JP2516738Y2 - 屎尿用脱臭装置 - Google Patents

屎尿用脱臭装置

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JP2516738Y2
JP2516738Y2 JP1989105383U JP10538389U JP2516738Y2 JP 2516738 Y2 JP2516738 Y2 JP 2516738Y2 JP 1989105383 U JP1989105383 U JP 1989105383U JP 10538389 U JP10538389 U JP 10538389U JP 2516738 Y2 JP2516738 Y2 JP 2516738Y2
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casing
hood
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flexible tube
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淳夫 野▲崎▼
武 黒田
賢一 国分
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淳夫 野▲崎▼
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は簡易移動および携帯型の屎尿用脱臭装置に
関するものである。
従来の技術 高齢化社会に伴い病院、老人ホーム等において、介護
が必要とされる老人が増える傾向に有り、この様な老人
の屎尿処理の際に発生する悪臭が部屋中に拡散して充満
するのを防止するために悪臭の除去が必要とされてい
る。
考案が解決しようとする問題点 併し乍ら、この様な屎尿処理に際して悪臭の除去や拡
散を防止したり、或は消臭する簡便な装置や方法等は未
だ好適なものがなく、手早く処理を行うと共に部屋に悪
臭が充満すのを防ぐように窓を開けたり換気扇を作動し
て強制または自然換気によって悪臭の除去を行っている
のが実状であり、悪臭の除去に時間がかゝって同室の人
に不快感を与えたり迷惑を及ぼして居る。
従って、この考案の目的は、従来における問題点を解
決するために、屎尿の処理に際して脱臭に好適な実用あ
る装置を提供することにある。
問題点を解決するための手段 上述の目的を達成するために、この考案に依れば、屎
尿用脱臭装置は、ケーシング、一端に悪臭吸入用のフー
ドが設けられ他端がケーシングの吸込口に着脱自在に且
つ回動自在に取付けられた可撓管、ケーシング内に収納
されて該吸込口に接続された電動ファン、該電動ファン
に接続された脱着自在なカートリッジ型の消臭材、該消
臭材に接続された脱着自在なカートリッジ型の芳香材か
ら成り、フードから可撓管を介して吸入した悪臭を消臭
材にて脱臭し、続いて芳香材にて匂付けして排出用ダク
トから排出するようにしたことを特徴としている。
作用 この様なこの考案の屎尿用脱臭装置に依れば、屎尿の
処理に際して、脱臭装置を所要場所に移動してフードを
所定場所に設置して電源に接続して電動ファンを作動す
れば、屎尿処理の際に発生する悪臭がフードを介して吸
入されて消臭材にて脱臭されると共に芳香材にて匂付け
されて排気口から排気されるので、周囲に迷惑を掛ける
ことなく安心して屎尿処理することが出来、用済み後は
フードおよび可撓管をケーシングの収納溝内に装着収納
することによって簡単に運搬移動することが出来る。
この考案の他の目的や特長および利点は以下の添付図
面に沿っての詳細な説明によって明らかになろう。
実施例 図面の第1図乃至第4図に示される様に、この考案の
屎尿用脱臭装置1は、ケーシング2、一端に悪臭吸引用
のフード5が設けられ他端がケーシング2の取付口12に
脱着自在に且つ回動自在に取付けられた可撓管6、ケー
シング2内に収納されて取付口12に接続された電動ファ
ン7、この電動ファン7に接続された脱着自在なカート
リッジ型の消臭材8、この消臭材8に接続された脱着自
在なカートリッジ型の芳香材9から主に構成され、電動
ファン7によってフード5から可撓管6を介して吸引し
た悪臭を消臭材8にて脱臭し、続いて芳香材9にて芳香
を匂付けして排気用ダクト10から排出するようにしてい
る。
図示される様に、可撓管6は鋼やプラスチック材で造
られた屈曲自在なホースで、先端に適宜なプラスチック
材のフード5、好適にはこのフード5を通して見ること
が出来る様に透明なプラスチック材で造られたフード
5、が取付けられると共に、フード5の根本付近または
可撓管6の先端近くに照明用のランプ35が設けられ、消
灯後の暗闇での作業に便宜なように手元を照明できると
共に透明なフード5を通して手元を見ることが出来るの
が好適である。ケーシング2はカバー3の部分と底板4
の部分とから偏平な箱形に形成され、一側に手提げ用の
把手11が設けられ、上面に可撓管6を脱着自在に取付け
るための回動自在な取付口12が設けられると共に、フー
ド5と可撓管6を不使用時に収納するための収納溝14が
形成されている。また、ケーシング2の他端にはカート
リッジ型の消臭材8と芳香材9とを装着するための挿入
口15、16が設けられている。フード5と可撓管6はケー
シング2の上板の収納溝14内に収納出来るだけでなく、
ケーシング2の周囲に巻き付けて収納しても良く、また
ケーシング2を横置きだけでなく縦置きにすることが出
