JP2021515224A - 少なくとも1つの弾性針を備える計時器用表示機構 - Google Patents

少なくとも1つの弾性針を備える計時器用表示機構 Download PDF

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Abstract

少なくとも1つの弾性針(1)を備える計時器用表示機構である。この弾性針(1)は、その端に駆動パイプ(2、4)を備え、パイプ(2、4)からの距離が可変な表示インデックス(99)を備え、各パイプ(2、4)とインデックス(99)の間にフレキシブル区画(501、502)を備え、各フレキシブル区画には、断面が実質的に一定なウェブ(601、602)がある。弾性針(1)の少なくとも1つのフレキシブル区画(501、502)には、そのウェブ(601、602)からパイプ(2、4)の軸に垂直な平面内にて突き出ておりこのウェブ(601、602)に沿って単位長さ当たりの剛性が互いに異なる交互区画を定める不連続的要素(701、702)があり、かつ/又は少なくとも1つのウェブ(601、602)には、パイプ(2、4)の軸に垂直な平面に突き出ている反対側にあるくぼみによって構成している連続した領域がある。【選択図】 図19

Description

本発明は、フレキシブルな細長材の一方の端と一体化された第1の駆動パイプと、及び前記フレキシブルな細長材の他方の端と一体化された第2の駆動パイプとを備える幾何学的構成が可変な弾性針に関する。前記弾性針は表示インデックスを備え、この表示インデックスは、前記第1のパイプと前記第2のパイプの両方がいずれの応力も受けず互いに離れているような応力を受けていない自由な状態において、前記第1のパイプからも前記第2のパイプからも離れており、前記弾性針は、動作しているときには、前記第1のパイプ及び前記第2のパイプが出力軸のまわりで互いに同軸であるような応力を受けている位置にあり、前記表示機構は、前記出力軸のまわりに前記第1のパイプを駆動するための第1の手段と、及び前記出力軸のまわりに前記第2のパイプを駆動するための第2の手段とを備え、前記第1の駆動手段及び第2の駆動手段は、前記出力軸のまわりの前記第1のパイプの角位置に対して前記第2のパイプの角位置を変えて前記出力軸を中心とする前記表示インデックスの半径方向の位置を変えることによって前記フレキシブルな細長材を変形させるように構成しており、前記弾性針は、前記第1のパイプと前記インデックスの間にあり断面が実質的に一定である第1のウェブを備える少なくとも1つの第1のフレキシブル区画と、及び前記第2のパイプと前記インデックスの間にあり断面が実質的に一定である第2のウェブを備える第2のフレキシブル区画とを備える。
本発明は、さらに、少なくとも1つの当該表示機構を備える計時器用ムーブメントに関する。
本発明は、さらに、少なくとも1つの当該計時器用ムーブメントを備え、かつ/又は少なくとも1つの当該表示機構を備える計時器に関する。
本発明は、さらに、少なくとも1つの当該計時器用ムーブメント及び/又は少なくとも1つの当該表示機構を備える科学的装置に関する。
本発明は、可動機械部品を用いる計時器又は科学的装置のためのアナログ表示機構の分野に関する。
MONTRES BREGUET SAによる欧州特許文献EP2863274及びEP3159751は、弾性針の異なる構成を開示している。これは、別々に駆動されるフレキシブルな区画を備える前記弾性針を制御することによって得られる半径方向の延びのおかげで、計時器上の表示をそのケース又は表盤の形状に適合させることを可能にしている。
本発明は、位置及び制御に応じて可変な半径方向の延びを有するインジケータを提供するという課題に対する信頼性が高く非常に堅牢性が高い解決策を提案するものである。
このために、本発明は、請求項1に記載の、少なくとも1つのフレキシブルな細長材と一体化された第1の駆動パイプを備える、少なくとも1つの弾性針を備える計時器用表示機構に関する。
本発明は、さらに、少なくとも1つの当該表示機構を備える計時器用ムーブメントに関する。
本発明は、さらに、少なくとも1つの当該計時器用ムーブメントを備え、かつ/又は少なくとも1つの当該表示機構を備える計時器に関する。
本発明は、さらに、少なくとも1つの当該計時器用ムーブメント及び/又は少なくとも1つの当該表示機構を備える科学的装置に関する。
添付の図面を参照しながら以下の詳細な説明を読むことによって、本発明の他の特徴及び利点を明確に理解することができるであろう。
欧州特許出願EP2863274及びEP3159751の教示内容にしたがった弾性針を上から見た図と、その先端についてのより詳細な斜視図を示している。この弾性針は、2つの滑らかなフレキシブルな細長材を備え、それぞれが共通の先端と1つの対応するパイプに連結している。 本発明に係る針を上から見た図であり、この針の2つの枝部のそれぞれに、ウェブに沿って分布し実質的に一定の区画を有するいくつかの不連続的要素を備える。 図2の枝部の詳細斜視図であり、不連続的要素は、ウェブを中心とする円筒である。 別の代替実施形態を示している図3と同様な形態の図であり、不連続的要素が、その応力が与えられていない停滞位置において実質的に針の平面内において延在している、実質的に平坦なプレート又はリーフであり、各プレートは薄い連結バーによってウェブに接続されている。この図4において、プレートはウェブの両側にて延在している。 別の代替的実施形態を示している図4と同様な形態の図であり、リーフの高さがウェブの高さよりも低くウェブの一方の側のみにある。 別の代替的実施形態を示している図5と同様な図であり、リーフがウェブの一方の側のみにあり、互いに実質的に相補的な輪郭を備える。 別の代替的実施形態を示している図4と同様な図であり、リーフがウェブの一方の側のみにあり、互いに異なり、この場合、文字又は数字を形成する。 チップ付近における図7の詳細図である。 当該弾性針と、腕時計ケース又は外側要素の内面との間の最大係合の様子を上から見た図であり、この弾性針は、衝撃を受けたときなどに破線のように変形し、前記内面は、針の最も外側の変形した枝部のトラベルを制限する。 当該弾性針の変形を上から見た別の図であり、この場合、前記制限は、2つのパイプによって共有される共通軸において行われる。 弾性針を上から見た図であり、その一方の枝部については拡大した詳細図も示している。弾性針のウェブは、中心線の両側にてコイル状に延在している。 複合フレキシブル針の斜視図であり、そのフレキシブルな枝部の端どうしが、共通の剛体の先端にて組み付けられ、それぞれが1つのパイプ上にある。 複合フレキシブル針の斜視図であり、各パイプ形成端は、針の高さに沿ってその中途に配置される。 弾性針ウェブの2つの代替的実施形態の断面図であり、それらの断面は、長方形ではなく、左側が台形であり、右側が平行四辺形である。 図15〜17は、本発明に係る弾性針の長さのバリエーションを示している上から見た図である。図15は、自由状態におけるものを示している。 パイプが第1の相対位置にあり、針が最大半径方向の延びとなっているものを示している。 パイプが第2の相対位置にあり、針が最小半径方向の延びとなっている。 図18〜20は、非常に特別な枝部を備える針を示しており、図15に対応している。 図16に対応しており、日中を示す表示をするためのものである。 図17に対応しており、夜間を示す表示をするためのものである。 当該弾性針が伝統的な針と重なり合っているような、計時器、特に、携行型時計、の断面図である。これらの針の間の干渉を防ぐために、伝統的な針が表盤又はプレートにある凹部に収容され、弾性針の延びの任意の位置においてもオフセット面が弾性針のための支持かつ当接する面としてはたらく。 当該弾性針を備える表示機構を備える、計時器、特に、携行型時計、を示しているブロック図である。
弾性針の技術は、カスタマイズを可能にする多くの新しい表示の可能性を与える。このことは、特に携行型時計において、時代によらず非常に望ましい。
しかし、針の最も良好な視認性が確実でなければならない。すなわち、厚み40μm、高さ200μmのアームを備える針は非常に薄く、その視認性を高めること、そして、針のアームの特定の構成に関連する新しい機能を提案することは有利である。
図1は、対応するパイプ2及び4の間に延在している厚み40μm、高さ200μmのアーム3と、及びインデックス99を形成する共用の先端とを備える薄い弾性針1を示している。
ここで、用語「高さ」は、2つのパイプ2及び4によって共有される共通軸である出力シャフトDの方向に測定される任意の寸法を意味するものと理解することができる。ここで、用語「厚み」は、この出力軸Dに垂直な平面内にて測定される寸法を意味するものと理解することができる。
この弾性針1は、第1のパイプ2とインデックス99の間にあり断面が実質的に一定である第1のウェブ601を備える少なくとも1つの第1のフレキシブル区画501と、及び第2のパイプ4とインデックス99の間にあり断面が実質的に一定である第2のウェブ602を備える第2のフレキシブル区画502とを備える。
図2及び3は、ネックレス構造に類似する1つの代替的実施形態を示している。依然として、針は単一の高さレベルに沿って作られている。アーム3の第1のフレキシブル区画501に示しているように、この場合は小さな不連続な円筒状要素701である、より大きな要素が、針のアームにて分布しており、これによって、その視認性を高める。これらの要素701の間のリンク801は、針1と同様なフレキシブル性を保持するように薄くなければならない。当然、このような小さな不連続な円筒状要素701の質量は、重さが重すぎる針が関与する衝撃を受けたときにあまりにも大きな変形を防ぐように妥当であり続けなければならない。この針は、ますますより大きく変形する。なぜなら、要素701の間のリンク801は、図1に示している伝統的な場合よりもフレキシブルであるからである。
大きなセル又はビードによって針1の剛性が高くなることを最小限にするために、図4の代替的実施形態に示しているように、特に、高さ全体にわたって、リーフ形の構造によって、その剛性が高い部分を低減することができ、その場合、慣性は大きいままである。
図5〜8は、慣性がより小さいリーフ形の構造を示しており、これによって、針1は2つの高さレベルに沿って作られる。図1に示しているように、針にはメイン構造があり、これは、例えば、厚み40μm、高さ200μmである。針1を目に見やすくするために、高さがより低く、例えば、高さ40μmである、リーフ701又は図7及び8の文字のような他の構造が、この構造に取り付けられる。
図6は、ウェブの一方の側のみにあるリーフ又はプレートを示し、これらは実質的に互いに補完する輪郭を備え、これらのリーフ701が互いに干渉することなく針のアームが曲がることができるように設計されており、一方、十分に広く、周囲の背景、表盤又は類似の要素に対して良好なコントラストがあるほぼ連続した面をユーザーに提示する。
したがって、図7及び8の例は、高さ40μmの文字701又は数字702によって形成されるリーフを示している。なお、これに限定されない。これには、針1を重くしたり、過度に剛性を高くしたりしないという利点がある。各文字アセンブリー30には、構造の剛性を高めない小さなロッド32によって針に取り付けられる文字リーフ31があることを理解することが重要である。
衝撃に対する弾性針の保護性は高い。なぜなら、衝撃を受けたときに、図9のベゼル14の内面15のような携行型時計の構造の構成要素か、又は図10に示している中央パイプ2又は4のいずれかに、針が接触することができるためである。
これが、リーフ形の構造の代替的実施形態が関心対象である理由である。好ましいことに、リーフ、文字又は類似の要素は、内部側がベゼルと接触しないので、先端の点の近傍の針の内側にのみ位置することができる。なぜなら、この内側はベゼルと接触することはなく、また、リーフが折り曲げられるリスクがないためである。これは、衝撃が、針のロッド、特に、パイプの近傍、において吸収されるからである。これによって、針は、好ましくは、リーフを備えない。
図11は、針が、少なくとも局所的に、コイル状の形であるように作られるような、別の代替的実施形態を示している。
図12は、針が組み付けられている1つの代替的実施形態を示している。このために、針の先端及びパイプは別々に作られなければならず、針のアームはこれらの部品に、接着、組み付け、溶接、ろう付け、ねじ込み、ピン止め又は類似な方法で留め付けられなければならない。例えば、針のアームは、炭素ファイバー、「ニチノール(Nitinol)」タイプの超弾性合金、又は同様の材料のような貴重なポリマーで作ることができる。これらの材料には、耐衝撃性が改善するという利点がある。なぜなら、大きな変形を吸収することができるからである。
図13は、針の全体的な軸方向の寸法を小さくするための1つの代替的実施形態を示している。これは、複数の高さレベルにわたってパイプを作り、これらの高さレベルがアセンブリーに対して相補的であるようにすることによる。
図14は、針の三次元的変形を可能にする断面を示しており、このことは、障害物を通り越すとき、さらには特定の光学的効果を発生させるときに有利であることがある。図1の針の断面は長方形である。針の断面が台形や平行四辺形であるものを考えることができる。針に応力が加えられると、針が平面外にて変形し、したがって、アプリーク、開口、フレーム又は他の要素のような障害物を通り越すことがあり、このことによって、表盤又は計時器の要素を避けるように特定の軌道を設計することになる。
図15〜17は、長い位置ではリーフの形となっており、短い位置では液滴の形となっている、弾性針の長さのバリエーションを示している。パイプ2及び4の近傍に位置する領域901、902を重ね合わせる行為によって、例えば、図17の120°の閉じた扇形の形によって、追加情報を表示することが可能になる。これは、特定の時間間隔、又は他の情報に対応するものであることができる。
図18〜20は、非常に特別な枝部を備える針を示しており、これによって、図19においては、日中を示す表示をし、図20においては、夜間を示す表示をする。このようにして、必ずしも針の先端ではなく、針の横方向の運動や基部の角度によって、インジケーションが行われる。当然、先端の角位置及び半径方向の位置によって行われる表示は、針の枝部どうしの部分的又は完全な重ね合わせによって提供されるインジケーションとともに積み重ねることができる。この場合、例えば、針の左アーム502に文字5001を、右アーム501に広い領域5002を作る。針の2つのアームが互いに重ね合わされるときに、より広い領域5002は、左アームに書かれたテキスト5001を隠す。
本発明は、2つの情報、例えば、時間と分の情報、を同じ針に結び付けることを可能にする。例えば、針の角度のインジケーションが時を表し、針の長さが分を表す。
1つの代替的実施形態において、針は、1つの線にて情報を表示するために、自身のまわりを自転するのではなく、単に長さを変えるだけである。これは、特に、機能セレクター、パワーリザーブ表示、又は他の特徴に用いることができる。
図21は、針、特に、時針11を示しており、これは、凹部12内にて収容されている。なぜなら、弾性針は、衝撃を受けたときに、相当に大きい変形、特に、伝統的な針よりも大きなもの、を依然として行うことができるためである。弾性の分針が時針に引っかかることなどを防ぐために、引っかかるのを防ぐほどに十分に短い下針を作ったり、又は図示しているように、弾性針がアクセスできないように表盤に埋め込まれて軸方向のトラベルが表盤13の上面16や同様の要素によって制限されるような針を作ったりすることができる。
このような状況で、本発明は、幾何学的構成が可変な弾性針1に関し、この弾性針1は、フレキシブルな細長材3の第1の端と一体化された第1の駆動パイプ2と、及びフレキシブルな細長材3の別の端と一体化された第2の駆動パイプ4とを備え、表示インデックス99を備える。第1のパイプ2及び第2のパイプ4の両方がいかなる応力も受けておらず互いに離れているような弾性針1の無応力の自由状態において、このインデックス99は、第1のパイプ2からも第2のパイプ4からも離れている。弾性針1の動作位置は、第1のパイプ2と第2のパイプ4が出力軸Dを中心に互いに同軸である応力を受けている位置である。
表示機構10は、第1のパイプ2を出力軸Dのまわりに駆動するための第1の手段11と、及び第2のパイプ4を出力軸Dのまわりに駆動するための第2の手段13とを備える。第1の駆動手段11及び第2の駆動手段13は、出力軸Dを中心として第1のパイプ2の角位置に対して第2のパイプ4の角位置を変えることによってフレキシブルな細長材3を変形させ、また、出力軸Dに対して表示インデックス99の半径方向の位置を変えるように構成している。
弾性針1は、第1のパイプ2とインデックス99の間にあり断面が実質的に一定である第1のウェブ601を備える少なくとも1つの第1のフレキシブル区画501と、及び第2のパイプ4とインデックス99の間にあり断面が実質的に一定である第2のウェブ602を備える第2のフレキシブル区画502とを備える。
本発明によれば、第1のフレキシブル区画501は、第1のウェブ601から突き出ており出力軸Dに垂直な平面に対して実質的に平行に延在しており第1のウェブ601に沿って単位長さ当たりの剛性が互いに異なる交互区画を形成している第1の不連続的要素701を備え、かつ/又は第2のフレキシブル区画502は、第2のウェブ602から突き出ており出力軸Dに垂直な平面に対して実質的に平行に延在しており第2のウェブ602に沿って単位長さ当たりの剛性が互いに異なる交互区画を形成している第2の不連続的要素702を備え、かつ/又は、第1のウェブ601及び/又は第2のウェブ602は、出力軸Dに垂直な平面に突き出ている反対側にあるくぼみによって構成している連続した領域を備える。
特に、第1のフレキシブル区画501は、第1のウェブ601から突き出ており出力軸Dに垂直な平面に対して実質的に平行に延在しており第1のウェブ601に沿って単位長さ当たりの剛性が互いに異なる交互区画を形成している第1の不連続的要素701を備え、かつ/又は第2のフレキシブル区画502は、第2のウェブ602から突き出ており出力軸Dに垂直な平面に対して実質的に平行に延在しており第2のウェブ602に沿って単位長さ当たりの剛性が互いに異なる交互区画を形成している第2の不連続的要素702を備え、そして、第1の要素701及び/又は第2の要素702は、第1の連続的要素701の間及び/又は第2の連続的要素702の間に挿入される第1のウェブ601又は第2のウェブ602の弾性区画801、802の慣性よりも大きい慣性をそれぞれ有する慣性要素である。
特に、第1のフレキシブル区画501は、第1のウェブ601から突き出ており出力軸Dに垂直な平面に対して実質的に平行に延在しており第1のウェブ601に沿って単位長さ当たりの剛性が互いに異なる交互区画を形成している第1の不連続的要素701を備え、かつ/又は第2のフレキシブル区画502は、第2のウェブ602から突き出ており出力軸Dに垂直な平面に対して実質的に平行に延在しており第2のウェブ602に沿って単位長さ当たりの剛性が互いに異なる交互区画を形成している第2の不連続的要素702を備える。また、特に、出力軸Dの方向において、第1の要素701及び/又は第2の要素702の高さは、対応するウェブ601、602の高さよりも低い。
特に、出力軸Dの方向において、第1の要素701は、第2の要素702が配置される第2の高さレベルから十分離れた第1の高さレベルに配置され、これによって、弾性針1の伸長又は収縮の間に、それらの重ね合わせ及びその離れた交差が可能になる。
特に、第1の要素701及び第2の要素702は、第1のウェブ601及び第2のウェブ602によって境界が定められる弾性針1の一方の内側においてのみ延在し、これによって、衝撃を受けたときに、弾性針1が組み込まれた計時器の要素上に第1のウェブ601又は第2のウェブ602が直接支持されることが確実になる。
特に、第1の要素701及び第2の要素702は、インデックス99の近傍及び第1のパイプ2とパイプ4の近傍においてのみ存在し、弾性針1は、衝撃を受けたときに、第1のパイプ2又は第2のパイプ4上の第1のウェブ601又は第2のウェブ602の直接支持を確実にするために十分な曲がった長さにわたって、第1のウェブ601及び第2のウェブ602のみを備える。
特に、フレキシブルな細長材3の少なくとも一部は、コイル状の形に巻かれた平坦な弾性細長材を備える。
特に、フレキシブルな細長材3の少なくとも一部の断面の形は、傾斜している平行四角形又は台形であり、これによって、弾性針1の伸長又は収縮の少なくとも一部の間に平面外の変形が可能になる。
特に、弾性針1は、一方では、インデックス99において堅固な先端要素69と不可逆的に一体化された炭素ファイバー又は超弾性合金によって作られたフレキシブルな細長材3の少なくとも1つの部分を備え、他方では、第1のパイプ2又は第2のパイプ4を備える。
特に、弾性針1は、リーフ形の第1の長い構成、又は液滴形の第2の短い構成となるように設計されている。
特に、弾性針1は、第1の装飾5001を備える少なくとも1つの第1のフレキシブル区画501と、第2の装飾5002を備える第2のフレキシブル区画502とを備え、この第2の装飾5002は、重なり合うことによって、第1のパイプ2と第2のパイプ4の間の相対的な角トラベルの一部にわたって、第1の装飾5001の全部又は一部を覆うように、又はその逆に、設計されている。
特に、第1の装飾5001又は第2の装飾5002は、ユーザーによって見られるように設計されている日中/夜間のインジケーション又は午前/午後のインジケーションを備え、第2の装飾5002又は第1の装飾5001は、適切な時間の間にこの表示を完全に隠すように設計されている。
特に、第1のウェブ601及び/又は第2のウェブ602は、ストランド30を備え、その区画の最大寸法は、出力軸Dに実質的に平行であり、弾性針1は、出力軸Dに垂直な少なくとも1つの平面において、複数の慣性要素31を備え、その各慣性要素31は、ロッド32によってストランドに取り付けられ、その区画は、ストランド30の区画よりも、かつ、第1の要素701又は第2の要素702によって形成される慣性要素31の最小区画よりも小さい。
特に、フレキシブルな細長材3と一体化された第1のパイプ2又は第2のパイプ4には、端フランジ249があり、その高さはフレキシブルな細長材3の高さよりも低く、これによって、別の第2のパイプ4又は第1のパイプ2と重なり合う。
特に、フレキシブルな細長材3は、先端6においてエンドツーエンドの形態で接続された複数のフレキシブル区画5によって形成され、これには、第1の端52において第1のパイプ2を支持し第1のパイプ2と先端6の間にてフレキシブルである少なくとも1つの第1の区画5、520が含まれ、弾性針1には、第2の端54において第2のパイプ4を支持する第2の区画5、540が含まれる。
本発明は、さらに、少なくとも1つの当該弾性針1と、第1のパイプ2を駆動するための第1の手段101と、及び第2のパイプ4を駆動するための第2の手段102とを備える幾何学的構成が可変な計時器用表示機構10に関する。特に、表示機構10は、弾性針1の角位置を用いて第1の大きさを表示し、出力軸Dに対する弾性針1の延びを用いて第2の大きさを表示するように設計されている。
特に、第1の駆動手段101及び第2の駆動手段102は、角位置を固定位置に保持し、弾性針1の延びによってのみ与えられる線形的な表示を与えるように設計されている。
特に、第1の駆動手段101又は第2の駆動手段102は動かない状態に保持される。
特に、表示機構10は、表盤13又は構造のカウンターボア12において動く少なくとも1つの他の表示用の針11を備え、このカウンターボア12の外径は、その他の針11の上に位置する表盤13の上面16の上に配置される弾性針1の最小延びよりも小さい。
特に、表示機構10は、弾性針1の軌道に干渉する障害物の近傍で弾性針1の面外ねじれ又は収縮を発生させるように設計されている第1の駆動手段101及び第2の駆動手段102を制御する手段を備える。
本発明は、さらに、少なくとも1つの当該表示機構10及び/又は少なくとも1つの当該弾性針1を備える、計時器1000、特に、携行型時計、に関する。
本発明は、フレキシブルな細長材の一方の端と一体化された第1の駆動パイプと、及び前記フレキシブルな細長材の他方の端と一体化された第2の駆動パイプとを備える少なくとも1つの幾何学的構成が可変な弾性針を備える計時器用表示機構に関する。前記弾性針は表示インデックスを備え、この表示インデックスは、前記第1のパイプと前記第2のパイプの両方がいずれの応力も受けず互いに離れているような応力を受けていない自由な状態において、前記第1のパイプからも前記第2のパイプからも離れており、前記弾性針は、動作しているときには、前記第1のパイプ及び前記第2のパイプが出力軸のまわりで互いに同軸であるような応力を受けている位置にあり、前記表示機構は、前記出力軸のまわりに前記第1のパイプを駆動するための第1の手段と、及び前記出力軸のまわりに前記第2のパイプを駆動するための第2の手段とを備え、前記第1の駆動手段及び第2の駆動手段は、前記出力軸のまわりの前記第1のパイプの角位置に対して前記第2のパイプの角位置を変えて前記出力軸を中心とする前記表示インデックスの半径方向の位置を変えることによって前記フレキシブルな細長材を変形させるように構成しており、前記弾性針は、前記第1のパイプと前記インデックスの間にあり断面が実質的に一定である第1のウェブを備える少なくとも1つの第1のフレキシブル区画と、及び前記第2のパイプと前記インデックスの間にあり断面が実質的に一定である第2のウェブを備える第2のフレキシブル区画とを備える。
本発明は、さらに、少なくとも1つの当該表示機構を備える計時器用ムーブメントに関する。
本発明は、さらに、少なくとも1つの当該計時器用ムーブメントを備え、かつ/又は少なくとも1つの当該表示機構を備える計時器に関する。
本発明は、さらに、少なくとも1つの当該計時器用ムーブメント及び/又は少なくとも1つの当該表示機構を備える科学的装置に関する。
本発明は、可動機械部品を用いる計時器又は科学的装置のためのアナログ表示機構の分野に関する。
MONTRES BREGUET SAによる欧州特許文献EP2863274及びEP3159751は、弾性針の異なる構成を開示している。これは、別々に駆動されるフレキシブルな区画を備える前記弾性針を制御することによって得られる半径方向の延びのおかげで、計時器上の表示をそのケース又は表盤の形状に適合させることを可能にしている。
本発明は、位置及び制御に応じて可変な半径方向の延びを有するインジケータを提供するという課題に対する信頼性が高く非常に堅牢性が高い解決策を提案するものである。
このために、本発明は、請求項1に記載の、少なくとも1つのフレキシブルな細長材と一体化された第1の駆動パイプを備える、少なくとも1つの弾性針を備える計時器用表示機構に関する。
本発明は、さらに、少なくとも1つの当該表示機構を備える計時器用ムーブメントに関する。
本発明は、さらに、少なくとも1つの当該計時器用ムーブメントを備え、かつ/又は少なくとも1つの当該表示機構を備える計時器に関する。
本発明は、さらに、少なくとも1つの当該計時器用ムーブメント及び/又は少なくとも1つの当該表示機構を備える科学的装置に関する。
添付の図面を参照しながら以下の詳細な説明を読むことによって、本発明の他の特徴及び利点を明確に理解することができるであろう。
欧州特許出願EP2863274及びEP3159751の教示内容にしたがった弾性針を上から見た図と、その先端についてのより詳細な斜視図を示している。この弾性針は、2つの滑らかなフレキシブルな細長材を備え、それぞれが共通の先端と1つの対応するパイプに連結している。 本発明に係る針を上から見た図であり、この針の2つの枝部のそれぞれに、ウェブに沿って分布し実質的に一定の区画を有するいくつかの不連続的要素を備える。 図2の枝部の詳細斜視図であり、不連続的要素は、ウェブを中心とする円筒である。 別の代替実施形態を示している図3と同様な形態の図であり、不連続的要素が、その応力が与えられていない停滞位置において実質的に針の平面内において延在している、実質的に平坦なプレート又はリーフであり、各プレートは薄い連結バーによってウェブに接続されている。この図4において、プレートはウェブの両側にて延在している。 別の代替的実施形態を示している図4と同様な形態の図であり、リーフの高さがウェブの高さよりも低くウェブの一方の側のみにある。 別の代替的実施形態を示している図5と同様な図であり、リーフがウェブの一方の側のみにあり、互いに実質的に相補的な輪郭を備える。 別の代替的実施形態を示している図4と同様な図であり、リーフがウェブの一方の側のみにあり、互いに異なり、この場合、文字又は数字を形成する。 チップ付近における図7の詳細図である。 当該弾性針と、腕時計ケース又は外側要素の内面との間の最大係合の様子を上から見た図であり、この弾性針は、衝撃を受けたときなどに破線のように変形し、前記内面は、針の最も外側の変形した枝部のトラベルを制限する。 当該弾性針の変形を上から見た別の図であり、この場合、前記制限は、2つのパイプによって共有される共通軸において行われる。 弾性針を上から見た図であり、その一方の枝部については拡大した詳細図も示している。弾性針のウェブは、中心線の両側にて蛇行して延在している。 複合フレキシブル針の斜視図であり、そのフレキシブルな枝部の端どうしが、共通の剛体の先端にて組み付けられ、それぞれが1つのパイプ上にある。 複合フレキシブル針の斜視図であり、各パイプ形成端は、針の高さに沿ってその中途に配置される。 弾性針ウェブの2つの代替的実施形態の断面図であり、それらの断面は、長方形ではなく、左側が台形であり、右側が平行四辺形である。 図15〜17は、本発明に係る弾性針の長さのバリエーションを示している上から見た図である。図15は、自由状態におけるものを示している。 パイプが第1の相対位置にあり、針が最大半径方向の延びとなっているものを示している。 パイプが第2の相対位置にあり、針が最小半径方向の延びとなっている。 図18〜20は、非常に特別な枝部を備える針を示しており、図15に対応している。 図16に対応しており、日中を示す表示をするためのものである。 図17に対応しており、夜間を示す表示をするためのものである。 当該弾性針が伝統的な針と重なり合っているような、計時器、特に、携行型時計、の断面図である。これらの針の間の干渉を防ぐために、伝統的な針が表盤又はプレートにある凹部に収容され、弾性針の延びの任意の位置においてもオフセット面が弾性針のための支持かつ当接する面としてはたらく。 当該弾性針を備える表示機構を備える、計時器、特に、携行型時計、を示しているブロック図である。
弾性針の技術は、カスタマイズを可能にする多くの新しい表示の可能性を与える。このことは、特に携行型時計において、時代によらず非常に望ましい。
しかし、針の最も良好な視認性が確実でなければならない。すなわち、厚み40μm、高さ200μmのアームを備える針は非常に薄く、その視認性を高めること、そして、針のアームの特定の構成に関連する新しい機能を提案することは有利である。
図1は、対応するパイプ2及び4の間に延在している厚み40μm、高さ200μmのアーム3と、及びインデックス99を形成する共用の先端とを備える薄い弾性針1を示している。
ここで、用語「高さ」は、2つのパイプ2及び4によって共有される共通軸である出力シャフトDの方向に測定される任意の寸法を意味するものと理解することができる。ここで、用語「厚み」は、この出力軸Dに垂直な平面内にて測定される寸法を意味するものと理解することができる。
この弾性針1は、第1のパイプ2とインデックス99の間にあり断面が実質的に一定である第1のウェブ601を備える少なくとも1つの第1のフレキシブル区画501と、及び第2のパイプ4とインデックス99の間にあり断面が実質的に一定である第2のウェブ602を備える第2のフレキシブル区画502とを備える。
図2及び3は、ネックレス構造に類似する1つの代替的実施形態を示している。依然として、針は単一の高さレベルに沿って作られている。アーム3の第1のフレキシブル区画501に示しているように、この場合は小さな不連続な円筒状要素701である、より大きな要素が、針のアームにて分布しており、これによって、その視認性を高める。これらの要素701の間のリンク801は、針1と同様なフレキシブル性を保持するように薄くなければならない。当然、このような小さな不連続な円筒状要素701の質量は、重さが重すぎる針が関与する衝撃を受けたときにあまりにも大きな変形を防ぐように妥当であり続けなければならない。この針は、ますますより大きく変形する。なぜなら、要素701の間のリンク801は、図1に示している伝統的な場合よりもフレキシブルであるからである。
大きなセル又はビードによって針1の剛性が高くなることを最小限にするために、図4の代替的実施形態に示しているように、特に、高さ全体にわたって、リーフ形の構造によって、その剛性が高い部分を低減することができ、その場合、慣性は大きいままである。
図5〜8は、慣性がより小さいリーフ形の構造を示しており、これによって、針1は2つの高さレベルに沿って作られる。図1に示しているように、針にはメイン構造があり、これは、例えば、厚み40μm、高さ200μmである。針1を目に見やすくするために、高さがより低く、例えば、高さ40μmである、リーフ701又は図7及び8の文字のような他の構造が、この構造に取り付けられる。
図6は、ウェブの一方の側のみにあるリーフ又はプレートを示し、これらは実質的に互いに補完する輪郭を備え、これらのリーフ701が互いに干渉することなく針のアームが曲がることができるように設計されており、一方、十分に広く、周囲の背景、表盤又は類似の要素に対して良好なコントラストがあるほぼ連続した面をユーザーに提示する。
したがって、図7及び8の例は、高さ40μmの文字701又は数字702によって形成されるリーフを示している。なお、これに限定されない。これには、針1を重くしたり、過度に剛性を高くしたりしないという利点がある。各文字アセンブリー30には、構造の剛性を高めない小さなロッド32によって針に取り付けられる文字リーフ31があることを理解することが重要である。
衝撃に対する弾性針の保護性は高い。なぜなら、衝撃を受けたときに、図9のベゼル14の内面15のような携行型時計の構造の構成要素か、又は図10に示している中央パイプ2又は4のいずれかに、針が接触することができるためである。
これが、リーフ形の構造の代替的実施形態が関心対象である理由である。好ましいことに、リーフ、文字又は類似の要素は、内部側がベゼルと接触しないので、先端の点の近傍の針の内側にのみ位置することができる。なぜなら、この内側はベゼルと接触することはなく、また、リーフが折り曲げられるリスクがないためである。これは、衝撃が、針のロッド、特に、パイプの近傍、において吸収されるからである。これによって、針は、好ましくは、リーフを備えない。
図11は、針が、少なくとも局所的に、蛇行した形であるように作られるような、別の代替的実施形態を示している。
図12は、針が組み付けられている1つの代替的実施形態を示している。このために、針の先端及びパイプは別々に作られなければならず、針のアームはこれらの部品に、接着、組み付け、溶接、ろう付け、ねじ込み、ピン止め又は類似な方法で留め付けられなければならない。例えば、針のアームは、炭素ファイバー、「ニチノール(Nitinol)」タイプの超弾性合金、又は同様の材料のような貴重なポリマーで作ることができる。これらの材料には、耐衝撃性が改善するという利点がある。なぜなら、大きな変形を吸収することができるからである。
図13は、針の全体的な軸方向の寸法を小さくするための1つの代替的実施形態を示している。これは、複数の高さレベルにわたってパイプを作り、これらの高さレベルがアセンブリーに対して相補的であるようにすることによる。
図14は、針の三次元的変形を可能にする断面を示しており、このことは、障害物を通り越すとき、さらには特定の光学的効果を発生させるときに有利であることがある。図1の針の断面は長方形である。針の断面が台形や平行四辺形であるものを考えることができる。針に応力が加えられると、針が平面外にて変形し、したがって、アプリーク、開口、フレーム又は他の要素のような障害物を通り越すことがあり、このことによって、表盤又は計時器の要素を避けるように特定の軌道を設計することになる。
図15〜17は、長い位置ではリーフの形となっており、短い位置では液滴の形となっている、弾性針の長さのバリエーションを示している。パイプ2及び4の近傍に位置する領域901、902を重ね合わせる行為によって、例えば、図17の120°の閉じた扇形の形によって、追加情報を表示することが可能になる。これは、特定の時間間隔、又は他の情報に対応するものであることができる。
図18〜20は、非常に特別な枝部を備える針を示しており、これによって、図19においては、日中を示す表示をし、図20においては、夜間を示す表示をする。このようにして、必ずしも針の先端ではなく、針の横方向の運動や基部の角度によって、インジケーションが行われる。当然、先端の角位置及び半径方向の位置によって行われる表示は、針の枝部どうしの部分的又は完全な重ね合わせによって提供されるインジケーションとともに積み重ねることができる。この場合、例えば、針の左アーム502に文字5001を、右アーム501に広い領域5002を作る。針の2つのアームが互いに重ね合わされるときに、より広い領域5002は、左アームに書かれたテキスト5001を隠す。
本発明は、2つの情報、例えば、時間と分の情報、を同じ針に結び付けることを可能にする。例えば、針の角度のインジケーションが時を表し、針の長さが分を表す。
1つの代替的実施形態において、針は、1つの線にて情報を表示するために、自身のまわりを自転するのではなく、単に長さを変えるだけである。これは、特に、機能セレクター、パワーリザーブ表示、又は他の特徴に用いることができる。
図21は、針、特に、時針11を示しており、これは、凹部12内にて収容されている。なぜなら、弾性針は、衝撃を受けたときに、相当に大きい変形、特に、伝統的な針よりも大きなもの、を依然として行うことができるためである。弾性の分針が時針に引っかかることなどを防ぐために、引っかかるのを防ぐほどに十分に短い下針を作ったり、又は図示しているように、弾性針がアクセスできないように表盤に埋め込まれて軸方向のトラベルが表盤13の上面16や同様の要素によって制限されるような針を作ったりすることができる。
このような状況で、本発明は、少なくとも1つの幾何学的構成が可変な弾性針1を備える計時器用表示機構に関し、この弾性針1は、フレキシブルな細長材3の第1の端と一体化された第1の駆動パイプ2と、及びフレキシブルな細長材3の別の端と一体化された第2の駆動パイプ4とを備え、表示インデックス99を備える。第1のパイプ2及び第2のパイプ4の両方がいかなる応力も受けておらず互いに離れているような弾性針1の無応力の自由状態において、このインデックス99は、第1のパイプ2からも第2のパイプ4からも離れている。弾性針1の動作位置は、第1のパイプ2と第2のパイプ4が出力軸Dを中心に互いに同軸である応力を受けている位置である。
表示機構10は、第1のパイプ2を出力軸Dのまわりに駆動するための第1の手段101と、及び第2のパイプ4を出力軸Dのまわりに駆動するための第2の手段102とを備える。第1の駆動手段101及び第2の駆動手段102は、出力軸Dを中心として第1のパイプ2の角位置に対して第2のパイプ4の角位置を変えることによってフレキシブルな細長材3を変形させ、また、出力軸Dに対して表示インデックス99の半径方向の位置を変えるように構成している。
弾性針1は、第1のパイプ2とインデックス99の間にあり断面が実質的に一定である第1のウェブ601を備える少なくとも1つの第1のフレキシブル区画501と、及び第2のパイプ4とインデックス99の間にあり断面が実質的に一定である第2のウェブ602を備える第2のフレキシブル区画502とを備える。
本発明によれば、第1のフレキシブル区画501は、第1のウェブ601から突き出ており出力軸Dに垂直な平面に対して実質的に平行に延在しており第1のウェブ601に沿って単位長さ当たりの剛性が互いに異なる交互区画を形成している第1の不連続的要素701を備え、かつ/又は第2のフレキシブル区画502は、第2のウェブ602から突き出ており出力軸Dに垂直な平面に対して実質的に平行に延在しており第2のウェブ602に沿って単位長さ当たりの剛性が互いに異なる交互区画を形成している第2の不連続的要素702を備え、かつ/又は、第1のウェブ601及び/又は第2のウェブ602は、出力軸Dに垂直な平面に突き出ている反対側にあるくぼみによって構成している連続した領域を備える。
特に、第1のフレキシブル区画501は、第1のウェブ601から突き出ており出力軸Dに垂直な平面に対して実質的に平行に延在しており第1のウェブ601に沿って単位長さ当たりの剛性が互いに異なる交互区画を形成している第1の不連続的要素701を備え、かつ/又は第2のフレキシブル区画502は、第2のウェブ602から突き出ており出力軸Dに垂直な平面に対して実質的に平行に延在しており第2のウェブ602に沿って単位長さ当たりの剛性が互いに異なる交互区画を形成している第2の不連続的要素702を備え、そして、第1の要素701及び/又は第2の要素702は、第1の連続的要素701の間及び/又は第2の連続的要素702の間に挿入される第1のウェブ601又は第2のウェブ602の弾性区画801、802の慣性よりも大きい慣性をそれぞれ有する慣性要素である。
特に、第1のフレキシブル区画501は、第1のウェブ601から突き出ており出力軸Dに垂直な平面に対して実質的に平行に延在しており第1のウェブ601に沿って単位長さ当たりの剛性が互いに異なる交互区画を形成している第1の不連続的要素701を備え、かつ/又は第2のフレキシブル区画502は、第2のウェブ602から突き出ており出力軸Dに垂直な平面に対して実質的に平行に延在しており第2のウェブ602に沿って単位長さ当たりの剛性が互いに異なる交互区画を形成している第2の不連続的要素702を備える。また、特に、出力軸Dの方向において、第1の要素701及び/又は第2の要素702の高さは、対応するウェブ601、602の高さよりも低い。
特に、出力軸Dの方向において、第1の要素701は、第2の要素702が配置される第2の高さレベルから十分離れた第1の高さレベルに配置され、これによって、弾性針1の伸長又は収縮の間に、それらの重ね合わせ及びその離れた交差が可能になる。
特に、第1の要素701及び第2の要素702は、第1のウェブ601及び第2のウェブ602によって境界が定められる弾性針1の一方の内側においてのみ延在し、これによって、衝撃を受けたときに、弾性針1が組み込まれた計時器の要素上に第1のウェブ601又は第2のウェブ602が直接支持されることが確実になる。
特に、第1の要素701及び第2の要素702は、インデックス99の近傍及び第1のパイプ2とパイプ4の近傍においてのみ存在し、弾性針1は、衝撃を受けたときに、第1のパイプ2又は第2のパイプ4上の第1のウェブ601又は第2のウェブ602の直接支持を確実にするために十分な曲がった長さにわたって、第1のウェブ601及び第2のウェブ602のみを備える。
特に、フレキシブルな細長材3の少なくとも一部は、蛇行する形に巻かれた平坦な弾性細長材を備える。
特に、フレキシブルな細長材3の少なくとも一部の断面の形は、傾斜している平行四角形又は台形であり、これによって、弾性針1の伸長又は収縮の少なくとも一部の間に平面外の変形が可能になる。
特に、弾性針1は、一体化されるように作られ、一方では、インデックス99において堅固な先端要素69と不可逆的に一体化された炭素ファイバー又は超弾性合金によって作られたフレキシブルな細長材3の少なくとも1つの部分を備え、他方では、第1のパイプ2又は第2のパイプ4を備える。
特に、弾性針1は、リーフ形の第1の長い構成、又は液滴形の第2の短い構成となるように設計されている。
特に、弾性針1は、第1の装飾5001を備える少なくとも1つの第1のフレキシブル区画501と、第2の装飾5002を備える第2のフレキシブル区画502とを備え、この第2の装飾5002は、重なり合うことによって、第1のパイプ2と第2のパイプ4の間の相対的な角トラベルの一部にわたって、第1の装飾5001の全部又は一部を覆うように、又はその逆に、設計されている。
特に、第1の装飾5001又は第2の装飾5002は、ユーザーによって見られるように設計されている日中/夜間のインジケーション又は午前/午後のインジケーションを備え、第2の装飾5002又は第1の装飾5001は、適切な時間の間にこの表示を完全に隠すように設計されている。
特に、第1のウェブ601及び/又は第2のウェブ602は、ストランド30を備え、その区画の最大寸法は、出力軸Dに実質的に平行であり、弾性針1は、出力軸Dに垂直な少なくとも1つの平面において、複数の慣性要素31を備え、その各慣性要素31は、ロッド32によってストランドに取り付けられ、その区画は、ストランド30の区画よりも、かつ、第1の要素701又は第2の要素702によって形成される慣性要素31の最小区画よりも小さい。
特に、フレキシブルな細長材3と一体化された第1のパイプ2又は第2のパイプ4には、端フランジ249があり、その高さはフレキシブルな細長材3の高さよりも低く、これによって、別の第2のパイプ4又は第1のパイプ2と重なり合う。
特に、フレキシブルな細長材3は、先端6においてエンドツーエンドの形態で接続された複数のフレキシブル区画5によって形成され、これには、第1の端52において第1のパイプ2を支持し第1のパイプ2と先端6の間にてフレキシブルである少なくとも1つの第1の区画5、520が含まれ、弾性針1には、第2の端54において第2のパイプ4を支持する第2の区画5、540が含まれる。
本発明は、さらに、少なくとも1つの当該弾性針1と、第1のパイプ2を駆動するための第1の手段101と、及び第2のパイプ4を駆動するための第2の手段102とを備える幾何学的構成が可変な計時器用表示機構10に関する。特に、表示機構10は、弾性針1の角位置を用いて第1の大きさを表示し、出力軸Dに対する弾性針1の延びを用いて第2の大きさを表示するように設計されている。
特に、第1の駆動手段101及び第2の駆動手段102は、角位置を固定位置に保持し、弾性針1の延びによってのみ与えられる線形的な表示を与えるように設計されている。
特に、第1の駆動手段101又は第2の駆動手段102は動かない状態に保持される。
特に、表示機構10は、表盤13又は構造のカウンターボア12において動く少なくとも1つの他の表示用の針11を備え、このカウンターボア12の外径は、その他の針11の上に位置する表盤13又は構造の上面16の上に配置される弾性針1の最小延びよりも小さい。
特に、表示機構10は、弾性針1の軌道に干渉する障害物の近傍で弾性針1の面外ねじれ又は収縮を発生させるように設計されている第1の駆動手段101及び第2の駆動手段102を制御する手段を備える。
本発明は、さらに、少なくとも1つの当該表示機構10及び/又は少なくとも1つの当該弾性針1を備える、計時器1000、特に、携行型時計、に関する。

Claims (21)

  1. フレキシブルな細長材(3)の一方の端と一体化された第1の駆動パイプ(2)と、及び前記フレキシブルな細長材(3)の他方の端と一体化された第2の駆動パイプ(4)とを備える少なくとも1つの幾何学的構成が可変な計時器用弾性針(1)であって、
    前記弾性針(1)は表示インデックス(99)を備え、この表示インデックス(99)は、前記第1のパイプ(2)と前記第2のパイプ(4)の両方がいずれの応力も受けず互いに離れているような応力を受けていない自由な状態において、前記第1のパイプ(2)からも前記第2のパイプ(4)からも離れており、
    前記弾性針(1)は、動作しているときには、前記第1のパイプ(2)及び前記第2のパイプ(4)が出力軸(D)のまわりで互いに同軸であるような応力を受けている位置にあり、
    前記表示機構(10)は、前記出力軸(D)のまわりに前記第1のパイプ(2)を駆動するための第1の駆動手段(11)と、及び前記出力軸(D)のまわりに前記第2のパイプ(4)を駆動するための第2の駆動手段(13)とを備え、
    前記第1の駆動手段(11)及び第2の駆動手段(13)は、前記出力軸(D)のまわりの前記第1のパイプ(2)の角位置に対して前記第2のパイプ(4)の角位置を変えて前記出力軸(D)を中心とする前記表示インデックス(99)の半径方向の位置を変えることによって、前記フレキシブルな細長材(3)を変形させるように構成しており、
    前記弾性針(1)は、前記第1のパイプ(2)と前記インデックス(99)の間にあり断面が実質的に一定である第1のウェブ(601)を備える少なくとも1つの第1のフレキシブル区画(501)と、及び前記第2のパイプ(4)と前記インデックス(99)の間にあり断面が実質的に一定である第2のウェブ(602)を備える第2のフレキシブル区画(502)とを備え、
    当該表示機構において、
    前記第1のフレキシブル区画(501)は、前記第1のウェブ(601)から突き出ており前記出力軸(D)に垂直な平面に対して実質的に平行に延在しており前記第1のウェブ(601)に沿って単位長さ当たりの剛性が互いに異なる交互区画を形成している第1の不連続的要素(701)を備え、かつ/又は
    前記第2のフレキシブル区画(502)は、前記第2のウェブ(602)から突き出ており前記出力軸(D)に垂直な平面に対して実質的に平行に延在しており前記第2のウェブ(602)に沿って単位長さ当たりの剛性が互いに異なる交互区画を形成している第2の不連続的要素(702)を備え、かつ/又は
    前記第1のウェブ(601)及び/又は前記第2のウェブ(602)は、前記出力軸(D)に垂直な平面に突き出ている反対側にあるくぼみによって構成している連続した領域を備える
    ことを特徴とする弾性針(1)。
  2. 前記第1のフレキシブル区画(501)は、前記第1のウェブ(601)から突き出ており前記出力軸(D)に垂直な平面に対して実質的に平行に延在しており前記第1のウェブ(601)に沿って単位長さ当たりの剛性が互いに異なる交互区画を形成している第1の不連続的要素(701)を備え、かつ/又は
    前記第2のフレキシブル区画(502)は、前記第2のウェブ(602)から突き出ており前記出力軸(D)に垂直な平面に対して実質的に平行に延在しており前記第2のウェブ(602)に沿って単位長さ当たりの剛性が互いに異なる交互区画を形成している第2の不連続的要素(702)を備え、
    前記第1の要素(701)及び/又は前記第2の要素(702)は、前記第1の連続的要素(701)の間及び/又は前記第2の連続的要素(702)の間に挿入される前記第1のウェブ(601)又は前記第2のウェブ(602)の弾性区画(801、802)の慣性よりも大きい慣性をそれぞれ有する慣性要素である
    ことを特徴とする請求項1に記載の弾性針(1)。
  3. 前記第1のフレキシブル区画(501)は、前記第1のウェブ(601)から突き出ており前記出力軸(D)に垂直な平面に対して実質的に平行に延在しており前記第1のウェブ(601)に沿って単位長さ当たりの剛性が互いに異なる交互区画を形成している第1の不連続的要素(701)を備え、かつ/又は
    前記第2のフレキシブル区画(502)は、前記第2のウェブ(602)から突き出ており前記出力軸(D)に垂直な平面に対して実質的に平行に延在しており前記第2のウェブ(602)に沿って単位長さ当たりの剛性が互いに異なる交互区画を形成している第2の不連続的要素(702)を備え、
    前記出力軸(D)の方向において、前記第1の要素(701)及び/又は前記第2の要素(702)の高さは、対応する前記ウェブ(601、602)の高さよりも低い
    ことを特徴とする請求項1に記載の弾性針(1)。
  4. 前記出力軸(D)の方向において、前記第1の要素(701)は、前記第2の要素(702)が配置される第2の高さレベルから十分離れた第1の高さレベルに配置され、これによって、前記弾性針(1)の伸長又は収縮の間に、それらの重ね合わせ及びその離れた交差が可能になる
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の弾性針(1)。
  5. 前記第1の要素(701)及び前記第2の要素(702)は、前記第1のウェブ(601)及び前記第2のウェブ(602)によって境界が定められる前記弾性針(1)の一方の内側においてのみ延在し、これによって、衝撃を受けたときに、前記弾性針(1)が組み込まれた計時器の要素上に前記第1のウェブ(601)又は前記第2のウェブ(602)が直接支持されることが確実になる
    ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の弾性針(1)。
  6. 前記第1の要素(701)及び前記第2の要素(702)は、前記インデックス(99)の近傍にのみ存在し、
    前記弾性針(1)は、衝撃を受けたときに、前記第1のパイプ(2)又は前記第2のパイプ(4)上の前記第1のウェブ(601)又は前記第2のウェブ(602)の直接支持を確実にするために十分な曲がった長さにわたって、前記第1のウェブ(601)及び前記第2のウェブ(602)のみを備える
    ことを特徴とする請求項2〜5のいずれか一項に記載の弾性針(1)。
  7. 前記フレキシブルな細長材(3)の少なくとも一部は、蛇行する形に巻かれた平坦な弾性細長材を備える
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の弾性針(1)。
  8. 前記フレキシブルな細長材(3)の少なくとも一部の断面の形は、傾斜している平行四角形又は台形であり、これによって、前記弾性針(1)の伸長又は収縮の少なくとも一部の間に平面外の変形が可能になる
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の弾性針(1)。
  9. 一体化された前記弾性針(1)は、一方では、前記インデックス(99)において堅固な先端要素(69)と不可逆的に一体化された炭素ファイバー又は超弾性合金によって作られた前記フレキシブルな細長材(3)の少なくとも1つの部分を備え、他方では、前記第1のパイプ(2)又は前記第2のパイプ(4)を備える
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の弾性針(1)。
  10. 前記弾性針(1)は、リーフ形の第1の長い構成、又は液滴形の第2の短い構成となるように設計されている
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の弾性針(1)。
  11. 前記弾性針1は、第1の装飾(5001)を備える少なくとも1つの第1のフレキシブル区画(501)と、第2の装飾(5002)を備える第2のフレキシブル区画(502)とを備え、
    この第2の装飾(5002)は、重なり合うことによって、前記第1のパイプ(2)と前記第2のパイプ(4)の間の相対的な角トラベルの一部にわたって、前記第1の装飾(5001)の全部又は一部を覆うように、又はその逆に、設計されている
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の弾性針(1)。
  12. 前記第1の装飾(5001)又は前記第2の装飾(5002)は、ユーザーが見えるように設計されている日中/夜間のインジケーション又は午前/午後のインジケーションを含み、
    前記第2の装飾(5002)又は前記第1の装飾(5001)は、適切な時間の間に前記インジケーションを完全に隠すように設計されている
    ことを特徴とする請求項11に記載の弾性針(1)。
  13. 前記第1のウェブ(601)及び/又は前記第2のウェブ(602)は、最大寸法の断面が前記出力軸(D)に実質的に平行であるようなストランド(30)を備え、
    前記弾性針(1)は、前記出力軸(D)に垂直な少なくとも1つの平面において、複数の慣性要素(31)を備え、その各慣性要素(31)は、ロッド(32)によって前記ストランドに取り付けられ、このロッド(32)の断面は、前記ストランド(30)の断面よりも、かつ、前記第1の要素(701)又は前記第2の要素(702)によって形成される前記慣性要素(31)の最小の断面よりも小さい
    ことを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の弾性針(1)。
  14. 前記フレキシブルな細長材(3)と一体化された前記第1のパイプ(2)又は前記第2のパイプ(4)には、端フランジ(249)があり、この端フランジ(249)の高さは前記フレキシブルな細長材(3)の高さよりも低く、これによって、別の前記第2のパイプ(4)又は前記第1のパイプ(2)と重なり合う
    ことを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の弾性針(1)。
  15. 前記フレキシブルな細長材(3)は、先端(6)においてエンドツーエンドの形態で接続された複数のフレキシブル区画(5)によって形成され、これには、第1の端(52)において前記第1のパイプ(2)を支持し前記第1のパイプ(2)と前記先端(6)のうちの第1の先端の間にてフレキシブルである少なくとも1つの第1の区画(5、520)が含まれ、
    前記弾性針(1)は、第2の端(54)にて前記第2のパイプ(4)を支持する前記第2の区画(5、540)を含む
    ことを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項に記載の弾性針(1)。
  16. 少なくとも1つの請求項1〜14のいずれか一項に記載の弾性針(1)と、
    前記第1のパイプ(2)を駆動するための第1の手段(101)と、及び
    前記第2のパイプ(4)を駆動するための第2の手段(102)とを備える幾何学的構成が可変な計時器用表示機構(10)であって、
    前記弾性針(1)の角位置を用いて第1の大きさを表示し、前記出力軸(D)に対する前記弾性針(1)の延びを用いて第2の大きさを表示するように設計されている
    ことを特徴とする表示機構(10)。
  17. 前記第1の駆動手段(101)及び前記第2の駆動手段(102)は、角位置を固定位置に保持し、かつ、前記弾性針(1)の延びによってのみ与えられる線形的な表示を与えるように設計されている
    ことを特徴とする請求項15に記載の表示機構(10)。
  18. 前記第1の駆動手段(101)又は前記第2の駆動手段(102)は、動かない状態に保持される
    ことを特徴とする請求項16に記載の弾性針(1)。
  19. 表盤(13)又は構造のカウンターボア(12)において動く少なくとも1つの他の表示用の針(11)を備え、このカウンターボア(12)の外径は、その他の針(11)の上に位置する前記表盤(13)の上面(16)の上に配置される前記弾性針(1)の最小延びよりも小さい
    ことを特徴とする請求項16〜18のいずれか一項に記載の弾性針(1)。
  20. 前記弾性針(1)の軌道に干渉する障害物の近傍で前記弾性針(1)の面外ねじれ又は収縮を発生させるように設計されている前記第1の駆動手段(101)及び前記第2の駆動手段(102)を制御する手段を備える
    ことを特徴とする請求項16〜19のいずれか一項に記載の弾性針(1)。
  21. 少なくとも1つの請求項15〜20のいずれか一項に記載の表示機構(10)、及び/又は少なくとも1つの請求項1〜14のいずれか一項に記載の弾性針(1)を備える
    ことを特徴とする計時器(1000)。
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