JP2021020565A - 乗降ステップ - Google Patents

乗降ステップ Download PDF

Info

Publication number
JP2021020565A
JP2021020565A JP2019138415A JP2019138415A JP2021020565A JP 2021020565 A JP2021020565 A JP 2021020565A JP 2019138415 A JP2019138415 A JP 2019138415A JP 2019138415 A JP2019138415 A JP 2019138415A JP 2021020565 A JP2021020565 A JP 2021020565A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover member
boarding
bracket
stay
alighting step
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019138415A
Other languages
English (en)
Inventor
大史 井口
Hiroshi Iguchi
大史 井口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mercedes Benz Group AG
Original Assignee
Daimler AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daimler AG filed Critical Daimler AG
Priority to JP2019138415A priority Critical patent/JP2021020565A/ja
Publication of JP2021020565A publication Critical patent/JP2021020565A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】走行中の風圧や振動の影響を受けるカバー部材の取り付け強度を向上させたトラック用乗降ステップを提供する。【解決手段】乗降ステップ10は、トラックのキャブ1の下方に配置され、シャシフレーム2から車幅方向の外側に延出されたステー3,4に支持されている。乗降ステップ10にはカバー部材20が設けられている。カバー部材20は、乗降ステップ10の縁部10C,10F,10Rから立ち上がる壁部20C,前壁部20F,後壁部20Rを有している。乗降ステップ10には、ステー4に取り付けられ、カバー部材20の後壁部20Rの下端部に連結されたブラケット6が設けられており、カバー部材20の後壁部20Rがブラケット6を介してステー4に連結されている。【選択図】図1

