JP2516344Y2 - 硬貨包装収納投出機 - Google Patents

硬貨包装収納投出機

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JP2516344Y2
JP2516344Y2 JP2928490U JP2928490U JP2516344Y2 JP 2516344 Y2 JP2516344 Y2 JP 2516344Y2 JP 2928490 U JP2928490 U JP 2928490U JP 2928490 U JP2928490 U JP 2928490U JP 2516344 Y2 JP2516344 Y2 JP 2516344Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、硬貨をばら状態で受入れて所定枚数毎に包
装して棒金を作成した後に、別途指示入力される棒金投
出指令に備えて収納投出可能な金種別の棒金収納カセッ
トに収納する硬貨包装収納投出機に関する。
(従来の技術) 従来、硬貨をばら状態で受入れて所定枚数毎に包装し
て棒金を作成した後に、棒金の収納投出が可能な金種別
の棒金収納カセットに自動的に収納するようにした機械
はなく、硬貨包装機と棒金を投出する機械とはそれぞれ
別々に存在していた。
そのため、硬貨包装機でばら硬貨を所定枚数毎に包装
して棒金を作成した後に、人が手作業によって棒金を金
種別の棒金収納カセットに収納し、この棒金収納カセッ
トを棒金収納投出機等にセットするようになっていた。
そして、硬貨包装機においては、例えば実開昭61-123
010号公報に棒金リフト付の硬貨包装機が示されるよう
に、作成された棒金は棒金放出シュートを落下された
後、棒金の径方向に転動されて昇降可能なキャリア部に
受渡され、その状態のまま棒金の径方向上方へ搬送さ
れ、上部位置においてキャリア部から放出されて受箱内
へ転動落下されるようになっていた。
また、棒金投出機においては、例えば特開昭61-28298
5号公報に自動両替機に使用されている棒金投出装置が
示されているように、棒金が金種別で径方向に整列され
て収納された棒金収納カセットを上下方向に並設配置
し、そのカセットの前端部に沿って上下方向に配置され
たコンベアの引掛部によってカセット内の棒金を受取
り、棒金径方向上方へ搬送し、上部位置においてコンベ
アから放出されて受取口まで転動搬送されるようになっ
ていた。
(考案が解決しようとする課題) 前記のように、従来は、硬貨包装機と棒金投出機とが
別々に存在していたので、硬貨包装機で作成した棒金を
棒金投出機に手作業で収納させなければならず、棒金の
準備が煩わしかった。
また、従来の硬貨包装機と棒金投出機とを一体化する
ことを考え、作成された棒金を自動的に棒金収納カセッ
トに収納するようにしてみたが、硬貨包装機において、
棒金が作成されたときに巻き不良によって棒金が所定長
さになっていない場合(例えば包装紙が正常に巻込まれ
ていないために包装完了後に包装紙が伸び戻って正常な
ものより長くなる)、金種別の棒金収納カセットに収納
しようとすると、引っ掛かって収納することができなか
ったり、収納できたとしても投出時に引っ掛かって投出
できないという問題が発生した。
本考案は、このような点に鑑みてなされたもので、硬
貨包装装置で作成された棒金を金種別の棒金収納カセッ
トに自動的に収納させることができ、また、棒金が作成
されたときに巻き不良によって棒金が所定長さになって
いない場合には、その棒金を棒金収納投出装置に搬送す
る途中で排除して棒金収納カセットでの棒金詰まりを防
止することができる硬貨包装収納投出機を提供すること
を目的とするものである。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案は、硬貨を受入れて所定枚数毎に包装して棒金
を作成する硬貨包装装置14と、この硬貨包装装置14によ
り作成された棒金を金種別の棒金収納カセット141に収
納するとともに、別途指示入力される指令に基づき指定
金種の棒金を棒金収納カセット141から投出する棒金収
納投出装置2,3と、前記硬貨包装装置14で作成された棒
金を受取って棒金収納投出装置2,3に搬送する搬送系で
あって、この搬送系中の少なくとも1個所で棒金を軸方
向に搬送する縦搬送部21を有する搬送装置16と、この搬
送装置16の縦搬送部21において搬送中の棒金の長さを検
知する長さ検知手段101と、この長さ検知手段101の後流
位置で前記搬送装置16上の棒金を搬送位置16から排除す
る排除手段106と、前記長さ検知手段101を作動させて棒
金の長さが所定の長さ以下であるかどうかを検査し、所
定の長さ以上のときには前記排除手段106を作動させて
その棒金を搬送装置16から排除し前記棒金収納投出装置
