JP2021109698A - 包装袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の解決しようとする課題は、ある程度大きな不定形の内容物を収納して真空包装した後にも自立性を発揮する包装袋を提案するものである。【解決手段】基材層31とシーラント層33を有する1枚の積層体30を、シーラント層が対向するように折り曲げて、表面積層体2と裏面積層体3を構成して収納部12を形成し、裏面積層体の下部をシーラント層同士が対向するように折り曲げてフラップ部5を形成し、周縁をヒートシールしてなる包装袋1であって、前記収納部の下部からフラップ部にかけて1枚の逆V字状に折り曲げた形状保持部材6を備え、この形状保持部材を開くことにより、自立するようにしたことを特徴とする包装袋である。【選択図】図1

Description

本発明は、包装袋に関し、特に内容物を充填して真空包装を行った後に、自立性を発揮する包装袋に関する。
包装袋に内容物を充填した後に、包装袋内の空気を脱気すると、内容物が空気に接触する面積が減少するため、内容物が変質したり腐敗したりすることを防止することができる。この方法は、一般に真空包装と呼ばれ、固形食品の包装方法として一般的に使用されている。特許文献1に記載された包装袋は、真空包装に対応でき、電子レンジで過加熱しても溶融が起きにくい包装袋である。
これら従来の包装袋に固形食品を挿入して脱気すると、内容物の存在しない部分が皺になったりして、包装体の形状が不定形なものになり易い。特に肉類や魚、練り製品など、食品自体が不定形な場合には、その傾向が著しい。
このような包装体は、店頭に陳列する際に、棚やショーケース内に平置きするしか方法がなく、陳列効果が悪く、視認性に劣るものであった。
包装袋を立てて陳列できるように開発されたものとして、スタンディングパウチが知られている。スタンディングパウチは、表裏面の積層体の間に底部材を挿入して、底面を形成し、自立性を持たせたものであり、鍋つゆのような流動性のある食品や、手洗い洗剤やシャンプー、リンス等、トイレタリー関連の液体等を収納する容器として広く用いられている。
煮豆などのように、全体の形状が変形可能な場合には、スタンディングパウチを用いて真空包装を行っても、自立性を保持することができるが、変形しない、ある程度大きな固形食品類を、このスタンディングパウチに挿入して真空包装すると、全体の形状が歪んでしまうため、安定して自立性を発揮することができなかった。
特開2019−142573号公報
本発明の解決しようとする課題は、ある程度大きな不定形の内容物を収納して真空包装した後にも自立性を発揮する包装袋を提案するものである。
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、基材層とシーラント層を有する1枚の積層体を、シーラント層が対向するように折り曲げて、表面積層体と裏面積層体を構成して収納部を形成し、裏面積層体の下部をシーラント層同士が対向するように折り曲げてフラップ部を形成し、周縁をヒートシールしてなる包装袋であって、前記収納部の下部からフラップ部にかけて1枚の逆V字状に折り曲げた形状保持部材を備え、この形状保持部材を開くことにより、自立するようにしたことを特徴とする包装袋である。
本発明に係る包装袋は、裏面側に形状保持部材を伴ったフラップ部を有し、このフラップ部を開くことにより、フラップ部が突っかえ棒の働きをするため、自立性を発揮する。
また、請求項2に記載の発明は、それぞれ基材層とシーラント層を有する表面積層体と裏面積層体のシーラント層同士を対向させて収納部を形成し、裏面積層体の下部をシーラント層同士が対向するように折り曲げてフラップ部を形成し、周縁をヒートシールしてなる包装袋であって、前記収納部の下部からフラップ部にかけて1枚の逆V字状に折り曲げた形状保持部材を備え、この形状保持部材を開くことにより、自立するようにしたことを特徴とする包装袋である。
また、請求項3に記載の発明は、それぞれ基材層とシーラント層を有する表面積層体と裏面積層体とフラップ部積層体を用い、表面積層体と裏面積層体の上部とフラップ部積層体の下部のシーラント層同士を対向させて収納部を形成し、フラップ部積層体の上部と裏面積層体の下部のシーラント層同士を対向させてフラップ部を形成し、周縁をヒートシールしてなる包装袋であって、前記収納部の下部からフラップ部にかけて1枚の逆V字状に折り曲げた形状保持部材を備え、この形状保持部材を開くことにより、自立するようにしたことを特徴とする包装袋である。
また、請求項4に記載の発明は、収納部下部の内側から、フラップ部の内側にかけて前記形状保持部材を取り付けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の包装袋である。
また、請求項5に記載の発明は、収納部下部の外側から、フラップ部の外側にかけて前記形状保持部材を取り付けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の包装袋である。
また、請求項6に記載の発明は、前記形状保持部材が、圧延倍率が5倍以上16倍以下であり、延伸倍率が1.3倍以上2.5倍以下であり、総延伸倍率が10倍以上40倍以下の延伸ポリオレフィン系樹脂材料であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の包装袋である。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の包装袋に内容物を収納し、真空包装したことを特徴とする自立性を有する包装体である。
本発明に係る包装袋は、裏面側に形状保持部材を伴ったフラップ部を有し、このフラップ部を開くことにより、フラップ部が突っかえ棒の働きをするため包装体は安定した自立性を発揮する。
フラップ部を開かなければ、通常の包装体と同じであり、箱詰めの際の梱包効率を阻害することもない。必要に応じて自立させることができ、販売店頭における展示効果の向上に資するところ大である。
図1は、本発明に係る包装袋の一実施態様を用いて作製した包装体を自立させた状態を示した斜視図である。 図2は、図1に示した包装体の縦断面を示した断面模式図である。 図3は、本発明に係る包装袋の他の実施態様を用いて作製した包装体を自立させた状態を示した斜視図である。 図4は、図3に示した包装体の縦断面を示した断面模式図である。 図5は、本発明に係る包装袋の他の実施態様を用いて作製した包装体を自立させた状態を示した斜視図である。 図6は、図5に示した包装体の縦断面を示した断面模式図である。 図7は、図5、6に示した包装体に用いた包装袋の断面模式図である。 図8は、本発明に係る包装袋の他の実施態様を用いて作製した包装体を自立させた状態を示した断面模式図である。 図9は、本発明に係る包装袋の他の実施態様を示した断面模式図である。 図10は、本発明に係る包装袋の他の実施態様を示した断面模式図である。 図11は、本発明に係る包装袋の他の実施態様を示した断面模式図である。 図12は、本発明に係る包装袋に用いる積層体の層構成の一例を示した断面模式図である。
以下図面を参照しながら、本発明に係る包装袋並びにこれを用いた包装体について詳細に説明する。図1は、本発明に係る包装袋1の一実施態様を用いて作製した包装体20を自立させた状態を示した斜視図である。図2は、図1に示した包装体20の縦断面を示した断面模式図である。また、図12は、本発明に係る包装袋1に用いる積層体30の層構成の一例を示した断面模式図である。
図1および2に示した実施態様は、基材層31とシーラント層33を有する1枚の積層体30を、シーラント層33が対向するように折り曲げて、表面積層体2と裏面積層体3を構成して収納部12を形成し、裏面積層体3の下部をシーラント層同士が対向するように折り曲げてフラップ部5を形成し、周縁をヒートシールしてなる包装袋であって、前記収納部12の下部からフラップ部5にかけて1枚の逆V字状に折り曲げた形状保持部材6を備え、この形状保持部材6を開くことにより、自立するようにしたことを特徴とする包装袋である。
図1、2に示した例では、形状保持部材6が、包装袋1の内部に収納されている。また、1枚の積層体を折り曲げて、表面積層体2と裏面積層体3を構成して収納部12を形成し、さらに裏面積層体3の下部をシーラント層同士が対向するように折り曲げてフラップ部5を形成しているので、収納部12の下部、およびフラップ部5の下部には、シール部が無く、ボトムシール部とフラップ部シール部が存在しない。但し、特に図示しないが、このような構成であっても、ボトムシール部やフラップ部シール部を設けても良い。そうすることにより、包装体20の底部の剛性が増す効果がある。
図3は、本発明に係る包装袋1の他の実施態様を用いて作製した包装体20を自立させた状態を示した斜視図である。また図4は、図3に示した包装体20の縦断面を示した断面模式図である。図3および図4に示した実施態様は、それぞれ基材層31とシーラント
層33を有する表面積層体2と裏面積層体3のシーラント層同士を対向させて収納部12を形成し、裏面積層体3の下部をシーラント層同士が対向するように折り曲げてフラップ部5を形成し、周縁をヒートシールしてなる包装袋であって、前記収納部12の下部からフラップ部5にかけて1枚の逆V字状に折り曲げた形状保持部材6を備え、この形状保持部材6を開くことにより、自立するようにしたことを特徴とする包装袋である。
図3、4に示した例では、形状保持部材6が、包装袋1の内部に収納されており、1枚の積層体によって表面積層体2を形成し、他の1枚の積層体を用いて、裏面積層体3とフラップ部積層体4を形成している。表面積層体2の下部とフラップ部積層体4とがシールされてボトムシール部10を形成している。フラップ部シール部は存在しないが、前述のように、特に図示しないが、フラップ部5の下端部をシールしてフラップ部シール部を形成しても良い。
図5は、本発明に係る包装袋1の他の実施態様を用いて作製した包装体20を自立させた状態を示した斜視図である。また図6は、図5に示した包装体20の縦断面を示した断面模式図である。
この例では、それぞれ基材層31とシーラント層33を有する表面積層体2と裏面積層体3とフラップ部積層体4を用い、表面積層体2と裏面積層体3の上部とフラップ部積層体4の下部のシーラント層同士を対向させて収納部12を形成し、フラップ部積層体4の上部と裏面積層体3の下部のシーラント層同士を対向させてフラップ部5を形成し、周縁をヒートシールしてなる包装袋である。前記収納部12の下部からフラップ部5にかけて1枚の逆V字状に折り曲げた形状保持部材6を備え、この形状保持部材6を開くことにより、自立するようにしたことを特徴とする包装袋である。
この例では、形状保持部材6が包装袋1の内部に取り付けられており、表面積層体2と、裏面積層体3と、フラップ部積層体4の3枚の積層体を用いて、それぞれのシーラント層同士を対向させ、トップシール部8、サイドシール部9、ボトムシール部10、フラップ部シール部11を形成している。
図7は、図5、6に示した包装体20に用いた包装袋1の断面模式図である。包装袋1の上部は未シール状態で、充填用開口部7となっている。使用する際には、この充填用開口部7から内容物を収納し、脱気した後にトップシール部を形成すると包装体20が完成する。
未使用の状態では、包装袋1の形状保持部材6は、2つ折りになっているので、包装袋が特に嵩張ることはなく、包装袋の輸送効率は良好である。
図8は、本発明に係る包装袋1の他の実施態様を用いて作製した包装体20を自立させた状態を示した断面模式図である。この例では、収納部12下部の外側から、フラップ部5の外側にかけて形状保持部材6を取り付けたことを特徴とする。図1〜7に示した例では、すべて収納部12下部の内側から、フラップ部5の内側にかけて形状保持部材6が取り付けられていたが、このように、形状保持部材6は、包装袋1の外側に取り付けても良い。
図9〜11は、いずれも形状保持部材6が外側に取り付けられた包装袋1を示した断面模式図である。図9に示した例は、1枚の積層体を、シーラント層が対向するように折り曲げて、表面積層体2と裏面積層体3を構成して収納部12を形成し、裏面積層体3の下部をシーラント層同士が対向するように折り曲げてフラップ部5を形成し、周縁をヒートシールしてなる包装袋である。
図10に示した例は、表面積層体2と裏面積層体3のシーラント層同士を対向させて収納部12を形成し、裏面積層体3の下部をシーラント層同士が対向するように折り曲げてフラップ部5を形成し、周縁をヒートシールしてなる包装袋である。
また図11に示した例は、表面積層体2と裏面積層体3とフラップ部積層体4を用い、表面積層体2と裏面積層体3の上部とフラップ部積層体4の下部のシーラント層同士を対向させて収納部12を形成し、フラップ部積層体4の上部と裏面積層体3の下部のシーラント層同士を対向させてフラップ部5を形成し、周縁をヒートシールしてなる包装袋である。
図12は、本発明に係る包装袋1に用いる積層体30の層構成の一例を示した断面模式図である。この例では、基材層31の裏面に絵柄層32が印刷形成されており、印刷面にシーラント層33がラミネートされている。これは、基本的な層構成であるが、これ以外に、中間層やガスバリア層が付加される場合もある。これらの各層は、接着剤層を介して積層されるのが一般的である。
基材層31としては、一般的には、印刷加工適性と耐熱性を備えた合成樹脂フィルムが用いられる。具体的には、ポリプロピレン樹脂(PP)、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、ポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT)、ポリエチレンナフタレート樹脂(PEN)等のポリエステル系樹脂、セロハン、三酢酸セルロース(TAC)樹脂等のセルロース系樹脂、ポリメチルメタアクリレート樹脂(PMMA)、アイオノマー樹脂、ポリブテン系樹脂、ポリアクリロニトリル系樹脂、ナイロン−6、ナイロン−66等のポリアミド系樹脂、ポリスチレン系樹脂(PS)、ポリ塩化ビニル樹脂(PVC)、ポリ塩化ビニリデン樹脂(PVDC)、ポリカーボネート樹脂(PC)等の合成樹脂フィルムが用いられる。
シーラント層33の材質としては、ポリオレフィン系樹脂が一般的に使用され、具体的には、低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)、中密度ポリエチレン樹脂(MDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−αオレフィン共重合体、エチレン−メタアクリル酸樹脂共重合体などのエチレン系樹脂や、ポリエチレンとポリブテンのブレンド樹脂や、ホモポリプロピレン樹脂(PP)、プロピレン−エチレンランダム共重合体、プロピレン−エチレンブロック共重合体、プロピレン−αオレフィン共重合体などのポリプロピレン系樹脂等が使用される。
基材層31とシーラント層33の間に、特に図示しないが、中間層を設ける場合もある。中間層は、積層体の強度や厚さ、コシの調整、ガスバリア性の付与等を目的として用いられる。中間層としては、基材層31やシーラント層33に用いられるものと同様の合成樹脂フィルムを用いることができる。中間層をガスバリア層として用いる場合には、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリビニルアルコールフィルム、エチレンビニルアルコール共重合体フィルム、ガスバリア性ナイロンフィルム、ガスバリア性ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム等のガスバリア性フィルムや、PETフィルム等にアルミニウム等の金属を蒸着した金属蒸着フィルムや、PETフィルムに酸化アルミニウムや酸化珪素等の無機酸化物を蒸着させた無機酸化物蒸着フィルム、あるいは、ポリ塩化ビニリデンコーティング、水溶性樹脂と無機層状化合物を含有する被膜や金属アルコキシドあるいはその加水分解物とイソシアネート化合物を反応させた被膜からなる樹脂層などのガスバリアコーティング層、あるいはアルミニウム箔等の金属箔などを用いることができる。
形状保持部材6は、折り曲げたり、伸ばしたりした時に、その形状をそのまま保持する性質を持った材料である。具体的な材料としては、アルミニウム箔やアルミニウム板等の
金属箔類や金属板類を始めとして、合成樹脂材料を延伸して形状保持性を持たせたもの等が知られている。特に圧延倍率が5倍以上16倍以下であり、延伸倍率が1.3倍以上2.5倍以下であり、総延伸倍率が10倍以上40倍以下の延伸ポリオレフィン系樹脂材料は、安全性や加工性において、優れた材料である。この場合、厚さとしては0.1mm〜1.0mmが好ましく、0.2mm〜0.5mmがより好ましい。0.1mm未満では形状保持効果が弱く、1.0mmを超えるとコスト的に不利である。以下実施例および比較例に基づいて、本発明の包装袋について、具体的に説明する。
<実施例1>
基材層として厚さ15μmのナイロンフィルムを用い、シーラント層として厚さ60μmのLLDPEフィルムを用いた積層体を準備して、図1、2に示したような包装袋を作製した。形状保持部材としては、厚さ200μmのポリオレフィン系形状保持材料(積水成型工業社製、商品名フォルテ)の表裏面に厚さ20μmのポリエチレン樹脂層を積層したものを用いた。
包装袋に市販のサラダチキン115gを1個充填し、真空包装した検体を20個作製し、自立させて10秒以上転倒しなかった検体数をカウントした。
<比較例1>
比較例1として、形状保持部材を用いなかった以外は、実施例1と同様にして検体20個を作製し、同様に評価した。
<比較例2>
比較例2として、従来の深絞り真空包装による包装体を作製した。蓋材として、厚さ20μmの延伸ポリプロピレン樹脂フィルム/厚さ12μmの透明蒸着PETフィルム/厚さ30μmのLLDPEフィルムの層構成からなる積層体を用いた。底材としては、厚さ27μmのPPフィルム/接着層5μm/厚さ20μmのナイロンフィルム/厚さ6μmのエチレンビニルアルコール共重合体フィルム/接着層5μm/厚さ30μmのLLDPEフィルム/厚さ7μmのエチレンプロピレン共重合体フィルムからなる層構成の積層体を用いた。フラップ部は、存在しない。この包装体20個を検体として、同様に評価した。
以上の評価結果を表1にまとめた。
Figure 2021109698
表1の結果から、本発明に係る包装袋、ならびにこれを用いた包装体の優位性が検証された。
1・・・包装袋
2・・・表面積層体
3・・・裏面積層体
4・・・フラップ部積層体
5・・・フラップ部
6・・・形状保持部材
7・・・充填用開口部
8・・・トップシール部
9・・・サイドシール部
10・・・ボトムシール部
11・・・フラップ部シール部
12・・・収納部
20・・・包装体
21・・・内容物
30・・・積層体
31・・・基材層
32・・・絵柄層
33・・・シーラント層

Claims (7)

  1. 基材層とシーラント層を有する1枚の積層体を、シーラント層が対向するように折り曲げて、表面積層体と裏面積層体を構成して収納部を形成し、裏面積層体の下部をシーラント層同士が対向するように折り曲げてフラップ部を形成し、周縁をヒートシールしてなる包装袋であって、前記収納部の下部からフラップ部にかけて1枚の逆V字状に折り曲げた形状保持部材を備え、この形状保持部材を開くことにより、自立するようにしたことを特徴とする包装袋。
  2. それぞれ基材層とシーラント層を有する表面積層体と裏面積層体のシーラント層同士を対向させて収納部を形成し、裏面積層体の下部をシーラント層同士が対向するように折り曲げてフラップ部を形成し、周縁をヒートシールしてなる包装袋であって、前記収納部の下部からフラップ部にかけて1枚の逆V字状に折り曲げた形状保持部材を備え、この形状保持部材を開くことにより、自立するようにしたことを特徴とする包装袋。
  3. それぞれ基材層とシーラント層を有する表面積層体と裏面積層体とフラップ部積層体を用い、表面積層体と裏面積層体の上部とフラップ部積層体の下部のシーラント層同士を対向させて収納部を形成し、フラップ部積層体の上部と裏面積層体の下部のシーラント層同士を対向させてフラップ部を形成し、周縁をヒートシールしてなる包装袋であって、前記収納部の下部からフラップ部にかけて1枚の逆V字状に折り曲げた形状保持部材を備え、この形状保持部材を開くことにより、自立するようにしたことを特徴とする包装袋。
  4. 収納部下部の内側から、フラップ部の内側にかけて前記形状保持部材を取り付けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の包装袋。
  5. 収納部下部の外側から、フラップ部の外側にかけて前記形状保持部材を取り付けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の包装袋。
  6. 前記形状保持部材は、圧延倍率が5倍以上16倍以下であり、延伸倍率が1.3倍以上2.5倍以下であり、総延伸倍率が10倍以上40倍以下の延伸ポリオレフィン系樹脂材料であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の包装袋。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の包装袋に内容物を収納し、真空包装したことを特徴とする自立性を有する包装体。
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