JPH0433104Y2 - - Google Patents

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JPH0433104Y2
JPH0433104Y2 JP8394989U JP8394989U JPH0433104Y2 JP H0433104 Y2 JPH0433104 Y2 JP H0433104Y2 JP 8394989 U JP8394989 U JP 8394989U JP 8394989 U JP8394989 U JP 8394989U JP H0433104 Y2 JPH0433104 Y2 JP H0433104Y2
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JP
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container body
water inlet
water
container
lid
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JP8394989U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、粒状食物洗浄器、より詳細には米ま
たは豆類のような穀物などを洗浄するためた洗浄
器に関する。
(従来の技術) 米または豆類などのような粒状食物は、煮たり
蒸したりする前にまず洗浄しなければならない。
従来、こうした粒状食物たとえば穀物を洗浄する
には、一般家庭では、炊飯器などのクツカーの容
器あるいはミキサーなどを使用する方法が採られ
ていた。しかし、この従来の方法では、洗浄に用
いた水を容器から排出させる際などに一部分の穀
物が流失したり、洗浄を行なう手に穀物が付着し
たりして、不便であつた。
また、従来、モーター駆動方式の自動穀物洗浄
機が開発されているが、これは、食品製造工場に
おいて大量生産を行なう場合にのみ向いたもので
あり、コストも高く、また、大きな場所が必要と
なるため、一般家庭に適用できるものではない。
(考案が解決しようとする課題) 上述のように、一般家庭で使用されるクツカー
の容器あるいはミキサーなどで穀物などの粒状食
物を洗浄する従来の方法では、穀物が流失した
り、手に付着したりする問題があつた。また、従
来の自動化された穀物洗浄機は、一般家庭には不
向きである問題があつた。
本考案は、上述のような問題点に鑑みてなされ
たもので、構造が簡単で、一般家庭で容易に使用
できるとともに、粒状食物が流失したり、手に付
着したりすることのない便利な粒状食物洗浄器を
提供することを目的とするものである。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案の粒状食物洗浄器は、上記目的を達成す
るために、一端に開放部をまた他端に閉塞部をそ
れぞれ形成した容器本体と、前記開放部を開閉自
在に閉塞する蓋体とからなり、さらに、前記容器
本体が、前記開放部と閉塞部との間の一面に形成
されかつ透水性スクリーンを設けた注水口と、前
記閉塞部に容器本体の中心線に対して前記注水口
と同一方向に偏つて形成されかつ透水性スクリー
ンを設けた排水口と、前記注水口に対して90度よ
り小さい角度で取付けられた把手とを備えている
ものである。
(作用) 本考案の粒状食物洗浄器を使用する際には、ま
ず蓋体を開けて、開放部から粒状食物たとえば穀
物を容器本体内に入れた後、蓋体を閉じて、容器
本体の開放部を閉塞する。つぎに、把手を持つ
て、上に向けた注水口から容器本体内に水を注入
するとともに、容器本体を強く揺する。そうする
と、余分な水が容器本体の閉塞部で上側に位置し
た排水口から排出されつつ、容器本体内の穀物が
洗浄される。洗浄が終わつたら、容器本体の閉塞
部を下にして容器本体を立たせるが、これによつ
て、容器本体内の水が全部排水口から排出される
とともに、この排水口に設けられた透水性スクリ
ーンにより穀物のみが容器本体内に残る。つぎ
に、蓋体を開けた後、容器本体の開放部がたとえ
ば炊飯器などのクツカーの容器内へ向くようにし
て容器本体を傾け、この容器本体を軽く叩けば、
容器本体内の洗浄された穀物は、流失することな
く、かつ、手に付着することもなく、クツカーの
容器内に移される。
(実施例) つぎに、本考案の粒状食物洗浄器の一実施例の
構成を図面に基づいて説明する。
