JP2023123943A - 出口情報生成装置、料金収受システム、出口情報生成方法、及びプログラム - Google Patents

出口情報生成装置、料金収受システム、出口情報生成方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

Figure 2023123943000001
【課題】通行料金を支払いやすい出口情報生成装置、料金収受システム、出口情報生成方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】
出口情報生成装置は、有料道路の出口において、車両に搭乗する利用者に対して有料道路の入口で発券された通行券に記録され、通行券を特定可能な通行券の識別番号を含むコードを取得するコード取得部と、取得されたコードに関連する通行料金を決定する決定部と、利用者が所持する公的証明書が含む利用者情報を取得する証明書情報取得部と、通行料金と利用者情報とが関連付けられている後払データを生成する後払データ生成部と、を備える。
【選択図】図4

Description

本開示は、出口情報生成装置、料金収受システム、出口情報生成方法、及びプログラムに関する。
有料道路の料金所には、電子式料金収受システム(ETC:Electronic Toll Collection System(登録商標)、「自動料金収受システム」ともいう。)が広く利用されている。
有料道路の利用者の中には、専用の車載器を搭載する対応車両(以下「ETC車両」とも表記する。)と、車載器を搭載していない非対応車両(以下「非ETC車両」とも表記する。)とが存在する。
非ETC車両に対しては、料金所車線路側の有人ブースに駐在する収受員等が非ETC車両に搭乗する利用者と対面応対をして、通行券、現金、クレジットカード等の受け渡しを直接行うことにより通行料金を収受する場合がある。
また、近年、非ETC車両の利用者に対しては、収受員が、利用者の公的証明書(運転免許証、マイナンバーカード、パスポート等、官公庁やその関連団体により発行された個人に関連する証明書)の券面情報を控えて、後日、本人宛に料金を徴収(請求)する方法(以下、事後徴収ともいう。)が検討されている。事後徴収の手続きにおいても、収受員は、利用者との間で公的証明書の受け渡しを行う必要があるため、利用者との対面応対を要する。
本開示に関連する技術として、特許文献1には、車載器にセットするICカードなどの媒体を用いることなく料金収受が行える料金収受システムが開示されている。
特開2021-092850号公報
特許文献1に開示された料金収受システムでは、出口において、事前に登録された決済情報を用いて通行料金の決済処理を実行している。
このため、例えば決済情報を事前に登録していない場合、特許文献1に開示された料金収受システムでは、通行料金を支払いにくいことがある。
本開示の目的は、上記課題を解決するためになされたものであって、通行料金を支払いやすい出口情報生成装置、料金収受システム、出口情報生成方法、及びプログラムを提供する。
上記課題を解決するために、本開示の出口情報生成装置は、有料道路の出口において、車両に搭乗する利用者に対して前記有料道路の入口で発券された通行券に記録され、前記通行券を特定可能な前記通行券の識別番号を含むコードを取得するコード取得部と、取得された前記コードに関連する通行料金を決定する決定部と、前記利用者が所持する公的証明書が含む利用者情報を取得する証明書情報取得部と、前記通行料金と前記利用者情報とが関連付けられている後払データを生成する後払データ生成部と、を備える。
本開示の出口情報生成方法は、有料道路の出口において、車両に搭乗する利用者に対して前記有料道路の入口で発券された通行券に記録され、前記通行券を特定可能な前記通行券の識別番号を含むコードを取得し、取得された前記コードに関連する通行料金を決定し、前記利用者が所持する公的証明書が含む利用者情報を取得し、前記通行料金と前記利用者情報とが関連付けられている後払データを生成する。
本開示のプログラムは、出口情報生成装置のコンピュータに、有料道路の出口において、車両に搭乗する利用者に対して前記有料道路の入口で発券された通行券に記録され、前記通行券を特定可能な前記通行券の識別番号を含むコードを取得し、取得された前記コードに関連する通行料金を決定し、前記利用者が所持する公的証明書が含む利用者情報を取得し、前記通行料金と前記利用者情報とが関連付けられている後払データを生成することを実行させる。
本開示の出口情報生成装置、料金収受システム、出口情報生成方法、及びプログラムによれば、通行料金を支払いやすい。
実施形態に係る料金収受システムの全体構成を示す系統図である。 実施形態に係る出口における料金収受システムの斜視図である。 実施形態に係る入口における料金収受システムの斜視図である。 実施形態に係る出口情報生成装置のブロック図である。 実施形態に係る入口情報生成装置のブロック図である。 実施形態に係る管理サーバのブロック図である。 実施形態に係る料金収受システムの全体の処理フロー図である。 実施形態に係る料金収受システムの詳細な処理フロー図である。 実施形態に係る料金収受システムの詳細な処理フロー図である。
<実施形態>
以下、実施形態に係る料金収受システムについて、図1~図9を参照しながら説明する。
(全体構成)
本実施形態に係る料金収受システム1は、高速道路等の有料道路Uを利用した利用者に対し、通行料金を課すための装置である。
