JP3874387B2 - 天板用支持ブラケットへのカバー部材の取付構造 - Google Patents

天板用支持ブラケットへのカバー部材の取付構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テーブルや机等の脚体に天板を支持するための支持ブラケットに、それを覆うカバー部材を取り付けるための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
テーブル等の天板を脚体に支持するための支持ブラケットは、通常、金属により形成されているため、そのままでは、金属の表面や切断面が露呈し、テーブル等の外観を損なうおそれがある。
【0003】
そのため、支持ブラケットの適宜の箇所に取付孔を穿設し、かつカバー部材のの内側面に内向きに突設した係合突片を、支持ブラケットの取付孔に嵌合し、係合突片の先端部に設けた係合爪により、係合突片を取付孔から抜け止めする等して、支持ブラケットにカバー部材を取り付けることが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のカバー部材は、支持ブラケットに取り付けると、係合爪が支持ブラケットの内側に突出するため、このカバー部材を、折り畳み式テーブルのように、作動機構や操作レバー等が支持ブラケットの内側に設けられているテーブルに適用した場合には、係合爪が上記作動機構や操作レバーに干渉して、これらの作動を妨げるおそれがあり、また係合爪が露呈することにより美観が損なわれるおそれがある。
【0005】
本発明は、上述のような問題点を解決するためになされたもので、カバー部材を支持ブラケットに取り付けた際に、テーブルに設けられた作動機構や操作レバー等の他部材と干渉することがなく、美観上優れるとともに、支持ブラケットに対して簡単に着脱しうるようにした、天板支持ブラケットへのカバー部材の取付構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) テーブル等の天板を支持するための支持ブラケットの垂下片に係止孔を穿設し、カバー部材における前記垂下片の外側面の少なくとも一部を覆うカバー本体の周縁部から内向きに延出する縁片により前記垂下片の周縁部を覆い、かつこの縁片の内側縁部から上向きに延出する上向片に、前記カバー本体側を向く係合突部を突設し、この係合突部を、前記垂下片の内側から前記係止孔に係合させることにより、垂下片にカバー部材を取り付ける。
【0007】
(2) 上記(1)項において、係止孔を支持ブラケットの少なくとも2箇所に穿設し、カバー部材の少なくとも2箇所に上向片及び係合突部を設け、各係止孔に係合突部を係合させる。
【0008】
(3)上記(1)項または(2)項において、縁片の内側部に、上方に向かって延出するとともに、カバー本体との間に垂下片の下縁部を挟むようにした上向き突片を設ける。
【0009】
(4) 上記(1)項〜(3)項のいずれかにおいて、カバー本体における係合突部と対向する箇所に、窓孔を設ける。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を備えるテーブル(1)を、添付図面を参照しながら説明する。
【0011】
平面視において前向きV字形に拡開するとともに、下面の中央部と両側部とにキャスタ(2)(両側部のもののみ図示)が設けられた支持脚(3)の中央部には、上部がやや前向きに傾斜する支柱(4)が立設されており、支柱(4)の上端部には、左右方向を向く水平の取付杆(5)が固着されている。
【0012】
取付杆(5)の左右両端部に形成されたほぼ円形の取付部(6)には、後述する操作杆が係合しうる第1ストッパ(6a)及び第2ストッパ(6b)が形成されており、取付部(6)の左右端面には、それぞれ前後方向を向くとともに正面から見て横向きL字形をなす金属製の支持ブラケット(7)が、その前後方向の中央部を貫通する取付軸(8)により枢着されている。
【0013】
支持ブラケット(7)は、ほぼ水平の取付片(9)と、取付片(9)の外側縁部から垂下する、側面視2等片三角形状の垂下片(10)とからなり、垂下片(10)の前後両端部には、後述する係合突部が嵌合しうる円形の係止孔(11)が穿設されている。
【0014】
取付片(9)に穿設された通孔(12)へ挿入した止めねじ(13)により、取付片(9)は天板(14)の下面に固着されている。
支持ブラケット(7)の前後方向の中央部において、その取付片(9)と垂下片(10)との連設部には、上下方向を向くスリット(15)が切設されている。
【0015】
天板(14)の下面のほぼ中心部に固定された枢支部材(16)の上面に形成された平面視ほぼL字状の溝(16a)には、操作レバー(17)における操作杆(18)のL字形に折曲された基端部が嵌合されて枢支されており、操作杆(18)は、右側の支持ブラケット(7)のスリット(15)を貫通して、外側方に延出している。
枢支部材(16)の下面の前端部には、第1ストッパ(16b)が形成され、同じ後端部には、第2ストッパ(16c)が形成されている(図2参照)。
【0016】
操作レバー(17)は、スリット(15)の間を直線状に移動することができ、かつ操作レバー(17)における三角形状の操作部(19)と天板(14)の下面との間にはスプリング(20)が縮設され、操作レバー(17)は、常時取付軸(8)側に向けて付勢されている。
【0017】
図2に示すように、天板(14)が水平状態にあり、操作レバー(17)がスリット(15)の取付軸(8)側の端部にあるときは、操作杆(18)が第1ストッパ(6a)に当接し、かつ、枢支部材(16)の第1ストッパ(16b)が取付杆(5)の上面に当接することにより、天板(14)の前方及び後方への回動が阻止され、天板(14)は水平状態に保持される。
【0018】
一方、図示は省略したが、操作杆(18)をスリット(15)の上端側に移動させて、第1ストッパ(6a)との係合を解除した後、天板(14)を後上方に向けて回動し、天板(14)をほぼ垂直状態とすると、枢支部材(16)の第2ストッパ(16c)が支柱(4)の前面上端部に当接して、天板(14)のそれ以上の回動が阻止される。
