JP2512080Y2 - テレビモ―ドを持つカメラ - Google Patents

テレビモ―ドを持つカメラ

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JP2512080Y2
JP2512080Y2 JP1990061251U JP6125190U JP2512080Y2 JP 2512080 Y2 JP2512080 Y2 JP 2512080Y2 JP 1990061251 U JP1990061251 U JP 1990061251U JP 6125190 U JP6125190 U JP 6125190U JP 2512080 Y2 JP2512080 Y2 JP 2512080Y2
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shutter
step motor
exposure
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純一 篠原
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    • G03B7/08Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
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    • G03B7/097Digital circuits for control of both exposure time and aperture
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
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    • G03B15/003Apparatus for photographing CRT-screens

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Projection-Type Copiers In General (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)
  • Shutters For Cameras (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、テレビモードを持つカメラに関し、より詳
細には、通常の被写体を撮影する通常モードを持つ他、
テレビ画面を撮影するのに適するテレビモードを持ち、
両モードを選択的に切り換え得るようにしたテレビモー
ドを持つカメラに関するものである。
〔従来の技術〕
テレビのブラウン管の表示面に表示される映像は、26
2.5本の走査線で分割して像を作り、1/60秒で1回目が
走査され、2回目の走査時に1回目の走査線の間を262.
5本の走査線で走査し、合計525本の走査線で、且つ1/30
秒の走査時間で1枚の画面となる飛越走査方式により画
像形成される。
このような飛越走査方式のTV画像を写真に撮ろうとす
る場合、シャッタ速度を全TV画面の1回目の走査の終る
1/60秒か、2回目の走査の終る1/30秒、またはその整数
倍にして、露出をかけないと、画面の中央に欠落した部
分ができたり、走査線が重なって部分的に明るい帯がで
きたりしてしまう。
ところが、プログラムAE方式のレンズシャッタを搭載
したコンパクトカメラなどでTV画面を撮影しようとする
と、TV画面の輝度変化によって、シャッタ速度と絞りが
シフトしてしまうため、TV画面が明るいときには、シャ
ッタ速度が速くなってしまい、TV画面を適切に撮影でき
ないという不都合が生じる。
そこで、TV画面の撮影モードに、モードを切り換える
機能を有するカメラも市販されている。
このカメラは、モード切換スイッチをTV画面撮影モー
ドに切り換えると、TV画面の撮影に適した秒時に設定さ
れるようになっている。
また、特開昭60-254027号公報には、レンズ開口を形
成するセクター、およびこのセクターの開放と閉鎖を行
う正逆転可能なステップモータを備え、露光量に対応し
たステップ駆動数と補間量をデータとし、露光量をアド
レスに従って格納するモータ制御データ格納手段、ステ
ップ駆動パルスとクロックパルスを発生するパルス発生
回路手段、セクター開口以前および前記ステップモータ
の反転以前にステップ駆動数をプリセットされて前記パ
ルス発生手段からのステップ駆動パルスによりダウント
カウントされる第1のカウンタ手段、この第1のカウン
タ手段がカウントアップされる以前に補間量データをプ
リセットされ、グロックパルスによりダウンカウントさ
れる第2のカウンタ手段、この第2のカウンタ手段がカ
ウントアップされた時点を検出して前記モータを逆転さ
せる反転駆動手段、および前記パルス発生回路からのパ
ルスにより前記モータを駆動するモータ駆動手段を備え
た制御部からなるプログラムシャッタの制御回路につい
ての提案がなされている。
従来、TV画面の撮影をする場合、フォーカルプレーン
シャッタを使用したカメラでは、シャッタ速度を固定
し、測光情報に基づく露光演算処理結果をレンズの絞り
に反映させて制御をしている。
また、従来の複数枚の絞り羽根を持った絞り兼用のシ
ャッタをステップモータによって駆動するカメラでは、
第6図に示すようにステップ単位でステップモータを駆
動して、シャッタの開閉制御をして通常の撮影を行って
いる。
第6図(a)は、この場合の時間(t)対絞り(F)
の開口波形図であり、第6図(b)〜第6図(o)は、
それに対応するタイムチャートである。
このうち、第6図(b)〜第6図(h)は、絞り
2″の場合であり、ステップモータには、第6図
(d)〜第6図(g)に示すように、二相励磁によりA
相、B相、相、相に順次正転方向に各相が励磁され
るようにパルスが入力され、これによりステップモータ
がステップ駆動され、第6図(a)に示すように、時点
00でA相の励磁により、第6図(b)に示すようにセ
クタを構成する2枚のシャッタ羽根が開き始め、トリガ
スイッチがオンとなる。
続いて、ステップモータのB相、相、相の各相の
巻線が励磁されるごとに時点t01〜t03を経過して、ス
テップモータは順次ステップ駆動されて2枚のシャッタ
羽根の開口面積を広げて行き、B相の励磁過程中におい
て、時点t05に達すると、絞りf2″の開口となり、第
6図(c)に示すように、逆転信号(REW)が出力さ
れ、ステップモータが逆転され、シャッタが完全に閉鎖
された後停止する。かくして、第6図(h)に示すよう
に、ステップモータは、正転、逆転、停止という動作を
実行する。