2,3に搬送しないようにする制御手段103とを備えたもの
である。
(作用) 本考案では、硬貨包装装置14で作成された棒金を搬送
装置16で受取るとともに、この搬送装置16で棒金収納投
出装置2,3に搬送し、棒金収納投出装置2,3の金種別の棒
金収納カセット141内に収納させる。そして、別途指示
入力される指令に基づき指定金種の棒金が棒金収納カセ
ット141から棒金を投出させる。
そして、硬貨包装装置14で作成された棒金を搬送装置
16で搬送する際、この搬送装置16の棒金を軸方向に搬送
する縦搬送部21に棒金が搬送されてきたときに、制御手
段103が長さ検知手段101を作動させて棒金の長さが所定
の長さ以下であるかどうかを検査し、その棒金が所定の
長さ以上のときには排除手段106を作動させてその棒金
を搬送装置16から排除して棒金収納投出装置2,3に搬送
しないようにする。
(実施例) 以下、本考案の一実施例の構成を図面を参照して説明
する。
第1図は硬貨包装収納投出機を示し、この硬貨包装収
納投出機は、後述する硬貨包装装置14を有する硬貨入出
金機1とこの硬貨入出金機1の側部に並設された棒金収
納投出装置2,3とから構成されている。
まずは、硬貨入出金機1について説明する。
硬貨入出金機1の機体4の上面に硬貨がばら状態で投
入される硬貨投入口5が設けられ、この硬貨投入口5の
下側に投入された硬貨を硬貨通路6に1枚ずつ繰出す硬
貨繰出装置7が配設され、この硬貨繰出装置7の側部に
硬貨通路6を通じて1枚ずつ送り込まれる硬貨を金種別
に分類する硬貨分類装置8が配設され、この硬貨分類装
置8の下側に金種別に分類された硬貨を一時保留する一
時保留装置9が配設され、この一時保留装置9の下側に
一時保留された硬貨を金種別に収納する金種別硬貨収納
繰出装置10が配設されている。
また、機体4の中央部には、金種別硬貨収納繰出装置
10から繰出される硬貨をコンベア11a,11bを通じて受入
れるか、あるいは、硬貨通路6の選択的な通路切換によ
って硬貨通路6から直接放出される硬貨をシュート12を
通じて受入れ、その受入れた硬貨を包装処理または計数
処理の箇所へ1枚ずつ繰出すようにさなれた硬貨繰出装
置13が配設されている。
そして、この硬貨繰出装置13の第1硬貨通路13aから
包装処理のために1枚づつ繰出される硬貨を所定枚数集
積させるとともに包装して棒金を作成する硬貨包装装置
14が配設されているとともに、硬貨繰出装置13の第2硬
貨通路13bから計数処理のために1枚ずつ繰出される硬
貨を受入れて袋取り用またはばら受取り用として振分け
る硬貨振分装置15が配設されている。
また、機体4の右内側部には、硬貨包装装置14で作成
された棒金を受取って棒金収納投出装置2に搬送する搬
送装置16が配設されており、この搬送装置16は、棒金を
バケット17に載せて上方へ搬送する棒金リフト18、この
棒金リフト18の下部位置に硬貨包装装置14から放出され
る棒金を1本ずつバケット17に受渡す棒金受渡し機構1
9、棒金リフト18の上部位置にバケット17から放出され
る棒金を受取って棒金の軸方向に搬送するとともに棒金
収納投出装置2または機体4内の受箱20へ投出する縦搬
送部21とで搬送系が構成されている。
そして、前記硬貨包装装置14は、硬貨重積部24と硬貨
包装部25とを有している。硬貨重積部24は、一対のベル
トで構成されるベルト筒26内に硬貨繰出装置13の第1硬
貨通路13aから1枚ずつ繰出される硬貨を包装単位枚数
分(例えば50枚)重積する。硬貨包装部25は、硬貨重積
部24で包装単位枚数分重積された重積硬貨を上下動する
案内棒27で受取って硬貨包装部25内に導き、その重積硬
貨の周囲を複数の包装ローラ28で挟持して回転させつつ
包装紙29を供給し、重積硬貨の周囲に包装紙29を巻付け
るとともに図示しない巻込鉤で包装紙29の上下縁部を重
積硬貨の端面に巻込んで、棒状の棒金を作成する。
そして、硬貨包装装置14の硬貨包装部25で作成された
棒金は、垂直姿勢でシュート30に放出され、このシュー
ト30の円弧状の姿勢切換面31(第2図に示す)を通じて
水平姿勢に変換されるとともに、棒金受渡し機構19に転
動放出される。
次に、前記棒金受渡し機構19は、第2図にも示すよう
に、シュート30側からバケット17側へ回転駆動される回
転体32を有し、この回転体32の凹部32a内にシュート30
から棒金を1本ずつ受取って案内板33に沿ってバケット
17側へ搬送し、所定の受取位置に位置している棒金リフ
ト18のバケット17に放出する。なお、バケット17が所定
の受取位置に位置していることが検知されている場合に
のみ棒金が放出され、また、バケット17が所定の受取位
置に戻っていないことが検知されているときには回転体
32の回転が停止され、バケット17が戻った後に回転体32
が回転されて棒金が放出される。
