JP2938879B2 - カメラの動作制御装置 - Google Patents

カメラの動作制御装置

Info

Publication number
JP2938879B2
JP2938879B2 JP63225156A JP22515688A JP2938879B2 JP 2938879 B2 JP2938879 B2 JP 2938879B2 JP 63225156 A JP63225156 A JP 63225156A JP 22515688 A JP22515688 A JP 22515688A JP 2938879 B2 JP2938879 B2 JP 2938879B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
focus lock
focus
lock holding
release
operation member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63225156A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02808A (ja
Inventor
達 小坂
直樹 渡辺
辰男 天沼
義明 大坪
彰 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP63225156A priority Critical patent/JP2938879B2/ja
Publication of JPH02808A publication Critical patent/JPH02808A/ja
Priority to US07/653,475 priority patent/US5216459A/en
Priority to US08/049,782 priority patent/US5367353A/en
Priority to US08/808,500 priority patent/US5721981A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2938879B2 publication Critical patent/JP2938879B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、フォーカスロック撮影が可能なカメラの動
作制御装置に関する。
B.従来の技術 例えばレリーズ釦の半押し操作に伴って測距情報が記
憶され、その後フレーミングを変えてレリーズ釦を全押
し操作すると、記憶された測距情報に基づいて撮影レン
ズをフォーカシング位置まで駆動されてシャッタレリー
ズが行われる、いわゆるフォーカスロック撮影が可能な
カメラが従来から知られている。
また、レリーズ釦の半押し操作に応答して、そのとき
の測距情報に基づき撮影レンズをフォーカシング位置ま
で駆動し、その位置で固定し、レリーズ釦の全押し操作
に伴ってシャッタレリーズを行うカメラも知られてい
る。なお、測距情報とは被写体までの距離を示す情報で
あるが、被写体像の結像面と予定結像面とのずれ量およ
びその方向を示す焦点調節情報に基づいて撮影レンズを
フォーカシング位置まで駆動するカメラにおいても、こ
のようなフォーカスロックを行うものが知られている。
C.発明が解決しようとする問題点 しかしながら、このような従来のカメラでは、半押し
操作の解除でフォーカスロックが解除されてしまうた
め、第三者に撮影を依頼する際にフォーカスロックの状
態を保持したままカメラを渡すことができない。したが
って、撮影を依頼される第三者がフォーカスロック撮影
を知らないと、ファインダ内のオートフォーカスフレー
ム内に主要被写体が位置していない場合には、主要被写
体にピントが合わず、不所望な写真が撮影されてしま
う。
本発明の目的は、半押し操作を解除してもフォーカス
ロックの保持を可能とすることにより、第三者に撮影を
依頼する場合でも確実に所望の被写体にピントが合った
写真が得られるようなカメラの動作制御装置を提供する
ことにある。
D.問題点を解決するための手段 第1図により説明すると、本発明に係るカメラの動作
制御装置は、被写体に撮像レンズを合焦させるための焦
点調節情報を検出する焦点調節情報検出手段101と、レ
リーズ操作に先立つレリーズ操作部材102の予備操作に
伴い、検出された焦点調節情報に基づいてフォーカスロ
ックを行うフォーカスロック手段103と、フォーカスロ
ック保持モードを指令するフォーカスロック保持操作部
材104と、レリーズ操作部材102が予備操作されていると
きにフォーカスロック保持操作部材104が操作されると
作動し、レリーズ操作部材102の予備操作が解除されて
も、またその後に予備操作が再度行なわれてもフォーカ
スロックを継続するフォーカスロック保持手段105とを
具備する。
そして請求項1の発明は、レリーズ操作部材102の解
除操作後、フォーカスロック保持操作部材104が再び投
