JPH10190110A - 光ファイバ増幅器 - Google Patents
光ファイバ増幅器Info
- Publication number
- JPH10190110A JPH10190110A JP34636196A JP34636196A JPH10190110A JP H10190110 A JPH10190110 A JP H10190110A JP 34636196 A JP34636196 A JP 34636196A JP 34636196 A JP34636196 A JP 34636196A JP H10190110 A JPH10190110 A JP H10190110A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- laser diode
- fiber amplifier
- excitation
- diode module
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成により小型でかつ組立が容易であ
りながら励起光発光時に発生する熱を効率よく外部に放
射することで動作の安定した光ファイバ増幅器を提供す
る。 【解決手段】 本発明の光ファイバ増幅器は、光増幅部
と、励起光を供給するための励起用レーザダイオードモ
ジュールと、電気回路基板上に前記励起用レーザダイオ
ードモジュールを駆動するための電気部品放熱部を有す
るレーザダイオード駆動用電気部品を搭載した励起光制
御部とを棚状突起部を有する一体成形の方形容器上に同
一の方向から実装できるので、小型化できる。
りながら励起光発光時に発生する熱を効率よく外部に放
射することで動作の安定した光ファイバ増幅器を提供す
る。 【解決手段】 本発明の光ファイバ増幅器は、光増幅部
と、励起光を供給するための励起用レーザダイオードモ
ジュールと、電気回路基板上に前記励起用レーザダイオ
ードモジュールを駆動するための電気部品放熱部を有す
るレーザダイオード駆動用電気部品を搭載した励起光制
御部とを棚状突起部を有する一体成形の方形容器上に同
一の方向から実装できるので、小型化できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】 本発明は、増幅用光ファイ
バを用いて入力光信号を増幅する光ファイバ増幅器に関
する。
バを用いて入力光信号を増幅する光ファイバ増幅器に関
する。
【０００２】
【従来の技術】 近年、光信号を電気に変換することな
く、直接増幅することができる光ファイバ増幅器が開発
されている。この光ファイバ増幅器は、Erなどの希土類
をはじめとする活性元素が添加されてなる増幅用光ファ
イバに、励起用レーザダイオードモジュール２で発せら
れた励起光を合波した後の光信号を入射することによ
り、増幅用光ファイバを励起光によって励起し、これに
より生じる誘導放出により光信号を増幅するものであ
る。従って、光信号を電気信号に変換することなしに、
光の状態のままで増幅することができる。なお前記機能
を実現するためには、光カプラ、アイソレータ、ＷＤＭ
カプラ、増幅用光ファイバおよびフォトダイオードモジ
ュールなどの光部品を用いて光増幅部１をなし、さらに
励起用レーザダイオードモジュール２を加えて光回路を
構成する。また、増幅後の光信号のレベルの監視や制御
を行う場合、このような処理を行うためには電気回路を
構成する電気回路基板３が必要であり、この電気回路基
板３には励起用レーザダイオードモジュール２に電流を
供給するためのレーザダイオード駆動用電気部品４が搭
載される。励起用レーザダイオードモジュール２が励起
光を発するとき、励起用レーザダイオードモジュール２
およびレーザダイオード駆動用電気部品４は熱を生ず
る。そこで従来においては、図３に示すように電気回路
基板３上に放熱版７を配置したり、熱を発するレーザダ
イオード駆動用電気部品４を電気回路基板３の外縁部付
近に配置し、方形容器６の側面に密着させることで発生
する熱を方形容器６の外部へ放射させる構成がなされて
きた。
く、直接増幅することができる光ファイバ増幅器が開発
されている。この光ファイバ増幅器は、Erなどの希土類
をはじめとする活性元素が添加されてなる増幅用光ファ
イバに、励起用レーザダイオードモジュール２で発せら
れた励起光を合波した後の光信号を入射することによ
り、増幅用光ファイバを励起光によって励起し、これに
より生じる誘導放出により光信号を増幅するものであ
る。従って、光信号を電気信号に変換することなしに、
光の状態のままで増幅することができる。なお前記機能
を実現するためには、光カプラ、アイソレータ、ＷＤＭ
カプラ、増幅用光ファイバおよびフォトダイオードモジ
ュールなどの光部品を用いて光増幅部１をなし、さらに
励起用レーザダイオードモジュール２を加えて光回路を
構成する。また、増幅後の光信号のレベルの監視や制御
を行う場合、このような処理を行うためには電気回路を
構成する電気回路基板３が必要であり、この電気回路基
板３には励起用レーザダイオードモジュール２に電流を
供給するためのレーザダイオード駆動用電気部品４が搭
載される。励起用レーザダイオードモジュール２が励起
光を発するとき、励起用レーザダイオードモジュール２
およびレーザダイオード駆動用電気部品４は熱を生ず
る。そこで従来においては、図３に示すように電気回路
基板３上に放熱版７を配置したり、熱を発するレーザダ
イオード駆動用電気部品４を電気回路基板３の外縁部付
近に配置し、方形容器６の側面に密着させることで発生
する熱を方形容器６の外部へ放射させる構成がなされて
きた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】図２は従来の光ファイ
バ増幅器の構成を説明した図であって、電気回路基板３