本粒状食物洗浄器は、第1図に示すように、一
端に開放部1Aを形成するとともに他端に閉塞部
1Bを形成してなる容器本体1と、この容器本体
1に着脱自在に取付けられて前記開放部1Aを開
閉自在に閉塞する蓋体2とからなつている。さら
に、前記容器本体1は、開放部1Aと閉塞部1B
との間の一面11に形成されかつ金網などの透水
性スクリーン111を張つた注水口111Aと、
前記閉塞部1Bに容器本体1の中心線−に対
して前記注水口111Aと同一方向に偏つて形成
されかつ透水性スクリーン112を張つた排水口
112Aと、前記注水口111Aに対して90度よ
り小さい角度で取付けられた把手12とを備えて
いる。
より詳しく説明すると、前記容器本体1は、ほ
ぼ円筒形状に形成されており、一端が開放されて
開放部1Aになつているとともに、他端が閉塞さ
れて閉塞部1Bになつている。そして、前記容器
本体1の一面11(図示上面)に、容器本体1の
中心線−に垂直な垂直線P−を中心として
注水口111Aが開口形成されており、この注水
口111Aに金網などの透水性スクリーン111
が張られている。また、前記容器本体1の閉塞部
1Bには、前記垂直線P−と並行する方向(図
示上方)に偏つてほぼ三日月形状の排水口112
Aが開口形成されており、この排水口112Aに
透水性スクリーン112が張られている。そし
て、前記排水口112Aの下縁Lは、容器本体1
の前記一面11に対向する他面13(図示下底
面)に対して高さHを有している。さらに、容器
本体1に外方へ突出させて固定的に取付けられた
前記把手12は、その中心線P−が前記垂直線
P−と90度より小さい角度Kをなしている。
また、前記蓋体2の内周面側には複数の係合突
起21が形成されている。一方、前記容器本体1
の開放部1A近傍の外周面側には、前記蓋体2の
係合突起21にそれぞれ係脱自在に係合される複
数の係合突起113が形成されている。そして、
蓋体2は、容器本体1の開放部1Aに被せた後若
干回転させて、係合突起21と係合突起113と
を係合させることにより、容器本体1に係着され
るようになつている。蓋体2の容器本体1からの
取外しは、逆に、容器本体1に対して蓋体2を若
干回転させて、係合突起21を係合突起113か
ら外すことにより、行なえるようになつている。
つぎに、上記実施例の作用について説明する。
上記粒状食物洗浄器を使用する際には、まず、
容器本体1の閉塞部1Bを下にして容器本体1を
立てた後、蓋体2を容器本体1から外して開け、
所望の量の粒状食物たとえば穀物を開放部1Aか
ら容器本体1の内部へ入れる。なお、入れる穀物
の量は、容器本体1の容積の70%を越えないよう
にする。その後、蓋体2を容器本体1の開放部1
Aに被せて、この開放部1Aを閉塞する。
つぎに、把手12を若干斜め上向きにして持
ち、第2図に示すように、注水口111Aが上向
きになるように容器本体1を横倒しにして、水道
の蛇口3から注水口111Aのスクリーン111
を通して容器本体1内に水を注入しつつ、容器本
体1を強く揺する。なお、注水口111Aと把手
12との角度関係から、この把手12を持つたと
き、注水口111Aを自然にかつ楽に上向きにす
ることができる。また、この注水口111Aと排
水口112Aとの位置関係から、注水口111A
を上向きにしたとき、排水口112Aは容器本体
1の閉塞部1Bで上側に位置する。
水を注入したとき、容器本体1内には、その閉
塞部1Bにある排水口112Aの下縁Lより下の
空間、すなわち高さHに相当する部分に水が保持
され、余分な水は、排水口112Aからスクリー
ン112を通つて排出される。そして、容器本体
1の振動に伴う水の流動により、容器本体1内の
穀物が洗浄される。
洗浄が終わつたら、閉塞部1Bを下にして容器
本体1を立てる。そうすると、容器本体1内の水
が全部排水口112Aから排出され、この排水口
112Aのスクリーン112により、洗浄された
穀物のみが容器本体1内に残る。
なお、洗浄中などにおいても、スクリーン11
1,112により排水口112Aないし注水口1
11Aからの穀物の流失が防止される。もちろ
ん、蓋体2により閉塞された開放部1Aからも穀
物は流失することがない。
排水後容器本体1内に残つた穀物をたとえば炊
飯器などのクツカーの容器内に注ぐには、まず蓋
体2を外して開けた後、クツカーの容器の上方
で、開放部1Aが下向きになつてクツカーの容器
内へ向くように、容器本体1を斜めに傾けて、ま