入操作されるとフォーカスロック保持手段105の作動を
解除する解除手段106を更に備える。
請求項2の発明は、レリーズ操作部材が予備操作され
ている状態でフォーカスロック保持操作部材が再び投入
操作されるとフォーカスロック保持手段の作動を解除
し、その解除に伴ってその時点の焦点調節情報に基づい
て再びフォーカスロックが行われるようフォーカスロッ
ク手段を作動させ、さらにレリーズ操作部材が予備操作
されている状態でフォーカスロック保持操作部材が投入
操作されると再びフォーカスロック保持手段を作動せし
める制御手段を更に備える。
E.作用 請求項1の発明では、レリーズ操作部材の解除操作
後、フォーカスロック保持操作部材が再び投入操作され
るとフォーカスロックの保持が解除される。
請求項2の発明では、レリーズ操作部材が予備操作さ
れている状態でフォーカスロック保持操作部材が再び投
入操作されると、フォーカスロックの保持が解除され
る。この解除に伴ってその時点の焦点調節情報に基づい
て再びフォーカスロックが行われ、さらにレリーズ操作
部材が予備操作されている状態でフォーカスロック保持
操作部材が投入操作されると、再びフォーカスロックが
保持される。
F.実施例 −第1の実施例− 第2図および第3図に基づいて本発明の第1の実施例
を説明する。
第2図において、CPU1には、測光回路2および測距回
路3が接続されている。測光回路2には、被写体20から
の光を受光する受光素子4が接続され、この受光素子4
の検出信号に基づいて被写体20の輝度に関する測光情報
を演算してCPU1に入力する。測距回路3には、投光レン
ズ5を介して被写体20に向けて光を射出する投光器6
と、受光レンズ7を介して被写体20からの反射光を受光
する受光素子8とが接続され、受光素子8の検出信号に
より被写体20までの距離に応じた測距情報(焦点調節情
報)を演算してCPU1に入力する。
また、、CPU1には、フォーカシングモータ9およびフ
ィルム巻上げ・巻戻しモータ10のモータ駆動回路11と、
露出制御回路12と、図示せぬレリーズ釦(レリーズ操作
部材)の押圧操作に連動してオンするスイッチSW1,SW2
とが接続されている。スイッチSW1はレリーズ釦の半押
し操作(予備操作)でオンし、スイッチSW2は全押し操
作(レリーズ操作)でオンする。
CPU1は、スイッチSW1のオンにより上述の測光回路2
および測距回路3を作動せしめ、測距回路3からの測距
情報を記憶領域に記憶する。すなわちフォーカスロック
を行う。次いでスイッチSW2のオンにより、記憶された
測距情報に基づいて撮影レンズの移動量を演算し、モー
タ駆動回路11を介してフォーカシングモータ9により撮
影レンズをフォーカシング位置に駆動する。その後、露
出制御回路12を介して絞りやシャッタ等の露出制御部材
を駆動して撮影を行うとともに、モータ10によりフィル
ムを1駒巻上げる。なお、全駒の撮影が終了したときに
フィルムが終端まで巻上げられたことが検出されるとCP
U1は、モータ10によりフィルムの巻戻しを行う。
さらに、CPU1には、ファインダ内のLED15を点消灯す
る表示回路13,計時回路14およびスイッチSW3〜SW6が接
続されている。スイッチSW3は、不図示のフォーカスロ
ック保持釦の操作に連動してオンするスイッチであり、
上述の半押しスイッチSW1がオンしているときにこのス
イッチSW3がオンするとCPU1は、表示回路13を介してLED
15を点滅表示させるとともに、フォーカスロックの状態
保持を行う。すなわち、半押し操作の解除によりスイッ
チSW1がオフしても、またその後に半押し操作してスイ
ッチSW1が再度オンしてもフォーカスロックの状態を維
持する。これにより、スイッチSW1が再度オンしても測
距回路3は作動せず、測距情報の読み込みは行われな
い。これをフォーカスロック保持モードと称する。な
お、上述のLED15は、通常の測距の完了に伴って点灯表
示される。
スイッチSW4は、図示せぬセルフタイマモード指令釦
の操作に連動してオンするスイッチであり、スイッチSW
4がオンするとCPU1は、セルフタイマーモードを設定し
て計時回路14により所定時間の計時を行い、計時完了後
にシャッタレリーズを行わしめ、いわゆるセルフタイマ
ー撮影を行う。
スイッチSW5は、図示せぬフィルム巻戻し操作釦に連
動したスイッチであり、スイッチSW5のオンによりCPU1
は、モータ駆動回路11を介してモータ10によりフィルム
の巻戻しを行う。また、スイッチSW6は、撮影レンズの
前面で開閉される撮影レンズバリアに連動する電源スイ
ッチであり、撮影レンズバリアが開くとオンする。
以上の実施例の構成において、測距回路3が焦点調節
情報検出手段101を、CPU1がフォーカスロック手段103,
フォーカスロック保持手段105および解除手段106をそれ
ぞれ構成する。
次に、第3図のフローチャートによりCPU1内で行われ
る制御の手順を説明する。
半押しスイッチSW1またはセルフスイッチSW4がオンす
