JP2504596Y2 - 湿し水自動補充装置 - Google Patents

湿し水自動補充装置

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JP2504596Y2 JP1990006483U JP648390U JP2504596Y2 JP 2504596 Y2 JP2504596 Y2 JP 2504596Y2 JP 1990006483 U JP1990006483 U JP 1990006483U JP 648390 U JP648390 U JP 648390U JP 2504596 Y2 JP2504596 Y2 JP 2504596Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、オフセット印刷等の平版印刷に使用される
湿し水自動補充装置に関する。詳しくは所定濃度範囲内
に調整した湿し水を平版印刷機用湿し水タンクに自動的
に補充することができ、さらにトラブルシューティング
が容易である湿し水自動補充装置に関する。
〈従来の技術〉 オフセット印刷(平版印刷)は水と油が本質的に混り
合わない性質を巧みに利用した印刷方式である。そし
て、その印刷版面は水を受容し油性インキを反撥する領
域と、水を反撥し油性インキを受用する領域からなり、
前者が非画像領域であり後者が画像領域である。
平版印刷で用いられる湿し水は、非画像領域を湿潤す
ることにより画像領域と非画像領域の界面化学的差を拡
大して、非画像領域のインキ反撥性と画像領域のインキ
受用性の差を増大させる作用を有している。
このような湿し水としては、一般にエッチ液(例え
ば、酸性エッチ液、アルカリ性エッチ液、アルコール
等)と呼ばれる添加剤、すなわち、湿し水原液を水で希
釈し、通常0.1〜1重量%または0.1〜5重量%の範囲で
使用しており、安定した印刷を可能にするためにエッチ
液中には通常各種の薬品が配合されている。この薬品と
しては、例えば、版非画像部の不感脂化剤、pH調整剤、
pH緩衝剤、洗浄剤、濡れ剤、キレート剤、防腐剤または
アルコール等である。また、水としては、水道水、工業
用水、井戸水等が用いられる。
従来から一般的に知られている具体的な湿し水として
は、例えば重クロム酸のアルカリ金属塩やアンモニウム
塩、リン酸あるいはその塩、例えばアンモニウム塩、ア
ラビアガム、カルボキシメチルセルロース(CMC)等の
コロイド物質等を含む原液を少量添加した水溶液があ
る。
しかし、上述したようにエッチ液等の湿し水添加剤
は、使用される大量の水に比べわずかな量であるため、
添加剤濃度を適正に管理するのが難しいにもかかわら
ず、多少の変動が生じても印刷インキと湿し水とのバラ
ンスがくずれ易く、印刷上種々のトラブル、例えば、汚
れ、ロール溜り、ローラストリッピング、セットおよび
乾燥の遅延、光沢劣化、網点再現性の劣化等をひき起こ
す。
この他、湿し水としてイソプロピルアルコール(IP
A)を約20〜25%加えた水溶液も用いられていたが、イ
ソプロピルアルコールは蒸発しやすいため、濃度を一定
に保つのが難しく、高価な装置を必要とするばかりか、
特有の不快臭および毒性の問題から産業公害に対する社
会的関心の高い現在では、望ましくないものとなってい
る。
このため、従来から、湿し水の添加剤濃度を所定の適
正濃度範囲内に調整する方法および装置が使用されてい
るし、また提案されている。
通常、オフセット印刷機には、湿し水冷却循環装置が
設けられており、湿し水はその湿し水タンクに貯留され
る。そして、湿し水タンクには、湿し水原液と水とが供
給され、一定濃度の湿し水とされる。
このため、従来、湿し水の濃度を湿し水タンク内の湿
し水のpHや電導度を測定して、あるいはIPAを用いる際
にはフロートによる比重式濃度コントローラを用いて一
定に保つようにしていたが、いずれも精度の安定性に欠
け、精度が悪いものであった。
これらの欠点を改善するため、定量ポンプによる混合
補充装置が特公昭55−39463号に開示されているが、こ
れは機構が複雑で使いにくいものであった。
また、定量ポンプとその作動時間を制御するタイマー
を用いて湿し水原液の量を調整する湿し水自動混合供給
装置が実開昭56−163535号に開示されているが、水量お
