JP2508426Y2 - 印字機構 - Google Patents

印字機構

Info

Publication number
JP2508426Y2
JP2508426Y2 JP40135590U JP40135590U JP2508426Y2 JP 2508426 Y2 JP2508426 Y2 JP 2508426Y2 JP 40135590 U JP40135590 U JP 40135590U JP 40135590 U JP40135590 U JP 40135590U JP 2508426 Y2 JP2508426 Y2 JP 2508426Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carriage
pen
recording paper
main shaft
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP40135590U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0490921U (ja
Inventor
徹 竹原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP40135590U priority Critical patent/JP2508426Y2/ja
Publication of JPH0490921U publication Critical patent/JPH0490921U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2508426Y2 publication Critical patent/JP2508426Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Recording Measured Values (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、印字機構に関するもの
であり、詳しくは、ペンレコ―ダに搭載される印字機構
の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ペンレコ―ダは、測定信号の大きさを連
続的に記録できることから、各種の測定信号のアナログ
記録に広く用いられている。ところで、かつてのペンレ
コ―ダは、測定信号の大きさに応じて記録紙の送り方向
と直交する方向に変位しながら測定信号の大きさを記録
紙にアナログ記録するペン機構が設けられているのみで
あり、記録紙の送り速度,日付,時刻,アラ―ム情報,
タイムマ―カ―などの各種のアナログ記録に関連した所
定の印字パタ―ンを記録する印字機構は設けられていな
かった。
【0003】そこで、出願人は、このような従来の不便
さを解決するものとして特願昭 59-220118号に記載され
ているような印字機構が組込まれたペンレコ―ダを商品
化し、好評を博している。
【0004】図4はこのような従来のペンレコ―ダの構
成説明図であり、図5は図4で用いる印字機構の構成説
明図である。図において、円筒形のプラテン1に巻き付
けられた記録紙2の送り方向に沿うようにしてプラテン
1の上部には3本のペンP〜Pを有するアナログ記
録機構ARが積層配置されるとともに、これらアナログ
記録機構ARの下部には所定の印字パタ―ンを記録紙2
に記録するペンPを有する印字機構CPが配置されて
いる。3はチャ―トカセットであり、未記録の記録紙2
aを格納する部分3aと記録済みの記録紙2bを格納す
る部分3bとが一体化されたものであり、印字機構CP
の下部に配置されている。4はプラテン1から送り出さ
れる記録済みの記録紙2bを所定の格納部3bに案内す
る押え部材であり、端部が所定の間隙を保ってプラテン
1に対向するように配置されている。5は表示ユニット
であり、各ペンP〜Pの前面に記録紙2の幅方向に
沿って配置されている。6はケ―ス、7はドアである。
8はペンア―ム9が軸10を介して回動自在に取り付け
られたキャリッジであって、主軸11および従軸12に
移動自在に取り付けられている。これら主軸11および
従軸12は両端がそれぞれ側板13,14に固着されて
平行に保たれている。側板13の一端にはモ―タ15の
出力軸に取り付けられている歯車16と噛み合うように
歯形17が形成されていて、モ―タ15の回転に応じて
主軸11を中心にして回動することになる。18はペン
ア―ム9を垂直方向に移動させるための駆動板であり、
図示しない本体の側板に回動自在に取り付けられてい
る。この駆動板18にはリンク19を介してソレノイド
20のプランジャ21が連結されていて、回動駆動力が
加えられる。22はキャリッジ8を移動させるための繰
り糸であり、モ―タ23により回転駆動される駆動プ―
リ24に巻き掛けられて従動プ―リ25,26間に巻き
掛けられるとともにキャリッジ8に繋止されている。
【0005】このように構成することにより、記録紙を
逆方向に送り戻すことなく印字動作を行わせることがで
き、アナログ記録の連続性が損われることはない。ここ
で、このような従来の印字機構をペンレコ―ダに組込む
のにあたっては、記録紙2の幅(例えば100mm と180mm
)に応じて主軸11,従軸12および駆動板18の長
さが設定される。すなわち、記録紙2の幅が広くなると
これら主軸11,従軸12および駆動板18の長さも長
くなる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかし、このような構
成によれば、同一の機構でありながら用いる記録紙の幅
に応じて個別に印字機構を設計しなければならず、記録
紙の幅の異なるレコ―ダ間で印字機構部分を共通化でき
ない。また、ペンア―ム9を垂直方向に移動させる駆動
板18の長さが長くなると駆動板18に曲りや反りなど
が発生しやすくなり、ペンの記録位置によってペンのア
ップ量が変化して安定したペンアップ動作が得られなく
なってしまうという問題もある。
【0007】本考案は、このような問題点に着目したも
のであり、その目的は、記録紙の幅の長短に拘らず共通
の機構で安定したペンアップ動作が得られる印字機構を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような問題点を解決
する本考案は、記録紙の送り方向と直交する方向に設け
られた主軸と、この主軸に沿って移動するキャリッジ
と、キャリッジに搭載され、前記主軸に接触した状態で
回転する回転体を有し、この回転体の回転に応じてキャ
リッジ自体を記録紙の送り方向と直交する方向に移動さ
せるキャリッジ移動機構と、キャリッジに搭載され、記
録紙の送り方向に沿って前後に移動するスライド機構
と、ペンが記録紙に対してアップダウンするようにスラ
イド機構に回動可能に取り付けられたペンホルダと、キ
ャリッジに搭載され、ペンを記録紙に対して選択的にア
ップダウンさせるペン変位機構、とで構成されたことを
特徴とする。
