JPH04101894A - 湿し水自動補充方法および装置 - Google Patents

湿し水自動補充方法および装置

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JPH04101894A
JPH04101894A JP21943090A JP21943090A JPH04101894A JP H04101894 A JPH04101894 A JP H04101894A JP 21943090 A JP21943090 A JP 21943090A JP 21943090 A JP21943090 A JP 21943090A JP H04101894 A JPH04101894 A JP H04101894A
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JP
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water
dampening water
dampening
conductivity
concentration
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Tomoaki Takekoshi
友昭 竹越
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、オフセット印刷等の平版印刷に使用される湿
し水自動補充方法および装置に関する。 詳しくは湿し
水原液と希釈用水の混合後の湿し水濃度を直接計測して
所定濃度範囲内に調整した湿し水を平版印刷機用湿し水
タンクに自動的に補充することができる湿し水自動補充
方法および装置に関する。
〈従来の技術〉 オフセット印刷(平版印刷)は水と油が本質的に混り合
わない性質を巧みに利用した印刷方式である。 そして
、その印刷版面は水を受用し油性インキを反撥する領域
と、水を反撥し油性インキを受用する領域からなり、前
者が非画像領域であり後者が画像領域である。
平版印刷で用いられる湿し水は、非画像領域を湿潤する
ことにより画像領域と非画像領域の界面化学的差を拡大
して、非画像領域のインキ反撥性と画像領域のインキ受
用性の差を増大させる作用を有している。
このような湿し水としては、一般にエッチ液(例えば、
酸性エッチ液、アルカリ性エッチ液、アルコール等)と
呼ばれる添加剤、すなわち、湿し水原液を水で希釈し、
通常0.1〜1重量%または0.1〜5重量%の範囲で
使用しており、安定した印刷を可能にするためにエッチ
液中には通常各種の薬品が配合されている。 この薬品
としては、例えば、版非画像部の不感脂化剤、pH調整
剤、pH緩衝剤、洗浄剤、濡れ剤、キレート剤、防腐剤
またはアルコール等である。 また、水としては、水道
水、工業用水、井戸水等が用いられる。
従来から一般的に知られている具体的な湿し木としては
、例えば重クロム酸のアルカリ金属塩やアンモニウム塩
、リン酸あるいはその塩、例えばアンモニウム塩、アラ
ビアガム、カルボキシメチルセルロース(CMC)等の
コロイド物質等を含む原液を少量添加した水溶液がある
しかし、上述したようにエッチ液等の湿し水添加剤は、
使用される大量の水に比べわずかな量であるため、添加
剤濃度を適正に管理するのが難しいにもかかわらず、多
少の変動が生じても印刷インキと湿し水とのバランスが
くずれ易く、印刷上程々のトラブル、例えば、汚れ、ロ
ール溜り、ローラストリッピング、セットおよび乾燥の
遅延、光沢劣化、網点再現性の劣化等をひき起こす。
この他、湿し水としてイソプロピルアルコール(I P
A)を約20〜25%加えた水溶液も用いられていたが
、イソプロ、ビルアルコールは蒸発しやすいため、濃度
を一定に保つのが難しく、高価な装置を必要とするばか
りか、特有の不快臭および毒性の問題から産業公害に対
する社会的関心の高い現在では、望ましくないものとな
っている。
このため、従来から、湿し水の添加剤濃度な所定の適正
濃度範囲内に調整する方法および装置が使用されている
し、また提案されている。
通常、オフセット印刷機には、湿し水冷却循環装置が設
けられており、湿し水はその湿し水タンクに貯留される
。  そして、湿し水タンクには、湿し水原液と水とが
供給され、一定濃度の湿し水とされる。
このため、従来、湿し水の濃度を湿し水タンク内の湿し
水のpHや電導度を測定して、あるいはIPAを用いる
際にはフロートによる比重式濃度コントローラを用いて
一定に保つようにしていたが、湿し水タンク内の湿し水
は印刷機との間を循環するため、油性インキなどと混じ
り合い、p H、i導度、比重などが変動することがあ
るため、いずれも精度の安定性に欠け、精度が悪いもの
であった。
これらの欠点を改善するため、定量ポンプによる混合補
充装置が特公昭55−39463号に開示されているが
、これは機構が複雑で使いにくいものであった。
また、定量ポンプとその作動時間を制御するタイマーを
用いて湿し水原液の量を調整する湿し水自動混合供給装
