JP2024018370A - 衣類処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】乾燥運転において柔軟な温度制御を図ることができる衣類処理装置を提供する。【解決手段】衣類処理装置は、本体と、収容槽と、収容槽から流出した空気の少なくとも一部を収容槽に戻す循環風路と、循環風路を流れる空気を加熱して温風を生成する加熱装置と、循環風路と本体の外部とを連通し、循環風路内に本体の外部の空気を導入する外気導入風路と、外気導入風路の開度を調整可能な開閉装置と、本体内又は循環風路を流れる空気の温度を検出する温度検出部と、加熱装置及び開閉装置を制御して収容槽内の衣類を乾燥させる乾燥運転を実行可能な制御装置と、を備え、制御装置は、温度検出部の検出結果に基づいて、乾燥運転中に加熱装置の出力を調整及び開閉装置の開度を調整する。【選択図】図4
Description
本発明の実施形態は、衣類処理装置に関する。
従来、衣類処理装置の一例である洗濯機においては、乾燥運転中に、温度検知部の検知温度等に応じて、空気を加熱して乾燥風を得るための加熱部のONとOFFを繰り返すことで、衣類の縮みを低減し、且つ乾燥ムラを抑制できる技術が知られている。
しかしながら、従来構成のように、加熱部のONとOFFを繰り返す場合の温度制御は、空気を加熱するか否かによる制御となるため、例えば空気の温度上昇を早めたり緩やかにしたりする等の柔軟な温度制御を行うことが困難であった。
そこで、乾燥運転において柔軟な温度制御を図ることができる衣類処理装置を提供する。
実施形態の衣類処理装置は、本体と、前記本体の内部に設けられ衣類が収容される収容槽と、前記収容槽から流出した空気の少なくとも一部を前記収容槽に戻す循環風路と、前記循環風路を流れる空気を加熱して温風を生成する加熱装置と、前記循環風路と前記本体の外部とを連通し、前記循環風路内に前記本体の外部の空気を導入する外気導入風路と、前記外気導入風路の開度を調整可能な開閉装置と、前記本体内又は前記循環風路を流れる空気の温度を検出する温度検出部と、前記加熱装置及び前記開閉装置を制御して前記収容槽内の衣類を乾燥させる乾燥運転を実行可能な制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記温度検出部の検出結果に基づいて、前記乾燥運転中に前記加熱装置の出力を調整及び前記開閉装置の開度を調整する。
以下、複数の実施形態による衣類処理装置について、図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の要素には同一の符号を付し、説明を省略する。また、以下の実施形態において、構成要素等に付された第1、第2、・・・との語句は、類似した構成要素を単に区別するためのものであり、構成要素間の優劣や時間的要素を意味するものではない。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態について、図1から図7を参照して説明する。
図1に示す洗濯乾燥機10は、衣類に対して洗い、すすぎ、脱水、乾燥等の処理を施すことができる衣類処理装置の一例である。洗濯乾燥機10は、回転槽の回転中心軸が鉛直方向に向いた、いわゆる縦軸型の洗濯乾燥機である。なお、詳細は図示しないが、本実施形態の衣類処理装置は、例えば横軸又は斜め軸型のドラム式の洗濯乾燥機にも適用できる。また、本実施形態の衣類処理装置は、洗濯機能を備えていない乾燥専用の乾燥機にも適用することができる。図1に示す洗濯乾燥機10は、本体11、外槽12、回転槽13、モータ14、排水機構15、及び循環風路20を備えている。なお、図1において、洗濯乾燥機10の設置面側つまり鉛直下側を洗濯乾燥機10の下側とし、設置面と反対側つまり鉛直上側を洗濯乾燥機10の上側とする。
まず、第1実施形態について、図1から図7を参照して説明する。
図1に示す洗濯乾燥機10は、衣類に対して洗い、すすぎ、脱水、乾燥等の処理を施すことができる衣類処理装置の一例である。洗濯乾燥機10は、回転槽の回転中心軸が鉛直方向に向いた、いわゆる縦軸型の洗濯乾燥機である。なお、詳細は図示しないが、本実施形態の衣類処理装置は、例えば横軸又は斜め軸型のドラム式の洗濯乾燥機にも適用できる。また、本実施形態の衣類処理装置は、洗濯機能を備えていない乾燥専用の乾燥機にも適用することができる。図1に示す洗濯乾燥機10は、本体11、外槽12、回転槽13、モータ14、排水機構15、及び循環風路20を備えている。なお、図1において、洗濯乾燥機10の設置面側つまり鉛直下側を洗濯乾燥機10の下側とし、設置面と反対側つまり鉛直上側を洗濯乾燥機10の上側とする。
本体11は、例えばステンレス鋼板等の金属又は樹脂材等の組合せによって中空箱状に形成されており、洗濯乾燥機10の外郭を構成している。本体11は、その内部に外槽12、回転槽13、モータ14、排水機構15、及び循環風路20を収容する。外槽12及び回転槽13は、上側が開口した有底円筒状に形成されている。外槽12は、内部に水を貯留可能である。この場合、外槽12は、水槽として機能する。外槽12は、図示しない上部開口及び内蓋を有している。上部開口は、外槽12の内部と外部とを連通し、衣類出入口として機能する。内蓋は、上部開口を開閉する。ユーザは、内蓋を開いた状態で、上部開口を通して回転槽13内への衣類の出入りを行う。