また、第6図(i)〜第6図(o)は、絞りf3″の
場合のタイムチャートであり、上記絞りf2″よりも被
写体の輝度が明るく、シャッタ(絞り)の開口面積が小
さくなる場合を示している。
この場合も、2相励磁のステップモータの各相の励磁
順序は、上記と同様であり、第6図(k)〜第6図
(n)に示すように、A相、B相、相、相にステッ
プモータが正転するように駆動され、時点t00でシャッ
タ羽根が開くと同時に、第6図(i)に示すように、ト
リガスイッチがオンとなる。
2枚のシャッタ羽根の開く過程で、時点t03とt04
間にさしかかると、絞りf3″となり、相の励磁によ
るステップモータの駆動過程中に、ステップモータの逆
転指令(REW)が出され、第6図(o)に示すように、
ステップモータが逆転し、シャッタ羽根を閉じてから所
定量逆転駆動された後、ステップモータは停止する。か
くして、絞りf3″に対応する露光量が得られる。
第6図(a)に示すように、絞りf1″(最大絞り
で、被写体が最も暗い場合)から絞りf4″(最小絞り
で、被写体が最も明るい場合)の露光時間t1″〜t4
と露光量EVとの関係は、次のようになる。
1″=t13−t042″=t12−t033″=t11−t024″=t10−t011″>t2″>t3″>t4″ ……(1) f1″>f2″>f3″>f4″ ……(2) Evn″=(tn″/2)×fn″ ……(3) (1)、(2)式より Ev1″>Ev2″>Ev3″>Ev4″ となり、従って、トリガ信号がオンとなって、シャッタ
羽根が開き始めてから中央処理装置(図示せず)がカウ
ントを開始して、AE情報に基づき、ステップモータを逆
転させて、露光量Ev″を与えるようになっている。
第7図(a)は、この通常撮影モードと同一駆動方式
によって、TVモードを実行した場合の時間(t)対絞り
値(F)の開口波形図である。この場合、第7図(b)
に示すトリガスイッチオン時から3ステップ、すなわ
ち、絞りf3から絞りf1で全開する例であり、TV画面の
撮影時には、EV値を変えられるのは3段階になってい
る。
第7図(b)〜第7図(h)は、絞りf1(全開)の
場合であり、2相励磁によるステップモータを第6図の
場合と同様に、A相、B相、相、相を第7図(d)
〜第7図(g)に示すように順次励磁する。
第7図(d)のように、A相の励磁時(時点t04)で
シャッタ羽根が開き始めると同時に、第7図(b)に示
すように、トリガスイッチがオンとなって、時点t03
02と順次経過するにつれて、絞りがf3からf2方向に
開いて行き、絞りf2を通り過ぎ、時点t15の時点で第
7図(g)に示す相の励磁過程で開放絞りf1になる
と、第7図(h)に示すように、ステップモータが停止
し、絞りf1に対応する秒時間(t14−t15間)絞りf1
の開口を維持し、時点t14で第7図(c)、第7図
(h)に示すように、ステップモータが逆転し、シャッ
タが閉じる。
また、第7図(i)〜第7図(o)に示す絞りf
3(最小開口)の場合には、A相の励磁過程の時点t04
でシャッタ羽根が開き始め、第7図(i)に示すよう
に、トリガスイッチがオンとなる。
続いてB相、相…とステップモータが励磁され、時
点t03を経過して時点t02になり、相の励磁過程に入
ると同時に第7図(o)に示すように、ステップモータ
が停止し、絞りf3の開口を維持する。
次いで、時点t14になると、第7図(o)に示すよう
に、ステップモータが逆転して上記とは逆方向に励磁さ
れ、シャッタが閉じ、第7図(i)に示すように、トリ
ガ信号がオフとなる。
この第7図に示す場合のTV画面の撮影時間tTvは、 tTv=t11−t01=t12−t02=t13−t03、 絞りFは、 f1>f2>f3、 Ev値は、 Evn=(fn/2)×tTv となり、従って、 Ev1>Ev2>Ev3 ……(a) となる。
この第7図(a)〜第7図(o)からも明らかなよう
に、TV画面の撮影時には、EV値を変えられるのは3段
階、すなわち、第7図(a)に示すように、絞りf3,
f2,f1の場合のみである。
一方、特開昭61-47935号公報には、シャッタの開口時
点から被写体輝度に反比例した時間の経過後に駆動パル
スの位相を強制的に反転させステップモータの回動方向
を強制的に切り換え、実時間処理により露光量を制御す
るプログラムシャッタに関する記載がなされている。
第8図は、この公報に示されたプログラムシャッタの
ブロック図であり、この第8図により、従来のプログラ
ムシャッタについて説明する。
この第8図において、電源スイッチ(図示せず)をオ
ンにした後、レリーズボタンを第1段押し下げ位置まで
押圧すると、測光スイッチ11がオンとなり、被写体輝度
測定回路1が作動し、受光素子1aで検出した被写体輝度
に比例した電流信号を対数圧縮して、輝度信号を露光量
制御回路2の差動増幅器2aに出力する。
差動増幅器2aには、パトローネのフィルム感度検出部
やマニアルスイッチ3などの情報をA/D(アナログ/デ
イジタル)変換器4でアペックス変換した信号も入力さ
れている。
従って、差動増幅器2aは、アペックス変換した信号を
基準値として、輝度信号との偏差をとり、その偏差の結
果を増幅器2bを通して対数伸張回路2cに出力するととも
に、コンパレータ14に出力する。
コンパレータ14で差動増幅器2aの出力と設定値Vref3
とを比較し、差動増幅器2aの出力が設定値Vref3以下で
あれば、輝度不足による手振れが生じるおそれがあると
して警告を出力する。
また、低輝度警告のないときには、レリーズボタンを
2段押しして、レリーズスイッチ12をオンすると、増幅
器2bで増幅された差動増幅器2aの出力は、対数伸張回路
2cで1次関数に変換され、タイマー2dに入力されると同
時に、タイミング制御回路10からセクタ開放信号をステ
ップモータ駆動パルス発生回路5のパルス列発生器5bに
出力する。
これにより、ステップモータ駆動パルス発生回路5が
作動を開始して、基準クロック発生器5aからの基準クロ
ックに基づき、パルスモータ51を正転させるためのパル
ス列をステップモータ駆動回路6に出力する。このステ
ップモータ駆動回路6の出力は、モータドライバ7に加
えられ、モータドライバ7により、第1、第2の励磁コ
イルL1、L2に励磁電流を供給し、パルスモータ51を正転
させ、セクタを開放させる。
このようにして、ステップモータ51が正方向に回転を
続けて、セクタを開放していく過程で、露光量制御回路
2における作動増幅器2aでフィルム感度と被写体輝度と
のアペックス演算を行って、両者の差分に相当する時間
が経過すると、タイマー2dから逆転信号がステップモー
タ駆動回路6に出力する。これにより、ステップモータ
駆動回路6が逆転して、パルスの移動方向が切り換えら
れ、ステップモードドライバ7により、ステップモータ