に対して垂直方向に熱を発生するレーザダイオード駆動
用電気部品４を配置することになり、光ファイバ増幅器
の小型化を妨げることになる。また方形容器６の側面に
前記レーザダイオード駆動用電気部品４を密着する場
合、その取り付け方向が方形容器６の解放部に対して垂
直となり、電気回路基板３の組み込みが困難になるとい
う問題がある。そこで、本発明は簡単な構成により小型
でありながら励起光発光時に発生する熱を効率よく外部
に放射することで動作の安定した光ファイバ増幅器を提
供する。
バ増幅器の構成を説明した図であって、電気回路基板３
に対して垂直方向に熱を発生するレーザダイオード駆動
用電気部品４を配置することになり、光ファイバ増幅器
の小型化を妨げることになる。また方形容器６の側面に
前記レーザダイオード駆動用電気部品４を密着する場
合、その取り付け方向が方形容器６の解放部に対して垂
直となり、電気回路基板３の組み込みが困難になるとい
う問題がある。そこで、本発明は簡単な構成により小型
でありながら励起光発光時に発生する熱を効率よく外部
に放射することで動作の安定した光ファイバ増幅器を提
供する。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明はこれらの課題を
解決するためのものであり、活性元素を添加した光ファ
イバに信号光と励起光を入射し、前記活性元素の誘導放
出光を利用して、前記信号光を増幅する光増幅部と、電
気回路基板上に搭載され前記励起光を供給するための励
起用レーザダイオードモジュールと、前記励起用レーザ
ダイオードモジュールを制御するための電気回路基板と
から構成されている光ファイバ増幅器において、前記光
増幅部と前記励起用レーザダイオードモジュールおよび
前記励起用レーザダイオードモジュールを駆動するため
の放熱部を有する電気部品とが一体成形された方形容器
上にほぼ同一方向から実装されている光ファイバ増幅器
を提供する。
解決するためのものであり、活性元素を添加した光ファ
イバに信号光と励起光を入射し、前記活性元素の誘導放
出光を利用して、前記信号光を増幅する光増幅部と、電
気回路基板上に搭載され前記励起光を供給するための励
起用レーザダイオードモジュールと、前記励起用レーザ
ダイオードモジュールを制御するための電気回路基板と
から構成されている光ファイバ増幅器において、前記光
増幅部と前記励起用レーザダイオードモジュールおよび
前記励起用レーザダイオードモジュールを駆動するため
の放熱部を有する電気部品とが一体成形された方形容器
上にほぼ同一方向から実装されている光ファイバ増幅器
を提供する。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて説明する。図１は、本発明の光ファイバ増幅器の構
造を説明した図である。同図に示す本発明の光ファイバ
増幅器において、１は光増幅部、２は励起用レーザダイ
オードモジュール、３は電気回路基板、４はレーザダイ
オード駆動用電気部品、５は電気部品放熱部、６は方形
容器、７は放熱板、８は信号光伝送用光ファイバ、９は
信号光伝送用光ファイバ、１０は棚状突起部とから構成
されている。図１にもとづいて、本発明の光ファイバ増
幅器の動作説明を行う。入射側の信号光伝送用光ファイ
バ８から出射側の信号光伝送用光ファイバ９に至る途中
に挿入されるものである。前記信号光伝送用光ファイバ
８、９に接続された光増幅部１と、この光増幅部１に励
起光を供給するための励起用レーザダイオードモジュー
ル２が棚状突起部１０を側面にもつ方形容器６に収納さ
れており、前記励起用レーザダイオードモジュール２の
放熱面は前記方形容器６の図１において底面を為す面に
密着されている。レーザダイオード駆動用電気部品４は
電気部品放熱部５の面と電気回路基板３の面とが同一方
向からほぼ垂直に配設され、さらに前記電気部品放熱部
５が前記電気回路基板３の外縁部より突出するよう前記
レーザダイオード駆動用電気部品４を前記電気回路基板
３に装着される。前記電気部品放熱部５は前記電気回路
基板３が収納された前記方形容器６側面の棚状突出部に
密着される。前記方形容器６の前記底面には大型の放熱
板７が装着される。前記光増幅部１は活性元素が添加さ
れてなる増幅用光ファイバと励起光を合波するための光
波長多重合分波器と信号光強度を検知するための複数の
フォトディテクタとフォトディテクタに信号光を分波す
るための複数の光合分波器と信号光の逆進を防止するた
めの少なくとも一つの光アイソレータとから構成され
る。
いて説明する。図１は、本発明の光ファイバ増幅器の構
造を説明した図である。同図に示す本発明の光ファイバ
増幅器において、１は光増幅部、２は励起用レーザダイ
オードモジュール、３は電気回路基板、４はレーザダイ
オード駆動用電気部品、５は電気部品放熱部、６は方形
容器、７は放熱板、８は信号光伝送用光ファイバ、９は
信号光伝送用光ファイバ、１０は棚状突起部とから構成
されている。図１にもとづいて、本発明の光ファイバ増
幅器の動作説明を行う。入射側の信号光伝送用光ファイ
バ８から出射側の信号光伝送用光ファイバ９に至る途中
に挿入されるものである。前記信号光伝送用光ファイバ
８、９に接続された光増幅部１と、この光増幅部１に励
起光を供給するための励起用レーザダイオードモジュー
ル２が棚状突起部１０を側面にもつ方形容器６に収納さ
れており、前記励起用レーザダイオードモジュール２の
放熱面は前記方形容器６の図１において底面を為す面に
密着されている。レーザダイオード駆動用電気部品４は
電気部品放熱部５の面と電気回路基板３の面とが同一方
向からほぼ垂直に配設され、さらに前記電気部品放熱部
５が前記電気回路基板３の外縁部より突出するよう前記
レーザダイオード駆動用電気部品４を前記電気回路基板