外槽12は、排気口121及び給気口122を有している。排気口121及び給気口122は、外槽12の内部と外部とを連通している。排気口121は、例えば外槽12の筒状部を構成する周壁の底部寄りの位置に設けられている。給気口122は、例えば外槽12の上部に設けられている。回転槽13は、外槽12の内部に回転可能に配置されており、内部に衣類を収容可能である。外槽12及び回転槽13は、衣類を収容可能な収容槽として機能する。この場合、収容槽を構成する外槽12及び回転槽13は、衣類の洗濯を行う洗濯運転時には洗濯槽として機能し、衣類の乾燥を行う乾燥運転時には乾燥室として機能する。
モータ14は、例えば外槽12の底部外側に設けられている。モータ14は、回転槽13に接続されており、回転槽13を外槽12に対して相対的に回転駆動させる。また、回転槽13は、複数の孔131及び撹拌翼132を有している。孔131は、回転槽13の内部と外部とを連通している。孔131は、洗濯運転時には、主に水が出入りする通水孔として機能し、乾燥運転時には主に空気が出入りする通風孔として機能する。撹拌翼132は、回転槽13の内底部に鉛直軸まわりに回転可能に設けられている。撹拌翼132は、モータ14と接続されており、モータ14によって回転駆動される。また、撹拌翼132は、例えば裏側に水をかき上げる図示しない羽根部材を有しており、回転槽13と外槽12との間に設けられた図示しない循環水路を通して外槽12内の水を循環させる。
排水機構15は、外槽12内に貯留されている水を洗濯乾燥機10の機外へ排出する機能を有する。排水機構15は、排水弁151及び排水管152を有している。排水弁151は、電磁的に開閉動作が可能な液体用の開閉弁である。排水管152は、例えば可撓性を有するホースで構成されており、一方の端部が排水弁151に接続され、他方の端部が洗濯乾燥機10の機外に引き出されている。排水弁151が開放されると、外槽12内に貯留されていた水は、排水管152を通して洗濯乾燥機10の機外へ排出される。また、洗濯乾燥機10は、詳細は図示しないが、給水機構を備えている。給水機構は、例えば水道等の外部の水源に接続されて、外部の水源から供給された水を外槽12内へ供給する機能を有する。図3に示すように、給水機構は、例えば給水弁16や図示しない注水ケース等を含んで構成されている。
循環風路20は、収容槽である外槽12及び回転槽13の外部に設けられており、外槽12及び回転槽13から流出した空気の少なくとも一部を循環可能に構成されている。循環風路20は、排気口121と給気口122とを繋いでいる。以下の説明では、循環風路20のうち排気口121を循環風路20の最も上流に位置する最上流部とし、循環風路20のうち給気口122を循環風路20の最も下流に位置する最下流部として説明する。この場合、排気口121は、循環風路20の入口を構成し、給気口122は、循環風路20の出口を構成する。
循環風路20は、排気ダクト21、収容室22、及び給気ダクト23を含んで構成されている。排気ダクト21は、例えば外槽12の外周面に設けられており、上下方向に延びている。排気ダクト21は、一方の端部つまり上流側が外槽12の排気口121に接続されており、他方の端部つまり下流側が本体11内に開放されている。つまり、循環風路20は、その途中で本体11内に開放されている。洗濯乾燥機10は、図示しない除湿機構を備えることができる。除湿機構は、循環風路20内に水を供給することで、循環風路20内の空気を冷却して除湿する機能を有する。除湿機構は、例えば外部の水源に接続されており、外部の水源から供給された水を排気ダクト21内へ流すことで、当該水と接触する排気ダクト21内の空気を冷却して除湿する。この場合、乾燥運転において、回転槽13内の衣類からの水蒸気を含んだ温風は、排気ダクト21内に供給される水と接触して冷却して除湿される。そして、排気ダクト21を流れた水は、排水機構15を介して機外に排出される。
収容室22は、内部に空間を有する形状に形成されている。収容室22は、図1及び図2に示すように、複数この場合3つの入口部221、222、223及び出口部224を有している。入口部221、222、223及び出口部224は、例えば収容室22を厚み方向に貫通して形成されており、収容室22の内部と外部とを連通する。入口部221、222、223は、収容室22外部から収容室22内部への空気の入口となり、一方、出口部224は、収容室22内部から収容室22外部への空気の出口となる。
収容室22の上流側に位置する複数の入口部221、222、223のうち少なくとも一部の入口部221は、排気ダクト21の他方の端部の近傍に位置している。この場合、排気ダクト21と収容室22とは、物理的に接続しておらず、互いに離れている。また、収容室22の下流側に位置する出口部224は、給気ダクト23に接続されている。そして、給気ダクト23は、一方の端部つまり上流側が収容室22の出口部224に接続されており、他方の端部つまり下流側が外槽12に接続されている。つまり、給気ダクト23は、収容室22と外槽12とを接続している。以下の説明において、入口部221を第1入口部221と称し、入口部222を第2入口部222と称し、入口部223を第3入口部223と称する場合がある。