51がステップ間の移動中にもかかわらず、強制的に逆転
され、セクタの回転方向を逆転させて光路を閉鎖し、被
写体輝度に最適な露光を終了する。
また、コンパレータ14において、差動増幅器2aの出力
と設定値Vref3との比較の結果、輝度不足となって、低
輝度警告が出されたとき、フラッシュモードスイッチ
(図示せず)を操作して、フラッシュモードを選択する
と、レリーズボタンの第2段押しにより、タイミング制
御回路10からセクター開放信号がステップモータパルス
発生回路5のパルス列発生器5bに出力される。
これにともない、上記と同様にして、パルス列発生器
5bから正方向パルスをステップモータ駆動回路6に出力
し、モータドライバ7により、ステップモータ51を正方
向に回転させ、セクタを開放する。
これと同時に、ストロボオン信号と低輝度信号の少な
くとも一方がストロボトリガ発生回路8の差動増幅器8a
に加えられ、差動増幅器8aがA/D変換器4からのフィル
ム感度データのアペックス変換した信号と被写体距離検
出器9からのアペックス変換データとの偏差を算出し
て、増幅器8bで増幅した後、対数伸張回路8cに出力す
る。
この対数伸張回路8cで増幅器8bの出力を直線信号に変
換して、タイマー8dに加える。
タイマー8dは、この対数伸張回路8cの出力と基準信号
Vref2と比較して、その差に相当する時間の経過後にス
トロボトリガがタイマー8dから出力されて、ストロボ装
置を発光させる。
このストロボ光を受けて、被写体輝度測定回路1の信
号のレベルが急激に上昇するため、露光量制御回路2の
タイマー2dから信号が出力して、モータドライバ7に加
えられるステップモータ駆動回路6からのパルスを強制
的に逆転させて、セクタを閉鎖させる。
なお、13は、セルフタイマースイッチ、13aはこのセ
ルフタイマースイッチ13によりカウントを開始し、所定
時間後にスタート信号を出力するセルフタイマー回路、
15は差動増幅器8aの出力と設定値Vref4とを比較して、
差動増幅器8aの出力が設定値Vref4以下になると、スト
ロボ撮影不能警告を出すコンパレータである。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記したTV画面の撮影モードに切り換える機能を有す
るカメラにおいては、TV画面の撮影を行うためのTVモー
ド設定時に、シャッタ速度だけは、TV画面の撮影に適す
る値に設定されるようになってはいるものの、フィルム
のISO情報、測光情報に関係なく、一定の露光値となっ
てしまい、TV画面の輝度に対しては対応せず、露出オー
バーや露出アンダーの写真が撮影される場合があるとい
う問題点があった。
また、上記特開昭60-254027号公報にて提案されたプ
ログラムシャッタの制御回路の場合には、絞りとシャッ
タの比例関係の制御しかできず、従って、TV画面の撮影
をしようとすると、ISO情報、測光情報を無視した一定
露光量でしか制御できず、上記カメラと同様に、適正な
露光量でTV画面の撮影をできない場合があるという問題
点があった。
また、上記フォーカルプレーンシャッタを使用したカ
メラの場合には、シャッタと絞りをそれぞれ独立した制
御をしなければならないし、構造的にも複雑になり、コ
スト的に高くなってしまうという問題点があった。
また、複数枚の絞り羽根を持った絞り兼用シャッタの
場合には、トリガスイッチオンから3ステップで全開す
るものであり、通常撮影時のシャッタの開き始めから全
開までのステップ数を多くなるように設計しないと、露
出制御に対する量子化誤差が大きくなり、露出のバラツ
キが大きくなってしまう。ところが、ステップ数を多く
するためには、ステップモータの回転を速くしなければ
ならないが、ステップモータを高速回転にするほど、ス
テップモータは、低トルクになってしまうという特性を
有しており、従って、メカニカル部分の設計に制約が多
くなるという問題点があった。
さらに、上記特開昭61-47935号公報に記載されたプロ
グラムシャッタの場合には、TV撮影に適するシャッタ秒
時を選択すると必然的に絞りの値が決まってしまい、フ
ィルム感度情報や測光情報を無視して、一定露光量(EV
値)でしか制御することができず、上記カメラと同様
に、適切な露光値でTV画面の撮影をできない場合があっ
た。
本考案は、上述の事情に鑑みてなされたもので、その
第1の目的は、メカニカルの部品点数を増すことなく、
TV画面の撮影に適したシャッタ速度が優先的に設定され
ると共に、測光情報およびフィルム感度情報を考慮した
演算結果に基づいた適正露光値でTV画面の撮影ができ、
良質な写真を撮ることのできるテレビモードを持つカメ
ラを提供することにある。
また、本考案の第2の目的は、上記第1の目的に加え
て、よりきめの細かい露光値が得られ、露出精度の高い
良質なTV画面の写真が得られるテレビモードを持つカメ
ラを提供することにある。
また、本考案の第3の目的とするところは、フィルム
感度情報および測光情報も露光量に反映できるととも
に、通常撮影とテレビ画面の撮影に応じてステップモー
タの駆動方式を変えて、TV画面の撮影時に、TV画面の明
るさに応じて、TV画面の撮影用のシャッタ速度を固定し
ながら、測光情報からの演算結果に基づいた適正露光値
で、TV画面が撮影でき、良好な写真を撮ることのできる
テレビモードを持つカメラを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1に記載の考案は、上記第1の目的を達成する
ために、複数枚の絞り羽根兼用のシャッタ羽根をステッ
プモータの正逆転により開閉するシャッタユニットと、
被写体の測光を行う測光手段と、テレビ画面を撮影する
ときのテレビモードと通常の撮影を行うときの通常モー
ドとを選択的に切り換えるモード切換手段と、上記シャ
ッタ羽根の開口に同期して開信号を出力し、かつ上記シ
ャッタ羽根の閉鎖に同期して閉信号を出力するトリガス
イッチと、上記モード切換手段で通常撮影モードが選択
されているときは、上記測光手段で得られた測光情報に
より露光量を演算し、その演算した露光量を、上記トリ
ガスイッチの開信号発生時点から上記ステップモータの
逆転時点までの秒時に変換して上記シャッタユニットを
プログラム露出制御し、一方、上記テレビモードが選択
されているときは、上記測光手段で得られた測光情報に
より演算して、露光量を上記トリガスイッチの開信号発
生時点から上記ステップモータが停止するまでのその駆
動ステップ数に変換するとともに上記開信号発生時点か
らステップモータの逆転時点までの秒時をテレビ画面の
撮影に適した秒時に設定して上記シャッタユニットにシ
ャッタの開閉を行わせる演算装置とを具備したことを特
徴としたものである。
また、請求項2に記載の考案は、上記第2の目的を達
