JPH0629053Y2 - 車室における空気ダクト支持構造 - Google Patents

車室における空気ダクト支持構造

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JPH0629053Y2
JPH0629053Y2 JP6912588U JP6912588U JPH0629053Y2 JP H0629053 Y2 JPH0629053 Y2 JP H0629053Y2 JP 6912588 U JP6912588 U JP 6912588U JP 6912588 U JP6912588 U JP 6912588U JP H0629053 Y2 JPH0629053 Y2 JP H0629053Y2
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JP
Japan
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air duct
bracket
floor console
floor
passenger compartment
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JP6912588U
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JPH01175912U (ja
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真平 井上
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車の車室フロア上に設けた空気ダクト
を、フロアコンソール用のブラケットに支持させるよう
にした車室における空気ダクト支持構造に関する。
(従来の技術) 自動車に設けられる空気調和装置には、車室フロア上に
沿って延びる空気ダクトを備え、車室の前部から後部に
向って空気調和用の空気を導くようにしたものがある
(例えば、実開昭60−168615号公報)。
上記構成の場合、従来では、空気ダクトは車室フロア側
に固定されたブラケットにねじ止めにより取り付けられ
ている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、一般に、ねじ止め作業は煩雑なものであるた
め、従来、ブラケットへの空気ダクトのねじ止めによる
取り付け作業は煩雑となっている。
また、上記構成に加えて、従来では、空気ダクトを覆う
フロアコンソールを設けることがあり、この場合、この
フロアコンソールは車室フロア側に固定されたブラケッ
トに取り付けられる。
即ち、上記空気ダクトやフロアコンソールは共に車室フ
ロア上で互いに近傍に設けられるものでありながら、個
々にブラケットに取り付けられて支持されており、従っ
て、部品点数をできるだけ少なくしようとする従来から
の要求に対し、十分に対応した構成とはなっていない。
(考案の目的) この考案では、上記のような事情に注目してなされたも
ので、ブラケットに対する空気ダクトの取り付け作業が
容易にできるようにすると共に、この空気ダクトを取り
付けるための手段を簡単な構成にすることを目的とす
る。
(考案の構成) 上記目的は達成するためのこの考案の特徴とするところ
は、空気ダクトとブラケットとのいずれか一方に係合突
起を設け、他方にこの係合突起と係脱自在に係合する係
合孔を設け、この係合が解除される方向への空気ダクト
の移動を阻止するようにこの空気ダクトにフロアコンソ
ールの一部を当接させた点にある。
(作用) 上記構成による作用は次の如くである。
空気ダクト6をブラケット10に取り付ける場合には、
まず、係合突起20と係合孔21とを係合させる。次
に、上記空気ダクト6をフロアコンソール9で覆いこの
フロアコンソール9を上記ブラケット10に取り付け
る。この場合、上記フロアコンソール9の一部が空気ダ
クト6側に当接し上記係合の解除を阻止する。そして、
これによって、ブラケット10に対するフロアコンソー
ル9の取り付け作業と共に、空気ダクト6の取り付け作
業も完了する。このため、空気ダクト6の取り付けに煩
雑なねじ止め作業は不要であると共に、フロアコンソー
ル9の取り付け作業の一部が空気ダクト6の取り付け作
業の一部を兼用することから、その分、この空気ダクト
6の取り付け作業は、容易となる。
また、空気ダクト6を取り付けるための上記ブラケット
10はフロアコンソール9の支持用のものを利用してい
るため、空気ダクト6とフロアコンソール9の各取り付
けのためにブラケットを個々に設けていた従来に比較し
て部品点数を少なくでき、よって、この空気ダクト6を
取り付けるための構成は簡単になる。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明する。
第1図と第2図において、1は車室フロアで、この車室
フロア1の上方が車室となっている。2は上記車室フロ
ア1のトンネル部、3は上記車室の前面に設けられたイ
ンストルメントパネルである。
上記インストルメントパネル3の車幅方向中央部には車
室に向って空気調和用の空気を吹き出す左右一対の空気
吹出口5,5が設けられている。一方、上記トンネル部
2の上方にはこのトンネル部2の上面に沿って延びる左
右一対の空気ダクト6,6が設けられる。この各空気ダ
クト6は樹脂製で断面形状が矩形をなしている。
そして、上記各空気ダクト6の前端はこれに対応する空
気吹出口5に連結され、この空気吹出口5からの空気が
空気ダクト6内に導入される。上記各空気ダクト6の後
端は車室の後部にまで延び、その後端には上記空気吹出
口5から導入した空気を排出する排気孔7が形成されて
いる。
上記両空気ダクト6,6を上方から覆うフロアコンソー
ル9が設けられる。このフロアコンソール9は弾性のあ
る樹脂製で、断面が倒立U字状をなし、左右に対面する
側板9a,9aと、この側板9a,9aの上端同士を連
結する上面板9bとで構成されている。そして、このフ
ロアコンソール9の前後中途部を支持するブラケット1
0がトンネル部2上に設けられる。
全図において、上記ブラケット10は板金製で、これは
トンネル部2の上面にボルト11によりねじ止めされる
基板12と、この基板12の前端から上方に向って突出
する縦向板13と、この縦向板13の両側から後方に向
って延びる左右一対の支持板14,14とを一体的に有
している。
そして、上記フロアコンソール9は、その各側板9aを
貫通するボルト16を上記支持板14に溶接したナット
17にねじ込むことによりブラケット10に取り付けら
れている。また、このフロアコンソール9はその前端が
前記インストルメントパネル3に連結されており、これ
によって、このフロアコンソール9は車室フロア1上に
支持されている。
また、前記空気ダクト6,6も上記ブラケット10に取
り付けられている。即ち、両空気ダクト6,6は上記ブ
ラケット10を左右から挟むように位置している。そし
て、これら各空気ダクト6の前部上面から上方に向って
取付片19が一体的に突出している。この取付片19の
車幅方向内側面19aにはブラケット10に向って突出
する軸状の係合突起20が取り付けられている。
一方、上記ブラケット10の支持板14には、上記係合
突起20と係脱自在に係合する係合孔21が形成されて
いる。この場合、第1図中実線で示すように上記係合突
起20が係合孔21に嵌入しており、かつ、空気ダクト
6と取付片19の車幅方向各内側面6aがブラケット1
0の外側面に面接触しており、この状態で、各空気ダク
ト6がブラケット10に係止されている。
また、上記構成において、フロアコンソール9の側板9
aと上面板9bの接合部内面にはこのフロアコンソール
9を補強するリブ22が一体的に突設され、このリブ2
2は取付片19の外側面19bにフロアコンソール9の
弾性により圧接している。そして、これにより、上記取
付片19が車幅方向でブラケット10から離れる方向、
つまり、係合孔21に対する係合突起20の係合が解除
される方向に移動することが阻止されている。このた
め、ブラケット10に対する空気ダクト6の取り付け状
態が保持されると共に、この状態における空気ダクト6
にがたつきの生じることも防止される。
第1図により、上記空気ダクト6とフロアコンソール9
とをブラケット10に取り付けるための手順を説明する
と、まず、各空気ダクト6を図中仮想線で示す位置から
矢印Aで示すように車幅方向に移動させる。そして、図
中実線で示すように係合突起20を係合孔21に嵌入さ
せると共に、空気ダクト6の内側面6aと取付片19の
内側面19aとをブラケット10の外側面に面接触させ
る。これにより、各空気ダクト6はブラケット10に係
止される。
次に、フロアコンソール9を同上第1図中仮想線で示す
位置から、矢印Bで示すように下方移動させ、図中実線
で示すようにこのフロアコンソール9で左右空気ダクト
6,6とブラケット10とを覆う。この際、上記リブ2
2の下端面にはガイド面22aが形成されており、この
ガイド面22aが取付片19をブラケット10側に圧接
する方向に案内する。また、この際、リブ22が取付片
19に当接して、このリブ22が係合孔21に対する係
合突起20の係合状態を保持する。そして、この状態か
らフロアコンソール9を前記したボルト16によりブラ
ケット10にねじ止めすると、フロアコンソール9と空
気ダクト6の取り付けが完了する。
なお、以上は図示の例によるが、ブラケット10の支持
板14に係合突起20を設け、取付片19に係合孔21
を設けてもよい。また、リブ22が取付片19に当接す
るのに代え、もしくはこれと共に、フロアコンソール9
の側板9aの内面が空気ダクト6の外側面6bに弾性的
に圧接するようにしてもよい。
(考案の効果) この考案によれば、空気ダクトとブラケットとのいずれ
か一方に係合突起を設け、他方にこの係合突起と係脱自
在に係合する係合孔を設け、この係合が解除される方向
への空気ダクトの移動を阻止するようにこの空気ダクト
側にフロアコンソールの一部を当接させたため、空気ダ
クトをブラケットに取り付ける場合には、まず、係合突
起と係合孔とを係合させ、次に、上記空気ダクトをフロ
アコンソールで覆えば、上記フロアコンソールの一部が
空気ダクト側に当接して上記係合の解除を阻止すること
となり、これにより、空気ダクトの取り付け作業が完了
する。つまり、空気ダクトの取り付け作業には、煩雑な
ねじ止め作業は不要であると共に、フロアコンソールの
取り付け作業の一部が空気ダクトの取り付け作業の一部
を兼用することから、その分、この空気ダクトの取り付
け作業が容易となる。
また、空気ダクトを取り付けるための上記ブラケットは
フロアコンソールの取り付け用のものを利用しているた
め、この空気ダクトを取り付けるための構成は簡単にな
る。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図は第2図のI−I
線矢視部分断面図、第2図は斜視図、第3図は展開斜視
図である。 1……車室フロア、6……空気ダクト、9……フロアコ
ンソール、10……ブラケット、19……取付片、20
……係合突起、21……係合孔、22……リブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車室フロア上に沿って延びる空気ダクトを
    設け、この空気ダクトをフロアコンソールで覆うと共
    に、このフロアコンソールの支持用ブラケットを上記車
    室フロア側に固定した自動車において、上記空気ダクト
    とブラケットとのいずれか一方に係合突起を設け、他方
    にこの係合突起と係脱自在に係合する係合孔を設け、こ
    の係合が解除される方向への空気ダクトの移動を阻止す
    るようにこの空気ダクト側にフロアコンソールの一部を
    当接させた車室における空気ダクト支持構造。
JP6912588U 1988-05-25 1988-05-25 車室における空気ダクト支持構造 Expired - Lifetime JPH0629053Y2 (ja)

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JPH01175912U JPH01175912U (ja) 1989-12-14
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JP4789364B2 (ja) * 2001-08-01 2011-10-12 花王株式会社 車載エアコン用ダクト

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JPH01175912U (ja) 1989-12-14

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