JP2021075107A - 車両および車両群 - Google Patents

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Takeshi Kitamura
毅史 北村
石井 統丈
Munetake Ishii
統丈 石井
洋平 橋本
Yohei Hashimoto
洋平 橋本
將裕 岸本
Masahiro Kishimoto
將裕 岸本
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Abstract

【課題】車両重量及び路面条件に係わらず予定した加減速を実現可能な車両を提供する。【解決手段】車両10は、タイヤ20と、タイヤ20に駆動力及び制動力の少なくとも一方を出力する出力部30と、出力部30を自動制御する自動制御部40と、自動制御部40による制御によって出力部30からタイヤ20に出力される力を、車両重量及び路面条件の少なくとも一方に基づいて調節する出力調節部50と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、車両および当該車両を含む車両群に関する。
タイヤに出力される駆動力や制動力を自動制御して車両の加減速度を調整し、自動運転を行う車両が知られている。また、このような車両が隊列を編成して隊列走行する車両群が知られている。
特開2012−256167号公報
しかしながら、車両重量や路面条件が異なれば(例えば車両に積載された積載物の重さや車両が走行する路面の勾配が異なれば)、車両が実現可能な最大加減速度も異なったものとなり、予定した加減速度を実現することができない場合がある。また、このような車両が隊列走行する車両群を構成する車両の一つである場合には、車両群内で車両間隔を一定に保つことができず、置き去りや追突が生じる虞がある。
本件発明は、このような点を考慮してなされたものであって、予定した加減速度を実現することができる車両を提供することを目的とする。また、隊列走行する車両群内で、車両間隔を効果的に一定に保つことができ、置き去りや追突が生じることを効果的に防止することができる車両群を提供することを目的とする。
本発明による車両は、
タイヤと、
前記タイヤに駆動力及び制動力の少なくとも一方を出力する出力部と、
前記出力部を自動制御する自動制御部と、
前記自動制御部による制御によって前記出力部から前記タイヤに出力される力を、車両重量及び路面条件の少なくとも一方に基づいて調節する出力調節部と、を備える。
本発明による車両において、前記自動制御部は、前記車両と隊列を編成する隊列車両の走行に関する情報に基づいて前記出力部を制御してもよい。
この場合、前記出力調節部は、前記車両重量及び前記路面条件の少なくとも一方に基づいて前記車両の最大加減速度を計算し、計算された前記最大加減速度の大きさが、少なくともいずれかの前記隊列車両の最大加減速度の大きさよりも大きい場合に、前記出力部から前記タイヤに出力される力を制限してもよい。
あるいは、この場合、前記車両の加減速度の大きさが前記隊列車両の最大加減速度の大きさの最小値以下となるように、前記出力調節部は前記出力部から前記タイヤに出力される力を制限してもよい。
あるいは、この場合、前記車両の加減速度の大きさが、前記隊列車両のうちの前記車両よりも後方を走行する後方隊列車両の最大加減速度の大きさの最小値以下となるように、前記出力調節部は前記出力部から前記タイヤに出力される力を制限してもよい。
本発明による車両は、隊列の先頭を走行してよい。
また、本発明による車両において、出力部は、タイヤを回転駆動するための駆動トルクを出力する第1出力部と、前記タイヤを制動するための制動トルクを出力する第2出力部と、を有し、
前記出力調節部は、前記タイヤの大きさを考慮して駆動トルク及び制動トルクを調節してよい。
本発明による車両群は、
上記車両と、
上記車両と隊列を編成して走行する車両と、を備える。
あるいは、本発明による車両群は、
隊列を編成して走行する複数の車両と、
各車両の車両重量と路面条件との少なくとも一方および各車両の諸元に基づいて計算された各車両の最大加減速度の大きさに基づいて、少なくとも一つの車両の出力部からタイヤに出力される駆動力及び制動力の少なくとも一方を調節する出力調整システムと、を備える。