図1に示すように、料金収受システム1は、有料道路Uから一般道路への出口EXの車線L1に、出口情報生成装置4を備え、一般道路から有料道路Uへの入口ENの車線L2に、入口情報生成装置5を備える。
料金収受システム1は、車線L1及び車線L2からの遠隔地に、監視装置7と、管理端末8と、管理サーバ9と、収納システム10と、をさらに備える。
管理サーバ9は、出口情報生成装置4と入口情報生成装置5と監視装置7と管理端末8と収納システム10との各装置と、広域通信網を介して通信可能に接続されており、各装置から逐次受信する情報を集約し、各装置に向けて情報を配信する。
料金収受システム1は、対距離料金区間の入口EN(入口料金所)において、入口情報(料金所名、通過時刻など)、及び、車種情報を記録した媒体である通行券PSを、非ETC車を対象に発券する。料金収受システム1は、出口EX(出口料金所)で、通行券PSに記録された入口情報及び車種情報の読出機能と共に、公的証明書の情報取得機能を有し、通行料金TLと利用者情報CIとが関連付けられている後払データPYの生成機能を有する。
他方、利用者は、出口EXから出た後に、収納システム10にて通行券PSのコードCDを読み取らせて、出口EXで登録された後払い情報に基づく支払いを行うことができる。
(設備)
料金収受システム1は、以下の設備に関連して設けられている。
簡略化のため、図2では出口EXの設備について以下詳しく説明するが、図3に示すように、入口ENの設備についても同様である。
図2に示すように、出口EXの設備である車線L1は、アイランドILによって仕切られている。アイランドILは、車線L1に車両Aが一台ずつ走行可能となるように規制する構造物である。
以下、車線L1の延びる方向(±X方向)を「車線方向」と記載する。また、車線方向における車両Aの進入側(-X側)を「上流側」、退出側(+X側)を「下流側」とも記載する。更に、車線L1の幅方向(±Y方向)を「車線幅方向」と記載する。
簡略化のため、図2では1つの車線L1のみを図示しているが、実際には複数の車線L1が並行に並べて設置されている。
走行する車両AがETC車両である場合、料金収受システム1は、有料道路Uの設備であるETC設備2を介して、車両Aが車線L1を走行している間に、無線通信処理を行う。
他方、走行する車両Aが非ETC車両である場合、料金収受システム1は、車線L1では通行料金TLの徴収を行わず、車両Aの搭乗者である利用者が、後払い(車両Aが出口EXを退出した後、通行料金の支払い)ができるように処理を行う。
ETC設備2は、車載器を搭載するETC車両から無線通信を介して自動的に料金収受処理を実行するための装置群である。具体的には、ETC設備2は、図2に示すように、進入側車両検知器21と、アンテナ22と、通信用車両検知器23と、車線制御装置24と、発進制御機25と、退出側車両検知器26と、車種判別装置27と、を出口EXに備える。
進入側車両検知器21は、例えば図2に示すように透過型の車両検知器である。進入側車両検知器21は、車両Aの車線L1への進入を検知する。この場合、進入側車両検知器21は、車線制御装置24に向けて進入検知信号を送信する。
アンテナ22は、車線L1を走行するETC車両(車両A)との間で無線通信を行うための無線通信インタフェースである。
通信用車両検知器23は、進入側車両検知器21と同様の機器構成を有し、設置位置における車両Aの通過(進入~退出)を検知する。通信用車両検知器23は、車両Aの設置位置での通過を検知した場合に、車線制御装置24に向けて通過検知信号を送信する。
発進制御機25は、後述する車線制御装置24の開閉指令に従って開閉バーを上げ下げすることにより、車線L1の開放(車両Aの通行許可)及び閉塞(車両Aの通行規制)を行う。
退出側車両検知器26は、進入側車両検知器21と同様の機器構成を有し、車両Aの車線L1からの退出を検知する。退出側車両検知器26は、車両Aの車線L1からの退出を検知した場合に、車線制御装置24に向けて退出検知信号を送信する。
車線制御装置24は、車線L1における各種設置機器の一連の制御を行う。
具体的には、車線制御装置24は、進入側車両検知器21からの進入検知信号の受信をトリガ(きっかけ)にして無線通信(電波の発信)を開始する。
また、車線制御装置24は、通信用車両検知器23からの通過検知信号の受信をトリガにして無線通信(電波の発信)を終了する。ここで、車両AがETC車両であった場合、車線制御装置24は、車両Aとの間で料金収受用の無線通信を完了する。
さらに、車線制御装置24は、アンテナ22を介して、ETC車両との間で料金収受用の無線通信が正常に完了したことをトリガにして発進制御機25を開制御する。また、車線制御装置24は、退出側車両検知器26からの退出検知信号の受信をトリガにして発進制御機25を閉制御する。
車種判別装置27は、到来した車両Aの車種を判別する。本実施形態に係る車種判別装置27は、車線L1に進入した車両Aのナンバープレート情報を読み取るナンバープレート読取機である。車種判別装置27は、読み取ったナンバープレート情報に基づいて車両Aの車種(普通/大型等)を特定する。
(出口情報生成装置の構成)
出口情報生成装置4は、出口EXに設置されている路側装置である。
図4に示すように、出口情報生成装置4は、コード取得部401と、決定部402と、証明書情報取得部403と、後払データ生成部404と、を機能的に備える。
出口情報生成装置4は、ハードウェア構成として、CPU40と、撮像部41と、通話機器42(マイク、スピーカ)と、スキャナ43と、メモリ44と、通信インタフェース45と、記録媒体46とを備える。