Description

本発明は、トラック等の車両に装着された乗降ステップに関する。
トラックなどキャブへの乗降口の高さが高い車両では、乗降口の下方に乗降ステップ(以下、「ステップ」という)を設けて、乗降性を高めるようになっている。
従来、ステップを装備した車両において、車両のシャシフレームから延出された一対のステーによりステップを支持する構造が知られている。この構造では、キャブとステップとの間からステーが露出する場合がある。そのため、ステップの周囲に樹脂製の化粧カバーを設けて、ステーを化粧カバーで覆うようにしている(例えば、下記特許文献1,2を参照)。
特開2005−231385号公報 特開2000−289447号公報
ところで、化粧カバーは、走行中の風圧や振動の影響を受ける。そのため、化粧カバーの取り付け強度の向上が望まれている。
本発明は、このような課題に鑑み案出されたもので、乗降ステップのカバー部材の取り付け強度を向上させることを目的とする。なお、この目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本件の他の目的である。
(1)本発明の乗降ステップは、トラックのキャブの下方に配置され、シャシフレームから車幅方向外側に延出されたステーに支持された乗降ステップであって、前記乗降ステップの車幅方向内側の縁部から立ち上がる壁部と前記乗降ステップの前方側の縁部から立ち上がる前壁部と前記乗降ステップの後方側の縁部から立ち上がる後壁部とを有しているカバー部材と、前記ステーに取り付けられ、前記カバー部材の前記後壁部の下端部に連結されたブラケットと、を備えたことを特徴とする。
本発明の乗降ステップによれば、カバー部材の後側部の下端部がブラケットを介してステーに連結される。ブラケットがカバー部材の後側部の下端部を支持するので、カバー部材の取り付け強度が補強される。
本発明によれば、ブラケットを設けるだけの簡単な構造で乗降ステップのカバー部材の取り付け強度を向上できる。
実施形態に係る乗降ステップを示す分解斜視図である。 乗降ステップをトラックに装着された状態で下方から見た図1のA矢視図である。 乗降ステップの一部の模式的断面図(図2のB−B矢視断面図)である。
図面を参照して、実施形態としての乗降ステップについて説明する。以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせることができる。
また、本明細書では、水平な状態にある車両を基準にして前後方向,左右方向および上下方向を定める。すなわち、以下で「前方」とは車両の進行方向に沿う方向であり、「後方」とはその反対方向である。また、上下方向は車両の「車高方向」に対応しており、左右方向は車両の「車幅方向」に対応している。
[1.構成]
図1は、本実施形態の乗降ステップ10をトラックのキャブ1とシャシフレーム2とともに示す分解斜視図である。図1は、キャブ1の前方左側の下方部分の一部要素(キャブ1の一部分)のみを示し他を省略している。また、図1では、ボルト,ナット,ワッシャー等の締結具の図示を省略している。また、図2は乗降ステップ10をトラックに装着された状態で下方から見た図1のA矢視図であり、図3は乗降ステップ10の一部の模式的断面図(図2のB−B矢視断面図)である。
本実施形態の乗降ステップ10(以下、「ステップ」とも称呼する)は、トラックのキャブ1(図1で二点鎖線で示す)への乗員の乗り降りを補助する踏み台として設けられている。本実施形態では、ステップ10が、左側座席の乗降口の下方に配置された場合を例に挙げている。
キャブ1は、トラックの運転台であり、シャシフレーム2の前方に取り付けられている。また、キャブ1の前面下部には、車幅方向に延在するフロントバンパー1Aが設けられている。
シャシフレーム2は、トラックの骨格であり、前後方向に沿って延在する断面コ字型のチャンネル鋼で形成されている。トラックには左右一対のシャシフレーム2が設けられているが、図1では一方(左側)のシャシフレーム2のみが図示されている。
シャシフレーム2には、二本のステー3,4が取り付けられている。二本のステー3,4は、ステップ10を車体側に取り付けるための支持部材であり、それぞれシャシフレーム2から車幅方向外側に向かって延出されている。二本のステー3,4の一方(「前側ステー3」と称呼する)は他方よりも前方側に配置されており、他方(「後側ステー4」と称呼する)は一方よりも後方側に配置されている。
前側ステー3は側面視でL字状に形成されている。後側ステー4は側面視で下方に向かって湾曲する形状に形成されている。また、前側ステー3,後側ステー4のそれぞれは、断面がハット状に形成されている。前側ステー3,後側ステー4のそれぞれは、一端においてブラケット3A,4Aを介してシャシフレーム2に連結されており、他端(車幅方向外側の先端部)の上面にステップ10の取り付け面3B,4Bを有する。
ステップ10は下面側からステー3,4の取り付け面3B,4Bに支持されている。本実施形態では、取り付け面3B,4Bのそれぞれに二つのネジ孔31,32,41,42が貫設されており、ステップ10が、取り付け面3B,4B(ステー3,4)のそれぞれに二つのボルト(図示せず)で連結されるようになっている。
ステップ10の上面側には踏み台面11が設けられている。踏み台面11は、乗員が乗り降りの際に足を載せる面であり、面全体が格子状の網目に形成されている。格子状の網目により仕切られた複数の開口部11Aは、水や泥を下方に落とし、水や泥の堆積を防ぐ機能を果たす。
ステップ10にはカバー部材20が取り付けられている。カバー部材20は、ステー3,4が車体外観に露見しないように覆うための化粧カバーであり、例えば樹脂製のパネル部材で形成されている。以下では、カバー部材20が車体に装着された状態で車幅方向の外側を向いた面を、カバー部材20の「表面」と称呼し、その反対側をカバー部材20の「裏面」と称呼する。
カバー部材20は、車幅方向内側(車体側)の縁部10Cから立ち上がる壁部20Cと、前方側の縁部10Fから立ち上がる前壁部20Fと、後方側の縁部10Rから立ち上がる後壁部20Rとを有している。カバー部材20は、上方から見て、ステップ10の縁部10C,10F,10Rに沿うコの字型に一体形成されており、壁部20Cの前後側部に前壁部20F,後壁部20Rが連設されている。また、カバー部材20の裏面には複数の補強リブが形成されている。
カバー部材20は、壁部20Cの下部にて、図示しないボルト及びナットにより、ステップ10の縁部10Cに連結されている。これにより、カバー部材20がステップ10に対して取り付けられる。また、カバー部材20の表面の下部には図示しないリブ(図示せず)が突設されており、リブ(図示せず)によりカバー部材20がステップ10に対して嵌め合わされるようになっている。
カバー部材20の壁部20Cの裏面の上部には、二つのネジ受け部22が車幅方向の内側に向かって突設されている。二つのネジ受け部22にはT字型ブラケット5が取り付けられている。T字型ブラケット5の下端には通孔5Aが貫設されている。前側ステー3には通孔5Aと共にネジ止めされるネジ孔33が設けられており、T字型ブラケット5と前側ステー3とが、通孔5A,ネジ孔33を介してネジ止めされる。そのため、カバー部材20は、壁部20Cの上方において、T字型ブラケット5を介して前側ステー3に連結されている。
カバー部材20は、上記のように、壁部20Cの下部にてステップ10に連結されるとともに、壁部20Cの上方にてT字型ブラケット5を介して前側ステー3に連結されている。
本実施形態の乗降ステップ10には、上記に加えて、カバー部材20を後側ステー4に連結するためのブラケット6が設けられている。
ブラケット6は、カバー部材20の取り付け強度を補強する支持部材であり、後側ステー4に取り付けられ、カバー部材20の後壁部20Rの下端部24(図3参照)に連結されている。
図1〜図3のブラケット6は、断面L字型の支持板で形成されており、L字型の一方の面6Aが後側ステー4への取り付け面となり、他方の面6Bがカバー部材20の後壁部20Rの下端部24への取り付け面となる。
ブラケット6の一方の面6Aには、ブラケット6を後側ステー4に取り付けるための取り付け孔61が貫設されている。ブラケット6の他方の面6Bには、ブラケット6をカバー部材20の後壁部20Rの下端部24に取り付けるためのボルトの取り付け孔63が二箇所に貫設されている。
ブラケット6の一方の面6Aを取り付けるために、後側ステー4の取り付け面4Bには、ステップ10取り付け用のネジ孔41,42に加えて、ブラケット6を取り付けるためのネジ孔43(図1参照)が貫設されている。
また、ブラケット6の他方の面6Bを取り付けるために、カバー部材20の後壁部20Rの下端部24には、ブラケット6の面6Bの二箇所の取り付け孔63のそれぞれに対向する箇所にネジ孔24Aが貫設されている。なお、下端部24とは、図3に示すように、カバー部材20の後壁部20Rのうち、ステップ10の下面よりも下方に延びた部位である。
ブラケット6を後側ステー4及びカバー部材20の後壁部20Rの下端部24に取り付ける際には、図2及び図3に示すように、ブラケット6の一方の面6Aがステップ10の下面と後側ステー4の取り付け面4Bとの間に配置されるとともに、取り付け孔61が後側ステー4のネジ孔43に重ね合わされる。
また、ブラケット6の他方の面6Bは、先端部6Cを下方に向けて配置されるとともに、カバー部材20の後壁部20Rの下端部24の前方に配置されている。そのため、ブラケット6の前後方向の寸法は、ブラケット6を後側ステー4に取り付けた状態で、ブラケット6の他方の面6Bがカバー部材20の後壁部20Rの下端部24に近接又は接触する寸法に設定される。
そして、取り付け孔61とネジ孔43とに挿入されたボルト51とボルト51に装着されたナット52とによって、ブラケット6と後側ステー4とが連結される。また、各取り付け孔63と各ネジ孔24Aとに挿入された各ボルト53と各ボルト53に装着された各ナット54とによって、ブラケット6とカバー部材20の後壁部20Rの下端部24とが連結される。
なお、ブラケット6の一方の面6Aには、取り付け孔61の他に水抜き穴62が貫設されている。水抜き穴62は、水や泥をブラケット6から下方へ落とすために設けられている。
[2.作用・効果]
上述した乗降ステップ10によれば、カバー部材20の後壁部20Rの下端部24がブラケット6を介して後側ステー4に連結される。このため、カバー部材20の取り付け強度が補強される。
したがって、ブラケット6を設けるだけの簡単な構造で乗降ステップ10のカバー部材20の取り付け強度を向上できる。
例えば、ブラケット6を設けていない場合、走行中の風圧の影響により前側ステー3への取り付け箇所(ネジ受け部22)などに局所的に過大な負荷がかかる場合がある。この点、上述した乗降ステップ10では、ブラケット6によりカバー部材20の取り付け強度が向上されているので、走行中の風圧に対するカバー部材20の耐久性を向上できる。
また、ブラケット6によりカバー部材20の取り付け強度が向上されることで、ステップ10とカバー部材20とが重なり合う面での接触振動の発生が抑制される。これにより、ステップ10とカバー部材20との当たり音の発生を防止できる。
[3.その他]
上述した乗降ステップ10は一例であって、上述したものに限られない。
例えば、ブラケット6の形状,大きさ,個数,取り付け場所など、ブラケット6の詳細な構造は上記の例に限定されない。
乗降ステップ10は一段に限らず複数段であってもよい。乗降ステップ10が複数段で構成される場合、カバー部材20を備える何れの段に対してもブラケット6が適用されてよい。
上述した実施形態では、トラックに装備された乗降ステップ10を例に挙げて説明したが、乗降ステップ10の装備される車両はトラックに限らず、どのような車両であってもよい。
1 キャブ
1A フロントバンパー
2 シャシフレーム
3 前側ステー(ステー)
4 後側ステー(ステー)
3A,4A ブラケット
3B,4B 取り付け面
5 T字型ブラケット
5A 通孔
6 ブラケット
6A 一方の面
6B 他方の面
6C 先端部
61,63 取り付け孔
62 水抜き孔
10 乗降ステップ
10C,10F,10R 縁部
11 踏み台面
11A 開口部
20 カバー部材
20C 壁部
20F 前壁部
20R 後壁部
22 ネジ受け部
24 下端部
24A ネジ孔
31,32,33 ネジ孔
41,42,43 ネジ孔
51,53 ボルト
52,54 ナット

Claims (1)

  1. トラックのキャブの下方に配置され、シャシフレームから車幅方向外側に延出されたステーに支持された乗降ステップであって、
    前記乗降ステップの車幅方向内側の縁部から立ち上がる壁部と前記乗降ステップの前方側及び後方側の各縁部から立ち上がる前壁部及び後壁部とを有しているカバー部材と、
    前記ステーに取り付けられ、前記カバー部材の前記後壁部の下端部に連結されたブラケットと、を備えた
    ことを特徴とする乗降ステップ。
JP2019138415A 2019-07-29 2019-07-29 乗降ステップ Pending JP2021020565A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019138415A JP2021020565A (ja) 2019-07-29 2019-07-29 乗降ステップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019138415A JP2021020565A (ja) 2019-07-29 2019-07-29 乗降ステップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021020565A true JP2021020565A (ja) 2021-02-18

Family

ID=74573555

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019138415A Pending JP2021020565A (ja) 2019-07-29 2019-07-29 乗降ステップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021020565A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7234764B2 (en) Mounting structure for sensor covered with step garnish
US7959217B2 (en) Modified upper rear door hinge patch
WO2008062763A1 (en) Reinforcing structure of vehicle body
JP2017030670A (ja) 車両用側突検出アセンブリ
JP2008260331A (ja) 自動車の前部構造
JP2008013052A (ja) 自動車の下部構造
JP2020082831A (ja) 車体前部構造
JP2021020565A (ja) 乗降ステップ
JP4978253B2 (ja) フェンダカバー構造及び車体前部構造
JP4876828B2 (ja) 自動車の側部車体構造
JP6327303B2 (ja) 車両の下部車体構造
JP3864522B2 (ja) 自動車の車体構造
JP4004202B2 (ja) トラックのキャブ
JP2006341624A (ja) 車体構造
JP6810119B2 (ja) 自動車の車体構造
JP2021011209A (ja) 電動車両のフロア構造
US20200198446A1 (en) Utility vehicle
JPH106887A (ja) 自動車のフロントバンパー構造
JP3994544B2 (ja) 車両用シートベルトのアンカーブラケット取付け構造
US20200156564A1 (en) Quarter panel assembies including service hole covers with noise reduction flanges
JP4563251B2 (ja) 自動車用シートの取り付け構造
CN219635324U (zh) 全地形车
JP7120168B2 (ja) 車室構造
JP3497762B2 (ja) 自動車におけるスペアタイヤの支持構造
JP6057295B2 (ja) 自動車の車体構造