成するために、上記演算装置は、上記テレビモード選択
時に上記トリガスイッチの開信号発生時点から上記ステ
ップモータの逆転開始時点までの上記駆動ステップ数に
対応した反転秒時を設定することを特徴としたものであ
る。
また、請求項3に記載の考案は、上記第3の目的を達
成させるため、複数枚の絞り羽根兼用のシャッタ羽根を
ステップモータの正逆転により開閉するシャッタユニッ
トと、被写体の測光を行う測光手段と、テレビ画面を撮
影するときのテレビモードと通常の撮影を行うときの通
常モードとを外部操作により切り換えるモード切換手段
と、上記シャッタ羽根の開口に同期して開信号を出力し
且つ上記シャッタ羽根の閉鎖に同期して閉信号を出力す
るトリガスイッチと、上記モード切換手段で通常撮影モ
ードが選択されているときは、上記測光手段で得られた
測光情報により演算して露光量に応じた、上記トリガス
イッチの開信号発生時点から上記ステップモータの逆転
時点までの秒時に変換して上記シャッタユニットを露出
制御し、また、テレビモードが選択されているときは上
記測光手段で得られた測光情報により演算して露光量
を、上記トリガスイッチの開信号発生時点からのモータ
ステップ数に変換し且つ上記ステップモータの逆転時点
までの秒時に変換すると共に上記ステップモータのステ
ップ角を減少させるように上記ステップモータの励磁状
態を変えて上記シャッタユニットを露出制御する演算手
段とを具備したことを特徴としたものである。
〔作用〕
上記のように構成された請求項1に記載のテレビモー
ドを持つカメラにおいては、通常の被写体の撮影をしよ
うとするときには、モード切換手段を通常の撮影モード
に切り換える。すると、測光手段により被写体の測光を
行い、演算装置によりその測光情報に基づいた露光量を
演算し、その露光量をトリガスイッチの開信号発生時点
からステップモータの反転時点までの秒時に変換して、
シャッタユニットをプログラム露出制御して、シャッタ
の開閉を行う。
また、テレビ画面を被写体とした撮影を行おうとする
ときには、モード切換手段をテレビモードに切り換え
る。すると、測光手段によりテレビ画面の測光を行い、
演算装置でその測光情報により露光量を演算し、その露
光量をトリガスイッチの開信号発生時点からステップモ
ータが停止するまでのステップ数に変換するとともにス
テップモータの反転までの秒時をテレビ画面の撮影に適
した秒時に設定してシャッタユニットを制御して、シャ
ッタの開閉を行う。つまり、TV画面撮影に適したシャッ
タ速度優先で絞り制御を行うことによって、テレビ画面
を適正露出で撮影する。
また、上記のように構成された請求項2に記載のテレ
ビモードを持つカメラは、モード切換手段を通常モード
に切り換えると、上記した通常の撮影時と同様の作用を
なし、またモード切換手段をテレビモードに切り換える
と、演算装置はトリガスイッチの開信号発生時点からス
テップモータの逆転開始時点までのステップモータのス
テップ数に対応した秒時を設定する。その設定した秒時
でシャッタユニットの開閉を行うことで、テレビ画面の
撮影が適正露出で行われる。
上記のように構成された請求項3に記載のテレビモー
ドを持つカメラにおいては、通常の撮影時には、モード
切換手段を通常の撮影モードに切り換え、測光手段によ
り被写体の測光を行い、演算手段でその測光情報により
露光量を演算してその露光量に応じた、トリガスイッチ
からの開信号出力時点からステップモータが逆転するま
での秒時に変換して、シャッタユニットをプログラム自
動露出制御して、シャッタの開閉を行う。
また、テレビ画面の撮影を行うときには、モード切換
手段をテレビ画面の撮影モードに切り換えてシャッタ速
度をテレビ画面撮影用の一定秒時に固定するとともに、
ステップモータの励磁状態を変えて、ステップモータの
駆動ステップ角を減少させることにより、露光量に応じ
て絞りのみを微妙に変え、シャッタ速度を優先した絞り
制御で露出をきめ細く行うようにしている。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて具体的に
説明する。
第1図は、この考案に係るテレビモードを持つカメラ
の一実施例の全体の構成を示すブロック図である。
第1図において、21はシャッタユニットであり、図示
しないカメラ本体の上面などの所定位置に配置されたレ
リーズボタンを1段押し(半押し)すると、第1のレリ
ーズスイッチがオンとなって測距および測光の開始状態
となり、レリーズボタンを2段押し(全押し)すると、
第2のレリーズスイッチがオンとなって後述するシャッ
タが開口されるようになっている。
第1、第2レリーズスイッチのオン,オフ状態に応じ
たそれぞれの出力は、演算装置としての中央処理装置22
(以下「CPU」という)に出力するようになっている。
このCPU22は、上記カメラに内蔵されている。
このCPU22には、モード切換手段としてのTVモードス
イッチ23が接続されている。このTVモードスイッチ23
は、TV画面の撮影時と通常の被写体の撮影時とに応じ
て、切換操作して、TVモードを設定(選択)したり、通
常モードを設定したりするスイッチである。
このTVモードスイッチ23により設定されたTVモードお
よび通常モードに応じた信号は、CPU22に入力されるよ
うになっている。
例えば、このTVモードスイッチ23がTVモードに設定さ
れたとき、CPU22により、シャッタユニット21は、シャ
ッタ速度(秒時)をTV画面の撮影に好適なように、例え
ば1/30秒の秒時に設定されるようになっているととも
に、その秒時が表示ユニット24に表示されるようになっ
ている。この表示ユニット24は、上記カメラの上面な
ど、撮影者が見易い位置に配置されている。
さらに、上記レリーズボタンの1段押しにより第1の
レリーズスイッチがオンすると同時に、CPU22は、AF
(オートフォーカス)ユニット26に測距動作の開始を指
令して、被写体とフィルム露光面までの測距を行わせる
ようになっている。このAFユニット26の測距情報もCPU2
2に入力されるようになっている。
このAFユニット26による測距動作と併行して、測光ユ
ニット27もCPU22に指令されて作動を開始して、被写体
の測光を行って、測光情報をCPU22に送出するようにな
っている。
28は、CASコード検出部であり、例えばフィルムの表
面に表示されたISO情報などを読み取り、CPU22にそのフ
ィルム感度情報などを入力するようになっている。
また、CPU22の制御により、給送ユニット29を制御
し、フィルムの1駒送り、巻戻し等を自動的に行うよう
になっている。この給送ユニット29は、レリーズボタン
の2段押しにより、第2のレリーズスイッチがオンにな
って、シャッタが開閉作動し、フィルムの露光が終了す
