JP2005157776A - 駐車場管理プログラム、駐車場管理方法、駐車場管理装置、盗難車両捜索プログラム、盗難車両捜索方法および盗難車両捜索装置 - Google Patents

駐車場管理プログラム、駐車場管理方法、駐車場管理装置、盗難車両捜索プログラム、盗難車両捜索方法および盗難車両捜索装置 Download PDF

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Abstract

【課題】利用者の利便性を高め、不正利用を抑制し、盗難車両の捜索にかかる時間、コストを低減すること。
【解決手段】駐車場140のゲート110において、車両120に設けられたICタグ131から該車両120を識別するための登録番号をゲートICタグリーダ112でリードするステップと、ゲート110でリードされた登録番号に基づいて、駐車場140への車両の入退場を監視するステップと、入退場の監視結果に基づいて、駐車場140の利用料金を計算するステップと、所定期間毎(例えば、1ヶ月毎)に利用料金をまとめて口座自動引き落としやクレジットカードにより決済するステップとを含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、駐車場に用いて好適な駐車場管理プログラム、駐車場管理方法、駐車場管理装置、盗難車両捜索プログラム、盗難車両捜索方法および盗難車両捜索装置に関するものであり、特に、利用者の利便性を高め、不正利用を抑制し、盗難車両の捜索にかかる時間、コストを低減することができる駐車場管理プログラム、駐車場管理方法、駐車場管理装置、盗難車両捜索プログラム、盗難車両捜索方法および盗難車両捜索装置に関するものである。
従来より、駅周辺には、自転車、自動車、自動二輪車等の車両を駐車(駐輪の意味も含まれる)するための駐車場(駐輪場の意味も含まれる)が整備されている。車両が自転車の場合、1日あたりの利用料金が百円程度である。従って、駐車場を利用する都度に利用契約が生じる都度契約の場合、利用者は、利用の都度、小銭、プリペイドカード、回数券等を用意し係員や自動収受機に利用料金を支払っている。
同様にして、車両が自動車、自動二輪車等の場合にも、1時間あたりの利用料金が数百円程度であり、利用者は、利用の都度、利用料金を係員や自動収受機に支払っている。
特開2003−82875号公報
ところで、従来の駐車場においては、都度契約の場合、利用の都度、小銭、プリペイドカード、回数券等を用意し、利用料金を支払わなければならないため、非常に煩わしく、利用者の利便性が低いという問題があった。
また、従来の駐車場においては、監視の目をくぐり抜けて、不正利用し、利用料金を踏み倒す等の不法行為が発生しており、その対策に苦慮している状況にある。特に、駐車場の場合には、損害額が少額であることから、それを回収するために、人件費をかけて係員を増員することがコストに見合わないため、効果的な対策に至っていないのが現状である。
また、近時では、窃盗団等よる車両(自転車、自動二輪車、自動車等)の盗難が多発しており、警察当局も、盗難車両の捜索に莫大な時間、コストを費やすことになり、社会問題化している。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、利用者の利便性を高め、不正利用を抑制し、盗難車両の捜索にかかる時間、コストを低減することができる駐車場管理プログラム、駐車場管理方法、駐車場管理装置、盗難車両捜索プログラム、盗難車両捜索方法および盗難車両捜索装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、コンピュータに、駐車場のゲートにおいて、車両に設けられた電子タグから該車両を識別するための識別番号をリードするゲートリード工程と、前記ゲートでリードされた前記識別番号に基づいて、前記駐車場への前記車両の入退場を監視する入退場監視工程と、前記入退場の監視結果に基づいて、前記駐車場の利用料金を計算する利用料金計算工程と、所定期間毎に前記利用料金をまとめて決済する決済工程と、を実行させるための駐車場管理プログラムである。
この発明によれば、駐車場のゲートにおいて、車両に設けられた電子タグからリードされた該車両の識別番号に基づいて、駐車場への車両の入退場を監視し、監視結果に基づいて、駐車場の利用料金を計算し、所定期間毎に利用料金をまとめて決済することとしたので、利用者が利用の度に利用料金を小銭等で支払う必要がなくなり、利用者の利便性を高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記コンピュータに、前記駐車場において、駐車中の前記車両に設けられた前記電子タグから識別番号をリードする駐車場リード工程と、前記駐車場でリードされた前記識別番号に基づいて、当該利用者に対して、前記駐車場の空き状況を案内する空き状況案内工程と、を実行させることを特徴とする。
この発明によれば、駐車場において、駐車中の車両に設けられた電子タグからリードされた識別番号に基づいて、当該利用者に対して、駐車場の空き状況を案内することとしたので、さらに利用者の利便性を高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記コンピュータに、前記ゲートでリードされた前記識別番号と、前記駐車場の利用が許可された車両を識別するための識別番号とを照合する利用許可照合工程と、該利用許可照合工程における前記照合の結果が不一致である場合、当該不正利用者に対して、前記駐車場の利用拒否を案内する利用拒否案内工程と、を実行させることを特徴とする。
この発明によれば、ゲートでリードされた識別番号と、駐車場の利用が許可された車両を識別するための識別番号とを照合した結果が不一致である場合、当該不正利用者に対して、駐車場の利用拒否を案内することとしたので、不正利用を抑制することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記コンピュータに、前記利用許可照合工程における前記照合の結果が不一致である場合、当該車両および前記不正利用者を撮影する不正利用撮影工程、を実行させることを特徴とする。
この発明によれば、照合の結果が不一致である場合、当該車両および不正利用者を撮影することとしたので、心理的に不正利用者にプレッシャがかかり、不正利用をさらに抑制することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記コンピュータに、前記ゲートでリードされた前記識別番号と、警察当局から予め通知された盗難車両を識別するための識別番号とを照合する盗難車両照合工程と、該盗難車両照合工程における前記照合の結果が一致である場合、前記警察当局へ前記盗難車両の発見を通報する通報工程と、を実行させることを特徴とする。
この発明によれば、ゲートでリードされた識別番号と、警察当局から予め通知された盗難車両を識別するための識別番号とを照合した結果が一致である場合、警察当局へ盗難車両の発見を通報することとしたので、盗難車両の捜索にかかる時間、コストを低減することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記コンピュータに、前記盗難車両照合工程における前記照合の結果が一致である場合、前記盗難車両および当該窃盗容疑者を撮影する盗難車両撮影工程、を実行させることを特徴とする。
この発明によれば、照合の結果が一致である場合、当該盗難車両および窃盗容疑者を撮影することとしたので、証拠を押さえて、捜査を有利に進めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記入退場監視工程では、車両毎に駐車時間を計算し、該駐車時間が所定時間を超えている車両を放置車両として判定し、利用者へ撤去を通知することを特徴とする。
この発明によれば、車両毎に駐車時間を計算し、該駐車時間が所定時間を超えている車両を放置車両として判定し、利用者へ撤去を通知することとしたので、放置車両の数を低減することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記車両は、二輪車であることを特徴とする。
この発明によれば、車両を二輪車としたので、二輪車に関して、利用者の利便性を高め、不正利用を抑制し、盗難車両の捜索にかかる時間、コストを低減することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記車両は、自動車であることを特徴とする。
この発明によれば、車両を自動車としたので、自動車に関して、利用者の利便性を高め、不正利用を抑制し、盗難車両の捜索にかかる時間、コストを低減することができる。
また、本発明は、駐車場のゲートにおいて、車両に設けられた電子タグから該車両を識別するための識別番号をリードするゲートリード工程と、前記ゲートでリードされた前記識別番号に基づいて、前記駐車場への前記車両の入退場を監視する入退場監視工程と、前記入退場の監視結果に基づいて、前記駐車場の利用料金を計算する利用料金計算工程と、所定期間毎に前記利用料金をまとめて決済する決済工程と、を含むことを特徴とする。
この発明によれば、駐車場のゲートにおいて、車両に設けられた電子タグからリードされた該車両の識別番号に基づいて、駐車場への車両の入退場を監視し、監視結果に基づいて、駐車場の利用料金を計算し、所定期間毎に利用料金をまとめて決済することとしたので、利用者が利用の度に利用料金を小銭等で支払う必要がなくなり、利用者の利便性を高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記駐車場において、駐車中の前記車両に設けられた前記電子タグから識別番号をリードする駐車場リード工程と、前記駐車場でリードされた前記識別番号に基づいて、当該利用者に対して、前記駐車場の空き状況を案内する空き状況案内工程と、を含むことを特徴とする。
この発明によれば、駐車場において、駐車中の車両に設けられた電子タグからリードされた識別番号に基づいて、当該利用者に対して、駐車場の空き状況を案内することとしたので、さらに利用者の利便性を高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記ゲートでリードされた前記識別番号と、前記駐車場の利用が許可された車両を識別するための識別番号とを照合する利用許可照合工程と、該利用許可照合工程における前記照合の結果が不一致である場合、当該不正利用者に対して、前記駐車場の利用拒否を案内する利用拒否案内工程と、を含むことを特徴とする。
この発明によれば、ゲートでリードされた識別番号と、駐車場の利用が許可された車両を識別するための識別番号とを照合した結果が不一致である場合、当該不正利用者に対して、駐車場の利用拒否を案内することとしたので、不正利用を抑制することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記利用許可照合工程における前記照合の結果が不一致である場合、当該車両および前記不正利用者を撮影する不正利用撮影工程、を含むことを特徴とする。
この発明によれば、照合の結果が不一致である場合、当該車両および不正利用者を撮影することとしたので、心理的に不正利用者にプレッシャがかかり、不正利用をさらに抑制することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記ゲートでリードされた前記識別番号と、警察当局から予め通知された盗難車両を識別するための識別番号とを照合する盗難車両照合工程と、該盗難車両照合工程における前記照合の結果が一致である場合、前記警察当局へ前記盗難車両の発見を通報する通報工程と、を含むことを特徴とする。
この発明によれば、ゲートでリードされた識別番号と、警察当局から予め通知された盗難車両を識別するための識別番号とを照合した結果が一致である場合、警察当局へ盗難車両の発見を通報することとしたので、盗難車両の捜索にかかる時間、コストを低減することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記盗難車両照合工程における前記照合の結果が一致である場合、前記盗難車両および当該窃盗容疑者を撮影する盗難車両撮影工程、を含むことを特徴とする。
この発明によれば、照合の結果が一致である場合、当該盗難車両および窃盗容疑者を撮影することとしたので、証拠を押さえて、捜査を有利に進めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記入退場監視工程では、車両毎に駐車時間を計算し、該駐車時間が所定時間を超えている車両を放置車両として判定し、利用者へ撤去を通知することを特徴とする。
この発明によれば、車両毎に駐車時間を計算し、該駐車時間が所定時間を超えている車両を放置車両として判定し、利用者へ撤去を通知することとしたので、放置車両の数を低減することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記車両は、二輪車であることを特徴とする。
この発明によれば、車両を二輪車としたので、二輪車に関して、利用者の利便性を高め、不正利用を抑制し、盗難車両の捜索にかかる時間、コストを低減することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記車両は、自動車であることを特徴とする。
この発明によれば、車両を自動車としたので、自動車に関して、利用者の利便性を高め、不正利用を抑制し、盗難車両の捜索にかかる時間、コストを低減することができる。
また、本発明は、駐車場のゲートにおいて、車両に設けられた電子タグから該車両を識別するための識別番号をリードするゲートリード手段と、前記ゲートでリードされた前記識別番号に基づいて、前記駐車場への前記車両の入退場を監視する入退場監視手段と、前記入退場の監視結果に基づいて、前記駐車場の利用料金を計算する利用料金計算手段と、所定期間毎に前記利用料金をまとめて決済する決済手段と、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、駐車場のゲートにおいて、車両に設けられた電子タグからリードされた該車両の識別番号に基づいて、駐車場への車両の入退場を監視し、監視結果に基づいて、駐車場の利用料金を計算し、所定期間毎に利用料金をまとめて決済することとしたので、利用者が利用の度に利用料金を小銭等で支払う必要がなくなり、利用者の利便性を高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記駐車場において、駐車中の前記車両に設けられた前記電子タグから識別番号をリードする駐車場リード手段と、前記駐車場でリードされた前記識別番号に基づいて、当該利用者に対して、前記駐車場の空き状況を案内する空き状況案内手段と、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、駐車場において、駐車中の車両に設けられた電子タグからリードされた識別番号に基づいて、当該利用者に対して、駐車場の空き状況を案内することとしたので、さらに利用者の利便性を高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記ゲートでリードされた前記識別番号と、前記駐車場の利用が許可された車両を識別するための識別番号とを照合する利用許可照合手段と、該利用許可照合手段における前記照合の結果が不一致である場合、当該不正利用者に対して、前記駐車場の利用拒否を案内する利用拒否案内手段と、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、ゲートでリードされた識別番号と、駐車場の利用が許可された車両を識別するための識別番号とを照合した結果が不一致である場合、当該不正利用者に対して、駐車場の利用拒否を案内することとしたので、不正利用を抑制することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記利用許可照合手段における前記照合の結果が不一致である場合、当該車両および前記不正利用者を撮影する不正利用撮影手段、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、照合の結果が不一致である場合、当該車両および不正利用者を撮影することとしたので、心理的に不正利用者にプレッシャがかかり、不正利用をさらに抑制することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記ゲートでリードされた前記識別番号と、警察当局から予め通知された盗難車両を識別するための識別番号とを照合する盗難車両照合手段と、該盗難車両照合手段における前記照合の結果が一致である場合、前記警察当局へ前記盗難車両の発見を通報する通報手段と、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、ゲートでリードされた識別番号と、警察当局から予め通知された盗難車両を識別するための識別番号とを照合した結果が一致である場合、警察当局へ盗難車両の発見を通報することとしたので、盗難車両の捜索にかかる時間、コストを低減することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記盗難車両照合手段における前記照合の結果が一致である場合、前記盗難車両および当該窃盗容疑者を撮影する盗難車両撮影手段、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、照合の結果が一致である場合、当該盗難車両および窃盗容疑者を撮影することとしたので、証拠を押さえて、捜査を有利に進めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記入退場監視手段は、車両毎に駐車時間を計算し、該駐車時間が所定時間を超えている車両を放置車両として判定し、利用者へ撤去を通知することを特徴とする。
この発明によれば、車両毎に駐車時間を計算し、該駐車時間が所定時間を超えている車両を放置車両として判定し、利用者へ撤去を通知することとしたので、放置車両の数を低減することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記車両は、二輪車であることを特徴とする。
この発明によれば、車両を二輪車としたので、二輪車に関して、利用者の利便性を高め、不正利用を抑制し、盗難車両の捜索にかかる時間、コストを低減することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記車両は、自動車であることを特徴とする。
この発明によれば、車両を自動車としたので、自動車に関して、利用者の利便性を高め、不正利用を抑制し、盗難車両の捜索にかかる時間、コストを低減することができる。
また、本発明は、コンピュータに、車両に設けられた電子タグから該車両を識別するための識別番号をリードするリード工程と、前記リードされた前記識別番号と、捜索対象の盗難車両を識別するための識別番号とを照合する盗難車両照合工程と、前記盗難車両照合工程における前記照合の結果が一致である場合、当該車両を前記盗難車両として判別する盗難車両判別工程と、を実行させるための盗難車両捜索プログラムである。
この発明によれば、車両に設けられた電子タグからリードされた識別番号と、捜索対象の盗難車両を識別するための識別番号とを照合し、照合の結果が一致である場合、当該車両を盗難車両として判別することとしたので、盗難車両の捜索にかかる時間、コストを低減することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記コンピュータに、前記盗難車両および窃盗容疑者を撮影する盗難車両撮影工程、を実行させることを特徴とする。
この発明によれば、盗難車両および窃盗容疑者を撮影することとしたので、証拠を押さえて、捜査を有利に進めることができる。
また、本発明は、車両に設けられた電子タグから該車両を識別するための識別番号をリードするリード工程と、前記リードされた前記識別番号と、捜索対象の盗難車両を識別するための識別番号とを照合する盗難車両照合工程と、前記盗難車両照合工程における前記照合の結果が一致である場合、当該車両を前記盗難車両として判別する盗難車両判別工程と、を含むことを特徴とする。
この発明によれば、車両に設けられた電子タグからリードされた識別番号と、捜索対象の盗難車両を識別するための識別番号とを照合し、照合の結果が一致である場合、当該車両を盗難車両として判別することとしたので、盗難車両の捜索にかかる時間、コストを低減することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記盗難車両および窃盗容疑者を撮影する盗難車両撮影工程、を含むことを特徴とする。
この発明によれば、盗難車両および窃盗容疑者を撮影することとしたので、証拠を押さえて、捜査を有利に進めることができる。
また、本発明は、車両に設けられた電子タグから該車両を識別するための識別番号をリードするリード手段と、前記リードされた前記識別番号と、捜索対象の盗難車両を識別するための識別番号とを照合する盗難車両照合手段と、前記盗難車両照合工程における前記照合の結果が一致である場合、当該車両を前記盗難車両として判別する盗難車両判別手段と、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、車両に設けられた電子タグからリードされた識別番号と、捜索対象の盗難車両を識別するための識別番号とを照合し、照合の結果が一致である場合、当該車両を盗難車両として判別することとしたので、盗難車両の捜索にかかる時間、コストを低減することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記盗難車両および窃盗容疑者を撮影する盗難車両撮影手段、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、盗難車両および窃盗容疑者を撮影することとしたので、証拠を押さえて、捜査を有利に進めることができる。
本発明によれば、駐車場のゲートにおいて、車両に設けられた電子タグからリードされた該車両の識別番号に基づいて、駐車場への車両の入退場を監視し、監視結果に基づいて、駐車場の利用料金を計算し、所定期間毎に利用料金をまとめて決済することとしたので、利用者が利用の度に利用料金を小銭等で支払う必要がなくなり、利用者の利便性を高めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、駐車場において、駐車中の車両に設けられた電子タグからリードされた識別番号に基づいて、当該利用者に対して、駐車場の空き状況を案内することとしたので、さらに利用者の利便性を高めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、ゲートでリードされた識別番号と、駐車場の利用が許可された車両を識別するための識別番号とを照合した結果が不一致である場合、当該不正利用者に対して、駐車場の利用拒否を案内することとしたので、不正利用を抑制することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、照合の結果が不一致である場合、当該車両および不正利用者を撮影することとしたので、心理的に不正利用者にプレッシャがかかり、不正利用をさらに抑制することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、ゲートでリードされた識別番号と、警察当局から予め通知された盗難車両を識別するための識別番号とを照合した結果が一致である場合、警察当局へ盗難車両の発見を通報することとしたので、盗難車両の捜索にかかる時間、コストを低減することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、照合の結果が一致である場合、当該盗難車両および窃盗容疑者を撮影することとしたので、証拠を押さえて、捜査を有利に進めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、車両毎に駐車時間を計算し、該駐車時間が所定時間を超えている車両を放置車両として判定し、利用者へ撤去を通知することとしたので、放置車両の数を低減することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、車両を二輪車としたので、二輪車に関して、利用者の利便性を高め、不正利用を抑制し、盗難車両の捜索にかかる時間、コストを低減することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、車両を自動車としたので、自動車に関して、利用者の利便性を高め、不正利用を抑制し、盗難車両の捜索にかかる時間、コストを低減することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、車両に設けられた電子タグからリードされた識別番号と、捜索対象の盗難車両を識別するための識別番号とを照合し、照合の結果が一致である場合、当該車両を盗難車両として判別することとしたので、盗難車両の捜索にかかる時間、コストを低減することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、盗難車両および窃盗容疑者を撮影することとしたので、証拠を押さえて、捜査を有利に進めることができるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかる駐車場管理プログラム、駐車場管理方法、駐車場管理装置、盗難車両捜索プログラム、盗難車両捜索方法および盗難車両捜索装置の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この一実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明にかかる一実施例の構成を示すブロック図である。同図において、駐車場管理システム100は、駐車場140における車両の駐車を管理するシステムである。以下では、車両として、自転車を一例にとって説明する。
駐車場管理システム100において、ゲート110は、駐車場140の出入口に設けられており、車両120(この場合、自転車)を通過(入場、退場)させるための専用通路である。車両120は、自転車であり、例えば、都度契約により駐車場140に駐車される。この車両120には、シール状のステッカ130(IC(Integrated Circuit)タグ131)が貼付けられている。
ICタグ131は、非接触で情報のリードが可能な電子タグの一種であり、特殊印刷、埋め込み、接着等によりステッカ130に設けられている。このICタグ131は、図示しないアンテナ、ICおよびメモリから構成されている。
アンテナは、後述するゲートICタグリーダ112からの誘導電磁界中に置かれることにより発生する起電力をICおよびメモリへ供給する。ICは、メモリに関するリードを制御する。各メモリには、登録番号が記憶されている。
この登録番号は、駐車場140の利用者(車両の所有者)が駐車場の利用に関して都度契約を締結した場合に、契約者として登録されたときに付与されるユニークな番号であり、利用者(車両)を識別するための番号である。
ここで、ゲート110には、同図左から右にかけて、車両検出器111、ゲートICタグリーダ112、案内表示装置113および撮影装置114が設けられている。車両検出器111は、赤外線、超音波等により車両120を検出する機能を備えている。
ゲートICタグリーダ112は、ゲート110を通過した車両に設けられたICタグ(同図の場合、ICタグ131)から登録番号を非接触でリードする。案内表示装置113は、利用者(後述する不正利用者、窃盗容疑者)に対する案内情報を表示するための装置である。撮影装置114は、デジタルカメラおよびフラッシュ部から構成されており、ゲート110に進入した車両が未契約車両や盗難車両である場合に、証拠写真を撮影する装置である。
駐車場140は、例えば、駅周辺に設けられており、ゲート110の近傍に位置している。この駐車場140は、エリアA、エリアBおよびエリアCという3つの駐車エリアに区画されている。各駐車エリアには、ゲート110を通過した車両(この場合、車両120)が駐車される。
エリアICタグリーダ150Aは、エリアAに設けられ、エリアA内に駐車している車両の台数の計数等に用いられるICタグリーダである。このエリアICタグリーダ150Aは、エリアA内に駐車している車両に設けられたICタグから登録番号を非接触でリードする。
エリアICタグリーダ150Bは、エリアBに設けられ、エリアB内に駐車している車両の台数の計数等に用いられるICタグリーダである。このエリアICタグリーダ150Bは、エリアB内に駐車している車両に設けられたICタグから登録番号を非接触でリードする。
エリアICタグリーダ150Cは、エリアCに設けられ、エリアC内に駐車している車両の台数の計数等に用いられるICタグリーダである。このエリアICタグリーダ150Cは、エリアC内に駐車している車両に設けられたICタグから登録番号を非接触でリードする。
駐車場管理装置160は、駐車場140における利用料金の課金や、駐車台数、盗難車両の入場等に関する管理を行う装置である。この駐車場管理装置160において、制御部161は、上述した管理に関して各部を制御する。この制御部161の動作の詳細については、後述する。
記憶部162は、制御部161で用いられるプログラムや各種情報(駐車場名、場所、連絡先等)を記憶している。入力部163は、キーボードやマウス等である。表示部164は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)であり、駐車場140における駐車状況(空き、満車)等を表示する。
I/O(Input/Output)ポート165は、入出力インタフェースである。このI/Oポート165には、車両検出器111、ゲートICタグリーダ112、案内表示装置113、撮影装置114、エリアICタグリーダ150A、エリアICタグリーダ150BおよびエリアICタグリーダ150Cが接続されている。
通信部166は、ネットワーク200に接続されており、所定の通信プロトコルに従って、通信を制御する。印刷部167は、撮影装置114で撮影された撮影画像等を紙に印刷する機能を備えている。
契約者情報データベース170は、駐車場140の利用に関する契約(都度契約)を締結した契約者に関する契約者情報を格納するデータベースである。この契約者情報は、後述する盗難車両捜索装置700へ提供され、盗難車両捜索装置700でも管理されている。
具体的には、契約者情報データベース170は、図2に示したように、「登録番号」、「登録日時」、「カナ氏名」、「漢字氏名」、「性別」、「生年月日」、「郵便番号」、「住所」、「引き落とし口座」、「有効期限」、「入場日時」、「駐車エリア」、「退場日時」および「利用料金累計」からなる契約者情報を格納している。
「登録番号」は、上述したように、駐車場140の利用者(車両の所有者)が駐車場の利用に関して都度契約を締結した場合に、契約者として登録されたときに付与されるユニークな番号であり、利用者(車両)を識別するための番号である。「登録日時」は、利用者が契約者として登録された日時に関する情報である。
「カナ氏名」は、当該利用者(契約者)の氏名をカタカナで表記した情報である。「漢字氏名」は、当該利用者(契約者)の氏名を漢字で表記した情報である。「性別」は、当該利用者(契約者)の性別に関する情報である。「生年月日」は、当該利用者(契約者)の生年月日に関する情報である。
「郵便番号」および「住所」は、当該利用者(契約者)に対応する郵便番号および住所に関する情報である。「引き落とし口座」は、駐車場140の利用料金を口座から自動引き落としする場合の金融機関名、支店名、口座種別および口座番号に関する情報である。
「有効期限」は、当該契約の有効期限に関する情報である。「入場日時」は、利用者(契約者)および車両が駐車場140に入場した日時に関する情報である。「駐車エリア」は、当該車両が駐車された駐車エリア(エリアA、エリアBまたはエリアC)に関する情報である。
「退場日時」は、当該利用者および車両が駐車場140から退場した日時に関する情報である。「利用料金累計」は、駐車場140の利用料金の累計に関する情報である。ここで、利用料金は、駐車場140を利用した都度、利用料金が累計され、月締めで「引き落とし口座」から利用料金(累計)が自動引き落としされる。
図1に戻り、駐車場情報データベース171は、駐車場140における空き状況に関する駐車場情報を格納するデータベースである。具体的には、駐車場情報データベース171は、図3に示したように、「エリアA」、「エリアB」、「エリアC」および「全エリア」のそれぞれについて、「駐車可能台数」、「駐車台数」および「空き台数」からなる駐車場情報が格納されている。
「エリアA」は、駐車場140におけるエリアAに対応している。「エリアB」は、駐車場140におけるエリアBに対応している。「エリアC」は、駐車場140におけるエリアCに対応している。「全エリア」は、エリアA、エリアBおよびエリアCに対応している。
「駐車可能台数」は、「エリアA」、「エリアB」、「エリアC」および「全エリア」のそれぞれに駐車可能な車両の台数に関する情報である。「駐車台数」は、「エリアA」、「エリアB」、「エリアC」および「全エリア」のそれぞれに実際に駐車されている車両の台数に関する情報である。「空き台数」は、「駐車可能台数」と「駐車台数」との差であり、「エリアA」、「エリアB」、「エリアC」および「全エリア」のそれぞれにおける空き台数に関する情報である。
図1に戻り、盗難車両情報データベース172は、後述する盗難車両捜索装置700から提供される盗難車両情報を格納するデータベースである。この盗難車両情報は、盗難された車両に関する情報である。
具体的には、盗難車両情報データベース172は、図4に示したように、「登録番号」、「被害者カナ氏名」、「被害者漢字氏名」、「盗難車両登録日時」、「発見日時」、「駐車エリア」および「撮影画像ファイル」からなる盗難車両情報を格納している。
「登録番号」は、盗難された車両を識別するための番号であり、契約者情報データベース170の「登録番号」(図2参照)に対応している。
「被害者カナ氏名」は、車両盗難の被害を受けた被害者(利用者、契約者)の氏名をカタカナで表記した情報であり、契約者情報データベース170の「カナ氏名」(図2参照)に対応している。「被害者漢字氏名」は、上記被害者(利用者、契約者)の氏名を漢字で表記した情報であり、契約者情報データベース170の「漢字氏名」(図2参照)に対応している。
「盗難車両登録日時」は、当該車両が盗難車両として登録された日時に関する情報である。「発見日時」は、当該盗難車両が発見された日時に関する情報である。「駐車エリア」は、盗難車両が駐車されたエリアに関する情報である。「撮影画像ファイル」は、盗難車両が撮影装置114で撮影された画像のファイル名である。
図1に戻り、利用者端末3001〜300xは、駐車場の利用に関してオンラインでの申し込みに用いられるx台のコンピュータ端末であり、ネットワーク200に接続されている。金融機関システム400は、金融機関側に設けられており、駐車場の利用料金に関して自動引き落としを実行するシステムである。
駐車場管理システム5001〜500yは、他のy箇所の駐車場にそれぞれ設けられており、上述した駐車場管理システム100と同様の構成とされており、ネットワーク200にそれぞれ接続されている。タグリーダ・撮影装置6001〜600zは、上述した盗難車両を捜索するために、車両が通過する各場所に設けられており、ICタグリーダ、撮影装置および通信装置から構成されている。これらのタグリーダ・撮影装置6001〜600zは、ネットワーク200に接続されている。
ICタグリーダは、ゲートICタグリーダ112と同様の機能を備えており、通過した車両に設けられたICタグから登録者番号をリードする。撮影装置は、撮影装置114と同様の機能を備えており、リードされた登録者番号が、盗難車両捜索装置700から通知された盗難車両情報に含まれる登録者番号と一致した場合に、当該盗難車両を撮影する。通信装置は、盗難車両の撮影画像ファイル、撮影場所等の情報を盗難車両捜索装置700へ送信する機能を備えている。
盗難車両捜索装置700は、警察当局により運用されており、ネットワーク200に接続されている。この盗難車両捜索装置700は、駐車場管理システム100、駐車場管理システム5001〜500yのそれぞれから提供された契約者情報を一元管理する機能を備えている。
また、盗難車両捜索装置700は、被害者からの車両の盗難届けに基づいて、盗難車両情報を駐車場管理システム100、駐車場管理システム5001〜500y、タグリーダ・撮影装置6001〜600zへ提供し、これらから盗難車両の発見情報を収集し、盗難車両の捜索を支援するための装置である。
つぎに、図5および図6を参照して、一実施例における動作の概要について説明する。図5に示したステップSA1では、駐車場140の利用者(未契約者)は、例えば、利用者端末3001を操作して、駐車場管理装置160にアクセスし、オンラインで利用申し込みをする。
この場合、利用者端末3001からアクセスされると、駐車場管理装置160の制御部161は、図6に示した利用申し込み画面900を利用者端末3001の表示部(図示略)に表示させる。この利用申し込み画面900は、駐車場140の利用に関するカナ氏名、漢字氏名、性別、生年月日、郵便番号、住所および引き落とし口座の情報を利用者に入力させるための画面である。
利用者は、利用申し込み画面900に各情報を入力した後、申し込みボタン900aを押下する。これにより、利用者端末3001は、カナ氏名、漢字氏名、性別、生年月日、郵便番号、住所および引き落とし口座の情報を駐車場管理装置160へ送信する。
駐車場管理装置160の制御部161は、登録番号を採番するとともに、契約の有効期限と、登録日時とを設定し、登録番号、登録日時、カナ氏名、漢字氏名、性別、生年月日、郵便番号、住所、引き落とし口座、有効期限、入場日時、駐車エリア、退場日時および利用料金累計を契約者情報として、契約者情報データベース170(図2参照)に格納する。
但し、この時点では、入場日時、駐車エリア、退場日時および利用料金累計は、いずれの情報も設定されていない。また、制御部161は、契約が締結された旨と、登録番号とを利用者端末3001へ通知する。
ステップSA2では、駐車場140の管理者により、新規のステッカ130のICタグ131に、新たに採番された登録番号がライトされる。ステップSA3では、駐車場140の管理者より、ICタグ131付きのステッカ130が利用者へ送付される。
ステップSA4では、利用者は、ICタグ131付きのステッカ130を車両120に貼付ける。ステップSA5では、利用者が車両120を駐車場140に駐車することにより、利用料金が従量課金される。ステップSA6では、利用者の自動引き落とし口座から月締めで利用料金が、金融機関システム400から、駐車場140の管理者へ支払われる。
つぎに、図7〜図15を参照して、一実施例の動作について詳述する。図7は、図1に示した駐車場管理装置160の動作を説明するフローチャートである。
図7に示したステップSB1では、駐車場管理装置160の制御部161は、車両検出器111により、駐車場140に入場する車両が検出されたか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」とする。
ステップSB2では、制御部161は、ゲートICタグリーダ112で、駐車場140から退場する車両に設けられたICタグから登録番号をリードしたか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」とする。以後、ステップSB1またはステップSB2の判断結果が「Yes」となるまで、ステップSB1およびステップSB2の判断を繰り返す。
ここで、当該利用者の車両120が駐車場140に入場すべく、ゲート110に進入すると、車両検出器111により、車両120が検出される。これにより、制御部161は、ステップSB1の判断結果を「Yes」とする。ステップSB3では、入場処理が実行される。
具体的には、図8に示したステップSC1では、制御部161は、ゲートICタグリーダ112で、車両のICタグから登録番号をリードしたか否かを判断する。この場合、ゲート110にさらに車両120が進入し、ゲートICタグリーダ112により車両120のICタグ131から登録番号がリードされたとすると、制御部161は、ステップSC1の判断結果を「Yes」とする。
ステップSC2では、制御部161は、リードされた登録番号をキーとして、盗難車両情報データベース172(図4参照)を照会する。ステップSC3では、制御部161は、ステップSC2の照会結果に基づいて、リードされた登録番号と盗難車両情報データベース172の登録番号とが一致したか否かを判断する。この場合、一致していないものとし、制御部161は、ステップSC3の判断結果を「No」とする。
ステップSC4では、制御部161は、ICタグ131からリードされた登録番号をキーとして、契約者情報データベース170(図2参照)を照会する。ステップSC5では、ステップSC4の照会結果に基づいて、登録番号に対応する契約が有効(有効期限前)であるか否かを判断し、この場合、判断結果を「Yes」とする。
ステップSC6では、制御部161は、駐車場情報データベース171(図3参照)を照会する。ステップSC7では、制御部161は、ステップSC6の照会結果に基づいて、駐車場140に空きがあるか否かを判断する。
この場合、エリアAに50台の空き、エリアBに20台の空きがあるため、制御部161は、ステップSC7の判断結果を「Yes」とする。ステップSC8では、制御部161は、ステップSC6の照会結果に基づいて、空きが多いエリアAに利用者を案内するための空き案内情報901(図10参照)を案内表示装置113に表示させる。
これにより、利用者は、空き案内情報901に従って、エリアAを目指して駐車場140に入場する。ステップSC9では、制御部161は、エリアICタグリーダ150A、エリアICタグリーダ150BまたはエリアICタグリーダ150Cで、車両のICタグから登録番号をリードしたか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」として、同判断を繰り返す。
そして、利用者が車両120をエリアAに駐車させると、エリアICタグリーダ150Aは、車両120のICタグ131から登録者情報をリードする。これにより、制御部161は、ステップSC9の判断結果を「Yes」とする。
ステップSC10では、制御部161は、車両120がエリアAに駐車したことに伴って、駐車場情報データベース171(図3参照)のエリアAに対応する駐車台数を50から51へと1インクリメントするとともに、エリアAに対応する空き台数を50から49へと1デクリメントし、駐車場情報データベース171を更新する。
ステップSC11では、制御部161は、契約者情報データベース170に、当該登録番号に対応する入場日時、駐車エリア(この場合、エリアA)の情報を格納し、契約者情報データベース170を更新した後、図7に示したメインルーチンへ戻る。
一方、図8に示したステップSC7の判断結果が「No」である場合、すなわち、駐車場140の全エリアに空きがなく、満車である場合、ステップSC12では、制御部161は、満車であり駐車できない旨を表す満車案内情報902(図11参照)を案内表示装置113に表示させる。
ステップSC13では、制御部161は、車両検出器111により、ゲート110から外へ出る車両が検出されたか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」として、同判断を繰り返す。
そして、当該利用者は、満車案内情報902に従って、駐車場140に入場せずに、ゲート110の外へ出て、駐車場140に空きが出るのを待つ。このとき、車両検出器111により車両120が検出され、制御部161は、ステップSC13の判断結果を「Yes」として、図7に示したメインルーチンへ戻る。
一方、図8に示したステップSC5の判断結果が「No」である場合、ステップSC14では、制御部161は、ゲート110に進入してきた車両120を有効期限切れ車両と判定する。ステップSC15では、制御部161は、契約の有効期限が過ぎて、駐車場140に駐車できないため、契約の更新手続きを促す旨を表す契約更新案内情報903(図12参照)を案内表示装置113に表示させる。
ステップSC13では、制御部161は、車両検出器111により、ゲート110から外へ出る車両が検出されたか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」として、同判断を繰り返す。
そして、当該利用者は、契約更新案内情報903に従って、駐車場140に入場せずに、ゲート110の外へ出て、契約の更新手続きを行う。このとき、車両検出器111により車両120が検出され、制御部161は、ステップSC13の判断結果を「Yes」として、図7に示したメインルーチンへ戻る。
ここで、車両120の利用者が、駐車場140の利用に関する契約を締結しておらず、車両120にステッカ130およびICタグ131が張り付けられていない場合には、当該利用者(以下、不正利用者という)の車両120がゲートICタグリーダ112の前を通過しても、ゲートICタグリーダ112で登録情報がリードされない。
この場合、制御部161は、図8に示したステップSC1の判断結果を「No」とする。ステップSC16では、制御部161は、車両120を未契約車両を判定する。ステップSC17では、制御部161は、撮影装置114により車両120および不正利用者を撮影装置114にフラッシュを焚いて撮影させる。
ステップSC18では、制御部161は、撮影装置114で撮影された撮影画像ファイル(未契約車両である車両120および不正利用者に対応)を、記憶部162に格納する。ステップSC19では、制御部161は、未契約である駐車を拒否し、利用申し込みを促す旨を表す駐車拒否案内情報904(図13参照)を案内表示装置113に表示させる。
ステップSC13では、制御部161は、車両検出器111により、ゲート110から外へ出る車両が検出されたか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」として、同判断を繰り返す。
これにより、不正利用者は、契約更新案内情報903に従って、駐車場140に入場せずに、ゲート110の外へ出る。このとき、車両検出器111により車両120が検出され、制御部161は、ステップSC13の判断結果を「Yes」として、図7に示したメインルーチンへ戻る。
なお、記憶部162に格納された撮影画像(車両120および不正利用者に対応)は、印刷部167により紙に印刷された後、ゲート110や駐車場140に不正利用の抑制を目的として貼り出される。
また、車両120が盗難車両であり、ICタグ131からリードされた登録番号が盗難車両情報データベース172に格納されている登録番号と一致した場合、制御部161は、図8に示したステップSC3の判断結果を「Yes」とする。
ステップSC20では、制御部161は、車両120を盗難車両と判定する。ステップSC21では、制御部161は、撮影装置114により車両120(盗難車両)および窃盗容疑者を撮影装置114に撮影させる。盗難車両の場合には、撮影時にフラッシュを焚くと、窃盗容疑者に気づかれ、逃走のおそれがあるため、暗視カメラ等で撮影するのが望ましい。
ステップSC22では、制御部161は、撮影装置114で撮影された撮影画像ファイル(盗難車両である車両120および窃盗容疑者に対応)を一時的に記憶部162に格納する。
ステップSC23では、制御部161は、駐車場140の空き、満車に関わらず、駐車場140に車両120を駐車させるため、無条件で駐車を案内する旨を表す駐車案内情報905(図14参照)を案内表示装置113に表示させる。
これにより、窃盗容疑者は、駐車案内情報905に従って、駐車場140を目指して進む。
ステップSC24では、制御部161は、エリアICタグリーダ150A、エリアICタグリーダ150BまたはエリアICタグリーダ150Cで、車両のICタグから登録番号をリードしたか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」として、同判断を繰り返す。
そして、窃盗容疑者が車両120を、例えば、エリアAに駐車させると、エリアICタグリーダ150Aは、車両120(盗難車両)のICタグ131から登録者情報をリードする。これにより、制御部161は、ステップSC24の判断結果を「Yes」とする。
ステップSC25では、制御部161は、記憶部162から撮影画像ファイル(盗難車両である車両120および窃盗容疑者に対応)を読み出し、車両120の発見日時、駐車エリア(この場合、エリアA)および上記撮影画像ファイルを、車両120の登録番号に対応付けて、盗難車両情報データベース172に格納し、盗難車両情報データベース172を更新する。
ステップSC26では、制御部161は、ネットワーク200を介して、盗難車両捜索装置700(警察当局)へ盗難車両の発見を通報した後、図7に示したメインルーチンへ戻る。
具体的には、制御部161は、記憶部162から駐車場名、場所および連絡先の情報を読み出すとともに、盗難車両情報データベース172から車両120に対応する盗難車両情報を読み出し、これらの情報に基づいて、図15に示した盗難車両発見メール906を作成する。つぎに、制御部161は、ネットワーク200を介して、盗難車両発見メール906を盗難車両捜索装置700へ送信する。これにより、警察当局から捜査員が駐車場140に派遣され、捜査が開始される。
また、正規の利用者は、駐車場140に駐車させた車両120を退場させる場合、車両120をゲート110へ進める。そして、車両120がゲートICタグリーダ112を通過すると、ゲートICタグリーダ112により、車両120のICタグ131から登録番号がリードされる。
これにより、制御部161は、図7に示したステップSB2の判断結果を「Yes」とする。ステップSB4では、退場処理が実行される。具体的には、図9に示したステップSD1では、制御部161は、車両検出器111により、退場した車両を検出したか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」として、同判断を繰り返す。
そして、車両120が車両検出器111を通過し、ゲート110の外に出されると、車両検出器111は、車両120を検出する。これにより、制御部161は、ステップSD1の判断結果を「Yes」とする。
ステップSD2では、制御部161は、契約者情報データベース170における当該登録番号に対応する入場日時と、現在の日時(退場日時)との差から駐車時間を計算した後、この駐車時間に1時間あたりの利用料金単価を乗算し、今回の利用料金を計算する。つぎに、制御部161は、契約者情報データベース170の利用料金累計に、今回の利用料金を加算し、利用料金累計を計算する。
ステップSD3では、制御部161は、契約者情報データベース170に退場日時、利用料金累計を格納し、契約者情報データベース170を更新する。ステップSD4では、制御部161は、車両120がエリアAから退場したことに伴って、駐車場情報データベース171(図3参照)のエリアAに対応する駐車台数を51から50へと1デクリメントするとともに、エリアAに対応する空き台数を49から50へと1インクリメントし、駐車場情報データベース171を更新した後、図7に示したメインルーチンへ戻る。なお、利用料金(累計)は、月締めで自動引き落としにより、金融機関システム400から、駐車場140の管理者へ支払われる。
なお、一実施例においては、車両120として自転車を具体例に挙げて説明をしたが、自動二輪車、自動車等にも適用可能である。
また、一実施例においては、駐車場管理装置160の制御部161で、一定期間毎(例えば、1ヶ月毎)に、駐車場140に駐車中の各車両について、連続の駐車時間(入場日時からそのときの日時までの時間)を計算し、所定時間(例えば、20日間)以上、連続して駐車している場合、当該車両を放置車両と判定する構成例としてもよい。
放置車両と判定した場合、制御部161は、電子メール等を介して、当該利用者に放置車両の撤去(退場)依頼を通知する。
また、一実施例においては、利用料金の決済方法として、口座からの自動引き落としを一例として挙げたが、クレジットカード決済、現金決済等としてもよい。
また、一実施例においては、駐車場管理装置160、駐車場管理システム5001〜500y、タグリーダ・撮影装置6001〜600zから、車両に設けられたICタグからリードされた登録番号を盗難車両捜索装置700へ通知し、盗難車両捜索装置700で盗難車両の登録番号と、通知された登録番号とを照合し、一致した場合に当該車両を盗難車両と判別する構成例としてもよい。
以上説明したように、一実施例によれば、駐車場140のゲート110において、車両120に設けられたICタグ131からリードされた該車両120の登録番号に基づいて、駐車場140への車両120の入退場を監視し、監視結果に基づいて、駐車場140の利用料金を計算し、月締めで利用料金をまとめて決済することとしたので、利用者が利用の度に利用料金を小銭等で支払う必要がなくなり、利用者の利便性を高めることができる。
また、一実施例によれば、駐車場140において、駐車中の車両120に設けられたICタグ131からリードされた登録番号に基づいて、当該利用者に対して、駐車場140の空き状況を案内(空き案内情報901(図10参照)、満車案内情報902(図11参照))することとしたので、さらに利用者の利便性を高めることができる。
また、一実施例によれば、ゲート110でリードされた登録番号と、駐車場140の利用が許可された車両を識別するための登録番号とを照合した結果が不一致である場合、当該不正利用者に対して、駐車場140の利用拒否を案内(駐車拒否案内情報904(図13参照))することとしたので、不正利用を抑制することができる。
また、一実施例によれば、照合の結果が不一致である場合、当該車両および不正利用者を撮影することとしたので(ステップSC17(図8参照))、心理的に不正利用者にプレッシャがかかり、不正利用をさらに抑制することができる。
また、一実施例によれば、ゲート110でリードされた登録番号と、警察当局から予め通知された盗難車両を識別するための登録番号とを照合した結果が一致である場合、盗難車両捜索装置700(警察当局)へ盗難車両の発見を通報することとしたので、盗難車両の捜索にかかる時間、コストを低減することができる。
また、一実施例によれば、照合の結果が一致である場合、当該盗難車両および窃盗容疑者を撮影することとしたので(ステップSC21(図8参照))、証拠を押さえて、捜査を有利に進めることができる。
また、一実施例によれば、車両毎に駐車時間を計算し、該駐車時間が所定時間を超えている車両を放置車両として判定し、利用者へ撤去を通知することとしたので、放置車両の数を低減することができる。
また、一実施例によれば、車両120を二輪車(自転車等)としたので、二輪車に関して、利用者の利便性を高め、不正利用を抑制し、盗難車両の捜索にかかる時間、コストを低減することができる。
また、一実施例によれば、車両120を自動車としたので、自動車に関して、利用者の利便性を高め、不正利用を抑制し、盗難車両の捜索にかかる時間、コストを低減することができる。
また、一実施例によれば、車両120に設けられたICタグ131からリードされた登録番号と、捜索対象の盗難車両を識別するための登録番号とを照合し、照合の結果が一致である場合、当該車両120を盗難車両として判別することとしたので、盗難車両の捜索にかかる時間、コストを低減することができる。
以上本発明にかかる一実施例について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成例はこの一実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、前述した一実施例においては、駐車場管理装置160、駐車場管理システム5001〜500y、タグリーダ・撮影装置6001〜600z、盗難車両捜索装置700の各機能を実現するためのプログラムを図16に示したコンピュータ読み取り可能な記録媒体1100に記録して、この記録媒体1100に記録されたプログラムを同図に示したコンピュータ1000に読み込ませ、実行することにより各機能を実現してもよい。
同図に示したコンピュータ1000は、上記プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)1010と、キーボード、マウス等の入力装置1020と、各種データを記憶するROM(Read Only Memory)1030と、演算パラメータ等を記憶するRAM(Random Access Memory)1040と、記録媒体1100からプログラムを読み取る読取装置1050と、ディスプレイ、プリンタ等の出力装置1060と、から構成されている。
CPU1010は、読取装置1050を経由して記録媒体1100に記録されているプログラムを読み込んだ後、プログラムを実行することにより、前述した機能を実現する。なお、記録媒体1100としては、光ディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク等が挙げられる。
以上のように、本発明にかかる駐車場管理プログラム、駐車場管理方法、駐車場管理装置、盗難車両捜索プログラム、盗難車両捜索方法および盗難車両捜索装置は、駐車場の管理に対して有用であり、特に、利用料金が従量制とされた駐車場に適している。
本発明にかかる一実施例の構成を示すブロック図である。 図1に示した契約者情報データベース170のテーブル構造を示す図である。 図1に示した駐車場情報データベース171のテーブル構造を示す図である。 図1に示した盗難車両情報データベース172のテーブル構造を示す図である。 同一実施例における動作の概要を説明するフローチャートである。 同一実施例における利用申し込み画面900を示す図である。 図1に示した駐車場管理装置160の動作を説明するフローチャートである。 図7に示した入場処理を説明するフローチャートである。 図7に示した退場処理を説明するフローチャートである。 同一実施例における空き案内情報901を示す図である。 同一実施例における満車案内情報902を示す図である。 同一実施例における契約更新案内情報903を示す図である。 同一実施例における駐車拒否案内情報904を示す図である。 同一実施例における駐車案内情報905を示す図である。 同一実施例における盗難車両発見メール906を示す図である。 同一実施例の変形例の構成を示すブロック図である。
符号の説明
100 駐車場管理システム
110 ゲート
111 車両検出器
112 ゲートICタグリーダ
113 案内表示装置
114 撮影装置
120 車両
131 ICタグ
140 駐車場
160 駐車場管理装置
161 制御部
167 印刷部
170 契約者情報データベース
171 駐車場情報データベース
172 盗難車両情報データベース
400 金融機関システム
6001 タグリーダ・撮影装置
700 盗難車両捜索装置

Claims (33)

  1. コンピュータに、
    駐車場のゲートにおいて、車両に設けられた電子タグから該車両を識別するための識別番号をリードするゲートリード工程と、
    前記ゲートでリードされた前記識別番号に基づいて、前記駐車場への前記車両の入退場を監視する入退場監視工程と、
    前記入退場の監視結果に基づいて、前記駐車場の利用料金を計算する利用料金計算工程と、
    所定期間毎に前記利用料金をまとめて決済する決済工程と、
    を実行させるための駐車場管理プログラム。
  2. 前記コンピュータに、前記駐車場において、駐車中の前記車両に設けられた前記電子タグから識別番号をリードする駐車場リード工程と、前記駐車場でリードされた前記識別番号に基づいて、当該利用者に対して、前記駐車場の空き状況を案内する空き状況案内工程と、を実行させることを特徴とする請求項1に記載の駐車場管理プログラム。
  3. 前記コンピュータに、前記ゲートでリードされた前記識別番号と、前記駐車場の利用が許可された車両を識別するための識別番号とを照合する利用許可照合工程と、該利用許可照合工程における前記照合の結果が不一致である場合、当該不正利用者に対して、前記駐車場の利用拒否を案内する利用拒否案内工程と、を実行させることを特徴とする請求項1または2に記載の駐車場管理プログラム。
