JP2516859Y2 - 光ファイバ増幅器 - Google Patents
光ファイバ増幅器Info
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- JP2516859Y2 JP2516859Y2 JP4331690U JP4331690U JP2516859Y2 JP 2516859 Y2 JP2516859 Y2 JP 2516859Y2 JP 4331690 U JP4331690 U JP 4331690U JP 4331690 U JP4331690 U JP 4331690U JP 2516859 Y2 JP2516859 Y2 JP 2516859Y2
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- Japan
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- optical fiber
- optical
- power supply
- optical component
- fiber amplifier
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Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、光ファイバ増幅器に係り、詳しくはその収
納構造に関する。
納構造に関する。
〈従来の技術〉 光ファイバ増幅器は、光信号を伝達する光通信システ
ムにおいて、光ファイバの中途部に設けられ、減衰した
光信号を増幅して再出力するようになっている。
ムにおいて、光ファイバの中途部に設けられ、減衰した
光信号を増幅して再出力するようになっている。
従来から、光ファイバ増幅器として、レーザダイオー
ドおよび光学部品からなる光部品部と、Er、Nd等の希土
類元素をコアその近傍にドープしたドープ光ファイバな
どの光ファイバ部と、電源部とから構成されたものが知
られている。
ドおよび光学部品からなる光部品部と、Er、Nd等の希土
類元素をコアその近傍にドープしたドープ光ファイバな
どの光ファイバ部と、電源部とから構成されたものが知
られている。
この光ファイバ増幅器においては、入力され入力光信
号は、レーザダイオードが発する励起光とともにドープ
光ファイバに導入され、ここで増幅されて、出力光信号
として出力される。電源部はレーザダイオードに駆動用
電力を供給している。
号は、レーザダイオードが発する励起光とともにドープ
光ファイバに導入され、ここで増幅されて、出力光信号
として出力される。電源部はレーザダイオードに駆動用
電力を供給している。
〈考案が解決しようとする課題〉 光ファイバ増幅器は、上記したように、光部品部と光
ファイバ部と電源部とから構成されている。このうち、
光ファイバ部は熱に弱く、高熱環境下において安定的に
使用することができない。一方、電源部は、その構造上
の性質によって高温が発生するので、周囲に放熱せざる
をえない。そのため、電源部と光ファイバ部とは分離さ
せる必要ある。
ファイバ部と電源部とから構成されている。このうち、
光ファイバ部は熱に弱く、高熱環境下において安定的に
使用することができない。一方、電源部は、その構造上
の性質によって高温が発生するので、周囲に放熱せざる
をえない。そのため、電源部と光ファイバ部とは分離さ
せる必要ある。
そこで従来は、これらを同一平面上に配置するととも
に、例えば間に光部品部を配置する等によって、電源部
と光ファイバ部とを平面的に分離していた。しかし、両
者を平面的に分離するためには、十分な設置スペースが
必要になり、そのため、光ファイバ増幅器の小型化、特
に占有面積の縮小化に著しい制限を与えることになって
いた。
に、例えば間に光部品部を配置する等によって、電源部
と光ファイバ部とを平面的に分離していた。しかし、両
者を平面的に分離するためには、十分な設置スペースが
必要になり、そのため、光ファイバ増幅器の小型化、特
に占有面積の縮小化に著しい制限を与えることになって
いた。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであ
って、電源部の熱影響から光ファイバ部を保護し、か
つ、小型化が可能な光ファイバ増幅器を提供することを
目的としている。
って、電源部の熱影響から光ファイバ部を保護し、か
つ、小型化が可能な光ファイバ増幅器を提供することを
目的としている。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、上記の目的を達成するために、光学部品お
よび励起光発生源を収納する光部品収納部と、光学部品
および励起光発生源に光学的に接続された光ファイバを
収納する光ファイバ収納部と、前記励起光発生源に駆動
電力を供給する電源部を収納する電源部収納部とを備
え、これら収納部を順次積層して光ファイバ増幅器を構
成した。
よび励起光発生源を収納する光部品収納部と、光学部品
および励起光発生源に光学的に接続された光ファイバを
収納する光ファイバ収納部と、前記励起光発生源に駆動
電力を供給する電源部を収納する電源部収納部とを備
え、これら収納部を順次積層して光ファイバ増幅器を構
成した。
〈作用〉 上記構成によれば、各収納部を積層したので、光ファ
イバ増幅器の占有面積を削減することができるようにな
った。さらに、多重積層構造にすることにより、熱い弱
い光ファイバ部の熱環境と発熱部位である電源収納部の
熱環境とを分離することができるようになった。
イバ増幅器の占有面積を削減することができるようにな
った。さらに、多重積層構造にすることにより、熱い弱
い光ファイバ部の熱環境と発熱部位である電源収納部の
熱環境とを分離することができるようになった。
〈実施例〉 以下、本考案を図に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は光
ファイバ増幅器の電気的及び光学的接続関係を説明する
概略斜視図である。
