JP2022008235A - イメージセンサ、ビニング方法、及びイメージ処理システム - Google Patents

イメージセンサ、ビニング方法、及びイメージ処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】イメージセンサ、及びイメージセンサのビニング方法を提供する。【解決手段】イメージセンサ、及びイメージセンサのビニング方法に係り、該イメージセンサのビニング方法は、ピクセルアレイは、(2n)×(2n)行列に配列される複数のピクセル(nは、2以上の整数である)を含む複数の領域に区分され、複数の領域それぞれにつき、少なくとも2行のロウ単位で、同時に複数のピクセル信号をリードアウトする段階、リードアウトされた複数のピクセル信号をアナログ・デジタル変換することにより、第1イメージデータを生成する段階、第1イメージデータは、ピクセルアレイの複数の領域に対応する複数のビニング領域を含み、複数のビニング領域それぞれにつき、ビニング領域内の同一色相を有する2つのピクセル値を基に、第1合算値を生成する段階、及びカラム方向に隣接した2つのビニング領域において、同一色相を示す2つの第1合算値を基に、2つのビニング領域それぞれにつき、第2合算値を生成する段階を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、イメージセンサに係り、さらに詳細には、イメージセンサのビニング方法、それを遂行するイメージセンサ、及びイメージ処理システムに関する。
イメージセンサの解像度の増大により、イメージセンサが生成するイメージデータの大きさも大きくなっている。しかし、イメージセンサが生成するイメージデータの大きさが増大するほど、動画モードにおいて、高いフレームレート(frame rate)を維持し難く、また消費電力が増大してしまう。例えば、該フレームレートは、サンプルレートを変更する場合にジグザグアーティファクト(zigzag artifact)または偽色化(false color)のようなアーティファクトを防止することに係わる計算帯域幅及び回路インターフェース帯域幅に基づいて達成可能なフレームレートである。アーティファクトを避けるために必要な計算量が多いか、あるいは回路インターフェース帯域幅が広くない場合、達成可能なフレーム速度が制限される問題が生じる。フレームレートを上昇させ、イメージ画質を維持するために、ビニング(binning)技法が利用される。
本発明が解決しようとする課題は、フレームレートを上昇させ、データサイズを小さくしながらも、画質(image quality)を維持することができるイメージセンサのビニング方法、及びそれを遂行するイメージセンサを提供するところにある。
前述のような目的を達成するために、本開示の例示的実施形態によるイメージセンサのビニング方法は、ピクセルアレイは、(2n)×(2n)行列に配列される複数のピクセル(nは、2以上の整数である)を含む複数の領域に区分され、前記複数の領域それぞれにつき、少なくとも2行のロウ(row)単位で、同時に複数のピクセル信号をリードアウトする段階、リードアウトされた複数のピクセル信号をアナログ・デジタル変換することにより、第1イメージデータを生成する段階、前記第1イメージデータは、前記ピクセルアレイの前記複数の領域に対応する複数のビニング領域を含み、前記複数のビニング領域それぞれにつき、ビニング領域内の同一色相を有する2つのピクセル値を基に、第1合算値を生成する段階、及びカラム方向に隣接した2つのビニング領域において、同一色相を示す2つの前記第1合算値を基に、前記2つのビニング領域それぞれにつき、第2合算値を生成する段階を含むことにもなる。
前述のような目的を達成するために、本開示の例示的実施形態によるイメージセンサは、(2n)/(2n)行列に配列されるピクセル(nは、2以上の整数である)を含む四角形状の複数領域に区分されるピクセルアレイ、複数のカラムラインを介し、前記ピクセルアレイから受信される複数のピクセル信号をリードアウトし、リードアウトされた複数のピクセル信号を、複数のピクセル値に変換するアナログ・デジタル変換回路、前記ピクセルアレイに連結される複数のロウラインを介して制御信号を提供し、前記ピクセルアレイから、少なくとも2行のロウ単位で、同時に複数のピクセル信号が出力されるように制御する前記制御信号を生成するロウドライバ、前記アナログ・デジタル変換回路から出力される第1イメージデータを、所定のライン単位で保存するラインバッファ、及び前記ラインバッファに保存された第1イメージデータに対してビニングを行うプロセッサを含むことにもなる。
前述のような目的を達成するために、本開示の例示的実施形態によるイメージ処理システムは、光信号をセンシングしてイメージデータを生成するイメージセンサ、及び前記イメージセンサから前記イメージデータを受信して処理するプロセッサを含み、前記イメージセンサは、4X4行列に配列されるピクセルを含む四角形状の複数領域に区分されるピクセルアレイ、複数のカラムラインを介し、前記ピクセルアレイから受信される複数のピクセル信号をリードアウトし、リードアウトされた複数のピクセル信号を複数のピクセル値に変換するアナログ・デジタル変換回路、前記ピクセルアレイに連結される複数のロウラインを介して制御信号を提供し、前記ピクセルアレイから、少なくとも2行のロウ単位で、同時に複数のピクセル信号が出力されるように制御する前記制御信号を生成するロウドライバ、前記アナログ・デジタル変換回路から出力される第1イメージデータを、所定のライン単位で保存するラインバッファ、及び前記ラインバッファに保存された第1イメージデータに対してビニングを行うプロセッサを含むことにもなる。
本開示の例示的実施形態によるイメージセンサのビニング方法によれば、垂直アナログ合算方式により、少なくとも2行のロウを同時にリードアウトすることにより、フレームレートが上昇され、生成されたイメージデータについてビニングを行うことにより、イメージフレームに偽色(false color)、及びジグザグ形態のノイズが生じることを防止することができる。
本開示の例示的実施形態によるイメージセンサを概略的に示すブロック図である。 図1のピクセルアレイのパターンを例示的に示す図面である。 本開示の例示的実施形態による、垂直アナログ合算、及びイメージセンサの補間を示すフローチャートである。 本開示の例示的実施形態による、イメージセンサのビニング方法を示すフローチャートである。 本開示の例示的実施形態によるリードアウト方式について説明する図面である。 本開示の例示的実施形態によるリードアウト方式について説明する図面である。 本開示の例示的実施形態による、リードアウト方式によって生成される第1イメージデータを概略的に示す図面である。 本開示の例示的実施形態による、リードアウト方式によって生成される第1イメージデータを概略的に示す図面である。 本開示の例示的実施形態による、リードアウト方式によって生成される第1イメージデータを概略的に示す図面である。 本開示の例示的実施形態によるビニング方法において、第1イメージデータの複数ビニング領域それぞれにつき、ビニング領域内のピクセル値を基に、第1ビニングを行うことを示す図面である。 本開示の例示的実施形態によるビニング方法において、隣接した2つのビニング領域のピクセル値を基に、補間を行うことを示す図面である。 本開示の例示的実施形態によるビニング方法を示すフローチャートである。 本開示の例示的実施形態によるビニング方法において、グリーンピクセルに適用される第2ビニングについて説明する図面である。 本開示の例示的実施形態によるピクセルの一例を示す図面である。 テトラパターンのピクセルアレイを示す図面である。 テトラパターンのピクセルアレイが、本開示の例示的実施形態によるイメージセンサに適用される例を示す図面である。 本開示の例示的実施形態によるピクセルの一例を示す図面である。 本開示の例示的実施形態によるイメージセンサが適用されるマルチカメラモジュールを含む電子装置のブロック図である。 図13のカメラモジュールの詳細ブロック図である。
以下、添付図面を参照し、本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本開示の例示的実施形態によるイメージセンサを概略的に示すブロック図である。
イメージセンサ100は、イメージ、または光センシング機能を有する電子機器に搭載されうる。例えば、イメージセンサ100は、カメラ、スマートフォン、ウェアラブル機器、事物インターネット(IoT:internet of things)機器、家電機器、タブレットPC(personal computer)、PDA(personal digital assistant)、PMP(portable multimedia player)、ナビゲーション(navigation)、ドローン(drone)、先進運転支援システム(ADAS:advanced driver assistance system)のような電子機器にも搭載される。また、イメージセンサ100は、車、家具、製造設備、ドア、各種計測機器などに、部品として具備される電子機器にも搭載される。
図1を参照すれば、イメージセンサ100は、ピクセルアレイ110、ロウドライバ120、アナログ・デジタル変換(ADC:analog-to-digital converter)回路130、ランプ信号生成器140、タイミングコントローラ150、ラインバッファ160及びプロセッサ170を含んでもよい。
ピクセルアレイ110は、行列に配列された複数のピクセルPX、並びに複数のピクセルPXに接続される複数のロウラインRL、及び複数のカラムラインCLを含む。
複数のピクセルPXそれぞれは、少なくとも1つの光電変換素子(または、光感知素子)を含み、該光電変換素子は、光を感知し、感知された光を光電荷に変換することができる。例えば、該光電変換素子は、無機フォトダイオード、有機フォトダイオード、ペロブスカイトフォトダイオード、フォトトランジスタ、フォトゲートまたはピンドフォトダイオード(pinned photodiode)のように、有機物質または無機物質によって構成される光感知素子でもある。一実施形態において、複数のピクセルPXそれぞれは、複数の光電変換素子を含んでもよい。複数の光感知素子は、同一層に配置されるか、あるいは互いに垂直した方向にも積層される。
複数のピクセルPXそれぞれの上部、または隣接したピクセルPXで構成されるピクセルグループそれぞれの上部に、集光のためのマイクロレンズが配置されうる。複数のピクセルPXそれぞれは、マイクロレンズを介して受信された光から、特定スペクトル領域の光を感知することができる。例えば、ピクセルアレイ110は、レッド(red)スペクトル領域の光を電気信号に変換するレッドピクセル、グリーン(green)スペクトル領域の光を電気信号に変換するためのグリーンピクセル、及びブルー(blue)スペクトル領域の光を電気信号に変換するためのブルーピクセルを含んでもよい。複数のピクセルPXそれぞれの上部には、特定スペクトル領域の光を透過させるためのカラーフィルタが配置されうる。しかし、それに制限されるものではなく、ピクセルアレイ110は、レッド、グリーン及びブルー以外に、他のスペクトル領域の光を電気信号に変換するピクセルを含んでもよい。
一実施形態において、複数のピクセル111は、マルチレイヤ構造を有することもできる。該マルチレイヤ構造のピクセル111は、互いに異なるスペクトル領域の光を電気信号に変換する積層された光感知素子を含み、該光感知素子から、互いに異なる色相に対応する電気信号が生成されうる。言い替えれば、1つのピクセルPXから、複数の色に対応する電気信号が出力されうる。
ピクセルアレイ110は、互いに異なる色相の信号をセンシングする、第1ピクセル、第2ピクセル及び第3ピクセルが、列方向及び行方向で反復的に配置されるベイヤー(Bayer)パターンを有することができる。
図2は、図1のピクセルアレイのパターンを例示的に示す。
図2を参照すれば、ピクセルアレイ110において、レッドピクセルPX_R、グリーンピクセル、例えば、第1グリーンピクセルPX_Grが配列される行と、さらに他のグリーンピクセル、例えば、第2グリーンピクセルPX_Gb及びブルーピクセルPX_Bが配列される行とが反復的に配列され、該グリーンピクセル、例えば、第1グリーンピクセルPX_Gr及び第2グリーンピクセルPX_Gbは、互いに対角線上に位置することができる。該グリーンピクセル、例えば、第1グリーンピクセルPX_Gr及び第2グリーンピクセルPX_Gbは、輝度と密接な関連があり、全ての行に配置され、レッドピクセルPX_R及びブルーピクセルPX_Bは、各行ごとに互い違いにも配置される。
そのようなパターンは、RGBベイヤーパターンと称され、以下、本開示においては、ピクセルアレイ110が、RGBベイヤーパターンを有するものを例として挙げて説明する。しかし、本開示の技術的思想は、それに制限されるものではなく、異なる三種色相のピクセルが反復的に配列され、第2ピクセル、例えば、輝度と係わるピクセルが全ての行にマッチされながら、第2ピクセルが、隣接した行において、対角線上に位置する構造を有する多様なパターンが、ピクセルアレイ110にも適用される。例えば、レッドピクセル、2つのイエローピクセル及びブルーピクセルで構成されるRYYBパターンがピクセルアレイ110にも適用される。
ピクセルアレイ110は、複数の領域ARに区分され、複数の領域ARそれぞれは、(2n)×(2n)行列(nは、2以上の整数である)に配列される複数のピクセルPXを含んでもよい。例えば、複数の領域ARそれぞれは、図示されているように、4×4行列に配列された複数のピクセルPXを含んでもよい。このとき、複数の領域ARそれぞれは、イメージセンサ100がビニングを行う第1モードで動作するとき、本開示の例示的実施形態によるリードアウト方式が適用される基本単位であり、リードアウトされた信号を基に生成されるイメージデータの複数ビニング領域それぞれに対応しうる。本開示の例示的実施形態によるリードアウト方式によれば、複数の領域ARそれぞれにつき、少なくとも2行のロウ(row)単位で、同時に複数のピクセル信号がリードアウトされることにもなる。例えば、1つの水平期間に、少なくとも2行のロウに該当する複数のピクセルPXの複数ピクセル信号がリードアウトされることにもなる。本開示の例示的実施形態によるリードアウト方式は、図4Aないし図5Bを参照して後述する。
一方、イメージセンサ100が、第2モード、例えば、ビニングを行わないノーマルモードで動作するとき、ピクセルアレイ110は、ロウ単位で、複数のピクセル信号が順にリードアウトされうる。
続けて、図1を参照すれば、複数のロウラインRLそれぞれは、ロウ方向に延長され、同一ロウに配置されたピクセルPXにも連結される。例えば、複数のロウラインRLそれぞれは、ピクセルPXに具備される素子、例えば、複数のトランジスタそれぞれに、ロウドライバ120から出力される制御信号を伝送することができる。
複数のカラムラインCLそれぞれは、カラム方向に延長され、同一カラムに配置されたピクセルPXにも連結される。複数のカラムラインCLそれぞれは、ピクセルアレイ110のロウ単位で、ピクセルPXから出力されるピクセル信号、例えば、リセット信号及びセンシング信号を、ADC回路130に伝送することができる。前述のように、イメージセンサ100が第1モードで動作するとき、複数のカラムラインCLのうち一部は、少なくとも2行のロウ単位で、ピクセル信号を伝送することができる。
タイミングコントローラ150は、イメージセンサ100の他の構成、例えば、ロウドライバ120、ADC回路130、ランプ信号生成器140、ラインバッファ160及びプロセッサ170のタイミングを制御することができる。タイミングコントローラ150は、ロウドライバ120、ADC回路130、ランプ信号生成器140、ラインバッファ160及びプロセッサ170それぞれに対し、動作タイミングを示すタイミング信号を提供することができる。
ロウドライバ120は、タイミングコントローラ150の制御下、ピクセルアレイ110を駆動するための制御信号を生成し、複数のロウラインRLを介し、ピクセルアレイ110の複数ピクセルPXそれぞれに、制御信号を提供することができる。ロウドライバ120は、ピクセルアレイ110の複数ピクセルPXが、同時またはロウ単位で入射される光を感知するように制御することができる。また、ロウドライバ120は、複数のピクセルPXにおいて、ロウ単位、または少なくとも2行のロウ単位においてピクセルPXを選択し、選択されたピクセルPXが、ピクセル信号を、複数のカラムラインCLを介して出力するように制御することができる。
ランプ信号生成器140は、所定の傾度で増減するランプ信号RAMPを生成し、ランプ信号RAMPをADC回路130に提供することができる。
ADC回路130は、複数のピクセルPXのうち、ロウドライバ120によって選択されたロウの複数ピクセルPXからリードアウトされる複数のピクセル信号を受信し、それを、デジタルデータである複数のピクセル値に変換することができる。
ADC回路130は、複数のカラムラインCLを介し、ピクセルアレイ110から受信される複数のピクセル信号を、ランプ信号生成器140からのランプ信号RAMPを基に、デジタルデータに変換することにより、ロウ単位で、第1イメージデータIDT1、例えば、原本(raw)イメージデータを生成して出力することができる。
ADC回路130は、複数のカラムラインCLに対応する複数のADCを含み、複数のADCそれぞれは、対応するカラムラインCLを介して受信されるピクセル信号を、ランプ信号RAMPそれぞれと比較し、該比較結果を基に、ピクセル値を生成することができる。例えば、該ADCは、CDS(correlated double sampling)方式でセンシング信号からリセット信号を除去し、ピクセルPXで感知された光量を示すピクセル値を生成することができる。
ラインバッファ160は、複数のラインメモリを含み、ADC回路130から出力される複数のピクセル値を、所定のロウ単位で保存することができる。言い替えれば、ラインバッファ160は、ADC回路130から出力される第1イメージデータIDT1を、所定のロウ単位で保存することができる。例えば、ラインバッファ160は、ピクセルアレイ110の3行のロウに該当する3つのラインメモリを含み、3つのラインメモリに、ADC回路130から出力される第1イメージデータIDT1の3行のロウに該当する複数のピクセル値を保存することができる。
プロセッサ170は、ラインバッファ160に保存された第1イメージデータIDT1の複数ロウに該当する複数のピクセル値を処理することができる。プロセッサ170は、第1イメージデータIDT1に対し、ラインバッファ160に保存された所定のロウ単位で、画質補償、ビニング、ダウンサイジングなどを行うことができる。それにより、イメージ処理された出力イメージデータOIDTが、所定のロウ単位で生成されて出力されることにもなる。
一実施形態において、プロセッサ170は、第1イメージデータIDT1を、色相別に処理することができる。例えば、第1イメージデータIDT1が、レッドピクセル値、グリーンピクセル値及びブルーピクセル値を含む場合、プロセッサ170は、レッドピクセル、グリーンピクセル及びブルーピクセルそれぞれを、並列または直列に処理することができる。一実施形態において、プロセッサ170は、そのように、色相別処理を並列に行うために、複数のプロセッシング回路を含んでもよい。しかし、それに制限されるものではなく、1つのプロセッシング回路が反復しても再使用される。
プロセッサ170は、後述される本開示の例示的実施形態によるビニング方法を遂行することにより、データサイズが低減された出力イメージデータOIDTを生成することができる。
出力イメージデータOIDTは、外部プロセッサ、例えば、アプリケーションプロセッサに出力され、該アプリケーションプロセッサは、出力イメージデータOIDTを保存したり、イメージ処理したり、ディスプレイしたりすることができる。
本開示の例示的実施形態によれば、イメージセンサ100が第1動作モードで動作するとき、少なくとも2行のロウの複数ピクセル信号が同時にリードアウトされながら、垂直方向(例えば、カラム方向)にアナログ合算されうる。そのような垂直アナログ合算方式によれば、1水平期間に、少なくとも2行のロウが同時にリードアウトされるが、フレームレートが、少なくとも2倍以上上昇されうる。
垂直アナログ合算方式により、第1イメージデータIDT1が生成され、プロセッサ170は、第1イメージデータIDT1に対し、ビニングを行うことができる。それにより、出力イメージデータOIDTのデータ量が低減され、サンプリング周波数差に起因する偽色(false color)、及びジグザグ形態のノイズの発生が緩和されうる。
図3Aは、本開示の例示的実施形態による、垂直アナログ合算、及びイメージセンサの補間を示すフローチャートである。図3Aのビニング方法は、図1のイメージセンサ100においても行われる。
図3Aを参照すれば、ピクセルが光電荷を生成する(S010)。該光電荷生成方法は、図1を参照して説明し、さらに詳細な内容は、図10及び図12を参照して後述される。
光電荷が、カラム配線上において、アナログ方式で合算される(S020)。例えば、光電荷が、図1のカラムラインCL上においても合算される。該合算結果は、IDT0としても表示される。
電荷合算から生じる電圧が、アナログ・デジタル変換(ADC)により、デジタル値にも変換される(S030)。該デジタル値は、例えば、図1のADC回路130によって生成され、図1のイメージIDT1を形成することができる。それについては、図4Bを例として後述される。
イメージIDT1のピクセルは、加重値を使用しても補間される(S040)。それについては、図6を例として後述される。
補間されたデジタル値は、例えば、イメージデータOIDT(図1)としても出力される(S050)。
図3Bは、本開示の例示的実施形態による、イメージセンサのビニング方法を示すフローチャートである。図3Bの動作は、図1のイメージセンサ100においても遂行される。
図1及び図3Bを参照すれば、イメージセンサ100は、ピクセルアレイ110の複数領域ARそれぞれにつき、少なくとも2行のロウ単位で、同時に複数のピクセル信号をリードアウトすることができる(S110)。それにより、前述のように、少なくとも2行のロウの同一カラムに配置された少なくとも2つのピクセルから出力される少なくとも2つのピクセル信号が、アナログ合算されることにもなる。
イメージセンサ100は、リードアウトされた複数のピクセル信号をアナログ・デジタル変換し、第1イメージデータIDT1を生成することができる。例えば、ADC回路130は、複数のカラムラインCLを介して受信される複数のピクセル信号をアナログ・デジタル変換することにより、第1イメージデータIDT1を生成することができる。その後、デジタルビニングが行われる。
第1イメージデータIDT1は、複数のビニング領域に区分され、イメージセンサ100は、第1イメージデータIDT1の複数ビニング領域それぞれにつき、ビニング領域内のピクセル値を基に、第1ビニングを行うことができる(S130)。イメージセンサ100は、ビニング領域内において、互いに同一色相を有するピクセル値を加重合算することができる。言い替えれば、各ピクセル値に設定された加重値を付加し、該加重値が付加された値を平均合算することができる。
イメージセンサ100は、カラム方向に互いに隣接した2つのビニング領域のピクセル値を基に、補間を行うことができる(S140)。イメージセンサ100は、2つのビニング領域において、同一色相を有するピクセル値を加重合算することができる。
それにより、第1イメージデータIDT1よりサイズが低減された第2イメージデータが出力されうる(S150)。例えば、複数のビニング領域が4×4行列に配置されたピクセル値を含む場合、第2イメージデータのサイズは、ピクセルアレイ110の解像度の1/4倍に該当しうる。
以下、図4Aないし図9を参照し、本開示の例示的実施形態によるビニング方法についてさらに詳細に説明する。
図4A及び図4Bは、本開示の例示的実施形態によるリードアウト方式について説明する図面であり、図5Aないし図5Cは、本開示の例示的実施形態によるリードアウト方式によって生成される第1イメージデータを概略的に示す。
図4A及び図4Bは、ピクセルアレイ110の1つの領域ARに対するリードアウトを示す。前記領域ARは、4×4行列に配列された複数のピクセルPXを含んでもよい。
図4Aを参照すれば、第1水平期間に、第1ロウRow1及び第3ロウRow3が同時にリードアウトされうる。第1カラムC1に配置された第1グリーンピクセルGr1,Gr3のピクセル信号が、第1カラムラインCL1を介しても出力され、第4カラムC4に配置されたレッドピクセルR2,R4のピクセル信号が、第4カラムラインCL4を介しても出力される。
2つのピクセル、例えば、第1グリーンピクセルGr1,Gr3のピクセル信号が、第1カラムラインCL1を介して出力されるとき、ピクセル信号が合算されうる。ただし、ピクセルPXからピクセル信号が出力されるとき、ピクセルPXは、ソースフォロワとして動作することができ、ピクセルPX内部の寄生抵抗により、第1グリーンピクセルGr1,Gr3のピクセル信号において、相対的に高い値に隣接した値を有する合算信号が、第1グリーンピクセルGr1,Gr3に対応するピクセル信号として、第1カラムラインCL1を介し、ADC回路130に提供されうる。
一方、第2カラムC2に配置されたレッドピクセルR1,R3のうち、相対的に領域ARの外郭に配置されたレッドピクセルR1のピクセル信号が第2カラムラインCL2を介しても出力され、第3カラムC3に配置された第1グリーンピクセルGr2,Gr4のうち、相対的に領域ARの外郭に配置されたグリーンピクセルGr2のピクセル信号が第3カラムラインCL3を介しても出力される。言い替えれば、第2カラムC2及び第3カラムC3においては、第1ロウRow1及び第2ロウRow2に配置された同一色相を有するピクセルのうち、相対的に外郭に配置されたピクセルのピクセル信号がリードアウトされることにもなる。相対的に内部に配置されたピクセルのピクセル信号は、リードアウトされずに無視される。
ADC回路130は、受信されるピクセル信号を、デジタル値であるピクセル値PGr13,PR1,PGr2,PR24に変換することができる。一実施形態において、第1水平期間に生成されたピクセル値PGr13,PR1,PGr2,PR24は、同一ラインメモリ、例えば、ラインバッファ160の第1ラインメモリLM1にも保存され、第1イメージデータIDT1の一部を構成することができる。ただし、ピクセル値PGr13,PR1,PGr2,PR24は、第1イメージデータIDT1の同一ロウに該当するものではない。
図4Bを参照すれば、第1水平期間に続く第2水平期間に、第2ロウRow2及び第4ロウRow4が同時にリードアウトされうる。第1カラムC1に配置されたブルーピクセルB1,B3のピクセル信号が第1カラムラインCL1を介しても出力され、第4カラムC4に配置された第2グリーンピクセルGb2,Gb4のピクセル信号が第4カラムラインCL4を介しても出力される。このとき、図4Aを参照して説明したように、同一カラムラインに出力される2つのピクセル信号は、合算され、該合算信号がADC回路130にも提供される。
第2カラムC2に配置された第2グリーンピクセルGb1,Gb3のうち、相対的に領域ARの外郭に配置された第1グリーンピクセルGb3のピクセル信号が第2カラムラインCL2を介しても出力され、第3カラムC3に配置されたブルーピクセルB2、B4のうち、相対的に領域ARの外郭に配置されたブロックピクセルB4のピクセル信号が第3カラムラインCL3を介しても出力される。
ADC回路130は、受信されるピクセル信号を、デジタル値であるピクセル値PB13,PGb3,PB4,PGb24に変換することができる。一実施形態において、第2水平期間に生成されたピクセル値PB13,PGb3,PB4,PGb24は、同一ラインメモリ、例えば、ラインバッファ160の第2ラインメモリLM2にも保存され、第1イメージデータIDT1の一部を構成することができる。一実施形態において、第1水平期間に生成されたピクセル値PGr13,PR1,PGr2,PR24が、第1ラインメモリLM1から第2ラインメモリLM2に移動し、第2水平期間に生成されたピクセル値PB13,PGb3,PB4,PGb24が、第1ラインメモリLM1にも保存される。ラインバッファ160は、また第1ラインバッファLM1及び第2ラインバッファLM2と類似して、第3ラインバッファLM3を含み、第3ラインバッファLM3は、第1ラインバッファLM1及び第2ラインバッファLM2に連続しても使用される。
図5Aを参照すれば、第1ラインメモリLM1に保存されたピクセル値PGr13,PR1,PGr2,PR24は、第1イメージデータIDT1のビニング領域BA内において、第1ロウRow1及び第2ロウRow2を構成することができる。ピクセル値PGr13,PR24それぞれは、ピクセルアレイ110の1領域ARの第1ロウRow1及び第3ロウRow3に位置した2つのピクセルのピクセル信号の合算値であるので、例えば、2つのピクセルGr1及びGr3、またはピクセルR2及びR4(図4A)の中間地点に該当するサンプリング位置に係わるピクセル値を示すことができる。ピクセル値PR1,PGr2は、対応するピクセルR1,Gr2(図4A)の位置に係わるピクセル値を示すことができる。
図5Bを参照すれば、第2ラインメモリLM2に保存されたピクセル値PB13,PGb3,PB4,PGb24は、第1イメージデータIDT1のビニング領域BA内において、第3ロウRow3及び第4ロウRow4を構成することができる。ピクセル値PB13,PGb24それぞれは、ピクセルアレイ110の1領域ARの第2ロウRow2及び第4ロウRow4に位置した、例えば、2つのピクセルB1及びB3、またはピクセルGb2及びGb4(図4B)のピクセル信号の合算値であるので、2つのピクセルの中間地点に該当するサンプリング位置に係わるピクセル値を示すことができる。ピクセル値PGb3,PB4は、対応するピクセルGb3,B4(図4B)の位置に係わるピクセル値を示すことができる。
図5Cを参照すれば、本開示の例示的実施形態による、ピクセルアレイ110の領域ARに対するリードアウトにより、図示されているように、第1イメージデータIDT1のビニング領域BAに係わるピクセル値が決定されうる。
図6は、本開示の例示的実施形態によるビニング方法において、第1イメージデータの複数ビニング領域それぞれにつき、ビニング領域内のピクセル値を基に、第1ビニングを行うことを示す。
図6を参照すれば、ビニング領域BA内において、同一色相に対応するピクセル値が合算されることにより、第1ビニングが行われることにもなる。
例えば、第1グリーン色相に対応するピクセル値PGr13,PGr2が合算され、サンプリング位置S11に対応するピクセル値が算出されることにもなる。このとき、ピクセル値PGr13,PGr2それぞれに事前に設定された加重値が付与され、加重値が付与された値が平均合算されることにもなる。該加重値は、サンプリング位置を考慮し、事前に設定されうる。言い替えれば、前記加重値は、加重値が付与された値の平均合算の値が、事前に設定されたサンプリング位置S11に位置するようにも設定される。例えば、ピクセル値PGr13,PGr2が示すピクセルのセンター間の距離が10であり、サンプリング位置S11は、ピクセル値PGr13から3ほどの距離に位置する場合、ピクセル値PGr13,PGr2それぞれに付加される加重値の比は、7対3でもある。言い替えれば、ピクセル値PGr13にさらに高い加重値が付加されうる。
そのように、同一色相に対応する他のピクセル値それぞれのサンプリング位置S12,S13,S14に位置するように加重値が付与され、該加重値が付与された値が平均合算されうる。それにより、各サンプリング位置S11,S12,S13,S14に該当するピクセル値PGr_b,PR_b,PB_b,PGb_bが算出されうる。
図7は、本開示の例示的実施形態によるビニング方法において、隣接した2つのビニング領域のピクセル値を基に、補間を行うことを示す。
図7を参照すれば、第1イメージデータIDT1は、複数のビニング領域BAn-1,BAn,BAn+1を含んでもよい。複数のビニング領域BAn-1,BAn,BAn+1間において補間が行われ、それにより、ターゲットサンプリング位置TS1,TS2,TS3,TS4に対応するピクセル値が生成されることにもなる。
ビニング領域BAnにおいて、ターゲットサンプリング位置に対応するピクセル値を生成することを例に挙げて説明する。図6を参照して説明したように、ビニング領域BAnには、サンプリング位置S11,S12,S13,S14に該当するピクセル値PGr_b,PR_b,PB_b,Gb_bが算出され、ピクセル値PGr_b,PR_b,PB_b,PGb_bは、隣接した他のビニング領域BAn-1,BAn+1において、同一色相のピクセル値のうち、最も近くの位置に対応するピクセル値とも合算される。合算されるピクセル値それぞれには、設定された加重値が付加され、該加重値は、ピクセル値それぞれの位置、及びターゲットサンプリング位置を考慮しても設定される。該ピクセル値に対応する位置と、ターゲットサンプリング位置との距離が近いほど、さらに高い加重値が設定されうる。そのように、補間により、ビニング領域BAnのターゲットサンプリング位置TS1,TS2,TS3,TS4に対応するピクセル値PGr_t,PR_t,PB_t,PGb_tが算出されることにもなる。
それにより、4×4行列に配列された複数のピクセルPXから、リードアウトによる垂直アナログ合算及びビニングを介し、2×2行列に配列されたピクセル値を含む第2イメージデータが生成されうる。
図8は、本開示の例示的実施形態によるビニング方法を示すフローチャートである。図8のビニング方法は、図1のイメージセンサ100においても遂行される。段階S210,S220,S230,S240は、図3の段階S110,S120,S130及びS140とそれぞれ同一である。従って、重複説明は、省略する。
段階S220において、第1イメージデータIDT1を生成した後、イメージセンサ100は、グリーンピクセルに対し、第2ビニングを行うことができる(S250)。イメージセンサ100は、第1イメージデータIDT1の複数ビニング領域それぞれにつき、ビニング領域内の少なくとも2つのグリーンピクセル値と、前記ビニング領域に隣接した他のビニング領域内のグリーンピクセル値と、を合算することができる。例えば、ビニング領域と異なるビニング領域は、カラム方向に互いに隣接することができる。ピクセルそれぞれにつき、サンプリング位置を考慮して加重値が付加され、加重値が付加された値を平均合算することができる。図9を参照し、第2ビニングについて詳細に説明する。
図9は、本開示の例示的実施形態によるビニング方法において、グリーンピクセルに適用される第2ビニングについて説明する図面である。
図9を参照すれば、ビニング領域BAn及びビニング領域BAn-1は、カラム方向に最も隣接する。
ビニング領域BAnの第1グリーンピクセルに対応するピクセル値PGr13,PGr2と、ビニング領域BAn-1において、ビニング領域BAnの第1グリーンピクセルに最も隣接した第2グリーンピクセルに対応するピクセル値PGb3とが合算されうる。このとき、該合算値がターゲットサンプリング位置TS1に位置するように、各ピクセル値に加重値が付与され、該加重値が付与された値が平均合算されうる。それにより、ターゲットサンプリング位置TS1に該当するグリーンピクセルのピクセル値PGr_t’が生成されうる。そのような方式により、ビニング領域BAnにおいて、グリーンピクセルに対応するターゲットサンプリング位置に、グリーンピクセルのピクセル値が決定されることにより、グリーンピクセルのピクセル値を含む第3イメージデータIDT3が生成されることにもなる。
段階S240の補間遂行時には、図7に図示されているように、合算されるピクセル値間の距離が遠い。しかし、第2ビニング方式によれば、ビニング領域BAnにおいて、最も近い距離にあるグリーンピクセルのピクセル値が、ビニング領域BAnのピクセル値と合算されうる。従って、さらに隣接したピクセルに対応するピクセル値を基に、ビニングが行われることにもなる。
再び図8を参照すれば、第1グリーンピクセルと第2グリーンピクセルとのピクセル値差を基に、第2イメージデータと第3イメージデータとが併合されうる(S270)。前述のように、第3イメージデータは、グリーンピクセルに係わるピクセル値を含んでもよい。従って、第2イメージデータにおいて、グリーンピクセルに係わるピクセル値と、第3イメージデータにおいて、グリーンピクセルに係わるピクセル値とが併合されうる。段階S280において、併合されたイメージが出力されうる。
このとき、第2ビニング遂行時に利用された第1グリーンピクセル及び第2グリーンピクセルのピクセル値のうち、最も隣接したピクセルに対応するピクセル値の差を基に、第2イメージデータ及び第3イメージデータが併合されうる。
例えば、ピクセル値の差が第1基準値未満である場合、言い替えれば、ピクセル値の差が非常に小さい場合、第3イメージデータのグリーンピクセルのピクセル値が、出力されるイメージデータに適用されることにもなる。言い替えれば、第2イメージデータのレッドピクセル及びブルーピクセルに係わるピクセル値、及び第3イメージデータのグリーンピクセルに係わるピクセル値が、出力されるイメージデータにも含まれる。反対に、ピクセル値の差が第2基準値を超える場合、言い替えれば、ピクセル値の差が非常に大きい場合、第2イメージデータが、出力されるイメージデータとして選択されることにもなる。言い替えれば、第3イメージデータのグリーンピクセル値は、出力されるイメージデータに反映されないのである。前記差値とスレッシュホールド値との比較は、ジグザグアーティファクト及び偽色アーティファクトのようなアーティファクトを低減させるのに有用な非線形段階を提供することができる。
ピクセル値の差が第1基準値以上であり、第2基準値未満である場合、その差を、第1基準値及び第2基準値を基に、1以下の値に変換し、変換された値に相応し、第2イメージデータ及び第3イメージデータそれぞれに加重値を適用し、加重値が適用された値を合算することができる。例えば、ピクセル値の差が変換された値が0.6である場合、第2イメージデータのグリーンピクセルのピクセル値に0.4を、第3イメージデータのグリーンピクセルのピクセル値に0.6の加重値を適用し、加重値が適用された値を合算することができる。グリーンピクセルの合算されたピクセル値と、第2イメージデータのレッドピクセル及びブルーピクセルのピクセル値とを基に、出力イメージデータ生成されうる。
図10は、本開示の例示的実施形態によるピクセルの一例を示す。
図10を参照し、ピクセルPXは、光電変換素子11及びピクセル回路12を含み、ピクセル回路12は、複数のトランジスタ、例えば、伝送トランジスタTX、リセットトランジスタRX、駆動トランジスタDX及びスイッチングトランジスタSXを含んでもよい。
光電変化素子11は、例えば、フォトダイオードでもある。該フォトダイオードは、入射される光の強度によって可変される光電荷を生成する。伝送トランジスタTXは、ロウドライバ120(図1)から提供される伝送制御信号TSにより、光電荷をフローティングディフュージョンノードFDに伝送することができる。駆動トランジスタDXは、フローティングディフュージョンノードFDに蓄積された光電荷による電圧を増幅して出力することができる。駆動トランジスタDXは、ソースフォロワとして動作することができる。選択トランジスタSXのドレインノードが、駆動トランジスタDXのソースノードに連結され、ロウドライバ120から出力される選択信号SELに応答し、選択トランジスタSXがターンオンされると、ピクセルPXに連結されたカラムラインCLに、フローティングデ-ピュジョンノードFDの電圧レベルに相応するレベルのピクセル信号APSが出力されうる。リセットトランジスタRXは、ロウドライバ120から提供されるリセット信号RSにより、フローティングデ-ピュジョンノードFDを電源電圧VDDを基にリセットすることができる。
なお、図4A及び図4Bを参照して説明したように、ピクセルアレイ110において、少なくとも2行のロウが同時にリードアウトされ、このとき、ピクセルアレイ110の1領域ARの中心部に位置するピクセルは、リードアウトされない。従って、2行のロウが同時にリードアウトされるとき、前記ピクセルは、選択されないのである。リードアウトされるピクセルは、活性レベルの第1選択信号SEL1に応答し、カラムラインCLに連結され、リードアウトされないピクセルは、非活性レベルの第2選択信号SEL2に応答し、カラムラインCLとの連結が遮断されることにもなる。それにより、同じロウに位置するピクセルにおいても、選択的にピクセル信号が出力されるか、あるいは出力されないのである。
図11Aは、テトラパターンのピクセルアレイを示し、図11Bは、テトラパターンのピクセルアレイが本開示の例示的実施形態によるイメージセンサに適用される例を示す。
図11Aを参照すれば、ピクセルアレイ110aは、テトラパターンを有する。レッドピクセルPX_R、第1グリーンピクセルPX_Gr、第2グリーンピクセルPX_Gb及びブルーピクセルPX_Bが、それぞれ2×2行列に配列され、前記パターンが行列でもって反復されうる。そのようなパターンを、クアッドベイヤーパターンとも称する。
一実施形態において、2×2行列に配列されたピクセルは、図12に図示されているように、それぞれ光電変換素子を含み、フローティングディフュージョンノード及びピクセル回路を共有することができる。それにより、図11Bに図示されているように、2×2行列に配列されたピクセルは、例えば、1つのビッグピクセルPX_R1,PX_Gr1,PX_Gb1,PX_B1として動作することができる。ビッグピクセルは、ベイヤーパターンを構成することができる。それにより、前述のように、本開示の例示的実施形態によるビニング方法が適用されうる。リードアウト段階において、第1水平期間に、第1ロウRow1及び第3ロウRow3が同時にリードアウトされ、第2水平期間に、第2ロウRow2及び第4ロウRow4が同時にリードアウトされることにもなる。
図12は、本開示の例示的実施形態によるピクセルの一例を示す。
図12を参照すれば、ピクセルPXaは、複数の光電変換素子22a,22b,22c,22d及びピクセル回路12を含んでもよい。例えば、ピクセルPXaは、4個の光電変換素子22a,22b,22c,22dを含み、一部実施形態において、光電変換素子として、4個のフォトダイオードPD1A,PD1B,PD1C,PD1Dを含んでもよい。複数の光電変換素子22a,22b,22c,22dそれぞれの上部には、マイクロレンズが配置されうる。従って、マイクロレンズと光電変換素子との組み合わせが1つのピクセルとも称され、それにより、図12のピクセルPXaは、4個のピクセルとも見なされる。
ピクセル回路12は、複数の光電変換素子22a,22b,22c,22dそれぞれに連結された第1伝送トランジスタTx1ないし第4伝送トランジスタTX4、リセットトランジスタRX1、駆動トランジスタDX1及び選択トランジスタSX1を含んでもよい。
フローティングディフュージョンノードFDは、4個の光電変換素子22a,22b,22c,22d、及び4個の伝送トランジスタTX1,TX2,TX3,TX4によっても共有される。伝送トランジスタTX1,TX2,TX3,TX4は、トランスファゲートTG1,TG2,TG3,TG4の電圧により、4個の第1フォトダイオードPD1A,PD1B,PD1C,PD1Dそれぞれを、フローティングディフュージョンノードFD1と連結させたり遮断させたりすることができる。
第1フォトダイオードPD1A,PD1B,PD1C,PD1Dに入射された光は、光電変換により、フォトダイオードPD1A,PD1B,PD1C,PD1D内に、電荷としても蓄積される。フォトダイオードPD1A,PD1B,PD1C,PD1Dに蓄積された電荷が、フローティングディフュージョンノードFD1に伝達されると、ドライブトランジスタDX1及び選択トランジスタSX1を経て、第1アナログ電圧V1outとして、外部にも出力される。フローティングディフュージョンノードFD1の電圧変化に対応する第1アナログ電圧V1outは、外部のリードアウト回路(図示せず)にも伝送される。
本実施形態によるピクセルPXaは、図11Aのピクセルアレイ110aに適用されうる。例えば、ピクセルPXaの4個の光電変換素子22a,22b,22c,22dが2X2に配列された各ピクセルに対応しうる。言い替えれば、2X2に配列された各ピクセルは、図12のピクセルPXaのように、フローティングディフュージョンノードFDを共有することができる。伝送トランジスタTX1,TX2,TX3,TX4は、同時にターンオンまたはターンオフされることにより、図11Bに図示されているように、2X2に配列されたピクセルが、1つのビッグピクセルとして動作することができる。一実施形態において、ビッグピクセルとして動作するとき、伝送トランジスタTX1,TX2,TX3,TX4のうち一部だけターンオンまたはターンオフされ、残りは、ターンオフ状態を維持することができる。
図13は、本開示の例示的実施形態によるイメージセンサが適用されるマルチカメラモジュールを含む電子装置のブロック図である。図14は、図13のカメラモジュールの詳細ブロック図である。
図13を参照すれば、電子装置1000は、カメラモジュールグループ1100、アプリケーションプロセッサ1200、PMIC(power management integrated circuit)1300及び外部メモリ1400を含んでもよい。
カメラモジュールグループ1100は、複数のカメラモジュール1100a,1100b,1100cを含んでもよい。たとえ図面には、3個のカメラモジュール1100a,1100b,1100cが配置された実施形態が図示されているにしても、本実施形態は、それに制限されるのではない。いくつかの実施形態において、カメラモジュールグループ1100は、2個のカメラモジュールのみを含むように変形されても実施される。また、いくつかの実施形態において、カメラモジュールグループ1100は、n個(nは、4以上の自然数である)のカメラモジュールを含むように変形されても実施される。
以下、図14を参照し、カメラモジュール1100bの詳細構成につき、さらに具体的に説明するが、以下の説明は、本実施形態により、他のカメラモジュール1100a,1100bについても、同一に適用されうる。
図14を参照すれば、カメラモジュール1100bは、プリズム1105、光学経路フォールディング要素(OPFE:optical path folding element)1110、アクチュエータ1130、イメージセンシング装置1140及び保存部1150を含んでもよい。
プリズム1105は、光反射物質の反射面1107を含み、外部から入射される光Lの経路を変形させることができる。
いくつかの実施形態において、プリズム1105は、第1方向Xに入射される光Lの経路を、第1方向Xに垂直である第2方向Yに変更させることができる。また、プリズム1105は、光反射物質の反射面1107を、中心軸1106を中心にA方向に回転させるか、あるいは中心軸1106をB方向に回転させ、第1方向Xに入射される光Lの経路を、垂直である第2方向Yに変更させることができる。このとき、OPFE 1110も、第1方向X及び第2方向Yと垂直である第3方向Zに移動することができる。
いくつかの実施形態において、図示されているように、プリズム1105のA方向最大回転角度は、プラス(+)A方向には、15°以下であり、マイナス(-)A方向には、15°よりも大きくなるが、本実施形態は、それに制限されるものではない。
いくつかの実施形態において、プリズム1105は、プラス(+)B方向またはマイナス(-)B方向に20°前後、または10°から20°、または15°から20°の間で動くことができ、ここで、動く角度は、プラス(+)B方向またはマイナス(-)B方向に同一角度で動くか、あるいは1°前後の範囲で、ほぼ類似した角度まで動くことができる。
いくつかの実施形態において、プリズム1105は、光反射物質の反射面1106を、中心軸1106の延長方向と平行な、例えば、第3方向Zに移動することができる。
OPFE 1110は、例えば、m(ここで、mは、自然数である)個のグループによってなる光学レンズを含んでもよい。m個のレンズは、第2方向Yに移動し、カメラモジュール1100bの光学ズーム倍率(optical zoom ratio)を変更することができる。例えば、カメラモジュール1100bの基本光学ズーム倍率をzとするとき、OPFE 1110に含まれたm個の光学レンズを移動させる場合、カメラモジュール1100bの光学ズーム倍率は、3zまたは5z、あるいは5z以上の光学ズーム倍率にも変更される。
アクチュエータ1130は、OPFE 1110または光学レンズ(以下、「光学レンズ」とする)を特定位置に移動させることができる。例えば、アクチュエータ1130は、正確なセンシングのために、イメージセンサ1142が光学レンズの焦点長(focal length)に位置するように、光学レンズの位置を調整することができる。
イメージセンシング装置1140は、イメージセンサ1142、制御ロジック1144及びメモリ1146を含んでもよい。イメージセンサ1142は、光学レンズを介して提供される光Lを利用し、センシング対象のイメージをセンシングすることができる。前述の本開示の例示的実施形態によるビニング方法を遂行するイメージセンサ100(図1)が、イメージセンサ1142としても適用される。従って、イメージセンシング装置1140が第1モードで動作するとき、フレームレートが上昇され、生成されるイメージデータのサイズが低減され、画質が向上されるのである。例えば、該フレームレートは、回路インターフェース帯域幅及び計算帯域幅に基づいて達成可能なフレームレートでもある。イメージセンサ100(イメージセンサ1142の例示的な詳細事項を提供するもの)は、フレームレートが高いものを許容することができる。
制御ロジック1144は、カメラモジュール1100bの全般的な動作を制御することができる。例えば、制御ロジック1144は、制御信号ラインCSLbを介して提供された制御信号により、カメラモジュール1100bの動作を制御することができる。
メモリ1146は、カリブレーションデータ1147のように、カメラモジュール1100bの動作に必要な情報を保存することができる。カリブレーションデータ1147は、カメラモジュール1100bが、外部から提供された光Lを利用し、イメージデータを生成するのに必要な情報を含んでもよい。カリブレーションデータ1147は、例えば、前述の回転度(degree of rotation)に係わる情報、焦点長に係わる情報、光学軸(optical axis)に係わる情報などを含んでもよい。カメラモジュール1100bが、光学レンズの位置によって焦点長が変わるマルチステート(multi state)カメラ形態によって具現される場合、カリブレーションデータ1147は、光学レンズの各位置別(または、ステート別)焦点長値とオートフォーカシング(auto focusing)に係わる情報を含んでもよい。
保存部1150は、イメージセンサ1142を介してセンシングされたイメージデータを保存することができる。保存部1150は、イメージセンシング装置1140の外部に配置され、イメージセンシング装置1140を構成するセンサチップとスタックされた(stacked)形態にも具現される。いくつかの実施形態において、保存部1150は、EEPROM(electrically erasable programmable read only memory)によっても具現されるが、本実施形態は、それに制限されるものではない。
図13及び図14を共に参照すれば、いくつかの実施形態において、複数のカメラモジュール1100a,1100b,1100cそれぞれは、アクチュエータ1130を含んでもよい。それにより、複数のカメラモジュール1100a,1100b,1100cそれぞれは、その内部に含まれたアクチュエータ1130の動作による、互いに同一であるか、あるいは互いに異なるカリブレーションデータ1147を含んでもよい。
いくつかの実施形態において、複数のカメラモジュール1100a,1100b,1100cのうち、例えば、1つのカメラモジュール1100bは、前述のプリズム1105とOPFE 1110とを含むフォールデッドレンズ(folded lens)状のカメラモジュールであり、例えば、残りカメラモジュール1100a,1100bは、プリズム1105とOPFE 1110とが含まれていないバーティカル(vertical)状のカメラモジュールでもあるが、本実施形態は、それらに制限されるものではない。
いくつかの実施形態において、複数のカメラモジュール1100a,1100b,1100cのうち、例えば、1つのカメラモジュール1100cは、例えば、IR(infrared ray)を利用し、深さ(depth)情報を抽出するバーティカル状のデプスカメラ(depth camera)でもある。その場合、アプリケーションプロセッサ1200は、例えば、そのようなデプスカメラから提供されたイメージデータと異なるカメラモジュール1100aまたは1100bから提供されたイメージデータを併合(merge)し、三次元深さイメージ(3D depth image)を生成することができる。
いくつかの実施形態において、複数のカメラモジュール1100a,1100b,1100cのうち、例えば、少なくとも2つのカメラモジュール1100a,1100bは、互いに異なる観測視野(field of view)(視野角)を有することができる。その場合、例えば、複数のカメラモジュール1100a,1100b,1100cのうち、例えば、少なくとも2つのカメラモジュール1100a,1100bの光学レンズが互いに異なりうるが、それに制限されるものではない。
また、いくつかの実施形態において、複数のカメラモジュール1100a,1100b,1100cそれぞれの視野角は、互いに異なりもする。その場合、複数のカメラモジュール1100a,1100b,1100cそれぞれに含まれた光学レンズも、互いに異なりもするが、それに制限されるものではない。
いくつかの実施形態において、複数のカメラモジュール1100a,1100b,1100cそれぞれは、互いに物理的に分離されても配置される。すなわち、1つのイメージセンサ1142のセンシング領域を、複数のカメラモジュール1100a,1100b,1100cが分割して使用するのではなく、複数のカメラモジュール1100a,1100b,1100cそれぞれの内部に、独立したイメージセンサ1142が配置されうる。
再び図13を参照すれば、アプリケーションプロセッサ1200は、イメージ処理装置1210、メモリコントローラ1220、内部メモリ1230を含んでもよい。アプリケーションプロセッサ1200は、複数のカメラモジュール1100a,1100b,1100cと分離されても具現される。例えば、アプリケーションプロセッサ1200と複数のカメラモジュール1100a,1100b,1100cは、別途の半導体チップとして、互いに分離されても具現される。
イメージ処理装置1210は、複数のサブイメージプロセッサ1212a,1212b,1212c、イメージ生成器1214及びカメラモジュールコントローラ1216を含んでもよい。
イメージ処理装置1210は、複数のカメラモジュール1100a,1100b,1100cの個数に対応する個数の複数サブイメージプロセッサ1212a,1212b,1212cを含んでもよい。
それぞれのカメラモジュール1100a,1100b,1100cから生成されたイメージデータは、互いに分離されたイメージ信号ラインISLa,ISLb,ISLcを介し、対応するサブイメージプロセッサ1212a,1212b,1212cに提供されうる。例えば、カメラモジュール1100aから生成されたイメージデータは、イメージ信号ラインISLaを介し、サブイメージプロセッサ1212aにも提供され、カメラモジュール1100bから生成されたイメージデータは、イメージ信号ラインISLbを介し、サブイメージプロセッサ1212bにも提供され、カメラモジュール1100cから生成されたイメージデータは、イメージ信号ラインISLcを介し、サブイメージプロセッサ1212cにも提供される。そのようなイメージデータ伝送は、例えば、MIPI(mobile industry processor interface)に基づくカメラ直列インターフェース(CSI:camera serial interface)を利用しても行われる、本実施形態は、それに制限されるものではない。
なお、いくつかの実施形態において、1つのサブイメージプロセッサが、複数個のカメラモジュールに対応するようにも配置される。例えば、サブイメージプロセッサ1212aとサブイメージプロセッサ1212cとが、図示されているように、互いに分離されて具現されるのではなく、1つのサブイメージプロセッサに統合されて具現され、カメラモジュール1100aとカメラモジュール1100cとから提供されたイメージデータは、選択素子(例えば、マルチプレクサ)などを介して選択された後、統合されたサブイメージプロセッサにも提供される。
それぞれのサブイメージプロセッサ1212a,1212b,1212cに提供されたイメージデータは、イメージ生成器1214にも提供される。イメージ生成器1214は、イメージ生成情報(generating information)またはモード信号(mode signal)により、それぞれのサブイメージプロセッサ1212a,1212b,1212cから提供されたイメージデータを利用し、出力イメージを生成することができる。
具体的には、イメージ生成器1214は、イメージ生成情報またはモード信号により、互いに異なる視野角を有するカメラモジュール1100a,1100b,1100cから生成されたイメージデータのうち少なくとも一部を併合し、出力イメージを生成することができる。また、イメージ生成器1214は、イメージ生成情報またはモード信号により、互いに異なる視野角を有するカメラモジュール1100a,1100b,1100cから生成されたイメージデータのうちいずれか一つを選択し、出力イメージを生成することができる。
いくつかの実施形態において、イメージ生成情報は、ズーム信号(zoom signalまたはzoom factor)を含んでもよい。また、いくつかの実施形態において、該モード信号は、例えば、ユーザから選択されたモードに基づく信号でもある。
イメージ生成情報がズーム信号(ズームファクタ)であり、それぞれのカメラモジュール1100a,1100b,1100cが互いに異なる観測視野(視野角)を有する場合、イメージ生成器1214は、ズーム信号の種類により、互いに異なる動作を遂行することができる。例えば、該ズーム信号が第1信号である場合、カメラモジュール1100aから出力されたイメージデータと、カメラモジュール1100cから出力されたイメージデータとを併合した後、併合されたイメージ信号と、併合に使用されていないカメラモジュール1100bから出力されたイメージデータとを利用して、出力イメージを生成することができる。もしズーム信号が第1信号と異なる第2信号である場合、イメージ生成器1214は、そのようなイメージデータ併合を行わず、それぞれのカメラモジュール1100a,1100b,1100cから出力されたイメージデータのうちいずれか一つを選択し、出力イメージを生成することができる。しかし、本実施形態は、それに制限されるものではなく、必要により、イメージデータを処理する方法は、いかようにも変形されても実施される。
いくつかの実施形態において、イメージ生成器1214は、複数のサブイメージプロセッサ1212a,1212b,1212cのうち少なくとも一つから、露出時間が異なる複数のイメージデータを受信し、複数のイメージデータにつき、HDR(high dynamic range)処理を行うことにより、ダイナミックレンジが増大された併合されたイメージデータを生成することができる。
カメラモジュールコントローラ1216は、それぞれのカメラモジュール1100a,1100b,1100cに制御信号を提供することができる。カメラモジュールコントローラ1216から生成された制御信号は、互いに分離された制御信号ラインCSLa,CSLb,CSLcを介し、対応するカメラモジュール1100a,1100b,1100cにも提供される。
複数のカメラモジュール1100a,1100b,1100cのうちいずれか一つは、ズーム信号を含むイメージ生成情報、またはモード信号により、例えば、マスター(master)カメラ1100bにも指定され、例えば、残りカメラモジュール1100a,1100cは、スレーブ(slave)カメラにも指定される。そのような情報は、制御信号に含まれ、互いに分離された制御信号ラインCSLa,CSLb,CSLcを介し、対応するカメラモジュール1100a,1100b,1100cにも提供される。
ズームファクタまたは動作モード信号により、マスター及びスレーブとして動作するカメラモジュールが変更されうる。例えば、カメラモジュール1100aの視野角が、カメラモジュール1100bの視野角より広く、ズームファクタが低いズーム倍率を示す場合、カメラモジュール1100bがマスターとして動作し、カメラモジュール1100aがスレーブとして動作することができる。反対に、ズームファクタが高いズーム倍率を示す場合、カメラモジュール1100aがマスターとして動作し、カメラモジュール1100bがスレーブとして動作することができる。
いくつかの実施形態において、カメラモジュールコントローラ1216から、それぞれのカメラモジュール1100a,1100b,1100cに提供される制御信号は、シンクイネーブル信号(sync enable)信号を含んでもよい。例えば、カメラモジュール1100bがマスターカメラであり、カメラモジュール1100a,1100cがスレーブカメラである場合、カメラモジュールコントローラ1216は、カメラモジュール1100bに、シンクイネーブル信号を伝送することができる。そのようなシンクイネーブル信号を提供されたカメラモジュール1100bは、提供されたシンクイネーブル信号を基に、シンク信号(sync signal)を生成し、生成されたシンク信号を、シンク信号ラインSSLを介し、カメラモジュール1100a,1100cに提供することができる。カメラモジュール1100bとカメラモジュール1100a,1100cは、そのようなシンク信号に同期化され、イメージデータをアプリケーションプロセッサ1200に伝送することができる。
いくつかの実施形態において、カメラモジュールコントローラ1216から、複数のカメラモジュール1100a,1100b,1100cに提供される制御信号は、モード信号によるモード情報を含んでもよい。そのようなモード情報に基づき、複数のカメラモジュール1100a,1100b,1100cは、センシング速度と係わり、第1動作モード及び第2動作モードで動作することができる。
複数のカメラモジュール1100a,1100b,1100cは、第1動作モードにおいて、第1速度でイメージ信号を生成(例えば、第1フレームレートのイメージ信号を生成)し、それを第1速度より高い第2速度でエンコーディング(例えば、第1フレームレートより高い第2フレームレートのイメージ信号をエンコーディング)し、エンコーディングされたイメージ信号を、アプリケーションプロセッサ1200に伝送することができる。このとき、該第2速度は、第1速度の30倍以下でもある。
アプリケーションプロセッサ1200は、受信されたイメージ信号、言い替えれば、エンコーディングされたイメージ信号を、内部に具備される内部メモリ1230またはアプリケーションプロセッサ1200外部の外部メモリ1400に保存し、その後、内部メモリ1230または外部メモリ1400から、エンコーディングされたイメージ信号を読み取ってデコーディングして、デコーディングされたイメージ信号に基づいて生成されるイメージデータをディスプレイすることができる。例えば、イメージ処理装置1210の複数サブプロセッサ1212a,1212b,1212cにおいて、対応するサブプロセッサがデコーディングを行うことができ、またデコーディングされたイメージ信号につき、イメージ処理を行うことができる。
複数のカメラモジュール1100a,1100b,1100cは、第2動作モードにおいて、第1速度より低い第3速度で、イメージ信号を生成(例えば、第1フレームレートより低い第3フレームレートのイメージ信号を生成)し、イメージ信号をアプリケーションプロセッサ1200に伝送することができる。アプリケーションプロセッサ1200に提供されるイメージ信号は、エンコーディングされていない信号でもある。アプリケーションプロセッサ1200は、受信されるイメージ信号につき、イメージ処理を行うか、あるいはイメージ信号を内部メモリ1230または外部メモリ1400に保存することができる。
PMIC 1300は、複数のカメラモジュール1100a,1100b,1100cそれぞれに、電力、例えば、電源電圧を供給することができる。例えば、PMIC 1300は、アプリケーションプロセッサ1200の制御下、パワー信号ラインPSLaを介し、カメラモジュール1100aに第1電力を供給し、パワー信号ラインPSLbを介し、カメラモジュール1100bに第2電力を供給し、パワー信号ラインPSLcを介し、カメラモジュール1100cに第3電力を供給することができる。
PMIC 1300は、アプリケーションプロセッサ1200からの電力制御信号PCONに応答し、複数のカメラモジュール1100a,1100b,1100cそれぞれに対応する電力を生成し、また電力のレベルを調整することができる。電力制御信号PCONは、複数のカメラモジュール1100a,1100b,1100cの動作モード別に電力調整信号を含んでもよい。例えば、動作モードは、低電力モード(low power mode)を含み、このとき、電力制御信号PCONは、低電力モードで動作するカメラモジュール、及び設定される電力レベルに対する情報を含んでもよい。複数のカメラモジュール1100a,1100b,1100cそれぞれに提供される電力のレベルは、互いに同一でもあり、あるいは互いに異なってもいる。また、電力のレベルは、動的に変更されうる。
以上のように、図面と明細書とにおいて、例示的な実施形態が開示された。本明細書において、特定の用語を使用し、本実施形態について説明されたが、それらは、単に本開示の技術的思想について説明するための目的で使用されたものであり、意味限定や特許請求の範囲に記載された本開示の範囲を制限するために使用されたものではない。従って、本技術分野の当業者であるならば、それらから多様な変形、及び均等な他の実施形態が可能であるという点を理解するであろう。従って、本開示の真の技術的保護範囲は、特許請求の範囲の技術的思想によって定められるものである。
100 イメージセンサ
110 ピクセルアレイ
120 ロウドライバ
130 アナログ・デジタル変換(ADC)回路
140 ランプ信号生成器
150 タイミングコントローラ
160 ラインバッファ
170 プロセッサ
PX,PXa ピクセル

Claims (20)

  1. イメージセンサのビニング方法において、ピクセルアレイは、(2n)×(2n)行列に配列される複数のピクセル(nは、2以上の整数である)を含む複数の領域に区分されており、前記方法は、
    前記複数の領域それぞれにつき、少なくとも2行のロウ単位で、同時に複数のピクセル信号をリードアウトする段階と、
    リードアウトされた複数のピクセル信号をアナログ・デジタル変換することにより、第1イメージデータを生成する段階であって、前記第1イメージデータは、前記ピクセルアレイの前記複数の領域に対応する複数のビニング領域を含む、段階と、
    前記複数のビニング領域それぞれにつき、ビニング領域内の同一色相を有する2つのピクセル値を基に、第1合算値を生成する段階と、
    カラム方向に隣接した2つのビニング領域において、同一色相を示す2つの前記第1合算値を基に、前記2つのビニング領域それぞれにつき、第2合算値を生成する段階と、を含む、方法。
  2. 前記リードアウトする段階は、
    前記少なくとも2行のロウの第1カラムに配置された第1色相を有する少なくとも2つの第1ピクセルから同時にピクセル信号をリードアウトし、前記少なくとも2行のロウの第2カラムに配置された第2色相を有する少なくとも2つの第2ピクセルのうち1つの第2ピクセルからピクセル信号をリードアウトすることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記1つの第2ピクセルは、
    前記少なくとも2つの第2ピクセルのうち、領域内で相対的に外郭に配置されたことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1イメージデータを生成する段階は、
    アナログ・デジタル変換回路が、第1カラムラインを介し、前記少なくとも2つの第1ピクセルのピクセル信号の和に該当する合算信号を受信し、前記合算信号をアナログ・デジタル変換し、前記少なくとも2つの第1ピクセルの中間地点に該当する第1サンプリング位置に係わるピクセル値として生成する段階を含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 前記第1合算値を生成する段階は、
    前記2つのピクセル値に対して加重値をそれぞれ付与し、加重値が付与された値を平均合算することを特徴とする請求項1~4のうちの何れか1項に記載の方法。
  6. 前記2つのピクセル値それぞれに付与される前記加重値は、前記平均合算の結果による前記第1合算値が位置するようになる第2サンプリング位置を基に設定されることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記第2合算値を生成する段階は、
    前記2つの第1合算値に対して加重値をそれぞれ付与して平均合算し、前記平均合算の結果による前記第2合算値を第3サンプリング位置に係わるピクセル値として生成することを特徴とする請求項1~6のうちの何れか1項に記載の方法。
  8. 前記第1イメージデータの複数ビニング領域それぞれにつき、ビニング領域内の少なくとも2つの第1ピクセル値、及び前記ビニング領域に隣接した他のビニング領域内の第1ピクセル値を基に、第3合算値を生成する段階と、
    少なくとも2つの第1ピクセルに対し、前記第2合算値と前記第3合算値とを併合する段階と、をさらに含むことを特徴とする請求項1~7のうちの何れか1項に記載の方法。
  9. 前記併合する段階は、
    前記ビニング領域の第1ピクセル値と、前記他のビニング領域の第1ピクセル値との差を基に遂行され、前記差が第1スレッシュホールド値未満であるならば、前記第3合算値が出力されるイメージデータに含まれ、前記差が第2スレッシュホールド値を超えるならば、前記第2合算値が出力される前記イメージに含まれ、前記差が第1スレッシュホールド値以上、前記第2スレッシュホールド値以下であるならば、前記第2合算値と前記第3合算値とのそれぞれに、前記差に基づく加重値が付加され、加重値が付加された値の合算値が前記出力されるイメージデータに含まれることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. (2n)×(2n)行列に配列されるピクセル(nは、2以上の整数である)を含む四角形状の複数領域に区分されるピクセルアレイと、
    複数のカラムラインを介し、前記ピクセルアレイから受信される複数のピクセル信号をリードアウトし、リードアウトされた複数のピクセル信号を、複数のピクセル値に変換するアナログ・デジタル変換回路と、
    前記ピクセルアレイに連結される複数のロウラインを介して制御信号を提供し、前記ピクセルアレイから、少なくとも2行のロウ単位で、同時に複数のピクセル信号が出力されるように制御する前記制御信号を生成するロウドライバと、
    前記アナログ・デジタル変換回路から出力される第1イメージデータを、所定のライン単位で保存するラインバッファと、
    前記ラインバッファに保存された第1イメージデータについてビニングを行うプロセッサと、
    を含む、イメージセンサ。
  11. 前記ロウドライバは、
    前記少なくとも2行のロウの第1カラムに配置された少なくとも2つの第1ピクセルが同時にピクセル信号を出力し、前記少なくとも2行のロウの第2カラムに配置された第2ピクセルのうち1つの第2ピクセルがピクセル信号を出力するように制御することを特徴とする請求項10に記載のイメージセンサ。
  12. 前記アナログ・デジタル変換回路は、
    第1カラムラインを介し、前記少なくとも2つの第1ピクセルのピクセル信号の和に該当する合算信号を受信し、前記合算信号をアナログ・デジタル変換し、前記少なくとも2つの第1ピクセルの中間地点に該当する第1サンプリング位置に係わるピクセル値として生成することを特徴とする請求項11に記載のイメージセンサ。
  13. 前記プロセッサは、
    前記第1イメージデータに含まれる複数のビニング領域それぞれにつき、ビニング領域内の同一色相を有する2つのピクセル値を基に、第1合算値を生成することを特徴とする請求項10~12のうちの何れか1項に記載のイメージセンサ。
  14. 前記プロセッサは、
    前記2つのピクセル値につき、前記第1合算値が位置するようになる第2サンプリング位置を基に設定される加重値をそれぞれ付与し、加重値が付与された値を平均合算することを特徴とする請求項13に記載のイメージセンサ。
  15. 前記プロセッサは、
    前記複数のビニング領域のうち、カラム方向に隣接した2つのビニング領域において、同一色相を示す2つの前記合算値を基に、前記2つのビニング領域それぞれにつき、第2合算値を生成することを特徴とする請求項13に記載のイメージセンサ。
  16. 前記プロセッサは、
    前記第1イメージデータの複数ビニング領域それぞれにつき、ビニング領域内の少なくとも2つの第1ピクセル値及び前記ビニング領域に隣接した他のビニング領域内の第1ピクセル値を基に、第3合算値を算出し、少なくとも2つの第1ピクセルに対し、前記第2合算値と前記第3合算値とを併合することを特徴とする請求項15に記載のイメージセンサ。
  17. 前記複数の領域それぞれは、
    レッドピクセル、2つのグリーンピクセル、及びブルーピクセルが反復して配置されるベイヤーパターンを含むことを特徴とする請求項10~16のうちの何れか1項に記載のイメージセンサ。
  18. 光信号をセンシングしてイメージデータを生成するイメージセンサと、
    前記イメージセンサから前記イメージデータを受信して処理するプロセッサと、を含み、
    前記イメージセンサは、
    4X4行列に配列されるピクセルを含む四角形状の複数領域に区分されるピクセルアレイと、
    複数のカラムラインを介し、前記ピクセルアレイから受信される複数のピクセル信号をリードアウトし、リードアウトされた複数のピクセル信号を、複数のピクセル値に変換するアナログ・デジタル変換回路と、
    前記ピクセルアレイに連結される複数のロウラインを介して制御信号を提供し、前記ピクセルアレイから、少なくとも2行のロウ単位で、同時に複数のピクセル信号が出力されるように制御する前記制御信号を生成するロウドライバと、
    前記アナログ・デジタル変換回路から出力される第1イメージデータを、所定のライン単位で保存するラインバッファと、
    前記ラインバッファに保存された第1イメージデータについてビニングを行うプロセッサと、を含むことを特徴とするイメージ処理システム。
  19. 前記プロセッサは、
    前記第1イメージデータの複数ビニング領域それぞれにつき、ビニング領域内の同一色相を有する2つのピクセル値を基に、第1合算値を生成し、前記複数のビニング領域の中でカラム方向に隣接した2つのビニング領域において、同一色相を示す2つの前記合算値を基に、前記2つのビニング領域それぞれにつき、第2合算値を生成することを特徴とする請求項18に記載のイメージ処理システム。
  20. 前記プロセッサは、前記第1イメージデータの複数ビニング領域それぞれにつき、ビニング領域内の少なくとも2つの第1ピクセル値、及び前記ビニング領域に隣接した他のビニング領域内の第1ピクセル値を基に、第3合算値を算出し、少なくとも2つの第1ピクセルに対し、前記第2合算値と前記第3合算値とを併合することを特徴とする請求項19に記載のイメージ処理システム。
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