るとこのプログラムが起動され、まず、ステップS1で測
距回路3からの測距情報を読み込み、この測距情報を記
憶領域に格納する。すなわち、フォーカスロックを行
う。次いでステップS2で被写体20の輝度により電子閃光
装置の発光が必要か否かを決定する処理を行いステップ
S3に進む。
ステップS3ではフォーカスロック保持釦の操作により
スイッチSW3がオンしているか否かを判定する。肯定さ
れるとステップS4に進み、フォーカスロック保持フラグ
FLHがセットされているか否かを判定する。否定判定さ
れるとステップS5に進み、ファインダ内のLED15が点滅
しているか否かを判定する。ステップS5が肯定されると
ステップS8に進み、否定されるとステップS6に進む。ス
テップS6では、フォーカスロック保持リセットフラグFL
Rがセットされているか否かを判定する。肯定判定され
るとステップS8に進み、否定判定されるとステップS7で
ファインダ内のLED15を点滅させてからステップS8に進
む。
一方、ステップS3が否定判定されるとステップS25
で、ファインダ内のLED15が点滅しているか否かを判定
する。ステップS25が否定されるとステップS26でフォー
カスロック保持リセットフラグFLRをリセットするとと
もにステップS27でLED15を点灯表示させてステップS8に
進む。
ステップS25が肯定されるとステップS28でフォーカス
ロック保持フラグFLHがセットされているかを判定す
る。ステップS28が肯定されるとステップS8に進み、固
定されるとステップS29でフォーカスロック保持フラグF
LHをセットしてステップS8に進む。
ステップS4が肯定されると、ステップS21でフォーカ
スロック保持フラグFLHをリセットするとともにファイ
ンダ内のLED15を点滅から点灯に切換える。また、ステ
ップS22でフォーカスロック保持リセットフラグFLRをセ
ットしてステップS23に進む。ステップS23では、半押し
スイッチSW1がオンか否かを判定し、否定されるとステ
ップS8に進み、肯定されるとステップS24で測距回路3
からの測距情報を読み込むとともに記憶領域に記憶し、
その後ステップS8に進む。
ステップS8では、LED15が点滅しているか否かを判定
し、肯定判定されるとステップS9に進み、否定判定され
るとステップS31に進む。ステップS31では、スイッチSW
1またはSW3がオンか否かを判定する。肯定されるとステ
ップS10に進み、否定判定されるとステップS34でフォー
カスロック保持フラグFLHをリセットして処理を終了さ
せる。
ステップS9では、撮影レンズバリアの開閉に連動した
電源スイッチSW6がオンしているか否かを判定する。否
定判定されるとステップS31に進み、肯定判定されると
ステップS10に進む。ステップS10ではフィルム巻戻し操
作釦の操作によりスイッチSW5がオンしているか否かを
判定し、肯定判定されるとステップS32でフォーカスロ
ック保持フラグFLHをリセットしてLED15を消灯した後、
ステップS33でモータ駆動回路11を介してモータ10によ
りフィルムの巻戻しを行い、その後処理を終了させる。
ステップS10が否定されるとステップS11に進み、セル
フスイッチSW4がオンか否かを判定する。肯定判定され
るとステップS35で計時回路14により計時を開始し、所
定時間経過後にステップS36でLED15が点滅しているか否
かを判定する。ステップS36が肯定されるとステップS38
に進み、否定されるとステップS37で新たな測距情報を
読み込んで記憶領域に記憶してからステップS38に進
む。ステップS38ではフォーカスロック保持フラグFLHを
リセットするとともにLED15を消灯し、その後ステップS
14に進む。
上述のステップS11が否定されるとステップS12に進
み、全押しスイッチSW2がオンか否かを判定する。肯定
判定されるとステップS13に進み、否定判定されるとス
テップS3に戻る。ステップS13ではフォーカスロック保
持フラグFLHをリセットしてLED15を消灯した後、ステッ
プS14で測光回路2からの測光情報を読み込む。次いで
ステップS15において、ステップS1,S24,S37のいずれか
で記憶された測距情報に基づいてレンズ移動量を演算
し、その演算結果に基づいてモータ駆動回路11を介して
モータ9により撮影レンズをフォーカシング位置まで駆
動する。次いでステップS16において、ステップS14で読
み込んだ輝度情報に基づいて露出値を演算し、その演算
結果に基づいて露出制御回路12を介して絞りやシャッタ
等の露出制御部材を駆動して撮影を行う。その後、ステ
ップS17でモータ駆動回路11を介してモータ10によりフ
ィルムの1駒巻上げを開始してステップS18に進む。ス
テップS18では、フィルムが終端まで巻上げられたか否
かを判定し、否定判定されると巻上げ完了後処理を終了
させ、肯定判定されるとステップS19において、モータ1
0によりフィルムを巻戻して処理を終了させる。