置が実開昭56−163535号に開示されているが、
水量および原液量のいずれも正確に調整するのに十分で
はなく、湿し水濃度を一定の濃度に調整するのに不十分
であった。
また、特開昭63−303739号には、重量で水およ
び薬液を計量する方法および装置が開示されているがや
はり機構が複雑で使いにくいものであった。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、上述した様々な湿し水補充装置に用いられて
いる従来の湿し水は、版の非画像部に均一に濡れ難い欠
点を持っており、このため印刷物が時々汚れ、また湿し
水の供給量を調節するのに相当の熟練をも要するもので
あった。
これを改善するために、本出願人は、毒性、安全性の問
題がなく、作業性、安定性にすぐれた新規な湿し水を用
い、所定量の水および湿し水原液を湿し水冷却循環装置
の湿し水タンクへ、安定に計量供給することができる小
型で安価な補充装置および方法を特願平1−24361
3号に提案した。
この補充方法では、従来のものに比べ、湿し水として優
れた物性を有しているばかりか、かなり精度のよい比較
的安定した濃度の湿し水が得られるが、湿し水原液の比
重が1に近く、従来IPAを用いる際に行なわれてきた
フロートによる比重式濃度コントローラを用いることが
できないために、湿し水タンク内に流入した湿し水原液
と希釈用水との積算流量から濃度を算出し、この濃度を
一定に保つように湿し水タンク内に流入する湿し水原液
を希釈用水の流量制御を行なっている。
従って、この方法では、調製された湿し水の濃度を直接
測定していないので、補充される湿し水の濃度を直接知
ることはできないし、湿し水原液を送液する定量ポンプ
や水の供給に異常が発生した場合、湿し水タンク内の湿
し水の濃度がわからなくなったり、大きく許容範囲を外
れてしまうので、この湿し水を廃棄し、全く新たに調製
する必要があるという問題とがあった。
このため、補充される湿し水の濃度を直接知ることので
きる方法および装置が強く求められていたが、このうち
、上述したように車に湿し水の電導度のみを計測して濃
度を算出する方法では、濃度の再現安定性がなく、精度
が不十分であった。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解消し、湿し
水原液と希釈用水とを混合して調製した湿し水の濃度を
直接計測し、この濃度を所定の許容範囲内に納めるよう
に湿し水原液、希釈用水またはその両方の流量を制御す
るようにし、前記濃度が所定許容範囲を外れた場合は警
告−をすることができる湿し水自動補充方法および装置
を提供することにある。
く課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するために、本発明者は、湿し水タンク
に湿し水原液と希釈用水とから調製した湿し水を自動補
充する際に、湿し水原液を希釈用水で希釈混合して得た
湿し水の濃度を検知する方法として考えられていたが、
十分な精度を得ることができなかった前記湿し水の電導
度を用いて濃度を算出する方法について、鋭意研究した
結果、前記湿し水の濃度に対して前記湿し水の電導度が
ばらつく原因が湿し水原液を混合希釈する希釈用水の電
導度のばらつきにあること、この希釈用水の電導度は、
供給源、例えば、井戸水、水道水、あるいは供給源の地
域などによって異なること、さらに、湿し水の電導度と
希釈用水の電導度とは一定の関係、すなわち、これらの
電導度の差と濃度が相関関係、例えば比例関係にあるこ
とを知見し、本発明に至ったものである。
すなわち、本発明の第1の態様は、オフセット印刷機に
用いられる湿し水を収容する湿し水タンクに不足する湿
し水を自動補充するに際し、 湿し水原液を希釈する希釈用水の電導環および前記湿し
水原液と希釈用水とを混合して得られた湿し水の電導環
を前記湿し水タンクに供給する前に測定し、両測定値か
ら湿し水の濃度を算出し、この濃度を所定の許容範囲内
に保つように前記希釈用水または前記湿し水原液もしく
はその両者の供給量を調整することを特徴とする湿し水
自動補充方法を提供するものである。
また、本発明の第2の態様は、湿し水原液を収容する原
液タンクと、該原液と希釈用水とを混合して湿し水を調
整する混合手段と、該混合手段において調整された湿し
水の電導環を計測する湿し水電導度計測手段と、調整済
湿し水をオフセット印刷機に用いられる湿し水を収容す
る湿し水タンクに供給する湿し水供給手段と、前記原液
タンク内の前記原液を前記混合手段に送液する原液ポン
プと、給水装置から前記混合手段に流入する前記希釈用
水の流量を制御する電磁弁と、前記希釈用水の電導環を
計測する希釈用水電導度計測手段と、前記湿し水電導度
計測手段および希釈用水電導度計測手段により計測され
た湿し水電導度と希釈用水室導度とを用いて前記調整済
湿し水の濃度を算出する濃度算出手段と、算出された濃
度が所定の許容範囲を外れたことを警告する手段とを備
えたことを特徴とする湿し水自動補充装置を提供するも