るとほぼ同時に、給送モータ(図示せず)が駆動され、
フィルムの1駒分が給送、すなわち、巻き取られ、次の
1駒分の撮影に備えるようになっている。
第2図は、上記シャッタユニット21におけるシャッタ
機構の構成を示す斜視図である。
この第2図において、31は開口部で、撮影レンズの光
軸と同軸上に位置しており、撮影レンズを透過した被写
体からの反射光をフィルムの露光面に導くためのもので
ある。
この開口部31は、それぞれセクタを構成する2枚の絞
りを兼用するシャッタ羽根32a,32bの開度に応じて開口
面積が変わるようになっている。この2枚のシャッタ羽
根32a,32bの基部は、視点部32c,32dで枢支され、この支
点部32c,32dを支点にして回動することにより、上記開
口部31の開口面積を変えるようになっている。
この2枚のシャッタ羽根32a,32bの支点部32c,32dの内
側近傍には、2枚のシャッタ羽根32a,32bを回動させる
ための長孔32e,32fが形成されている。この長孔32e,32f
内にレバー33の駆動ピン33aが挿入されている。
レバー33は、ベルクランク状に形成され、その一方の
短い方のアームの下面に上記駆動ピン33aが突設されて
おり、そしてレバー33の他方の長い方のアームが柄部33
bとされ、この柄部33bの先端の側面に駆動ギヤ34のピン
34aが係合するようになっている。このピン34aは、駆動
ギヤ34上に、その中心より離れた位置に植設されてお
り、この駆動ギヤ34は、ステップモータ36により回転さ
れるようになっている。
すなわち、上記CPU22により図示しないパルス発生器
で生成したクロックパルスをCPU22内の制御回路でパル
ス制御し、正転パルスまたは逆転パルスを発生させ、こ
の正転パルスまたは逆転パルスを同じく図示しない駆動
回路を介してステップモータ36に加えることにより、ス
テップモータ36を、時計方向(逆転方向)および反時計
方向(正転方向)に回転させるようになっている。
一方、後述する第2の実施例におけるステップモータ
36は、上記CPU22により図示しないパルス発生器で生成
したクロックパルスをCPU22内の制御回路でパルス制御
し、特にTVモードスイッチ23の操作に応じて2相励磁と
1相−2相励磁の2つの励磁方式に切り換えて、正転パ
ルスまたは逆転パルスを発生させ、この正転パルスまた
は逆転パルスを同じく図示しない駆動回路を介してステ
ップモータ36に加えることにより、ステップモータ36
を、時計方向(逆転方向)および反時計方向(正転方
向)に回転させるようになっている。
このステップモータ36の回転軸には、出力ギヤ35が取
り付けられており、出力ギヤ35は、上記駆動ギヤ34に噛
合している。
これにより、ステップモータ36の反時計方向の回転力
は、出力ギヤ35を介して駆動ギヤ34に伝達され、駆動ギ
ヤ34が時計方向に回転し、所定角度回転すると、ピン34
aがレバー33の柄部33bに係合し、レバー33を反時計方向
に回転させるため、レバー33の駆動ピン33aが長孔32e,3
2fを、第2図の下方向に移動させ、2枚のシャッタ羽根
32aおよび32bが支点部32cおよび32dを支点としてそれぞ
れ時計方向および反時計方向に回転し、開口部31の開口
面積を大きくするように動作する。
また、ステップモータ36を上記した場合とは反対に時
計方向に回転すると、上記とは逆の動作を行って、2枚
のシャッタ羽根32a,32bは支点部32c,32dを支点として閉
じる方向に回動し、開口部31が閉塞される。
2枚のシャッタ羽根32a,32bの開き始めをトリガスイ
ッチ37で例えば光電的または機械的に検出するようにな
っている。このトリガスイッチ37は、2枚のシャッタ羽
根32a,32bによる開口部31の開き始めを検出すると、開
信号としてのHレベルのトリガ信号を出力し、シャッタ
羽根32a,32bが開いている間Hレベルを持続し、シャッ
タ羽根32a,32bが閉じると同時に閉信号としてのLレベ
ルのトリガ信号を出力するようになっている。
尚、38は、レバー戻しばねであり、レバー33を元の状
態、すなわち、シャッタ羽根32a,32bを閉じさせる方向
に付勢させるばねである。
このように構成されたこの第1の実施例の動作を第3
図および第4図の開口波形図とタイムチャートを併用し
て説明する。
第3図(a)〜(g)は、通常撮影時、すなわち、通
常モード時の場合を示し、このうち、第3図(a)は、
その開口波形図であり、第3図(b)〜第3図(g)
は、第3図(a)に対応したタイムチャートである。
また、第4図は、TV画面の撮影時、すなわち、TVモー
ド時の場合を示すものであって、このうち、第4図
(a)は、その場合の開口波形図、第4図(b)〜第4
図(g)は、第4図(a)に対応するタイムチャートで
ある。
まず、通常モード時の場合から説明する。この場合、
TVモードスイッチ23を通常モード側に切り換えて、通常
モード設定を行い、被写体にレンズを向けてカメラのフ
ァインダを覗きながらレリーズボタンを1段押し(半押
し)すると、第1のレリーズスイッチがオンとなり、CP
U22は、AFユニット26に測距を指令し、測距後、AFユニ
ット26からのAF情報を入力すると、レンズ駆動ユニット
25を合焦駆動させる。
さらに、これと相前後して、CPU22は、測光ユニット2
7からの測光情報を入力し、この測光情報に基づき露光
量を演算する。この状態で、レリーズボタンを2段押し
(全押し)することにより、第2のレリーズスイッチが
オンとなる。
この場合、CPU22による露光量の演算の結果が、第3
図(a)に示す絞りf0であるとすると、この絞りf0
対するシャッタ速度t0のプログラム制御を行う。
すなわち、CPU22の指令に基づき制御回路が、パルス
発生器の駆動制御を行って、正転方向のパルスを発生さ
せ、駆動回路を介してステップモータ36に印加し、第3
図(c)に示すようにステップモータ36を正転方向に回
転させる。
これにより、ステップモータ36は、反時計方向に回転
し、その回転力は、出力ギヤ35を介して駆動ギヤ34に伝
達される。駆動ギヤ34は、時計方向(CW)に回転し、ピ
ン34aがレバー33の柄部33bの側面に係合する。
これに伴ない、レバー33が反時計方向に回動して、駆
動ピン33aがシャッタ羽根32a,32bの長孔32e,32fを第2
図の下方向に移動させる。この結果、支点部32c,32dを
中心にして、2枚のシャッタ羽根32aおよび32bがそれぞ
れ時計方向および反時計方向に回動し、開口部31が開き
始める。
すなわち、開口部31が開き始めるのは、ステップモー
タ36の回転から所定時間経過後である。
2枚のシャッタ羽根32a,32bの開き始めと同時に、第
3図(b)に示すように、トリガスイッチ37がオンとな
り、Hレベルの開信号を出力する。このトリガスイッチ