以上の手順によれば、レリーズ釦の半押し操作に連動
するスイッチSW1のオンによりステップS1で測距情報の
記憶が行われ、フォーカスロック保持釦の操作によるス
イッチSW3のオンがステップS3で判定されると、ステッ
プS4〜S6を通過してステップS7でファインダ内のLED15
が点滅し、その後ステップS8〜S12を通過してステップS
3に戻る。このときスイッチSW3がオフされておりステッ
プS3が否定されるとステップS25,S28,S29,S8〜S12と進
みステップS3に戻る。その後スイッチSW2,SW3がオンさ
れなければ処理はステップS3,S25,S28,S8〜S12,S3のル
ープを回ることになる。
このループ内には半押しスイッチSW1の状態の判定が
ないので、レリーズ釦の半押し操作を解除しても、また
その後に再度半押し操作してもフォーカスロックが維持
される。すなわちフォーカスロックの状態が保持され
る。また、この状態においてフォーカスロック保持釦を
再投入操作してスイッチSW3が再びオンすると、処理は
上述のループを抜けステップS3からステップS4に進み、
ステップS21でフォーカスロック保持フラグFLHのリセッ
トおよびLED15の点滅→点灯を行い、さらにステップS22
でフォーカスロック保持リセットフラグFLRのセットを
行う。その後、半押しスイッチSW1がオフならば、ステ
ップS8,S9,S31,S34を通過して処理は終了する。すなわ
ち、フォーカスロックの保持がなされているときにスイ
ッチSW3がオンされるとフォーカスロックの保持が解除
される。
一方、フォーカスロックの保持がなされているとき、
すなわち上述のループを回っているときにレリーズ釦が
全押し操作されるとステップS12が肯定され、ステップS
13でフォーカスロック保持フラグFLHがリセットされた
後、ステップS14〜S17で一連の撮影処理が行われる。そ
の際、ステップS1で記憶された測距情報に基づいてフォ
ーカスシングが行われる。
また、上述のループを回っているときにセルフタイマ
ー釦が操作されると、スイッチSW4がオンしてステップS
11が肯定され、ステップS35で所定時間の計時が行われ
る。その後、ステップS36が肯定されるので、ステップS
37をスキップしてスキップS38でフォーカスロック保持
フラグFLHのリセットが行われ、しかる後、ステップS14
以下の撮影が行われる。このとき、ステップS15では、
ステップS1で記憶された測距情報に基づいてフォーカシ
ングが行われる。すなわち、セルフタイマー撮影時にも
フォーカスロック保持モードで固定された焦点調節状態
で撮影が可能となり、例えばセルフタイマー撮影時の中
抜け現象を防止できる。
一方、フォーカスロック保持モードでないときにステ
ップS11が肯定されると、計時終了の後にステップS37で
測距情報の記憶が行われ、この測距情報に基づくレンズ
位置でステップS14以降の撮影処理が行われる。
さらに、フォーカスロックの状態が保持されかつレリ
ーズ釦が半押しされているとき、フォーカスロック保持
釦を操作すると、処理は上述のループを抜け、ステップ
S3からステップS4,S21〜S24に進み、ステップS24で新た
な測距情報を読み込み記憶し、ステップS8,S31,S10〜S1
2,S3,S25〜S27,S8のループを回り、このときフォーカス
ロック保持操作部材が操作されると、上述と同様に再び
フォーカスロックの状態が保持される。
さらにまた、ステップS9で撮影レンズバリアの開閉に
連動する電源スイッチSW6がオフしている場合には、処
理はステップS31を通過してステップS34でフォーカスロ
ック保持フラグFLHをリセットして終了する。すなわ
ち、フォーカスロックの状態保持が解除される。また、
ステップS10の巻戻しステップSW5のオンが判定された場
合もステップS32,S33を通ってフォーカスロックの状態
保持が解除される。
−第2の実施例− 以上では、半押し操作がなされた後にフォーカスロッ
ク保持釦を操作してフォーカスロックの保持を行う場合
を示したが、次に第4図および第5図に基づいて、レリ
ーズ釦が半押しされる前にフォーカスロック保持操釦が
操作される第2の実施例について説明する。
第5図において表示回路13には、LED15とともに液晶
表示装置25が接続されており、フォーカスロック保持モ
ードであるか否かの表示を行う。
第4図において、このプログラムは撮影レンズバリア
に連動した電源スイッチSW6がオンすると起動され、ま
ずステップS51でタイヤをスタートさせる。次にステッ
プS52で電源スイッチSW6がオンであるか否かを判定し、
否定判定されると処理を終了させ、肯定判定されるとス
テップS53に進む。ステップS53では半押しスイッチSW1
がオンか否かを判定し、否定判定されるとステップS54
ではスイッチSW3がオンか否かを判定する。ステップS54
が否定されるとステップS55に進み、タイマスタート後
に所定時間が経過したか否かを判定する。否定判定され