次に、前記棒金リフト18は、機体4の右内側部位置で
かつ機体4の前面板の裏側位置に上下方向に沿って設け
られた筒枠35内に配設されており、この筒枠35の上下部
にそれぞれ回転軸36が回転自在に架設され、この各回転
軸36の両端にそれぞれ固定された上下のプーリ37間に一
対のベルト38がそれぞれ張設され、下側の回転軸36がモ
ータ39で正逆回転駆動されることにより、一対のベルト
38が正逆回動するようになっている。
そして、一対のベルト38間に支持板40が固定され、こ
の支持板40に設けられた軸受部41に支軸42が貫通嵌合さ
れ、この支軸42の両端に前記バケット17が揺動可能に取
付けられている。このバケット17は、筒枠35内を昇降移
動可能とし、底板43、上板44、両側板45とから棒金を収
容可能とする枠状に形成され、その底板43と上板44とは
棒金を受け入れまたは棒金を放出する棒金受入放出側に
向けて拡開され、底板43には支軸42の両端に嵌合する取
付片46が設けられ、支軸42に取付けられたばね47によっ
て上方へ回動付勢されて底板43の棒金受入放出側が通常
上昇傾斜するようになっている。また、底板43には先端
にローラ48を回転自在に有するレバー49が取付けられて
おり、このローラ48は底板43の棒金受入放出側の先端よ
り突出する位置に配置される。
また、支持板40には検知片40aが突設され、前記棒金
受渡し機構19からバケット17内に棒金を受入れる位置で
検知片40aを検知する受取位置検知センサ50が配設され
ているとともに、前記縦搬送部21にバケット17内の棒金
を放出する位置でバケット位置検知片40aを検知する放
出位置検知センサ51が配設されており、それらの検知セ
ンサ50,51がバケット位置検知片40aを検知することによ
ってバケット17の昇降が停止される。
また、前記筒枠35の側面には、第1図に示すように、
前記棒金受渡し機構19および縦搬送部21に臨む位置に対
応して開口部5,53がそれぞれ設けられている。
なお、棒金リフト18の途中には、バケット17で上方へ
搬送される棒金を途中位置から機体4の前面外部に取出
すための棒金途中投出装置55が設けられており、投出シ
ュート部材56が機体4の前面に引出されると、バケット
作動部材57がバケット17のローラ48の上昇域に進入し、
棒金を収容して上昇してくるバケット17のローラ48がバ
ケット作動部材57に接触し、バケット17の棒金受入放出
側がばね47に抗して下降揺動し、バケット17内の棒金が
投出シュート部材56内に転動放出され、機体4の前面外
部に投出されるようになっている。
また、棒金リフト18の縦搬送部21に臨む上部には、バ
ケット作動部材60がバケット17のローラ48の上昇域に配
設されており、棒金を収容して上昇してくるバケット17
のローラ48がバケット作動部材60に接触すると、バケッ
ト17の棒金受入放出側がばね47に抗して下降揺動し、バ
ケット17内の棒金がバケット作動部材60の上側の棒金放
出口61を通じて縦搬送部21へ転動放出される。
次に、前記縦搬送部21は、第2図に示すように、棒金
リフト18で搬送されてくる棒金を受取り、その棒金を軸
方向に送って第1、第2および第3の搬送位置A1,A2,A3
に搬送し、第2の搬送位置A2から後述するシュート125
に放出するか、各搬送位置A1,A2,A3から棒金を受箱20に
放出するようになっている。
そして、縦搬送部21は、第3図および第4図に示すよ
うに、機体4内のシャーシ64に設けられており、このシ
ャーシ64の前記棒金放出口61に対向して形成された棒金
受入口65を通じて棒金を受入れて搬送を行う搬送コンベ
ア66を有している。
この搬送コンベア66は、第2図ないし第4図に示すよ
うに、シャーシ64の取付片67上に前後方向に沿って対向
配設された一対のコンベアフレーム68,69間の前後各端
部にプーリ70,71が回転自在に軸着され、この両プーリ7
0,71間にベルト72が張設されており、後側のプーリ71に
連結されたパルスモータ73によってベルト72が正逆回転
駆動される。そして、このベルト72は、1本の棒金を上
面に載置して棒金の軸方向に搬送可能としているととも
に、各搬送位置A1,A2,A3に棒金を搬送可能とするように
棒金の軸方向長さの約3倍の搬送域の長さを有し、ま
た、各コンベアフレーム68,69には、ベルト72の上面位
置から相反する拡開方向に斜めに折曲されベルト72上に
載置される棒金の搬送をガイドするガイド面部68a,69a
が形成されている。なお、一方のコンベアフレーム69の
ガイド面部69aは、棒金受入口65の部分および後部部分
が先端方向に長く延設されており、棒金受入口65の部分
については棒金受入口61から棒金を受取る機能を有して
いる。
また、搬送コンベア66の上方には棒金受渡し部材75が