よび原液量のいずれも正確に調整するのに十分ではな
く、湿し水濃度を一定の濃度に調整するのに不十分であ
った。
また、特開昭63−303739号には、重量で水および薬液
を計量する方法および装置が開示されているがやはり機
構が複雑で使いにくいものであった。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところで、上述した様々な湿し水補充装置に用いられ
ている従来の湿し水は、版の非画像部に均一に濡れ難い
欠点を持っており、このため印刷物が時々汚れ、また湿
し水の供給量を調節するのに相当の熟練をも要するもの
であった。
これを改善するために、本出願人は、毒性、安全性の
問題がなく、作業性、安定性にすぐれた新規な湿し水を
用い、所定量の水および湿し水原液を湿し水冷却循環装
置の湿し水タンクへ、安定に計量供給することができる
小型で安価な補充装置および方法を特願平1−243613号
に提案した。
この補充装置は、従来のものに比べ、湿し水として優
れた物性を有しているばかりか、かなり精度のよい安定
した濃度の湿し水が得られるが、湿し水原液の送液ポン
プとして定量ポンプを用いており、送液量の計量はポン
プの運転時間を制御することで行われるため、変動が大
きくなり、さらに精度を上げようとしても限界があっ
た。また、定量ポンプは、まれに空運転を生ずる事があ
るため、精度向上が十分に図れないという問題があっ
た。
また、上述の様々な装置は、水および湿し水原液の積
算流量やこれらの積算流量から演算された湿し水の濃度
などの演算手段、表示手段および記憶手段を有するもの
ではないので、停電時やこの装置あるいは印刷機等のト
ラブル発生時などにおいて、主電源が遮断されると、水
および湿し水の積算流量や湿し水濃度がわからなくなっ
てしまい、湿し水タンク内の湿し水をもう1度始めから
作り直す必要が生じたり、トラブルの原因の究明が難し
いという問題があった。
本考案の第1の目的は、湿し水タンク内の湿し水が所
定量に減少した時、湿し水タンク内の湿し水濃度が所定
濃度範囲内に正確に納まるように適正量の水および湿し
水原液を自動的に供給することができ、かつ、水および
湿し水原液の積算流量および湿し水の濃度を監視でき、
また、例え停電やトラブルにより電源が遮断されても記
憶されている前記積算流量や濃度から湿し水タンク内の
湿し水の濃度を知ることができ、さらにトラブルの原因
の究明を容易にすることのできる湿し水自動補充装置を
提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、上記目的に加え、断水
や過大流量等の水の供給の異常に対しても湿し水濃度を
所定濃度範囲内の濃度に保つことができ、この異常発生
の際には異常発生警報を発することのできる湿し水自動
補充装置を提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するために、本考案の第1の態様は、
湿し水原液を収容する原液タンクと、該原液タンク内の
前記原液を、オフセット印刷機に用いられる湿し水を収
容する湿し水タンクに送液する原液ポンプと、該ポンプ
による前記湿し水原液の流量を計測する原液流量センサ
と、給水装置から流入する希釈用水の流量を計測する水
流量センサと、前記湿し水タンクへの水の流入を制御す
る電磁弁と、前記原液タンクおよび前記湿し水タンクの
水タンクの液面を検出する各々の液面検出用レベルセン
サと、前記原液流量センサ、前記水流量センサ、前記原
液タンクレベルセンサおよび前記湿し水タンクレベルセ
ンサからの検出信号に基づいて、前記湿し水タンク内の
湿し水の濃度が常時所定濃度範囲となるように前記原液
ポンプの送液量および前記電磁弁による水の流入量を制
御する制御部と、前記原液流量センサの原液流量積算値
および前記水流量センサの水流量積算値を演算する手段
と、前記原液および水の流量積算値を表示する手段と、
前記原液および水の流量積算値を記憶する手段とを有す
ることを特徴とする湿し水自動補充装置を提供するもの
である。
また、本考案の第2の態様は、上記第1の態様の湿し
水自動補充装置であって、さらに、異常警報発生装置を
備え、前記制御部は、前記湿し水タンクレベルセンサか
らの湿し水不足信号を受けて前記湿し水および水の自動
補充を開始するに際し、前記湿し水不足信号を受けると
ただちに前記電磁弁を駆動して水の流路を開放し、所定
遅延時間経過後の前記水流量センサの検出信号から得ら
れる水流量が所定流量範囲内であれば、前記原液ポンプ
の駆動を開始し、前記所定流量範囲外の場合は前記異常
警報発生装置から異常発生警報を発するように制御する
ことを特徴とする湿し水自動補充装置を提供するもので
ある。
前記湿し水原液は、炭素数7〜12のアルカン類もしく
はアルケン類のモノアルコールまたはジオールにエチレ
ンオキシドおよび/またはプロピレンオキシドを付加せ
しめた化合物の1種以上を含有するものであるのが好ま
しい。
前記湿し水は、前記化合物の1種以上を0.1〜5重量
%含有するものであるのが好ましい。
前記記憶手段は、不揮発性メモリであるのが好まし
い。
また、前記記憶手段は、前記装置本体の主電源と異な
る電池によっても作動可能なメモリであるのが好まし
い。
前記表示手段は、湿し水濃度の表示をも含むものであ
るのが好ましい。
上記態様の装置は、さらに、湿し水濃度が所定の適正
濃度範囲から外れた場合、警報を発するものであるのが
好ましい。
〈実施態様〉 以下に、本考案に係る湿し水自動補充装置を添付の図
面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明する。
第1図は、本考案の湿し水自動補充装置の一実施例の
基本構成図であり、第2図はその概略構造図である。
同図に示すように、湿し水自動補充装置10は、基本的
に、装置本体11内に原液タンク12と、原液ポンプ14と、
原液流量センサ16と、水流量センサ18と、電磁弁20と、
原液タンク12の液面検出用センサ22と、装置本体11の上
部に制御部、設定部、表示部および記憶部などを含むコ
ントロールボックス24と、湿し水タンク26に取り付けら
れる液面検出用センサ28とを有する。
この他、図示の例では、原液タンク12の内部にポンプ
14の吸液パイプ14aがその吸液口12aが底部近傍になるよ
うに挿入され、装置本体11の側部上方には湿し水原液の
吐出ノズル30が設けられ、原液ポンプ14の出側と原液流
量センサ16の入側との間および原液流量センサ16と吐出
ノズル30との間はパイプにより連通される。そして吐出
ノズル30には、装置本体11の外部で給液パイプ32が接続
され、給液パイプ32は延在されて、その先端開口を湿し
水タンク26内に向け配置される。このように原液タンク
12から湿し水タンク26への湿し水原液供給ラインは構成
される。この原液供給ラインに用いられる接続パイプお
よび給液パイプ32は、湿し水原液に影響を与えないもの
であればどのようなものでもよく、金属管、樹脂管、ゴ
ム管、各種ホース、フレキシブルパイプなど従来公知の
ものを用いることができる。
なお、図示例のように、前記原液タンク12には開閉弁
34を設け、原液タンク12内の湿し水原液の交換、タンク
12内の清掃あるいは原液タンク12の交換などの際に流路
を閉じたり、原液タンク12内の湿し水原液を装置外部に
排出するように構成してもよい。
また、精度向上のため、原液流量センサ16の出側と吐
出ノズル30との間に逆止弁36を設けてもよい。
また、装置本体11の側部には、取水ノズル38および給
水ノズル40が設けられており、外部の給水装置(図示せ
ず)、例えば水道等からの給水弁42と取水ノズル38との
間には適当な取水パイプ44が配管され、装置本体11内で
は、取水ノズル38、水流量センサ18、電磁弁20および給
水ノズル40とがこの順序で、それぞれの接続パイプで連
通され、装置本体11外で給水ノズル40には給水パイプ46
が接続され、給水パイプ46は延在されて、その先端開口
を湿し水タンク26内に向けて配置される。このように図
示しない給水装置の給水弁42から湿し水タンク26への給
水ラインは構成される。この給水ラインに用いられる接
続パイプ、取水パイプ44および給水パイプ46は、どのよ
うなものでもよく、金属管、樹脂管、ゴム管、各種ホー
ス、フレキシブルパイプなど従来公知のものを用いるこ
とができる。
ここで、本考案に用いられる原液タンク12は、装置本
体11内に収納されるが、固定的に設置され、上部の蓋13
を外して、あるいは接続口を通して外部から湿し水原液
を補充するように構成してもよいが、原液タンク12ごと
取り換えるように構成してもよい。
原液ポンプ14は、湿し水原液を湿し水タンク26へ送液
するための送液手段であって、湿し水原液送液のための
所定の圧力またはヘッドを与えることができれば、どの
ようなものでもよいが、送液量は一定であっても、可変
であってもよいが、設定量を正確に吐出するのが好まし
く、送液流量の制御のためには容積型ポンプが好まし
い。容積型ポンプとしては従来公知のものを用いること
ができ、例えば、ベローズポンプ、チュービングポン
プ、ダイヤフラムポンプ、プランジャポンプ、レシプロ
ピストンポンプなどが挙げられる。
原液流量センサ16および水流量センサ18は、それぞれ
湿し水原液および水の通過流量を測定でき、その結果を
電気信号として、例えば所定サンプリングタイムに対す
るパルス信号からなる流量デジタル信号として発生する
ことができるものであれば、どのようなタイプのもので
もよく、容積型流量計、翼車型流量計、面積式流量計な
どの従来公知のものを用いることができ、例えば、翼車
の回転を磁気センサ等で検出する型式のベーンフローメ
ータ(翼車型流量計)、光センサ等を用いる歯車式容積
型流量計などを代表的に挙げることができる。
従って、原液流量センサ16は、原液タンク12から湿し
水タンク26へ移送され、吐出される湿し水原液の流量を
正確に計測し、電気信号として得ている。
また、水流量センサ18は、外部の給水装置、例えば水
道などから流入し、湿し水タンク26に吐出される湿し水
原液希釈用水の流量を正確に計測し、電気信号として得
ている。
電磁弁20は、湿し水タンク26に流入する水の量を制御
し、湿し水タンク26内の湿し水の濃度を常に所定の濃度
範囲内に納まるようにするものであって、従来公知の電
磁弁を用いることができるが、細かい制御が可能なもの
が好ましい。
液面検出用レベルセンサ22および28は、少なくともそ
れぞれ、原液タンク12内の湿し水原液および湿し水タン
ク26内の湿し水の貯溜量が所定値以下となり、それぞれ
の液面が各々所定値以下になった時に電気信号を発生す
ることができるものであればどのようなものでもよく、
圧力、浮力、電気、光、超音波等を利用したものを用い
ることができる。例えば、代表的には、この他、液面の
下限値のみならず上限値においてもその対応電気信号、
液面レベルに対応する電気信号あるいは液面の変化量
(低下量および上昇量)に対応する電気信号を発生する
ものであってもよいことは勿論である。レベルセンサ22
は原液タンク12の所定位置に、レベルセンサ28は湿し水
タンク26の所定位置に取り付けられる。
コントロールボックス24は、第3図に詳細に示すよう
に制御部48および操作部50からなり、操作部50は、設定
部52と記憶部54と表示部56と異常警報発生装置58とから
構成される。
制御部48は、原液流量センサ16、水流量センサ18、原
液タンク液面検出用レベルセンサ22および湿し水タンク
液面検出用レベルセンサ28の各センサからの信号を受け
ることができるように電気的に接続され、原液ポンプ14
および電磁弁20への制御信号を送ることができるように
電気的に接続され、さらに、操作部50とも電気的に接続
され、種々の検出信号や設定信号を受け、種々の制御信
号や演算結果を伝送する演算制御部であり、CPU(中央
演算処理装置)から構成される。ここで、レベルセンサ
28が、湿し水タンク26の液面レベルが所定値以下となっ
た信号を発生すると、制御部48はその旨の信号を受け、
原液ポンプ14と電磁弁20へ駆動信号を送り、湿し水原液
および水を湿し水タンク26へ補充を開始する。この時、
各流量センサ16および18は、それぞれ湿し水原液および
水の補充流量を検出し、この補充流量に応じたパルス信
号を制御部48へ送信し、制御部48は、このパルス信号を
カウントし、その値が予め設定されている1回当りの補
充量に相当するパルス数に達した時に補充を停止するよ
うにそれぞれ原液ポンプ14および電磁弁20を制御する。
一方、原液タンク12内の液面が所定レベル以下にな
り、湿し水原液が所定量以下になると、液面検出用レベ
ルセンサ22がその旨の信号を発生し、制御部48は異常警
報発生装置58から原液不足警報を発し原液の補給を促
し、原液ポンプ14および電磁弁20が動作中の場合は原液
ポンプ14および電磁弁20の駆動を停止させ湿し水原液お
よび水の、湿し水タンク26への補充を停止する。この
際、原液ポンプ14および電磁弁20が停止される直前まで
に、湿し水タンク26へ補充された湿し水原液および水の
量に対応するパルス数は、制御部48に記憶されている。
異常警報発生装置58から原液不足警報が発生した時は、
原液を原液タンク12に補給した上で再スタートさせる
と、流量パルス信号は、記憶されているパルス数に継続
してカウントされ、湿し水原液と水とはそれぞれ正確に
所定量ずつ補充されるように、それぞれ原液ポンプ14お
よび電磁弁20の駆動が制御される。
ところで、水道等の給水装置が異常である場合、例え
ば断水等の場合には、湿し水タンク26の液面レベル検出
センサ28からの湿し水不足信号に基づく湿し水補充信号
がON(補充)となった時に電磁弁20および原液ポンプ14
を同時にON(駆動)すると湿し水タンク26へは湿し水原
液のみが補充されることになり湿し水濃度がオーバーと
なってしまう場合がある。
従って、本考案の第2の態様の湿し水自動補充装置に
おいては、湿し水タンク26へ湿し水を自動補充する際
に、制御部48は第4図および第5図に示すように以下の
制御を行うように構成される。
第4図は、第3図に示す湿し水自動補充装置10の正常
な自動補充動作のタイムチャートの一例であり、第5図
は、湿し水自動補充装置10の自動補充動作に断水等の異
常が発生した場合のタイムチャートの一例である。ここ
で(a)は湿し水タンク液面レベルセンサ28からの湿し
水不足信号を湿し水補充信号として表わしたもので、
(b)は水の流路の開閉を行う電磁弁20の駆動信号、
(c)は湿し水原液を送液する原液ポンプ14の駆動信
号、(d)は水流量のチェックタイミングを表わすチェ
ック信号、(e)は水流量センサ18の適正流量信号、
(f)は異常警報発生装置58の駆動信号である。
湿し水の自動補充動作が正常に行われる場合には、第
4図に示すように、制御部48は湿し水タンク液面レベル
センサ28からの湿し水不足信号に基づいた自動補充信号
(a)がオン(ON(補充))になると、電磁弁20を駆動
(ON)し、水の流路を開く。
次に、制御部48は、自動補充信号(a)が立上ってか
らΔtd、例えば2秒間の所定遅延時間遅延させたのち、
水流量センサ18の流量信号(パルス数)を所定チェック
時間Δtc、例えば、2秒間((a)の立上りから2〜4
秒の間)チェックするようにチェック信号をオン(ON)
する。これは、例えば、断水等であっても、電磁弁20近
くの管路44に水が溜まっていれば、電磁弁20を開いた当
初、例えば、最初の2秒間すなわち過渡期は水が流れ水
流量センサ18が流量信号を出すが、すぐに水の流量は低
下し、水流量信号(パルス)が出なくなるからである。
従って、本考案では、この過渡応答の時間を遅延時間Δ
tdとして設定し、断水等の流量チェックには利用せず、
原液ポンプ14の誤動作を防止し、湿し水の濃度が過濃ま
たは過薄すなわち適正範囲から外れるのを防止してい
る。
所定チェック時間Δtcの間の水流量センサ18の流量信
号をチェックし、これが適正(パルス数をカウントし、
パルス数が適正)であれば、チェック時間終了後直ちに
制御部48は、適正流量信号(e)をオン(ON)させ、原
液ポンプ14の駆動(c)をオン(ON)し、湿し水原液を
湿し水タンク26に供給する。この時、異常警報装置58は
オフ(OFF)のままである。
電磁弁20および原液ポンプ14はそれぞれ、湿し水タン
ク26への水および湿し水原液の供給量がそれぞれの所定
量に達した後(パルス数がそれぞれ所定パルス数(積算
流量)に達した後)、制御部48によって駆動が停止(OF
F)される。
一方、第5図に示すように、自動補充信号(a)がオ
ン(補充)になって、電磁弁20の駆動(b)がオンにな
っても断水等のため、水の流量が所定チェック時間Δtc
の間に適正にならない(水流量センサ18からの流量信号
が適正にならず、すなわちパルス数が適正カウントにな
らず、チェック信号(d)がOFFになっても適正流量信
号(e)がON(適正)にならない)場合には、制御部48
は直ちに、異常警報発生装置58をオン(ON)させ、異常
警報を発生させる。この時、原液ポンプ14の駆動(c)
はOFFのままである。異常警報の発生直後またはその後
電磁弁20の駆動(b)はOFFとなる。
また、断水だけでなく、水流量が過大、例えば、流量
センサ18の能力以上である時(パルス数をカウントして
能力以上のパルスがきた時)にも、異常警報を発生し、
電磁弁20の駆動(b)をOFFし、水の流路を閉止するよ
うに構成してもよい。
本考案の湿し水自動補充装置の水流量のチェックは以
上のように構成されるが、本考案における水流量チェッ
クは上述の湿し水自動補充開始時のみに限定されるわけ
ではなく、自動補充中においても、所定タイミングでチ
ェック時間Δtcのチェックを自動的に入れるように構成
してもよい。
このように構成することにより、本考案の湿し水自動
補充装置は、水の供給の異常の発生を警報で知らせるこ
とができ、この異常に対応して電磁弁および原液ポンプ
の駆動を制御することができるので、湿し水タンク内の
湿し水濃度の過濃もしくは過薄を防止することができ
る。
操作部50の設定部52は、湿し水原液の流量の設定器52
A、水の流量の設定器52Bおよびこの他湿し水濃度の設
定、許容変動範囲の設定、さらに湿し水自動補充装置に
必要な種々の設定を行うための設定器52Cを含むもの
で、これらの設定値を電気信号として制御部48へ伝送す
るように構成され、直接各設定器にマニュアル入力する
ものであってもよいし、キーボード等を介して入力する
ものであってもよい。これらの各設定値は、設定と同時
に機械的あるいは電気的に設定部52の各設定器に表示し
てもよいし、後述する表示部56に表示するようにしても
よい。
操作部50の記憶部54は、設定部52において設定された
各設定値や、流量センサ16および18によって検出され、
制御部48において演算された湿し水原液および水の積算
流量値ならびに湿し水の濃度値、さらには、湿し水自動
補充装置10の作動に必要なものを記憶するもので、RAM
あるいは必要に応じてROM等のメモリから構成される。
ここで、少なくとも上記湿し水原液および水の積算流量
値を記憶するためのメモリは、停電時や平版印刷機また
は本考案の湿し水補充装置のトラブル等により、本装置
本体11の主電源が遮断された場合にも、記憶しておくこ
とができるメモリ、例えば不揮発性メモリ、あるいは前
記主電源が切れた場合に、これと別の電源、例えば、電
池、蓄電池等と、この電源により作動されるメモリで構
成するのがよい。
操作部50の表示部56は、流量センサ16および18によっ
て、検出された流量信号に基づいて制御部48において演
算された湿し水原液の積算流量(流量積算値)Aの表示
器56A、水の積算流量Bの表示器56Bおよびこれらの積算
流量から演算される湿し水濃度Cの表示器56Cなどを含
むものである。
この他、表示部56において、レベルセンサ22からの液
面検知信号に基づく制御部48からの原液タンク12の液量
もしくは液面レベルの表示や原液タンク12の原液不足警
告表示、または原液タンク12の交換あるいは原液タンク
12内の湿し水原液補充の表示、レベルセンサ28からの液
面検知信号に基づく制御部48からの湿し水タンク26の液
量もしくは液面レベルの表示や湿し水自動補充装置10の
作動表示、および種々の異常発生警告表示、さらには、
設定部52によって設定された各々の設定値の表示および
これらの設定値から演算される種々の数値の表示ならび
に本考案の湿し水自動補充装置10の作動および使用に必
要あるいは便利である表示はすべて行ってよい。
ここで、表示器56A,56B,56Cとしては、特に制限はな
く、従来公知の表示器、例えばネオン管、蛍光表示装
置、液晶表示装置、LED、機械式カウンタなどを用いる
ことができる。
本考案に用いられる異常警報発生装置58としては、特
に制限的ではなく、例えばブザー、ベル、電子音等の従
来公知のものを用いることができる。また、異常発生の
種類に応じ警報を変えるように構成すれば、トラブルシ
ューティングがさらに容易となり好ましい。
また、本考案では、湿し水濃度が適正範囲から外れた
場合、あるいは、原液タンク12の液面レベルが所定値以
下になった場合、もしくはトラブルが生じた場合には、
その旨の表示、そのトラブル発生の場所などを表示部56
に表示するほか、異常警報発生装置58から異常発生の警
報を発するように構成してもよい。
なお、第3図に示す例では、記憶部54および表示部56
は別々に示されているが、本考案はこれに限定されず、
停電記憶積算カウンタ等を用いて記憶および表示を同時
に行うものであってもよい。
また、第3図に示す原液ポンプ14に定量ポンプを用い
る湿し水自動補充装置10において、検定等のため原液流
量センサ16を使用せずに、前記定量ポンプのストローク
数をカウントして湿し水原液の流量を算出するための信
号を入力するマイクロスイッチ60等を備える構成であっ
てもよい。
なお、本考案に用いられる湿し水原液および湿し水
は、特に制限的ではなく、従来公知の湿し水原液(添加
剤)およびこれを希釈した湿し水を用いることができる
が、本出願人が特願平1−243613号に開示した炭素数7
〜12のアルカン類もしくはアルケン類のモノアルコール
またはジオールにエチレンオキシドおよび/またはプロ
ピレンオキシドを付加せしめた化合物の1種以上を含有
する湿し水原液および前記化合物の1種以上を0.1〜5
重量%含有する湿し水が好ましい。
また、本考案に用いられる水も特に制限的でなく、通
常の水道水、井戸水、工業用水等を用いることができ
る。
〈作用〉 以上、本考案に係る湿し水自動補充装置10は、基本的
に以上のように構成されるが、以下にその作用について
詳細に説明する。
まず、始めに操作部52により、単位時間または補充1
回当りの湿し水原液および水の流量または積算流量を設
定器52A,52Bにより設定し、さらに必要に応じて湿し水
の濃度などを設定器52Cにより設定し、制御部48を介し
て記憶部54に記憶させておく。
第1図において、図示しない平版印刷機へ湿し水をポ
ンプ62により供給している間に、湿し水タンク26の液面
レベルが所定レベル以下になったことをレベルセンサ28
が検知すると、その信号が制御部48に伝送され、制御部
48は、湿し水原液および水の設定流量もしくは設定湿し
水濃度となるように原液ポンプ14および電磁弁20を駆動
する。
湿し水原液は、原液タンク12から原液ポンプ14によ
り、原液流量センサ16、吐出ノズル30、給液パイプ32か
らなる原液供給ラインを通って湿し水タンク26に供給さ
れる。一方、供給弁42から供給される水は取水パイプ4
4、取水ノズル38、水流量センサ18、電磁弁20、給水ノ
ズル40、給水パイプ46からなる給水ラインを通って湿し
水タンク26に供給される。
この時、原液流量センサ16は湿し水原液の流量を検出
し、水流量センサ18は水の流量を検出し、それぞれ、第
3図に示すようにパルス状の信号として制御部48に伝送
し、制御部48は、それぞれ積算流量、さらにはこれから
湿し水濃度を演算し、表示部56の表示器56A,56B,56Cに
それぞれ表示するとともに、これらの積算流量や濃度が
設定値あるいは設定範囲を外れた時は警報を発し、異常
箇所を表示する。
また、本装置10の作動中に、原液タンク12内の液面レ
ベルが所定値以下になった場合には、液面検出用レベル
センサ22からの信号を受けて制御部48は、原液ポンプ14
および電磁弁20の駆動を停止させ、湿し水原液および水
の、湿し水タンク26への補充を停止し、原液不足の警報
を発し、その旨を表示する。従って、ユーザーは、すぐ
に湿し水原液の補充またはタンクの交換等を行うことが
できる。
また、本考案の湿し水自動補充装置10は、例え、停電
または接続印刷機もしくは本装置にトラブルが生じ、主
電源が落されるような場合にも、少なくとも湿し水原液
および水の積算流量は記憶部54の別電源によるメモルも
しくは不揮発性メモリに記憶されており、好ましくは表
示されているので、復帰が容易であるし、トラブルの原
因究明すなわち、トラブルシューティングに極めて有効
である。
本考案に係る湿し水自動補充装置は、基本的には以上
のように構成されるが、本考案はこれに限定されるわけ
ではなく、本考案の第1の態様に示す湿し水自動補充装
置のように、湿し水原液および水の積算流量の演算、表
示、記憶手段を有していなくてもよいなど、本考案の要
旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設計の変
更が可能なことは勿論である。
〈考案の効果〉 以上詳述したように、本考案の第1の態様によれば、
湿し水原液および水の両方とも流量センサで計測するの
で、計量精度を大幅に向上させることができるととも
に、定量ポンプ等で計量する場合に生じる前記空運転に
対する計量誤差の発生を防止することができ、例え、空
運転が発生しても湿し水濃度を適正に保つことができる
ので信頼性を大幅に向上させることができる。
また、本考案によれば、上記効果に加え、停電やトラ
ブル発生時で、主電源が落ちても、湿し水原液および水
の積算流量を記憶し、さらに必要に応じて表示すること
ができるので、停電解消時の本装置の復帰が容易である
ばかりか、トラブルの原因究明に対して極めて効果的で
ある。
さらに、本考案の第2の態様によれば、上記各効果に
加え、断水や過剰供給等の水の供給装置に異常があって
も、自動的に水の供給をチェックし、異常があれば前記
電磁弁や原液ポンプを制御して、水または湿し水原液の
流路を開または閉すると同時に警報が発するので、湿し
水濃度の過濃や過薄を防止することができる。
また、本考案によれば、湿し水の補充を自動的に行う
ことができ、例え、原液タンク内の湿し水原液が所定量
以下になれば容易に湿し水原液を補充することができ、
ユーザーにとって極めて使い勝手のよいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る湿し水自動補充装置の基本構成
の一実施例を示すブロック図である。 第2図は、第1図に示す湿し水自動補充装置の概略構造
図である。 第3図は、第1図に示す湿し水自動補充装置の制御系の
一例を示すブロック図である。 第4図および第5図は、それぞれ本考案の湿し水自動補
充装置の各部の作動の正常時および異常時のタイムチャ
ートの一例である。 符号の説明 10…湿し水自動補充装置、12…原液タンク、14…原液ポ
ンプ、16…原液流量センサ、18…水流量センサ、20…電
磁弁、22,28…レベルセンサ、24…コントロールボック
ス、26…湿し水タンク、48…制御部、50…操作部、52…
設定部、54…記憶部、56…表示部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】湿し水原液を収容する原液タンクと、該原
    液タンク内の前記原液を、オフセット印刷機に用いられ
    る湿し水を収容する湿し水タンクに送液する原液ポンプ
    と、該ポンプによる前記湿し水原液の流量を計測する原
    液流量センサと、給水装置から流入する希釈用水の流量
    を計測する水流量センサと、前記湿し水タンクへの水の
    流入を制御する電磁弁と、前記原液タンクおよび前記湿
    し水タンクの液面を検出する各々の液面検出用レベルセ
    ンサと、前記原液流量センサ、前記水流量センサ、前記
    原液タンクレベルセンサおよび前記湿し水タンクレベル
    センサからの検出信号に基づいて、前記湿し水タンク内
    の湿し水の濃度が常時所定濃度範囲となるように前記原
    液ポンプの送液量および前記電磁弁による水の流入量を
    制御する制御部と、前記原液流量センサの原液流量積算
    値および前記水流量センサの水流量積算値を演算する手
    段と、前記原液および水の流量積算値を表示する手段
    と、前記原液および水の流量積算値を記憶する手段とを
    有することを特徴とする湿し水自動補充装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の湿し水自動補充装置であ
    って、さらに、異常警報発生装置を備え、前記制御部
    は、前記湿し水タンクレベルセンサからの湿し水不足信
    号を受けて前記湿し水および水の自動補充を開始するに
    際し、前記湿し水不足信号を受けるとただちに前記電磁
    弁を駆動して水の流路を開放し、所定遅延時間経過後の
    前記水流量センサの検出信号から得られる水流量が所定
    流量範囲内であれば、前記原液ポンプの駆動を開始し、
    前記所定流量範囲外の場合は前記異常警報発生装置から
    異常発生警報を発するように制御することを特徴とする
    湿し水自動補充装置。
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