るとステップS52に戻り、肯定判定されると処理を終了
させる。
ステップS54でフォーカスロック保持スイッチSW3のオ
ンが判定されるとステップS56に進み、フォーカスロッ
ク保持モードが設定されているか否かを判定する。否定
判定されるとステップS57でフォーカスロック保持モー
ドを設定するとともに、ステップS101において、フォー
カスロック保持モード表示を液晶表示装置25で行いステ
ップS59に進む。ステップS56が肯定判定されるとステッ
プS58でフォーカスロックの保持を行わない通常モード
を設定するとともに、ステップS102において通常モード
表示を液晶表示装置25で行いステップS59に進む。ステ
ップS59ではフォーカスロック保持スイッチSW3がオンか
否かを判定し、肯定判定されると、否定判定されるまで
ステップS59に留まり否定判定されるとステップS51に戻
る。
ここでステップS53において半押しスイッチ1のオン
が判定されると、ステップS61で測距情報を読み込み記
憶領域に記憶し、ステップS103でフォーカスロック保持
モードであるか否かを判定する。ステップS103が肯定さ
れるとステップS104でファインダ内のLED15を点滅させ
ステップS62へ進み、否定されるとステップS105でファ
インダ内LED15を点灯させてステップS62へ進む。ステッ
プS62では、電子閃光装置の発光が必要か否かを決定
し、次いでステップS63に進む。ステップS63では全押し
スイッチSW2がオンか否かを判定し、否定されるとステ
ップS64に進む。
ステップS64では半押しスイッチSW1がオンされている
か否かを判定し、肯定判定されるとステップS63に戻
り、否定判定されるとステップS65に進む。ステップS65
では電源スイッチSW6がオンか否かを判定する。否定判
定されると処理を終了させ、肯定判定されるとステップ
S66でスイッチSW3がオンか否かを判定する。ステップS6
6が肯定されるとステップS56に進み、否定されるとステ
ップS67でフォーカスロック保持モードであるか否かを
判定する。ステップS67が肯定されるとステップS63に戻
り、否定されるとステップS51に戻る。
そしてステップS63で全押しスイッチSW2のオンが判定
されると、ステップS106でファインダ内LED15を消灯し
ステップS68に進む。ステップS68では、測光回路2から
の輝度情報を読み込んでステップS69に進む。
ステップS69では、ステップS61で記憶された測距情報
に基づいてレンズ移動量を演算し、その演算結果に基づ
いてモータ駆動回路11を介してモータ9により撮影レン
ズをフォーカシング位置まで駆動する。次いでステップ
S70において、ステップS68で読み込んだ輝度情報に基づ
いて露出値を演算し、その演算結果に基づいて露出制御
回路12を介して絞りシャッタ等の露出制御部材を駆動し
て撮影を行う。その後、ステップS71でモータ駆動回路1
1を介してモータ10によりフィルムを1駒巻上げてステ
ップS72に進む。ステップS72では通常モードに設定し、
次いでステップS107で通常モード表示を液晶表示装置25
で行ってステップS51に戻る。
以上の手順によれば、通常モードが既に設定されてい
る時に、フォーカスロック保持釦の操作によるスイッチ
SW3のオンがステップS54で判定されると、ステップS56
で否定され、ステップS57でフォーカスロック保持モー
ドが設定されるとともに、ステップS101でその旨の表示
が行われる。その後、レリーズ釦の半押し操作によりス
イッチSW1がオンすると、ステップS53が肯定されステッ
プS61で測距情報が読み込み記憶され、ステップS104でL
ED15が点滅する。しかる後、半押し操作解除によりスイ
ッチSW1がオフされ、スイッチSW2,SW3がオンされずスイ
ッチSW6がオフされなければ、処理はステップS63〜S67,
S63のループを回ることになる。また、このとき半押し
操作によりスイッチSW1が再度オンすると、ステップS64
が肯定されているステップS63に戻る。
したがって、フォーカスロック保持モード設定時にレ
リーズ釦の半押し操作を解除してスイッチSW1がオフし
てもフォーカスロック状態が保持されるとともに、再び
半押し操作しても測距情報の読み込みおよび記憶は行わ
れない。また、上述したステップS63〜S67,S63のループ
を回っているときにスイッチSW2がオンされると処理は
このループを抜けステップS63からステップS106に進
み、ステップS68〜S71で一連の撮影処理を行う。このと
き、ステップS61で読み込み記憶された測距情報に基づ
いてフォーカシングが行なわれる。その後、ステップS1
07でフォーカスロック保持モードを解除し、通常モード
を設定する。
−第3の実施例− 次に、第6図に基づいて本発明の第3の実施例を説明
する。
本実施例におけるカメラは、ダブルセルフタイマー撮
影が可能とされている。すなわち、セルフタイマー撮影
指定釦の操作によりスイッチSW4が1回オンすると、上