たは倒立姿勢に立てるとともに、この容器本体1
を外側から軽く叩けば良い。これによつて、容器
本体1内の穀物がクツカーの容器内に移る。
このように、上記粒状食物洗浄器を用いれば、
穀物を流失させることなく、穀物を容易に洗浄で
きる。また、濡れた穀物に全く手を触れる必要が
ないので、使用者の手に穀物が付着することがな
い。そして、上記粒状食物洗浄器は、構造が簡単
であるとともに、小型なので、一般家庭で用いら
れる炊飯用品として適当なものであり、容易に使
用することができる便利なものである。
なお、上記実施例では、容器本体1への蓋体2
の係止手段を係合突起113,21にしたが、こ
の係止手段は、係合リブまたはねじなどであつて
も良い。
また、蓋体2は、容器本体1に対して、穀物が
漏出しない程度の嵌合性を有していれば良いが、
穀物の漏出をより確実に防止するために、容器本
体1または蓋体2にシールパツキングを取付けて
も良い。
さらに、透水性スクリーン111,112は、
金網に限らず、穀物が通らない細かさの網目を有
する網であれば良い。
〔考案の効果〕
この考案の粒状食物洗浄器は、一端を蓋体によ
り開閉される開放部とし他端を閉塞部とした容器
本体が、さらに、開放部と閉塞部との間の一面に
形成され透水性スクリーンを設けた注水口と、閉
塞部に容器本体の中心線に対して注水口と同一方
向に偏つて形成され透水性スクリーンを設けた排
水口と、注水口に対して90度より小さい角度で取
付けられた把手とを備えているので、構造が簡単
であるとともに、小型であることにより、一般家
庭で容易に使用することができ、また、使用時
に、粒状食物たとえば穀物を流失させることな
く、かつ、手に付着させることなく、粒状食物を
簡単に洗浄することができ、便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の粒状食物洗浄器の一実施例を
示す分解斜視図、第2図は同上使用要領を示す斜
視図である。 1……容器本体、1A……開放部、1B……閉
塞部、111……透水性スクリーン、111A…
…注水口、11……一面、112……透水性スク
リーン、112A……排水口、12……把手、2
……蓋体、−……容器本体の中心線、K……
注水口に対する把手の角度。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一端に開放部を形成するとともに他端に閉塞部
    を形成した容器本体と、前記開放部を開閉自在に
    閉塞する蓋体とからなり、 前記容器本体は、前記開放部と閉塞部との間の
    一面に形成されかつ透水性スクリーンを設けた注
    水口と、前記閉塞部に容器本体の中心線に対して
    前記注水口と同一方向に偏つて形成されかつ透水
    性スクリーンを設けた排水口と、前記注水口に対
    して90度より小さい角度で取付けられた把手とを
    備えていることを特徴とする粒状食物洗浄器。
JP8394989U 1989-07-17 1989-07-17 Expired JPH0433104Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8394989U JPH0433104Y2 (ja) 1989-07-17 1989-07-17

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8394989U JPH0433104Y2 (ja) 1989-07-17 1989-07-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0324048U JPH0324048U (ja) 1991-03-13
JPH0433104Y2 true JPH0433104Y2 (ja) 1992-08-07

Family

ID=31632040

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JP8394989U Expired JPH0433104Y2 (ja) 1989-07-17 1989-07-17

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JPH0324048U (ja) 1991-03-13

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