JP2513132B2 - 信号速度変換装置 - Google Patents

信号速度変換装置

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JP2513132B2
JP2513132B2 JP5160539A JP16053993A JP2513132B2 JP 2513132 B2 JP2513132 B2 JP 2513132B2 JP 5160539 A JP5160539 A JP 5160539A JP 16053993 A JP16053993 A JP 16053993A JP 2513132 B2 JP2513132 B2 JP 2513132B2
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signal
signals
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nth
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正敏 溝邉
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Nippon Electric Co Ltd
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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル信号伝送シ
ステムにおいて、非同期の複数の入力データ信号をこれ
らの信号より充分に速い信号速度の複数の出力データ信
号に変換する信号変換装置に関する。ここで、入力デー
タ信号の各ビットに同期したクロックは、例えば、数k
Hzの周波数をもち、出力データ信号の各ビットに同期
したクロックは、例えば、数MHzの周波数をもつ。
【0002】
【従来の技術】ディジタル信号伝送システムにおける信
号速度変換装置は、伝送信号を異なる信号速度に変換す
るためにFIFO(First In First O
ut)メモリやRAM(Random Access
Memory)などを速度変換回路として用いている
(特開平2−128535号公報、特開昭57−241
41号公報)。
【0003】このような信号速度変換装置は、図2に示
すように、非同期の複数の入力データ信号(低速)
1 ,a2 ,…,an にそれぞれ同期したタイミングク
ロック(低速)b1 ,b2 ,…,bn を基に、複数のタ
イミング信号発生回路60−1,60−2,…,60−
nによって複数の速度変換回路30−1,30−2,
…,30−nへの書き込みタイミング信号i1 ,i2
…,in を生成してデータ信号a1 〜an をそれぞれ速
度変換回路30−1〜30−nに書き込み、速度変換後
のクロック(高速)c3 からタイミング信号発生回路5
0Bにて生成した読み出しタイミング信号jによって速
度変換回路30−1〜30−nから出力データ信号(高
速)f1 ,f2 ,…,fn を読み出す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の信号速度変換装
置は、上述したように入力データ信号に同期したクロッ
クによって書き込みタイミング信号を生成するため、非
同期の信号が複数入力される場合に書き込みタイミング
信号をそれぞれ個別に生成する必要がある。そのため、
タイミング信号発生回路60−1〜60−nや速度変換
回路30−1〜30−nを各データ信号a1 〜an に対
して個別に持たなくてはならない。
【0005】さらに、FIFOなどの速度変換回路では
入力データの位相と出力データの位相が固定でないた
め、データの読み誤りを起こさないように書き込み側と
読み込み側の位相を管理する必要がある。これらの理由
により、非同期の複数の入力データ信号を変換するため
には大規模な回路が必要になる。
【0006】従って、本発明の課題は、回路規模を縮小
できる信号変換装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、同一の
入力信号速度を有する非同期の第1乃至第nの(nは2
以上の整数)の入力データ信号を、これらの信号より高
い同一の出力信号速度を有する第1乃至第nの出力デー
タ信号にそれぞれ変換する信号速度変換装置において、
前記第1乃至前記第nの入力データ信号をこれらの信号
のクロックの周波数よりも高い周波数のクロックで共通
にサンプリングし、第1乃至第nのサンプリングされた
信号をそれぞれ出力するサンプリング回路と、前記第1
乃至前記第nの入力データ信号のクロックから前記第1
