JP2022101339A - 柑橘風味飲料 - Google Patents

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Abstract

【課題】呈味が向上した新規な柑橘風味飲料の提供。【解決手段】本発明によれば、分岐グルカンまたはその還元物を含んでなる、柑橘風味飲料が提供される。前記分岐グルカンは、好ましくは、α-1,4-グルコシド結合により構成された直鎖状グルカンと、少なくともその直鎖状グルカンの非還元末端に導入された分岐構造とからなる構造を有する、重合度が4~6の分岐グルカンである。前記柑橘風味は好ましくはレモン風味であり、前記飲料は好ましくは加温用容器詰飲料である。【選択図】なし

Description

本発明は柑橘風味飲料に関するものであり、詳細には呈味が向上した柑橘風味飲料に関する。
レモン等の柑橘類に含まれるシトラールは、シトラス様のフレッシュな香り与える芳香成分であるが、酸や熱によって劣化反応を起こし、アーモンド様や薬品様の好ましくない臭い(オフフレーバー)を発生することが知られている。レモン風味飲料等の柑橘風味飲料においては、酸性条件であることやオフフレーバーが風味に影響を与えやすいこと、さらに加温状態で保存あるいは提供される場合もあることから、特にシトラールの劣化がその商品価値に与える影響が大きい。
シトラールの劣化により生じるオフフレーバーに関しては、種々の改善方法が検討されており、例えば、特許文献1にはリモネンとノナナールを一定含量に調整することでレモン果汁飲料のオフフレーバーを抑制する発明が記載されている。また特許文献2には茶ポリフェノールによりオフフレーバーを抑制する発明が記載され、特許文献3にはヒノキチオールによりオフフレーバーを抑制する発明が記載され、特許文献4には特定植物の抽出物およびその精製物によりオフフレーバーを抑制する発明が記載されている。
上記特許文献で使用された添加成分は、いずれも特有の風味を有しているため配合量によっては柑橘風味飲料の風味に悪影響を及ぼす可能性がある。柑橘風味飲料ではまた、オフフレーバーの抑制以外にも、柑橘風味飲料としての味の厚みや柑橘感等が十分感じられる飲料が望まれていた。
なお、分岐グルカンによる食品の風味改善に関し、特許文献5には分岐オリゴ糖であるパノースによる不快味低減効果が記載されており、特許文献6にはパノースを含有する糖組成物による容器詰め加熱飲食品の風味維持効果が記載されている。しかし、いずれの文献においても、柑橘風味飲料の風味劣化について検討した結果は何ら記載されていない。
特開2019-97509号公報 特開2003-96486号公報 特開2020-99245号公報 特開2020-94182号公報 特開2005-137362号公報 特開2013-198435号公報
本発明は、呈味が向上した新規な柑橘風味飲料を提供することを目的とする。本発明はまた、新規な柑橘風味飲料用呈味向上剤と、新規な柑橘風味飲料用風味劣化抑制剤を提供することを目的とする。
本発明によれば以下の発明が提供される。
[1]分岐グルカンまたはその還元物を含んでなる、柑橘風味飲料。
[2]分岐グルカンが、非還元末端にα-1,6-グルコシド結合の分岐構造を有するグルカンである、上記[1]に記載の柑橘風味飲料。
[3]分岐グルカンが、α-1,4-グルコシド結合により構成された直鎖状グルカンと、少なくともその直鎖状グルカンの非還元末端に導入された分岐構造とからなる構造を有する、重合度が4~6の分岐グルカンである、上記[1]または[2]に記載の柑橘風味飲料。
[4]α-1,4-グルコシド結合により構成された直鎖状グルカンと、少なくともその直鎖状グルカンの非還元末端に導入された分岐構造とからなる構造を有する重合度が4~6の分岐グルカンまたはその還元物を20質量%以上含有し、かつ、ヨード呈色値(ヨード呈色試験における波長660nmの吸光度)が0.05以下である糖組成物を含有する、上記[1]~[3]のいずれかに記載の柑橘風味飲料。
[5]柑橘風味がレモン風味である、上記[1]~[4]のいずれかに記載の柑橘風味飲料。
[6]加温用容器詰飲料である、上記[1]~[5]のいずれかに記載の柑橘風味飲料。
[7]前記糖組成物を飲料全体に対して0.01~5.0質量%で含有してなる、上記[4]に記載の柑橘風味飲料。
[8]分岐グルカンまたはその還元物を有効成分とする、柑橘風味飲料用呈味向上剤。
[9]分岐グルカンまたはその還元物を有効成分とする、柑橘風味飲料用風味劣化抑制剤。