配設されている。この棒金受渡し部材75は、搬送コンベ
ア66とほぼ同じ長さに形成され、その両端部に取付けら
れた端板76の支軸77がシャーシ64に回転自在に嵌合さ
れ、その支軸77を中心として搬送コンベア66の搬送方向
と直交する方向に揺動可能に設けられている。そして、
この棒金受渡し部材75は、揺動軸心(支軸77の中心)を
中心として相対する内方に折曲された一対の板部78,79
と、この各板部78,79の外縁部から相対する内方に折曲
された板部80,81とから断面ほぼC字状に形成されてお
り、第7図(a)に示すように棒金受入口65から放出さ
れてくる棒金を受止める棒金受止位置、第8図(a)に
示すように受止めた棒金を搬送コンベア66上に載置させ
る棒金受入位置、第9図(a)または第10図(a)に示
すように搬送コンベア6上の棒金を放出する棒金放出位
置に揺動可能としている。従って、第7図(a)の棒金
受止位置に示すように、板部80の棒金受入口65に臨む部
分が径方向に送られてくる棒金を受止めて棒金の軸方向
を搬送コンベア66の搬送方向に合わせる受止部82として
構成され、また、第9図(a)または第10図(a)の棒
金放出位置に示すように、板部81の各搬送位置A1,A2,A3
の各部分および板部80の後述するシュート125に臨む部
分(搬送位置A2の部分)が棒金の軸方向を一定に揃えて
搬送コンベア66外へ径方向に放出する放出部83として構
成される。
また、棒金受渡し部材75は揺動駆動手段86によって揺
動駆動される。この揺動駆動手段86は、棒金受渡し部材
75の後側の支軸77に連結されたモータ87と、棒金受渡し
部材75の棒金受止位置、棒金受入位置および棒金放出位
置を検知する揺動位置検知部88とを備えている。この揺
動位置検知部88は、棒金受渡し部材75とモータ87との間
の支軸77に一対のスリット89a,89bをほぼ直角位置に設
けた第1の検知板89が取付けられるとともに、一対のス
リット90a,90bをほぼ円周上の対称位置に設けた第2の
検知板90が取付けられ、かつ、検知板89のスリット89a,
89bおよび検知板90のスリット90a,90bをそれぞれ検知す
るセンサ91,92が設けられており、そのセンサ91,92から
の検知信号に基づいて図示しない制御部がモータ87の駆
動を制御するようになっている。そして、第7図(b)
に示すように、棒金受渡し部材75が棒金受止位置に揺動
した位置で両センサ91,92とも検知板89,90のスリット89
a,90aを検知したオン状態にあり、また、第8図(b)
に示すように、棒金受渡し部材75が棒金受止位置から棒
金受入位置に揺動すると、両センサ91,92ともオフにな
った後に第1のセンサ91がスリット89bを検知してオン
し、また、第9図(b)に示すように、棒金受渡し部材
75が棒金受入位置から棒金放出位置に揺動すると、第1
のセンサ91がオフした後に第2のセンサ92がスリット90
bを検知してオンし、また、第10図(b)に示すよう
に、棒金受渡し部材75が棒金受入位置から棒金放出位置
に揺動すると、第1のセンサ91がオフした後に両センサ
91,92ともスリット89a,90aを検知してオンし、このよう
にして棒金受渡し部材75を各揺動位置が検知できる。
また、前記搬送コンベア66で搬送される棒金の第1、
第2および第3の搬送位置A1,A2,A3への到達を検知する
棒金搬送位置検知手段95が設けられている。この棒金搬
送位置検知手段95は、第1および第3の搬送位置A1,A3
の搬送方向先端側において、第3図に示す後述する長さ
検知手段101のフォトセンサSL4と同様に、棒金受渡し部
材75の上方に設けられたセンサ支持片96の下面とコンベ
アフレーム69のガイド面部69aの裏面とに投受光器から
なるフォトセンサS1,S2をそれぞれ配設し、棒金受渡し
部材75が棒金受入位置に揺動して棒金を搬送する際に棒
金受渡し部材75に形成された窓孔97を通じて搬送コンベ
ア66で搬送される棒金の搬送域に検知光を投受光してい
る。そして、搬送コンベア66で搬送される棒金がフォト
センサS1に達してオン状態にあったフォトセンサS1がオ
フしたときに搬送コンベア66のモータ73を停止すれば、
棒金を第1の搬送位置A1で停止でき、また、搬送コンベ
ア66で搬送される棒金がフォトセンサS1に達してオン状
態にあったフォトセンサS1がオフした後に棒金が通過し
てオンしたときから搬送コンベア66のモータ73を所定パ
ルス分駆動して停止すれば、棒金を第2の搬送位置A2
停止でき、さらに、搬送コンベア66で搬送される棒金が
フォトセンサS2に達してオン状態にあったフォトセンサ
S2がオフしたときに搬送コンベア66のモータ73を停止す
れば、棒金を第3の搬送位置A3で停止できる。
また、前記棒金受入口65から搬送コンベア66に受入れ