37がオンになっている間、すなわち、シャッタが開いて
いる間、CPU22は、シャッタ羽根32a,32bの開き始めた時
点(開信号発生時点)からの時間をカウント開始する。
このカウントは、上記測光情報による露光値の演算結
果に対応する間、すなわち、シャッタ羽根32a,32bが閉
じ始める時点まで行われ、第3図(a)、第3図(c)
に示すように、ステップモータ36の逆転開始時点で停止
する。CPU22は、上記測光情報に基づく演算により算出
されたプログラム自動露出値に相当するシャッタ秒時に
なると、ステップモータ36を第3図(c)に示すように
逆転させ、シャッタ羽根32a,32bを閉じる方向に駆動す
る。
ステップモータ36の逆転により、駆動ギヤ34も上記と
は逆方向に回転し、レバー33の駆動ピン33aは、長孔32
e,32fを上方に移動させ、シャッタ羽根32a,32bは支点部
32c,32dを中心に開口部31が閉じる方向に回動し、シャ
ッタ羽根32a,32bが完全に閉じ終って若干の余裕をもっ
てCPU22は、ステップモータ36の逆転を停止させる。
第3図(d)、第3図(e)は、上記より被写体が明
るく、絞りf1に対応するプログラム自動露出の有効露
出時間のシャッタ秒時がt1の場合であり、第3図
(f)、第3図(g)は、第3図(d)、第3図(e)
の場合より被写体がさらに明るく、絞りf2に対応する
プログラム自動露出の有効露出時間のシャッタ秒時がt
2の場合を示しており、測光情報、フィルム感度情報等
に基づく露光量を、それぞれ上記と同様の要領でトリガ
スイッチ37がオンになった時点からステップモータ36が
逆転するまでの秒時に変換されて、プログラム自動露光
が行われる。
このような通常モード時にTV画面の撮影に適するシャ
ッタ秒時(有効露出時間tTV)を選ぶには、絞りf0
シャッタ速度をt01−t00=t0で、有効露出時間tT
にしなければならず、露光量は固定になってしまい、変
化するTV画面の輝度に対応した撮影ができなくなる。
そこで、この実施例では、第4図に示すTVモード時の
状態下では、シャッタ速度優先(1/30秒に固定)で、絞
り制御(開口制御)を行うようにしている。
すなわち、このTVモード時に、「モード切換手段」と
してのTVモードスイッチ23をTVモードに設定すると、CP
U22は、シャッタユニット21へ制御信号を出力しシャッ
タ速度をTV画面の撮影に最適な1/30秒に設定せしめる。
次いで、レリーズボタンを1段押しすると、第1のレ
リーズスイッチがオンとなって、上述のように、CPU22
は、測光情報により露光量の演算を行う。
この演算により、いま第4図(a)に示す絞りf0
場合について説明する。
この場合、上記と同様にして、ステップモータ36に対
し、第4図(c)に示すような正転信号が印加され、ス
テップモータ36が、反時計方向に回転(正転)して、シ
ャッタ羽根32a,32bが開き始めると、トリガスイッチ27
がオンになって、第4図(b)のようにHレベルの開信
号が出力されると同時に、CPU22は時間(ステップモー
タのステップ数)のカウントを開始する。シャッタ羽根
32a,32bの絞りがf0に達するカウント値になると、第4
図(c)のようにステップモータ36が停止し、絞りはf
0のままに維持され、TV画面の撮影の可能なシャッタ速
度tTvになると、第4図(c)のようにステップモー
タ36に対し逆転方向の駆動電圧を与えて、ステップモー
タ36を逆転させ、シャッタ羽根32a,32bを閉じる方向に
駆動する。
これにより、絞りf0のときのシャッタの開口時間
は、t01−t00=t0′となる。
次に、CPU22の演算装置の上記露光量の演算により、
被写体が上記より明るく、絞りf1に絞り開口を制御す
る場合について述べる。
この場合は、CPU22の演算装置は、第4図(e)に示
すように、シャッタ羽根32a,32bが開き始め、第4図
(d)に示すように、トリガスイッチ37がオンとなった
時点からシャッタ羽根32a,32bが絞りf1の開度になるま
でのステップ数に、上記露光量を変換する。従って、第
4図(e)に示すように、絞りf1の絞り値になると、
ステップモータ36が停止し、TV画面の撮影に適するシャ
ッタ秒時tTvになると、ステップモータ36が逆転し
て、シャッタ羽根32a,32bが閉じる方向に駆動される。
これにより、絞りf1のときのシャッタの開口時間
は、t11−t10=t1′となる。
さらに、被写体が明るく、絞りf2に制御する場合に
は、第4図(f)のトリガ信号に対して第4図(g)に
示すように、ステップモータ36は、絞りf2になると同
時に停止され、開口部31が絞りf2でその開口を維持
し、TV画面の撮影に好適なシャッタ秒時tTvになる
と、ステップモータ36は、逆転して、シャッタ羽根32a,
32bを閉じる方向に駆動される。
この絞りf2のときのシャッタの開口時間は、t21
20=t2′であり、第4図(a)〜第4図(g)より
明らかなように、絞りf0,f1,f2のときのシャッタ開口
時間t0′,t1′,t2′は、 t0′=t1′=t2′=tTv となり、シャッタ速度優先(1/30秒に固定)で絞り制
御により露光量が自動制御できることになる。
従って、シャッタ速度を1/30秒に固定しても、TV画面
の刻々変化する輝度に対しても適切な露光量が得られ、
TV画面の良好な撮影ができることになる。
このように、この第1の実施例によれば、TVモード時
に測光ユニット27の測光情報に応じて露光量を演算し、
トリガスイッチのオン時点からこの露光量に対応する絞
り値までのステップモータ36のステップ数に変換し、か
つステップモータ36の反転開始までの秒時を一定にして
絞り制御を行うように構成したから、TV画面の撮影に最
適なシャッタ速度で絞り制御による自動露出制御を行う
ことができ、CASコードからISO情報を反映した測光情報
に基づいた適正露出値が得られ、TV画面の輝度に対応し
た良好なTV画面の撮影ができる利点がある。
なお、本考案は、上記実施例に限定されるものでな
く、その要旨を逸脱しない範囲内で、種々の変形実施が
できるものである。
例えば、露光量を、トリガスイッチ37のオン時点から
ステップモータ36が反転するまでのステップ数に対応し
た秒時に変換するように演算装置を構成してもよく、こ
のように構成することにより、きめ細かい露光精度の高
い良好なTV画面の撮影を行うことができる利点がある。
次に、第2の実施例の動作を第5図(a)と(b)〜
(o)に示すの開口波形図とタイムチャートを併用して
説明する。
通常の撮影時には、モード切換手段としてのTVモード
スイッチ23をオフとすることにより、通常撮影、すなわ
ち、通常モードに切り換えられ、図示省略の制御回路
は、ステップモータ36の二つの相に電流を同時に流す、