のである。
上記各態様において、前記湿し水原液は、炭素数7〜1
2のアルカン類もしくはアルケン類のモノアルコールま
たはジオールにエチレンオキシドおよび/またはプロピ
レンオキシドを付加せしめた化合物の1 ff1以上を
含有するものであるのが好ましい。
前記湿し水は、前記化合物の1 fff1以上を0.1
〜5重量%含有するものであるのが好ましい。
上記第2の態様において、前記混合手段は、ミキシング
タンクおよび攪拌器を有するのが好ましい。
前記湿し水供給手段は、送液ポンプであるのが好ましい
前記警告手段は、表示手段であるのが好ましい。
また、前記警告手段は、警報を発するものであるのが好
ましい。
〈実施態様〉 以下に、本発明に係る湿し水自動補充方法および装置を
添付の図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明する
第1図は、本発明の湿し水自動補充方法を実施する湿し
水自動補充装置の一実施例の基本構成図である。
同図に示すように、湿し水自動供給装置1゜は、基本的
に、装置本体11内の左下方に原液タンク12と、原液
ポンプ14と、原液流量センサ16と、原液タンク12
の液面検出用センサ18と、装置本体11内の左上方に
希釈用水流量センサ20と、電磁弁22と、希釈用水電
導度計24と、装置本体11内の右下方にミキシングタ
ンク26と、湿し水電導度計28と、ミキシングタンク
26の液面検出用センサ30と、湿し水ポンプ32と、
装置本体11の上部に制御部、設定部および記憶部など
を含むコントロールボックス34と、表示装置36と、
湿し水タンク38に取り付けられる液面検出用センサ4
0とを有する。
この他、図示の例ては、原液タンク12の内部にポンプ
14の吸液バイブ14aが底部近傍まで延在し、ミキシ
ングタンク26の上部には湿し水原液(以下、単に原液
という)の給液バイブ42がその先端開口をミキシング
タンク26内に向けて配置され、さらに、原液流量セン
サ16の後流には三方電磁弁44が配置され、給液バイ
ブ42と接続される。 そして原液ポンプ14、流量セ
ンサ16および三方電磁弁44はそれぞれこの順序で接
続パイプにより連通される。 このように原液タンク1
2からミキシングタンク26への原液供給ラインは構成
される。 この原液供給ラインに用いられる接続パイプ
、給液パイプ14aおよび給液パイプ42は、原液に影
響を与えないものであればどのようなものでもよく、金
属管、樹脂管、ゴム管、各種ホース、フレキシブルパイ
プなど従来公知のものを用いることができる。
また、装置本体11の側部には、希釈用水(以下、単に
水という)の供給源である外部の給水装置(図示せず)
、例えば水道等の給水弁46と装置本体11内の水流量
センサ20とを接続する取水パイプ48が取り付けられ
、ミキシングタンク26の上部には希釈用水の給水パイ
プ50がその先端開口をミキシングタンク26内に向け
て配置され、ざらに水電導度計24の後流には三方電磁
弁52が配置され給水パイプ50と接続される。 そし
て、水流量センサ20、電磁弁22、水電導度計24お
よび三方電磁弁52′はそれぞれこの順序で接続パイプ
により連通される。
このように図示しない給水装置の給水弁46からミキシ
ングタンク26への給水ラインは構成される。 この給
水ラインに用いられる接続パイプ、取水パイプ48およ
び給水パイプ50は、どのようなものでもよく、原液供
給ラインに用いられるものを始めとして、従来公知のも
のはいずれも用いることができる。
また、ミキシングタンク26内部には、攪拌器54が配
設され、湿し水ポンプ32の送液パイプ32aが底部近
傍まで延在している。 ミキシングタンク26の上部に
配置されている湿し水ポンプ32には、湿し水タンク3
8まで、延在する補充パイプ56が取り付けられ、この
パイプ56の先端開口は湿し水タンク38内に向けられ
ている。
図示例の装置においては、掃除等により空になった湿し
水タンク38に新規に湿し水を充填する際に、湿し水の
充填は間を短縮するために、ミキシングタンク26を経
由させずに直接原液と水とを湿し水タンクに供給できる
ように、原液供給ラインおよび給水ラインに設けられて
いる三方電磁弁44および52の残りの出側弁口からそ
れぞれバイパスパイプ58および59を延長し、これら
を合流接続させた後、補充パイプ56の途中に合流接続
させてもよい。 この時、これらの合流接続部分の前後
に開閉弁等を設けてもよいことは勿論である。
このように原液と水とを直接湿し水タンク38に供給し
て混合して湿し水を調製する際には、原液流量センサ1
6および水流量センサ20でそれぞれ正確な原液および
水の積算流量を正確に計測し、所要の混合割合になるよ
うに混合すればよいが、上述のように新規に混合調製さ
れた湿し水をオフセット印刷機に用いる前であれば、湿
し水を電導度肝により計測して湿し水の濃度を求めても
よい。
なお、原液と水とを直接湿し水タンク38に供給する必
要がない場合には、三方電磁弁44.52、バイパスパ
