JP2021091536A - エレベーター及びエレベーター制御方法 - Google Patents

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智昭 峰尾
Tomoaki Mineo
智昭 峰尾
高広 岡田
Takahiro Okada
高広 岡田
山本 裕之
Hiroyuki Yamamoto
裕之 山本
圭佑 梅津
Keisuke Umezu
圭佑 梅津
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Abstract

【課題】あるフロアに不審者がいる場合でも、不審者に気付かれることなく当該フロアへ警備員を向かわせることのできるエレベーターを提供する。【解決手段】所定の動作を検知した場合、平常運転モードから警備運転モードに切り替えられるエレベーターにおいて、前記警備運転モードが設定されると、行先階に到着する前に乗りかご内照明の照度を抑制する、又は、前記平常運転モードより低い速度で前記乗りかごを行先階へ移動させる。【選択図】図3

Description

本発明は、エレベーター及びエレベーター制御方法に関する。
集合住宅やオフィスビル等の建屋では、建屋に設置されたエレベーターを使って、警備員が各乗り場に巡回を行う場合がある。そして、警備員が建屋内を警備するときには、エレベーターを警備運転モードに切り替えて、平常運転モードとは異なる運転をさせるものがある。例えば、特許文献1には、センターからの指令に応じてエレベーターを昇降させて、警備ロボットを各フロアへ移動させるものであって、警備ロボットの動作中はエレベーターを他のフロアへ移動させないことが記載されている。
特許第3140635号公報
上記特許文献1に記載の技術など、従来のエレベーターでは、巡回対象のフロアに不審者がいた場合、エレベーターの動きよって、警備員が当該フロアに向かって移動して来ていることを、不審者に気付かれてしまう可能性がある。
本発明の目的は、あるフロアに不審者がいる場合でも、不審者に気付かれることなく当該フロアへ警備員を向かわせることのできるエレベーターを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、所定の動作を検知した場合、平常運転モードから警備運転モードに切り替えられるエレベーターにおいて、前記警備運転モードが設定されると、行先階に到着する前に乗りかご内照明の照度を抑制する、又は、前記平常運転モードより低い速度で前記乗りかごを行先階へ移動させる。
本発明によれば、あるフロアに不審者がいる場合でも、不審者に気付かれることなく当該フロアへ警備員を向かわせることのできるエレベーターを提供できる。
本発明の本実施例に係るエレベーター装置を建屋に配置した状態を示す全体構成図。 本実施例に係るエレベーター装置のブロック図。 本実施例に係るエレベーター装置による制御方法を示すフローチャート。
以下、本発明の実施例について、図面を用いて説明する。
図1は、本実施例のエレベーター装置を建屋に配置した状態を示したものである。図1に示すように、エレベーター装置は、乗りかご1と、つり合い重り2と、主ロープ3と、巻上機4と、を備えている。主ロープ3は、一端が乗りかご1に取り付けられ、他端がつり合い重り2に取り付けられている。そして、巻上機4が主ロープ3を駆動させることで、乗りかご1やつり合い重りが昇降路5内で移動するようになっている。
乗りかご1は、かご内照明6と、かご内操作盤7と、荷重検出装置8と、を備えている。かご内照明6は、乗りかご1の天井に設けられたものであるが、この他に、停電時に使用するための停電灯も設けられている。かご内操作盤7は、行先階を登録するときに操作する行先階釦13や、ドアの開閉釦などで構成されている。また、荷重検出装置8は、乗りかご1内の乗客等の荷重を検出するものである。
また、巻上機4は、昇降路5内又は機械室内に置かれ、モータの速度を制御することで、乗りかご1の速度を制御できるようになっている。また、機械室内等には、モータの速度を制御するエレベーター制御装置9も置かれている。このエレベーター制御装置9は、各階の乗り場に設けられた呼び釦10や、乗りかご1内のかご内操作盤7に、接続されている。なお、かご内操作盤7の操作情報は、テールコード11を介してエレベーター制御装置9へ送られる。
図2は、本実施例のエレベーター装置のブロック図である。
図2に示すように、乗りかご1は、かご制御装置12と、かご内階床表示器14と、ファン・空調機15と、ドア駆動装置16と、も備えている。そして、かご制御装置12内のかご制御部17は、信号入出力部18aを介して、かご内照明6、かご内階床表示器14、ファン・空調機15及びドア駆動装置16の動作を制御する。かご内照明6は、例えばLEDなどで構成されており、かご制御部17からの指令により印加電圧又は電流値を変化させることで、点灯時の照度を制御できる。かご内階床表示器14には、乗りかご1の現在位置する階床が、逐次表示される。ファン・空調機15も、かご制御部17からの指令により、設定が変更できるようになっている。ドア駆動装置16は、かごドアを、乗りかご1の停止している階床にある乗り場ドアと連動させて開閉するものであり、これらドアの開閉速度もかご制御部17からの指令により制御できるようになっている。なお、かご制御部17からの指令は、エレベーター制御装置9の運転制御部21からの信号を受けて出すことが可能である。
各階の乗り場には、乗り場制御部19と、呼び釦10と、乗り場階床表示器20と、を備えている。各乗り場での呼び釦10の操作情報は、乗り場制御部19により、信号入出力部18b,18cを介して、エレベーター制御装置9の運転制御部21へ送信される。乗り場階床表示器20には、乗りかご1の現在位置する階床が、逐次表示される。なお、乗り場階床表示器20は、後述する警備運転モードが設定された場合には、階床を表示しない。
また、エレベーター制御装置9は、運転制御部21を備えている。この運転制御部21は、乗りかご1を所定の速度で運転させるために、信号入出力部18dを介して巻上機4のモータに対して指令を出す。また、乗りかご1からの、行先階釦13の操作情報等は、かご制御部17から信号入出力部18e,18fにより、エレベーター制御装置9内の運転制御部21へ送信される。
図3は、本実施例のエレベーター装置による制御方法を示すフローチャートである。
