JP2509196Y2 - 自動車用バンパとラジエ―タグリルの取付構造 - Google Patents

自動車用バンパとラジエ―タグリルの取付構造

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JP2509196Y2
JP2509196Y2 JP1990019026U JP1902690U JP2509196Y2 JP 2509196 Y2 JP2509196 Y2 JP 2509196Y2 JP 1990019026 U JP1990019026 U JP 1990019026U JP 1902690 U JP1902690 U JP 1902690U JP 2509196 Y2 JP2509196 Y2 JP 2509196Y2
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健生 橋本
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車用バンパとラジエータグリルの取
付構造に関し、より詳しくは、バンパを車体の外面側に
取り付ける一方、ラジエータグリルの上縁部を車体の外
面側に対し係脱自在としたものに関する。
(従来の技術) 上記バンパとラジエータグリルの取付構造には、従
来、例えば、実開昭62-30961号公報で示されるものがあ
る。
これによれば、車体の外面側にバンパが取り付けられ
ると共に、このバンパの上方にラジエータグリルが設け
られている。一方、同上車体の外面側に係止具が取り付
けられ、上記ラジエータグリルの上縁部が上記係止具に
係脱自在とされており、この係止により、上記ラジエー
タグリルも上記車体の外面側に取り付けられている。
上記構成において、従来、バンパおよび/もしくはラ
ジエータグリルの内側にエンジン用のオイルフィルタな
どの車両構成部品が設けられることがある。このような
部品は、適宜、保守、点検などの作業をすることが要求
される。
そこで、従来、上記作業をしようとするときには、ま
ず、上記部品を覆っているバンパおよび/もしくはラジ
エータグリルを車体の外面側から取り外して、上記部品
への作業を可能とさせ、上記作業を終えれば、再び、上
記バンパおよび/もしくはラジエータグリルを元の状態
に戻すよう、これらを車体の外面側に取り付けることが
行われている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上記したように、部品に対する作業をしよう
とする毎に、車体の外面側から、一旦、バンパおよび/
もしくはラジエータグリルを取り外し、また、これを元
の状態に戻すことは、極めて煩雑である。
(考案の目的) この考案は、上記のような事情に注目してなされたも
ので、バンパやラジエータグリルにより覆われた車両構
成部品に対する保守等の作業が容易にできるようにする
ことを目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するためのこの考案の特徴とするとこ
ろは、車体の外面側にバンパを取り付けると共に、この
バンパの上方にラジエータグリルを設け、同上車体の外
面側に係止具を取り付け、上記ラジエータグリルの上縁
部を上記係止具に係脱自在とした自動車用バンパとラジ
エータグリルの取付構造において、上記バンパとラジエ
ータグリルとを互いに一体成形し、上記係止具から車体
の外方に向うよう突出する突出部を設け、上記バンパと
ラジエータグリルとを共に弾性変形させて上記係止具か
ら離脱させた上記ラジエータグリルの上縁部を、上記突
出部の突出端に当接可能とさせた点にある。
(作用) 上記構成による作用は次の如くである。
なお、この「作用」の項において、下記した( )内
の用語は、実用新案登録請求の範囲の用語に対応するも
のである。
バンパ3および/もしくはラジエータグリル5で覆わ
れたオイルフィルタ14等の車両構成部品に対し保守、点
検等の作業をしようとするときには、まず、上記ラジエ
ータグリル5の支持片(上縁部)9を係止具10から離脱
させるが、この際、第1図と第3図中、仮想線で示すよ
うに、バンパ3とラジエータグリル5を共に弾性変形さ
せながら、上記支持片(上縁部)9を係止具10に突設し
た突出部25の突出端26に当接させる。
上記の場合、突出部25は係止具10から車体1の外方に