イプ58.59を設けなくてもよいことは勿論である。
ここで、本発明に用いられる原液タンク12は、装置本
体11内に収納されるが、固定的に設置され、例えば上
部の蓋を外して、あるいは接続口を通して外部から原液
を補充するように構成してもよいし、また原液タンク1
2ごと取り換えるように構成してもよい。
原液ポンプ14は、原液をミキシングタンク26へ送液
するための送液手段であって、湿し水原液送液のための
所定の圧力またはヘッドを与えることができれば、どの
ようなものでもよく、その送液量は一定であっても、可
変であってもよいが、設定量を正確に吐出するのが好ま
しく、送液流量の制御のためには容積型ポンプが好まし
い、 容積型ポンプとしては従来公知のものを用いるこ
とができ、例えば、ベローズポンプ、チュービングポン
プ、ダイヤフラムポンプ、プランジャポンプ、レシブロ
ピストンポンプなどが挙げられる。
原液流量センサ16および水流量センサ22は、それぞ
れ原液および水の通過流量を測定できるものであれば、
どのようなタイプのものでもよいが、測定結果を電気信
号として、例えば所定サンプリングタイムに対するパル
ス信号からなる流量デジタル信号などとして発生するこ
とができるものが好ましく、容積型流量計、翼車型流量
計、面積式流量計などの従来公知のものを用いることが
でき、例えば、翼車の回転を磁気センサ等で検出する型
式のベーンフローメータ(翼車型流量計)、光センサ等
を用いる歯車式容積型流量計、超音波式流量計などを代
表的に挙げることができる。
液面検出用レベルセンサ18.30および40は、少な
くともそれぞれ、原液タンク12内の湿し水原液と、ミ
キシングタンク26内および湿し水タンク38内の湿し
水との貯溜量がそれぞれ所定値以下となり、それぞれの
液面が各々所定値以下になった時に電気信号を発生する
ことができるものであればどのようなものでもよく、圧
力、浮力、電気、超音波、光等を利用したものを用いる
ことができる。 この他、液面の下限値のみならず上限
値においてもその対応電気信号、液面レベル”に対応す
る電気信号あるいは液面の変化量(低下量および上昇量
)に対応する電気信号を発生するものであってもよいこ
とは勿論である。 レベルセンサ18は原液タンク12
の所定位置に、レベルセンサ30は、ミキシングタンク
26の所定位置に。
レベルセンサ40は湿し水タンク38の所定位置にそれ
ぞれ取り付けられる。
を磁弁22は、ミキシングタンク26に流入する水の量
を制御し、ミキシングタンク26内の湿し水の濃度を常
に所定の濃度範囲内に納まるように流出する水の量を制
御するものであって、従来公知の電磁弁を用いることか
できるが、細かい制御が可能なものが好ましい。
希釈用水電導度計24および湿し水電導度計28は、そ
れぞれ希釈用水および湿し水の電導度を正確に計測でき
るものであれば、どのようなものでもよく、従来公知の
ものを用いることができるが、取扱いが容易で、測定結
果が電気信号として得ることができるものが好ましい。
例えば、具体的には、ハンディ電導率計HPH−22(
電気化学計器■製)  MICROM)1OPEN  
(日機装■製’) 、JENWAY  MODEL40
60 (ハンチ インスッルメンッ()IANNAIN
STRtlMENTS )  (イタリー)社製)など
を用いることができる。 これらは、本発明の電導度計
測手段を構成する。
ミキシングタンク26は、所定の濃度範囲、すなわち、
許容濃度範囲内の濃度の湿し水を調製するために、原液
と水とを予め混合するための容器であり、均一混合を促
進するために、内部に攪拌器54を持っているのが好ま
しい。
攪拌器54としては、特に制限的ではなく、従来公知の
ものを用いることができる。 ここでミキシングタンク
26および攪拌器54は本発明の湿し水自動補充装置の
混合手段を構成する。
湿し水ポンプ32は、ミキシングタンク26で調製され
た湿し水をミキシングタンク26から湿し水タンク38
へ送液するためのもので、送液バイブ32aおよび補充
バイブ56とともに本発明の湿し水自動補充装置の湿し
水供給手段を構成する。 湿し水ポンプ32として用い
られるポンプは、特に制限的ではなく、湿し水を湿し水
タンク38まで、送液することができればどのようなも
のでもよく、必要に応じて適合するヘッドと流量のポン
プを用いればよい。
例えば、代表的に、ベローズポンプ、マグネットポンプ
、チュービングポンプ、プランジャーポンプなどを用い
ることができる。
なお、本発明の湿し水自動補充装置の混合手段は、図示
例のようにミキシングタンク26と混合手段54からな
るものに限定されず、湿し水タンク38に補充する前に
予め十分に原液と水とを混合して湿し水を調整できるも
のであれば、どのようなものでもよく、ミキシングタン
りを用いずに原液の給液バイブ42と水の給水パイプ5
0とを直接あるいは接続した後にインラインミキサやミ
キシングバルブ等の混合手段に接続してライン中で湿し
水の混合調整を行ない、補充ライン中で調製湿し水の電
導度を計測した後に湿し水タンク38に補充するように