[10]前記風味劣化が加温保存時の飲料の風味劣化である、上記[9]に記載の風味劣化抑制剤。
本発明によれば、風味劣化が抑制された柑橘風味飲料を提供することができる。本発明によればまた、柑橘感や味の厚みが向上した柑橘風味飲料を提供することができる。
発明の具体的説明
<<分岐グルカン>>
本発明において「分岐グルカン」とは、少なくともそのグルカン鎖の非還元末端グルコース残基がα-1,4-グルコシド結合以外のグルコシド結合により結合した分岐構造を有するグルカンを意味する。本発明において分岐グルカンは、α-1,4-グルコシド結合により構成された直鎖状グルカンと、少なくともその直鎖状グルカンの非還元末端に導入された分岐構造とからなる構造を有するグルカンとすることができる。本発明において、「直鎖状グルカン」とは単一のグルコシド結合によりグルコース分子が結合して構成された直鎖状のグルカンを意味する。
本発明において、α-1,4-グルコシド結合以外のグルコシド結合としては、α-1,6-グルコシド結合、α-1,3-グルコシド結合、α-1,2-グルコシド結合が挙げられる。本発明において分岐グルカンは、非還元末端にα-1,6-グルコシド結合の分岐構造を有するグルカン、すなわち、グルカン鎖の非還元末端グルコース残基がα-1,6-グルコシド結合により結合した分岐構造を有しているグルカンが好ましい。
本発明の分岐グルカンにおいて、分岐構造のグルカン残基を構成するグルコース残基の個数は、本発明の分岐グルカンの重合度を満たす限り特に限定されないが、好ましくは1~数個、より好ましくは1~3個、1~2個または1個とすることができる。
本発明において、「還元末端」とは還元性を示す糖残基を意味し、「非還元末端」とは還元性を示さない糖残基、すなわち「還元末端」以外の末端糖残基を意味する。
本発明において「重合度」(DP)とは、グルカンを構成するグルコース残基の個数を指し、直鎖状グルカンを構成するグルコース残基の個数のみならず、分岐構造を構成するグルコース残基の個数を含む。分岐糖類の重合度は、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)法によって測定することができる。
本発明において「還元物」とは、糖の還元末端のグルコシル基のアルデヒド基が還元され、水酸基となっているものをいう。糖の還元物を得る方法は当業者に周知であり、使用可能な還元方法を例示すれば、ヒドリド還元剤を用いる方法、プロトン性溶媒中の金属を用いる方法、電解還元方法、接触水素化反応方法等が挙げられる。本発明においては、少量の還元物を調製する場合にはヒドリド還元剤を用いる方法が簡便且つ特殊な装置を必要とせず便利であり、一方で、工業的に大規模に実施する場合には、経済性に優れ、副生成物も少ないという点から、接触水素化反応を用いる方法が好ましい。なお、本明細書において「分岐グルカン」や「糖組成物」という場合には分岐グルカンの還元物を含むものとする。
本発明に用いる分岐グルカンとしては、例えば、非還元末端にα-1,6-グルコシド結合でグルコースが結合したオリゴ糖であるイソマルトオリゴ糖(イソマルトース、イソマルトトリオース、パノース、イソマルトテトラオース等)が挙げられる。イソマルトオリゴ糖は、周知の手法に従って得ることができ、例えば澱粉分解物に糖転移酵素を作用させることで製造することができる。
本発明に用いる分岐グルカンはまた、実施例に示されたとおりその効果の点から、「α-1,4-グルコシド結合により構成された直鎖状グルカンと、少なくともその直鎖状グルカンの非還元末端に導入された分岐構造とからなる構造を有する重合度が4~6の分岐グルカン」(以下、「本発明の特定重合度分岐グルカン」ということがある)であることが好ましい。本発明に用いる分岐グルカンはまた、「α-1,4-グルコシド結合により構成された直鎖状グルカンと、少なくともその直鎖状グルカンの非還元末端に導入された分岐構造とからなる構造を有する重合度が4~6の分岐グルカンまたはその還元物を20質量%以上含有し、かつ、ヨード呈色値(ヨード呈色試験における波長660nmの吸光度)が0.05以下の糖組成物」(以下、「本発明の糖組成物」ということがある)で使用することが好ましい。上記分岐グルカンは、非還元末端に導入された分岐構造がα-1,6-グルコシド結合により結合した分岐構造であることが特に好ましい。
本発明において、「ヨード呈色値」とは、ヨード呈色試験、すなわち5.0質量%(固形分濃度)の糖組成物水溶液1mLに0.05Mヨウ素水溶液100μLを加え、よく撹拌した後の波長660nmの吸光度をいう。ヨード呈色値はマスキングの指標となる値であり、この値が大きいほどマスキング効果が高く、この値が小さいほどマスキング効果は低く本発明による呈味向上効果がより発揮されることとなる。
本発明の分岐グルカンは特定糖質の純品の形態で使用することができ、あるいは糖混合物(糖組成物)の形態で使用することもできる。また、使用の際の性状も特に制限はなく、粉末状で使用することもでき、あるいはシラップ状で使用することもできる。
本発明の糖組成物中の重合度4~6の分岐グルカン(本発明の特定重合度分岐グルカン)の含有量は、その下限値(以上または超える)を20質量%、22質量%、25質量%、27質量%または34質量%とすることができ、その上限値(以下または下回る)を100質量%、99質量%、90質量%、80質量%、70質量%または67質量%とすることができる。これらの下限値および上限値はそれぞれ任意に組み合わせることができ、上記含有量の範囲は、例えば、20~100質量%、25~80質量%または34~67質量%とすることができる。
本発明の糖組成物中における重合度4~6の分岐グルカン(本発明の特定重合度分岐グルカン)の含有量は、糖組成物をβ-アミラーゼで処理した後、残存した4糖~6糖の含有量としてHPLC分析で測定することができる。前記糖組成物中の分岐グルカンの具体例としては、α-1,4-グルコシド結合により構成された直鎖状グルカンと、その直鎖状グルカンの非還元末端のみに導入された分岐構造とからなる構造を有する、重合度4~6の分岐オリゴ糖が挙げられる。
本発明の糖組成物の糖組成は、所定の効果を奏する限り特に制限はないが、例えば、重合度1~3の糖質の含有量の下限値(以上または超える)を0質量%、0.5質量%、1質量%、5質量%または10質量%とすることができ、その上限値(以下または下回る)を60質量%、58質量%、55質量%、50質量%または45質量%とすることができる。これらの下限値および上限値はそれぞれ任意に組み合わせることができ、重合度1~3の糖質の含有量の範囲は、例えば、0~60質量%、0.5~58質量%、1~55質量%、5~50質量%または10~45質量%とすることができる。本発明の糖組成物の糖組成はまた、重合度1の糖質の含有量を20質量%以下(好ましくは18質量%以下、より好ましくは15質量%以下)とすることができ、重合度2の糖質の含有量を25質量%以下(好ましくは20質量%以下、より好ましくは18質量%以下)とすることができ、重合度3の糖質の含有量を25質量%以下(好ましくは20質量%以下、より好ましくは19質量%以下)とすることができる。本発明の糖組成物の糖組成はまた、重合度7以上の糖質の含有量の下限値(以上または超える)を0質量%、0.5質量%、1質量%、5質量%または7質量%とすることができ、その上限値(以下または下回る)を50質量%、48質量%、45質量%、40質量%または35質量%とすることができる。これらの下限値および上限値はそれぞれ任意に組み合わせることができ、重合度7以上の糖質の含有量の範囲は、例えば、0~50質量%、0.5~48質量%、1~45質量%、5~40質量%、5~35質量%または7~35質量%とすることができる。本発明の糖組成物の糖組成はまた、重合度4~6の糖質の含有量の下限値(以上または超える)を20質量%、25質量%、30質量%または35質量%とすることができ、その上限値(以下または下回る)を100質量%、90質量%、80質量%、70質量%または60質量%とすることができる。これらの下限値および上限値はそれぞれ任意に組み合わせることができ、重合度4~6の糖質の含有量の範囲は、例えば、20~100質量%、25~90質量%または30~80質量%とすることができる。なお、本発明において糖組成物や呈味向上剤および風味劣化抑制剤中の糖成分に関して言及する場合は、いずれも固形分当たり(固形分換算)の含有量を意味する。
本発明の糖組成物のヨード呈色値は、0.04以下であることが好ましく、0.03以下であることがより好ましく、0.02以下であることが特に好ましい。ヨウ素は直鎖状のグルカン鎖のらせん構造内に包接されることで呈色を示す。以下の理論に拘束されるものではないが、ヨード呈色値が0.05を上回る糖組成物は、高分子成分が多い等の理由によりグルカン鎖の包接能が高く、飲食品中の風味成分を包接し、マスキングしてしまうため呈味向上効果に劣ると考えられる。すなわち、本発明においてヨード呈色値はマスキング効果の指標として用いることができる。
本発明の特定重合度分岐グルカンおよびそれを含む本発明の糖組成物は、その製造方法に特に制限はないが、澱粉分解物に糖転移酵素を作用させることで安価かつ効率的に製造可能である。具体的には、澱粉分解物の5~50%溶液に糖転移酵素を添加し、使用酵素に応じた好適なpH、温度で反応させる。反応は通常、pH4~9の範囲で実施することができ、好適な反応pHはpH5~7の範囲である。反応は通常、70℃付近までの温度範囲で実施することができ、好適な反応温度は40~60℃の範囲である。酵素の使用量と反応時間とは密接に関係しており、目的とする酵素反応の進行により適宜反応時間を調節することができ、通常は15~96時間程度反応させる。目的組成物の生成を確認後、必要に応じてろ過、脱塩、脱色等の精製を行い、製品形態に応じて濃縮または粉末化してもよい。
ここで、糖転移作用を有する酵素は、例えば、α-グルコシダーゼ、6-α-グルコシルトランスフェラーゼ、デキストリンデキストラナーゼおよび環状マルトシルマルトース生成酵素から選択することができる。α-グルコシダーゼは、例えばアスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)またはアクレモニウム・スピーシーズ(Acremonium sp.)由来のものを使用することができる。
糖転移作用を有する酵素としてα-グルコシダーゼを使用する場合、前記酵素反応に用いられるα-グルコシダーゼの添加量は、反応効率および製造コストの観点から、対基質(固形)1g当たり0.01~30単位とすることができる。ここで、α-グルコシダーゼ1単位とは後述するα-グルコシダーゼの活性測定方法の条件下において、1分間に1μmolのマルトースを加水分解するのに必要な酵素量をいう。
本発明の特定重合度分岐グルカンおよびそれを含む本発明の糖組成物はまた、アミラーゼと糖転移作用を有する酵素とを組み合わせてデンプン分解物に作用させることによってより効率的に製造することができる。前記アミラーゼとしては、例えば、シクロデキストリン生成酵素やα-アミラーゼが挙げられる。
ここで、シクロデキストリン生成酵素は、パエニバチルス・スピーシーズ (Paenibacillus sp.)、バチルス・コアギュランス(Bacillus coagulans)、バチルス・ステアロサーモフィルス(Bacillus stearothermophilus)、およびバチルス・マゼランス(Bacillus macerans)由来のものから選択することができる。また、α-アミラーゼは、市販のα-アミラーゼであるクライスターゼL-1およびクライスターゼT-5(いずれも天野エンザイム)から選択することができる。
アミラーゼとしてシクロデキストリン生成酵素を使用する場合、前記酵素反応に用いられるシクロデキストリン生成酵素の添加量は、反応効率および製造コストの観点から、対基質(固形)1g当たり0.1~10単位とすることができる。ここで、シクロデキストリン生成酵素1単位とは後述するシクロデキストリン生成酵素の活性測定方法の条件下において、1分間に1mgのβ-シクロデキストリンを生成するのに必要な酵素量をいう。
アミラーゼとしてα-アミラーゼを使用する場合、前記酵素反応に用いられるα-アミラーゼの添加量は、反応性および製造コストの観点から、対基質(固形)当たり0.0005~0.1質量%とすることができる。
本発明の特定重合度分岐グルカンおよびそれを含む本発明の糖組成物はさらに、アミラーゼと糖転移作用を有する酵素に加えて、枝切り酵素をさらに組み合わせてデンプン分解物作用させることによって製造することができる。枝切り酵素は、アミラーゼおよび糖転移作用を有する酵素と一緒に、デンプン分解物に作用させることが好ましい。
ここで、枝切り酵素は、イソアミラーゼ、プルラナーゼ、およびこれらの組み合わせからなる群から選択して使用することができ、より好ましい態様では、マイロイデス・オドラータス(Myroides odoratus)由来イソアミラーゼ、シュードモナス・アミロデラモサ(Pseudomonas amyloderamosa)由来イソアミラーゼ、およびクレブシエラ・ニューモニエ(Klebsiella pneumoniae)由来プルラナーゼ、並びにこれらの組み合わせからなる群から選択することができる。
枝切り酵素としてイソアミラーゼを使用する場合、前記酵素反応に用いられるイソアミラーゼの添加量は、反応効率および製造コストの観点から、対基質(固形)1g当たり10~1000単位とすることができる。前記製造方法の酵素反応に用いられる枝切り酵素のうちプルラナーゼの添加量は、反応性および製造コストの観点から、対基質(固形)当たり0.001~0.1質量%とすることができる。ここで、イソアミラーゼ1単位とは、後述するイソアミラーゼの活性測定方法の条件下において610nmの吸光度を0.01増加させる酵素力価である。
本発明の特定重合度分岐グルカンを糖組成物の形態で得る場合には、必要に応じて生成物の必要画分を分画することで糖組成物中の重合度4~6の分岐グルカン含有量を20質量%以上とすることができる。また、生成物の高重合度の画分を除去することで糖組成物の前記ヨード呈色値を0.05以下とすることができる。除去方法としては分画、あるいは酵素で分解する方法が挙げられる。前記の分画を行う方法に特に制限は無く、膜分画、クロマト分画、沈殿分画等を例示することができる。酵素で分解する際に使用する酵素にも特に制限は無く、α-アミラーゼ等を例示することができる。
<<柑橘風味飲料>>
本発明において柑橘風味飲料とは、柑橘類の風味を有する飲料を意味し、具体的には飲用時に柑橘類の風味を感じる飲料を意味する。また柑橘類の風味とは、具体的には柑橘類の果実の風味を意味する。柑橘類としては、例えば、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、シトロン、マイヤーズレモン、スウィーティー、温州ミカン、夏ミカン、ポンカン、ダイダイ、ネーブル、ハッサク、キンカン、ユズ、ライム、カボス、スダチ、シークワーサー等が挙げられる。本発明において柑橘風味飲料は、柑橘類の風味を想起させる成分(例えば、シトラール)を含有していることが好ましい。本発明において柑橘風味飲料の好ましい例としては、レモン風味飲料、オレンジ風味飲料およびゆず風味飲料が挙げられる。
本発明の柑橘風味飲料は、柑橘類の風味を有する飲料であればよく、代表的なものとして柑橘果汁(例えば、レモン果汁、オレンジ果汁、ゆず果汁)を含有する飲料が挙げられるが、果汁の他に果皮(例えば、レモン果皮、オレンジ果皮、ゆず果皮)や精油(例えば、レモン精油、オレンジ精油、ゆず精油)、更には柑橘風味香料(例えば、レモン風味香料、オレンジ風味香料、ゆず風味香料)を有するものでもよい。すなわち、本発明の柑橘風味飲料は、無果汁飲料や柑橘由来原料を含まない飲料も含むものである。また、本発明の柑橘風味飲料は、柑橘類の風味を有する飲料であればその種類も特に制限はなく、果汁飲料や炭酸飲料等の清涼飲料でもよく、チューハイやカクテル等のアルコール飲料でもよく、ノンアルコールチューハイやノンアルコールカクテル等のノンアルコール飲料でもよい。
本発明の柑橘風味飲料の一態様として、例えば、ペットボトル、缶、瓶、紙パック等の容器に入れて販売される容器詰飲料とすることができる。本発明の柑橘風味飲料は、他の態様として、ホットベンダー等で加温販売される飲料であっても、冷蔵ショーケース等で冷蔵販売される飲料であってもよいが、飲料の加温により生じるオフフレーバーを抑制するという本発明の効果を考慮すると加温用飲料であることが好ましく、加温用容器詰飲料であることがより好ましい。
本発明の柑橘風味飲料における分岐グルカンの含有量に特に制限はなく、例えば、分岐グルカンの含有量の下限値(以上または超える)は0.01質量%、0.05質量%、0.1質量%または0.5質量%とすることができ、その上限値(以下または下回る)は5.0質量%、3.0質量%または2.0質量%とすることができる。これらの下限値および上限値はそれぞれ任意に組み合わせることができ、本発明の柑橘風味飲料における分岐グルカンの含有量の範囲は、例えば0.01~5.0質量%、0.05~3.0質量%、0.1~3.0質量%または0.1~2.0質量%とすることができる。また、本発明の柑橘風味飲料における本発明の特定重合度分岐グルカンの含有量の下限値(以上または超える)は0.001質量%、0.005質量%、0.01質量%または0.02質量%とすることができ、その上限値(以下または下回る)は1.0質量%、0.7質量%、0.5質量%または0.3質量%とすることができる。これらの下限値および上限値はそれぞれ任意に組み合わせることができ、本発明の柑橘風味飲料における特定重合度分岐グルカンの含有量の範囲は、例えば0.001~1.0質量%、0.005~0.7質量%、0.01~0.5質量%、0.02~0.3質量%とすることができる。なお、本発明の分岐グルカンを液糖(水溶液)で含有させる場合、上記含有量は固形分換算の値を意味する。
本発明の柑橘風味飲料における本発明の糖組成物の含有量の下限値(以上または超える)は0.01質量%、0.05質量%、0.1質量%または0.5質量%とすることができ、その上限値(以下または下回る)は5.0質量%、3.0質量%または2.0質量%とすることができる。これらの下限値および上限値はそれぞれ任意に組み合わせることができ、本発明の柑橘風味飲料における本発明の糖組成物の含有量の範囲は、例えば0.01~5.0質量%、0.05~3.0質量%、0.1~3.0質量%または0.1~2.0質量%とすることができる。なお、本発明の分岐グルカンや本発明の糖組成物を液糖(水溶液)で含有させる場合、上記含有量は固形分換算の値を意味する。
本発明の柑橘風味飲料は、柑橘果汁、柑橘精油、柑橘香料等の柑橘風味を付与する原料および分岐グルカンを含有する以外は、その原料に制限はなく、例えば、砂糖、ブドウ糖、水飴、異性化糖、ハチミツ、高甘味度甘味料等の甘味料、柑橘類以外の果汁、香料、酸味料、ビタミンC、食塩、着色料等を適宜配合することができる。
本発明においては、後述の実施例のとおり、柑橘風味飲料に分岐グルカンを配合することで、その呈味を向上することができる。本発明において「呈味向上」とは、シトラールの劣化に伴う風味劣化を抑制すること、および柑橘感および味の厚みを増強することを意味する。シトラールの劣化に伴う風味劣化、すなわちオフフレーバーの発生は、酸や熱の影響によりシトラールが変化して生じるp-クレゾールやp-メチルアセトフェノンが原因といわれている。また、本発明において「柑橘感」とはその柑橘由来の酸味や風味を意味し、「味の厚み」とは甘味、酸味、旨味等を総合した味の複雑さおよび味の濃さの強度を意味する。
本発明が奏する作用効果に関して、特許文献5にはパノースを主成分とする分岐グルカンがにんじんジュースにおいて不快味および不快臭の低減効果を有することが記載されている。また、特許文献6にはパノースを主成分とする分岐グルカンがレトルト処理後のトマトにおいて風味維持効果を有することが記載されている。本発明者らが確認したところ、特許文献5および6においてパノースを主成分とする分岐グルカンが示した効果は、後記実施例で比較対照として用いたマルトオリゴ糖2の効果と同等かそれを下回るものであった。本発明の分岐グルカンは柑橘風味飲料においてマルトオリゴ糖2をはじめとする比較対照に対して高い呈味向上効果を有していることから、本発明の作用効果は特許文献5および6と比較した有利な効果であるといえる。
本発明の別の面によれば、分岐グルカンまたはその還元物を有効成分とする、柑橘風味飲料用呈味向上剤が提供される。本発明によればまた、分岐グルカンまたはその還元物を有効成分とする、柑橘風味飲料用風味劣化抑制剤が提供される。本発明の風味劣化抑制剤は加温保存時の飲料の風味劣化の抑制に用いることができる。すなわち、本発明の風味劣化抑制剤は加温保存用飲料の風味劣化の抑制に用いることができる。本発明の呈味向上剤および風味劣化抑制剤は、本発明の柑橘風味飲料に関する記載に従って実施することができる。
本発明の更に別の面によれば、分岐グルカンまたはその還元物を配合することを含んでなる、柑橘風味飲料の呈味向上方法が提供される。本発明によればまた、分岐グルカンまたはその還元物を配合することを含んでなる、柑橘風味飲料の風味劣化抑制方法が提供される。本発明の風味劣化抑制方法は加温保存時の飲料の風味劣化の抑制に用いることができる。すなわち、本発明の風味劣化抑制方法は加温保存用飲料の風味劣化の抑制に用いることができる。本発明の呈味向上方法および風味劣化抑制方法は、本発明の柑橘風味飲料に関する記載に従って実施することができる。
以下の例に基づき本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
糖組成分析
糖組成分析は高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を使用して行った。分析カラムはMCI GEL CK04S(三菱ケミカル)を用い、超純水を溶離液として流速0.4mL/分、カラム温度70℃で分析を行った。検出には示差屈折率検出器(RID-10A、島津製作所)を使用し、分析時間は35分とした。得られるクロマトグラムのピーク面積より各重合度成分の含有量を求めた。
重合度4~6の分岐グルカン含有量の定量
分岐グルカンの含有量を次の方法で確認した。5質量%に調整した糖液1mLに1M酢酸ナトリウム緩衝液(pH5.5)に溶解した10mg/mL β-アミラーゼ#1500(ナガセケムテックス)50μLを添加し、55℃にて1時間作用させ、煮沸失活させた。これをアンバーライトMB4(オルガノ)にて脱塩した後、0.45μmフィルターにてろ過したものを高速液体クロマトグラフィー(HPLC)に供した。酵素処理後に残存する重合度4~6の糖質を重合度4~6の分岐グルカンとした。
β-シクロデキストリン生成酵素の活性測定
酵素反応は、50mMリン酸カリウム緩衝液(pH6.0)に溶解した1%可溶性デンプン(ナカライテスク)0.9mLに適宜水で希釈した酵素溶液0.1mLを添加し、40℃に10分間保持した。これに40mM水酸化ナトリウム水溶液を2.5mL添加して反応を停止した。生成したβ-シクロデキストリンをフェノールフタレイン法により測定した。具体的には、0.1mg/mLフェノールフタレインおよび2.5mM炭酸ナトリウムからなる溶液0.3mLを前記溶液に添加し、攪拌後550nmの吸光度を測定した。0~0.1mg/mLの範囲で作成したβ-シクロデキストリンの標準曲線に基づき生成したβ-シクロデキストリン量を求めた。
α-グルコシダーゼの活性測定
酵素反応は、50mM酢酸ナトリウム緩衝液(pH4.2)に溶解した0.25%マルトース80μLに0.05%トリトンX-100を含む10mM酢酸ナトリウム緩衝液(pH4.2)で適宜希釈した酵素溶液20μLを添加し、37℃に10分間保持した。反応10分で反応液50μLを抜き出し、2Mトリス塩酸緩衝液(pH7.0)100μLと混合して反応を停止した。これにグルコースCII-テストワコー(富士フイルム和光純薬)を40μL添加した後、室温に1時間保持して発色させ、490nmの吸光度を測定した。生成したグルコース量は0~0.01%の範囲で作成したグルコースの標準曲線に基づき算出した。
イソアミラーゼの活性測定
酵素反応は、20mM塩化カルシウムを含む50mM酢酸ナトリウム緩衝液(pH6.0)100μLに5mg/mLワキシーコーンスターチ(日本食品化工)350μLを添加し、45℃に5分間保持したものに同緩衝液にて適宜希釈した酵素溶液100μL添加して45℃に15分間保持した。これに反応失活用ヨウ素液(6.35mg/mLヨウ素および83mg/mLヨウ化カリウムからなる溶液2mLと0.1N塩酸8mLを混合したもの)500μLを添加して反応を停止した。この反応停止液を室温に15分間保持し、これに純水10mL添加したものの610nmの吸光度を測定した。
ヨード呈色試験
固形分濃度5.0%の糖組成物水溶液1mLに0.05Mヨウ素水溶液100μLを加え、よく撹拌した後に1cm石英セルにいれ、660nmの吸光度を分光光度計(U-2900、日立ハイテクサイエンス)で測定した。得られた吸光度から、超純水を試験溶液として同様に測定して得た吸光度を減じたものを、その糖組成物のヨード呈色値とした。
製造例1:糖組成物1の製造
30%(w/w)DE6.5コーンスターチ液化液を温度53℃、pH6.0に調整し、これにパエニバチルス・スピーシーズのシクロデキストリン生成酵素を対固形分1g当たり0.3単位、マイロイデス・オドラータスのイソアミラーゼを対固形分1g当たり200単位、プルラナーゼ「アマノ」3(天野エンザイム)を対固形分1g当たり0.2mg、トランスグルコシダーゼL「アマノ」(天野エンザイム)を対固形分1g当たり3.75単位、クライスターゼL-1(天野エンザイム)を対固形分1g当たり0.06mg添加して50時間糖化した。これを80℃に加温し、クライスターゼL-1を対固形分1g当たり0.15mg添加して1時間作用させた。続いて、定法に従い精製、濃縮した。得られた糖組成物(糖組成物1)中のDP4~6の分岐グルカン含有量を測定したところ、33.7%であった。なお、パエニバチルス・スピーシーズのシクロデキストリン生成酵素はAgr. Biol. Chem., 40(9), 1785-1791(1976)の記載に従って調製し、マイロイデス・オドラータスのイソアミラーゼは特開平5-227959号公報に従って調製した。
実施例1:分岐グルカンの呈味改良効果の検討
表1に示した分量(質量部)で各原料を配合し、缶に分注して、75℃で10分間殺菌を行い、殺菌後に急冷することでレモン風味飲料を調製した。なお、シラップ状の各分岐グルカンおよびマルトオリゴ糖は、固形分換算の配合量を表1に記載した。
使用した各分岐グルカンの糖組成、DP4~6の分岐グルカン含有量およびヨード呈色値を表2に示した。なお、分岐グルカン1は、分岐グルカン2よりも低分子のイソマルトオリゴ糖であり、その糖組成よりDP4~6の分岐グルカン含有量およびヨード呈色値は分岐グルカン2の値と同程度であることは明らかなため、一部データ取得を省略した。
Figure 2022101339000001
Figure 2022101339000002
得られたレモン風味飲料を60℃に加温し、生薬臭、味の厚みおよびレモン感について、5名の熟練したパネラーによる官能評価を実施した。各評価項目と評価法は、以下に定義される。
生薬臭:レモン由来の香気成分が酸および加熱劣化により生じた薬品様の風味。比較区を0点として、-3点~3点の7段階で評価した。生薬臭が強いほど評価点が高い。
味の厚み:甘味、酸味、旨味等を総合した味の複雑さおよび味の濃さの強度。比較区を0点として、-3点~3点の7段階で評価した。味の厚みが強いほど評価点が高い。
レモン感:レモン由来の酸味および風味。比較区を0点として、-3点~3点の7段階で評価した。レモン感が強いほど評価点が高い。
官能評価は、飲料の製造直後および60℃で14日間保存した後でそれぞれ実施した。
評価結果(評価点の平均値)を表3に示した。
Figure 2022101339000003
分岐グルカンを配合したレモン風味飲料(試験区1-1~試験区1-5)は、製造直後および14日後のいずれにおいても無添加の比較区に比べ味の厚みおよびレモン感が増強されており、呈味が向上していた。また、分岐グルカンを配合したレモン風味飲料は、60℃で14日保管した後の生薬臭(オフフレーバー)が比較区に比べ低減されており、呈味が向上していた。いずれの効果も分岐グルカン5を配合した試験区1-5が特に顕著であった。一方で、分岐グルカンではない糖を配合したレモン風味飲料(試験区1-6~試験区1-9)は、味の厚みおよびレモン感の増強効果が不十分であり、14日保管後の生薬臭に関しては比較区より強くなっていた。
実施例2:分岐グルカンの配合量の検討
分岐グルカンの配合量を表4に示した分量(質量部)とした以外は実施例1と同様にレモン風味飲料を調製した。また、実施例1と同様の基準で、飲料の製造直後および60℃で14日間保存した後でそれぞれ官能評価を行った。その結果を表5に示した。
Figure 2022101339000004
Figure 2022101339000005
分岐グルカン5を配合したレモン風味飲料(試験区2-1~試験区2-4)は、いずれも比較区のレモン風味飲料に比べ味の厚みおよびレモン感が増強されており、呈味が向上していた。分岐グルカン5を配合したレモン風味飲料は、60℃で14日保管した後の生薬臭(オフフレーバー)が比較区に比べ低減されており、呈味が向上していた。

Claims (10)

  1. 分岐グルカンまたはその還元物を含んでなる、柑橘風味飲料。
  2. 分岐グルカンが、非還元末端にα-1,6-グルコシド結合の分岐構造を有するグルカンである、請求項1に記載の柑橘風味飲料。
  3. 分岐グルカンが、α-1,4-グルコシド結合により構成された直鎖状グルカンと、少なくともその直鎖状グルカンの非還元末端に導入された分岐構造とからなる構造を有する、重合度が4~6の分岐グルカンである、請求項1または2に記載の柑橘風味飲料。
  4. α-1,4-グルコシド結合により構成された直鎖状グルカンと、少なくともその直鎖状グルカンの非還元末端に導入された分岐構造とからなる構造を有する重合度が4~6の分岐グルカンまたはその還元物を20質量%以上含有し、かつ、ヨード呈色値(ヨード呈色試験における波長660nmの吸光度)が0.05以下である糖組成物を含有する、請求項1~3のいずれか一項に記載の柑橘風味飲料。
  5. 柑橘風味がレモン風味である、請求項1~4のいずれか一項に記載の柑橘風味飲料。
  6. 加温用容器詰飲料である、請求項1~5のいずれか一項に記載の柑橘風味飲料。
  7. 前記糖組成物を飲料全体に対して0.01~5.0質量%で含有してなる、請求項4に記載の柑橘風味飲料。
  8. 分岐グルカンまたはその還元物を有効成分とする、柑橘風味飲料用呈味向上剤。
  9. 分岐グルカンまたはその還元物を有効成分とする、柑橘風味飲料用風味劣化抑制剤。
  10. 前記風味劣化が加温保存時の飲料の風味劣化である、請求項9に記載の風味劣化抑制剤。
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