向って突出しており、このため、上記したようにラジエ
ータグリル5の支持片(上縁部)9を係止具10から離脱
させて突出部25の突出端26に当接させると、ラジエータ
グリル5の支持片(上縁部)9は突出部25が突出してい
る寸法に見合うだけ車体1の外面側から離れることとな
る。
すると、車体1の外面側とバンパ3との間には隙間27
が生じることとなるため、この隙間27を通し作業者はそ
の手28をバンパ3とラジエータグリル5の内側に挿入さ
せて、上記部品に対し作業をすることができる。
即ち、バンパ3やラジエータグリル5で覆われた部品
に対する作業は、上記バンパ3やラジエータグリル5を
車体1から脱着させなくてもできることとなる。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明する。
第1図と第2図において、1は自動車の車体であり、
その前部には、車体フレームの一部を構成するアッパラ
ジエータサポート2が設けられている。
車体1の前部外面側である上記アッパラジエータサポ
ート2の前面側には樹脂製で弾性のあるバンパ3が設け
られている。このバンパ3はバンパ本体4と、このバン
パ本体4の左右側部に形成される左右一対の凹所7とを
有している。そして、これら各凹所7の底部がそれぞれ
ボルト8により車体フレームにねじ止めされ、これによ
って、バンパ3が車体1に強固に支持されている。
上記バンパ3の上方にはラジエータグリル5が設けら
れ、このラジエータグリル5と上記バンパ3とは互いに
一体成形されている。上記ラジエータグリル5の上縁部
には4つの支持片9が形成され、これら各支持片9は前
記アッパラジエータサポート2に取り付けられた係止具
10に係脱自在に係止され、これによって、ラジエータグ
リル5の上縁部が車体1に支持されている。
上記バンパ3で覆われた車体1の内部はエンジンルー
ム12となっており、このエンジンルーム12にエンジン13
が設けられている。このエンジン13の前面には車両構成
部品であるオイルフィルタ14が、新しい他のものと交換
可能に取り付けられている。その他、16はヘッドランプ
である。
第3図から第6図により、前記係止具10につき、詳し
く説明する。
上記係止具10は樹脂製でアッパラジエータサポート2
の前面に接合する基板18を有している。この基板18から
後方に向って係止突起19が形成され、この係止突起19は
アッパラジエータサポート2に形成された係止孔20に嵌
着され、これにより、アッパラジエータサポート2に対
し係止具10が取り付けられている。
また、上記基板18から前方に向って枠体21が突設さ
れ、この枠体21の前部から後上方に向って係止アーム22
が突設されている。一方、前記支持片9の突出端には係
止孔23が形成されている。
そして、上記支持片9を後方に移動させながら、その
係止孔23に枠体21と係止アーム22とを嵌入させるときに
は、係止アーム22は係止孔23の上部内面に押されて、第
3図中仮想線で示すように、枠体21内に向って下方に弾
性的に撓むこととなる。また、この嵌合で、上記支持片
9が枠体21の基部にまで達すると、上記係止アーム22
が、同上第2図中実線で示すように弾性的に上方に回動
してほぼ元の姿勢に戻り、このとき、この係止アーム22
の突出端と基板18の外面とが支持片9を弾性的に挟み付
ける。そして、これにより、支持片9が係止具10に係止
され、つまり、ラジエータグリル5の上縁部がアッパラ
ジエータサポート2に支持される。
なお、上記係止具10に対する支持片9の係止を解除し
ようとするときには、作業者は、まず、指で係止アーム
22を枠体21内に向って押し込み、第3図中仮想線で示す
ように撓ませる。そして、上記支持片9を前方移動させ
て、これを係止具10から離脱させればよい。
上記構成において、枠体21の突出端には前方に向って
突出する突出部25が一体成形されている。第1図と第3
図中仮想線で示すように、上記バンパ3と、上記ラジエ
ータグリル5とが共に弾性変形させられて、上記係止具
10から離脱させられた支持片9は、上記突出部25の突出
端26に当接可能とされている。
バンパ3やラジエータグリル5で覆われたオイルフィ
ルタ14に対し作業をしようとするときには、まず、上記
ラジエータグリル5の支持片9を係止具10から離脱させ
る。次に、バンパ3とラジエータグリル5を共に弾性変
形させて、上記支持片9を突出部25の突出端26に当接さ
せる。
上記の場合、突出部25は車体1の外方に向って突出し
ているため、ラジエータグリル5の支持片9を突出部25
の突出端26に当接させると、支持片9は突出部25が突出
している寸法に見合うだけ車体1の外面側から離れ、車
体1の外面側とバンパ3との間に隙間27が生じることと
なる。そこで、この隙間27を通し、作業者はその手28を
バンパ3とラジエータグリル5の内側に挿入させて、オ
イルフィルタ14に対し作業をすればよい。
(考案の効果) この考案によれば、車体の外面側にバンパを取り付け
ると共に、このバンパの上方にラジエータグリルを設
け、同上車体の外面側に係止具を取り付け、上記ラジエ
ータグリルの上縁部を上記係止具に係脱自在とした自動
車用バンパとラジエータグリルの取付構造において、上
記バンパとラジエータグリルとを互いに一体成形し、上
記係止具から車体の外方に向うよう突出する突出部を設
け、上記バンパと上記ラジエータグリルとを共に弾性変
形させて上記係止具から離脱させた上記ラジエータグリ
ルの上縁部を、上記突出部の突出端に当接可能とさせて
ある。
このため、バンパおよび/もしくはラジエータグリル
で覆われた車両構成部品に対し保守、点検等の作業をし
ようとするときには、まず、上記ラジエータグリルの上
縁部を係止具から離脱させ、かつ、バンパとラジエータ
グリルを共に弾性変形させながら、上記上縁部を係止具
に突設した突出部の突出端に当接させる。
上記の場合、突出部は係止具から車体の外方に向って
突出しており、このため、上記したようにラジエータグ
リルの上縁部を係止具から離脱させて突出部の突出端に
当接させると、ラジエータグリルの上縁部は、突出部が
突出している寸法に見合うだけ車体の外面側から離れる
こととなる。
すると、車体の外面側とバンパとの間には隙間が生じ
ることとなるため、この隙間を通し作業者はその手をバ
ンパとラジエータグリルの内側に挿入させて、上記部品
に対し作業をすることができる。
即ち、バンパやラジエータグリルで覆われた部品に対
する作業は、バンパやラジエータグリルを車体から脱着
させなくてもできることとなり、よって、バンパやラジ
エータグリルにより覆われた上記部品に対し保守等の作
業が容易にできることとなる。
しかも、上記したように、バンパとラジエータグリル
とは一体成形されていて、ラジエータグリルの上縁部を
突出部の突出端に当接させるとき、上記バンパとラジエ
ータグリルとは共に弾性変形するようになっているた
め、例えば、ラジエータグリルだけを単独で弾性変形さ
せることに比べて、その変形量は大きくできる。
よって、上記した変形量を大きくすることにより、上
記隙間は十分に広くとれることから、この隙間を通して
の上記部品に対する作業は更に容易となる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図は第2図のI-I線
矢視断面図、第2図は車体前部の斜視図、第3図は第1
図の部分拡大図、第4図は第3図のIV-IV線矢視断面
図、第5図は同上第3図のV-V線矢視図、第6図は支持
片と係止具の展開斜視図である。 1……車体、3……バンパ、5……ラジエータグリル、
9……支持片(上縁部)、10……係止具、14……オイル
フィルタ、25……突出部、26……突出端、27……隙間。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体の外面側にバンパを取り付けると共
    に、このバンパの上方にラジエータグリルを設け、同上
    車体の外面側に係止具を取り付け、上記ラジエータグリ
    ルの上縁部を上記係止具に係脱自在とした自動車用バン
    パとラジエータグリルの取付構造において、上記バンパ
    とラジエータグリルとを互いに一体成形し、上記係止具
    から車体の外方に向うよう突出する突出部を設け、上記
    バンパとラジエータグリルとを共に弾性変形させて上記
    係止具から離脱させた上記ラジエータグリルの上縁部
    を、上記突出部の突出端に当接可能とさせた自動車用バ
    ンパとラジエータグリルの取付構造。
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