿1aと普通用計量皿1bとを作業者
が区別できるように、大さを違えたが、要は両者を識別
できる外観であればよく、例えば色又は形を違えて区別
できるようにすることもできる。
また、優先用計量皿1aがロードセル6(計量部31)に
取付けられたとき、近接スイッチが金属製リング7を検
出し、これによりCPU20がいずれの計量部31に優先用計
量皿1aが取付けられたかを判断したが、近接スイッチと
金属製リング7を設けずにその換わりに例えば光電スイ
ッチ又はリミットスイッチを設けて優先用計量皿1aがい
ずれの計量部31に取付けられたかを認識させることもで
きる。
更に、支持部を矩形の計量皿としたが、計量皿以外に
作業者が物品を載置したり、取出す際に作業のし易い形
状の支持部とすることができる。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように構成されているので、
優先計量部を設定又は変更す場合、設定しようとする計
量部に所定の優先用支持部を取り付けるだけでよく、キ
ー操作が不要であるから作業が簡単であるという効果が
ある。そして、従来例のようキー操作により設定した優
先計量部と優先用計量皿を取り付けた計量部とを一致さ
せる必要がないので、この両者が不一致となったときに
生ずる物品の組合せミスを防止できるという効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)は本考案の一実施例に係る優先用
計量皿を計量部に取り付ける前後の状態を示す断面図、
第1図(c)は同実施例の普通用計量皿を計量部に取り
付けた状態を示す断面図、第2図は同実施例の優先計量
部の設定手順及び優先組合せの動作を示すフローチャー
ト、第3図は同実施例の優先計量部設定装置を備える手
動式組合せ秤のブロック図、第4図は従来の優先計量部
設定装置を備える手動式組合せ秤の斜視図である。 1a……優先用計量皿、1b……普通用計量皿、7……金属
製リング、20……CPU、25……計量皿識別部、31……計
量部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被計量物品を支持する支持部が着脱自在に
    取付けられておりこの支持部に載置された物品の重量を
    計量する複数の計量部と、組合せに選択される物品に必
    ず含ませる物品を計量させるための優先計量部を上記計
    量部のうちから設定する設定部と、上記計量部により計
    量された物品重量を種々に組合せこれらの中から予め定
    めた目標重量に等しいか近い合計重量の組であり、かつ
    組を構成する物品に上記優先計量部が計量した物品を含
    む組を選択する選択部とを具備する組合せ秤において、 上記支持部が優先用支持部と普通用支持部の2種類から
    なり、上記設定部が上記優先用支持部を上記任意の計量
    部に取り付けることにより上記優先用支持部が取り付け
    られた上記計量部を上記優先計量部に設定することを特
    徴とする組合せ秤の優先計量部設定装置。
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JP4958503B2 (ja) * 2006-09-04 2012-06-20 大和製衡株式会社 組合せ計量器
JP5437122B2 (ja) * 2010-03-15 2014-03-12 株式会社イシダ 組合せ計量装置
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