述のセルフタイマー撮影を1回行うシングルセルフタイ
マーモードが設定され、その後、所定時間内にさらにス
イッチSW4が1回オンするとダブルセルフタイマーモー
ドが設定される。そして、ダブルセルフタイマーモード
設定時には上述のセルフタイマー撮影が2回連続して行
なわれる。
第6図は、本実施例におけるCPU1の処理手順を示して
おり、第3図と同様なステップには同一の符号を付し相
異点のみ説明する。
第6図において、ステップS11でスイッチSW4のオンが
判定されるとステップS205でスイッチSW4がまだオンか
否かを判定し、肯定されると否定されるまで待ち、否定
されるとステップS206に進む。ステップS206ではシング
ルセルフタイマーモードを設定し、次いでステップS207
で1秒間のタイマーをスタートさせ、ステップS208に進
む。
ステップS208では、スイッチSW4がオンか否かを判定
し、否定されるとステップS214に進む。ステップS214で
は、タイマーが1秒を計時したか否かを判定し、否定さ
れるとステップS208に戻り、肯定されるとステップS211
に進む。ステップS208が肯定された場合には、ステップ
S209でスイッチSW4がまだオンか否かを判定し、肯定さ
れると否定されるまで待ち、否定されるとステップS210
でダブルセルフタイマーモードを指定してステップS211
に進む。
ステップS211では、計時回路14により所定時間の計時
を行なう。計時完了後、処理はステップS212に進み、LE
D15が点滅しているか否かを判定する。ステップS212が
肯定されるとステップS14に進み、肯定されるとステッ
プS213で測距回路3からの測距情報の読み込み,記憶を
行ってステップS14に進む。
ステップS14〜S17までの一連の撮影処理が終了すると
ステップS18でフィルム終端か否かを判定し、これが否
定されると巻上げ完了後、ステップS220でダブルセルフ
タイマーモードが設定されているか否かを判定する。ス
テップS220が否定判定されるとステップS225でフォーカ
スロック保持フラグFLHをリセットするとともに、LED15
を消灯して処理を終了させる。
ステップS220が肯定されると、ステップS221が計時回
路14により所定時間の計時を行ない、計時完了後、ステ
ップS222でLED15が点滅しているか否かを判定する。ス
テップS222が肯定されるとステップS224に進み、否定さ
れるとステップS223で測距回路3からの測距情報の読み
込み,記憶を行ってステップS224に進む。ステップS224
では、ダブルセルフタイマーモードを解除してステップ
S14に戻る。
以上の手順によれば、セルフタイマー釦を1回操作す
るとステップS206でシングルセルフタイマーモードが設
定され、その後、1秒が経過するまでにセルフタイマー
釦を再度操作するとステップS210でダブルセルフタイマ
ーモードが設定される。そして、フォーカスロックが保
持されているときにこのダブルセルフタイマーモードが
設定されると、ステップS1で記憶された測距情報に基づ
くレンズ位置で、すなわち保持されたフォーカスロック
に基づくレンズ位置でセルフタイマー撮影が2回連続し
て行われる。セルフタイマー撮影を3回以上連続して行
うようにしてもよいことは勿論である。
なお以上の第1〜第3の実施例では、フォーカスロッ
ク保持釦を別設したが、例えばレリーズ釦を続けて2回
半押しすることによりフォーカスロック保持を指令する
など、フォーカスロック保持モードの指令方式は問わな
い。
また、レリーズ釦の半押し操作により測距回路2から
の測距情報を記憶し、その後レリーズ釦の全押し操作に
より記憶された測距情報に基づいて撮影レンズをフォー
カシング位置まで駆動し、その後、シャッタレリーズを
行うタイプのカメラを示したが、レリーズ釦を半押し操
作により、測距回路2からの測距情報に基づいて撮影レ
ンズをフォーカシング位置まで駆動してその位置で固定
し、その後レリーズ釦の全押し操作に応答してシャッタ
レリーズを行うタイプのカメラにも本発明を適用でき
る。
さらに、一眼レフカメラのTTL自動焦点調節装置のよ
うに、測距情報に代え、被写体の結像面と予定結像面と
のずれ量とその方向を示す焦点調節情報を検出するカメ
ラにも、本発明を同様に適用できる。その場合には、焦
点調節情報によって撮影レンズをフォーカシング位置ま
で駆動してその位置で固定してフォーカスロックを行
う。
さらにまた、レリーズ釦を半押し操作することにより
測距情報の読み込み,記憶を行うカメラについて説明し
たが、例えばタッチセンサ等を使用し、レリーズ釦に触
れるだけで測距情報の読み込み,記憶が行われるタイプ
のカメラにも本発明を適用できる。
G.発明の効果 請求項1の発明によれば、レリーズ操作部材の解除操
作後、フォーカスロック保持操作部材が再び投入操作さ
れるとフォーカスロックの保持が解除されるので、撮影
者の意志によって簡単にフォーカスロック保持の解除を
行える。