た棒金の長さを検知することにより、第6図(b)
(c)に示すような棒金の包装の巻き不良を検知する長
さ検知手段101が設けられている。この長さ検知手段101
は、前記フォトセンサS1,と、棒金受渡し部材75の上方
に設けられたセンサ支持片96の下面およびコンベアフレ
ーム69のガイド面部69aの裏面に搬送コンベア66の搬送
方向に沿って配設された投受光器からなる4個のフォト
センサSL1,SL2,SL3,SL4とで構成され、前記フォトセン
サS1から各フォトセンサSL1,SL2,SL3,SL4までの各距離L
1,L2,L3,L4はそれぞれ次のように設定されている。すな
わち、L1は1円、5円、10円の棒金の長さよりわずかに
長く、L2は100円の棒金の長さよりわずかに長く、L3は5
0円の棒金の長さよりわずかに長く、L4は500円の棒金の
長さよりわずかに長くなっている。そして、その各フォ
トセンサSL1,SL2,SL3,SL4とも棒金受渡し部材75が棒金
受入位置に揺動して棒金を搬送する際に棒金受渡し部材
75に形成された窓孔102aを通じて搬送コンベア66で搬送
される棒金の搬送域に検知光を投受光しており、第5図
に示すように、そらの各フォトセンサS1,SL1,SL2,SL3,S
L4からの検知信号は制御手段103に入力される。
そして、制御手段103では、第6図(a)に示すよう
に、搬送コンベア66で搬送さる棒金の先端部をフォトセ
ンサS1が検知してオンからオフに切替わったとき、1
円、5円、10円の棒金を搬送中においてセンサSL1が棒
金の後端部を検知してオフしていれば所定の長さ以上で
あると判定し、100円の棒金を搬送中においてセンサSL2
がオフしていれば所定の長さ以上であると判定し、50円
の棒金を搬送中においてセンサSL3がオフしていれば所
定の長さ以上であると判定し、500円の棒金を搬送中に
おいてセンサSL4がオフしていれば所定の長さ以上であ
ると判定するようになっており、そして、第6図(b)
(c)に示すような包装状態であったために制御手段10
3によって所定の長さ以上であると判定された場合に
は、棒金受渡し部材75等で構成される排除手段106が制
御手段103の制御により作動され、搬送コンベア66上の
棒金が前記受箱20内へ排除されて収納される。
なお、長さ検知手段101は、棒金受渡し部材75が棒金
受止位置にある際に、棒金受渡し部材75に形成された窓
孔102bを通じて搬送コンベア66上に検知光を投受光し、
棒金受入口65から縦搬送部21内に棒金を受入れたことを
検知することができ、この検知に基づいて棒金受渡し部
材75の揺動や搬送コンベア66による搬送を開始するよう
になっている。
次に、前記受箱20は、上面を開口して前記縦搬送部21
から放出される棒金を収納する収納部109が形成され、
この収納部109は搬送コンベア66の各搬送位置A1,A2,A3
に対応して第1、第2および第3の収納位置B1,B2,B3
棒金を軸方向に区分け収納できる前後長さに形成されて
おり、前後側板間に運搬用の取手110が取付けられてい
る。そして、この受箱20は、機体4の前面に引出し可能
とするスライド受台111に上方から着脱できるようにな
っている。このスライド受台111は両側部にガイド片112
が折曲され、この両ガイド片112がシャーシ64に取付け
られた支持枠113,114の前端に回転自在に軸着されたロ
ーラ115上に載るとともに、スライド受台111の両側後端
に回転自在の軸着されたローラ116が支持枠113,114の下
縁部に折曲されたガイド片113a,114a上に載り、そし
て、スライド受台111のガイド片112がローラ115上を転
動するとともに、スライド受台111のローラ116がガイド
片113a,114a上を転動し、スライド受台111の引出しまた
は収納が可能となっている。
また、前記受箱20に収納される棒金の満杯を検知する
満杯検知手段119が設けられている。この満杯検知手段1
19は、各収納位置B1,B2,B3に対応して支持枠113とコン
ベアフレーム68とに投受光器からなるフォトセンサ120,
121,122が設けられ、所定の収納位置に位置している受
箱20に設けられた窓孔123を通じて各収納位置B1,B2,B3
の上部域に検知光を投受光し、そして、その検知光の投
受光域まで棒金が積層されたオン状態にあったフォトセ
ンサ120,121,122がオフ状態に変わることにより満杯を
検知するようになっている。
また、前記棒金リフト18の筒枠35の側部には、縦搬送
部21から放出される棒金を棒金収納投出装置2へ導くシ
ュート125が設けられている。
次に、棒金収納投出装置2,3について第11図ないし第1
5図を参照して簡単に説明する。
まず、硬貨入出金機1に直に並設された棒金収納投出
装置2は、第11図に示すように、硬貨入出金機1のシュ