来ると共に、ケーシング2自体を箱形だけでなく他の
形、例えば丸形、円筒形、半円球形等の適宜な型式に任
意にすることも出来る。
第2図乃至第4図に明示される様に、ケーシング2の
底板4には先ず電動ファン7が取付けられ、電動ファン
7の吸引口が適宜なベント管21を介して可撓管6のため
の取付口12に接続されている。この電動ファン7は電動
真空ファンや遠心またはターボファン、或はブロワー等
が適宜使用できる。電動ファン7の排出口は接続管22を
介して消臭材8の取付用フランジ24に接続され、更にこ
の消臭材8の取付用フランジ24から別の接続管23を介し
て芳香材9の取付用フランジ25に接続され、この接続管
23が接続された芳香材9の取付用フランジ25に更に排気
用のダクト10が接続されている。
電動ファン7は直流または交流のいずれにても作動出
来、変圧器および整流平滑回路28、充電可能な蓄電池29
や切換用スイッチ等が接続されている。
消臭材用および芳香材用の取付用フランジ24、25は一
対の間隔を置いたフランジ部材から夫々成り、各フラン
ジ部材の内側にはシリコン発泡シートやポリエチレンフ
ォームシート等の様な適宜な弾性シール30が設けられて
いて、フランジ部材間にカートリッジ型の消臭材8およ
び芳香材9を弾性シール30を介して気密に脱着自在に取
付できる様に成っている。消臭材8および芳香材9はカ
ートリッジ型を成していて脱着のための引出し用の把手
32、33が夫々設けられており、各カートリッジ内にガラ
ス・セラミックファイバー等のフェルト、ペーパーハニ
カム材、或は片段ペーパー成巻品、またはセラミックハ
ニカム構造体やセラミック多孔体等の様な適宜な吸着材
に消臭剤や芳香剤が吸着されて成るものが好適である。
特に、消臭剤や芳香剤は効果を失った際に再含浸させて
繰り返し使用できるように液状タイプのものが好適であ
り、更に吸着材は丸形、角形、粒状等いずれのものも使
用でき、市販の適宜な消臭剤や芳香剤を一緒に使用する
ことが出来る。
考案の効果 この様に構成されたこの考案の屎尿用脱臭装置に依れ
ば、屎尿処理を要する被介護者のベットの傍らに屎尿処
理用脱臭装置を携帯して持ち運ぶことが出来、夜間の消
灯後でもフードの根本または可撓管の先端のランプを点
灯して作業の手元を照明すると共に透明なフードを通し
て手元を見ることが出来、更に交流直流いずれの電源を
も用いて電動ファンを作動することが出来、悪臭をフー
ドを介して吸入して周囲への四散を防止して好適に脱臭
することが出来、周囲に迷惑を及ぼすことなく好適に且
つ介護者の衣服に悪臭が染み込むことなく良好に屎尿処
理することが出来ると共に、消臭および芳香効果が低下
したカートリッジ型の消臭材および芳香材は簡単に交換
することが出来、携帯形の好適な屎尿処理用の脱臭装置
が得られる等の効果を奏することが出来る。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案の屎尿処理用脱臭装置の斜視図、第2
図はこの考案の屎尿処理用脱臭装置のカバーの部分を取
外した状態で示す斜視図、第3図は屎尿処理用脱臭装置
の縦断面図、第4図はカートリッジ型の消臭材の取付状
態を示す斜視図である。図中、1:屎尿処理用脱臭装置、
2:ケーシング、3:カバー、4:底板、5:フード、6:可撓
管、7:電動ファン、8:消臭材、9:芳香材、10:ダクト、1
1、32、33:把手、12:取付口、14:収納溝、15、16:挿入
口、21:エルボ管、22、23:接続管、24、25:フランジ、2
8:変圧器および整流平滑回路、29:蓄電池、30:弾性シー
ル、35:ランプ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−209664(JP,A) 実開 昭51−20049(JP,U) 実開 昭60−5421(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カバーと底板とから偏平な箱形に形成され
    たケーシング、一端に悪臭吸入用のフードが設けられて
    使用時に他端がケーシングのカバーに設けられた取付口
    に回動自在に取付けられて不使用時にはケーシングのカ
    バーに設けられた収納溝内に収納できる可撓管、ケーシ
    ング内部にて吸込口が前記取付口に接続された電動ファ
    ン、該電動ファンに接続された接続管にケーシング外部
    から着脱自在に並列して装着されるカートリッジ型の消
    臭材および芳香材、該芳香材に接続された排気用ダクト
    から成り、電動ファンの作動によりフードから可撓管を
    介して吸入した悪臭を消臭材にて脱臭し、続いて芳香材
    にて匂付けして排出用ダクトから排出するようにしたこ
    とを特徴とする携帯型の屎尿用脱臭装置。
JP1989105383U 1989-09-11 1989-09-11 屎尿用脱臭装置 Expired - Fee Related JP2516738Y2 (ja)

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FR2978667B1 (fr) * 2011-08-05 2013-08-30 Presensia Capsule de parfum et dispositif de diffusion de parfum associe

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