本発明による車両群において、各車両の加減速度が、前記複数の車両の前記最大加減速度の大きさの最小値以下となるように、前記出力調整システムは、各車両の前記出力部から前記タイヤに出力される力を制限してもよい。
あるいは、本発明による車両群において、各車両の加減速度が、当該車両よりも後方を走行する車両の前記最大加減速度の大きさの最小値以下となるように、前記出力調整システムは、各車両の前記出力部から前記タイヤに出力される力を制限してもよい。
あるいは、本発明による車両群において、前記出力調整システムは、前記最大加減速度の大きさが最小となる車両よりも前方を走行する車両についてのみ、前記出力部から前記タイヤに出力される力を調節してもよい。
あるいは、本発明による車両群において、前記出力調整システムは、隊列の先頭を走行する車両についてのみ、前記出力部から前記タイヤに出力される力を調節してもよい。
本発明によれば、予定した加減速度を実現することができる車両を提供することができる。また、隊列走行する車両群内で、車両間隔を効果的に一定に保つことができ、置き去りや追突が生じることを効果的に防止することができる車両群を提供することができる。
本実施の形態による車両群の全体的な構成を示すブロック図である。 図2は、車両群の先頭車両の全体的な構成を示すブロック図である。 図3は、車両群の後続車両の全体的な構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。
図1は、本発明による車両群の一実施の形態を説明するためのブロック図である。また、図2および図3は、それぞれ、図1に示す先頭車両及び後続車両の全体的な構成を示すブロック図である。
本実施の形態の車両群1は、隊列を編成して隊列走行する複数の車両10を含んでいる。図1に示す例においては、複数の車両10は、先頭車両10aと、2台の後続車両10b,10cとを含んでいる。なお、後続車両の数はこれに限られず、1台であってもよいし、3台以上であってもよい。以下の説明では、「i」は、「a」、「b」および「c」のうち任意の文字を表す。
図1に示す例において、車両群1を編成する車両(以下、「隊列車両」とも呼ぶ)10a,10b,10cは、自車両を自動で制御する自動運転が可能な車両である。各車両10a,10b,10cは、各車両10a,10b,10cの積載荷重が変化しても予定した加減速度を実現し、他の隊列車両との間隔を一定に保って車両群1内で置き去りや追突が生じることを防止するための工夫がなされている。具体的には、車両群1は、複数の車両10a,10b,10cと、各車両10a,10b,10cのタイヤ20に出力される駆動力および制動力を調節する出力調整システム55と、を備えている。出力調整システム55は、各車両10a,10b,10cの車両重量M(a),M(b),M(c)および各車両10a,10b,10cの諸元に基づいて計算された各車両10a,10b,10cの最大加減速度の大きさに基づいて、上記駆動力及び制動力を調節(制限)する。
以下、図1乃至図3を参照して、車両群1及び各車両10a,10b,10cの構成について、より詳細に説明する。
図1に示すように、車両10a,10b,10cは、それぞれ、車体15と、タイヤ20と、タイヤ20に駆動力及び制動力を出力する出力部30と、出力部30を自動制御する自動制御部40と、自動制御部40による制御によって出力部30からタイヤ20に出力される力を、自車両10iの車両重量(車体15の重量(車体重量)と車体15に積載された積載物の重量(積載荷重)とを含む重量)M(i)に基づいて調節する出力調節部50と、を備える。車両10a,10b,10cの出力調節部50は、車両群1の出力調整システム55を構成している。また、各車両10a,10b,10cは、各種センサ60、および、車両群1内の他の車両と車間通信を行うための通信機器70とを有している。
ここで、本明細書において「自動制御」とは、車両に乗車した人間による逐次の操作入力ではなく、外部から通信機器を通じて受信した情報やセンサから受信した情報、及び、予め入力された情報に基づいた制御を意味する。
図2及び図3に示すように、タイヤ20は、一対の前輪21および一対の後輪22を含む。前輪21または後輪22の向きが図示しない操舵手段によって変更されることにより、車両10の進行方向が変更される。各タイヤ20が接続される車軸と車体15との間には、エアサスペンション25が設けられている。