する。第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は光
ファイバ増幅器の電気的及び光学的接続関係を説明する
概略斜視図である。
これらの図において、符号1は光ファイバ増幅器、2
はケーシング、3は光部品収納部、4は光ファイバ収納
部、5は電源部収納部である。これら収納部3、4、5
はケーシング2内において、順次積層された多層構造に
なっている。
はケーシング、3は光部品収納部、4は光ファイバ収納
部、5は電源部収納部である。これら収納部3、4、5
はケーシング2内において、順次積層された多層構造に
なっている。
すなわち、ケーシング2内には、電源部用基板6およ
び光部品取り付け基板7の2枚の基板が上下に間隔を空
けて水平に収納されている。そのため、ケーシング2内
は基板6、7によって分離され、分離された各空間が下
から順次、光ファイバ収納部4、光部品収納部3、電源
部収納部5を形成している。
び光部品取り付け基板7の2枚の基板が上下に間隔を空
けて水平に収納されている。そのため、ケーシング2内
は基板6、7によって分離され、分離された各空間が下
から順次、光ファイバ収納部4、光部品収納部3、電源
部収納部5を形成している。
光部品収納部3には、レーザダイオード(励起光発生
源)8と、光アイソレータ9、光フィルタ10などの光学
部品11とが収納されている。光アイソレータ9と接続用
の光ファイバ10とは光部品取り付け基板7の表面に取り
付けられている。レーザダイオード8は、若干ではある
が発熱するので、その放熱効果を高めるため、外表面に
露出しているケーシング2に取り付けられている。
源)8と、光アイソレータ9、光フィルタ10などの光学
部品11とが収納されている。光アイソレータ9と接続用
の光ファイバ10とは光部品取り付け基板7の表面に取り
付けられている。レーザダイオード8は、若干ではある
が発熱するので、その放熱効果を高めるため、外表面に
露出しているケーシング2に取り付けられている。
光ファイバ収納部4には、ドープ光ファイバ12とカプ
ラおよび接続部13とが収納されている。接続部13は光部
品取り付け基板7の裏面に取り付けられている。ドープ
光ファイバ12は、光部品取り付け基板7の裏面に設けら
れた係止爪14によって係止されている。また、光ファイ
バ収納部4には図示しないが、接続用の光ファイバ10の
余長ファイバも収納されている。
ラおよび接続部13とが収納されている。接続部13は光部
品取り付け基板7の裏面に取り付けられている。ドープ
光ファイバ12は、光部品取り付け基板7の裏面に設けら
れた係止爪14によって係止されている。また、光ファイ
バ収納部4には図示しないが、接続用の光ファイバ10の
余長ファイバも収納されている。
電源部収納部5には、電源部19構成要素として、自動
出力制御部(APC)15と、スイッチングレギュレータ(S
R)16と、ACアダプタ17と、キースイッチ18とが収納さ
れており、これらは電源部用基板6に取り付けられてい
る。
出力制御部(APC)15と、スイッチングレギュレータ(S
R)16と、ACアダプタ17と、キースイッチ18とが収納さ
れており、これらは電源部用基板6に取り付けられてい
る。
なお、ケーシング2には図示はしないが、光信号の入
力端子22と出力端子23とが取り付けられている。
力端子22と出力端子23とが取り付けられている。
次に、光学部品11、レーザダイオード8、ドープ光フ
ァイバ12、および電源部19間の電気的、光学的接続関係
を説明する。
ァイバ12、および電源部19間の電気的、光学的接続関係
を説明する。
入力端子22に入力された光信号は、接続部13とともに
収納されているファイバカプラを介して光アイソレータ
9に送り込まれる。また、レーザダイオード8が発した
励起光もファイバカプラを介して光信号と合波され、光
アイソレータ9に送り込まれる。光アイソレータ9によ
り戻り光が阻止され、光信号と励起光とはともにドープ
光ファイバ12に導入される。そして、ドープ光ファイバ
12内において光信号は増幅される。増幅された光信号お
よび励起光は、光フィルタ10を通過することによって分
波され、信号光だけが接続部13から出力端子23に導か
れ、出力される。
収納されているファイバカプラを介して光アイソレータ
9に送り込まれる。また、レーザダイオード8が発した
励起光もファイバカプラを介して光信号と合波され、光
アイソレータ9に送り込まれる。光アイソレータ9によ
り戻り光が阻止され、光信号と励起光とはともにドープ
光ファイバ12に導入される。そして、ドープ光ファイバ
12内において光信号は増幅される。増幅された光信号お
よび励起光は、光フィルタ10を通過することによって分
波され、信号光だけが接続部13から出力端子23に導か
れ、出力される。
なお、図中20は入力光信号のモニタ部であり、21は励
起光のモニタ部である。
起光のモニタ部である。
また、電源部19はレーザダイオード8の駆動電力を供
給するものであり、レーザダイオード8と電気的に接続
されている。
給するものであり、レーザダイオード8と電気的に接続
されている。
本実施例では、電源部収納部5を最上層にし、比較的
熱に強い光学部品11等を収納する光部品収納部3を中間
層にするとともに、最下層に光ファイバ収納部4をもっ
てきている。そのため、電源部19から放散する熱はケー
シング2上部から放熱されやすくなり、他の収納部3、
4に熱影響を及ぼしにくくなっている。また、電源部収
納部5と光ファイバ収納部4とは、その間に光部品収納
部3を介在させているので、熱環境がより分離されてい
る。
熱に強い光学部品11等を収納する光部品収納部3を中間
層にするとともに、最下層に光ファイバ収納部4をもっ
てきている。そのため、電源部19から放散する熱はケー
シング2上部から放熱されやすくなり、他の収納部3、
4に熱影響を及ぼしにくくなっている。また、電源部収
納部5と光ファイバ収納部4とは、その間に光部品収納
部3を介在させているので、熱環境がより分離されてい
る。