  4. 前記コンピュータに、前記利用許可照合工程における前記照合の結果が不一致である場合、当該車両および前記不正利用者を撮影する不正利用撮影工程、を実行させることを特徴とする請求項3に記載の駐車場管理プログラム。
  5. 前記コンピュータに、前記ゲートでリードされた前記識別番号と、警察当局から予め通知された盗難車両を識別するための識別番号とを照合する盗難車両照合工程と、該盗難車両照合工程における前記照合の結果が一致である場合、前記警察当局へ前記盗難車両の発見を通報する通報工程と、を実行させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の駐車場管理プログラム。
  6. 前記コンピュータに、前記盗難車両照合工程における前記照合の結果が一致である場合、前記盗難車両および当該窃盗容疑者を撮影する盗難車両撮影工程、を実行させることを特徴とする請求項5に記載の駐車場管理プログラム。
  7. 前記入退場監視工程では、車両毎に駐車時間を計算し、該駐車時間が所定時間を超えている車両を放置車両として判定し、利用者へ撤去を通知することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の駐車場管理プログラム。
  8. 前記車両は、二輪車であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の駐車場管理プログラム。
  9. 前記車両は、自動車であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の駐車場管理プログラム。
  10. 駐車場のゲートにおいて、車両に設けられた電子タグから該車両を識別するための識別番号をリードするゲートリード工程と、
    前記ゲートでリードされた前記識別番号に基づいて、前記駐車場への前記車両の入退場を監視する入退場監視工程と、
    前記入退場の監視結果に基づいて、前記駐車場の利用料金を計算する利用料金計算工程と、
    所定期間毎に前記利用料金をまとめて決済する決済工程と、
    を含むことを特徴とする駐車場管理方法。
  11. 前記駐車場において、駐車中の前記車両に設けられた前記電子タグから識別番号をリードする駐車場リード工程と、前記駐車場でリードされた前記識別番号に基づいて、当該利用者に対して、前記駐車場の空き状況を案内する空き状況案内工程と、を含むことを特徴とする請求項10に記載の駐車場管理方法。
  12. 前記ゲートでリードされた前記識別番号と、前記駐車場の利用が許可された車両を識別するための識別番号とを照合する利用許可照合工程と、該利用許可照合工程における前記照合の結果が不一致である場合、当該不正利用者に対して、前記駐車場の利用拒否を案内する利用拒否案内工程と、を含むことを特徴とする請求項10または11に記載の駐車場管理方法。
  13. 前記利用許可照合工程における前記照合の結果が不一致である場合、当該車両および前記不正利用者を撮影する不正利用撮影工程、を含むことを特徴とする請求項12に記載の駐車場管理方法。
  14. 前記ゲートでリードされた前記識別番号と、警察当局から予め通知された盗難車両を識別するための識別番号とを照合する盗難車両照合工程と、該盗難車両照合工程における前記照合の結果が一致である場合、前記警察当局へ前記盗難車両の発見を通報する通報工程と、を含むことを特徴とする請求項10〜13のいずれか一つに記載の駐車場管理方法。
  15. 前記盗難車両照合工程における前記照合の結果が一致である場合、前記盗難車両および当該窃盗容疑者を撮影する盗難車両撮影工程、を含むことを特徴とする請求項14に記載の駐車場管理方法。
  16. 前記入退場監視工程では、車両毎に駐車時間を計算し、該駐車時間が所定時間を超えている車両を放置車両として判定し、利用者へ撤去を通知することを特徴とする請求項10〜15のいずれか一つに記載の駐車場管理方法。
  17. 前記車両は、二輪車であることを特徴とする請求項10〜16のいずれか一つに記載の駐車場管理方法。
  18. 前記車両は、自動車であることを特徴とする請求項10〜16のいずれか一つに記載の駐車場管理方法。
  19. 駐車場のゲートにおいて、車両に設けられた電子タグから該車両を識別するための識別番号をリードするゲートリード手段と、
    前記ゲートでリードされた前記識別番号に基づいて、前記駐車場への前記車両の入退場を監視する入退場監視手段と、
    前記入退場の監視結果に基づいて、前記駐車場の利用料金を計算する利用料金計算手段と、
    所定期間毎に前記利用料金をまとめて決済する決済手段と、
    を備えたことを特徴とする駐車場管理装置。
  20. 前記駐車場において、駐車中の前記車両に設けられた前記電子タグから識別番号をリードする駐車場リード手段と、前記駐車場でリードされた前記識別番号に基づいて、当該利用者に対して、前記駐車場の空き状況を案内する空き状況案内手段と、を備えたことを特徴とする請求項19に記載の駐車場管理装置。
  21. 前記ゲートでリードされた前記識別番号と、前記駐車場の利用が許可された車両を識別するための識別番号とを照合する利用許可照合手段と、該利用許可照合手段における前記照合の結果が不一致である場合、当該不正利用者に対して、前記駐車場の利用拒否を案内する利用拒否案内手段と、を備えたことを特徴とする請求項19または20に記載の駐車場管理装置。
  22. 前記利用許可照合手段における前記照合の結果が不一致である場合、当該車両および前記不正利用者を撮影する不正利用撮影手段、を備えたことを特徴とする請求項21に記載の駐車場管理装置。
  23. 前記ゲートでリードされた前記識別番号と、警察当局から予め通知された盗難車両を識別するための識別番号とを照合する盗難車両照合手段と、該盗難車両照合手段における前記照合の結果が一致である場合、前記警察当局へ前記盗難車両の発見を通報する通報手段と、を備えたことを特徴とする請求項19〜22のいずれか一つに記載の駐車場管理装置。
  24. 前記盗難車両照合手段における前記照合の結果が一致である場合、前記盗難車両および当該窃盗容疑者を撮影する盗難車両撮影手段、を備えたことを特徴とする請求項23に記載の駐車場管理装置。
  25. 前記入退場監視手段は、車両毎に駐車時間を計算し、該駐車時間が所定時間を超えている車両を放置車両として判定し、利用者へ撤去を通知することを特徴とする請求項19〜24のいずれか一つに記載の駐車場管理装置。
  26. 前記車両は、二輪車であることを特徴とする請求項19〜25のいずれか一つに記載の駐車場管理装置。
  27. 前記車両は、自動車であることを特徴とする請求項19〜25のいずれか一つに記載の駐車場管理装置。
  28. コンピュータに、
    車両に設けられた電子タグから該車両を識別するための識別番号をリードするリード工程と、
    前記リードされた前記識別番号と、捜索対象の盗難車両を識別するための識別番号とを照合する盗難車両照合工程と、
    前記盗難車両照合工程における前記照合の結果が一致である場合、当該車両を前記盗難車両として判別する盗難車両判別工程と、
    を実行させるための盗難車両捜索プログラム。
  29. 前記コンピュータに、前記盗難車両および窃盗容疑者を撮影する盗難車両撮影工程、を実行させることを特徴とする請求項28に記載の盗難車両捜索プログラム。
  30. 車両に設けられた電子タグから該車両を識別するための識別番号をリードするリード工程と、
    前記リードされた前記識別番号と、捜索対象の盗難車両を識別するための識別番号とを照合する盗難車両照合工程と、
    前記盗難車両照合工程における前記照合の結果が一致である場合、当該車両を前記盗難車両として判別する盗難車両判別工程と、
    を含むことを特徴とする盗難車両捜索方法。
  31. 前記盗難車両および窃盗容疑者を撮影する盗難車両撮影工程、を含むことを特徴とする請求項30に記載の盗難車両捜索方法。
  32. 車両に設けられた電子タグから該車両を識別するための識別番号をリードするリード手段と、
    前記リードされた前記識別番号と、捜索対象の盗難車両を識別するための識別番号とを照合する盗難車両照合手段と、
    前記盗難車両照合工程における前記照合の結果が一致である場合、当該車両を前記盗難車両として判別する盗難車両判別手段と、
    を備えたことを特徴とする盗難車両捜索装置。
  33. 前記盗難車両および窃盗容疑者を撮影する盗難車両撮影手段、を備えたことを特徴とする請求項32に記載の盗難車両捜索装置。
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