請求項2の発明によれば、レリーズ操作部材が予備操
作されている状態でフォーカスロック保持操作部材が再
び投入操作されるとフォーカスロックの保持を解除し、
その解除に伴ってその時点の焦点調節情報に基づいて再
びフォーカスロックを行い、さらにレリーズ操作部材が
予備操作されている状態でフォーカスロック保持操作部
材が投入操作されると再びフォーカスロックの保持を行
うようにしたので、飛車体が移動したときなどフォーカ
スロックの保持をやり直すときの操作が迅速に行え、使
い勝手がよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はクレーム対応図である。 第2図および第3図は本発明の第1の実施例を示し、第
2図は本発明に係るカメラの動作制御装置のブロック
図、第3図は処理手順を示すフローチャートである。 第4図は第2の実施例の処理手順例を示すフローチャー
ト、第5図は第2の実施例を示すブロック図である。 第6図は本発明の第3の実施例における処理手順のフロ
ーチャートである。 1:CPU、3:測距回路 101:焦点調節情報検出手段 102:レリーズ操作部材 103:フォーカスロック手段 104:フォーカスロック保持操作部材 105:フォーカスロック保持手段 106:解除手段 SW1〜SW6:スイッチ
フロントページの続き (72)発明者 天沼 辰男 東京都品川区西大井1丁目6番3号 株 式会社ニコン大井製作所内 (72)発明者 大坪 義明 東京都品川区西大井1丁目6番3号 株 式会社ニコン大井製作所内 (72)発明者 片山 彰 東京都品川区西大井1丁目6番3号 株 式会社ニコン大井製作所内 (56)参考文献 特開 昭61−130932(JP,A) 特開 昭57−146225(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体に撮像レンズを合焦させるための焦
    点調節情報を検出する焦点調節情報検出手段と、 レリーズ操作に先立つレリーズ操作部材の予備操作に伴
    い、前記検出された焦点調節情報に基づいてフォーカス
    ロックを行うフォーカスロック手段と、 フォーカスロック保持モードを指令するフォーカスロッ
    ク保持操作部材と、 前記レリーズ操作部材が予備操作されているときに前記
    フォーカスロック保持操作部材が操作されると作動し、
    前記レリーズ操作部材の予備操作が解除されても、また
    その後に予備操作が再度行なわれても前記フォーカスロ
    ックを継続するフォーカスロック保持手段と、 前記レリーズ操作部材の解除操作後、前記フォーカスロ
    ック保持操作部材が再び投入操作されると前記フォーカ
    スロック保持手段の作動を解除する解除手段とを具備す
    ることを特徴とするカメラの動作制御装置。
  2. 【請求項2】被写体に撮影レンズを合焦させるための焦
    点調節情報を検出する焦点調節情報検出手段と、 レリーズ操作に先立つレリーズ操作部材の予備操作に伴
    い、前記検出された焦点調節情報に基づいてフォーカス
    ロックを行うフォーカスロック手段と、 フォーカスロック保持モードを指令するフォーカスロッ
    ク保持操作部材と、 前記レリーズ操作部材が予備操作されているときに前記
    フォーカスロック保持操作部材が操作されると作動し、
    前記レリーズ操作部材の予備操作が解除されても、また
    その後に予備操作が再度行なわれても前記フォーカスロ
    ックを継続するフォーカスロック保持手段と、 前記レリーズ操作部材が予備操作されている状態で前記
    フォーカスロック保持操作部材が再び投入操作されると
    前記フォーカスロック保持手段の作動を解除し、該解除
    に伴ってその時点の焦点調節情報に基づいて再びフォー
    カスロックが行われるよう前記フォーカスロック手段を
    作動させ、さらに前記レリーズ操作部材が予備操作され
    ている状態で前記フォーカスロック保持操作部材が投入
    操作されると再び前記フォーカスロック保持手段を作動
    せしめる制御手段とを具備することを特徴とするカメラ
    の動作制御装置。
JP63225156A 1988-02-10 1988-09-07 カメラの動作制御装置 Expired - Fee Related JP2938879B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63225156A JP2938879B2 (ja) 1988-02-10 1988-09-07 カメラの動作制御装置
US07/653,475 US5216459A (en) 1988-02-10 1991-02-11 Operation control device for a camera
US08/049,782 US5367353A (en) 1988-02-10 1993-04-21 Operation control device for a camera