出口情報生成装置4は、通行券PSに記録された入口情報及び車種情報を読出し、通行料金TLを決定し、利用者に対して表示する。
さらに、出口情報生成装置4は、自主収納による後払いを確認できない場合に通行料金を徴収する事後徴収を行えるように、出口EXの車線L1の路側から、非ETC車両の利用者の公的証明書(運転免許証、マイナンバーカード、パスポート等、官公庁やその関連団体により発行された個人に関連する証明書)の情報を取得する。
CPU40は、予め用意されたプログラムに従って動作することで種々の機能を発揮するプロセッサである。CPU40の機能については後述する。
撮像部41は、カメラを備え、利用者が所持する公的証明書(例えば免許証)の券面を映して映像化することで、公的証明書画像を取得し、監視員が、監視装置7を通じて、当該利用者の個人特定情報(例えば、免許証番号)を視認できるようにする。
通話機器42は、監視員と利用者とが会話でのコミュニケーションをとる目的で設けられたものである。
スキャナ43は、出口EXに到来した利用者が呈示する通行券PSに記録されたコードCDを光学的に読み取る。
メモリ44は、CPU40の動作に必要な記憶領域を有する。
通信インタフェース45は、広域通信網を介して他の装置と通信可能に接続するための接続インタフェースである。
記録媒体46は、出口情報生成装置4の筐体内に設けられたローカルの記録媒体であって、HDDやSSDなどの大容量記憶デバイスである。
次に、出口情報生成装置4のCPU40の機能について説明する。
CPU40は、予め用意されたプログラムに従って動作することで、上述のように、コード取得部401、決定部402、証明書情報取得部403、及び後払データ生成部404としての機能を発揮する。
コード取得部401は、出口EXにおいて利用者が呈示する通行券PSに記録されたコードCDを取得する。
本実施形態において、コード取得部401が取得するコードCDは、通行券PSに印刷された二次元コードであって、利用者に対して通行券PSを発券した入口ENを特定可能な入口情報と、入口ENで判定された車両Aの車種情報とを含む。
決定部402は、取得されたコードCDに基づき入口情報及び車種情報を読出し、出口EXでの情報に加えて、読出した入口情報及び車種情報と、あらかじめ配信された料金テーブル情報とに基づき、コードCDに関連する通行料金TLを決定する。
証明書情報取得部403は、利用者が所持し、利用者が出口EXにおいて呈示する公的証明書が含む利用者情報CIを取得する。
後払データ生成部404は、後払い用のデータとして、決定された通行料金TLと取得された利用者情報CIとが関連付けられている後払データPYを生成し、管理サーバ9に送信する。
(入口情報生成装置の構成)
入口情報生成装置5は、入口ENに設置されている路側装置である。
図5に示すように、入口情報生成装置5は、識別番号取得部501と、印刷情報生成部502と、を機能的に備える。
入口情報生成装置5は、ハードウェア構成として、CPU50と、プリンタ51と、発券口52と、メモリ54と、通信インタフェース55と、記録媒体56とを備える。
CPU50は、予め用意されたプログラムに従って動作することで種々の機能を発揮するプロセッサである。CPU50の機能については後述する。
プリンタ51は、入口情報生成装置5が生成する情報を、発券する通行券PSにコードCDとして印刷する。
発券口52は、入口ENへの車両Aの進入をトリガに(センサによる車両検知、利用者向け押しボタンの押下等により)、利用者に対し通行券PSを発券する。
メモリ54は、CPU50の動作に必要な記憶領域を有する。
通信インタフェース55は、広域通信網を介して他の装置と通信可能に接続するための接続インタフェースである。
記録媒体56は、入口情報生成装置5の筐体内に設けられたローカルの記録媒体であって、HDDやSSDなどの大容量記憶デバイスである。
次に、入口情報生成装置5のCPU50の機能について説明する。
CPU50は、予め用意されたプログラムに従って動作することで、上述のように、識別番号取得部501、及び印刷情報生成部502としての機能を発揮する。
識別番号取得部501は、管理サーバ9に対し、識別番号CNの採番を依頼し、採番された識別番号CNを取得する。
印刷情報生成部502は、通行券PSに含めるべき情報として、識別番号CN(後払ID)と、入口情報(入口料金所名)と、通過時刻と、車種情報と、車両番号と、を含む情報を生成する。
印刷情報生成部502は、さらに生成した情報をコード化して、通行券PSに印刷すべきコードCDを生成する。
その際、印刷情報生成部502は、料金収受システム1内の一定のルールで、コードCDを暗号化することで、第三者による不正偽造を防止する。さらに、コードCDが二次元コードのようなものであっても簡単に複製できてしまうため、さらなる複製防止の仕組みとして、通行券PSの発券時に、料金収受システム1内で一意の識別番号CNを付与し、同一の識別番号CNの使用されている場合は、出口情報生成装置4においてブロックする。
(管理サーバの構成)
図6に示すように、管理サーバ9は、採番部901と、後払レコード登録部902と、支払日時設定部903と、支払チェック部904と、支払受付部905と、を機能的に備える。
管理サーバ9は、ハードウェア構成として、CPU90と、メモリ94と、通信インタフェース95と、記録媒体96とを備える。
CPU90は、予め用意されたプログラムに従って動作することで種々の機能を発揮するプロセッサである。CPU90の機能については後述する。
メモリ94は、CPU90の動作に必要な記憶領域を有する。
通信インタフェース95は、広域通信網を介して他の装置と通信可能に接続するための接続インタフェースである。
記録媒体96は、出口情報生成装置4の筐体内に設けられたローカルの記録媒体であって、HDDやSSDなどの大容量記憶デバイスである。
次に、管理サーバ9のCPU90の機能について説明する。
CPU90は、予め用意されたプログラムに従って動作することで、上述のように、採番部901、後払レコード登録部902、支払日時設定部903、支払チェック部904、及び支払受付部905としての機能を発揮する。
採番部901は、入口情報生成装置5からの識別番号CNの採番を依頼に対し、識別番号CNを都度採番する。ここで、識別番号CNは、例えば、管理サーバ9が採番する通し番号である。
後払レコード登録部902は、後払データPYを受信し、識別番号CNに関連する後払レコードRCに登録する。
なお、入口ENから出口EXの間で利用者が通行券PSを紛失した場合、出口EXにおける利用者からの入口情報の聞き取りにより、後払レコード登録部902は、後払レコードRCを再登録も可能とする。
支払日時設定部903は、収納システム10の専用端末に利用者が通行料金TLを支払った支払日時を、各後払レコードRCに設定する。
支払チェック部904は、定周期で各識別番号CNに関連する支払日時をチェックする。
支払受付部905は、収納システム10から支払情報を受け付ける。支払情報は、車両Aが出口EXから退出した後、利用者が、通行券PSの呈示に基づき、コンビニエンスストアに設置される専用端末などを含む収納システム10を利用して、通行料金TLの支払いを行ったときに、収納システム10が管理サーバ9に向けて配信する「支払いを受け付けた旨の情報」であり、支払日時を含む。その際、利用者は、通行券PSを呈示することにより、収納システム10の専用端末に通行券PSのコードCDを読み取らせて通行料金TLを支払う。
(監視装置の構成)
監視装置7は、料金所事務所に駐在する収受員が車線L1の監視および出口EXの各種設置機器(出口情報生成装置4、発進制御機25等)の遠隔制御を行う際に用いる情報端末である。
監視装置7は、出口EXに到来した利用者が呈示する公的証明書の券面の映像を、収受員が視認できるように表示する。
(管理端末の構成)
管理端末8は、後払い管理業務を行うオペレータが用いる情報端末である。
管理端末8は、管理サーバ9の登録情報にアクセスできるように、管理サーバ9に接続されている。これにより、オペレータは、管理端末8により、管理サーバ9に登録されている登録情報の参照及び編集を行うことができる。
また、管理端末8は、管理サーバ9から、支払期限超過者に関連する情報の通知を受け付ける。これにより、オペレータは、管理端末8により、支払期限超過者に関連する情報を参照できる。
(料金収受システムの処理フロー)
料金収受システム1の処理フローの全体について説明する。
図7に示すように、まず、入口情報生成装置5は、入口ENに到来した(車両Aに搭乗する)利用者に対し、通行券PSを発券する(ST01:発券ステップ)。
ST01の実施に続いて、通行券PSを受け取った利用者が有料道路Uを走行して出口EXにて通行券PSを呈示すると、出口情報生成装置4は、入口情報生成装置5で発券された通行券PSに記録されたコードCDを取得する(ST02:コード取得ステップ)。
ST02の実施に続いて、出口情報生成装置4は、取得されたコードCDに関連する通行料金TLを決定する(ST03:決定ステップ)。
ST03の実施に続いて、料金収受システム1は、車両Aに搭乗する利用者が所持する公的証明書が含む利用者情報CIを取得する(ST04:利用者情報取得ステップ)。
ST04の実施に続いて、出口情報生成装置4は、決定された通行料金TLと取得された利用者情報CIとが関連付けられている後払データPYを生成する(ST05:後払データ生成ステップ)。
ST05の実施に続いて、出口情報生成装置4は、後払データPYを管理サーバ9に送信する(ST06:送信ステップ)。
ST06の実施に続いて、管理サーバ9は、送信された後払データPYを受信し、支払情報の受け付け、各支払日時のチェック等、後払レコードRCの管理を行う(ST07:管理ステップ)。
その後、利用者の収納システム10における通行料金TLの支払いにより、支払受付部905は、収納システム10から支払情報を受け付ける(ST08:受付ステップ)。
(入口での処理)
入口ENでの処理フローについて詳細に説明する。
まず、入口ENに車両Aが進入すると、入口ENの設備が備える車種判別装置27によって、車線に進入した車両Aの車種を判別する。
進入する車両Aが非ETC車の場合は、入口情報生成装置5は、図8に示すように、管理サーバ9から識別番号CNを取得し、識別番号CNと、入口情報と、通過時刻と、車種情報と、車両番号と、を関連付けた情報を生成する。
入口情報生成装置5は、入口情報生成装置5が生成する情報を、コードCDとして印刷した通行券PSを車両Aに対し発券する。
車両Aは発券された通行券PSを受取り、有料道路U内に入る。
(出口での処理)
出口EXでの処理フローについて図8及び図9に沿って詳細に説明する。
有料道路Uを走行して到来した出口EXにおいて、車両Aとして非ETC車に搭乗する利用者は、収受員によるサポートが可能な車線L1(「サポート」等の表示がある車線)を通行する。