構成してもよいゆ この場合は、混合前の原液および水
がそれぞれヘッドを有しているので、特に湿し水供給手
段として湿し水ポンプ32等を用いなくともよい。
コントロールボックス34は、第2図に詳細に示すよう
に制御部60、設定部62および記憶部64とから構成
され、コントロールボックス34の制御部60には表示
装置36と異常警報発生装置66とが接続される。
制御部60は、湿し水電導度計24および水電導度計2
8からの計測信号を受けることができ、さらに原液流量
センサ16、水流量センサ20、原液タンク液面検出用
レベルセンサ18、ミキシングタンク液面検出用レベル
センサ30および湿し水タンク液面検出用レベルセンサ
40の各センサからの信号を受けることができるように
電気的に接続され、原液ポンプ14および電磁弁22さ
らには湿し水ポンプ32への制御信号を送ることができ
るように電気的に接続され、さらに、設定部62、記憶
部64とも電気的に接続され、種々の検出信号や設定信
号や記憶しであるデータ信号を受け、種々の制御信号や
演算結果を伝送する演算制御部であり、CPtJ (中
央演算処理装置)から構成される。
本発明の湿し水自動補充方法を実施する第1図および第
2図に示す湿し水自動補充装置では、混合前の希釈用水
の電導度を水電導度計24で予め測定しておき、ミキシ
ングタンク26内で混合後の調製された湿し水の電導度
の測定を湿し水電導度計28で行ない、制御部60にお
いて測定された水の電導度と湿し水の電導度とから直接
あるいは必要に応じてそれぞれ測定温度で補正して予め
定められた相関関係から湿し水の濃度を演算し、表示装
置36に表示することができる。
水電導度の計測値および湿し水電導度の計測値から湿し
水濃度を算出する具体的な例を以下に示す。
第3図に種々の希釈用水と、それらと1種の湿し水原液
を用いて調製した種々の希釈比(濃度)の湿し水の電導
度の測定結果の一例のグラフを示す。 また、第4図に
、これらの希釈用水の電導度およびこれらの希釈用水を
用いて調製した種々の希釈比の湿し水の電導度と前記希
釈用水の電導度との差のグラフを示す。
第3図に示すように、希釈用水の水fffi (水道水
3種、井戸水に近似の疑似硬水1種)の違いにより水お
よび同濃度の湿し水の電導度は大鮒く変動しているが、
その変化は相関性を有し、第4図に示すように電導度差
は、湿し水の濃度によって変化するが、水種の違いによ
るばらつきは極めて小さいことがわかる。
従って、本発明においては、用いられる湿し水原液に対
して、この湿し水原液と希釈用水とを混合調製した湿し
水の希釈比(濃度)と電導度差(湿し水の電導度と希釈
用水の電導度の差)との関係を求め、その関係を示すデ
ータをコントロールボックス34の記憶部64に、例え
ばルックアップテーブル(LUT)化して記憶しておく
ミキシングタンク26内の湿し水濃度を測定する際には
、まず、予め水電導度計24により混合前の希釈用水の
電導度を求めておき、湿し水電導度計28により実測し
たミキシングタンク26内の湿し水の電導度との差を求
め、制御部60に伝送し、制御部60は記憶部64のL
UTから相当する濃度データを読み出し、相当濃度デー
タが・記憶されていない場合はその前後のデータから近
似計算、例えば直線(比例)近似を行って相当濃度デー
タを求める。
この演算された湿し水の濃度が所定の許容濃度範囲を外
れていれば制御部60からその旨の信号を送って表示装
置36に警告を表示してもよいし、異常警報発生装置6
6から警報を発してもよいし、または湿し水ポンプ32
を停止してミキシングタンク26から湿し水タンク38
への湿し水の送液を停止してもよい。 もちろん制御部
60から制御信号を原液ポンプ14および電磁弁22に
伝送し、その流量をオンライン制御してミキシングタン
ク26内の湿し水の濃度が所定の許容濃度範囲内に納ま
るようにしてもよい。
ところで、一般的に本発明の希釈用水として用いられる
水道水等は、場所によりて圧力や水道管のサイズなどが
異なるため、流量が場所によって異なるばかりか時間に
よっても変動する。 このため水の送液時間などがばら
つき水と湿し水原液とのミキシングタンク26への送液
量の比が常に同じであるとはいえなくなってしまう。 
従って、ミキシングタンク26における湿し水の調製と
ミキシングタンク26から湿し水タンク38への湿し水
の供給とを並行して行うのは湿し水の濃度がばらつく原
因にもなり好ましくない。
従フて例えば、本装置1゛0は以下のような補充動作を
行なうことができる。
まず、ミキシングタンク26には常に一定濃度の湿し水
が所定量以上調製されている。 そこで、レベルセンサ
40が、湿し水タンク38の液面レベルが所定値以下と
なった信号を発生すると、制御部60はその旨の信号を
受け、湿し水ポンプ32へ駆動信号を送り、ミキシング
タンク26から湿し水タンク38への湿し水の補充を開
始するとともに原液ポンプ14と電磁弁22へ駆動信号
を送り、湿し水原液および水をミキシングタンク26へ
補充を開始する。
湿し水の補充量がミキシングタンク26から湿し水タン
ク38への1回分に相当する補充量に達した時、あるい
はミキシングタンク26内の濃度調整済湿し水のレベル
が下限値に達した時、制御部60はレベルセンサ30か
らその旨の信号を受けて湿し水ポンプ32を停止して、
補充を終了する。
この後、制御部60は原液ポンプ14と電磁弁22へ駆
動信号を送り、ミキシングタンク26への湿し水原液お
よび水の補充を開始する。 この時、各流量センサ16
および20は、それぞれ湿し水原液および水の補充流量
を検出し、この補充流量信号を制御部60へ送信し、制
御部60は、この信号から積算流量を演算し、その値が
予め設定されている1回当りの補充量に達した時にミキ
シングタンク26内の湿し水の濃度が所定の許容範囲内
にあれば、補充を直ちに停止し、この範囲を外れていれ
ば、濃度を適正に調整した後に補充を停止するようにそ
れぞれ原液ポンプ14および電6i1弁22を制御する
ようにしてもよい。
ところで、ミキシングタンク26内への湿し水原液と水
とを計量補充混合している間にレベルセンサ40から湿
し水タンク38への湿し水補充信号が送信された場合に
は、制御部6oにより、上述のミキシングタンク26へ
の計量補充混合が終了するまで、湿し水タンクへの湿し
水の補充を待機させてもよいし、湿し木原液と水との計
量補充混合を途中で、混合調製された湿し水の濃度が適
正であれば直ちに、外れていれば適正となるように調整
した後に停止し、ミキシングタンク26内にある湿し水
を湿し水タンク38へ所要量補充した後、再度ミキシン
グタンク26への原液と水との計量補充混合を行っても
よい。
もちろん、上述の計量補充混合動作の終期ばかりでなく
全動作中に上述した電導度計測から求められる湿し水の
濃度の表示またはオンライン制御を行なってよい。
方、原液タンク12内の液面が所定レベル以下になり、
湿し水原液が所定量以下になると、液面検出用レベルセ
ンサ18がその旨の信号を発生し、制御部60は異常警
報発生装置66から原液不足警報を発し原液の補給を促
し、原液ポンプ14および電磁弁22が動作中の場合は
原液ポンプ14および電磁弁22の駆動を停止させ湿し
水原液および水の、ミキシングタンク26への補充を停
止するとともに、湿し水ポンプ32の駆動を停止させ、
ミキシングタンク26から湿し水タンク38への湿し水
の補充を停止する。 この時、原液ポンプ14および電
磁弁22が停止される直前までに、ミキシングタンク2
6へ補充された湿し水原液および水の量を、制御部60
に記憶しておぎ、異常警報発生装置66から原液不足警
報が発生し、原液を原液タンク12に補給した上で再び
補充動作を開始する際には、上述の記憶されている積算
原液量および積算水量に加算するようにしてもよい。 
もちろん、補充動作を開始する際のミキシングタンク2
6内の濃度を電導度を用いて計測し、この濃度に基づい
て制御部60で必要な流量を演算し、この演算結果によ
り原液ポンプ14および電磁弁22の駆動をそれぞれ制
御してもよい。
ところで、水道等の給水装置が異常である場合、例えば
断水等の場合には、湿し水タンク38の液面レベル検出
センサからの湿し水不足信号に基づく湿し水補充信号が
ON(補充)となった時に湿し水ポンプ32をON(作
動)し、電磁弁22および原液ポンプ14を同時にON
(駆動)するとミキシングタンク26へは湿し水原液の
みが補充されることになり湿し水濃度がオーバーとなっ
てしまう場合があるが、ミキシングタンク26内の湿し
水の濃度がオーバになった直後に湿し水ポンプ32の駆
動を停止すれば、湿し水タンク38への濃度が適正でな
い湿し水が送られることはない。
そして、同時に原液ポンプ14および電磁弁22を停止
し、給水装置が正常になった後に(それまでの原液およ
び水の積算流量またはミキシングタンク26内の計測濃
度に基づいて制御部60により原液ポンプ14および電
磁弁22の駆動を制御することができる。
上述のような原液や水の供給に異常が発生した場合やミ
キシングタンク26内の湿し水濃度が許容範囲から外れ
た場合には、すぐに湿し水ポンプ32を停止し、ミキシ
ングタンク26内の湿し水濃度を適正化した後に湿し水
ポンプ32を駆動することができるので、湿し水タンク
38内に補充される湿し水の濃度が許容範囲を外れるこ
とがない。
設定部62は、湿し水濃度の設定、許容変動範囲の設定
、湿し水原液の流量の設定、水の流量の設定および湿し
水補充量の設定さらに湿し水自動補充装置に必要な種々
の設定を行うもので、これらの設定値を電気信号として
制御部60へ伝送するように構成され、直接各段定値を
マニュアル入力するものであってもよいし、キーボード
等を介して入力するものであってもよい。 これらの各
設定値は、設定と同時に機械的あるいは電気的に設定部
62に表示してもよいし、表示部36に表示するように
してもよい。
記憶部64は、設定部62において設定された各設定値
や、流量センサ16および20、電導度肝24および2
8によって検出され、制御部60において演算された水
の電導度、湿し水の電導度、湿し水原液および水の積算