ート125によって軸方向に送り込まれる棒金を棒金受入
口131を通じて受入れるとともにガイド板132で前方へ転
動させ、シャッタ133の開放によって後述する棒金リフ
ト143に受渡すようにしている。また、ガイド板132の上
方において棒金リフト143から放出される棒金をシュー
ト134が受取って棒金収納投出装置3に導くようにして
いる。
一方、棒金収納投出装置2に並設された棒金収納投出
装置3は、第12図に示すように、棒金収納投出装置2の
シュート134によって軸方向に送り込まれる棒金を棒金
受入口135を通じて受入れるとともにガイド板136で前方
へ転動させ、シャッタ137の開放によって後述する棒金
リフト143に受渡すようにしている。また、ガイド板136
の上方において棒金リフト143から放出され棒金を投出
枠138が受入れ、この投出枠138の上方のシャッタ139に
よって開閉される棒金取出口140を通じて棒金を取出す
ことができるようにしている。
そして、各棒金収納投出装置2,3の内部には、棒金を
金種別に収納する棒金収納カセット141が上下方向に等
間隔を隔てて複数配列されているとともに、各棒金収納
カセット141に対応して棒金収納カセット141への棒金の
収納または取出しを行う棒金収納取出機構142が配設さ
れ、さらに、各棒金収納カセット141の前面域に棒金を
上下方向に搬送する棒金リフト143が配設されている。
前記棒金収納カセット141は、第13図ないし第15図に
示すように、前後方向に長く棒金を上面に載置する底板
145と、この底板145の両側部の側板146と、底板145の前
端部の前面板147と、底板145の後端部の後面板148とか
ら、底板145上に棒金を径方向に一列状態で整列収納で
きる収納部149が形成されている。この棒金収納カセッ
ト141の収納部149の横幅は、棒金の金種毎の軸方向長さ
に対応して設定されており、各金種毎に棒金がスムーズ
に収納または投出できるようにしている。そして、この
棒金収納カセット141は、後端部が支軸150で回動自在に
軸着され後述する上下動機構154によって常時前傾姿勢
で上下動可能に支持されたカセットホルダ151上に着脱
可能に装着される。
前記棒金収納取出機構142は、モータ152の駆動によっ
てカム円板153を偏心回転させてこのカム円板153に連動
するカセットホルダ151の前端部を棒金収納カセット141
と一緒に上下動させる上下動機構154と、棒金収納カセ
ット141の前端部の一対の切欠溝141aに進入可能とする
前端部に棒金を1個のみ載せ得る支持部155が設けられ
ているとともにこの支持部155の後端から下向きに延び
る押上部156が設けられた一対のレバー157と、モータ15
8の駆動によってカム円板159を回転させてこのカム円板
159に連動する一対のレバー157を前後方向に移動させる
レバー移動機構160とを備えている。なお、カセットホ
ルダ151の前端部両側には、後述する棒金リフト143から
棒金を棒金収納カセット141に収納する動作の際、レバ
ー157の後退に連動して棒金収納カセット141の収納部14
9の左右方向位置に対する棒金の軸方向の位置決めを行
う位置決め機構161が設けられている。
前記棒金リフト143は、モータ162で駆動される無端状
のベルト163が上下方向に沿って張設され、このベルト1
63の表面に棒金を載せて搬送する支持片164が棒金収納
カセット141の上下方向間隔と等しい間隔で前記一対の
レバー157の内側間を移動可能に設けられている。
次に、本実施例の作用を説明する。
まず、棒金作成から縦搬送部21への棒金の搬送につい
て説明する。
金種別硬貨収納繰出装置10に収納されている入金硬貨
が硬貨繰出装置13に送り込まれ、この硬貨繰出装置13か
ら硬貨が1枚ずつ硬貨包装装置14へ繰出され、硬貨包装
装置14の硬貨重積部24で硬貨が所定枚数重積されるとと
もに硬貨包装部25で重積硬貨が包装されて棒金が作成さ
れる。
この硬貨包装装置14で作成された棒金は、シュート30
を通じて棒金受渡し機構19に放出され、この棒金受渡し
機構19によって所定の棒金受取位置に位置している棒金
リフト18のバケット17内に1本ずつ受渡される。
棒金がバケット17に収容されると、棒金リフト18が作
動されてバケット17が上方へ移動される。
棒金を収容して上昇するバケット17のローラ48がバケ
ット作動部材60に接触すると、バケット17の棒金受入放
出側がばね47に抗して下降揺動し、バケット17内の棒金
がバケット作動部材60の上側の棒金放出口61および棒金
受入口65を通じて縦搬送部21内へ転動放出される。
次に、縦搬送部21から棒金収納投出装置2,3への棒金
の搬送について説明する。
棒金の受入れを待っている待機状態では、第7図
(a)に示すように、棒金受渡し部材75が棒金受止位置
