JP2021118272A - コイル装置 - Google Patents

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秀平 染谷
良栄 篠原
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良栄 篠原
仁寛 川崎
Hitohiro Kawasaki
仁寛 川崎
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せつ 土田
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Abstract

【課題】直流抵抗が低く、しかも実装後の強度にも優れたコイル装置を提供する。【解決手段】コイル装置10は、磁性体で構成され、鍔部24、26を有する巻芯部22と、巻芯部22に巻回してあるワイヤ41と、鍔部の外面の一部に取り付けられる端子51と、を有する。端子具51が、鍔部24、26の外面に密着している端子本体51aと、端子本体51aと一体に成形してあり、鍔部24、26から離れて突出している突出板部51bとを有する。突出板部51bは、ワイヤ41のリード端41a、41bが接続されるワイヤ接続面51c2と、ワイヤ接続面51c2の反対面に位置して外部回路に接続される実装面51c1とを有する。鍔部24、26の下面24a、26aが、ワイヤ接続面51c2に対して、所定距離Z1で離れている。【選択図】図1B

Description

本発明は、巻線型のコイル装置に関する。
巻線型のコイル装置としては、たとえば下記の特許文献1に示すコイル装置が知られている。特許文献1に示す従来の巻線型のコイル装置では、金属端子が、磁性体コアの鍔部に接着剤などで取り付けられ、金属端子の実装面から引き込まれた位置で、コイルを構成するワイヤの端部が接続されている。
しかしながら、このような従来の構成のコイル装置を、たとえば電源用途に用いる場合には、金属端子の実装面とワイヤ端部の接続部とが離れているため、直流抵抗の増大が課題となる。また、このような従来の構成のコイル装置では、コアの下面が実装面に近いため、外部回路基板の熱変形などによる応力がコアに直接に伝わりやすく、実装後の強度が課題である。
特開2018−56399号公報
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、その目的は、直流抵抗が低く、しかも実装後の強度にも優れたコイル装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係るコイル装置は、
磁性体で構成され、鍔部を有する巻芯部と、
前記巻芯部に巻回してあるワイヤと、
前記鍔部の外面の一部に取り付けられる端子具と、を有するコイル装置であって、
前記端子具が、
前記鍔部の外面に接触している端子本体と、
前記端子本体と一体に成形してあり、前記鍔部から離れて突出している突出板部とを有し、
前記突出板部は、前記ワイヤのリード端が接続されるワイヤ接続面と、前記ワイヤ接続面の近傍に位置して外部回路に接続される実装面とを有し、
前記鍔部の下面が、前記ワイヤ接続面に対して、所定距離で離れている。
本発明のコイル装置では、端子具の突出板部は、ワイヤのリード端が接続されるワイヤ接続面と、ワイヤ接続面の近傍に位置して外部回路に接続される実装面とを有する。そのため、ワイヤ接続面と実装面との距離が近づき、ワイヤのリード端の接続部から外部回路へと至る端子具の直流抵抗を極端に下げることが可能になり、コイル装置の全体としての直流抵抗も極端に小さくすることができる。そのため、本発明のコイル装置は、電源用途に好ましく用いることができる。
また、本発明のコイル装置を信号系用途に用いる場合でも、挿入損失(IL/インサーションロス)の増大を抑制することが可能となり、信号系用途にも好ましく用いることができる。
さらに、本発明のコイル装置では、鍔部の下面が、ワイヤ接続面に対して、所定距離で離れているため、必然的に、鍔部の下面は、実装面に対して、所定の隙間で浮き上がった状態で、鍔部を有する巻芯部が端子具で保持される。すなわち、鍔部を有する巻芯部は、実装面から遠くなり、実装面で接続される外部回路基板の熱変形などによる応力が鍔部および巻芯部に直接に伝わり難くなり、実装後の強度が向上する。本発明のコイル装置は、150°C以上の高温でも使用可能であり、耐熱性にも優れている。
好ましくは、前記実装面が、前記突出板部の先端部で、前記ワイヤ接続面の反対側に位置する。この場合には、ワイヤ接続面と実装面とは、突出板部のほぼ厚みのみで近接し、ワイヤのリード端の接続部から外部回路へと至る端子具の直流抵抗を、さらに低下させることができる。
好ましくは、前記突出板部は、
前記鍔部の下方に位置する少なくとも一つの主実装基部を有し、
前記主実装基部に、前記実装面と前記ワイヤ接続面が形成してある。
実装面とワイヤ接続面とが形成してある主実装基部を、鍔部の下方に位置させることで、巻芯部へのワイヤの自動巻線作業が、さらに容易になる。ワイヤのリード端を主実装基部のワイヤ接続面に仮止めしやすくなり、ワイヤに対する負荷が軽減され、ワイヤにダメージを与えること無く巻線部に巻回しやすくなる。
好ましくは、前記主実装基部は、前記端子本体と同一平面上に位置する前記突出板部から前記鍔部の下方に向けて折り曲げて成形してある。このように構成することで、実装面とワイヤ接続面とが形成してある主実装基部を、鍔部の下方に位置させ易くなる。
好ましくは、前記突出板部は、前記主実装基部の先端側で折り返して曲げられる先端折曲部をさらに有し、前記ワイヤのリード端は、前記先端折曲部と前記主実装基部との間に挟まれる。ワイヤのリード端を先端折曲部と基部との間に挟み込むことで、リード端の端子具への仮止めおよび接続作業が容易になる。
前記突出板部は、前記主実装基部以外に、副実装基部を有してもよく、副実装基部には、前記ワイヤのリード端が接続されなくてもよい。なお、副実装基部にもワイヤのリード端が接続されるワイヤ接続面を実装面と共に形成してもよい。副実装基部を設けることで、コイル装置の実装強度が向上すると共に、コイル装置を安定して回路基板などに実装することが容易になる。
なお、前記先端折曲部の表面と裏面に、前記ワイヤ接続面および前記実装面がそれぞれ形成してあっても良い。あるいは、前記先端折曲部に対応する前記基部の表面と裏面に、前記ワイヤ接続面および前記実装面がそれぞれ形成してあってもよい。あるいは、突出板部には、先端折曲部が無くても良い。
好ましくは、前記鍔部の下面が、前記ワイヤ接続面に対して、前記突出板部の厚みの2倍以上の前記所定距離で離れている。このように構成することで、実装面で接続される外部回路基板の熱変形などによる応力が、さらに鍔部および巻芯部に直接に伝わり難くなり、実装後の強度が向上する。
好ましくは、前記鍔部の外端面には、前記端子具の端子本体が取り付けられる端子取付面が段差状に凹んで形成してある。このように構成することで、端子具を鍔部の外端面に位置決めして取り付けやすくなる。
前記鍔部の側面には、前記端子具の嵌合片が取り付けられる端子嵌合面が段差状に凹んで形成してあっても良い。このように構成することで、さらに端子具を鍔部の外端面に位置決めして取り付けやすくなる。また、接着剤を用いること無く端子具を嵌合片のみで鍔部に取り付けてもよい。なお、接着剤を併用して端子具を鍔部の外端面に取り付けてもよい。
前記端子本体には、好ましくは前記嵌合片が形成される位置に対応して、あるいは、対応させること無く、切り欠きが形成してあってもよい。切り欠きを形成することで、応力緩衝作用がさらに向上し、鍔部を有する巻芯部へ伝わる熱応力などの外力が、さらに低減される。
前記実装面と反対側に位置する前記鍔部の外面には、板状部材が接合してあってもよい。板状部材は、磁性体部材であってもよく、非磁性体部材でもよい。また、板状部材は、樹脂を塗布して形成してある部材でもよい。これらの板状部材は、平坦面を有することが好ましい。平坦面には、ピックアップ用吸着部材が着脱自在に吸着可能であり、ハンドリング性が向上する。
図1Aは本発明の一実施形態に係るコイル装置の斜視図である。 図1Bは図1Aに示すコイル装置の側面図である。 図1Cは図1Aに示すコイル装置の正面図である。 図1Dは図1Aに示すコイル装置の底面図である。 図2は図1Aに示すコイル装置のドラム型コアの斜視図である。 図3は図1Aに示すコイル装置の端子金具の斜視図である。 図4Aは本発明の他の実施形態に係るコイル装置の斜視図である。 図4Bは本発明のさらに他の実施形態に係るコイル装置の斜視図である。 図4Cは本発明のさらに他の実施形態に係るコイル装置の斜視図である。
以下、本発明を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
第1実施形態
図1A〜図1Cに示す本発明の一実施形態に係るコイル装置10は、たとえば巻線型の高温対応のインダクタなどとして用いられるが、その用途は、特に限定されず、たとえば高周波デカップリングコイル、コモンモードフィルタ、バラン、デュアルインダクタなどとしても用いることができる。
コイル装置10は、ドラムコア20と、ドラムコア20の巻芯部22に巻回されたコイル部40と、ドラムコア20の上部に配置される平板部材30と、を有する。なお、コイル装置10の説明では、コイル装置10を実装する実装面と平行な面内にありドラムコア20の巻芯部22の巻軸と平行な方向をX軸、X軸と同じく実装面と平行な面内にありX軸と垂直な方向をY軸方向、実装面の法線方向をZ軸方向とする。
図2に示すように、ドラムコア20は、X軸方向に延びる棒状の巻芯部22と、巻芯部22の両端に備えられる一対のコア端部としての第1鍔部24および第2鍔部26と、を有する。第1鍔部24と第2鍔部26とは、略同じ形状を有し、これらは、X軸方向に関して所定の間隔を空けて、互いに略平行になるように巻芯部22に具備してある。
巻芯部22は、一対の鍔部24,26において互いに向かい合うそれぞれの面の略中央部に接続しており、一対の鍔部24,26に一体化している。巻芯部22の横断面形状は、本実施形態では矩形であるが、円形でも良く、その断面形状は特に限定されない。
ドラムコア20のZ軸方向の上端部には、図1Aに示す板状部材30が接着してあることが好ましい。板状部材30は、第1鍔部24の反実装側コア面24bと、第2鍔部26の反実装側コア面26bとを掛け渡すように、これらの反実装側コア面に接合してあることが好ましい。
図2に示すように、第1鍔部24は、本実施形態では、全体として直方体で構成してある。第1鍔部24は、Z軸方向の下面である実装側コア面24aと、その反対側の反実装側コア面24bと、X軸方向の外端面24cと、巻芯部22の方向を向いている内面24dと、Y軸方向の相互に反対側に位置する一対の側面24e,24eと、を有している。
また、同様に、第2鍔部26は、本実施形態では、全体として直方体で構成してある。第2鍔部26は、Z軸方向の下面である実装側コア面26aと、その反対側の反実装側コア面26bと、X軸方向の外端面26cと、巻芯部22の方向を向いている内面26dと、Y軸方向の相互に反対側に位置する一対の側面26e,26eと、を有している。
外端面24c(26c)のZ軸方向の下方には、外端面24c(26c)よりもX軸方向の内側(コア20の中心側)に段差状に凹んでいる端子取付面24c1(26c1)が形成してある。端子取付面24c1(26c1)には、図1Aに示すように、端子(導電性の端子具)51が取り付けられる。図2に示すそれぞれの端子取付面24c1(26c1)には、図3に示す端子51の端子本体51aの内面が取り付けられ、必要に応じて接着される。
図2に示す外端面24c(26c)に対して端子取付面24c1(26c1)がX軸方向の内側に引き込まれている段差深さは、図3に示す端子51の板厚程度が好ましいが、それよりも浅くてもよく、深くてもよい。
また、図2に示す両側の側面24e(26e)のZ軸方向の下方には、側面24e(26e)よりもY軸方向の内側(コア20の中心側)に段差状に凹んでいる端子嵌合面24e1(26e1)が形成してある。端子嵌合面24e1(26e1)には、図3に示す端子(導電性の端子具)51の端子本体51aのZ軸上側でY軸方向の両側からそれぞれ一体的に折り曲げて形成してある嵌合片51eが、それ自身の弾力で嵌合するようになっている。
なお、各嵌合片51eのZ軸方向幅は、各鍔部24(26)の端子嵌合面24e1(26e1)のZ軸方向幅よりも小さく、各嵌合片51eのZ軸方向上端が、側面24e(26e)との段差部に突き当てられるようになっている。また、端子嵌合面24e1(26e1)には、各嵌合片51eが接触する部分のみで、さらに内側に凹んでいる嵌合凹部が形成してあってもよい。
なお、本実施形態では、各嵌合片51eは、各鍔部24(26)の端子嵌合面24e1(26e1)の少なくとも一部に接触して嵌合する。しかしながら、端子本体51aの内面が鍔部24(26)の端子取付面24c1(26c1)に接着される場合には、各嵌合片51eは、各鍔部24(26)の端子嵌合面24e1(26e1)に接触しなくてもよい。本実施形態では、端子本体51aの内面のみが鍔部24(26)の端子取付面24c1(26c1)に接着され、しかも各嵌合片51eは、各鍔部24(26)の端子嵌合面24e1(26e1)に接触して嵌合する。
図2に示す側面24e(26e)に対して端子嵌合面24e1(26e1)がY軸方向の内側に引き込まれている段差深さは、図3に示す端子51の板厚程度が好ましいが、それよりも浅くてもよく、深くてもよい。本実施形態では、図2に示す外端面24c(26c)に形成してある端子取付面24c1(26c1)との段差部と、側面24e(26e)に形成してある端子嵌合面24e1(26e1)との段差部とは、Z軸方向の位置が同じであるが、それぞれ相互に異なっていてもよい。
また、本実施形態では、端子本体51aには、嵌合片51eが形成されるZ軸方向の下側位置に対応して、一対の切り欠き51a1が、Y軸に沿って、端子本体51aの両側から所定距離で離れて形成してある。すなわち、嵌合片51eのZ軸方向の下端位置と、一対の切り欠き51a1の形成位置とが略一致している。なお、切り欠き51a1は、必ずしもY軸に平行に形成する必要はなく、Y軸に対して傾斜していてもよい。また、切り欠き51a1は、必ずしも嵌合片51eのZ軸方向の下端位置に対応させて形成する必要はない。
本実施形態では、図2に示す鍔部24に取り付けられる端子51と、鍔部26に取り付けられる端子51とは、本実施形態では、同じ構成を有している。
端子51は、導電性端子板などで構成され、たとえば金属板などの一枚の導電性板材から折曲成形してある端子本体51aと突出板部51bとを有する。端子本体51aは、図2に示す鍔部24の外端面24cに形成してある端子取付面24c1に接着剤などで取り付けられる平板形状を有する。
図3に示す端子本体51aは、図2に示す鍔部24の端子取付面24c1に接着剤などで固定され、端子取付面24c1に所定の隙間(隙間0でもよい)で密着する。端子本体51aは、前述したように、一対の端子係合片51eと、切り欠き51a1とを有している。
図3に示す端子本体51aには、図2に示す鍔部24の下端で、鍔部24の実装側コア面24aからZ軸方向の下側に突出する図3に示す突出板部51bが一体に成形してある。突出板部51bは、端子本体51aと面一にZ軸方向の下方向に伸びる。突出板部51bは、そのZ軸方向の下端から内側に一体的に折り曲げてある主実装基部51cと、同様に、そのZ軸方向の下端から内側に一体的に折り曲げてある副実装基部51cαとを有する。
主実装基部51cと副実装基部51cαとは、突出板部51bのY軸方向の両側で所定距離で離れて、突出板部51bのZ軸方向の下部にそれぞれ形成してあるが、これらは、一体的に形成してあってもよい。なお、本実施形態では、これらは別々に成形してあることとして説明する。
本実施形態では、主実装基部51cと副実装基部51cαとは、突出板部51bの下端で、それぞれ同じ方向に折り曲げられ、それぞれ、図2に示す鍔部24または鍔部26の実装側コア面24aまたは26aの下方に位置する。
主実装基部51cは、その先端から折り返して曲げられている先端折曲部51dとを有する。本実施形態では、基部51cの先端部で、先端折曲片51dがZ軸方向の上側に折り返すように曲げてあり、先端折曲部51dの反対側に位置する主実装基部51cの外面が、実装面51c1となり、先端折曲片51dが位置する主実装基部51cの内面が継線面(ワイヤ接続面)51c2となる。
また、副実装基部51cαは、その先端から折り返して曲げられている先端折曲部51dを有さないが、副実装基部51cαの外面(下面)が、実装面51cα1となり、その反対面である副実装基部51cαの内面には、継線面(ワイヤ接続面)が形成されないが、形成されてもよい。
図1Bに示すように、主実装基部51cの継線面51c2と先端折曲部51dとの間に、コイル部40を構成するワイヤ41の一方の引出部のリード端41aが挟まれてカシメられる。カシメられた後は、ハンダ付けまたはレーザ溶接などにより端子51とワイヤ41のリード端41aとを接続してもよい。
本実施形態では、主実装基部51cの実装面51c1と副実装基部の実装面51祖α1とは、面一の外面となり、主として、実装面51c1が外部回路基板(図示省略)の回路パターンに接続されるが、実装面51cα1も同時に接続されてもよい。外部回路基板(図示省略)の回路パターンへの接続方法は、特に限定されないが、たとえばハンダ接合が例示される。
本実施形態では、図1Bに示すように、ワイヤ41の一方の引出部のリード端41aは、第1鍔部24に装着してある端子51の継線面51c2に接合してあり、ワイヤ41の他方の引出部のリード端41bは、第2鍔部26に装着してある端子51の継線面51c2に接合してある。これらの接合のための手段としては、特に限定されず、レーザ溶接、ハンダ付けなどが好ましいが、これに限らず、溶接、抵抗溶接、超音波溶接、カシメ止め、熱圧着、熱融着などが例示される。
ドラムコア20の巻芯部22には、コイル部40が形成されている。コイル部40は、本実施形態では、1本のワイヤ41により構成される。ワイヤ41は、たとえば被覆導線で構成してあり、良導体(たとえば銅線)からなる芯材を絶縁性の被覆膜で覆った構成を有しており、巻芯部22に、たとえば単層または多層構造で巻回されている。
コイル装置10の製造では、まず、図3に示すそれぞれ一対の端子51を図2に示すドラムコア20に取り付ける。各端子51の外端面端子本体51a1,52a1の内面のみが、端子取付面24c1または26c1に各々接着されることが好ましい。
本実施形態では、図1Bに示すように、ドラムコア20の鍔部24,26の下面である実装側コア面24a,26aと、各端子51の継線面51c2,52c2との間の所定距離Z1が所定以上となるように、各端子51が鍔部24,26に取り付けられる。
このようにして製造された端子51および52付きのドラム型のドラムコア20と平板部材30とワイヤ41とを準備する。ドラムコア20は、磁性体で構成され、たとえば、比較的透磁率の高い磁性材料、たとえばNi−Zn系フェライトや、Mn−Zn系フェライト、あるいは金属磁性体などで構成してある磁性粉体を、成型および焼結することにより作製される。好ましくは、平板部材30も、ドラムコア20と同じまたは異なる磁性材料で構成されるが、平板部材30は、必ずしも磁性材料で構成する必要はない。
端子51は、たとえばリン青銅、タフピッチ鋼、純銅、真鍮、銀、金、あるいは金属系の合金でハンダ接合性があるものなどの金属端子で構成される。端子51の厚みは、特に限定されないが、好ましくは50〜300μmである。
ワイヤ41としては、たとえば、銅(Cu)などの良導体からなる芯材を、イミド変成ポリウレタンなどからなる絶縁材で覆い、さらに最表面をポリエステルなどの薄い樹脂膜で覆ったものを用いることができる。準備された端子51を設置したドラムコア20およびワイヤ41は、巻線機にセットされ、ワイヤ41が、所定の順序でドラムコア20の巻芯部22に巻回される。ワイヤ41の線径は、特に限定されないが、好ましくは10〜300μmである。
本実施形態では、巻回されたワイヤ41のワイヤ端である引出部のリード端41a,41bは、それぞれ図3に示す一対の端子51の継線面51c2に先端折曲片51dがカシメられた後に接続される。
巻芯部22へのワイヤ41の巻回作業の後に、平板部材30を鍔部24,26の反実装側コア面24b,26bに接合する。接合のための手段としては、特に限定されないが、たとえば接着による方法が例示される。
本実施形態のコイル装置10では、図1Bに示すように、端子51の実装面51c1と、ワイヤ41のリード端41a(41b)が接続されるワイヤ接続面である継線面51c2とが、主実装基部51cの相互に反対側に位置する面に形成してある。そのため、継線面51c2と実装面51c1とが、突出板部51bの基部51cのほぼ厚みのみで近接し、ワイヤ41のリード端41a(41b)の接続部から外部回路基板(図示省略)へと至る端子51の直流抵抗を極端に下げることが可能になる。そのため、コイル装置10の全体としての直流抵抗も極端に小さくすることができる。
その結果、本実施形態のコイル装置10は、電源用途にも好ましく用いることができる。また、本実施形態のコイル装置10を信号系用途に用いる場合でも、挿入損失(IR/インサーションロス)の増大を抑制することが可能となり、たとえば100MHz以上の高周波の信号系用途にも好ましく用いることができる。
特に、本実施形態のコイル装置10では、図1Bに示すように、鍔部24,26の下面である実装側コア面24a,26aが、ワイヤ接続面51c2に対して、所定距離Z1以上で離れているため、必然的に、鍔部24,26の下面は、実装面51c1に対して、所定の隙間で浮き上がった状態で、ドラムコア20が端子51で保持される。すなわち、ドラムコア20は、実装面51c1から遠くなり、実装面51c1で接続される外部回路基板の熱変形などによる応力がドラムコア20に直接に伝わり難くなり、実装後の強度が向上する。本実施形態のコイル装置10は、150°C以上の高温でも使用可能であり、耐熱性にも優れている。
所定距離Z1は、好ましくは、突出板部51bを構成する板材の厚みの2倍以上、さらに好ましくは、2〜10倍である。このように構成することで、鍔部24,26の下面である実装側コア面24a,26aは、先端折曲部51d、または端子51を構成する導電性端子板のいずれとも接触せずに所定の隙間空間を有する。したがって、図示しない外部回路基板の振動が直接に各鍔部24,26の実装側コア面24a,26aに伝達し難くなると共に、外部回路基板の熱変形などによる応力が直接にドラムコア20に伝達し難くなる。また、端子51によるドラムコア20の支持固定も安定化される。
また、本実施形態では、実装面51c1が、突出板部51bの先端部にある主実装基部51cにおいて、ワイヤ接続面51c2の反対側に位置する。そのため、ワイヤ接続面51c2と実装面51c1とは、主実装基部51cのほぼ厚みのみで近接し、ワイヤ41の引出部41a,41bの接続部から外部回路へと至る端子51の直流抵抗を、さらに低下させることができる。
さらに、端子51の突出板部51bの先端部に位置する主実装基部51cは、鍔部24,26の下方に位置する。また、同様に、副実装基部51cαも、鍔部24,26の下方に位置する。主実装基部51cと副実装基部51cαとを、鍔部24,26の下方に位置させることで、巻芯部22へのワイヤ41の自動巻線作業が、さらに容易になる。ワイヤ41の引出部41a,41bを主実装基部51cのワイヤ接続面51c2に仮止めしやすくなり、ワイヤ41に対する負荷が軽減され、ワイヤ41にダメージを与えること無く巻線部22に巻回しやすくなる。
また、主実装基部51cと副実装基部51cαとは、端子本体51aと同一平面上に位置する突出板部51bから鍔部24,26の下方に向けて折り曲げて成形してある。このように構成することで、主実装基部51cと副実装基部51cαとを、鍔部24,26の下方に位置させ易くなる。また、コイル装置10の小型化にも寄与する。さらに、実装面積の縮小にも寄与する。
主実装基部51cは、その先端側で折り返して曲げられる先端折曲部51dをさらに有し、ワイヤ41の引出部41a,41bは、先端折曲部51dと主実装基部51dとの間に挟まれる。ワイヤ41の引出部41a,41bを先端折曲部51dと主実装基部51cとの間に挟み込むことで、引出部41a,41bの端子51への仮止めおよび接続作業が容易になる。
なお、本実施形態では、突出板部51bは、主実装基部51c以外に、副実装基部51cαを有しており、副実装基部51cαには、ワイヤ41の引出部41a,41bが接続されない。ただし、副実装基部51cαにも、ワイヤ41とは異なるワイヤのリード端が接続されるワイヤ接続面を実装面51cα1と共に形成してもよい。副実装基部51cαを設けることで、コイル装置10の実装強度が向上すると共に、コイル装置10を安定して回路基板などに実装することが容易になる。
また、本実施形態では、図2に示すように、鍔部24,26の外端面24c,26cには、端子51の端子本体51aが取り付けられる端子取付面51c1が段差状に凹んで形成してある。このように構成することで、端子51を鍔部24,26の外端面24cに位置決めして取り付けやすくなる。
また、本実施形態では、図2に示すように、鍔部24,26の側面24e,26eには、端子51の嵌合片51eが取り付けられる端子嵌合面24e1,26e1が段差状に凹んで形成してある。このように構成することで、さらに端子51を鍔部24,26に位置決めして取り付けやすくなる。
また本実施形態では、図3に示す端子本体51aには、好ましくは嵌合片51eが形成される位置に対応して、あるいは、対応させること無く、切り欠き51a1が形成してある。切り欠き51e1を形成することで、応力緩衝作用がさらに向上し、ドラムコア20へ伝わる熱応力などの外力が、さらに低減される。
また本実施形態では、金属板からなる端子51の端子本体51aの一部が、ドラムコア20の鍔部24(26)の一部(実装側コア面24a,26a以外)で接着することで、外部回路基板からの振動や熱変形力などが直接にドラムコアに伝達し難くなる。その結果、コイル装置10の外部回路基板への接続強度が向上する。さらに本実施形態では、嵌合片51eによる鍔部24,26の端子嵌合面24e1,26e1への嵌合のみで、各端子51を各鍔部24,26に取り付けてもよい。その場合においても、外部回路基板からの振動や熱変形力などが直接にドラムコアに伝達し難くなる。その結果、コイル装置10の外部回路基板への接続強度が向上する。
また本実施形態では、図1Aに示すように、第1鍔部24の反実装側コア面24bと第2鍔部26の反実装側コア面26bとに掛け渡される平板部材30をさらに有する。平板部材30を磁性体で構成することにより、磁性体で構成されるドラムコア20と組み合わされて閉磁路回路を構成することが可能になり、コイル装置20の磁気特性が向上する。
なお、板状部材30は、非磁性体部材でもよい。また、板状部材30は、樹脂を塗布して形成してある部材でもよい。これらの板状部材30は、平坦な上面を有することが好ましい。平坦な上面には、ピックアップ用吸着部材が着脱自在に吸着可能であり、ハンドリング性が向上する。
第2実施形態
本発明の第2実施形態に係るコイル装置は、以下の点が相違するのみであり、その他の構成は、前述した第1実施形態と同様であり、同様な作用効果を奏し、重複する部分の説明は省略する。また、図面において、第1実施形態と共通する部材には、共通する符号を付してある。
図4Aに示すように、この実施形態のコイル装置10αは、図1A〜図3に示す第1実施形態のコイル装置10のドラムコア20の形状が、図4Aに示すドラムコア20αのように変化したのみである。本実施形態のドラムコア20αは、第1実施形態のドラムコア20よりも、Z軸方向の高さが小さくなっているのみであり、その他の構成は共通する。
第3実施形態
本発明の第3実施形態に係るコイル装置は、以下の点が相違するのみであり、その他の構成は、前述した第1実施形態または第2実施形態と同様であり、同様な作用効果を奏し、重複する部分の説明は省略する。また、図面において、第1実施形態および第2実施形態と共通する部材には、共通する符号を付してある。
図4Bに示すように、この実施形態のコイル装置110では、図4Aに示す端子51が、二つに分割され、端子52と端子53とで構成される。
図4Bに示す端子52および53は、それぞれ導電性端子板などで構成され、たとえば金属板などの一枚の導電性板材からそれぞれ折曲成形してある端子本体52a(53a)と突出板部52b(53b)とを有する。端子本体52a(53a)は、鍔部24(26)の外端面24c(26c)に形成してある端子取付面24c1(26c1)に接着剤などで取り付けられる平板形状を有する。
端子本体52a(53a)は、鍔部24(26)の端子取付面24c1(26c1)に接着剤などで固定され、端子取付面24c1(26c1)に所定の隙間(隙間0でもよい)で密着する。本実施形態では、端子本体52a(53a)には、第1実施形態の端子51の端子係合片51eが形成されていないと共に、切り欠き51a1も形成されていない。
端子本体52a(53a)には、鍔部24(26)の下端で、鍔部24(26)の実装側コア面24a(26a)からZ軸方向の下側に突出する突出板部52b(53b)が一体に成形してある。突出板部52b(53b)は、端子本体52a(53a)と面一にZ軸方向の下方向に伸びる。突出板部52b(53b)は、そのZ軸方向の下端から内側に一体的に折り曲げてある主実装基部52c(または副実装基部53c)を有する。
主実装基部52cと副実装基部53cとは、鍔部24,26の下方で、それぞれY軸方向の両側で所定距離で離れて位置してある。本実施形態では、主実装基部52cと副実装基部53cとは、それぞれの突出板部52b,53bから、それぞれ同じ方向に折り曲げられ、それぞれ、図2に示す鍔部24または鍔部26の実装側コア面24aまたは26aの下方に位置する。
主実装基部52cは、その先端から折り返して曲げられている先端折曲部52dとを有する。本実施形態では、基部52cの先端部で、先端折曲片52dがZ軸方向の上側に折り返すように曲げてあり、先端折曲部52dの反対側に位置する主実装基部52cの外面が、実装面52c1となり、先端折曲片52dが位置する主実装基部52cの内面が継線面(ワイヤ接続面)52c2となる。
また、副実装基部53cは、その先端から折り返して曲げられている先端折曲部52dを有さないが、副実装基部53cの外面(下面)が、実装面53cとなり、その反対面である副実装基部53cの内面には、継線面(ワイヤ接続面)が形成されないが、形成されてもよい。本実施形態では、各鍔部24,26に取り付けられる端子が、二つの端子52,53で構成してある。
第4実施形態
本発明の第4実施形態に係るコイル装置は、以下の点が相違するのみであり、その他の構成は、前述した第3実施形態と同様であり、同様な作用効果を奏し、重複する部分の説明は省略する。また、図面において、第1実施形態〜第3実施形態と共通する部材には、共通する符号を付してある。
図4Cに示すように、この実施形態のコイル装置110αでは、ドラムコア20αにおける鍔部24(26も同様であり、その説明は省略する)の外端面24cの下部に形成してある端子取付面24c1のY軸方向の中央部に、X軸方向の凹む嵌合凹部24c2をZ軸に沿って形成してあり、その嵌合凹部24c2のY軸方向の両側に端子嵌合面24c3を形成してある。
また、端子52,53のZ軸方向の上部には、そのY軸方向の両側から内側に折り曲げて、それぞれ一対の嵌合片52e,53eが形成してある。各嵌合片52e,53eは、鍔部24に形成してある端子嵌合面24e1,24c3に嵌合するようになっている。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変することができる。
たとえば、上述した実施形態では、第1鍔部24と第2鍔部26とを同じ構成にしたが、これらを異なる構成にしてもよい。
また、上述した実施形態では、コイル部40を一本のワイヤ41で構成したが、二本以上のワイヤで構成してもよい。その場合には、副実装基部51cα(または53c)にも、主実装基部51c(または52c)と同様な継線部51c2を形成することが好ましい。また、副実装基部51cα(または53c)にも、主実装基部51c(または52c)と同様な先端折曲部51d(または52d)を具備させてもよい。
また、上述した各実施形態では、ワイヤ41の引出部41a,41bが、鍔部24,26の対角となる位置に引き出されて、その対角となる位置に配置してある端子51(または52)の主実装基部51c(または52c)の継線面51c2(または52c2)に接続してある。しかしながら、対角となる以外の位置で、ワイヤ41の引出部41a,41bを引き出して、各端子51(または端子52または53)に接続してもよい。
なお、上述した実施形態において、先端折曲部51d,52dに対応する基部51c,52cの表面と裏面に、ワイヤ接続面および前記実装面がそれぞれ形成してあるが、それに限定されない。たとえば先端折曲部51d,52dを実装面側に折返し、その表面と裏面に、それぞれワイヤ接続面および前記実装面をそれぞれ形成しても良い。あるいは、実装側基部51c,52cには、先端折曲部51d,52dが無くても良い。
10,10α,110,110α… コイル装置
20,20α… ドラムコア
22… 巻芯部
24… 第1鍔部
24a… 実装側コア面
24b… 反実装側コア面
24c… 外端面
24c1… 端子取付面
24c2… 嵌合凹部
24c3… 端子嵌合面
24d… 内面
24e… 側面
24e1… 端子嵌合面
26… 第2鍔部
26a… 実装側コア面(下面)
26b… 反実装側コア面
26c… 外端面
26c1… 端子取付面
26d… 内面
26e… 側面
26e1… 端子嵌合面
30… 平板部材
40… コイル部
41… ワイヤ
41a… 一方の引出部(リード端)
41b… 他方の引出部(リード端)
51,52,53,52α,53α… 端子(端子具)
51a,52a,53a,… 端子本体
51a1… 切り欠き
51b,52b,53b… 突出板部
51c,52c,… 主実装基部
51cα,53c… 副実装基部
51c1,52c1,53c1,51cα1… 実装面
51c2,52c2… 継線面(ワイヤ接続面)
51d,52d… 先端折曲部
51e,52e,53e… 嵌合片

Claims (10)

  1. 磁性体で構成され、鍔部を有する巻芯部と、
    前記巻芯部に巻回してあるワイヤと、
    前記鍔部の外面の一部に取り付けられる端子具と、を有するコイル装置であって、
    前記端子具が、
    前記鍔部の外面に接触している端子本体と、
    前記端子本体と一体に成形してあり、前記鍔部から離れて突出している突出板部とを有し、
    前記突出板部は、前記ワイヤのリード端が接続されるワイヤ接続面と、前記ワイヤ接続面の近傍に位置して外部回路に接続される実装面とを有し、
    前記鍔部の下面が、前記ワイヤ接続面に対して、所定距離で離れているコイル装置。
  2. 前記実装面が、前記突出板部の先端部で、前記ワイヤ接続面の反対側に位置する請求項1に記載のコイル装置。
  3. 前記突出板部は、
    前記鍔部の下方に位置する少なくとも一つの主実装基部を有し、
    前記主実装基部に、前記実装面と前記ワイヤ接続面が形成してある請求項1または2に記載のコイル装置。
  4. 前記主実装基部は、前記端子本体と同一平面上に位置する前記突出板部から前記鍔部の下方に向けて折り曲げて成形してある請求項3に記載のコイル装置。
  5. 前記突出板部は、前記主実装基部の先端側で折り返して曲げられる先端折曲部をさらに有し、
    前記ワイヤのリード端は、前記先端折曲部と前記主実装基部との間に挟まれる請求項3または4に記載のコイル装置。
  6. 前記突出板部は、前記主実装基部以外に、副実装基部を有し、副実装基部には、前記ワイヤのリード端が接続されない請求項3〜5のいずれかに記載のコイル装置。
  7. 前記鍔部の下面が、前記ワイヤ接続面に対して、前記突出板部の厚みの2倍以上の前記所定距離で離れている請求項1〜6のいずれかに記載のコイル装置。
  8. 前記鍔部の外端面には、前記端子具の端子本体が取り付けられる端子取付面が段差状に凹んで形成してある請求項1〜7のいずれかに記載のコイル装置。
  9. 前記鍔部の側面には、前記端子具の嵌合片が取り付けられる端子嵌合面が段差状に凹んで形成してある請求項1〜8のいずれかに記載のコイル装置。
  10. 前記端子本体には、前記嵌合片が形成される位置に対応して、切り欠きが形成してある請求項9に記載のコイル装置。
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