乃至前記第nの入力データ信号の周期的なデータ変化点
を判定し、これらデータ変化点を示す変化点タイミング
情報を出力する位相判定回路と、前記変化点タイミング
情報にて示された前記データ変化点の以外の点を示す、
前記第1乃至前記第nの入力データ信号の周期と同じ周
期の位相揃えタイミング信号を発生するタイミング信号
発生回路と、前記位相揃えタイミング信号を基準にし
て、前記第1乃至前記第nのサンプリングされた信号の
位相を揃え、第1乃至第nの位相の揃えられた信号をそ
れぞれ出力する位相揃え回路と、前記第1乃至前記第n
の位相の揃えられた信号を共通の速度変換タイミング信
号で速度変換し、前記第1乃至前記第nの出力データ信
号を出力する速度変換回路とを、有することを特徴とす
る信号速度変換装置が得られる。
【0008】更に本発明によれば、前記サンプリング回
路は、前記第1乃至前記第nの出力データ信号のクロッ
クの周波数に等しい周波数のクロックで共通にサンプリ
ングし、前記第1乃至前記第nのサンプリングされた信
号をそれぞれ出力するものであることを特徴とする信号
速度変換装置が得られる。
【0009】又本発明によれば、前記タイミング信号発
生回路は、前記第1乃至前記第nの出力データ信号のク
ロックの周波数に等しい周波数のクロックを供給され、
前記速度変換タイミング信号をも発生し、前記速度変換
回路に送出することを特徴とする信号速度変換装置が得
られる。
【0010】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0011】図1を参照すると、本発明の一実施例によ
る信号速度変換装置は、同一の入力信号速度を有する非
同期の第1乃至第nの入力データ信号a1 〜an を、こ
れらの信号より高い同一の出力信号速度を有する第1乃
至第nの出力データ信号f1〜fn にそれぞれ変換す
る。本信号速度変換装置は、第1乃至第nの入力データ
信号a1 〜an をこれらの信号のクロックの周波数より
も高い周波数のクロックc1 で共通にサンプリングし、
第1乃至第nのサンプリングされた信号d1 〜dn をそ
れぞれ出力するサンプリング回路10を有する。
【0012】位相判定回路40は、第1乃至第nの入力
データ信号a1 〜an のクロックから第1乃至第nの入
力データ信号a1 〜an の周期的なデータ変化点(ビッ
トとビットとの間の点)を判定し、これらデータ変化点
を示す変化点タイミング情報gを出力する。タイミング
信号発生回路50Aは、変化点タイミング情報gにて示
された前記データ変化点の以外の点を示す。第1乃至第
nの入力データ信号a1 〜an の周期と同じ周期の位相
揃えタイミング信号hを発生する。
【0013】図3に第1乃至第nの入力データ信号a1
〜an と位相揃えタイミング信号hを示す。位相揃えタ
イミング信号h1 は入力データ信号an のデータ変化点
に一致しており、位相揃えタイミング信号h2 はどの入
力データ信号a1 〜an のデータ変化点にも一致してい
ない。従って、タイミング信号発生回路50Aは、位相
揃えタイミング信号hとして、位相揃えタイミング信号
2 を出力する。
【0014】図1において、位相揃え回路20は、位相
揃えタイミング信号hを基準にして、第1乃至第nのサ
ンプリングされた信号d1 〜dn の位相を揃え、第1乃
至第nの位相の揃えられた信号e1 〜en をそれぞれ出
力する。速度変換回路30は、第1乃至第nの位相の揃
えられて信号e1 〜en を共通の速度変換タイミング信
号(書き込みタイミング信号i及び読み出しタイミング
信号j)で速度変換し、第1乃至第nの出力データ信号
1 〜fn を出力する。
【0015】尚、サンプリング回路10は、第1乃至第
nの出力データ信号f1 〜fn のクロックの周波数に等
しい周波数のクロックc1 で共通にサンプリングし、第
1乃至第nのサンプリングされた信号d1 〜dn をそれ
ぞれ出力する。又、タイミング信号発生回路50Aは、
第1乃至第nの出力データ信号f1 〜fn のクロックc
1 の周波数に等しい周波数のクロックc2 を供給され、
前述の速度変換タイミング信号i及びjをも発生し、速
度変換回路30に送出する。
【0016】次に図1の信号速度変換装置の動作を説明
する。
【0017】互いに非同期な入力データ信号a1 〜an
をサンプリング回路10でこれらのデータに対して十分
に高速な速度変換後のクロックc1 でサンプリングす
る。このサンプリングを行った後のデータ信号d1 〜d
n を位相揃え回路20に入力し、サンプリングしたもの
と同じクロックc2 を用いたタイミング信号発生回路5
0Aで作成した、データ信号と同じ周期の抜き取りパル
ス(これは位相揃えタイミング信号に対応する)hで抜