に揺動配置されている。
そして、棒金リフト18によって搬送されてきた棒金が
棒金受入口62から転動してくると、その棒金を棒金受渡
し部材75の板部80の受止部82で受止める。このように、
棒金受渡し部材75の受止部82で棒金を受止めることによ
り、棒金の軸方向を搬送コンベア66の搬送方向に合わせ
ることができる。
また、棒金受渡し部材75の受止部82で棒金を受止めた
ことを長さ検知手段101によって検知すると、第8図
(a)に示すように、棒金受渡し部材75が棒金受入位置
に揺動され、受止められていた棒金が転動されて搬送コ
ンベア66のベルト72上に載る。このように、棒金受渡し
部材75が棒金受入位置に位置されると、搬送コンベア66
上の棒金は、コンベアフレーム68,69のガイド面部68a,6
9aおよび棒金受渡し部材75で包囲され、搬送コンベア66
からの落下が防止される。
その後、搬送コンベア66が作動されて棒金の搬送が開
始される。このとき、長さ検知手段101によって棒金の
長さが検知される。すなわち、搬送コンベア66で搬送さ
れる棒金の先端部をフォトセンサS1が検知してオンから
オフに切替わったとき、1円、5円、10円の棒金を搬送
中においてセンサSL1が棒金の後端部を検知してオフし
ていれば所定の長さ以上の長さであると判定し、100円
の棒金を搬送中においてセンサSL2がオフしていれば所
定の長さ以上の長さであると判定し、50円の棒金を搬送
中においてセンサSL3がオフしていれば所定の長さ以上
の長さであると判定し、500円の棒金を搬送中において
センサSL4がオフしていれば所定の長さ以上の長さであ
ると判定する。
そして、制御手段103による判定の結果、所定の長さ
以下の棒金であると判定されれば、棒金が第2の搬送位
置A2まで搬送されて搬送コンベア63が停止され、第10図
(a)に示すように、棒金受渡し部材75が棒金放出位置
に揺動され、この棒金受渡し部材75の板部80の放出部82
で棒金がシュート125に放出される。このとき、棒金受
渡し部材75の放出部82で棒金の軸方向を一定に揃えてシ
ュート125に放出するため、シュート125内での棒金詰ま
りを防止することができる。
次に、棒金収納投出装置2,3の棒金収納投出動作につ
いて説明する。
前期縦搬送部21からシュート125を通じて棒金収納投
出装置2内に導かれた棒金は、ガイド板132を通じて棒
金リフト143の支持片164上に載り、その棒金を棒金収納
投出装置2に収納する場合には、棒金リフト143で下方
へ搬送されて対応する金種の棒金収納カセット141へ収
納され、また、棒金収納投出装置3に収納する場合に
は、棒金リフト143によって上方へ搬送されてシュート1
34に放出され、そのシュート134を通じて棒金収納投出
装置3内に導かれ、ガイド板136を通じて棒金リフト143
の支持片164に載り、棒金リフト143で下方へ搬送されて
対応する金種の棒金収納カセット141へ収納される。
そして、棒金リフト143で下方へ搬送される棒金の対
応する金種の棒金収納カセット141への収納は、通常、
第15図(a)に示すように、棒金収納カセット141の前
端部が上昇されるとともにレバー157が後退した状態に
あり、まず、第15図(b)に示すように、対応する金種
の棒金収納カセット141のレバー157が前進され、このレ
バー157の支持部155上に棒金リフト143の支持片164から
棒金を受取り、ついで、第15図(c)に示すように、棒
金収納カセット141の前端部が下降され、ついで、第151
図(d)に示すように、レバー157が後退され、このレ
バー157の押上部156で棒金収納カセット141内に既に収
納されている棒金が後方に押込まれて棒金収納カセット
141の前端部に棒金を収納できる空間が形成され、つい
で、第15図(a)に示すように、棒金収納カセット141
の前端部が上昇されることにより、棒金が棒金収納カセ
ット141の前端部に収納される。
また、別途指示入力される投出指令に基づいて指定金
種の棒金を投出する場合には、まず、第15図(d)に示
すように、対応する金種の棒金収納カセット141の前端
部が下降され、棒金収納カセット141の前端部に収納さ
れている棒金がレバー157の支持部155上に載り、つい
で、第15図(c)に示すように、レバー157が前進さ
れ、このレバー157上の棒金が棒金リフト143の上方へ移
動する支持片164に受取られて上方へ搬送される。その
後、棒金収納カセット141やレバー157は第15図(a)に
示す状態に復帰される。
そして、棒金収納投出装置2から棒金を投出している
場合、棒金リフト143で上方へ搬送される棒金は、棒金
リフト143の上部からシュート134に放出され、このシュ
ート134を通じて棒金収納投出装置3内に送り込まれ、
この棒金収納投出装置3内の棒金リフト143に受取られ