非ETC車の進入を検知した収受員は、監視装置7及び出口情報生成装置4を介した利用者応対(インターフォン通話)を開始する。
図9に示すように、利用者は、入口ENで受け取った通行券PSをスキャナ43に呈示し、コードCDを読み取らせる。
出口情報生成装置4は、読み取ったコードCDから、入口情報、車種情報を取得する。
出口情報生成装置4は、読み取ったコードCDから取得した情報と、予め格納された料金テーブル情報とから通行料金TLを決定し、利用者に対して通行料金TLを表示する。障がい者割引等の割引適用時には、出口情報生成装置4は、割引適用後の通行料金を表示する。
出口情報生成装置4は、利用者が出口EXにおいて呈示する公的証明書の画像を撮像し、OCR(Optical character recognition)機能等を利用して公的証明書の情報を抽出する。抽出された公的証明書の情報について、料金所事務所に駐在する収受員は、監視装置7を介して、公的証明書の画像を参照しながら、OCR結果の確認、訂正を行い、利用者情報CIを確定し、出口情報生成装置4へ送信する。出口情報生成装置4は、送信された利用者情報CIを取得する。
出口情報生成装置4は、後払データPY含む請求情報を管理サーバ9に送信することにより登録する。例えば、請求情報は、識別番号CN、通行料金情報(料金所(入口/出口)、通過時刻(入口/出口)、車種、通行料金、割引情報、支払期限等)、利用者情報CI(氏名、住所等)、各種エビデンス(公的証明書画像等)、及び車両情報(車両番号、ナンバープレート情報)を含む。
(管理サーバでの処理)
管理サーバ9での処理フローについて詳細に説明する。
管理サーバ9は、入口情報生成装置5から、識別番号CNの採番依頼を受け、識別番号CNを含む後払レコードRCを生成し、識別番号CNを入口情報生成装置5に応答する。
管理サーバ9は、出口情報生成装置4から識別番号CNを含む請求情報を受信する。
管理サーバ9は、出口情報生成装置4から受信した識別番号CNが使用済みかチェックする。
管理サーバ9は、受信した識別番号CNに関連する後払レコードRCに請求情報を追加し、支払待ちとする。
管理サーバ9は、収納システム10から、識別番号CNによる請求情報の問合せを受け、請求情報を収納システム10に応答する。
管理サーバ9は、収納システム10から、支払情報を受信し、後払レコードRCに支払日時を設定し、支払完了とする。
管理サーバ9は、支払情報が含む後払レコードRCを定周期でチェックし、支払待ちの後払レコードRCに登録される支払期限を過ぎると、管理端末8に通知する。
(収納システムでの処理)
収納システム10は、通行券PSから識別番号CNを読み取り、管理サーバ9に通行料金TLを問い合わせる。
収納システム10の情報端末は、利用者の操作により、「高速道路料金支払い」画面を表示し、識別番号CNの読み取りを実施し、コンビニエンスストアのレジ等での支払用のバーコード等を発行する。
収納システム10は、利用者から通行料金TLの支払いを確認したら、支払情報を管理サーバ9に登録する。
(作用効果)
本実施形態によれば、出口情報生成装置4は、コードCDに関連する通行料金TLと利用者情報CIとが関連付けられている後払データPYを生成している。
これにより、出口情報生成装置4は、後払いを希望する利用者について利用者情報CIを取得できるため、道路事業者は、事後徴収が可能となり、後払いを希望する利用者に対して後払いを許容できる。
他方で、利用者は、コードCDが記録された通行券PSを呈示することで、収納システム等による自主収納により通行料金TLを後払いできる。
したがって、出口情報生成装置4によれば、利用者は、通行料金TLを支払いやすい。
また、出口情報生成装置4は、利用者に対し公的証明書の情報を呈示させる方式を用いているため、利用者に対し確実に後払いをするよう動機を与える。
また、本実施形態によれば、出口情報生成装置4は、スキャナ43を備えることにより、通行券PSに記録された情報を読み取ることができる。
また、本実施形態によれば、コードCDが二次元コードであるため、出口情報生成装置4は、通行券PSから多くの情報を取得できる。
また、本実施形態によれば、出口情報生成装置4は、コードCDが、入口ENを特定可能な入口情報を含むため、出口情報生成装置4は、通行券PSが発券された入口ENに関連する通行料金TLを決定できる。
また、本実施形態によれば、コードCDが通行券PSに印刷されているため、入口ENにおいて通行券PSを特定可能な識別番号CNを含むコードCDが記録された通行券PSを発券しやすい。
また、本実施形態によれば、コードCDが記録された通行券PSが使用されることで、有料道路の入口ENから出口EXまでの情報の関連付けだけでなく、出口EXから出た後の支払い含めた対応が、一枚の通行券PSで対応可能である。
また、本実施形態によれば、料金収受システム1は、収納システム10から支払情報を受け付けるため、通行券PSを所持する利用者が、通行料金TLを後払いしたことを認識できる。
本実施形態において、出口情報生成装置4、入口情報生成装置5、及び管理サーバ9の各装置を構成する機器の各種処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって上記各種処理が行われる。また、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしてもよい。