US08/808,500 US5721981A (en) 1988-02-10 1997-02-27 Operation control device for a camera

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3058888 1988-02-10
JP63-30588 1988-02-10
JP63225156A JP2938879B2 (ja) 1988-02-10 1988-09-07 カメラの動作制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02808A JPH02808A (ja) 1990-01-05
JP2938879B2 true JP2938879B2 (ja) 1999-08-25

Family

ID=12308023

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63225156A Expired - Fee Related JP2938879B2 (ja) 1988-02-10 1988-09-07 カメラの動作制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2938879B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2594472B2 (ja) * 1989-09-04 1997-03-26 旭光学工業株式会社 オートフォーカスカメラ
KR100932249B1 (ko) * 2009-01-14 2009-12-16 (주)상오정밀 심입 박막 제품의 사출금형
KR101121508B1 (ko) * 2011-07-26 2012-03-06 주식회사 씨엠테크 응축수 회수용 매니폴드

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57146225A (en) * 1981-03-06 1982-09-09 Canon Inc Focus adjusting resetting device of automatic focus adjustment camera
JPS5859427A (ja) * 1981-10-06 1983-04-08 Canon Inc 撮影レンズの保護装置
JPS60175040A (ja) * 1984-02-21 1985-09-09 Canon Inc デ−タ写し込み装置
JPS61130932A (ja) * 1984-11-30 1986-06-18 Canon Inc カメラ
JPS62156919A (ja) * 1985-12-28 1987-07-11 Toyo Kikai Kinzoku Kk クランク装置の原点出し方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02808A (ja) 1990-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2938879B2 (ja) カメラの動作制御装置
JPH0414030A (ja) カメラの動作制御装置
JPH0743691Y2 (ja) フォーカスロックが可能なカメラ
JPH0442136A (ja) 連写撮影モードを有するカメラ
JP2615818B2 (ja) カメラの動作制御装置
JPH0712985Y2 (ja) カメラの動作制御装置
JPH10142685A (ja) 銀塩撮影および電子撮像兼用カメラ
JP2615801B2 (ja) カメラの動作制御装置
JP2769568B2 (ja) カメラの定倍率撮影装置
JPH0271215A (ja) カメラの動作制御装置
JP2856456B2 (ja) カメラ
JP3275623B2 (ja) フィルムカウンタ装置を備えるカメラ
JPH0268508A (ja) 電動ズームカメラ
JP4428882B2 (ja) カメラ
JP3200910B2 (ja) 連続シーン情報を記録可能なカメラ
JP2753530B2 (ja) カメラの動作制御装置
JPH0398036A (ja) トリミングカメラ
JPH05113599A (ja) 銀塩写真および電子スチル写真両用カメラ
JP2540908B2 (ja) カメラの動作制御装置
JP2541225Y2 (ja) セルフタイマーを内蔵したカメラ
JPH01241512A (ja) カメラ
JP2002090865A (ja) 銀塩撮影と電子撮像兼用カメラ
JPH0667256A (ja) カメラの制御装置
JPH0682873A (ja) カメラの露出制御装置
JPH05204015A (ja) カメラのセルフタイマ撮影装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees