JPH0144999Y2 - - Google Patents

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JPH0144999Y2
JPH0144999Y2 JP12725684U JP12725684U JPH0144999Y2 JP H0144999 Y2 JPH0144999 Y2 JP H0144999Y2 JP 12725684 U JP12725684 U JP 12725684U JP 12725684 U JP12725684 U JP 12725684U JP H0144999 Y2 JPH0144999 Y2 JP H0144999Y2
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mounting
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、フイルタの取付構造を改良した換気
装置に関する。
[考案の技術的背景] 従来、換気装置例えばレンジフードフアンにお
いては、本体箱たるフード本体内部の前側と後側
に互いに対向するように設けた一対の取付溝にフ
イルタの前後両端部を嵌合し、後方の取付溝に設
けたばねにより前記フイルタを前方の取付溝側に
付勢して前記フード本体に着脱可能に取着するよ
うに構成したものが供されている。このもので
は、フイルタをフード本体に取着する場合、まず
フイルタの後端部を後方の取付溝にばねの付勢力
に抗して嵌合し、この状態で該フイルタの前端部
を前方の取付溝に臨ませた後、フイルタを支える
手指の力を緩めれば前記ばねの付勢力によりフイ
ルタが前方の取付溝側に移動されて該フイルタの
前端部が前方の取付溝に嵌合されるようになつて
いる。
[背景技術の問題点] しかしながら上記従来構成のものでは、ばねの
付勢力を利用してフイルタの前端部を前方の取付
溝に嵌合させる際に、フイルタの前端部が前方の
取付溝にうまく嵌合されずに該取付溝の縁部に当
接したままの状態でばねの付勢力により保持され
ることがある。この場合、フイルタから手を離し
ても落ちないため、使用者はフイルタが正規の状
態に取着されたものと思い込み易く、その状態で
運転を開始してしまうと、運転時の振動によりフ
イルタが外れ落ちるため、非常に危険である。
[考案の目的] 本考案は上記事情を考慮してなされたもので、
従つてその目的は、フイルタをばねにより一方の
取付溝側に付勢するものにあつて、フイルタの不
完全な取付けに起因するフイルタの落下事故を未
然に防止し得る換気装置を提供するにある。
[考案の概要] 本考案は、本体箱内の前後両側に、上下両辺部
間に取付溝を形成して成る一対の取付具を互いに
対向するように設け、これら両取付具の取付溝に
フイルタの両端部を嵌合し、該フイルタをばねに
より一方の取付溝側に付勢して前記本体箱に着脱
可能に取着するようにしたものにおいて、前記一
対の取付具を夫々上辺部の突出寸法が下辺部のそ
れよりも大となるように構成し、前記フイルタの
うち前記一方の取付溝側の端部に前記ばねの付勢
方向に対し傾斜する斜面部を設けたことを特徴と
するものである。
斯かる本考案によれば、本体箱内の前後両側に
設けられる一対の取付具を夫々上辺部の突出寸法
が下辺部のそれよりも大となるように構成してい
るので、フイルタの端部を取付具の取付溝に嵌合
する際に、フイルタの本考案の端部を取付具の上
辺部下面に軽く押し当てながら該上辺部下面に沿
つてスライドさせれば良く、従つて該上辺部がフ
イルタの端部を取付溝に臨ませるときの位置決め
作用と該フイルタの端部を取付溝内に導き入れる
案内作用をなして、取付溝へのフイルタの嵌合作
業が極めて容易であり、その嵌合が不完全に終る
確率は極めて低くなる。万一、嵌合が不完全にな
つてしまつたとき、即ちフイルタのうち一方の取
付溝側(反ばね側)の端部が取付具の下辺部の先
端に突き当たつてしまつたときでも、該フイルタ
の端部にはばねの付勢方向に対し傾斜する斜面部
を設けているので、その斜面部(フイルタの端
部)が取付具の下辺部の先端を滑つて外れるよう
になり、該フイルタが不完全な嵌合状態のまま保
持されることが未然に防止される。
[考案の実施例] 以下本考案をレンジフードフアンに適用した一
実施例につき図面を参照して説明する。まず、第
1図及び第2図において、1は前面及び下面を開
放した矩形箱状の本体箱たるフード本体で、これ
の内部には送風装置(図示せず)が配設されてい
る。2はフード本体1の前面に着脱可能に取着し
た前面フード、3はフード本体1の上面板上に設
けた排気口体である。4はフード本体1の背面下
部に固着した第1の取付具で、これには第3図に
も示すように上辺部5及び下辺部6が前方斜め上
向きとなるように折曲形成され、この上辺部5及
び下辺部6により取付溝たる第1の取付溝7が左
右方向に延びるように構成されている。尚、上辺
部5の突出寸法は下辺部6のそれよりも大となる
ように設定されている。8は略く字状に曲成され
たばねたる板ばねで、これの両端部は第1の取付
溝7の奥部に固着されている。一方、9は第2の
取付具であり、これはフード本体1前面の左右両
側部に形成されたフランジ部1aの略中央に掛け
渡すようにして固着されている。この第2の取付
具9には、上辺部10及び下辺部11が後方斜め
下向きとなるように折曲形成され、この上辺部1
0及び下辺部11により、前記第1の取付溝7と
対向して対を成す取付溝たる第2の取付溝12が
左右方向に延びるように構成されている。尚、上
辺部10の突出寸法は下辺部11のそれよりも大
となるように設定されている。13は矩形状を成
すフイルタで、これの前後両端部を夫々第2及び
第1の両取付溝12,7に嵌合し、該フイルタ1
3を板ばね8により第2の取付溝12側に付勢し
てフード本体1に後方へ下降傾斜するように着脱
可能に取着している。而して、このフイルタ13
のうち第2の取付溝12側の端部すなわち前端部
には板ばね8の付勢方向(第1図に矢印Aで示す
方向)に対し傾斜する斜面部14を上方に反付勢
方向側へ折り返すようにして形成している。従つ
て、フイルタ13上面と斜面部14との間の角度
θ(第4図参照)が鋭角となつている。15はフ
イルタ13下面に設けた把手である。
次に、上記構成の作用について説明する。フイ
ルタ13をフード本体1に取着する場合、まずフ
イルタ13の後端部を第1の取付具4の上辺部5
下面に軽く押し当てながら該上辺部5下面に沿つ
て後方へスライドさせることにより第1の取付溝
7内に嵌合し、更に該後端部を板ばね8の付勢力
に抗して第1の取付溝7の奥方に押し込めた状態
にする。そして、この状態を保ちつつフイルタ1
3の前端部を上方に移動させて取付具9の下辺部
11後方を通過させ、斜面部14の先端部(上端
部)を上辺部10下面に当接させる。これによ
り、フイルタ13の前端部が第2の取付溝12に
臨んだ状態になるため、その後、フイルタ13の
前端部を上辺部10下面に軽く押し当てながら板
ばね8に抗する力を緩めれば、板ばね8の付勢力
によりフイルタ13が第2の取付溝12側(矢印
A方向)に移動されて該フイルタ13の前端部が
上辺部10下面を摺動して第2の取付溝12に嵌
合される(第1図及び第4図参照)。このように
本実施例によれば、フード本体1内の前後両側に
設けられる第1及び第2の一対の取付具4,9を
夫々上辺部5,10の突出寸法が下辺部6,11
のそれよりも大となるように構成しているので、
フイルタ13の端部を各取付具4,9の取付溝
7,12に嵌合する際に、フイルタ13の端部を
各取付具4,9の上辺部5,10下面に軽く押し
当てながら該上辺部5,10下面に沿つてスライ
ドさせれば良く、従つて該上辺部5,10がフイ
ルタ13の端部を各取付溝7,12に臨ませると
きの位置決め作用と該フイルタ13の端部を各取
付溝7,12内に導き入れる案内作用をなして、
各取付溝7,12へのフイルタ13の嵌合作業が
極めて容易であり、その嵌合が不完全に終る確率
は極めて低くなる。ところで、フイルタ13の前
端部を第2の取付溝12に嵌合させる際、フイル
タ13を支える手指の力の緩め方によつてはフイ
ルタ13の前端部が第2の取付溝12にうまく嵌
合されずに第5図に示すように斜面部14が第2
の取付溝12の縁部たる下辺部11の先端に突き
当たつてしまうことがある。この場合、斜面部1
4はこれとフイルタ13上面との間の角度θが鋭
角となるように板ばね8の付勢方向に対し傾斜し
ているため、板ばね8の付勢力によりフイルタ1
3の前端部は斜面部14に沿つて第2の取付溝1
2の外側へ矢印B方向にすべり動く。このため、
斜面部14が下辺部11の先端に突き当つた場合
には必ず斜面部14が下辺部11から外れフイル
タ13は落ちる。この場合、フイルタ13の前端
部側の重量が、それまで該フイルタ13を支えて
いた手指に引き続き加わるため、作業者はフイル
タ13の取付けが失敗に終つたことを確認でき、
その後再度前述したフイルタ13の取付作業を繰
り返すことになる。従つて、本実施例ではフイル
タ13の前端部が第2の取付溝12に嵌合されて
いない状態で該フイルタ13がフード本体1内に
保持されることは無く、換言すれば、フイルタ1
3がフード本体1内に保持された場合には必ずフ
イルタ13の両端部が第1及び第2の取付溝7,
12に嵌合された状態となり、フイルタの不完全
な取付けに起因するフイルタの落下事故を未然に
防止し得る。
尚、上記実施例では、斜面部14はこれとフイ
ルタ13上面との間の角度θが鋭角となるように
板ばね8の付勢方向に対し傾斜させたが、これに
限られず、例えば第6図に示すように斜面部16
はフイルタ13上面との間の角度φが鈍角となる
ように板ばね8の付勢方向に対し傾斜させる構成
としても良い。この場合、斜面部16が下辺部1
1の先端に突き当ると、板ばね8の付勢力により
フイルタ13の前端部は斜面部16に沿つて第2
の取付溝12の内側へ矢印C方向にすべり動いて
第2の取付溝12に嵌合される。従つて、斜面部
16が下辺部11に当接した状態で保持されるこ
とはないから、前述した一実施例と全く同様の効
果を得ることができる。
[考案の効果] 本考案は以上の説明から明らかなように、本体
箱内の前後両側に設けられる一対の取付具を夫々
上辺部の突出寸法が下辺部のそれよりも大となる
ように構成しているので、フイルタの端部を取付
具の取付溝に嵌合する際に、フイルタの端部を取
付具の上辺部下面に軽く押し当てながら該上辺部
下面に沿つてスライドさせれば良く、従つて該上
辺部がフイルタの端部を取付溝に臨ませるときの
位置決め作用と該フイルタの端部を取付溝内に導
き入れる案内作用をなして、取付溝へのフイルタ
の嵌合作業が極めて容易であり、その嵌合の確実
性を高め得る。しかも、フイルタのうち一方の取
付溝側の端部にばねの付勢方向に対し傾斜する斜
面部を設けたので、フイルタの端部が前記一方の
取付溝に嵌合されずに前記斜面部が該一方の取付
溝の縁部に当接した状態で該フイルタが保持され
ることを防止でき、よつてフイルタの不完全な取
付けに起因するフイルタの落下事故を未然に防止
し得るという優れた実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示した
もので、第1図はフード本体の縦断側面図、第2
図は全体の斜視図、第3図はばねを備えた取付溝
の部分斜視図、第4図及び第5図は作用を説明す
るために夫々異なる状態で示す要部の縦断側面図
であり、第6図は本考案の他の実施例を示す第5
図相当図である。 図面中、1はフード本体(本体箱)、4は第1
の取付具(取付具)、5は上辺部、6は下辺部、
7は第1の取付溝(取付溝)、8は板ばね(ば
ね)、9は第2の取付具(取付具)、10は上辺
部、11は下辺部、12は第2の取付溝(取付
溝)、13はフイルタ、14及び16は斜面部で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体箱内の前後両側に、上下両辺部間に取付溝
    を形成して成る一対の取付具を互いに対向するよ
    うに設け、これら両取付具の取付溝にフイルタの
    両端部を嵌合し、該フイルタをばねにより一方の
    取付溝側に付勢して前記本体箱に着脱可能に取着
    するようにしたものにおいて、前記一対の取付具
    を夫々上辺部の突出寸法が下辺部のそれよりも大
    となるように構成し、前記フイルタのうち前記一
    方の取付溝側の端部に前記ばねの付勢方向に対し
    傾斜する斜面部を設けたことを特徴とする換気装
    置。
JP12725684U 1984-08-22 1984-08-22 換気装置 Granted JPS6144137U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12725684U JPS6144137U (ja) 1984-08-22 1984-08-22 換気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12725684U JPS6144137U (ja) 1984-08-22 1984-08-22 換気装置

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Publication Number Publication Date
JPS6144137U JPS6144137U (ja) 1986-03-24
JPH0144999Y2 true JPH0144999Y2 (ja) 1989-12-26

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JP12725684U Granted JPS6144137U (ja) 1984-08-22 1984-08-22 換気装置

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