流量値ならびに湿し水の濃度値、さらには、湿し水自動
補充装置10の作動に必要なものを記憶するもので、R
AMあるいは必要に応じてROM等のメモリから構成さ
れる。 ここで、停電時や平版印刷機または本発明の湿
し水自動補充装置のトラブル等により、本装置本体11
の主電源が遮断された場合にも、記憶しておくことがで
きるように、記憶部64は不揮発性メモリ、あるいは前
記主電源が切れた場合に、これと別の電源、例えば、電
池、蓄電池等と、この電源により作動されるメモリで構
成するのがよい。
表示装置36は、電導度肝24および28によって計測
された電導度信号に基づいて制御部60において演算さ
れた湿し水濃度の表示や水の電導度および湿し水の電導
度の表示、さらには流量センサ16および20によって
、検出された流量信号に基づいて制御部60において演
算された湿し水原液の積算流量(流量積算値)の表示お
よび木の積算流量の表示を行なうものである。
この他、表示装置36において、レベルセンサ18から
の液面検知信号に基づく制御部60からの原液タンク1
2の液量もしくは液面レベルの表示や原液タンク12の
原液不足警告表示、または原液タンク12の交換あるい
は原液タンク12内の湿し水原液補充の表示、レベルセ
ンサ30および40からの液面検知信号に基づく制御部
60からのミキシングタンク26および湿し水タンク3
8の液量もしくは液面レベルの表示や湿し水自動補充装
置10の作動表示、および種々の異常発生警告表示、さ
らには、設定部62によって設定された各々の設定値の
表示およびこれらの設定値から演算される種々の数値の
表示ならびに本発明の湿し水自動補充装置10の作動お
よび使用に必要あるいは便利である表示はすべて行って
よい。
ここで、表示装置36としては、特に制限はなく、従来
公知の表示器、例えばネオン管、蛍光表示装置、液晶表
示装置、LED、機械式カウンタなどを用いることがで
きる。
本発明に用いられる異常警報発生装置66としては、特
に制限的ではなく、例えばブザーベル、電子音等の従来
公知のものを用いることができる。 また、異常発生の
種類に応じ管軸を変えるように構成すれば、トラブルシ
ューティングがさらに容易となり好ましい。
また、本発明では、湿し水濃度が適正範囲から外れた場
合、あるいは、原液タンク12の液面レベルが所定値以
下になった場合、もしくはトラブルが生じた場合には、
その旨の表示、そのトラブル発生の場所などを表示装置
36に表示するほか、異常警報発生装置66から異常発
生の警報を発するように構成してもよい。
なお、本発明に用いられる湿し水原液および湿し水は、
主導度による濃度測定が可能であれば、特に制限的では
なく、従来公知の湿し水原液(添加剤)およびこれを希
釈した湿し水を用いることができるが、本出願人が特願
平1−243613号に開示した炭素数7〜12のアル
カン類もしくはアルケン類のモノアルコールまたはジオ
ールにエチレンオキシドおよび/またはプロピレンオキ
シドを付加せしめた化合物の1種以上を含有する湿し水
原液および前記化合物の1 fffi以上を0.1〜5
重量%含有する湿し水が好ましい。
また、本発明に用いられる希釈用水も特に制限的でなく
、通常の水道水、井戸水、工某用水等を用いることがで
きる。 本発明において、は、湿し水濃度を演算算出す
る際に、予め希釈用水の主導度を計測し、これにより原
液を希釈して得た湿し木の主導度を補正するので、希釈
用水が変っても、あるいは希釈用水が地域差があっても
正確な湿し水濃度を算出することができる。
本発明に係る湿し水自動補充方法および装置は、基本的
には以上のように構成されるが、本発明はこれに限定さ
れるわけてはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々の改良並びに設計の変更が可能なことは勿論で
ある。
〈発明の効果〉 以上詳述したように、本発明の第1の態様によれは、希
釈用水および調製湿し水の両方を電導良計で計測するの
で、補充される湿し水の濃度の算出精度を大幅に向上さ
せることかできるとともに、たとえ、湿し水の調製に使
用する希釈用水の供給源を変えあるいは地域差による希
釈用水の違いにより、主導度の異なる希釈用水を用いて
も、常に正確な湿し水濃度を算出てきるので、常時湿し
水濃度を適正に保つことかてきるので信頼性を大幅に向
上させることができる。
また、本発明の第2の態様によれば、上記効果に加え、
停電、断水、湿し水原液不足などのトラブルや装置その
もののトラブルのため、ミキシングタンクやインライン
ミキサ等の混合手段で湿し水原液と希釈用水を混合して
調製された湿し水の濃度が所定の許容範囲を外れても、
湿し水タンクに補充する前に濃度測定を行なっているの
で、異常発生後直ちに混合手段から湿し水タンクへの補
充を停止できるので湿し水タンクに不適当な湿し水が補
充されることがない。
すなわち、前記混合手段が、バッファとして働くので、
異常発生により発生した湿し水濃度の許容範囲からのず
れがなくなるまでの間、混合手段から湿し水タンクへの