き取ることにより、複数のデータ信号の位相がすべて揃
う。このとき、抜き取りパルスhが図3のh1 のように
データ信号の変化点に当たるとデータの読み誤りを起こ
すため、入力データと同位相のタイミングクロックd1
〜dn を位相判定回路40に入力し、各データ信号a1
〜an の変化点タイミング情報gをタイミング信号発生
回路50Aに送る事により、図3のh2 のように信号変
化点を避けた位置に抜き取りパルスを発生させる。位相
の揃ったデータ信号e1 〜en は速度変換回路30に入
力され、タイミング信号発生回路50Aからの書き込み
タイミング信号iと読み出しタイミング信号jによって
速度変換され、高速なデータ信号f1 〜fn となる。
【0018】このように本実施例では、変換後の信号速
度が入力データの信号速度に対して充分に速いことを前
提として、入力データ信号を速度変換後のクロックでサ
ンプリングし、変換回路の前後を同じクロックで動作さ
せることで位相管理を不要にし、さらに入力データと同
じ周期の位相揃えタイミング信号を基準にして複数の信
号の位相を揃え、同一の速度変換回路を用いるようにし
て回路規模の縮小を図っている。
【0019】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明の信号
速度変換装置を用いれば、非同期の複数のデータ信号の
位相を揃えて速度変換回路に入力するため、同一のタイ
ミング信号発生回路や速度変換回路を用いることができ
る。
【0020】また、速度変換回路への書き込みと読み出
しを同じタイミング発生回路で制御しているので、読み
誤りの可能性もなく、位相管理回路が不要になるなど回
路規模が大幅に縮小できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による信号速度変換回路のブ
ロック図。
【図2】従来の信号速度変換回路のブロック図。
【図3】図1の動作を説明するための図。
【符号の説明】
10 サンプリング回路 20 位相揃え回路 30 速度変換回路 40 位相判定回路 50A タイミング信号発生回路 30−1〜30−n 速度変換回路 50B タイミング信号発生回路 60−1〜60−N タイミング信号発生回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一の入力信号速度を有する非同期の第
    1乃至第nの(nは2以上の整数)の入力データ信号
    を、これらの信号より高い同一の出力信号速度を有する
    第1乃至第nの出力データ信号にそれぞれ変換する信号
    速度変換装置において、 前記第1乃至前記第nの入力データ信号をこれらの信号
    のクロックの周波数よりも高い周波数のクロックで共通
    にサンプリングし、第1乃至第nのサンプリングされた
    信号をそれぞれ出力するサンプリング回路と、 前記第1乃至前記第nの入力データ信号のクロックから
    前記第1乃至前記第nの入力データ信号の周期的なデー
    タ変化点を判定し、これらデータ変化点を示す変化点タ
    イミング情報を出力する位相判定回路と、 前記変化点タイミング情報にて示された前記データ変化
    点の以外の点を示す、前記第1乃至前記第nの入力デー
    タ信号の周期と同じ周期の位相揃えタイミング信号を発
    生するタイミング信号発生回路と、 前記位相揃えタイミング信号を基準にして、前記第1乃
    至前記第nのサンプリングされた信号の位相を揃え、第
    1乃至第nの位相の揃えられた信号をそれぞれ出力する
    位相揃え回路と、 前記第1乃至前記第nの位相の揃えられた信号を共通の
    速度変換タイミング信号で速度変換し、前記第1乃至前
    記第nの出力データ信号を出力する速度変換回路とを、
    有することを特徴とする信号速度変換装置。
  2. 【請求項2】 前記サンプリング回路は、前記第1乃至
    前記第nの出力データ信号のクロックの周波数に等しい
    周波数のクロックで共通にサンプリングし、前記第1乃
    至前記第nのサンプリングされた信号をそれぞれ出力す
    るものであることを特徴とする請求項1に記載の信号速
    度変換装置。
  3. 【請求項3】 前記タイミング信号発生回路は、前記第
    1乃至前記第nの出力データ信号のクロックの周波数に
    等しい周波数のクロックを供給され、前記速度変換タイ
    ミング信号をも発生し、前記速度変換回路に送出するこ
    とを特徴とする請求項2に記載の信号速度変換装置。
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