JP2775163B2 - 吸臭便座 - Google Patents

吸臭便座

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JP2775163B2
JP2775163B2 JP64001038A JP103889A JP2775163B2 JP 2775163 B2 JP2775163 B2 JP 2775163B2 JP 64001038 A JP64001038 A JP 64001038A JP 103889 A JP103889 A JP 103889A JP 2775163 B2 JP2775163 B2 JP 2775163B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、便座に設けた便器内臭気を吸込む吸臭孔
を、その便座と一体にヒンジの後方に伸びる部分に設け
た臭気吸込装置に連通し、前記便座のヒンジより前方の
部分と、ヒンジより後方の便座部分および臭気吸込装置
とが、ほぼ同じ回転モーメントを有するものとして、便
座をヒンジ前方で上げうるようにした脱臭便座である。
この目的のために便器全体を除臭する構造にすること
も考えられるが、コストがかさみ、装置が煩雑であるか
ら普及が困難である。
本発明は、従来の便器をそのまま使用し低廉且つ簡単
に、便器を吸臭式となし得る発明である。
本発明はさらに、便所に外気を入れたり排気したり換
気しなくても、便所内の空気をそのまま浄化することが
できる発明である。
第一勧銀ハウジング・センターの調査によれば、少な
くとも三割の主婦が便所のにおいをいつも気にしている
ことが統計的に確認されている。
本発明は主婦の気にする便所のにおいを簡単且つ少な
い経費で除去し、生活環境を快適にする画期的な発明で
ある。
本発明は、便器の便座又は便座カバーに吸臭孔を設け
ることにより便器内の臭気を除くものである。
第1図より第5図は本発明実施の一例を示し、第1図
は複数個の吸臭孔1を下向でほぼ等間隔に穿孔したパイ
プ2を蹄形に曲げて、第2図に示す布製等の便座カバー
3の内縁に第3図の如く取付ける。これは第4図に示す
ように縫着4又は予めパイプの通る袋状に縫った部分に
パイプを通し、カバー3内に取付ける。カバー3が通気
性でない場合には予め孔1に対応する孔6をあけて、孔
1と孔6を連通させ吸臭孔7を形成する。カバー3が通
気気性の布の場合は孔6は不要である。
孔明パイプ2の両端は栓8を嵌入して閉塞するか、ヒ
ートシールし、途中にT字管9を連結し、これに可撓管
10の一端を連絡し他端は脱臭駆動装置11に接続する。
脱臭駆動装置11内は、可撓管10の取付口から順次、活
性炭などの除臭剤の層12、吸引ファン13とこれを回転す
るモータ14、芳香剤又はこれを含む繊維層15、および排
気口16を有し、上部外側にモータ14のレバースイッチ17
を設ける。前記活性炭12又は芳香剤15は装置11の上側等
から取出せるカセット式に変換可能とする。
モータ14は家庭用交流電源又は電池により回転し、プ
ラグ18から給電し、スイッチ17を経てモータ14に配線す
る。
前記の便座カバー3は加熱体を入れ温暖便座にしても
よい。
第5図は従来の通常の、蓋19、便座20をヒンジ21で取
付けた便器22において、便座20に本発明の便座カバー3
を着装し、脱臭駆動装置11を便器21のやや後方の床23に
載置した状態を示す。
使用については、用便者が足又は手でスイッチ17のレ
バーを17′の位置に倒すとモータ14によりファン13が回
転し、便器22内の臭気が便座カバーの内縁にあるパイプ
に設けた吸臭孔1から吸引され、孔明パイプ2,可撓管10
を経て活性炭層12により脱臭され、さらに芳香剤15によ
り芳香が付与されて便所内に排出24されるので、用便者
は不快な臭気を感ぜず、芳香にひたり、快適に用便する
ことができ又、悪臭が部屋に残らない。用便後は足でス
イッチ17′のレバーを17の位置に戻すとファン13が停止
する。前記活性炭や芳香剤は交換することができる。
第6図および第7図は便座カバー25が第3図の如き馬
蹄形でなく楕円輪状の本発明実施例であり、吸臭孔1を
有する環状の孔明パイプ26を装入し、カバー25の内縁に
パイプ26を縫着4し、外側は折返し縫の中にゴムひも27
を通して楕円環状便座28にかぶせ、吸収孔7を形成す
る。その他脱臭駆動装置などは前記例と同様であり、同
じ番号を付した。
第8図および第9図は、便座30自体に吸収孔1を設け
た本発明の他の実施例を示す。便器22にヒンジ21により
開閉自在に蓋19および便座30を軸着し、第10図のごとく
便座30の裏面内縁に沿い複数個の下向吸臭孔1を設けた
パイプ31を接合固定し、途中にT字管9を設ける。又は
第11図のごとくあらかじめ便座に吸臭孔1とパイプ31に