また、洗濯乾燥機10は、フィルタ装置31、送風装置32、加熱装置33、外気導入風路40、及び開閉装置41を備えている。フィルタ装置31、送風装置32、及び加熱装置33は、循環風路20内に設けられている。フィルタ装置31は、循環風路20内を流れる空気に含まれるほこりやゴミ等の異物を捕集する。フィルタ装置31は、例えば第1フィルタ部材311及び第2フィルタ部材312を有している。図1等に示すように、第1フィルタ部材311は、例えば排気ダクト21の内部であって、排気ダクト21の下流端部付近に設けられている。第2フィルタ部材312は、例えば収容室22の内部であって、各入口部221、222、223の下流側に設けられている。第1フィルタ部材311は、外槽12から排出された空気に含まれる異物を捕集する。第2フィルタ部材312は、収容室22に進入した空気に含まれる異物を捕集する。
送風装置32及び加熱装置33は、収容室22内部に設けられている。送風装置32は、例えばシロッコファンやターボファン等によって構成されている。送風装置32は、各入口部221、222、223を通して収容室22内部に空気を吸い込んで、その吸い込んだ空気を給気ダクト23側へ送る。加熱装置33は、送風装置32の下流側に位置しており、循環風路20を流れる空気を加熱して温風にする機能を有する。
加熱装置33は、図3に示すように、複数この場合2つのヒータ331、332を有している。複数のヒータ331、332は、例えば電気ヒータの一例であるPTCヒータによって構成されている。以下の説明において、ヒータ331を第1ヒータ331と称し、ヒータ332を第2ヒータ332と称する場合がある。なお、加熱装置33が有する複数のヒータの数は、2つに限らず3つ以上であっても良い。
外気導入風路40は、循環風路20の途中に設けられており、循環風路20と本体11の外部とを連通する。外気導入風路40は、収容室22の第3入口部223に接続されている。外気導入風路40は、本体11の外部の空気つまり外気を循環風路20内に導くためのものである。すなわち、外気は、外気導入風路40から循環風路20内に供給される。開閉装置41は、外気導入風路40を開閉可能に構成されている。そして、開閉装置41は、外気導入風路40の開度を調整可能である。
開閉装置41は、例えば開閉部材411及び駆動部412を有している。開閉部材411は、例えばダンパで構成されている。開閉部材411は、駆動部412によって回動される。駆動部412は、例えば電気的なアクチュエータの一例であるモータやソレノイドで構成されている。開閉部材411が開いた状態において、循環風路20内に外気が導入される。
図1に示すように、開閉部材411が全閉位置つまり回動角度θが約0°の状態では、外気導入風路40は全閉状態となる。全閉状態とは、外気導入風路40からの外気の導入が完全に遮断される構成に限らず、外気導入風路40からの僅かな外気の導入が生じていても良い。図2に示すように、開閉部材411が全開位置つまり回動角度が約90°の状態では、外気導入風路40は全開状態となる。この場合、回動角度θとは、例えば開閉部材411の鉛直方向に対する角度を意味する。
開閉部材411は、第2入口部222と第3入口部223との間に設けられている。開閉部材411が全閉位置の状態では、第2入口部222が開放されかつ第3入口部223が閉鎖される。一方、開閉部材411が全開位置の状態では、第2入口部222が閉鎖されかつ第3入口部223が開放される。第2入口部222及び第3入口部223からの空気の導入量は、開閉部材411の回動角度θを調整することで、任意に設定することができる。このように、第2入口部222及び第3入口部223からの空気の導入量は、開閉部材411の開閉に応じて変化するが、第1入口部221は、常時開放しており、第1入口部221からは、常に空気の導入が可能となっている。
そして、第3入口部223からの空気の導入量つまり外気導入風路40からの外気の導入量は、開閉部材411の回動角度θが小さいほど少なくなる。一方、外気導入風路40からの外気の導入量は、開閉部材411の回動角度θが大きいほど多くなる。すなわち、図1に示すように、開閉部材411の回動角度θが約0°の状態では、外気導入風路40からの外気の導入量が最低値になる。図2に示すように、開閉部材411の回動角度θが約90°の状態では、外気導入風路40からの外気の導入量が最大値になる。
洗濯乾燥機10は、送風装置32、加熱装置33、及び開閉装置41を駆動させて乾燥運転を実行可能である。送風装置32及び加熱装置33が駆動すると、送風装置32から加熱装置33側へ供給された空気は、加熱装置33を通過する際に加熱されて温風となり、給気ダクト23を通って外槽12及び回転槽13内へ供給される。温風の供給によって外槽12内部の圧力が高まると、外槽12内の空気の一部が排気口121から排気ダクト21内に排出される。そして、排気ダクト21を流れる空気は、排気ダクト21の下流端部から本体11内部に排出される。
排気ダクト21から排出された空気の一部は、送風装置32によって収容室22の第1入口部221から収容室22内に吸い込まれる。そのため、第1入口部221から吸い込まれる空気は、主に外槽12内から排出された空気である。そして、第1入口部221は、上述したように常時開放しているため、排気ダクト21から排出された空気の一部は、常に第1入口部221から収容室22内に吸い込まれる。また、第2入口部222が開放した状態では、送風装置32の送風作用によって、収容室22の第2入口部222からも収容室22内に空気が吸い込まれる。第2入口部222から吸い込まれる空気は、主に外槽12外であってかつ本体11内つまり機内の空気である。そして、第1入口部221及び第2入口部222から収容室22に吸い込まれた空気は、再び加熱装置33を通過して温風となり外槽12及び回転槽13内に供給される。
開閉装置41が駆動されて外気導入風路40が開放すると、収容室22の第3入口部223から収容室22に本体11外部の空気が吸い込まれる。乾燥運転において、第3入口部223から外部の空気を取り込むことによって、洗濯乾燥機10内外の温度差を抑えて、洗濯乾燥機10内の温度上昇を緩やかにすることができる。このように、乾燥運転は、外槽12から流出した空気、外槽12外かつ本体11内の空気、及び本体11外の空気を用いて行われる。
また、洗濯乾燥機10は、図1及び図3にも示すように、風路温度センサ51、外槽温度センサ52、及び制御装置60を備えている。風路温度センサ51又は外槽温度センサ52は、温度検出部として機能する。風路温度センサ51は、例えば収容室22の外面であって、収容室22内の加熱装置33と収容室22の出口部224との間の位置に配置されている。風路温度センサ51は、本体11内又は循環風路20を流れる空気の温度を検出する。
風路温度センサ51は、循環風路20内に温風が流れていない場合には、本体11内の雰囲気温度である室温を検出可能である。風路温度センサ51は、循環風路20内に温風が流れている場合には、加熱装置33を通過した直後の空気であって、外槽12内に供給される温風の温度を収容室22の壁面を介して間接的に検出する。外槽温度センサ52は、例えば外槽12の外面に設けられている。外槽温度センサ52は、外槽12の外面の温度を検出する。この場合、外槽温度センサ52が検出する外槽12の外面の温度は、外槽12内の温度に相関する。
制御装置60は、例えばCPU601や、ROM、RAM、及び書き換え可能なフラッシュメモリなどの記憶領域602、及び時間を計測可能なタイマ603を有するマイクロコンピュータを主体に構成されている。制御装置60は、洗濯乾燥機10の動作の制御や各種の処理を実行する。モータ14、排水弁151、給水弁16、送風装置32、第1ヒータ331、第2ヒータ332、駆動部412、風路温度センサ51、及び外槽温度センサ52は、制御装置60に電気的に接続されており、これらは制御装置60からの制御に基づいて動作する。
制御装置60は、乾燥運転を実行可能である。乾燥運転は、送風装置32、第1ヒータ331、第2ヒータ332、及び駆動部412の動作を制御することで、外槽12及び回転槽13内の衣類の乾燥を行う運転である。また、制御装置60は、風路温度センサ51の検出結果に基づいて、開閉部材411の開度を調整及び加熱装置33の出力を調整することができる。制御装置60は、乾燥運転中に、風路温度センサ51の計測値に基づいて、外気を循環風路20へ選択的に取り入れることができるとともに、開閉部材411の回動角度θを調整することで、循環風路20内に取り入れる外気の量を調整することができる。また、制御装置60は、乾燥運転中に、風路温度センサ51の計測値に基づいて、第1ヒータ331及び第2ヒータ332の動作を個別に制御することで、加熱装置33の出力を調整することができる。
次に、図4から図7を参照して、乾燥運転が実行される場合において制御装置60で実行される制御内容の一例を説明する。図5及び図7のグラフ(a)は、乾燥運転に関する温度であって、乾燥運転の実行中における風路温度センサ51の計測値の推移を示すものである。図5及び図7のグラフ(b)は、第1ヒータ331の動作状況の推移を示すものである。図5及び図7のグラフ(c)は、第2ヒータ332の動作状況を示すものである。そして、図5及び図7のグラフ(d)は、開閉部材411の開閉状況の推移を示すものである。この場合、外気導入風路40が閉鎖した状態つまり開閉部材411は回動していない状態で乾燥運転が開始された場合であるものとする。
制御装置60は、乾燥運転が開始されると(図4のスタート)、ステップS11において、加熱装置33を動作する前に、風路温度センサ51が検出した温度tを取得する。温度tは、本体11内の雰囲気温度である室温に相当する。次に、制御装置60は、ステップS12において、加熱装置33及び送風装置32を駆動させる。このとき、加熱装置33は、全てのヒータ331、332この場合第1ヒータ331及び第2ヒータ332が駆動される。ステップS13において、制御装置60は、風路温度センサ51が検出した温度tが所定温度T0例えば20℃未満であるか否かを判断する。制御装置60は、風路温度センサ51が検出した温度tが温度T0未満である場合(ステップS13でYES)、ステップS14に処理を移行させる。
制御装置60は、ステップS14において、風路温度センサ51の検出温度Tが温度Ta1例えば80℃以上であるか否かを判断する。制御装置60は、風路温度センサ51の検出温度Tが温度Ta1以上である場合(ステップS14でYES)、ステップS15に処理を移行させて、駆動部412を動作させて開閉部材411を回動角度θ1例えば約45°に回動させる。回動角度θ1は、例えば10°から80°の範囲内の任意の角度に設定することができる。回動角度θ1は、風路温度センサ51が検出した温度tが低いほど小さい値に設定することができる。また、回動角度θ1に至るまで、段階的に開閉部材411を回動させても良い。更に、所定温度T0を段階的に複数設定して、各所定温度T0に対応させて開閉部材411の回動角度θ1をそれぞれ設定しても良い。
次に、制御装置60は、ステップS16において、風路温度センサ51の検出温度Tが温度Ta2例えば85℃以上であるか否かを判断する。制御装置60は、風路温度センサ51の検出温度Tが温度Ta2以上である場合(ステップS16でYES)、ステップS17に処理を移行し、開閉部材411を全開位置この場合回動角度約90°になるように回動させて、外気導入風路40を全開状態にする。
一方、制御装置60は、風路温度センサ51が検出した温度tが温度T0以上である場合(ステップS13でNO)、ステップS21に処理を移行させて、風路温度センサ51の検出温度Tが温度T1例えば85℃以上であるか否かを判断する。制御装置60は、図5の矢印S1部分に示すように、風路温度センサ51の検出温度Tが温度T1以上である場合(ステップS21でYES)、ステップS17に処理を移行させて、開閉部材411を全開位置この場合回動角度θを約90°まで回動させて、外気導入風路40を全開状態にする。
本実施形態では、加熱装置33の動作前に風路温度センサ51が検出した温度tつまり室温に応じて、外気導入風路40を段階的に開放するか否かの判断を行うようにしている。例えば冬季のような低温環境下では、外気導入風路40から取り込まれる外気の温度が低いため、外気導入風路40から取り込まれる外気の風量を急激に増やすと、循環風路20内の空気の温度が急激に下がってしまう。そのため、循環風路20内の空気の温度変動が安定せずに衣類の乾燥効率を阻害してしまうおそれがある。そこで、室温が低い場合には、開閉部材411の開度を調整して外気導入風路40からの外気の取り込み量を徐々に増加させることで、循環風路20内の空気の温度が急激に下がってしまうといった不安定な温度変動を抑えることができる。
制御装置60は、ステップS18において、外気導入風路40を全開状態にしてから所定期間Ts例えば10分が経過したか否かを判断する。外気導入風路40を全開状態にした状態を所定期間維持することで、外気を積極的に取り込むことで変動しやすくなった循環風路20内の温度が安定した状態となる。この場合、図5(a)に示すように、所定期間Ts中における風路温度センサ51の計測値は、外気導入風路40が開放されることで、一時的に下降傾向で推移し、その後、略一定の上昇率で上昇していく。
制御装置60は、外気導入風路40を全開状態にしてから所定期間Tsが経過した場合(ステップS18でYES)、ステップS19に処理を移行させる。制御装置60は、ステップS19において、ヒータ制御工程を所定期間実行した後に、加熱装置33及び送風装置32を停止させて(ステップS20)、乾燥運転を終了する(エンド)。
制御装置60は、図6及び図7に示すように、ステップS19のヒータ制御工程を実行することができる。ヒータ制御工程は、風路温度センサ51の検出結果に基づいて、加熱装置33の出力を調整する工程を含む。そして、制御装置60は、乾燥運転の初期において、開閉部材411の回動角度θを調整した後に、ヒータ制御工程を実行することができる。本実施形態では、ヒータ制御工程において、開閉部材411は常時全開位置つまり外気導入風路40は全開状態の場合であるものとする。
ヒータ制御工程では、制御装置60は、図7の矢印A1部分に示すように、風路温度センサ51の検出温度Tが温度T2例えば80℃以上となった場合(ステップA11でYES)に、ステップA12に処理を移行させて、第1ヒータ331と第2ヒータ332とのうち、一方のヒータ例えば第2ヒータ332のみを動作させて、他方のヒータ例えば第1ヒータ331の動作を停止させる。つまり、制御装置60は、外気導入風路40が全開状態である場合に、風路温度センサ51の検出温度Tが所定温度T2以上になると、加熱装置33の出力を減少させる。
その後、制御装置60は、風路温度センサ51の検出温度Tが温度T4例えば70℃を超えている場合(ステップA13でNO)でかつ風路温度センサ51の検出温度Tが温度T1例えば85℃未満の場合(ステップA15でNO)には、第2ヒータ332のみの動作を維持する。一方、制御装置60は、図7の矢印A2部分に示すように、風路温度センサ51の検出温度Tが温度T1以上となった場合(ステップA15でYES)、第2ヒータ332の動作を停止させて、加熱装置33を停止させる(ステップA16)。その後、循環風路20内の空気の温度は、加熱装置33が停止したことによって徐々に低下していく。
そして、制御装置60は、図7の矢印A3部分に示すように、風路温度センサ51の検出温度Tが温度T3例えば75℃以下となった場合(ステップA17でYES)、ステップA12に処理を戻して、第1ヒータ331と第2ヒータ332とのうち、一方のヒータ例えば第2ヒータ332を動作させる。その後、循環風路20内の空気の温度は、風路温度センサ51の検出温度Tが温度T3に到達する以前よりも緩やかに低下していく。制御装置60は、図7の矢印A4部分に示すように、風路温度センサ51の検出温度Tが温度T4例えば70℃以下となった場合(ステップA13でYES)、ステップA14に処理を移行させる。
制御装置60は、ステップA14において、一方のヒータこの場合第2ヒータ332に加えて、他方のヒータこの場合第1ヒータ331を動作させる。つまり、制御装置60は、風路温度センサ51の検出温度Tが温度T4以下となった場合に、加熱装置33の出力を増加させる。このように、制御装置60は、風路温度センサ51の検出温度Tに基づいて、加熱装置33の出力を調整することで、循環風路20内の空気の温度制御を実行することができる。その後、制御装置60は、ステップA11に処理を移行し、ステップA11以降の処理を進める。
以上説明した実施形態によれば、衣類処理装置の一例である洗濯乾燥機10は、本体11と、外槽12及び回転槽13と、循環風路20と、加熱装置33と、外気導入風路40と、開閉装置41と、風路温度センサ51と、制御装置60と、を備える。外槽12及び回転槽13は、本体11の内部に設けられ衣類が収容される。循環風路20は、外槽12及び回転槽13から流出した空気の少なくとも一部を外槽12及び回転槽13に戻すためのものである。加熱装置33は、循環風路20を流れる空気を加熱して温風を生成する。外気導入風路40は、循環風路20と本体11の外部とを連通し、循環風路20内に本体11の外部の空気を導入する。開閉装置41は、外気導入風路40の開度を調整可能である。風路温度センサ51は、本体11内又は循環風路20を流れる空気の温度を検出する。制御装置60は、加熱装置33及び開閉装置41を制御して、外槽12及び回転槽13内の衣類を乾燥させる乾燥運転を実行可能である。そして、制御装置60は、風路温度センサ51の検出結果に基づいて、乾燥運転中に加熱装置33の出力を調整及び開閉装置41の開度を調整する。
これによれば、加熱装置33の出力の調整と開閉装置41の開度の調整とを組み合わせて制御することで、加熱装置33による温度制御に加えて、外気を用いた温度制御を行うことができる。そのため、循環風路20内を流れる空気の温度制御をより細かく行うことができる。これにより、加熱装置33の動作制御のみによって循環風路20を流れる空気の温度制御を行う場合に比べて、安定した温度制御を行うことができる。結果として、より柔軟な温度制御を実現することができる。
制御装置60は、風路温度センサ51の検出結果に基づいて、開閉装置41の開度を調整した後に、加熱装置33の出力を調整する。これによれば、開閉装置41の開度の調整つまり外気の取り込み量の調整による温度制御は、加熱装置33による温度制御よりも細かい温度制御が可能である。そのため、開閉装置41の開度の調整を加熱装置33の出力の調整前に行うことで、例えば乾燥運転の初期における温度制御をより効率的に安定して行うことができる。結果として、乾燥運転全体を効率良く実行することができる。
また、制御装置60は、開閉装置41の開度を制御して外気導入風路40を開放させてから所定期間経過後に、加熱装置33の出力を調整する。ここで、外気導入風路40が開放して機内に外気が取り込まれた後の所定期間は温度の変動が生じやすくなる。そこで、外気を機内に取り込んでから所定期間経過後に加熱装置33の出力の調整を行うことにより、より安定した温度制御を実現することができる。
更に、制御装置60は、外気導入風路40が全開となるように開閉装置41の開度を制御した場合に、加熱装置33の出力を減少させる。これによれば、外気導入風路40を全開にして外気の取り込み量を上限にしても循環風路20内を流れる空気の温度が下げ止まった状態である場合に、加熱装置33の出力を減少させて循環風路20内を流れる空気の温度を低下させることができる。このようにして、加熱装置33の制御による温度制御に対して外気の取り込みによる温度制御を優先させることで、効率的かつ安定した温度制御を行うことができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について、図8を参照して説明する。この第2実施形態では、制御装置60は、乾燥運転において、図6に示す制御内容に代えて、図8に示す制御内容を実行する。本実施形態の場合、制御装置60が行うヒータ制御工程の制御内容が、上記第1実施形態と異なる。図8に示す制御内容は、図6に示すステップA11からステップA17の処理に加えて、ステップB11からステップB13の処理が追加されたものである。この場合、制御装置60は、加熱装置33の出力を減少させた後に加熱装置33の出力を増加させる場合に、外気導入風路40が全閉となるように開閉装置41の開度を制御する。開閉装置41の開度の制御は、加熱装置33の出力を増加させる前であっても良いし、加熱装置33の出力を増加させた後であっても良い。