３に装着される。前記電気部品放熱部５は前記電気回路
基板３が収納された前記方形容器６側面の棚状突出部に
密着される。前記方形容器６の前記底面には大型の放熱
板７が装着される。前記光増幅部１は活性元素が添加さ
れてなる増幅用光ファイバと励起光を合波するための光
波長多重合分波器と信号光強度を検知するための複数の
フォトディテクタとフォトディテクタに信号光を分波す
るための複数の光合分波器と信号光の逆進を防止するた
めの少なくとも一つの光アイソレータとから構成され
る。
【０００６】
【発明の効果】 本発明は、電気回路基板平面と熱を発
生するレーザダイオード駆動用電気部品の放熱面および
前記放熱面が密着する方形容器側面における棚状突出部
の平面とが平行となる構成としたことにより、小型であ
りながら組立時の作業性が極めて良く、かつ励起光発光
時に発生する熱を効率よく外部に放射することで動作が
安定した光ファイバ増幅器となる。
生するレーザダイオード駆動用電気部品の放熱面および
前記放熱面が密着する方形容器側面における棚状突出部
の平面とが平行となる構成としたことにより、小型であ
りながら組立時の作業性が極めて良く、かつ励起光発光
時に発生する熱を効率よく外部に放射することで動作が
安定した光ファイバ増幅器となる。
【図１】 本発明を適用する光ファイバ増幅器の実施例
の斜視図
の斜視図
【図２】 従来の光ファイバ増幅器の斜視図
１…光増幅部 ２…励起用レーザダイオードモジュール ３…電気回路基板 ４…レーザダイオード駆動用電気部品 ５…電気部品放熱部 ６…方形容器 ７…放熱板 ８…信号光伝送用光ファイバ ９…信号光伝送用光ファイバ
Claims (3)
- 【請求項１】 活性元素を添加した光ファイバに信号光
と励起光を入射し、前記活性元素の誘導放出光を利用し
て、前記信号光を増幅する光増幅部と、電気回路基板上
に搭載され前記励起光を供給するための励起用レーザダ
イオードモジュールと、前記励起用レーザダイオードモ
ジュールを制御するための電気回路基板とから構成され
ている光ファイバ増幅器において、前記光増幅部と前記
励起用レーザダイオードモジュールおよび前記励起用レ
ーザダイオードモジュールを駆動するための放熱部を有
する電気部品とが一体成形された方形容器上にほぼ同一
方向から実装されていることを特徴とする光ファイバ増
幅器。 - 【請求項２】 前記放熱部との接触面は、前記電気回路
基板面に非接触であって、前記電気回路基板面にほぼ平
行に配設されていることを特徴とする請求項１記載の光
ファイバ増幅器。 - 【請求項３】 前記放熱部との接触面は、前記方形容器
に形成された棚状突起部に接触されていることを特徴と
する請求項１記載の光ファイバ増幅器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34636196A JPH10190110A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 光ファイバ増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34636196A JPH10190110A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 光ファイバ増幅器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10190110A true JPH10190110A (ja) | 1998-07-21 |
Family
ID=18382899
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34636196A Pending JPH10190110A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 光ファイバ増幅器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10190110A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002075871A1 (en) * | 2001-03-19 | 2002-09-26 | Bookham Technology | Optical fibre amplifiers |
| KR100403723B1 (ko) * | 2001-06-23 | 2003-10-30 | 삼성전자주식회사 | 히트 싱크를 구비한 광 서브-어셈블리 |
| JP2008021899A (ja) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | Jtekt Corp | レーザ発振装置 |
-
1996
- 1996-12-25 JP JP34636196A patent/JPH10190110A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002075871A1 (en) * | 2001-03-19 | 2002-09-26 | Bookham Technology | Optical fibre amplifiers |
| KR100403723B1 (ko) * | 2001-06-23 | 2003-10-30 | 삼성전자주식회사 | 히트 싱크를 구비한 광 서브-어셈블리 |
| JP2008021899A (ja) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | Jtekt Corp | レーザ発振装置 |
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