上述のプログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。更に、上述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
<変形例>
上述の実施形態では、入口情報生成装置5が印刷するコードは、二次元コードであるが、どのようなコードであってもよい。
変形例として、入口情報生成装置5は、二次元コードとして、QRコード(登録商標)を印刷してもよい。
他の変形例として、入口情報生成装置5は、一次元コード(バーコード、数字列等)を印刷してもよい。
上述の実施形態では、入口情報生成装置5は、管理サーバ9に対し、識別番号CNの採番を依頼し、採番された識別番号CNを取得しているが、識別番号CNは、料金収受システム1全体として一意の情報であれば、どのように採番されてもよい。
変形例として、管理サーバ9に対し識別番号の採番を依頼せず、入口情報生成装置5が、一定のルールで、料金収受システム1内で一意であることが確保された番号を、識別番号CNとして採番してもよい。
上述の実施形態では、料金収受システム1が設けられる設備には、ETC設備2が設けられているが、ETC設備2はオプションであってもよい。
変形例として、料金収受システム1が設けられる設備には、ETC設備がなくてもよい。
上述の実施形態では、入口情報生成装置5が生成しコードCDとして印刷する情報は、通行料金TLの計算に必要な情報を含んでいれば、どのような情報であってもよい。
変形例として、入口情報生成装置5が生成しコードCDとして印刷する情報は、識別番号CNと入口情報と通過時刻と車種情報とを含み、車両番号を含まなくてもよい。
ただし、印刷する情報が車両番号を含んでいれば、車両番号は、不正防止チェック(例:入口と出口で異なる車種に乗り換え不正されたことをチェック)などのオプション機能に使用される。
上述の実施形態では、利用者は、出口情報生成装置4に、通行券PSを呈示した後、公的証明書を呈示しているが、出口情報生成装置4が利用者情報CIを取得できるなら、利用者は、通行券PSと公的証明書とをどのように呈示してもよい。
変形例として、利用者は、出口情報生成装置4に、公的証明書を呈示した後、通行券PSを呈示してもよい。
他の変形例として、利用者は、入口ENにおいて公的証明書を呈示した後、出口情報生成装置4に、通行券PSを呈示してもよい。その際、出口情報生成装置4は、呈示された通行券PSの識別番号CNに基づき、入口ENにおける公的証明書の呈示により取得された利用者情報CIを、管理サーバ9を介して取得する。
上述の実施形態では、出口情報生成装置4は、利用者への通行料金TLを表示しているが、利用者への通行料金TLの表示は必須ではなく、自動音声またはインターフォンを介した収受員による口頭伝達もよい。
上述の実施形態では、利用者が通行券PSを紛失した場合、管理サーバ9は、後払レコードRCを再登録しているが、紛失を手当できるなら、どのように構成されてもよい。
変形例として、管理サーバ9は、既に登録されている後払レコードRCの中から、出口EXにおいて認識される車両Aの車両情報に一致する車両情報を有する後払レコードRCを検索し、検索された後払レコードRCに関連付けてもよい。その際、出口情報生成装置4は、検索された後払レコードRCに関連付けられた通行券PSを出口EXで再発券してもよい。
上述の実施形態では、出口情報生成装置4は、撮像部41により公的証明書の券面を映しているが、利用者情報CIを取得できるなら、どのように構成されてもよい。
変形例として、出口情報生成装置4は、撮像部41に代えて(または撮像部41に加えて)、非接触ICカードリーダを備えてもよい。このようにすることで、出口情報生成装置4は、ICチップを内蔵する公的証明書に対し、非接触ICカードリーダを用いてICチップの読み取りを行い、利用者情報CIを取得できる。
上述の実施形態では、車種判別装置27は、読み取ったナンバープレート情報に基づいて車両Aの車種を特定しているが、車両Aの車種を判別できるならどのように構成されてもよい。
変形例として、車種判別装置27は、ナンバープレート読取機に加え、車両Aの車軸数を特定可能な車軸検知センサ(いわゆる踏板)や、車両Aの車高、車長、車幅等を計測可能な計測センサを具備し、これらの各種センサ情報に基づいて車種を判別するものであってもよい。
上述の実施形態では、出口情報生成装置4は、出口EXに設置されている路側装置であるが、少なくとも撮像部41と、通話機器42と、スキャナ43とが、出口EXの車線L1の路側に設けられていれば、路側装置でなくてもよい。
変形例として、CPU40、メモリ44、通信インタフェース45、及び記録媒体46のうち、少なくとも一つの構成が、車線L1から離れた場所に設けられもよい。
上述の実施形態では、入口情報生成装置5は、入口ENに設置されている路側装置であるが、少なくともプリンタ51と、発券口52とが、入口ENの車線L2の路側に設けられていれば、路側装置でなくてもよい。
変形例として、CPU50、メモリ54、通信インタフェース55、及び記録媒体56のうち、少なくとも一つの構成が、車線L2から離れた場所に設けられもよい。
以上のとおり、本開示に係る実施形態を説明したが、実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。実施形態及びその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
<付記>
実施形態に記載の出口情報生成装置、料金収受システム、出口情報生成方法、及びプログラムは、例えば以下のように把握される。
(1)本開示の第1の態様に係る出口情報生成装置4は、有料道路Uの出口EXにおいて、車両Aに搭乗する利用者に対して前記有料道路Uの入口ENで発券された通行券PSに記録され、前記通行券PSを特定可能な前記通行券PSの識別番号CNを含むコードCDを取得するコード取得部401と、取得された前記コードCDに関連する通行料金TLを決定する決定部402と、前記利用者が所持する公的証明書が含む利用者情報CIを取得する証明書情報取得部403と、前記通行料金TLと前記利用者情報CIとが関連付けられている後払データPYを生成する後払データ生成部404と、を備える。
本態様によれば、出口情報生成装置4は、通行券PSに記録されたコードCDに関連する通行料金TLと利用者情報CIとが関連付けられている後払データPYを生成している。
これにより、出口情報生成装置4は、後払いを希望する利用者について利用者情報CIを取得できるため、道路事業者は、事後徴収が可能となり、後払いを希望する利用者に対して後払いを許容できる。
他方で、利用者は、コードCDが記録された通行券PSを呈示することで、収納システム等による自主収納により通行料金TLを後払いできる。
したがって、出口情報生成装置4によれば、利用者は、通行料金TLを支払いやすい。
加えて、出口情報生成装置4は、利用者に対し公的証明書の情報を呈示させる方式を用いているため、利用者に対し確実に後払いをするよう動機を与える。
(2)本開示の第2の態様に係る出口情報生成装置4は、前記通行券PSから前記コードCDを読み取るスキャナ43をさらに備える(1)の出口情報生成装置である。
本態様によれば、出口情報生成装置4は、通行券PSに記録された情報を読み取ることができる。
(3)本開示の第3の態様に係る出口情報生成装置4は、前記コードCDが、二次元コードである(1)又は(2)の出口情報生成装置である。
本態様によれば、出口情報生成装置4は、通行券PSから多くの情報を取得できる。
(4)本開示の第4の態様に係る出口情報生成装置4は、前記コードCDが、前記入口ENを特定可能な入口情報を含む(1)から(3)のいずれか一つの出口情報生成装置4である。
本態様によれば、出口情報生成装置4は、通行券PSが発券された入口ENに関連する通行料金TLを決定できる。
(5)本開示の第5の態様に係る出口情報生成装置4は、前記コードCDが、前記通行券PSに印刷されている(1)から(4)のいずれか一つの出口情報生成装置4である。
本態様によれば、入口ENにおいて通行券PSを特定可能な識別番号CNを含むコードCDが記録された通行券PSを発券しやすい。
(6)本開示の第6の態様に係る料金収受システム1は、(1)から(5)のいずれか一つの出口情報生成装置4と、前記利用者に対して前記通行券PSを発券する入口情報生成装置5と、前記後払データPYを受信する管理サーバ9と、を備え、前記管理サーバ9が、前記車両Aが前記出口EXから退出した後、前記通行券PSの呈示に基づき前記通行料金TLの支払いを受け付けた収納システム10から、前記支払いを受け付けた旨の情報である支払情報を受け付ける支払受付部905を備える。
本態様によれば、料金収受システム1は、通行券PSに記録されたコードCDに関連する通行料金TLと利用者情報CIとが関連付けられている後払データPYを生成している。
これにより、料金収受システム1は、後払いを希望する利用者について利用者情報CIを取得できるため、道路事業者は、事後徴収が可能となり、後払いを希望する利用者に対して後払いを許容できる。
他方で、利用者は、コードCDが記録された通行券PSを呈示することで、収納システム等による自主収納により通行料金TLを後払いできる。
したがって、料金収受システム1によれば、利用者は、通行料金TLを支払いやすい。
加えて、料金収受システム1は、利用者に対し公的証明書の情報を呈示させる方式を用いているため、利用者に対し確実に後払いをするよう動機を与える。
また、料金収受システム1によれば、コードCDが記録された通行券PSが使用されることで、有料道路の入口ENから出口EXまでの情報の関連付けだけでなく、出口EXから出た後の支払い含めた対応が、一枚の通行券PSで対応可能である。
さらに、料金収受システム1は、通行券PSを所持する利用者が、通行料金TLを後払いしたことを認識できる。
(7)本開示の第7の態様に係る出口情報生成方法は、有料道路Uの出口EXにおいて、車両Aに搭乗する利用者に対して前記有料道路Uの入口ENで発券された通行券PSに記録され、前記通行券PSを特定可能な前記通行券PSの識別番号CNを含むコードCDを取得し、取得された前記コードCDに関連する通行料金TLを決定し、前記利用者が所持する公的証明書が含む利用者情報CIを取得し、前記通行料金TLと前記利用者情報CIとが関連付けられている後払データPYを生成する。
本態様によれば、通行券PSに記録されたコードCDに関連する通行料金TLと利用者情報CIとが関連付けられている後払データPYを生成している。
これにより、出口情報生成方法は、後払いを希望する利用者について利用者情報CIを取得できるため、道路事業者は、事後徴収が可能となり、後払いを希望する利用者に対して後払いを許容できる。
他方で、利用者は、コードCDが記録された通行券PSを呈示することで、収納システム等による自主収納により通行料金TLを後払いできる。
したがって、出口情報生成方法によれば、利用者は、通行料金TLを支払いやすい。
加えて、出口情報生成方法は、利用者に対し公的証明書の情報を呈示させる方式を用いているため、利用者に対し確実に後払いをするよう動機を与える。
(8)本開示の第8の態様に係るプログラムは、出口情報生成装置4のコンピュータに、有料道路Uの出口EXにおいて、車両Aに搭乗する利用者に対して前記有料道路Uの入口ENで発券された通行券PSに記録され、前記通行券PSを特定可能な前記通行券PSの識別番号CNを含むコードCDを取得し、取得された前記コードCDに関連する通行料金TLを決定し、前記利用者が所持する公的証明書が含む利用者情報CIを取得し、前記通行料金TLと前記利用者情報CIとが関連付けられている後払データPYを生成することを実行させる。
本態様によれば、出口情報生成装置4は、通行券PSに記録されたコードCDに関連する通行料金TLと利用者情報CIとが関連付けられている後払データPYを生成している。
これにより、プログラムは、後払いを希望する利用者について利用者情報CIを取得できるため、道路事業者は、事後徴収が可能となり、後払いを希望する利用者に対して後払いを許容できる。
他方で、利用者は、コードCDが記録された通行券PSを呈示することで、収納システム等による自主収納により通行料金TLを後払いできる。
したがって、プログラムによれば、利用者は、通行料金TLを支払いやすい。
加えて、プログラムは、利用者に対し公的証明書の情報を呈示させる方式を用いているため、利用者に対し確実に後払いをするよう動機を与える。
1 料金収受システム
2 ETC設備
4 出口情報生成装置
5 入口情報生成装置
7 監視装置
8 管理端末
9 管理サーバ
10 収納システム
21 進入側車両検知器
22 アンテナ
23 通信用車両検知器
24 車線制御装置
25 発進制御機
26 退出側車両検知器
27 車種判別装置
40 CPU
41 撮像部
42 通話機器
43 スキャナ
44 メモリ
45 通信インタフェース
46 記録媒体
50 CPU
51 プリンタ
52 発券口
54 メモリ
55 通信インタフェース
56 記録媒体
90 CPU
94 メモリ
95 通信インタフェース
96 記録媒体
401 コード取得部
402 決定部
403 証明書情報取得部
404 後払データ生成部
501 識別番号取得部
502 印刷情報生成部
901 採番部
902 後払レコード登録部
903 支払日時設定部
904 支払チェック部
905 支払受付部
A 車両
CD コード
CI 利用者情報
CN 識別番号
EN 入口
EX 出口
IL アイランド
L1 車線
L2 車線
PS 通行券
PY 後払データ
RC 後払レコード
TL 通行料金
U 有料道路

Claims (8)

  1. 有料道路の出口において、車両に搭乗する利用者に対して前記有料道路の入口で発券された通行券に記録され、前記通行券を特定可能な前記通行券の識別番号を含むコードを取得するコード取得部と、
    取得された前記コードに関連する通行料金を決定する決定部と、
    前記利用者が所持する公的証明書が含む利用者情報を取得する証明書情報取得部と、
    前記通行料金と前記利用者情報とが関連付けられている後払データを生成する後払データ生成部と、
    を備える
    出口情報生成装置。
  2. 前記通行券から前記コードを読み取るスキャナをさらに備える
    請求項1に記載の出口情報生成装置。
  3. 前記コードが、二次元コードである
    請求項1又は2に記載の出口情報生成装置。
  4. 前記コードが、前記入口を特定可能な入口情報を含む
    請求項1から3のいずれか一項に記載の出口情報生成装置。
  5. 前記コードが、前記通行券に印刷されている
    請求項1から4のいずれか一項に記載の出口情報生成装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の出口情報生成装置と、
    前記利用者に対して前記通行券を発券する入口情報生成装置と、
    前記後払データを受信する管理サーバと、を備え、
    前記管理サーバが、
    前記車両が前記出口から退出した後、前記通行券の呈示に基づき前記通行料金の支払いを受け付けた収納システムから、前記支払いを受け付けた旨の情報である支払情報を受け付ける支払受付部を備える
    料金収受システム。
  7. 有料道路の出口において、車両に搭乗する利用者に対して前記有料道路の入口で発券された通行券に記録され、前記通行券を特定可能な前記通行券の識別番号を含むコードを取得し、
    取得された前記コードに関連する通行料金を決定し、
    前記利用者が所持する公的証明書が含む利用者情報を取得し、
    前記通行料金と前記利用者情報とが関連付けられている後払データを生成する
    出口情報生成方法。
  8. 出口情報生成装置のコンピュータに、
    有料道路の出口において、車両に搭乗する利用者に対して前記有料道路の入口で発券された通行券に記録され、前記通行券を特定可能な前記通行券の識別番号を含むコードを取得し、
    取得された前記コードに関連する通行料金を決定し、
    前記利用者が所持する公的証明書が含む利用者情報を取得し、
    前記通行料金と前記利用者情報とが関連付けられている後払データを生成する
    ことを実行させる
    プログラム。
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