【0009】
【作用】本考案において、キャリッジにはキャリッジ自
体を記録紙の送り方向と直交するX方向に移動させるキ
ャリッジ移動機構と、ペンを記録紙の送り方向に沿った
前後Y方向に移動させるスライド機構と、ペンを記録紙
に対して選択的にZ方向にアップダウンさせるペン変位
機構とが搭載されている。印字にあたっては、キャリッ
ジ移動機構はX方向の印字デ―タに従ってキャリッジを
移動させ、スライド機構はY方向の印字デ―タに従って
ペンホルダを移動させ、ペン変位機構はZ方向の印字デ
―タに従ってペンをアップダウンさせる。これにより、
同一形状の印字機構が搭載されたキャリッジを記録紙の
幅が異なるレコ―ダ間で共通化できる。そして、印字に
あたっては、印字機構が記録紙の幅の長短に影響を受け
ることはなく、安定した印字動作が得られる。
【0010】
【実施例】以下、図面を用いて本考案の実施例を詳細に
説明する。図1は本考案の一実施例を示す斜視図であ
り、図5と同一部分には同一符号を付けている。図にお
いて、31は記録紙2の送り方向Aと直交する方向に設
けられた主軸であり、外周の一部には長手方向に沿って
一定のピッチでラック歯溝32が形成されている。33
は案内軸であり、主軸31と平行に配置されている。3
4はキャリッジであり、これら主軸31および案内軸3
3に沿って移動するようにこれら主軸31および案内軸
33に係合されている。35はキャリッジ34を記録紙
2の送り方向Aと直交するX方向に移動させるX方向駆
動モ―タであり、キャリッジ34に搭載されている。X
方向駆動モ―タ35の回転は複数枚の歯車を介して歯車
36に伝達される。この歯車36は主軸31のラック歯
溝32に噛み合わされていて、主軸31に接触した状態
で回転することによりキャリッジ34自体をX方向に移
動させる回転体として機能する。
【0011】37は記録紙2の送り方向に沿って前後Y
方向に移動するサブキャリッジである。このサブキャリ
ッジ37はスライド機構を構成するものであり、Y方向
駆動モ―タ38で駆動される。図2はスライド機構の要
部の構成説明図である。サブキャリッジ37は矩形に形
成されていて、一端の両側にはペンア―ム39を回転自
在に支持するための軸穴40,41がX方向に沿って同
一線上に位置するように設けられ、他端の両側には軸穴
40,41と直交するY方向に沿って2本のガイド穴4
2,43が平行に設けられている。このサブキャリッジ
37はガイド穴42,43にそれぞれシャフト44,4
5(45は図示せず)を挿入することによってキャリッ
ジ34の裏面にY方向に沿ってスライド可能に係合され
る。Y方向駆動モ―タ38の出力軸には歯車46が取り
付けられ、この歯車46はサブキャリッジ37の中央部
分にY方向に沿って設けられているラック歯溝47に噛
み合わされている。これにより、サブキャリッジ37お
よびペンア―ム39はY方向駆動モ―タ38の回転に従
ってキャリッジ34のY方向に沿って往復移動すること
になる。
【0012】48はペンア―ム駆動モ―タであり、歯車
49を回転させることによりペンア―ム39を軸穴50
を回転支点にして回転駆動する。歯車49は軸51に螺
合されていて、軸52は歯車49の回転方向に応じて歯
車49に対して上下に移動する。軸51の端部には円盤
52が取り付けられている。この円盤52はペンア―ム
39の一端に一体化されている凸部53に対向してい
る。ここで、ペンア―ム39の初期位置はバネ54によ
り例えば印字が可能なペンダウン状態に設定されてい
る。初期位置から軸51が下降すると円盤52は凸部5
3を押し下げてペンア―ム39を反時計方向に回転さ
せ、印字を待機するペンアップ状態になる。このような
構成において、軸穴50と凸部53の間隔がサブキャリ
ッジ37がY方向のスライド移動範囲のどの位置にあっ
ても一定不変であり、円盤52は常に凸部53の頂面と
接触しているので、ペンのアップダウン量は軸51の移
動量で一義的に決まることになる。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
共通のキャリッジに、X方向の駆動源とY方向の駆動源
とペンアップダウン機構の駆動源を搭載してユニット化
しているので、記録紙の幅の大小に拘らず印字機構を共
通化でき、安定した印字動作が得られる。また、組立性
の向上、構造の単純化、部品点数の削減などによりコス
トダウンが図れ、必要に応じてレコ―ダ以外の他の装置
への転用も可能であり、実用的な効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1におけるスライド機構の要部の構成説明図
である。
【図3】図1におけるペンアップダウン機構の要部の構
成説明図である。
【図4】従来のペンレコ―ダの一例を示す構成説明図で
ある。
【図5】図4で用いる印字機構の構成説明図である。
【符号の説明】
31 主軸 32,47 ラック歯溝 33 案内軸 34 キャリッジ 35 X方向駆動モ―タ 36,46,49 歯車 37 サブキャリッジ 38 Y方向駆動モ―タ 39 ペンア―ム 40,41 軸穴 42,43 ガイド穴 44,45 シャフト 48 ペンアップダウン駆動モ―タ 50 軸穴 51 軸 52 円盤 53 凸部 54 バネ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙の送り方向と直交する方向に設け
    られた主軸と、この主軸に沿って移動するキャリッジ
    と、キャリッジに搭載され、前記主軸に接触した状態で
    回転する回転体を有し、この回転体の回転に応じてキャ
    リッジ自体を記録紙の送り方向と直交する方向に移動さ
    せるキャリッジ移動機構と、キャリッジに搭載され、記
    録紙の送り方向に沿って前後に移動するスライド機構
    と、ペンが記録紙に対してアップダウンするようにスラ
    イド機構に回動可能に取り付けられたペンア―ムと、キ
    ャリッジに搭載され、ペンを記録紙に対して選択的にア
    ップダウンさせるペン変位機構、とで構成されたことを
    特徴とする印字機構。
JP40135590U 1990-12-21 1990-12-21 印字機構 Expired - Lifetime JP2508426Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40135590U JP2508426Y2 (ja) 1990-12-21 1990-12-21 印字機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40135590U JP2508426Y2 (ja) 1990-12-21 1990-12-21 印字機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0490921U JPH0490921U (ja) 1992-08-07
JP2508426Y2 true JP2508426Y2 (ja) 1996-08-21

Family

ID=31879459

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP40135590U Expired - Lifetime JP2508426Y2 (ja) 1990-12-21 1990-12-21 印字機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2508426Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0490921U (ja) 1992-08-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0329181A2 (en) Device for driving reel supports
JP2508426Y2 (ja) 印字機構
JPH03262669A (ja) サーマルラインプリンタ
US3554349A (en) High-speed printer having improved ribbon tensioning and reversing drive mechanism
WO1980000185A1 (en) Strip chart recorder
GB2162468A (en) Thermal printer
JP2534199Y2 (ja) 印字機構
JPH0810781Y2 (ja) 印字機構
US3688058A (en) Incremental data-processing sprocketed tape deck
US4758845A (en) Thermal printer carriage-medium transport
US4381155A (en) Inked ribbon advance and reverse mechanism
JP2560580Y2 (ja) 記録計
JPS6139960A (ja) 記録再生装置のモ−ド切換え装置
JPS5813705Y2 (ja) 記録計
JP2922254B2 (ja) 磁気記録再生装置のテープローディング機構
JP2568409B2 (ja) 記録装置
JPH0524009Y2 (ja)
JPH088834Y2 (ja) 小型印字装置
JPH0239836Y2 (ja)
JPS6030384A (ja) 印字装置
JPS5827433Y2 (ja) 磁気記録再生装置における指示装置
JPH0582528B2 (ja)
JPH0371020A (ja) 記録装置
EP0862177A3 (en) Dual cassette size magnetic tape recorder
JPS63172921A (ja) 記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19960312