2相励磁方式により駆動し、第6図(a)〜第6図
(o)で説明した場合と同様の動作を行う。
この場合、測光ユニット27からの測光情報によりCPU2
2内の露出演算部では、露光量を演算して、その露光量
に応じたトリガスイッチ37の開信号(Hレベルのトリガ
信号)発生時点からステップモータ36の逆転時点までの
秒時に変換してシャッタユニット21のシャッタの開閉制
御を行う。すなわち、ステップモータ36を2相励磁方式
により駆動してステップモータ36のステップ制御に変化
をもたせないようにして、露光量に応じた絞り、秒時の
プログラムAE制御を行う。
次に、第2の実施例におけるTV画面を撮影する場合の
動作について説明する。
まず、TVモードスイッチ23をTV画面の撮影側、すなわ
ちTVモードに切り換えると、TVモードが表示ユニット24
に表示されると同時に、シャッタは、TV画面の撮影に適
する1/30秒(tTv)の秒時に設定される。
TVモードスイッチ23からTVモード信号をCPU22内の制
御回路が受けると、制御回路は、ステップモータ36の励
磁方式を2相励磁方式から1−2相励磁方式に切り換え
る。
この状態で、TV画面にレンズを向けて、カメラのファ
インダを覗きながら、レリーズボタンを1段押しする
と、シャッタユニット21の第1のレリーズスイッチがオ
ンとなり、CPU22内の制御回路は、AFユニット26からの
測距情報を入力すると同時に、レンズ駆動ユニット25に
対しTV画面にピントが合うように駆動制御する。
これと同時に、測光ユニット27からTV画面の測光情報
がCPU22の露出演算回路に入力される。
この露出演算回路は、この測光情報にに基づいてシャ
ッタ羽根32a,32bの絞り開口制御を行う。
第5図(a)は、このTVモード設定時の時間(t)対
絞り(F)の関係を示す開口波形図であり、第5図
(b)〜第5図(h)は、絞りf1′(最大開口)の場
合の第5図(a)に対応するタイムチャートである。
この第5図(d)〜第5図(g)から明らかなよう
に、ステップモータの各相は、2パルスごとに駆動電流
が切り換わり、A相、B相、相、相の順に順次励磁
され、ステップモータ36が上記二相励磁方式の半分のス
テップ角で反時計方向に回転する。すると、その回転力
が出力ギヤ35を介して駆動ギヤ34に伝達され、その回転
力が逆転し、ピン34aにより、レバー33の柄部33bを押し
て、レバー33のピン33aが長孔32e,32fを駆動し、絞り羽
根32a,32bが時点t07′でA相の励磁過程で開き始め
る。
これと同時に、第5図(b)に示すように、トリガス
イッチ37がオンとなり、Hレベルの開信号が出力され
る。このトリガスイッチ37の開信号の発生時点(時点t
07′)から順次パルスモータ36のB相、相、相…の
順に励磁されるごとに、すなわち、時点t06′…t01
を経過する毎に、シャッタ開口を順次開いて行き、B相
の励磁過程中の時点t18′になると、第5図(h)に示
すように、ステップモータ36が停止し、時点t18′〜t
17′の間、絞りが開放(最大絞り開口面積)のf1′状
態に維持される。
この時点t17′でステップモータ36が第5図(c)お
よび第5図(h)に示すように逆転され、シャッタが閉
じ始める。この絞りf1′のときのTVモード時の露出時
間tT1′は、tT1′=T11′−t01′となる。
また、上記絞りf1′(被写体の最も暗い場合)に対
して、被写体が最も明るく、絞りf6′となる場合は、
第5図(i)〜第5図(o)のごとくになる。
この場合も、上記と同様にしてステップモータ36が2
相励磁の場合の半分のステップ角で駆動され、その駆動
力が出力ギヤ35を介して駆動ギヤ34に伝達され、ピン34
aがレバー33の柄部33bを押し、ピン33aが長孔32e,32fを
押すことにより、ステップモータ36のA相の励磁過程で
且つB相の励磁開始時点t07′で絞り羽根32a,32bが開
く。
これにより、第5図(i)に示すように、トリガスイ
ッチ37が時点t07′でHレベルの開信号を出力し、時点
05′になると、第5図(o)に示すように、ステップ
モータ36がオフとなって停止し、時点t05′からt17
の間、シャッタ羽根32a,32bは、絞りf6′で開いてお
り、この時点t17′になると、第5図(j)に示すよう
に逆転パルスが出力され、ステップモータ36が第5図
(o)に示すように逆転するとともに、シャッタが閉じ
始める。
この絞りf6′のときのTVモード時の露出時間t
T6′=t16′−t06′となる。
他の絞りf2′〜f5′の場合も上記と同様にして、そ
のときの露出時間tT2′〜tT5′は、それぞれ tT2′=t12′−t02′ tT5′=t15′−t05′ となる。そして、第5図(a)からも明らかなように、 tTv′=tT1′=tT2′=tT3′=tT4′=
T5′=t11′−t01′=t12′−t02′=t13′−
03′=t14′−t04′=t15′−t05′=t16′−t
06 である。
また、絞りf1′〜f6′の関係は、 f1′>f2′>f3′>f4′>f5′>f6′……(a) であり、露出値Evn′=fn′/2)×tTv′で、しかも、
絞りf1′〜f6′に対する露出値Ev1′〜Ev6′の関係
は、 Ev1′>Ev2′>Ev3′>Ev4′>Ev5′>Ev6′……(b) である。
従って、上記第7図で示した通常撮影モードと同一の
駆動方式によるTV画面の撮影モードの露出値の変化は、
(a)式より、 となる。そして、第7図(a)と第5図(a)を対比し
ても明らかなように、通常撮影モードと同一駆動方式に
よるTV撮影モードの露出値の変化ΔEvとこの考案におけ
るTV撮影モードの露出値の変化ΔEv′の関係は、 ΔEv:ΔEv′=2:1 である。
つまり、第7図(a)の場合の絞りの変化は、f3
1の3段階であるのに対し、第5図(a)の第2実施
例の場合は、絞りf6′〜f1′の6段階に変化可能であ
り、倍の変化の絞りで小刻みに絞り制御ができることに
なる。
このように、第2の実施例によれば、TV画面の撮影モ
ード時には、ステップモータ36の駆動方式を2相励磁方
式から1−2相励磁方式に切り換えることにより、モー
タステップを小刻みに変化させ、TV画面の撮影に適する
一定のシャッタ秒時に対して露光量に応じた絞りのみを
より高い分解能で制御するように構成したから、時々刻
々変化するTV画面の輝度に対しても常に最適の露出値で
撮影を行うことができる利点がある。
なお、本考案は、上記第2の実施例にのみ限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変
形実施ができるものである。
例えば、ステップモータ36の駆動方式を、TV画面の撮
影モード時には、2相励磁方式から1−2相励磁方式に
切り換える場合について例示したが、その他の励磁方