て上方へ搬送される。棒金収納投出装置3の棒金リフト
143で上方へ搬送される棒金(棒金収納投出装置2から
送り込まれた棒金または棒金収納投出装置3内の棒金)
は、棒金リフト143の上部から投出枠138に放出され、シ
ャッタ139が開放された取出口140を通じて取出すことが
できる。
次に、前記縦搬送部21で棒金を搬送する際、制御手段
103によって所定長さ以上であると判定された棒金の排
除動作について説明する。
前述のように、搬送コンベア66が作動されて棒金の搬
送が開始されると、制御手段103の制御により長さ検知
手段101を作動させて棒金の長さが搬送中の棒金の金種
の所定長さ以上であるかどうか検査する。
そして、第6図(b)(c)に示すように、例えば包
装紙29が正常に巻込まれていないために包装完了後に包
装紙29が伸び戻ったり包装紙29がねじれたりして正常な
ものより長くなった棒金である場合には、制御手段103
によって所定の棒金の長さよりも長い棒金であると判定
される。
その判定の結果に基づいて、棒金が第1、第2または
第3の搬送位置A1,A2,A3のいずれかまで搬送されて搬送
コンベア63が停止され、第9図(a)に示すように、棒
金受渡し部材75が棒金放出位置に揺動され、この棒金受
渡し部材75の板部81の放出部83で搬送コンベア66上の棒
金が受箱20に放出される。このとき、棒金受渡し部材75
の放出部83で棒金の軸方向を一定に揃えて受箱20に放出
するため、受箱20内の各収納位置B1,B2,B3に正確に集積
収納させることができる。
このように、巻き不良によって所定長さ以上になって
いる棒金は棒金収納投出装置2,3へ搬送せずに受箱20に
排除することにより、棒金収納投出装置2,3の金種別の
棒金収納カセット141に収納しようとして引っ掛かって
収納することができなかったり、収納できたとしても投
出時に引っ掛かって投出できないという問題の発生を防
止することができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、硬貨包装装置で作成された棒金を搬
送装置で搬送して棒金収納投出装置の金種別の棒金収納
カセットに自動的に収納させることができ、棒金収納な
どの手間がかからずにすみ、また、搬送装置の縦搬送部
において巻き不良で所定長さ以上になっている棒金を検
知し、その棒金を排除手段によって排除して棒金収納投
出装置に搬送しないようにするため、棒金収納投出装置
の棒金収納カセットでの棒金詰まりを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の硬貨包装収納投出機の一実施例を示す
断面図、第2図は搬送装置の斜視図、第3図は縦搬送部
の側面図、第4図はその平面図、第5は制御部のブロッ
ク図、第6図(a)(b)(c)は棒金の側面図、第7
図ないし第10図の各(a)は縦搬送部の動作を説明する
側面図、第7図ないし第10図の各(b)は第7図ないし
第10図の各(a)の各動作に対応した揺動位置検知部の
説明図、第11図および第12図は棒金収納投出装置の側面
方向から見た断面図、第13図および第14図はその平面方
向から見た断面図、第15図(a)(b)(c)(d)は
棒金収納カセットの側面図である。 2,3……棒金収納投出装置、14……硬貨包装装置、16…
…搬送装置、21……縦搬送部、101……長さ検知手段、1
03……制御手段、106……排除手段、141……棒金収納カ
セット。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】硬貨を受入れて所定枚数毎に包装して棒金
    を作成する硬貨包装装置と、 この硬貨包装装置により作成された棒金を金種別の棒金
    収納カセットに収納するとともに、別途指示入力される
    指令に基づき指定金種の棒金を棒金収納カセットから投
    出する棒金収納投出装置と、 前記硬貨包装装置で作成された棒金を受取って棒金収納
    投出装置に搬送する搬送系であって、この搬送系中の少
    なくとも1箇所で棒金を軸方向に搬送する縦搬送部を有
    する搬送装置と、 この搬送装置の縦搬送部において搬送中の棒金の長さを
    検知する長さ検知手段と、 この長さ検知手段の後流位置で前記搬送装置上の棒金を
    搬送位置から排除する排除手段と、 前記長さ検知手段を作動させて棒金の長さが所定の長さ
    以下であるかどうかを検査し、所定の長さ以上のときに
    は前記排除手段を作動させてその棒金を搬送装置から排
    除し前記棒金収納投出装置に搬送しないようにする制御
    手段とを具備したことを特徴とする硬貨包装収納投出
    機。
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