センサ60は、各タイヤ20の回転速度を検出して自車両10iの走行速度に関する速度情報を取得する速度センサ61と、各エアサスペンション25に負荷される圧力を測定する圧力センサ62と、を含んでいる。さらに、図3に示すように、後続車両10b,10cのセンサ60は、車両群1内において直前を走行する車両10a,10bとの車間距離を測定する車間距離センサ63を含んでいる。
出力部30は、タイヤ20に駆動力を出力する第1出力部31と、タイヤ20に制動力を出力する第2出力部35と、を含む。
第1出力部31は、エンジンやモータ等の駆動力出力源32と、駆動力出力源32を駆動する出力源駆動部33と、を含む。
第2出力部35は、各タイヤ20に設けられたシュー36およびブレーキアクチュエータ37と、ブレーキアクチュエータ37を駆動するアクチュエータ駆動部38と、を含む。アクチュエータ駆動部38がブレーキアクチュエータ37を駆動することによって、シュー36が対応するタイヤ20に押しつけられ、タイヤ20の回転が摩擦抵抗により低減する。
自動制御部40は、自車両10iを含む全ての隊列車両10a,10b,10cの走行に関する情報に基づいて、出力源駆動部33およびアクチュエータ駆動部38を含む自車両10iの各部を制御する。自動制御部40は、車両群1の走行に関する情報を格納した走行情報記憶部41を有し、隊列車両10a,10b,10cの走行に関する情報、および、速度センサ61から取得した自車両10iの速度に関する情報、更に車間距離センサ63を有する場合には車間距離センサ63から取得した車間距離に関する情報に基づいて、自車両10iの各部を制御する。隊列車両10a,10b,10cの走行に関する情報は、通信機器70を通じて先頭車両10aの自動制御部40から供給される情報と、後述する上限駆動トルクTaacc(i)および上限制動トルクTadec(i)に関する情報と、を含む。
出力調節部50は、自動制御部40による制御によって出力部30からタイヤ20に出力される力を、自車両10iの車両重量M(i)に基づいて調節する。より具体的には、自車両10iの最大加速減度の大きさが、少なくともいずれかの隊列車両10a,10b,10cの最大加減速度の大きさよりも大きい場合に、自車両10iの出力部30からタイヤ20に出力される力を制限する。出力調節部50は、自車両10iの加減速度の大きさが隊列車両10a,10b,10cの最大加減速度の大きさの最小値以下となるように、出力部30からタイヤ20に出力される力を制限する。なお、このような出力調節部50によって構成される出力調整システム55は、各車両10a,10b,10cの加減速度が、複数の隊列車両10a,10b,10cの最大加減速度の大きさの最小値以下となるように、各車両10a,10b,10cの出力部30からタイヤ20に出力される力を制限する。
図示された例では、出力調節部50は、自車両10iに関する種々の情報を格納する自車両情報記憶部51と、自車両10iが実現可能な最大加速度aacc(i)および最大減速度adec(i)を、自車両10iの車両重量M(i)に基づいて特定する加減速度演算部52と、車両群1全体として実現可能な最大加減速度に基づいて自車両10iの上限駆動トルクおよび上限制動トルクを特定するトルク演算部53と、を含む。また、図2に示すように、先頭車両10aの出力調節部50は、さらに、最大加減速度決定部54を含む。最大加減速度決定部54は、各車両10a,10b,10cの加減速度演算部52で特定された最大加速度aacc(a),aacc(b),aacc(c)のうち大きさが最小となる最大加減速度aaccmを特定する。特定された最小となる最大加減速度aaccmが、車両群1全体として実現可能な最大加速度である。また、最大加減速度決定部54は、各車両10a,10b,10cの加減速度演算部52で特定された最大減速度adec(a),adec(b),adec(c)のうち大きさが最小となる最大減速度adecmを特定する。特定された最小となる最大減速度adecmが、車両群1全体として実現可能な最大減速度である。
自車両情報記憶部51には、自車両10iの車体重量、タイヤ20のタイヤ径R(i)および重量、最大駆動トルクTacc(i)並びに最大制動トルクTdec(i)に関する情報が格納されている。
加減速度演算部52は、自車両情報記憶部51に格納された情報から、車両重量M(i)並びに最大加速度aacc(i)および最大減速度adec(i)を特定する。具体的には、以下の方法により特定する。
まず、自車両10iの車両重量M(i)を特定する。車両重量M(i)は、例えば、圧力センサ65により取得された、エアサスペンション25に負荷された圧力に関する情報に基づいて特定される。
次に、特定された車両重量M(i)を用いて、自車両10iが実現可能な最大加速度aacc(i)および最大減速度adec(i)を特定する。図示された例では、最大加速度aacc(i)および最大減速度adec(i)を、それぞれ、次の式(1)および式(2)により求める。
Figure 2021075107
Figure 2021075107
トルク演算部53は、先頭車両10aの最大加減速度決定部54で決定された最小となる最大加速度aaccmの大きさが、自車両10iの加減速度演算部52で特定された最大加速度aacc(i)の大きさよりも小さい場合に、自車両10iの上限加速度が上記最小となる最大加速度aaccm以下となるように自車両10iの上限駆動トルクTaacc(i)を特定し、特定された上限駆動トルクTaacc(i)に関する情報を、自車両10iの走行情報記憶部41に格納する。あるいは、上限駆動トルクに関する情報として何らかの情報が既に走行情報記憶部41に格納されている場合は、格納されている情報を新たに特定された上限駆動トルクTaacc(i)に書き替える。
また、トルク演算部53は、先頭車両10aの最大加減速度決定部54で決定された最小となる最大減速度adecmの大きさが、自車両10iの加減速度演算部52で特定された最大減速度adec(i)の大きさよりも小さい場合に、自車両10iの上限減速度が上記最小となる最大減速度adecm以下となるように自車両10iの上限制動トルクTadec(i)を特定し、特定された上限制動トルクTadec(i)を自車両10iの走行情報記憶部41に格納する。あるいは、上限制動トルクに関する情報として何らかの情報が既に走行情報記憶部41に格納されている場合は、格納されている情報を新たに特定された上限制動トルクTadec(i)に書き替える。
図示された例では、上限駆動トルクTaacc(i)および上限制動トルクTadec(i)は、それぞれ、次の式(3)および(4)により決定される。
Figure 2021075107
Figure 2021075107
このように、最大加減速度の大きさが他の隊列車両の最大加減速度の大きさよりも大きい車両10iにおいて上限駆動トルクTaacc(i)および上限制動トルクTadec(i)を設定し、当該車両10iのタイヤ20に出力される駆動トルクおよび制動トルクに制限を設けることにより、当該車両10iの加減速度の大きさの上限を、最大加減速度の大きさが最も小さい他の隊列車両の最大加減速度の大きさに合わせることができる。
次に、本実施の形態の車両10の作用について説明する。
まず、初期状態において、各車両10a,10b,10cの自動制御部40の走行情報記憶部41には、上限駆動トルクに関する情報として、自車両10iの最大駆動トルクに関する情報が格納されている。また、走行情報記憶部41には、上限制動トルクに関する情報として、自車両10iの最大制動トルクに関する情報が格納されている。
第1出力部31が始動されると、各車両10a,10b,10cの加減速度演算部52において、自車両10iの車両重量M(i)が特定され、最大加速度aacc(i)および最大減速度adec(i)が特定される。
各車両10a,10b,10cで得られた最大加速度aacc(i)および最大減速度adec(i)は、先頭車両10aの最大加減速度決定部54に入力される。ここで、後続車両10b,10cの最大加速度aacc(b),aacc(c)および最大減速度adec(b),adec(c)は、通信機器70を通じて最大加減速度決定部54に入力される。
次に、先頭車両10aの最大加減速度決定部54において、各車両10a,10b,10cの最大加速度aacc(a),aacc(b),aacc(c)のうち、大きさが最小となる最大加速度aaccmが特定される。また、最大加減速度決定部54において、各車両10a,10b,10cの最大減速度adec(a),adec(b),adec(c)のうち、大きさが最小となる最大減速度adecmが特定される。
特定された上記最小となる最大加速度aaccmおよび上記最小となる最大減速度adecmは、各車両10a,10b,10cのトルク演算部53に入力される。ここで、後続車両10b,10cのトルク演算部53へは、通信機器70を通じて入力される。
次に、車両10iのトルク演算部53において、上記最小となる最大加速度aaccmと自車両10iの最大加速度aacc(i)とが比較される。そして、車両10iにおいて上記最小となる最大加速度aaccmの大きさが車両10iの最大加速度aacc(i)の大きさよりも小さい場合に、上限駆動トルクTaacc(i)が算出され、この新たに算出された上限駆動トルクTaacc(i)に関する情報によって、自車両10iの走行情報記憶部41に格納されていた上限駆動トルクに関する情報が書き替えられる。
また、車両10iのトルク演算部53において、上記最小となる最大減速度adecmと自車両10iの最大減速度adec(i)とが比較される。そして、車両10iにおいて上記最小となる最大減速度adecmの大きさが自車両10iの最大減速度adec(i)の大きさよりも小さい場合に、上限制動トルクTadec(i)が算出され、この新たに算出された上限制動トルクTadec(i)に関する情報によって、自車両10iの走行情報記憶部41に格納されていた上限制動トルクに関する情報が書き替えられる。
そして、車両10iの出力部30は、自動制御部40によって、走行情報記憶部41に格納された情報、および、速度センサ61から取得した自車両10iの速度に関する情報、更に車間距離センサ63を有する場合には車間距離センサ63から取得した車間距離に関する情報等に基づいて制御される。このとき、自動制御部40は、出力部30がタイヤ20に出力する駆動トルクが上限駆動トルクTaacc(i)以下となるように、出力部30を制御する。これにより、車両10iの加速度の大きさが、上記最小となる最大加速度の大きさ以下になる。また、自動制御部40は、出力部30がタイヤ20に出力する制動トルクが上限制動トルクTadec(i)以下となるように、出力部30を制御する。これにより、車両10iの減速度の大きさが、上記最小となる最大減速度の大きさ以下になる。
<変形例>
以上に説明した実施形態では、上記最小となる最大加速度aaccmおよび上記最小となる最大減速度adecmを決定する最大加減速度決定部54を、先頭車両10aが有している場合について説明してきたが、これに限られない。最大加減速度決定部54は、例えば、後続車両10b,10cが有していてもよいし、車両群1から離れた場所に設置された情報処理装置が有していてもよい。
また、以上に説明した実施形態では、最大加速度aacc(i)および最大減速度adec(i)の算出、並びに、上限駆動トルクTaacc(i)および上限制動トルクTadec(i)の算出および走行情報記憶部41への格納が第1出力部31の始動時に行われる場合について説明してきたが、これに限られない。例えば、上記算出および格納は、車両群1の走行中に定期的に行われてもよい。
また、以上に説明した実施形態では、車両重量M(i)がエアサスペンション25に負荷される圧力を用いて特定される場合について説明してきたが、これに限られない。例えば、自車両情報記憶部51に自車両10iの積載物に関する情報である積載物情報が格納されている場合には、この積載物情報から車両重量M(i)が特定されてもよい。
また、最大加速度aacc(i)および最大減速度adec(i)は、自車両10iのタイヤ20の本数や、タイヤ20に出力される駆動トルクまたは制動トルクと当該駆動トルクまたは制動トルクが加わることにより実現される自車両10iの加減速度との関係、あるいは、ある加減速度を実現するために実際に各車軸に加えられる駆動トルクあるいは制動トルク等を考慮して特定されてもよい。なお、実際に車軸に加えられた駆動トルクや制動トルクとそれに対する実際の車両の加減速度を考慮することにより、最大加速度aacc(i)および最大減速度adec(i)をより精度よく特定することができる。例えば、車両10a,10b,10cは走行中に空気抵抗を受ける。このため、車両10iの実際の最大加減速度は、最大駆動トルクや、最大制動トルク、タイヤ径、車両重量から求められる最大加減速度とは異なるものとなることが予想される。また、車両10iが受ける空気抵抗は、風向きや風速、車両群1内における車両10iの位置(例えば、車両10iが先頭車両であるか後続車両であるか)によっても異なることが予想される。この点、実際に車軸に加えられた駆動トルクや制動トルクとそれに対する実際の車両の加減速度とに基づいて最大加減速度を決定すれば、より実際の最大加減速度に近い最大加減速度を算出することができる。
また、以上に説明した実施形態では、出力調節部50が(したがって出力調整システム55が)出力部30からタイヤ20に出力される力を車両重量M(i)に基づいて調節する例について説明してきたが、これに限られない。例えば、出力部30からタイヤ20に出力される力は、隊列車両10a、10b、10cが走行する路面の路面条件(例えば路面の勾配や路面が乾いているか否か)に基づいて調節されてもよい。
また、以上に説明した実施形態では、出力調整システム55が出力部30からタイヤ20に出力される駆動力及び制動力の両方を調整する例について説明してきたが、これに限られない。出力調整システム55は、上記駆動力および制動力の一方を調整してもよい。したがって、出力が出力調整システム55によって調節される出力部30は、タイヤ20に駆動力及び制動力の一方を出力するものであってもよい。
また、以上に説明した実施形態では、出力調整システム55が、最大加減速度の大きさが最小となる隊列車両以外の全ての隊列車両で出力部30からタイヤ20に出力される力を調整する例について説明してきたが、これに限られない。出力調整システム55は、上記最大加減速度の大きさが最小となる隊列車両以外の全ての隊列車両のうち、一部の隊列車両の出力部30からタイヤ20に出力される力を調節してもよい。
例えば、出力調整システム55は、最大加減速度の大きさが最小となる車両よりも前方を走行する車両についてのみ、出力部30からタイヤ20に出力される力を調節してもよい。さらに、出力調整システム55は、隊列の先頭を走行する車両10aについてのみ、出力部30からタイヤ20に出力される力を調節してもよい。この場合、後続車両10b,10cが先行する車両10a,10bと車間距離を維持するように制御されれば、車両群1内での車両間隔を一定に保つことが可能となる。
さらに、出力調整システム55は、各車両10a,10b,10cの加減速度が、当該車両よりも後方を走行する車両の最大加減速度の大きさの最小値以下となるように、各車両10a,10b,10cの出力部30からタイヤ20に出力される力を制限してもよい。また、出力調節部50は、車両10iの加減速度の大きさが、隊列車両10a,10b,10cのうちの車両10iよりも後方を走行する後方隊列車両の最大加減速度の大きさの最小値以下となるように、自車両10iの出力部30からタイヤ20に出力される力を制限してもよい。
また、以上に説明した実施形態では、車両10a,10b,10cが車両群1を構成して走行する場合について説明してきたが、これに限られない。すなわち、本発明は、車両10a,10b,10cが独立して走行する場合にも適用可能である。この場合、車両10iは、走行の度に変化しうる車両重量および路面条件の少なくとも一方に基づいて制御される。
以上のように、本実施の形態によれば、車両10iは、タイヤ20と、タイヤ20に駆動力及び制動力の少なくとも一方を出力する出力部30と、出力部30を自動制御する自動制御部40と、自動制御部40による制御によって出力部30からタイヤ20に出力される力を、車両重量M(i)及び路面条件の少なくとも一方に基づいて調節する出力調節部50と、を備える。
このような車両10iによれば、車両重量M(i)及び路面条件の少なくとも一方を考慮して、タイヤ20で出力される駆動力及び制動力の少なくとも一方を調節することができるので、車両重量M(i)または路面条件に応じて予定された加減速を実現することができる。また、車両10iが隊列走行する車両群1を構成する車両10a,10b,10cの一つである場合には、車両群1内において、他の車両との車両間隔を効果的に一定に保つことが可能となり、他の車両を置き去りにすることや他の車両に追突されることを効果的に防止することができる。
とりわけ、本実施の形態では、自動制御部40は、車両10iと隊列を編成する隊列車両の走行に関する情報に基づいて出力部30を制御する。
また、本実施の形態において、出力調節部50は、車両重量M(i)及び路面条件の少なくとも一方に基づいて車両10iの最大加減速度aacc(i),adec(i)を計算し、計算された最大加減速度aacc(i),adec(i)の大きさが、少なくともいずれかの隊列車両の最大加減速度の大きさよりも大きい場合に、出力部30からタイヤ20に出力される力を制限する。これにより、車両群1内において、他の車両との車両間隔を効果的に一定に保つことが可能となり、他の車両を置き去りにすることや他の車両に追突されることを効果的に防止することができる。
また、本実施の形態において、車両10iの加減速度の大きさが隊列車両10a,10b,10cの最大加減速度aacc(a),aacc(b),aacc(c);adec(a),adec(b),adec(c)の大きさの最小値以下となるように、出力調節部50は出力部30からタイヤ20に出力される力を制限する。これにより、車両群1内において、他の車両との車両間隔を効果的に一定に保つことが可能となり、他の車両を置き去りにすることや他の車両に追突されることを効果的に防止することができる。
また、本実施の形態において、車両10iの加減速度の大きさが、隊列車両10a,10b,10cのうちの車両10iよりも後方を走行する後方隊列車両の最大加減速度の大きさの最小値以下となるように、出力調節部50は出力部30からタイヤ20に出力される力を制限してもよい。この場合も、車両群1内において、他の車両との車両間隔を効果的に一定に保つことが可能となり、他の車両を置き去りにすることや他の車両に追突されることを効果的に防止することができる。
あるいは、本実施の形態の車両群1は、上記車両10iと、車両10iと隊列を編成して走行する車両と、を備える。
このような車両群1によれば、隊列車両10a,10b,10cの車両重量M(a),M(b),M(c)及び路面条件の少なくとも一方を考慮して、少なくとも一つの隊列車両10iのタイヤ20に出力される駆動力及び制動力の少なくとも一方が調節される。これにより、隊列を編成する車両10a,10b,10cの車両間隔を効果的に一定に保つことが可能となり、車両10a,10b,10c間で置き去りや追突が生じることを効果的に防止することができる。
あるいは、本実施の形態の車両群1は、隊列を編成して走行する複数の車両10a,10b,10cと、各車両10a,10b,10cの車両重量M(a),M(b),M(c)と路面条件との少なくとも一方および各車両10a,10b,10cの諸元に基づいて計算された各車両10a,10b,10cの最大加減速度aacc(a),aacc(b),aacc(c);adec(a),adec(b),adec(c)の大きさに基づいて、少なくとも一つの車両の出力部30からタイヤ20に出力される駆動力及び制動力の少なくとも一方を調節する出力調整システム55と、を備える。
このような車両群1によれば、隊列車両10a,10b,10cの車両重量M(a),M(b),M(c)及び路面条件の少なくとも一方を考慮して、少なくとも一つの車両のタイヤ20に出力される駆動力及び制動力の少なくとも一方が調節される。これにより、隊列を編成する車両10a,10b,10cの車両間隔を効果的に一定に保つことが可能となり、車両10a,10b,10c間で置き去りや追突が生じることを効果的に防止することができる。
本実施の形態において、各車両10a,10b,10cの加減速度が、複数の車両10a,10b,10cの最大加減速度aacc(a),aacc(b),aacc(c);adec(a),adec(b),adec(c)の大きさの最小値以下となるように、出力調整システム55は、各車両10a,10b,10cの出力部30からタイヤ20に出力される力を制限する。これにより、隊列を編成する車両10a,10b,10cの車両間隔を効果的に一定に保つことが可能となり、車両10a,10b,10c間で置き去りや追突が生じることを効果的に防止することができる。
なお、本実施の形態において、各車両10a,10b,10cの加減速度が、当該車両よりも後方を走行する車両の最大加減速度の大きさの最小値以下となるように、出力調整システム55は、各車両10a,10b,10cの出力部30からタイヤ20に出力される力を制限してもよい。この場合も、隊列を編成する車両10a,10b,10cの車両間隔を効果的に一定に保つことが可能となり、車両10a,10b,10c間で置き去りや追突が生じることを効果的に防止することができる。
また、本実施の形態において、出力調整システム55は、最大加減速度の大きさが最小となる車両よりも前方を走行する車両についてのみ、出力部30からタイヤ20に出力される力を調節してもよい。この場合も、隊列を編成する車両10a,10b,10cの車両間隔を効果的に一定に保つことが可能となり、車両10a,10b,10c間で置き去りや追突が生じることを効果的に防止することができる。
また、本実施の形態において、出力調整システム55は、隊列の先頭を走行する車両10aについてのみ、出力部30からタイヤ20に出力される力を調節してもよい。この場合も、隊列を編成する車両10a,10b,10cの車両間隔を効果的に一定に保つことが可能となり、車両10a,10b,10c間で置き去りや追突が生じることを効果的に防止することができる。
なお、以上において上述した実施の形態に対するいくつかの変形例を説明してきたが、当然に、複数の変形例を適宜組み合わせて適用することも可能である。
1 車両群
10 車両
20 タイヤ
30 出力部
40 自動制御部
50 出力調節部
55 出力調整システム
70 通信機器

Claims (11)

  1. タイヤと、
    前記タイヤに駆動力及び制動力の少なくとも一方を出力する出力部と、
    前記出力部を自動制御する自動制御部と、
    前記自動制御部による制御によって前記出力部から前記タイヤに出力される力を、車両重量及び路面条件の少なくとも一方に基づいて調節する出力調節部と、を備える車両。
  2. 前記自動制御部は、前記車両と隊列を編成する隊列車両の走行に関する情報に基づいて前記出力部を制御する、請求項1に記載の車両。
  3. 前記出力調節部は、前記車両重量及び前記路面条件の少なくとも一方に基づいて前記車両の最大加減速度を計算し、計算された前記最大加減速度の大きさが、少なくともいずれかの前記隊列車両の最大加減速度の大きさよりも大きい場合に、前記出力部から前記タイヤに出力される力を制限する、請求項2に記載の車両。
  4. 前記車両の加減速度の大きさが前記隊列車両の最大加減速度の大きさの最小値以下となるように、前記出力調節部は前記出力部から前記タイヤに出力される力を制限する、請求項3に記載の車両。
  5. 前記車両の加減速度の大きさが、前記隊列車両のうちの前記車両よりも後方を走行する後方隊列車両の最大加減速度の大きさの最小値以下となるように、前記出力調節部は前記出力部から前記タイヤに出力される力を制限する、請求項3に記載の車両。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の車両と、
    前記車両と隊列を編成して走行する車両と、を備える、車両群。
  7. 隊列を編成して走行する複数の車両と、
    各車両の車両重量と路面条件との少なくとも一方および各車両の諸元に基づいて計算された各車両の最大加減速度の大きさに基づいて、少なくとも一つの車両の出力部からタイヤに出力される駆動力及び制動力の少なくとも一方を調節する出力調整システムと、を備える、車両群。
  8. 各車両の加減速度が、前記複数の車両の前記最大加減速度の大きさの最小値以下となるように、前記出力調整システムは、各車両の前記出力部から前記タイヤに出力される力を制限する、請求項7に記載の車両群。
  9. 各車両の加減速度が、当該車両よりも後方を走行する車両の前記最大加減速度の大きさの最小値以下となるように、前記出力調整システムは、各車両の前記出力部から前記タイヤに出力される力を制限する、請求項7に記載の車両群。
  10. 前記出力調整システムは、前記最大加減速度の大きさが最小となる車両よりも前方を走行する車両についてのみ、前記出力部から前記タイヤに出力される力を調節する、請求項7に記載の車両群。
  11. 前記出力調整システムは、隊列の先頭を走行する車両についてのみ、前記出力部から前記タイヤに出力される力を調節する、請求項7に記載の車両群。
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