まず、ある階床の乗り場で呼び釦10が押されると、乗り場制御部19が、その操作情報をエレベーター制御装置9へ送信し、運転制御部21にて呼び登録が行われる(ステップS1)。その後、運転制御部21は、呼びのあった乗り場の階床へ乗りかご1を移動させる(ステップS2)。乗りかご1が当該階床に到着すると、運転制御部21は、乗りかご制御部17を介してドア駆動装置16を動作させ、かごドア及び乗り場ドアを開く(ステップS3)。このとき、荷重検出装置8は、一般乗客又は警備員などが乗りかご1に乗ったことを検知する。
次に、かご制御部17は、行先階釦13が押されたかどうかを判定する(ステップS4)。所定時間が経過しても行先階釦13の操作が検出できなかった場合には、かご制御部17は、図示しない音声装置などにより、行先階登録を催促する(ステップS5)。
本実施例では、行先階登録があった場合、運転制御部21は、乗りかご1に乗ったのが、一般乗客なのか警備員なのかを判定する(ステップS6)。この判定方法は、様々な方法が考えられるが、ここでは3つの判定方法を例に挙げて説明する。
第1の判定方法は、エレベーター制御装置9又は乗り場に設置された無線装置22a,22bに対し、警備員の所持する無線端末23から所定の信号が送信された場合、運転制御部21は、警備員であると判定するものである。ここで、無線端末23は、専用の装置であっても良いし、一般の携帯端末に所定のアプリケーションソフトをインストールしたものであっても良い。なお、無線端末23からの信号の送信は、行先階登録の前に行っても良い。例えば、呼び登録や行先階登録が、無線端末23から運転制御部21への直接の指令により、呼び釦10や行先階釦13の操作なしに行われた場合には、警備員であると判定しても良い。
第2の判定方法は、かご内操作盤7に対して、一般乗客が操作し得ない特殊な操作をすることで、警備員であると判定するものである。例えば、行先階釦13の暗号操作や開錠しての操作などが挙げられる。また、第3の判定方法は、センサによって警備員であることを検知するものである。例えば、乗りかご1内にRFIDリーダを設けておき、警備員が所持するRFIDタグを読み取ることで、警備員であると判定しても良い。
上述などの判定方法により、一般乗客であると判定した場合、運転制御部21は、平常運転モードを継続し(ステップS7)、乗りかご1を通常速度で運転する(ステップS8)。そして、行先階に着床すると、運転制御部21は、かご制御部17を介してドア駆動装置16を制御し、通常速度でドアを開く(ステップS9)。その後、一般乗客が乗りかご1から降りると、ドア駆動装置16がドアを閉じる(ステップS10)。
一方、上述などの判定方法により、警備員であると判定した場合、運転制御部21は、警備運転モードに切り替える(ステップS11)。ここで、警備運転モードに切り替えるときは、警備員の他に、一般乗客が一緒に乗っていないことが重要である。したがって、乗りかご1が呼び登録のあった階床に到着した後、一般乗客がいないことを確認した警備員が、何らかの操作をすることではじめて、警備運転モードに切り替わるようにするのが望ましい。
警備運転モードに切り替わると、運転制御部21は、乗り場制御部19を介して、乗り場階床表示器20の階床表示を消灯する(ステップS12)。これは、乗り場にいる不審者に、警備員が向かっていることを気付かれないようにするためである。したがって、他の階床にいる一般乗客に不安を与えないように、行先階にある乗り場階床表示器20の階床表示だけを消灯するようにしても良い。
次に、運転制御部21は、通常速度より低い速度で乗りかご1を運転する(ステップS13)。このように、エレベーターを低速で運転することで、巻上機4のモータの駆動音も小さくなるため、行先階にいる不審者に気付かれ難くなる。また、運転制御部21は、かご制御部17を介して、ファン・空調機15の動作を停止するなどしても良い。
その後、運転制御部21は、乗りかご1が減速運転を開始したかどうかを判定し(ステップS14)、まだ減速していない場合は警備運転モードを継続する(ステップS15)。乗りかご1が減速運転を開始すると、運転制御部21は、かご制御部17を介して、かご内照明6を消灯する(ステップS16)。このように、乗りかご1が行先階に到着する前に、かご内照明6を消灯することで、着床後ドアが開いても、行先階にいる不審者に気付かれ難くなる。
特に、乗りかご1及び乗り場にガラス等が設けられていて、乗りかご1内が乗り場から透けて見えるようなエレベーター装置の場合、かご内照明6が点灯していると、乗りかご1が行先階から離れた場所にあっても、行先階へ光が漏れてくる可能性がある。しかし、本実施例のように、早い段階、すなわち、乗りかご1が減速運転を開始した段階で、かご内照明6を消灯することで、行先階に漏れた光で不審者に気付かれるのを防止できる。かご内照明6の消灯タイミングは、更に早くしても良く、例えば警備運転モードに切り替わったタイミングで消灯しても良い。
なお、かご内照明6が消灯した場合、乗りかご1内の停電灯は点灯することになるが、停電灯の照度は低いため、不審者に気付かれる可能性は低い。また、かご内照明6は完全に消灯しなくても、乗り場から乗りかご1の接近が分からない程度にまで照度を抑制できれば構わない。
その後、行先階に着床すると、運転制御部21は、かご制御部17を介してドア駆動装置16を制御し、通常速度よりも低い速度でドアを開く(ステップS17)。このように、ドアを低速で運転することで、ドアで発生する音が小さくなり、不審者に気付かれ難くなる。警備員が乗りかご1から降りると、ドア駆動装置16がドアを閉じる(ステップS18)。なお、ドアを閉じる速度も、通常速度よりも低くしても良い。そして、他の階床から次の呼び登録があると、エレベーター装置は平常運転に復帰する。
このように、本実施例のエレベーター装置によれば、不審者に気付かれないように、警備員が不審者のいる階に近づくことができる。ここで、警備員は、人に限られず、警備ロボットであっても良い。
1 乗りかご
2 つり合い重り
3 主ロープ
4 巻上機
5 昇降路
6 かご内照明
7 かご内操作盤
8 荷重検出装置
9 エレベーター制御装置
10 呼び釦
11 テールコード
12 かご制御装置
13 行先階釦
14 かご内階床表示器
15 ファン・空調機
16 ドア駆動装置
17 かご制御部
18a〜18f 信号入出力部
19 乗り場制御部
20 乗り場階床表示器
21 運転制御部
22a,22b 無線装置
23 無線端末

Claims (6)

  1. 所定の動作を検知した場合、平常運転モードから警備運転モードに切り替えられるエレベーターにおいて、
    前記警備運転モードが設定されると、行先階に到着する前に乗りかご内照明の照度を抑制することを特徴とするエレベーター。
  2. 所定の動作を検知した場合、平常運転モードから警備運転モードに切り替えられるエレベーターにおいて、
    前記警備運転モードが設定されると、前記平常運転モードより低い速度で乗りかごを行先階へ移動させることを特徴とするエレベーター。
  3. 請求項1又は2に記載のエレベーターにおいて、
    前記警備運転モードが設定されると、乗り場の階床表示器を消灯させることを特徴とするエレベーター。
  4. 請求項1又は2に記載のエレベーターにおいて、
    前記行先階に到着したときに、前記平常運転モードよりも低い速度でドアを開けることを特徴とするエレベーター。
  5. 請求項1又は2に記載のエレベーターにおいて、
    前記乗りかご内に警備員が乗車したことを検知した場合、前記平常運転モードから警備運転モードに切り替えられることを特徴とするエレベーター。
  6. 所定の動作を検知した場合、平常運転モードから警備運転モードに切り替えるエレベーター制御方法において、
    前記警備運転モードが設定されると、行先階に到着する前に乗りかご内照明の照度を抑制することを特徴とするエレベーター制御方法。
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