本実施例では、より効果を高めるために、上記の積層
順にしているが、積層順はこれに限るわけではなく、他
の積層順でもかまわない。
順にしているが、積層順はこれに限るわけではなく、他
の積層順でもかまわない。
また、上記実施例では、各収納部3、4、5を上下方
向に積層していたが、これに限らず、左右方向に積層し
た多重構造にしても同様に効果を得ることができる。
向に積層していたが、これに限らず、左右方向に積層し
た多重構造にしても同様に効果を得ることができる。
〈考案の効果〉 本考案によれば、各収納部を多重積層構造にしたの
で、光ファイバ増幅器の占有面積の削減が可能になっ
た。また、多重積層構造にしたので、電源部の熱的環境
と光ファイバ部の熱的環境とを分離することもできるよ
うになった。
で、光ファイバ増幅器の占有面積の削減が可能になっ
た。また、多重積層構造にしたので、電源部の熱的環境
と光ファイバ部の熱的環境とを分離することもできるよ
うになった。
そのため、電源部の熱影響から光ファイバ部を保護す
るとともに、光ファイバ増幅器の小型化が可能になっ
た。
るとともに、光ファイバ増幅器の小型化が可能になっ
た。
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図はその光学
的接続関係および電気的接続関係を示す簡略斜視図であ
る。 1……光ファイバ増幅器 3……光部品収納部 4……光ファイバ収納部 5……電源部収納部 8……レーザダイオード (励起光発生源) 11……光学部品 12……ドープ光ファイバ (光ファイバ)
的接続関係および電気的接続関係を示す簡略斜視図であ
る。 1……光ファイバ増幅器 3……光部品収納部 4……光ファイバ収納部 5……電源部収納部 8……レーザダイオード (励起光発生源) 11……光学部品 12……ドープ光ファイバ (光ファイバ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 吉田 実 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電 線工業株式会社伊丹製作所内 (72)考案者 田中 紘幸 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電 線工業株式会社伊丹製作所内 (72)考案者 御前 俊和 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電 線工業株式会社伊丹製作所内
Claims (1)
- 【請求項1】光学部品および励起光発生源を収納する光
部品収納部と、光学部品および励起光発生源に光学的に
接続された光ファイバを収納する光ファイバ収納部と、
前記励起光発生源に駆動電力を供給する電源部を収納す
る電源部収納部とを備え、これら収納部を順次積層した
ことを特徴とする光ファイバ増幅器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4331690U JP2516859Y2 (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | 光ファイバ増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4331690U JP2516859Y2 (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | 光ファイバ増幅器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH043426U JPH043426U (ja) | 1992-01-13 |
JP2516859Y2 true JP2516859Y2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=31555630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4331690U Expired - Fee Related JP2516859Y2 (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | 光ファイバ増幅器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2516859Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10115590B4 (de) | 2000-06-17 | 2020-11-05 | Leica Microsystems Cms Gmbh | Scanmikroskop |
DE20122782U1 (de) * | 2000-06-17 | 2007-11-15 | Leica Microsystems Cms Gmbh | Beleuchtungseinrichtung |
DE20122783U1 (de) * | 2000-06-17 | 2007-11-15 | Leica Microsystems Cms Gmbh | Anordnung zum Untersuchen mikroskopischer Präparate mit einem Scanmikroskop und Beleuchtungseinrichtung für ein Scanmikroskop |
JP2004186609A (ja) * | 2002-12-06 | 2004-07-02 | Central Glass Co Ltd | 光ファイバ増幅器モジュール |
-
1990
- 1990-04-23 JP JP4331690U patent/JP2516859Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH043426U (ja) | 1992-01-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |