JP2021014212A - 自律走行作業機、洗浄システム、及び洗浄システムの制御方法 - Google Patents

自律走行作業機、洗浄システム、及び洗浄システムの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】芝刈り機本体に付着した汚れを洗浄する。【解決手段】芝刈機2は、自律走行しながら芝刈り作業を実行する。また、芝刈機2は、芝刈機本体2Aと、洗浄ステーション3から供給される水道水によって芝刈機本体2Aが洗浄されるように、芝刈機本体2Aの動作を制御する第1制御部20と、を備える。芝刈機2は、例えば、芝刈り作業を実行する作業部14を備え、第1制御部20は、芝刈機本体2Aが洗浄されるように、作業部14を動作させる。【選択図】図3

Description

本発明は、自律走行作業機、洗浄システム、及び洗浄システムの制御方法の制御方法に関する。
自律走行しながら作業をする自律走行作業機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の自律走行作業機は、車輪を備えて周辺情報に基づき自律走行が可能である。また、車輪を清掃する清掃エリアには、車輪が回転して摺擦することで車輪を清掃する清掃マットが配置される。また、自律走行作業機は、清掃エリアにおいて車輪の清掃処理を実行するように自律走行作業機の動作を制御する制御部を備える。
特開2016−218733号公報
しかしながら、特許文献1に記載の自律走行作業機では、車輪の清掃処理を実行できるが、特許文献1には、自律走行作業機の車輪以外の箇所に汚れが付着した場合の清掃処理については記載されていない。また、特許文献1には、自律走行作業機に付着した汚れを水等の液体で洗浄することについては記載されていない。
一方、自律走行作業機として、自律走行しながら芝刈り作業を実行する芝刈り機が知られている。芝刈り機では、芝刈り機本体の下部に配置された刈刃ディスクの周辺には、刈り取られた芝の断片が付着する場合がある。このように、芝刈り機本体の下部に汚れが付着した場合には、ユーザーは、芝刈り機本体の下部にホース等で水をかけて洗浄していた。
本発明は、作業機本体に付着した汚れを洗浄可能な自律走行作業機、洗浄システム、及び洗浄システムの制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、自律走行しながら所定の作業を実行する自律走行作業機であって、作業機本体と、洗浄ステーションから供給される洗浄液によって前記作業機本体が洗浄されるように、前記作業機本体の動作を制御する制御部と、を備える。
本発明は、上記自律走行作業機において、前記所定の作業を実行する作業部を備え、前記制御部は、前記作業機本体が洗浄されるように、前記作業部を動作させる。
本発明は、上記自律走行作業機において、前記作業部は、前記所定の作業を実行する作業部材と、前記作業部材を回転駆動する第1駆動部と、を備え、前記制御部は、前記第1駆動部に前記作業部材を回転駆動させる。
本発明は、上記自律走行作業機において、前記洗浄液を前記作業部材に散布する散布部材を備える。
本発明は、上記自律走行作業機において、前記散布部材は、前記洗浄液を流出する開口を有し、前記制御部は、前記第1駆動部に前記散布部材を回転駆動させる。
本発明は、上記自律走行作業機において、前記作業部材を昇降する昇降部を備え、前記制御部は、前記作業機本体が洗浄されるように、前記昇降部を動作させる。
本発明は、上記自律走行作業機において、前記制御部は、前記作業機本体を洗浄するときに、前記昇降部に前記作業部材を下降させる。
本発明は、上記自律走行作業機において、前記制御部は、前記自律走行作業機が前記洗浄ステーションに進入するときに、前記昇降部に前記作業部材を上昇させる。
本発明は、上記自律走行作業機において、前記作業機本体を走行駆動する第2駆動部を備え、前記制御部は、前記作業機本体が洗浄されるように、前記第2駆動部に前記作業機本体を走行駆動させる。
本発明は、上記自律走行作業機において、前記制御部は、前記作業機本体における洗浄対象の部位が前記洗浄ステーションに配置された摺動部材と摺動するように、前記第2駆動部に前記作業機本体を走行駆動させる。
本発明は、上記自律走行作業機において、前記洗浄ステーションには、前記自律走行作業機に前記洗浄液を供給する給水部が配置され、前記洗浄ステーションに前記自律走行作業機が配置されたときに、前記給水部から前記洗浄液を受け取る受水部を備える。
本発明は、上記自律走行作業機において、前記洗浄ステーションには、前記自律走行作業機に電力を供給する給電部が配置され、蓄電池と、前記洗浄ステーションに前記自律走行作業機が配置されたときに、前記給電部から供給された電力で前記蓄電池を充電する充電部と、を備える。
本発明は、自律走行しながら所定の作業を実行する自律走行作業機と、洗浄ステーションと、を備える洗浄システムであって、前記洗浄ステーションは、洗浄液を前記自律走行作業機に供給する給水部を備え、前記自律走行作業機は、作業機本体と、前記洗浄液によって前記作業機本体が洗浄されるように、前記作業機本体の動作を制御する制御部と、を備える。
本発明は、上記洗浄システムにおいて、前記洗浄ステーションは、前記作業機本体における洗浄対象の部位と摺動する摺動部材を備え、前記自律走行作業機は、前記作業機本体を走行駆動する第2駆動部を備え、前記制御部は、前記洗浄対象の部位が前記摺動部材と摺動するように、前記第2駆動部に前記作業機本体を走行駆動させる。
本発明は、上記洗浄システムにおいて、前記自律走行作業機は、前記洗浄ステーションに前記自律走行作業機が配置されたときに、前記給水部から前記洗浄液を受け取る受水部を備える。
本発明は、上記洗浄システムにおいて、前記洗浄ステーションは、前記自律走行作業機に電力を供給する給電部を備え、前記自律走行作業機は、蓄電池と、前記洗浄ステーションに前記自律走行作業機が配置されたときに、前記給電部から供給された電力で前記蓄電池を充電する充電部と、を備える。
本発明は、作業機本体を有し、自律走行しながら所定の作業を実行する自律走行作業機と、洗浄ステーションと、を備える洗浄システムの制御方法であって、前記洗浄ステーションは、洗浄液を前記自律走行作業機に供給し、前記自律走行作業機の制御部は、前記洗浄液によって前記作業機本体が洗浄されるように、前記作業機本体の動作を制御する、洗浄システムの制御方法である。
本発明によれば、作業機本体に付着した汚れを洗浄できる。
本発明の実施形態に係る芝刈りシステムの構成の一例を示す図である。 ロボット芝刈機の構成の一例を示す側面図である。 洗浄システムの構成の一例を示す側面図である。 散布部材の構成の一例を示す側面断面図である。 第1制御部の処理の一例を示すフローチャートである。 刈刃ディスクの他の実施形態を示す図である。 載置台の他の実施形態を示す図である。
以下、図面を参照して実施形態について説明する。
[1.無人芝刈りシステムの構成]
[1−1.無人芝刈りシステムの全体構成]
図1は、本実施形態に係る芝刈システム1の構成を示す図である。
芝刈システム1は、ロボット芝刈機2と、芝刈り作業を実行する対象である芝刈エリアARを区画するエリアワイヤー5と、洗浄ステーション3と、を備える。
ロボット芝刈機2は、芝刈エリアARの中を無人で自律走行しながら芝草を刈る自律走行型の作業機である。エリアワイヤー5は、芝刈エリアARの境界Aをロボット芝刈機2が検知可能にするために、業者等によって境界Aに沿って敷設される部材である。本実施形態では、敷設されたエリアワイヤー5が磁性を帯びており、ロボット芝刈機2がエリアワイヤー5の磁気を検出することで芝刈エリアARの境界Aを検知する。ロボット芝刈機2は、「自律走行作業機」の一例に対応する。
また、芝刈システム1が複数台(例えば、2台)のロボット芝刈機2を備える形態でもよい。
洗浄ステーション3は、芝刈エリアARの中に設置され、ロボット芝刈機2に水道水を供給する。水道水は、「洗浄液」の一例に対応する。
洗浄ステーション3は、制御基板31を備える。制御基板31については、後述にて図3を参照して説明する。洗浄ステーション3は、非作業時におけるロボット芝刈機2の待機場所でもある。ロボット芝刈機2は、芝刈り作業の終了時には、自律走行により洗浄ステーション3に帰還し、洗浄ステーション3で適宜に洗浄されるように構成されている。
[1−2.ロボット芝刈機の構成]
図2は、本実施形態に係るロボット芝刈機2の構成の一例を示す側面図である。
ロボット芝刈機2を、以下の説明において、芝刈機2と表記する場合がある。芝刈機2は、芝刈機本体2Aと、第1制御部20とを備える。第1制御部20は、芝刈機本体2Aの動作を制御する。
芝刈機本体2Aは、ハウジング11と、ハウジング11の前部に設けられた左右の前輪12と、ハウジング11の後部に設けられた左右の後輪13と、ハウジング11の中央の下部に設けられた作業部14とを備えている。
作業部14は、作業部駆動用モーター142と、円板状のディスクに刈刃が設けられた刈刃ディスク141とを備え、作業部駆動用モーター142が刈刃ディスク141を回転駆動することによって芝草を刈ることができる。芝刈機本体2Aは、「作業機本体」の一例に対応する。刈刃ディスク141は、「作業部材」の一例に対応する。
芝刈機本体2Aは、左右の走行用モーター15と、昇降機構16と、バッテリー17と、車輪速センサー18と、第1通信部25と、充電部26とを備えている。ハウジング11は、左右の走行用モーター15、作業部駆動用モーター142、昇降機構16、バッテリー17、車輪速センサー18、第1制御部20、第1通信部25及び充電部26を収納する。ハウジング11は、底面111を有する。
左右の走行用モーター15の各々は、芝刈機本体2Aを走行駆動する。具体的には、左右の走行用モーター15の各々は、左右の後輪13を個別に駆動する。走行用モーター15が、第1制御部20の指示に従って後輪13を駆動することによって、芝刈機本体2Aが走行する。走行用モーター15は、「第2駆動部」の一例に対応する。
作業部駆動用モーター142は、刈刃ディスク141及び昇降機構16を駆動する。第1制御部20の指示に従って作業部駆動用モーター142が刈刃ディスク141を回転駆動することによって、芝刈り作業が実行される。芝刈り作業は、「所定の作業」の一例に対応する。作業部駆動用モーター142は、「第1駆動部」の一例に対応する。第1制御部20の指示に従って作業部駆動用モーター142が昇降機構16を駆動することによって、刈刃ディスク141が昇降される。
バッテリー17は、芝刈機2の各部に動作電力を供給する。車輪速センサー18は、駆動輪である左右の後輪13の回転速度を検出する。車輪速センサー18の検出信号は、第1制御部20に伝送される。昇降機構16は、刈刃ディスク141を昇降する。昇降機構16は、「昇降部」の一例に対応する。バッテリー17は、「蓄電池」の一例に対応する。
第1制御部20は、芝刈機2の各部の動作を制御する。第1制御部20は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサーと、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等のメモリーとを有する。メモリーには、作業対象エリアに関するマップデータ、芝刈り作業のスケジュールデータ、及び制御プログラム等のデータが格納されている。具体的には、第1制御部20のプロセッサーが制御プログラムを実行することによって、芝刈機2の各部の動作を制御する。第1制御部20は、「制御部」の一例に対応する。
第1制御部20は、洗浄ステーション3から供給される水道水によって芝刈機本体2Aが洗浄されるように、芝刈機本体2Aの動作を制御する。第1制御部20の機能については、後述にて図3を参照して説明する。
第1通信部25は、洗浄ステーション3の第2通信部312と通信する。具体的には、第1通信部25は、例えばBluetooth(登録商標)のような無線通信によって、第2通信部312と通信する。第2通信部312については、後述にて図3を参照して説明する。
充電部26は、バッテリー17を充電する。具体的には、充電部26には給電部34から交流電力が供給され、充電部26は交流電力を直流電力に変換して、バッテリー17を充電する。なお、本実施形態では、充電部26が、交流電力を直流電力に変換する場合について説明するが、給電部34が、交流電力を直流電力に変換してもよい。
[1−3.洗浄システムの構成]
図3は、洗浄システム100の構成の一例を示す側面図である。
洗浄システム100は、洗浄ステーション3と、芝刈機2とを備える。洗浄システム100は、芝刈機2を洗浄する。
洗浄ステーション3は、アーチ部材30と、制御基板31と、給水部32と、載置台33と、給電部34と、摺動部材35と、電動バルブ36とを備える。
アーチ部材30は、載置台33に芝刈機2が載置された場合に、芝刈機2を覆うようにアーチ状に形成される。アーチ部材30には、制御基板31、給水部32、給電部34及び電動バルブ36が配置される。
制御基板31は、洗浄ステーション3の動作を制御する。制御基板31には、第2制御部311と、第2通信部312とが搭載される。
第2制御部311は、例えば、CPU等のプロセッサーと、RAM、ROM等のメモリーとを有する。メモリーには、制御プログラム等のデータが格納されている。プロセッサーが制御プログラムを実行することによって、洗浄ステーション3の動作を制御する。
第2通信部312は、芝刈機2の第1通信部25と通信する。具体的には、第2通信部312は、例えばBluetooth(登録商標)のような無線通信によって、第1通信部25と通信する。
給水部32は、水道水を芝刈機2に供給する。給水部32は、流入開口321と第2流路322と流出開口323とを備える。
流入開口321には、蛇口WTからホースHSを経由して水道水が供給される。第2流路322は、流入開口321に供給された水道水を流出開口323に流動させる。流出開口323は、第2流路322から供給された水道水を芝刈機2の上部に配置された受水部21に供給する。
電動バルブ36は、第2流路322に配置され、第2制御部311からの指示に従って、蛇口WTからホースHSを経由して供給された水道水の流動を遮断又は開放する。具体的には、芝刈機本体2Aの洗浄処理を実行する場合には、水道水の流動を開放し、芝刈機本体2Aの洗浄処理を実行しない場合には、水道水の流動を遮断する。
載置台33には、芝刈機2が載置される。載置台33に芝刈機2が載置された場合に、給水部32から受水部21に水道水が供給されるように、流出開口323及び受水部21が配置される。載置台33の一方端は、アーチ部材30の基端に固定される。載置台33の一方端は、図3では、載置台33の左端である。載置台33の他方端の上面には、芝刈機2が載置台33上に進入し易いように凹凸が形成されている。載置台33の他方端は、図3では、載置台33の右端である。また、載置台33の上面には、摺動部材35が固定される。
摺動部材35は、載置台33の上面に固定され、芝刈機2が載置台33上で走行することによって、芝刈機本体2Aにおける洗浄対象の部位と摺動する。芝刈機本体2Aにおける洗浄対象の部位は、例えば、ハウジング11の底面111、前輪12の周面、及び後輪13の周面等である。洗浄対象の部位は、換言すれば、汚れが付着し易い部位である。汚れは、刈り取られた芝の断片と、塵埃とを含む。
摺動部材35は、例えば、ブラシによって構成される。また、摺動部材35は、円柱状に形成され、回動可能に構成されたブラシでもよい。
摺動部材35は、第1摺動部材351と、第2摺動部材352と、第3摺動部材353とを含む。
第1摺動部材351は、ハウジング11の底面111の前部、及び前輪12の周面と摺動する。第2摺動部材352は、ハウジング11の底面111の中央部及び後部と摺動する。前部は、図3では左側の部分を示し、後部は、図3では右側の部分を示す。第3摺動部材353は、後輪13の周面と摺動する。
洗浄ステーション3は、芝刈機2と通電可能に接続するように構成される。すなわち、芝刈機2が載置台33の所定の位置に載置された場合に、洗浄ステーション3から芝刈機2に電力を供給する。
給電部34は、芝刈機2が洗浄ステーション3と通電可能に接続されたときに、芝刈機2に電力を供給する。具体的には、給電部34は、芝刈機2の充電部26に電力を供給する。
芝刈機2は、受水部21と、第1流路22とを備える。
受水部21は、ハウジング11の上部に配置され、給水部32から供給された水道水を受け取る。受水部21は、上面開口211を備える。受水部21は、例えば、箱状に形成され、上面に上面開口211が形成される。
給水部32の流出開口323から流出した水道水は、上面開口211を介して、受水部21に流入する。
第1流路22は、受水部21に流入した水道水を作業部14に向けて流動させる。第1流路22は、芝刈機本体2Aの内部において上下方向に沿って形成される。散布部材144は、第1流路22から流入した水道水を、作業部14の刈刃ディスク141と、ハウジング11の底面111との間から流出させる。散布部材144については、後述にて図4を参照して詳細に説明する。
[1−4.第1制御部の機能]
次に、図3を参照して、第1制御部20の機能について説明する。
第1制御部20は、芝刈機本体2Aが洗浄されるように、作業部14を動作させる。具体的には、第1制御部20は、作業部駆動用モーター142に刈刃ディスク141を回転駆動させる。刈刃ディスク141が回転することによって、散布部材144から流出した水道水が刈刃ディスク141の周辺に散布される。具体的には、刈刃ディスク141が回転することによって、散布部材144から流出した水道水が、ハウジング11の底面111、前輪12の周面、及び後輪13の周面等の洗浄対象の部位に散布される。
また、第1制御部20は、作業部駆動用モーター142に散布部材144を回転駆動させる。散布部材144が回転駆動することによって、散布部材144から水道水が流出する。散布部材144については、後述にて図4を参照して詳細に説明する。
また、第1制御部20は、芝刈機本体2Aが洗浄されるように、昇降機構16を動作させる。具体的には、第1制御部20は、芝刈機本体2Aを洗浄するときに、昇降機構16に刈刃ディスク141を下降させる。刈刃ディスク141が下降することによって、ハウジング11の底面111と刈刃ディスク141との間の間隙が広くなるため、ハウジング11の底面111に付着した汚れを除去し易くなる。
また、第1制御部20は、芝刈機2が洗浄ステーション3に進入するとき、すなわち、芝刈機2が載置台33上に進入するときに、昇降機構16に刈刃ディスク141を上昇させる。刈刃ディスク141が上昇することによって、芝刈機2が載置台33上に進入するときに、刈刃ディスク141が載置台33の上面に接触することを抑制できる。そこで、芝刈機2が洗浄ステーション3に進入し易くなる。
また、第1制御部20は、芝刈機本体2Aが洗浄されるように、走行用モーター15に芝刈機本体2Aを走行駆動させる。具体的には、第1制御部20は、芝刈機本体2Aにおける洗浄対象の部位が洗浄ステーション3に配置された摺動部材35と摺動するように、走行用モーター15に芝刈機本体2Aを走行駆動させる。例えば、芝刈機本体2Aを前方向DF及び後方向DRに走行駆動させることによって、芝刈機本体2Aにおける洗浄対象の部位を摺動部材35と摺動することができる。
[1−5.散布部材の構成]
図4は、散布部材144の構成の一例を示す側面断面図である。作業部14は、駆動軸143と、散布部材144とを備える。
駆動軸143は、円柱状に形成され、作業部駆動用モーター142の回転トルクを刈刃ディスク141に伝達する。換言すれば、作業部駆動用モーター142は、駆動軸143を介して、刈刃ディスク141を回転駆動する。
散布部材144は、水道水を刈刃ディスク141に散布する。散布部材144は、円筒状に形成されて駆動軸143の周囲に配置され、水道水を流出する開口QPを有する。水道水は、第1流路22から散布部材144と駆動軸143との間の間隙に流入する。そして、水道水は、開口QPから流出する。
また、散布部材144は、作業部駆動用モーター142によって回転駆動される。具体的には、散布部材144は、駆動軸143と一体に形成され、散布部材144は、駆動軸143と一体に作業部駆動用モーター142によって回転駆動される。
散布部材144と駆動軸143とが一体に作業部駆動用モーター142によって回転駆動されるため、散布部材144と駆動軸143との間の間隙に流入した水道水が遠心力によって、開口QPから流出する。
[2.第1制御部の処理]
図5は、第1制御部20の処理の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS101において、第1制御部20は、芝刈機2の洗浄を開始するか否かを判定する。例えば、芝刈機2が所定時間以上の芝刈り作業を実行した後に洗浄ステーション3の載置台33上に配置された場合に、第1制御部20は、芝刈機2の洗浄を開始すると判定する。所定時間は、例えば、30分である。
芝刈機2の洗浄を開始しないと第1制御部20が判定した場合(ステップS101;NO)には、処理が待機状態になる。芝刈機2の洗浄を開始すると第1制御部20が判定した場合(ステップS101;YES)には、処理がステップS103に進む。
そして、ステップS103において、第1制御部20が、第1通信部25及び第2通信部312を介して、第2制御部311に対して、給水を開始するように指示する。第2制御部311は、第1制御部20からの指示に従って、電動バルブ36を開状態にして、給水を開始する。
次に、ステップS105において、第1制御部20は、第1時間T1が経過したか否かを判定する。第1時間T1は、電動バルブ36を開状態にされた時点から、受水部21及び第1流路22を介して、水道水が散布部材144の開口QPに到達するまでの時間より長い時間に設定される。第1時間T1は、例えば1分間である。
第1時間T1が経過していないと第1制御部20が判定した場合(ステップS105;NO)には、処理が待機状態になる。第1時間T1が経過したと第1制御部20が判定した場合(ステップS105;YES)には、処理がステップS107に進む。
そして、ステップS107において、第1制御部20は、昇降機構16に刈刃ディスク141を下降させる。
次に、ステップS109において、第1制御部20は、作業部駆動用モーター142に刈刃ディスク141の回転を開始させる。
次に、ステップS111において、第1制御部20は、芝刈機本体2Aにおける洗浄対象の部位が洗浄ステーション3に配置された摺動部材35と摺動するように、走行用モーター15に芝刈機本体2Aの走行を開始させる。
次に、ステップS113において、第1制御部20は、第2時間T2が経過したか否かを判定する。第2時間T2は、芝刈機本体2Aの洗浄を開始してから芝刈機本体2Aの洗浄が終了するまでの時間を示す。第2時間T2は、芝刈機2が洗浄ステーション3の載置台33上に配置される前に、芝刈機2が芝刈り作業を実行した時間等に基づいて設定される。第2時間T2は、例えば10分間である。
第2時間T2が経過していないと第1制御部20が判定した場合(ステップS113;NO)には、処理が待機状態になる。第2時間T2が経過したと第1制御部20が判定した場合(ステップS113;YES)には、処理がステップS115に進む。
そして、ステップS115において、第1制御部20は、走行用モーター15による芝刈機本体2Aの走行を停止させる。
次に、ステップS117において、第1制御部20は、作業部駆動用モーター142に刈刃ディスク141の回転を停止させる。
次に、ステップS119において、第1制御部20は、昇降機構16に刈刃ディスク141を上昇させる。
次に、ステップS121において、第1制御部20が、第1通信部25及び第2通信部312を介して、第2制御部311に対して、給水を停止するように指示する。第2制御部311は、第1制御部20からの指示に従って、電動バルブ36を閉状態にして、給水を停止する。その後、処理が終了する。
[3.刈刃ディスクの他の実施形態]
図6は、刈刃ディスク141の他の実施形態を示す図である。図6の上図は、刈刃ディスク141の平面図を示し、図6の下図は、刈刃ディスク141の側面図を示す。
図6に示すように、刈刃ディスク141には、4つの散水板145が配置されている。4つの散水板145の各々は、矩形板状に形成され、刈刃ディスク141の上面に固定されている。
具体的には、4つの散水板145の各々は、刈刃ディスク141の中心、すなわち、駆動軸143及び散布部材144を中心として、放射状に配置される。4つの散水板145の各々は、刈刃ディスク141の中心に対して、互いに角θ1をなす向きに配置される。角θ1は、90度である。
散水板145が刈刃ディスク141の上面に配置されるため、散布部材144の開口QPから流出した水道水は、散水板145に衝突して、散水板145によって刈刃ディスク141の外部に向けて散水される。よって、水道水を、芝刈機本体2Aにおける洗浄対象の部位(例えば、ハウジング11の底面111)に向けて効果的に散水できる。したがって、芝刈機本体2Aを効率的に洗浄できる。
[4.載置台の他の実施形態]
図7は、載置台33の他の実施形態を示す図である。図7は、載置台33において図3に示す前方向DF及び後方向DRに直交する断面を示す断面図である。
載置台33の上面331は、水平方向に対して角θ2だけ傾斜して形成される。角θ2は、例えば、5度である。
載置台33の上面331が傾斜して形成されるため、刈り取られた芝の断片等の汚れMWは、方向DMに示すように、載置台33の左側から右側に向けて、水道水と共に流下する。
載置台33には、汚れMWを貯留する貯留部37が配置される。貯留部37は、箱状に形成され、載置台33において図3に示す前方向DFに沿って延びる。貯留部37には、第1開口371と第2開口372とが形成される。第1開口371は、貯留部37の上面に形成され、載置台33の上面331から流下した汚れMW及び水道水が流入する。第2開口372は、貯留部37の一方側面に形成され、方向DWに示すように、水道水が貯留部37から流出する。
このように、載置台33の上面331に沿って、汚れMWは、方向DMに水道水と共に流下し、第1開口371を介して、貯留部37に流入する。そして、貯留部37から方向DWに水道水が流出する。したがって、汚れMWを貯留部37に貯留できる。
[5.本実施形態の効果]
以上説明したように、本実施形態では、芝刈機2は、自律走行しながら芝刈り作業を実行する。また、芝刈機2は、芝刈機本体2Aと、洗浄ステーション3から供給される水道水によって芝刈機本体2Aが洗浄されるように、芝刈機本体2Aの動作を制御する第1制御部20と、を備える。
したがって、第1制御部20が、洗浄ステーション3から供給される水道水によって芝刈機本体2Aが洗浄されるように、芝刈機本体2Aの動作を制御するため、芝刈機本体2Aに付着した汚れを洗浄できる。
また、芝刈機2は、芝刈り作業を実行する作業部14を備え、第1制御部20は、芝刈機本体2Aが洗浄されるように、作業部14を動作させる。
したがって、第1制御部20は、芝刈機本体2Aが洗浄されるように、作業部14を動作させるため、芝刈機本体2Aに付着した汚れを効率的に洗浄できる。
また、作業部14は、芝刈り作業を実行する刈刃ディスク141と、刈刃ディスク141を回転駆動する作業部駆動用モーター142と、を備え、第1制御部20は、作業部駆動用モーター142に刈刃ディスク141を回転駆動させる。
よって、第1制御部20は、作業部駆動用モーター142に刈刃ディスク141を回転駆動させるため、水道水を刈刃ディスク141によって散水することが可能となる。したがって、芝刈機本体2Aに付着した汚れを効率的に洗浄できる。
また、芝刈機2は、水道水を刈刃ディスク141に散布する散布部材144を備える。
よって、散布部材144が水道水を刈刃ディスク141に散布するため、水道水を刈刃ディスク141によって散水できる。したがって、芝刈機本体2Aに付着した汚れを効率的に洗浄できる。
また、散布部材144は、水道水を流出する開口QPを有し、第1制御部20は、作業部駆動用モーター142に散布部材144を回転駆動させる。
したがって、作業部駆動用モーター142が、開口QPを有する散布部材144を回転駆動するため、散布部材144から水道水を流出できる。
また、芝刈機2は、刈刃ディスク141を昇降する昇降機構16を備え、第1制御部20は、芝刈機本体2Aが洗浄されるように、昇降機構16を動作させる。
したがって、第1制御部20は、芝刈機本体2Aが洗浄されるように、昇降機構16を動作させるため、芝刈機本体2Aに付着した汚れを効果的に洗浄できる。
また、第1制御部20は、芝刈機本体2Aを洗浄するときに、昇降機構16に刈刃ディスク141を下降させる。
よって、第1制御部20は、芝刈機本体2Aを洗浄するときに、昇降機構16に刈刃ディスク141を下降させるため、ハウジング11の底面111と刈刃ディスク141との間の間隙が広くなる。したがって、ハウジング11の底面111に付着した汚れを効果的に洗浄できる。
また、第1制御部20は、芝刈機2が洗浄ステーション3に進入するときに、昇降機構16に刈刃ディスク141を上昇させる。
よって、第1制御部20は、芝刈機2が洗浄ステーション3に進入するときに、昇降機構16に刈刃ディスク141を上昇させるため、刈刃ディスク141が載置台33の上面に接触することを抑制できる。そこで、芝刈機2が洗浄ステーション3に容易に進入できる。
また、芝刈機2は、芝刈機本体2Aを走行駆動する走行用モーター15を備え、第1制御部20は、芝刈機本体2Aが洗浄されるように、走行用モーター15に芝刈機本体2Aを走行駆動させる。
したがって、第1制御部20は、芝刈機本体2Aが洗浄されるように、走行用モーター15に芝刈機本体2Aを走行駆動させるため、芝刈機本体2Aに付着した汚れを洗浄できる。
また、第1制御部20は、芝刈機本体2Aにおける洗浄対象の部位が洗浄ステーション3に配置された摺動部材35と摺動するように、走行用モーター15に芝刈機本体2Aを走行駆動させる。
したがって、第1制御部20は、芝刈機本体2Aにおける洗浄対象の部位が洗浄ステーション3に配置された摺動部材35と摺動するように、走行用モーター15に芝刈機本体2Aを走行駆動させるため、芝刈機本体2Aに付着した汚れを効果的に洗浄できる。
また、洗浄ステーション3には、芝刈機2に水道水を供給する給水部32が配置され、芝刈機2は、洗浄ステーション3に芝刈機2が配置されたときに、給水部32から水道水を受け取る受水部21を備える。
よって、洗浄ステーション3に芝刈機2が配置されたときに、受水部21が給水部32から水道水を受け取るため、芝刈機2に水道水を容易に供給できる。したがって、芝刈機本体2Aに付着した汚れを洗浄できる。
また、洗浄ステーション3には、芝刈機2に電力を供給する給電部34が配置され、芝刈機2は、バッテリー17と、洗浄ステーション3に芝刈機2が配置されたときに、給電部34から供給された電力でバッテリー17を充電する充電部26と、を備える。
したがって、洗浄ステーション3に芝刈機2が配置されたときに、給電部34から供給された電力でバッテリー17を充電する充電部26を備えるため、バッテリー17を容易に充電できる。
本実施形態では、洗浄システム100は、自律走行しながら芝刈り作業を実行する芝刈機2と、洗浄ステーション3と、を備える。洗浄ステーション3は、水道水を芝刈機2に供給する給水部32を備え、芝刈機2は、芝刈機本体2Aと、洗浄ステーション3から供給される水道水によって芝刈機本体2Aが洗浄されるように、芝刈機本体2Aの動作を制御する第1制御部20と、を備える。
したがって、第1制御部20が、洗浄ステーション3から供給される水道水によって芝刈機本体2Aが洗浄されるように、芝刈機本体2Aの動作を制御するため、芝刈機本体2Aに付着した汚れを洗浄できる。
また、洗浄ステーション3は、芝刈機本体2Aにおける洗浄対象の部位と摺動する摺動部材35を備え、芝刈機2は、芝刈機本体2Aを走行駆動する走行用モーター15を備え、第1制御部20は、芝刈機本体2Aにおける洗浄対象の部位が洗浄ステーション3に配置された摺動部材35と摺動するように、走行用モーター15に芝刈機本体2Aを走行駆動させる。
したがって、第1制御部20は、芝刈機本体2Aにおける洗浄対象の部位が洗浄ステーション3に配置された摺動部材35と摺動するように、走行用モーター15に芝刈機本体2Aを走行駆動させるため、芝刈機本体2Aに付着した汚れを効果的に洗浄できる。
また、芝刈機2は、洗浄ステーション3に芝刈機2が配置されたときに、給水部32から水道水を受け取る受水部21を備える。
よって、洗浄ステーション3に芝刈機2が配置されたときに、受水部21が給水部32から水道水を受け取るため、芝刈機2に水道水を容易に供給できる。したがって、芝刈機本体2Aに付着した汚れを洗浄できる。
また、洗浄ステーション3は、芝刈機2に電力を供給する給電部34を備え、芝刈機2は、バッテリー17と、洗浄ステーション3に芝刈機2が配置されたときに、給電部34から供給された電力でバッテリー17を充電する充電部26と、を備える。
したがって、洗浄ステーション3に芝刈機2が配置されたときに、給電部34から供給された電力でバッテリー17を充電する充電部26を備えるため、バッテリー17を容易に充電できる。
本実施形態では、芝刈機本体2Aを有し、自律走行しながら芝刈り作業を実行する芝刈機2と、洗浄ステーション3と、を備える洗浄システム100の制御方法は、洗浄ステーション3が、水道水を芝刈機2に供給し、芝刈機2の第1制御部20が、水道水によって芝刈機本体2Aが洗浄されるように、芝刈機本体2Aの動作を制御する。
したがって、洗浄ステーション3は、水道水を芝刈機2に供給し、水道水によって芝刈機本体2Aが洗浄されるように、芝刈機本体2Aの動作を制御するため、芝刈機本体2Aに付着した汚れを洗浄できる。
[6.他の実施形態]
本発明は上記実施形態の構成に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能である。
例えば、本実施形態では、「自律走行作業機」がロボット芝刈機2であるが、本発明の実施形態はこれに限定されない。「自律走行作業機」が自律走行しながら所定の作業を実行すればよい。例えば、「自律走行作業機」が、自律走行しながら除雪作業を行うロボット除雪機でもよい。
また、本実施形態では、「洗浄液」が水道水であるが、本発明の実施形態はこれに限定されない。「洗浄液」が水道水等の水に洗剤が添加されている形態でもよい。
また、本実施形態では、給水部32の流出開口323から流下した水道水を受水部21が受け取るが、本発明の実施形態はこれに限定されない。給水部32と受水部21とが係合することによって、給水部32から受水部21に水道水が供給される形態でもよい。例えば、給水部32が凹部材を備え、受水部21が凹部材に係合する凸部材を備え、凸部材が凹部材に係合することによって、給水部32から受水部21に水道水が供給される。
また、例えば、洗浄ステーション3の載置台33が、高圧水を噴射するノズルを備え、第1制御部20が、芝刈機本体2Aにおける洗浄対象の部位に向けて高圧水が噴射されるように、走行用モーター15に芝刈機本体2Aを走行駆動させる形態でもよい。
また、本実施形態では、洗浄ステーション3と芝刈機2とが無線通信するが、本発明はこれに限定されない。洗浄ステーション3と芝刈機2とが通信すればよい。例えば、洗浄ステーション3と芝刈機2とが有線通信してもよい。具体的には、制御基板31と第1制御部20とを通信可能に接続する通信線が配置され、通信線を介して、制御基板31と第1制御部20とが通信してもよい。また、例えば、制御基板31と第1制御部20とが、電力線を介して、いわゆる電力線通信を実行してもよい。
また、図2及び図3等に示した各機能ブロックのうち少なくとも一部は、ハードウェアで実現してもよいし、ハードウェアとソフトウェアの協働により実現される構成としてもよく、図に示した通りに独立したハードウェア資源を配置する構成に限定されない。
また、第1制御部20が実行する制御プログラムは、メモリー内の他の記憶部に記憶されてもよい。また、外部の装置に記憶された制御プログラムを、通信部等を介して取得して実行する構成としてもよい。
また、図5に示すフローチャートの処理単位は、第1制御部20の処理を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものである。図5に示すフローチャートに示す処理単位の分割の仕方や名称によって実施形態が制限されることはない。また、第1制御部20の処理は、処理内容に応じて、さらに多くの処理単位に分割することもできるし、1つの処理単位がさらに多くの処理を含むように分割することもできる。また、上記のフローチャートの処理順序も、図示した例に限られるものではない。
1 芝刈システム
2 ロボット芝刈機、芝刈機(自律走行作業機)
3 洗浄ステーション
11 ハウジング
12 前輪
13 後輪
14 作業部
15 走行用モーター(第2駆動部)
16 昇降機構(昇降部)
17 バッテリー(蓄電池)
20 第1制御部(制御部)
21 受水部
22 第1流路
25 第1通信部
26 充電部
2A 芝刈機本体
30 アーチ部材
31 制御基板
32 給水部
33 載置台
34 給電部
35 摺動部材
36 電動バルブ
100 洗浄システム
111 底面
141 刈刃ディスク(作業部材)
142 作業部駆動用モーター(第1駆動部)
144 散布部材
211 上面開口
311 第2制御部
312 第2通信部
321 流入開口
322 第2流路
323 流出開口
351 第1摺動部材
352 第2摺動部材
353 第3摺動部材
DF 前方向
DR 後方向
QP 開口
T1 第1時間
T2 第2時間

Claims (17)

  1. 自律走行しながら所定の作業を実行する自律走行作業機であって、
    作業機本体と、
    洗浄ステーションから供給される洗浄液によって前記作業機本体が洗浄されるように、前記作業機本体の動作を制御する制御部と、を備える、自律走行作業機。
  2. 前記所定の作業を実行する作業部を備え、
    前記制御部は、前記作業機本体が洗浄されるように、前記作業部を動作させる、請求項1に記載の自律走行作業機。
  3. 前記作業部は、
    前記所定の作業を実行する作業部材と、
    前記作業部材を回転駆動する第1駆動部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記第1駆動部に前記作業部材を回転駆動させる、請求項2に記載の自律走行作業機。
  4. 前記洗浄液を前記作業部材に散布する散布部材を備える、請求項3に記載の自律走行作業機。
  5. 前記散布部材は、前記洗浄液を流出する開口を有し、
    前記制御部は、前記第1駆動部に前記散布部材を回転駆動させる、請求項4に記載の自律走行作業機。
  6. 前記作業部材を昇降する昇降部を備え、
    前記制御部は、前記作業機本体が洗浄されるように、前記昇降部を動作させる、請求項3から5のいずれか1項に記載の自律走行作業機。
  7. 前記制御部は、前記作業機本体を洗浄するときに、前記昇降部に前記作業部材を下降させる、請求項6に記載の自律走行作業機。
  8. 前記制御部は、前記自律走行作業機が前記洗浄ステーションに進入するときに、前記昇降部に前記作業部材を上昇させる、請求項6又は請求項7に記載の自律走行作業機。
  9. 前記作業機本体を走行駆動する第2駆動部を備え、
    前記制御部は、前記作業機本体が洗浄されるように、前記第2駆動部に前記作業機本体を走行駆動させる、請求項1から8のいずれか1項に記載の自律走行作業機。
  10. 前記制御部は、前記作業機本体における洗浄対象の部位が前記洗浄ステーションに配置された摺動部材と摺動するように、前記第2駆動部に前記作業機本体を走行駆動させる、請求項9に記載の自律走行作業機。
  11. 前記洗浄ステーションには、前記自律走行作業機に前記洗浄液を供給する給水部が配置され、
    前記洗浄ステーションに前記自律走行作業機が配置されたときに、前記給水部から前記洗浄液を受け取る受水部を備える、請求項1から10のいずれか1項に記載の自律走行作業機。
  12. 前記洗浄ステーションには、前記自律走行作業機に電力を供給する給電部が配置され、
    蓄電池と、
    前記洗浄ステーションに前記自律走行作業機が配置されたときに、前記給電部から供給された電力で前記蓄電池を充電する充電部と、を備える、請求項1から11のいずれか1項に記載の自律走行作業機。
  13. 自律走行しながら所定の作業を実行する自律走行作業機と、洗浄ステーションと、を備える洗浄システムであって、
    前記洗浄ステーションは、洗浄液を前記自律走行作業機に供給する給水部を備え、
    前記自律走行作業機は、
    作業機本体と、
    前記洗浄液によって前記作業機本体が洗浄されるように、前記作業機本体の動作を制御する制御部と、を備える、洗浄システム。
  14. 前記洗浄ステーションは、前記作業機本体における洗浄対象の部位と摺動する摺動部材を備え、
    前記自律走行作業機は、前記作業機本体を走行駆動する第2駆動部を備え、
    前記制御部は、前記洗浄対象の部位が前記摺動部材と摺動するように、前記第2駆動部に前記作業機本体を走行駆動させる、請求項13に記載の洗浄システム。
  15. 前記自律走行作業機は、前記洗浄ステーションに前記自律走行作業機が配置されたときに、前記給水部から前記洗浄液を受け取る受水部を備える、請求項13又は請求項14に記載の洗浄システム。
  16. 前記洗浄ステーションは、前記自律走行作業機に電力を供給する給電部を備え、
    前記自律走行作業機は、
    蓄電池と、
    前記洗浄ステーションに前記自律走行作業機が配置されたときに、前記給電部から供給された電力で前記蓄電池を充電する充電部と、を備える、請求項13から15のいずれか1項に記載の洗浄システム。
  17. 作業機本体を有し、自律走行しながら所定の作業を実行する自律走行作業機と、洗浄ステーションと、を備える洗浄システムの制御方法であって、
    前記洗浄ステーションは、洗浄液を前記自律走行作業機に供給し、
    前記自律走行作業機の制御部は、前記洗浄液によって前記作業機本体が洗浄されるように、前記作業機本体の動作を制御する、洗浄システムの制御方法。
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