JP2508354Y2 - 液体注出キャップ - Google Patents
液体注出キャップInfo
- Publication number
- JP2508354Y2 JP2508354Y2 JP1639590U JP1639590U JP2508354Y2 JP 2508354 Y2 JP2508354 Y2 JP 2508354Y2 JP 1639590 U JP1639590 U JP 1639590U JP 1639590 U JP1639590 U JP 1639590U JP 2508354 Y2 JP2508354 Y2 JP 2508354Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rectangular portion
- hinge
- top wall
- rectangular
- nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は液体注出キャップに関する。
「従来の技術及び考案が解決しようとする課題」 液体を収納する容器として、口頸部を起立した容器体
と、上記口頸部外周に着脱自在に嵌合した周壁上端縁よ
り頂壁を延設してなるキャップとからなるものが極一般
に知られている、しかし、これ等は内容液の注出に当り
キャップを着脱させるため取扱いが面倒であり、それを
解消する為、最近では、キャップ頂壁に穿設した透孔外
周縁より上面を閉塞した注出ノズルを立設してなる注出
キャップを有するものも知られている。これ等は、使用
時にノズル先端をカットして使用するものであり、注出
に際してキャップの着脱が不要であるため便利である
が、一端開口したノズルは蓋がなくその為そこから埃等
が容器体内へ入る虞が有る。
と、上記口頸部外周に着脱自在に嵌合した周壁上端縁よ
り頂壁を延設してなるキャップとからなるものが極一般
に知られている、しかし、これ等は内容液の注出に当り
キャップを着脱させるため取扱いが面倒であり、それを
解消する為、最近では、キャップ頂壁に穿設した透孔外
周縁より上面を閉塞した注出ノズルを立設してなる注出
キャップを有するものも知られている。これ等は、使用
時にノズル先端をカットして使用するものであり、注出
に際してキャップの着脱が不要であるため便利である
が、一端開口したノズルは蓋がなくその為そこから埃等
が容器体内へ入る虞が有る。
本考案は、上記した従来技術の欠点を解消した注出キ
ャップを提供するものである。
ャップを提供するものである。
「課題を解決するための手段」 周壁２上端縁より延設した頂壁３を下方に凹ませて弾
性反転可能な反転頂壁部４を形成し、該反転頂壁部４
は、上記頂壁３前部より第１ヒンジ９を介して後方へ下
る第１矩形状部５と、該第１矩形状部５後辺にその前辺
を第２ヒンジ10を介して連設するとともに、後方へ昇り
後辺を第３ヒンジ11を介して頂壁３に連設した第２矩形
状部６と、上記頂壁３上を第１矩形状部５の右前頂点ａ
より第２矩形状部６の右後頂点ｂに至る円弧状の第４ヒ
ンジ12及び第１矩形状部右前後頂点間の第５ヒンジ13及
び第２矩形状部右前後頂点間の第６ヒンジ14とにより囲
繞された球面状の右曲面部７と、該曲面部７と左右対称
形をなすとともに、上記第１矩形状部５の左前頂点ｄよ
り第２矩形状部６の左後頂点ｅに至る円弧状の第７ヒン
ジ15及び第１矩形状部左前後頂点間の第８ヒンジ16及び
第２矩形状部左前後頂点間の第９ヒンジ17とにより囲繞
された球面状の左曲面部８とから構成し、上記第１矩形
状部５上面より上方に、筒状ノズル18を垂設するととも
に、該ノズル18下面の第１矩形状部５に透孔を穿設して
注出口19となし、上記第２矩形状部６前端下面より閉塞
板20を垂下させてなり、上記ノズル18を前方へ傾倒させ
た際、上記反転頂壁部４が反転して頂壁３上方へ突出す
るとともに、前記閉塞板20が注出口19を閉塞する如く構
成してなる。
性反転可能な反転頂壁部４を形成し、該反転頂壁部４
は、上記頂壁３前部より第１ヒンジ９を介して後方へ下
る第１矩形状部５と、該第１矩形状部５後辺にその前辺
を第２ヒンジ10を介して連設するとともに、後方へ昇り
後辺を第３ヒンジ11を介して頂壁３に連設した第２矩形
状部６と、上記頂壁３上を第１矩形状部５の右前頂点ａ
より第２矩形状部６の右後頂点ｂに至る円弧状の第４ヒ
ンジ12及び第１矩形状部右前後頂点間の第５ヒンジ13及
び第２矩形状部右前後頂点間の第６ヒンジ14とにより囲
繞された球面状の右曲面部７と、該曲面部７と左右対称
形をなすとともに、上記第１矩形状部５の左前頂点ｄよ
り第２矩形状部６の左後頂点ｅに至る円弧状の第７ヒン
ジ15及び第１矩形状部左前後頂点間の第８ヒンジ16及び
第２矩形状部左前後頂点間の第９ヒンジ17とにより囲繞
された球面状の左曲面部８とから構成し、上記第１矩形
状部５上面より上方に、筒状ノズル18を垂設するととも
に、該ノズル18下面の第１矩形状部５に透孔を穿設して
注出口19となし、上記第２矩形状部６前端下面より閉塞
板20を垂下させてなり、上記ノズル18を前方へ傾倒させ
た際、上記反転頂壁部４が反転して頂壁３上方へ突出す
るとともに、前記閉塞板20が注出口19を閉塞する如く構
成してなる。
「作用」 液体を収納した容器体口頸部に嵌合して使用する。非
使用時は第３図及び第４図に示す如くノズル18を前方へ
傾倒しておき、この状態からノズル18を後方へ起立させ
ると、反転頂壁部４が弾性反転して頂壁３下方に突出
し、それに伴って、注出口19を閉塞していた閉塞板20が
第２図示の如く注出口19を開放し、ノズル18より液体を
注出することが出来る。使用後は、第１図及び第２図の
状態からノズル18を前方へ傾倒すれば反転頂壁部14が弾
性反転して頂壁13上方へ突出し、それに伴って、閉塞板
20が前方へ傾斜する如く移動し、注出口19を閉塞する。
使用時は第３図及び第４図に示す如くノズル18を前方へ
傾倒しておき、この状態からノズル18を後方へ起立させ
ると、反転頂壁部４が弾性反転して頂壁３下方に突出
し、それに伴って、注出口19を閉塞していた閉塞板20が
第２図示の如く注出口19を開放し、ノズル18より液体を
注出することが出来る。使用後は、第１図及び第２図の
状態からノズル18を前方へ傾倒すれば反転頂壁部14が弾
性反転して頂壁13上方へ突出し、それに伴って、閉塞板
20が前方へ傾斜する如く移動し、注出口19を閉塞する。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第１図〜第４図は本考案の一実施例を示し、図中１は
液体注出キャップである。該キャップ１は、円筒状の周
壁２上端縁より頂壁３を延設し、該頂壁３を下方に凹ま
せて弾性反転可能な反転頂壁部４を形成している。又こ
の反転頂壁部４は、第１矩形状部５と、第２矩形状部６
と、右曲面部７と、左曲面部８とから構成している。上
記第１矩形状部５は、頂壁３前部より第１ヒンジ９を介
して後方へ下る矩形状をなし、該第１矩形状部５後辺に
第２矩形状部６の前辺を第２ヒンジ10を介して連設して
いる。又第２矩形状部６は後方へ昇り、その後辺を第３
ヒンジ11を介して頂壁３に連設している。右曲面部７
は、頂壁３上を第１矩形状部５の右前頂点ａより第２矩
形状部６の右後頂点ｂに至る円弧状の第４ヒンジ12と、
第１矩形状部５の右前頂点ａおよび右後頂点ｃ間の第５
ヒンジ13と、第２矩形状部８の右前頂点ｃ及び右後頂点
ｂ間の第６ヒンジ14との三つのヒンジによって囲繞され
た球面状をなしている。又、左曲面部８は、右曲面部７
と左右対称形をなすとともに、頂壁３上を第１矩形状部
５の左前頂点ｄより第２矩形状部６の左後頂点ｅに至る
円弧状の第７ヒンジ15と、第１矩形状部５の左前頂点ａ
及び左後頂点ｆ間の第８ヒンジ16と、第２矩形状部６の
左前頂点ｆ及び左後頂点ｅ間の第９ヒンジ17との三つの
ヒンジによって囲繞された球面状をなしている。又、上
記第１矩形状部５上面より四角筒状のノズル18を垂設す
るとともに、該ノズル18下面の第１矩形状部５に透孔を
穿設して注出口19を形成している。又、第２矩形状部６
前端下面より閉塞板20を垂設して、筒状ノズル18を前方
へ傾倒させた際、反転頂壁部４が反転して頂壁３上方へ
突出するとともに、上記閉塞板20が注出口19を閉塞する
如く構成している。
液体注出キャップである。該キャップ１は、円筒状の周
壁２上端縁より頂壁３を延設し、該頂壁３を下方に凹ま
せて弾性反転可能な反転頂壁部４を形成している。又こ
の反転頂壁部４は、第１矩形状部５と、第２矩形状部６
と、右曲面部７と、左曲面部８とから構成している。上
記第１矩形状部５は、頂壁３前部より第１ヒンジ９を介
して後方へ下る矩形状をなし、該第１矩形状部５後辺に
第２矩形状部６の前辺を第２ヒンジ10を介して連設して
いる。又第２矩形状部６は後方へ昇り、その後辺を第３
ヒンジ11を介して頂壁３に連設している。右曲面部７
は、頂壁３上を第１矩形状部５の右前頂点ａより第２矩
形状部６の右後頂点ｂに至る円弧状の第４ヒンジ12と、
第１矩形状部５の右前頂点ａおよび右後頂点ｃ間の第５
ヒンジ13と、第２矩形状部８の右前頂点ｃ及び右後頂点
ｂ間の第６ヒンジ14との三つのヒンジによって囲繞され
た球面状をなしている。又、左曲面部８は、右曲面部７
と左右対称形をなすとともに、頂壁３上を第１矩形状部
５の左前頂点ｄより第２矩形状部６の左後頂点ｅに至る
円弧状の第７ヒンジ15と、第１矩形状部５の左前頂点ａ
及び左後頂点ｆ間の第８ヒンジ16と、第２矩形状部６の
左前頂点ｆ及び左後頂点ｅ間の第９ヒンジ17との三つの
ヒンジによって囲繞された球面状をなしている。又、上
記第１矩形状部５上面より四角筒状のノズル18を垂設す
るとともに、該ノズル18下面の第１矩形状部５に透孔を
穿設して注出口19を形成している。又、第２矩形状部６
前端下面より閉塞板20を垂設して、筒状ノズル18を前方
へ傾倒させた際、反転頂壁部４が反転して頂壁３上方へ
突出するとともに、上記閉塞板20が注出口19を閉塞する
如く構成している。
又、頂壁３前端にはノズル18を傾倒した際、ノズル18
前部開口を閉塞する第２閉塞板21を立設している。更
に、頂壁３裏面からは容器体口頸部（図示せず）に嵌合
するための嵌合筒部22を垂設している。
前部開口を閉塞する第２閉塞板21を立設している。更
に、頂壁３裏面からは容器体口頸部（図示せず）に嵌合
するための嵌合筒部22を垂設している。
尚、上記注出キャップ１は合成樹脂により一体成形す
ると良い。
ると良い。
「考案の効果」 以上説明した如く本考案液体注出キャップは、既述構
成としたことにより、ワンタッチでノズルの起立及び傾
倒が行え、しかも、それによって注出口の開閉が行える
ため、使用上頗る便利である。又、注出口を閉塞できる
ため、保管時に埃等が容器体内に入る虞はない。
成としたことにより、ワンタッチでノズルの起立及び傾
倒が行え、しかも、それによって注出口の開閉が行える
ため、使用上頗る便利である。又、注出口を閉塞できる
ため、保管時に埃等が容器体内に入る虞はない。
更に、合成樹脂により一体成形が可能であるため、製
造コストも低く済み、安価に製造できる利点がある。
造コストも低く済み、安価に製造できる利点がある。
図面は本考案の一実施例を示し、第１図及び第３図は斜
視図、第２図及び第４図は縦断面図である。 ４……反転頂壁部、18……ノズル
視図、第２図及び第４図は縦断面図である。 ４……反転頂壁部、18……ノズル
Claims (1)
- 【請求項１】周壁２上端縁より延設した頂壁３を下方に
凹ませて弾性反転可能な反転頂壁部４を形成し、該反転
頂壁部４は、上記頂壁３前部より第１ヒンジ９を介して
後方へ下る第１矩形状部５と、該第１矩形状部５後辺に
その前辺を第２ヒンジ10を介して連設するとともに、後
方へ昇り後辺を第３ヒンジ11を介して頂壁３に連設した
第２矩形状部６と、上記頂壁３上を第１矩形状部５の右
前頂点ａより第２矩形状部６の右後頂点ｂに至る円弧状
の第４ヒンジ12及び第１矩形状部右前後頂点間の第５ヒ
ンジ13及び第２矩形状部右前後頂点間の第６ヒンジ14と
により囲繞された球面状の右曲面部７と、該曲面部７と
左右対称形をなすとともに、上記第１矩形状部５の左前
頂点ｄより第２矩形状部６の左後頂点ｅに至る円弧状の
第７ヒンジ15及び第１矩形状部左前後頂点間の第８ヒン
ジ16及び第２矩形状部左前後頂点間の第９ヒンジ17とに
より囲繞された球面状の左曲面部８とから構成し、上記
第１矩形状部５上面より上方に、筒状ノズル18を垂設す
るとともに、該ノズル18下面の第１矩形状部５に透孔を
穿設して注出口19となし、上記第２矩形状部６前端下面
より閉塞板20を垂下させてなり、上記ノズル18を前方へ
傾倒させた際、上記反転頂壁部４が反転して頂壁３上方
へ突出するとともに、前記閉塞板20が注出口19を閉塞す
る如く構成してなることを特徴とする液体注出キャッ
プ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1639590U JP2508354Y2 (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | 液体注出キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1639590U JP2508354Y2 (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | 液体注出キャップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03108658U JPH03108658U (ja) | 1991-11-08 |
| JP2508354Y2 true JP2508354Y2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=31519664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1639590U Expired - Fee Related JP2508354Y2 (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | 液体注出キャップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2508354Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-02-21 JP JP1639590U patent/JP2508354Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03108658U (ja) | 1991-11-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |