JP2023124896A - 導水・導気管を持つ米とぎ器と米とぎ方法 - Google Patents

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潔 関川
Kiyoshi Sekikawa
関川玲士
Reiji Sekikawa
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Abstract

【課題】従来、米とぎの方法は米と水をボールや釜に入れて手でといていたが、とぎ汁水を捨てるときに米をこぼしたり、研ぐときに力を入れすぎて米が欠けたりすることがある。また、ケガをした場合やマニキュアをしている場合がある。本発明は、米や水に直接手を触れずに米をとぐことができる米とぎ器を提供する。【解決手段】米とぎ器容器上部面に米の通過が出来ない孔と水を注ぎ入れるための漏斗形状の先に導水・導気管を設け、その先端に米の通過ができない孔を持つ。一方、容器101にはパッキン部材で連結する底蓋100とで構成する。容器101に米を投入し、底蓋100をした状態で漏斗部分から水を注ぎ入れて、容器101を持ってシェイクし、容器101をひっくり返して容器101の孔からとぎ汁を出す。これを複数回、行うが容器の蓋を開けることなく水の入れ替えが可能で、米に直接触れることなしに、米とぎが可能である。【選択図】図1

Description

本発明は、家庭用において冷水に手を入れることなく、蓋の開け閉めが最小回数で米をとぐ方法に関するものである。
従来、一般的な米とぎ方法として、米と水をボールや釜に入れて手でかき回した後、とぎ汁を捨てる作業を繰り返してとぎ汁がほぼ透明になるまで行う方法であり、特殊な米とぎ方法としては容器の中に米と水を入れてシェイクする方法( 例えば、特許文献1 、特許文献2 、特許文献3 ) がある。
これに対して本発明は、容器の中に米と水を入れるがとぎ汁を排出してから、シェイクすることによって米をとぐ特殊な方法であり、透明の本体容器と底蓋で構成する。本体容器の上部面には排水の為の多孔と水を注ぐための漏斗とその先に導水・導気管を有する構造からなる米とぎ器。容器の底蓋を開けて所望量の米を入れて底蓋を閉めた後、容器を反転させて上部面にある漏斗部から水を注ぎ入れる。米とぎに最初に使う水を出会い水というが十秒ほどで一挙に捨ててしまうことが好ましいと言われている。そのため少し振ってから直ぐに排水を行う とぎ水の排水は容器内が負圧にならずに大気圧であれば、ひっくり返せば一挙に水が抜ける。
蓋の開閉をせずに同一上部面から排水と注水とシェークが素早く一連の作業として複数回、誰でも簡単にできる構造を提供する。
特許文献1 は、「本体容器1」、「外蓋5」、及び「内蓋6」がそれぞれ、本発明における「本体容器101」、「本体容器101に形成された上部面の孔 」、及び「本体容器101に形成された漏斗形状 」に相当し、本体容器の中に米と水を入れてシェイクすることによって米をとぎ、「内蓋6」を通して水を切る方法は相違している。米とぎ及びとぎ汁の排水と洗浄水を注水する度に一端を開口部とする「本体容器1」の「外蓋5」や「内蓋6」を開け閉めする必要があり、「内蓋6」はメッシュ構成で水切りを専用とする物であるが、これに対して本発明は前記[0003 ][0004]記載の方法による米とぎ方法である。
特許文献2は、「本体1」、「蓋2」、及び「排水用蓋3」がそれぞれ、本発明における「本体容器101」、「本体容器101に形成された上部面の孔 」、及び「本体容器101に形成された漏斗形状 」に相当するがシェイクすることによって米をとぎ、「排水用蓋3」を通して水を切る方法は共通しているが、米とぎやとぎ汁の排水と洗浄水を注水する度に一端を開口部とする「本体1」の「蓋2」や「排水用蓋3」を開け閉めする必要があり、「排水用蓋3」は水切りを専用とする物であるが、これに対して本発明は前記[0003 ][0004]記載の方法による米とぎ方法である。
特許文献3は、「円筒形本体1」、「蓋2」、「キャップ3」及び「フィルター10」がそれぞれ、本発明における「本体容器101」、「本体容器101に形成された上部面の孔 」、及び「本体容器101に形成された漏斗形状 」に相当するが、シェイクすることによって米をとぎ、「排水用蓋3」を通して水を切る方法は共通しているが、「米とぎやとぎ汁の排水と洗浄水を注水する度に両端を開口部とする「本体1」の「蓋2」や「キャップ3」を開け閉めする必要があり、全開口の「蓋2」を開けた状態でないと注水や小開口からの排水がし難く、また「フィルター10」は網状で水切りを専用とする物であり、これに対して本発明は前記[0003 ][0004]記載の方法による米とぎ方法である。
特開平5 - 3 0 9 0 4 7 号公報 特開平9 - 9 4 1 7 4 号公報 特開2 0 0 2 - 2 7 2 6 2 5 号公報
従来、米とぎの方法は米をボールや釜に入れて水を手でといでいたため、とぎ汁水を捨てるときに米をこぼしたり、冬場などの冷水作業は手荒れの原因にもなり、問題がある。また、米とぎで重要とされる出会い水の素早い排水ができない問題がある。本発明は、以上のようなことなどが気になる人が水の中に直接手を入れない米とぎ方法であり、おいしいお米を炊くための方策を提供することにある。