【0019】
操作杆(18)を取付軸(8)側へ戻し、操作杆(18)を取付部(6)の第2ストッパ(6b)に係合させると、天板(14)の後方への回動は阻止され、天板(14)はほぼ垂直状態に保持される。
【0020】
支持ブラケット(7)の垂下片(10)の外側面には、図4及び図5に詳細に示すカバー部材(21)が取り付けられ、垂下片(10)の外側面は覆われている。
【0021】
カバー部材(21)は、合成樹脂材により一体成形されたものであり、側面視V字形をなす垂直板状のカバー本体(22)と、カバー本体(22)の周縁部から内向きに延出し、垂下片(10)の前後両面と下面を覆う縁片(23)と、カバー本体(22)の中心部から外向きに膨出する中空の円形部(24)とを有している。
縁片(23)の前後両端部の内側縁部には、上向片(25)が連設され、上向片(25)の上端部には、カバー本体(22)側を向く、断面円形の係合突部(26)が突設されている。
【0022】
縁片(23)の内側縁部における中央部寄りの前後2箇所には、側面視半円形の上向き突片(27)が設けられている。
また、カバー本体(22)における上向片(25)と対向する箇所には窓孔(28)が設けられている。
【0023】
カバー部材(21)は、カバー本体(22)を垂下片(10)の外側面に被せて、縁片(23)を垂下片(10)の周縁部を当接させるとともに、カバー本体(22)と上向き突片(27)との間で垂下片(10)の中央部寄りの前後2箇所を挟み(図7参照)、かつ係合突部(26)を支持ブラケット(7)の内側から係止孔(11)に嵌合することにより(図8参照)、支持ブラケット(7)に取り付けられる。
【0024】
カバー部材(21)を支持ブラケット(7)に取り付けると、円形部(24)により取付軸(8)の頭部が覆われるとともに(図2参照)、円形部(24)の上端部に形成された半円形状の切欠部(29)が、スリット(15)の下端部と整合する(図2参照)。
【0025】
窓孔(28)を利用して係合突部(26)を係止孔(11)から外した後、上向き突片(27)と垂下片(10)との係合を解除することにより、カバー部材(21)を支持ブラケット(7)から簡単に取り外すことができる。
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
(a) 請求項1記載の発明によれば、係合突部が垂下片の内側から係止孔に係合するので、係合突部が支持ブラケットの内側に突出することがない。
このため、カバー部材を支持ブラケットに取り付けた際に、係合突部が天板に設けられた作動機構や操作レバー等の他部材と干渉することがなく、美観上も優れたものとなる。
また、カバー部材の支持ブラケットへの着脱を簡単に行うことができ、テーブルの廃棄処分時には、支持ブラケットとカバー部材とを容易に分別廃棄することができる。
【0027】
(b) 請求項2記載の発明によれば、係合突部と係止孔を少なくとも2箇所で係合させるので、カバー部材を支持ブラケットに強固に取り付けることができ、カバー部材ががたつくことがない。
【0028】
(c) 請求項3記載の発明によれば、垂下片の下縁部が、カバー本体と上向き突片とにより挟まれるので、カバー部材のがたつきをより確実に防止できる。
【0029】
(d) 請求項4記載の発明によれば、カバー部材を合成樹脂材料により一体成形する場合に、カバー部材の成形、すなわち型抜きが容易になるとともに、窓孔を利用することにより、係合突部と係止孔との係合を簡単に解除しうるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を備えるテーブルの分解斜視図である。
【図2】同じくテーブルの上部の拡大側面図である。
【図3】同じくテーブルの上部の一部破断背面図である。
【図4】同じくカバー部材の拡大裏面図である。
【図5】同じくカバー部材の拡大平面図である。
【図6】同じく図2のVI−VI線に沿う拡大縦断面図である。
【図7】同じく図2のVII−VII線に沿う拡大縦断図である。
【符号の説明】
(1)テーブル
(2)キャスタ
(3)支持脚
(4)支柱
(5)取付杆
(6)取付部
(6a)第1ストッパ
(6b)第2ストッパ
(7)支持ブラケット
(8)取付軸
(9)取付片
(10)垂下片
(11)係止孔
(12)通孔
(13)ねじ
(14)天板
(15)スリット
(16)枢支部材
(16a)溝
(16b)第1ストッパ
(16c)第2ストッパ
(17)操作レバー
(18)操作杆
(19)操作部
(20)スプリング
(21)カバー部材
(22)カバー本体
(23)縁片
(24)円形部
(25)上向片
(26)係合突部
(27)上向き突片
(28)窓孔
(29)切欠部

Claims (4)

  1. テーブル等の天板を支持するための支持ブラケットの垂下片に係止孔を穿設し、カバー部材における前記垂下片の外側面の少なくとも一部を覆うカバー本体の周縁部から内向きに延出する縁片により前記垂下片の周縁部を覆い、かつこの縁片の内側縁部から上向きに延出する上向片に、前記カバー本体側を向く係合突部を突設し、この係合突部を、前記垂下片の内側から前記係止孔に係合させることにより、垂下片にカバー部材を取り付けたことを特徴とする天板支持ブラケットへのカバー部材の取付構造。
  2. 係止孔を支持ブラケットの少なくとも2箇所に穿設し、カバー部材の少なくとも2箇所に上向片及び係合突部を設け、各係止孔に係合突部を係合させたことを特徴とする請求項1記載の天板支持ブラケットへのカバー部材の取付構造。
  3. 縁片の内側部に、上方に向かって延出するとともに、カバー本体との間に垂下片の下縁部を挟むようにした上向き突片を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の天板支持ブラケットへのカバー部材の取付構造。
  4. カバー本体における係合突部と対向する箇所に、窓孔を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の天板支持ブラケットへのカバー部材の取付構造。
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