次に、第2実施形態について、図8を参照して説明する。この第2実施形態では、制御装置60は、乾燥運転において、図6に示す制御内容に代えて、図8に示す制御内容を実行する。本実施形態の場合、制御装置60が行うヒータ制御工程の制御内容が、上記第1実施形態と異なる。図8に示す制御内容は、図6に示すステップA11からステップA17の処理に加えて、ステップB11からステップB13の処理が追加されたものである。この場合、制御装置60は、加熱装置33の出力を減少させた後に加熱装置33の出力を増加させる場合に、外気導入風路40が全閉となるように開閉装置41の開度を制御する。開閉装置41の開度の制御は、加熱装置33の出力を増加させる前であっても良いし、加熱装置33の出力を増加させた後であっても良い。
具体的には、制御装置60は、風路温度センサ51の検出温度Tが温度T2以上となった場合(ステップA11でYES)に、第1ヒータ331と第2ヒータ332とのうち、一方のヒータ例えば第2ヒータ332のみを動作させて、他方のヒータ例えば第1ヒータ331の動作を停止させる(ステップA12)。その後、制御装置60は、風路温度センサ51の検出温度Tが温度T4を超えている場合(ステップA13でNO)でかつ風路温度センサ51の検出温度Tが温度T1未満の場合(ステップA15でNO)には、第2ヒータ332のみの動作を維持する。
一方、制御装置60は、風路温度センサ51の検出温度Tが温度T1以上となった場合(ステップA15でYES)、第2ヒータ332の動作を停止させて、加熱装置33を停止させる(ステップA16)。制御装置60は、風路温度センサ51の検出温度Tが温度T3以下となった場合(ステップA17でYES)、ステップB11において、開閉部材411を全閉位置この場合回動角度θを約0°まで回動させる。その後、制御装置60は、ステップA12に処理を戻して、第1ヒータ331と第2ヒータ332とのうち、一方のヒータ例えば第2ヒータ332を動作させる。
制御装置60は、風路温度センサ51の検出温度Tが温度T4以下となった場合(ステップA13でYES)、ステップB12において、開閉部材411が全閉位置まで回動しているか否かを判断する。制御装置60は、開閉部材411が全閉位置まで回動している場合(ステップB12でYES)、ステップA14に処理を移行させて、一方のヒータこの場合第2ヒータ332に加えて、他方のヒータこの場合第1ヒータ331を動作させる。その後、制御装置60は、ステップA11に処理を移行し、ステップA11以降の処理を進める。
一方、制御装置60は、開閉部材411が全閉位置まで回動していない場合(ステップB12でNO)、ステップB13に処理を移行させて、開閉部材411を全閉位置まで回動させる。その後、制御装置60は、ステップA14に処理を移行させる。なお、制御装置60は、一旦開閉部材411を全閉位置に回動させた場合、ヒータ制御工程を実行中は開閉部材411を全閉位置に維持したままでも良いし、風路温度センサ51の検出温度Tに応じて、開閉部材411を再び開放させても良い。
このような第2実施形態によれば、加熱装置33の出力を減少させた後に、加熱装置33の出力を増加させる場合は、循環風路20内の空気の温度が下がった状態である。そのため、加熱装置33の出力を再度増加させる場合に、外気導入風路40を全閉にして外気の導入を行わないようにすることで、循環風路20内の空気の温度上昇を早期に行うことができる。これにより、乾燥運転における温度制御をより効率的に行うことができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について、図9を参照して説明する。本実施形態の制御装置60は、ヒータ制御工程において、図6に示す制御内容に代えて、図9に示す制御内容を実行する。図9に示す制御内容は、図6に示すステップA11からステップA17の処理に加えて、ステップC11の処理が追加されたものである。この場合、制御装置60は、加熱装置33を停止させる場合に、外気導入風路40が全閉となるように開閉装置41の開度を制御する。開閉装置41の開度の制御は、加熱装置33を停止させる前であっても良いし、加熱装置33を停止させた後であっても良い。
次に、第3実施形態について、図9を参照して説明する。本実施形態の制御装置60は、ヒータ制御工程において、図6に示す制御内容に代えて、図9に示す制御内容を実行する。図9に示す制御内容は、図6に示すステップA11からステップA17の処理に加えて、ステップC11の処理が追加されたものである。この場合、制御装置60は、加熱装置33を停止させる場合に、外気導入風路40が全閉となるように開閉装置41の開度を制御する。開閉装置41の開度の制御は、加熱装置33を停止させる前であっても良いし、加熱装置33を停止させた後であっても良い。
具体的には、制御装置60は、風路温度センサ51の検出温度Tが温度T1以上となった場合(ステップA15でYES)、加熱装置33を停止させた後に(ステップA16)、ステップC11において、開閉部材411を全閉位置この場合回動角度θを約0°まで回動させる。なお、制御装置60は、一旦開閉部材411を全閉位置に回動させた場合、ヒータ制御工程を実行中は開閉部材411を全閉位置に維持したままでも良いし、風路温度センサ51の検出温度Tに応じて、開閉部材411を再び開放させても良い。
このような第3実施形態によれば、加熱装置33を停止させる場合、循環風路20内を流れる空気の温度は上昇しない状況となる。そのため、外気導入風路40を全閉にして外気の導入を行わないようにすることで、循環風路20内を流れる空気の温度低下を緩やかにすることができる。これにより、循環風路20内を流れる空気の温度変動を緩やかにさせることができる。よって、安定した温度制御を実現することができる。
なお、上記した各実施形態では、風路温度センサの検出温度や開閉部材の回動角度等について、具体的な数値を挙げながら説明したが、それら具体的な数値は一例を示したに過ぎず、適宜変更が可能であることは勿論である。また、制御装置は、乾燥運転における制御を外槽温度センサの検出温度に基づいて実行しても良い。更に、上記各実施形態は、相互に組み合わせることができる。
以上、本発明の複数の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以上、本発明の複数の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…洗濯乾燥機(衣類処理装置)、12…外槽(収容槽)、13…回転槽(収容槽)、20…循環風路、33…加熱装置、40…外気導入風路、41…開閉装置、51…風路温度センサ(温度検出部)、60…制御装置
Claims (6)
- 本体と、
前記本体の内部に設けられ衣類が収容される収容槽と、
前記収容槽から流出した空気の少なくとも一部を前記収容槽に戻す循環風路と、
前記循環風路を流れる空気を加熱して温風を生成する加熱装置と、
前記循環風路と前記本体の外部とを連通し、前記循環風路内に前記本体の外部の空気を導入する外気導入風路と、
前記外気導入風路の開度を調整可能な開閉装置と、
前記本体内又は前記循環風路を流れる空気の温度を検出する温度検出部と、
前記加熱装置及び前記開閉装置を制御して前記収容槽内の衣類を乾燥させる乾燥運転を実行可能な制御装置と、を備え、
前記制御装置は、前記温度検出部の検出結果に基づいて、前記乾燥運転中に前記加熱装置の出力を調整及び前記開閉装置の開度を調整する、
衣類処理装置。 - 前記制御装置は、前記温度検出部の検出結果に基づいて前記開閉装置の開度を調整した後に、前記加熱装置の出力を調整する、
請求項1に記載の衣類処理装置。 - 前記制御装置は、前記開閉装置の開度を制御して前記外気導入風路を開放させてから所定期間経過後に、前記加熱装置の出力を調整する、
請求項2に記載の衣類処理装置。 - 前記制御装置は、前記外気導入風路が全開となるように前記開閉装置の開度を制御した場合に、前記加熱装置の出力を減少させる、
請求項2に記載の衣類処理装置。 - 前記制御装置は、前記加熱装置の出力を減少させた後に前記加熱装置の出力を増加させる場合に、前記外気導入風路が全閉となるように前記開閉装置の開度を制御する、
請求項1から4のいずれか一項に記載の衣類処理装置。 - 前記制御装置は、前記加熱装置を停止させる場合に、前記外気導入風路が全閉となるように前記開閉装置の開度を制御する、
請求項1から4のいずれか一項に記載の衣類処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022121672A JP2024018370A (ja) | 2022-07-29 | 2022-07-29 | 衣類処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2022121672A JP2024018370A (ja) | 2022-07-29 | 2022-07-29 | 衣類処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2024018370A true JP2024018370A (ja) | 2024-02-08 |
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ID=89807619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2022121672A Pending JP2024018370A (ja) | 2022-07-29 | 2022-07-29 | 衣類処理装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2024018370A (ja) |
-
2022
- 2022-07-29 JP JP2022121672A patent/JP2024018370A/ja active Pending
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