本発明は、係る課題を解決するために次の手段を用いた。即ち、容器101の上端部に水切りを行うための米粒が通らない孔と水を導入するための漏斗形状の口を持つ導水・導気管を設けて、下端部には底蓋100と係合するネジ形状、または篏合形状を設けた筒状の本体容器構造からなる米とぎ器。導水・導気管の先端には水を良く通すが米粒を通さない大きさの孔を複数設けてある。容器101をひっくり返して所要の米を投入し底蓋を係合してからひっくり返して容器101のセットができる。その容器101の中に、漏斗形状の口から直接水を注ぎこむ。水は導水・導気管の先端にある孔から流れて上部面の孔までの水流を形成して米粒に偏りを少なくして出会い水に晒すことができる。その後 容器101をひっくり返すことで上部面の孔から汚れ水を排水するが、排水が進むにつれて容器101内が負圧とならないように導水・導気管を通して空気が流入し容器101内は大気圧を保つことで一挙に水を排水することができる。その後で米粒は水分を纏っているのでシェークして米粒同士が擦れあうことで米粒表面の汚れや糠が剥がれる。その後、洗い水を漏斗部から注ぎ込み その水が上部面の孔から溢れさせて水の入れ替えを行いある程度洗い水が澄んできたところで米とぎが終了となる。底蓋100を外して釜に投入すれば良く、水の出し入れが蓋の開け閉めなく可能である。
容器はある程度透明で、1合、2合、3合の分量のところで目安となる線を表示する。また、容器101と底蓋100はパッキン部材で水が漏れないように封止されている。封止の為の構造はネジ、面篏合による封止、ワンクリックでの締結構造の脱着でも良い。
1.お米はとぎ方ひとつで味が変るので、この米とぎ器で米とぎ、とぎ水の排水、及び洗浄水の排水、シェークが素早く一連の作業として誰でも簡単にできるこの米とぎ器と方法により、米粒が糠成分を吸収する前に米表面の糠が手早く除去されて糠臭くないおいしいご飯の米とぎができる。
2.米とぎ器の中に水に晒された米をシェイクする方法で米とぎをするため、手を水に濡らすことがないため、マニュキュア等が剥がれる問題がない。
3.容器本体の外周面には米の計量目盛りが表記されていので米や水の計量器等がない場合でも大丈夫である。
本発明の全体と導水・導気管を示す斜視図である。 米とぎの手順で米を入れている説明の斜視図である。 米とぎの手順で底蓋を付けて水を注ぎ入れている説明の斜視図である。 米とぎの手順でとぎ汁を排水している説明の斜視図である。
以下、本発明に係る米とぎ器110の好ましい実施形態を、添付の図面に基づいて説明する。図1は、本発明の基本的な構成を備えた米とぎ器の実施形態を示すものであり、基本構成は図1に示すとおりである。片端部を開口とする透明の筒状の本体容器101に底蓋100 、導水・導気管103、及び底蓋100と本体容器101を封止して係合するためのパッキン部/締結部107で構成する。本体容器101の上部面105には漏斗形状の注ぎ口102があり、その先に導水・導気管103が備えてある。導水・導気管の先には複数の孔108が設けてある。 また、本体容器101の側面には目盛り線106が表示されている。図2は底蓋100を開けて所望の量の米201をひっくり返した本体容器101に入れる。図3は底蓋100で蓋した後にひっくり返して漏斗形状の注ぎ口103から水道水202を注ぎ、導水管の中を通って底部の水流203となり容器の側面を水流204となり更に上部面の孔104から溢れた水205となり米粒の洗浄水として流れる。
図4は米のとぎ汁の排水を説明する図で、米とぎ器110全体をひっくり返し上部面の多孔からとぎ汁が排出しているが一挙に排水する場合は容器の空洞部分が負圧になるが、導水・導気管から空気の流入208があるので空洞部分は大気圧210を保持し排水が止まることはない。米の出会い水は、黄ばみや臭みの元となるが、糠や汚れのとぎ汁を一挙に排水する。このあと米とぎ器110をシェイクして米粒が擦れあうことで表面の汚れや糠が剥がれることになる。その後、図3のように米粒の洗浄水として漏斗形状の口から水を入れてとぎ汁を上部面の孔104から溢れさせて、その後ひっくり返して図4のようにとぎ汁を一挙に排水可能である。この操作を複数回行い水が澄んできたら米とぎが完了するが、本発明の米とぎ器とそれを使った方法では作業の途中で蓋の開け閉めがなく一連の作業を繰り返しできる米とぎ器による米とぎ方法。
パッキン部/締結部107は本体容器101、底蓋100をある程度の水密で脱着できることが望ましくネジ等を形成する、または、ワンクリックで脱着できる溝形状等で完結することもできる。
シェークの際、洗浄水を入れて本体容器を上下左右に揺らすことでは、容器重量が重たくなり、かつ、水が抵抗して米粒を研ぐことに無理がある。この発明では出会い水とか、ある程度、洗浄した水を排水し、その後シェイクして米を研ぐ方法を提案している。なぜなら水の抵抗が無くなり米粒同士が接触するが水分を米粒に纏わせることで米粒同士が適度に衝突して、米粒が欠けることは少ないと考えられる。従来も、米とぎの方法は米と水をボールや釜に入れて手で米に水をなじませた後に、とぎ汁水を捨てから、手で米粒同士を擦り合わせて研いでいた。
110 米とぎ器全体
100 底蓋
101 本体容器
102 漏斗形状の注ぎ口
103 導水・導気管
104 上部面
105 上部面の孔
106 目盛り線
107 パッキン部/締結部
108 導水・導気管の孔
201 所望量の米
202 水道水(一例:天然水でも良い)
203 底部の水流
204 側面部の水流
205 溢れる水
206 排水状態
207 水面
208 空気流入
209 容器内への空気流入
210 大気圧の流れ

Claims (2)

  1. 容器の下部面を開口とする透明の筒状の容器と底蓋で構成する本体容器。容器101の上部面の位置に米粒の通過ができない多孔を有し、かつ同じ上部面に漏斗形状を形成しその先に導水・導気管を持つ。導水・導気管先端に米粒の通過ができない複数の孔を持つ。一方、容器101の底となりパッキン部材で連結封止する底蓋100とで構成する。底蓋100を開けて所望量の米を入れた後、容器に底蓋100を篏合してひっくり返し、上部面の漏斗部から出会い水を注ぎ入れ数秒後に反転させて、上部面側の多孔から ぬかと汚れ水を排出する。引き続いて上下・左右に複数回振り容器内で米粒同士を擦れ合わせて、米粒の表面の糠と汚れをはがした後に、米粒を洗浄する。容器をひっくり返して上部面の漏斗部から水を注ぎ入れたあと、さらにひっくり返してとぎ汁を排水する。これを、複数回行う一連の作業をフタを開けずに繰り返しできる米とぎ器による米とぎ方法。
  2. 導水・導気管の先端には洗浄するための水を良く通すが、米粒が通らないように米粒よりも小さい孔を複数穿孔した構造を持つ。容器の下側開口周囲にはパッキンと締め付けるネジ部、または、篏合部を有する底蓋を持つ請求項1に記載の米とぎ方法。
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