式、例えば、2、3相励磁方式でもよいことはもちろん
である。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、請求項1に記載の考案によれ
ば、TVモード時に測光手段からの測光情報に応じた露光
量を演算装置で演算し、トリガスイッチの開信号発生時
点からこの露光量に対応する絞り値までのステップモー
タのステップ数に露光量を変換するとともに、ステップ
モータの逆転時までの秒時を、テレビ画面の撮影に適す
るシャッタ秒時に設定するように構成したので、部品点
数を増やすことなく、TV画面の撮影に適するシャッタ秒
時を優先的に設定しつつ絞り制御ができ、測光情報に基
づく適正露出値で変化するTV画面の輝度に対応した適切
な露出で写真を撮ることができるテレビモードを持つカ
メラを提供することができる。
また、請求項2に記載の考案によれば、TVモード時に
トリガスイッチの開信号発生時点からステップモータが
反転するまでのステップ数に対応した秒時を設定するよ
うに構成したから、上記請求項1に記載の考案の効果に
加えて、よりきめの細かい露光精度の高いTV画面の撮影
を行うことができるテレビモードを持つカメラを提供す
ることができる。
また、請求項3に記載の考案によれば、TV画面の撮影
モード設定時にステップモータの励磁方式を変えること
により、ステップ数(ステップ角)を変化させ、TV画面
の撮影に適する一定シャッタ秒時としながらも、測光手
段からの測光情報やフィルム感度情報に基づく露光量に
応じて絞りを小刻みに変えることができ、きめ細かい露
出制御ができる。
従って、時々刻々変化するTV画面の輝度に対しても最
適の露出値で撮影することができるとともに、固有のメ
カニカル部品の増加の必要もないから、コストアップを
招くこともないテレビモードを持つカメラを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るテレビモードを持つカメラの一
実施例の構成を示すブロック図、第2図は、同実施例に
適用したシャッタ機構の構成を示す斜視図、第3図
(a)は、第1の実施例による通常モード設定時の開口
波形図、第3図(b)〜(g)は、いずれもそのタイム
チャート、第4図(a)は、同実施例によるTVモード設
定時の開口波形図、第4図(b)〜(g)は、いずれも
そのタイムチャート、第5図(a)は、第2の実施例に
係るTV画面の撮影モード設定時の開口波形図、第5図
(b)〜(o)は、いずれも、そのタイムチャート、第
6図(a)は、従来のカメラによる通常の撮影モード設
定時の開口波形図、第6図(b)〜(o)は、いずれも
そのタイムチャート、第7図(a)は、本考案の基礎と
なったカメラによる通常撮影モードと同一駆動方式によ
るTV画面の撮影モード設定時の開口波形図、第7図
(b)〜(o)は、いずれもそのタイムチャート、第8
図は、従来のプログラムシャッタのシャッタ機構制御装
置のブロック図である。 21……シャッタユニット、22……中央処理装置(CP
U)、23……TVモードスイッチ、24……表示ユニット、2
5……レンズ駆動ユニット、26……AFユニット、27……
測光ユニット、28……CASコード検出部、31……開口
部、32a,32b……シャッタ羽根、33……レバー、33a……
駆動ピン、34……ピン、36……ステップモータ、37……
トリガスイッチ、38……レバー戻しばね。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数枚の絞り羽根兼用のシャッタ羽根をス
    テップモータの正逆転により開閉するシャッタユニット
    と、被写体の測光を行う測光手段と、テレビ画面を撮影
    するときのテレビモードと通常の撮影を行うときの通常
    モードとを選択的に切り換えるモード切換手段と、上記
    シャッタ羽根の開口に同期して開信号を出力し、かつ上
    記シャッタ羽根の閉鎖に同期して閉信号を出力するトリ
    ガスイッチと、上記モード切換手段で通常撮影モードが
    選択されているときは、上記測光手段で得られた測光情
    報により露光量を演算し、その演算した露光量を、上記
    トリガスイッチの開信号発生時点から上記ステップモー
    タの逆転時点までの秒時に変換して上記シャッタユニッ
    トをプログラム露出制御し、一方、上記テレビモードが
    選択されているときは、上記測光手段で得られた測光情
    報により演算して、露光量を上記トリガスイッチの開信
    号発生時点から上記ステップモータが停止するまでのそ
    の駆動ステップ数に変換するととともに上記開信号発生
    時点からステップモータの逆転時点までの秒時をテレビ
    画面の撮影に適した秒時に設定して上記シャッタユニッ
    トにシャッタの開閉を行わせる演算装置とを具備したこ
    とを特徴とするテレビモードを持つカメラ。
  2. 【請求項2】上記演算装置は、上記テレビモード設定時
    に上記トリガスイッチの開信号発生時点から上記ステッ
    プモータの逆転開始時点までの上記駆動ステップ数に対
    応した反転秒時を設定することを特徴とする請求項1に
    記載のテレビモードを持つカメラ。
  3. 【請求項3】複数枚の絞り羽根兼用のシャッタ羽根をス
    テップモータの正逆転により開閉するシャッタユニット
    と、被写体の測光を行う測光手段と、テレビ画面を撮影
    するときのテレビモードと通常の撮影を行うときの通常
    モードとを外部操作により切り換えるモード切換手段
    と、上記シャッタ羽根の開口に同期して開信号を出力し
    且つ上記シャッタ羽根の閉鎖に同期して閉信号を出力す
    るトリガスイッチと、上記モード切換手段で通常撮影モ
    ードが選択されているときは、上記測光手段で得られた
    測光情報により演算して露光量に応じた、上記トリガス
    イッチの開信号発生時点から上記ステップモータの逆転
    時点までの秒時に変換して上記シャッタユニットを露出
    制御し、また、テレビモードが選択されているときは上
    記測光手段で得られた測光情報により演算して露光量
    を、上記トリガスイッチの開信号発生時点からのモータ
    ステップ数に変換し且つ上記ステップモータの逆転時点
    までの秒時に変換すると共に上記ステップモータのステ
    ップ角を減少させるように上記ステップモータの励磁状
    態を変えて上記シャッタユニットを露出制御する演算手
    段とを具備したことを特徴とするテレビモードを持つカ
    メラ。
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