相当する引入導路2′を便座と一体にモールド成型す
る。
便座30は、ヒンジの軸孔32の後方に伸びる支持杆33を
有し、この支持杆33の端部に臭気吸込装置34を設ける。
パイプ31と装置34とをパイプ35で連結する。
吸込装置34は前記第5図とほぼ同様で、脱臭剤層12、
ファン13とこれを回転するモータ14を内蔵し、吸臭孔1
から便器22中の臭気をパイプ31、35、脱臭剤層12を通し
てファン13により吸引し排気口16より排出する。
本例は便座30についてヒンジ21後方の前記装置34等
と、前方の便座とをほぼ同じ回転モーメントM1,M2を有
するようにすれば、手で便座を上下する際に軽くて力を
要しないという効果もある。
なお前記装置34側のモーメントM1を、便座の回転モー
メントM2より大きくした場合は、便座30の下面には、そ
の両側手前に、便器22縁に吸着する吸盤36を設ける。
これにより便座30は装置34の側のモーメントM1がかか
っているが、吸盤で水平位置にある。しばらくすると吸
盤36の中に空気が徐々に入って、はづれ、装置34側の重
力によるモーメントM1で便座が蓋と共にはね上がるの
で、手で便座を上げずに小便出来る。
蓋を閉じると便座もこれにつれて閉じ、吸盤で固定さ
れる。そこで大便の時蓋を開けば便座が止まっているの
でそのまま便座に乗って用便出来る。
用便後便器から離れると数秒後に便座が装置34側のモ
ーメントで自動的にはね上がるようになる。
便座30の中央部37は、便器22の前方で小便で濡れ易い
所であり、ここに吸盤36がないので、小便が吸盤と便器
縁の間にしみこみ吸着が弱まったり、汚れたりすること
がない。
さらに、便座30に人が座って用をたすときのみ脱臭装
置が自動的に作動するように、便座30の下面にモータ14
への配線に接続する感圧スイッチ38を設け、便座30に座
った人の体重によりスイッチ38が押されオンとなりファ
ン13が回転し、便座から人が去るとオフとなってファン
の回転が停止するようになっている。39はプラグ付電源
コードであり、これから配線40によりモータ14への回路
にスイッチ38を接続する。電源は家庭用交流を使わずバ
ッテリー式としてもよい。
本発明は、従来の通常便器の便座に本発明カバーをか
ぶせたり、又は従来の便座をヒンジから外して本発明便
座と交換するのみで、低廉且つ簡単に脱臭出来る。吸臭
孔が便器内にあり、且つ便面に正対しているので効率が
よい。
又、用便後に便座を上げれば吸臭孔が便器上方に向い
て便所内の残臭を除くことができる。
さらに、脱臭した排気は脱臭されているので便所内に
放出でき、便所内を換気により脱臭して便所内の温度が
変わり空調の負担を増すような不利益が避けられるな
ど、本発明はきわめて大きな実益をもたらす発明であ
る。
前記例において、脱臭装置や脱臭剤あるいは芳香剤
は、その収納した脱臭装置部分の開閉又はアダプタによ
り交換又は変更することができる。例えば、フィルタを
入れてタバコの煙を除き、便所内を浄化できる。なお芳
香剤は無くても本発明に含まれる。
脱臭装置11,34の排気口は、便所内に排気口があれば
これに接続して便所外に排出することもできる。
脱臭装置11,34は又,便所内の洗水槽などに取付けて
床を空けるようにしてもよい。
その他種々の変更はいづれも本発明に含まれるもので
ある。
又、本発明は便座又は便座カバーそのもの又はこれら
を取付けた便器にも及ぶものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明第1実施例の吸臭管の底面図、 第2図は本発明第2実施例の便座カバーの平面図 第3図は第2図のカバーの吸臭孔を示す平面図 第4図は第3図のI−I線断面図 第5図は第3図の便座カバー等を便器に取付けた側面
図。 第6図は本発明第3実施例の便座カバー等の平面図 第7図は第6図の便座カバーのII−II線断面図 第8図は本発明第4実施例の便座の底面図 第9図は第8図の便座を便器に取付けた側面図 第10図は本発明第5実施例の便座の横断面図 第11図は本発明第6実施例の便座の横断面図 1、7……吸臭孔 30、20……便座 3、25……便座カバー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】便座に設けた便器内臭気を吸込む吸臭孔
    を、その便座と一体にヒンジの後方に伸びる部分に設け
    た臭気吸込装置に連通し、前記便座のヒンジより前方の
    部分とヒンジより後方の便座部分および臭気吸収装置と
    が、ほぼ同じ回転モーメントを有するものとして、便座
    をヒンジ前方で上げうるようにした脱臭便座。
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