送液を停止し、湿し水濃度が適正になった後に送液を開
始することができる。
従って、本発明の装置によれは、湿し水タンク内に補充
される湿し水の濃度を常に適正なものとすることができ
る。
また、本発明の装置によれば、上述の異常発生を表示ま
たは警報等により警告できるので、異常発生の原因を容
易に究明できるし、それによる湿し水の濃度のずれを容
易に修正できる。
さらに、湿し水濃度が許容範囲を超えないようにオフラ
インだけでなくオンラインの制御が可能であり、ユーザ
ーにとって極めて使い膀手のよいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る湿し水自動補充方法を実施する
湿し水自動補充装置の基本構成の一実施例を示すブロッ
ク図である。 第2図は、第1図に示す湿し水自動補充装誼の制御系の
一例を示すブロック図である。 第3図は、種々の希釈用水およびこれを用いた湿し水の
濃度と電導度との関係を示す一例のグラフである。 第4図は、種々の希釈用水およびこれを用いた湿し水の
濃度と電導度差との関係を示す一例のグラフである。 符号の説明 10・・・湿し水自動補充装置、 12・・・原液タンク、 14・・・原液ポンプ、 16・・・原?夜流量センサ、 +8.30.40・・・レヘルセンサ、20・・・水流
量センサ、 22・・・電磁弁、 24.28・・・電導置針、 26・・・ミキシングタンク、 32・・・湿し水ポンプ、 34・・・コントロールボックス、 36・・・表示製型、 38・・・湿し水タンク、 46・・・給水弁、 54・・・攪拌器、 60・・・制御部、 62・・・設定部、 64・・・記憶部、 66・・・異常警報発生装置 電傷度量 ()is) 電導環()Is) 手 続 補 正 書(自発) 平成03年10月18日 1゜ 事件の表示 平成02年特許願第219430号 発明の名称 湿し水自動補充方法および装置 補正をする者 事件との関係   特許出願人 名  称 (520)富士写真フィルム株式会社4代理
人 住  所 工101 東京都千代l」区岩本町3丁目2番2号千代田岩本ヒル
4階 ff13864−4498  Fax、3864−62
806、補正の内容 (1)明細書第6頁第5行目の「安定にJを「安定的に
」に補正する。 (2)同第17頁第1行目の「充填は間」を「充填時間
」に補正する。 (3)同第21頁第5〜6行目の「ハンディ電導早計 
HPH−22(電気化学」を「電導率針  HPH−2
2、AOL−10型、 AOL−20型(以上、電気化
学」に補正する。 (4)同第21頁第7行目のrPEN (日機装」をr
PEN、導電率モニター 7082(以上、日機装」に
補正する。 手続補正書(方式) 1、事件の表示 平成02年特許願第219430号 2、発明の名称 湿し水自動補充方法および装置 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 名  称 (520)富士写真フィルム株式会社4、代
理人 〒101 住  所  東京都千代田区岩本町3丁目2番2号千代
田岩本ビル4階 ff13864−4498  Fax、3864−62
806、補正の対象 平成03年10月18日提出の手続補正書の「補正の内
容」の欄7、補正の内容

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)オフセット印刷機に用いられる湿し水を収容する
    湿し水タンクに不足する湿し水を自動補充するに際し、 湿し水原液を希釈する希釈用水の電導度および前記湿し
    水原液と希釈用水とを混合して得られた湿し水の電導度
    を前記湿し水タンクに供給する前に測定し、両測定値か
    ら湿し水の濃度を算出し、この濃度を所定の許容範囲内
    に保つように前記希釈用水または前記湿し水原液もしく
    はその両者の供給量を調整することを特徴とする湿し水
    自動補充方法。
  2. (2)湿し水原液を収容する原液タンクと、該原液と希
    釈用水とを混合して湿し水を調整する混合手段と、該混
    合手段において調整された湿し水の電導度を計測する湿
    し水電導度計測手段と、調整済湿し水をオフセット印刷
    機に用いられる湿し水を収容する湿し水タンクに供給す
    る湿し水供給手段と、前記原液タンク内の前記原液を前
    記混合手段に送液する原液ポンプと、給水装置から前記
    混合手段に流入する前記希釈用水の流量を制御する電磁
    弁と、前記希釈用水の電導度を計測する希釈用水電導度
    計測手段と、前記湿し水電導度計測手段および希釈用水
    電導度計測手段により計測された湿し水電導度と希釈用
    水電導度とを用いて前記調整済湿し水の濃度を算出する
    濃度算出手段と、算出された濃度が所定の許容範囲を外
    れたことを警告する手段とを備えたことを特徴とする湿
    し水自動補充装置。
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